JP2004053157A - 圧力切換弁 - Google Patents

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小倉 鉄也
Toshio Uchida
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    • F25B2309/1424Pulse tubes with basic schematic including an orifice and a reservoir

Abstract

【課題】バルブ機構内の回転体の組立を容易とし、長寿命化を図る。
【解決手段】流路を切換えるための回転側バルブ50がベアリング36に保持された圧力切換弁14において、回転側バルブ50とベアリング36の間に弾性体60、62を挿入し、前記回転側バルブ50の回転によりベアリング36が確実に回転するようにする。
【選択図】   図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流路を切換えるための回転体がベアリングに保持された圧力切換弁に係り、特に、パルス管冷凍機やギフォード・マクマホンサイクル(GM)冷凍機に用いるのに好適な、バルブ機構内のベアリングと回転体の組立が容易で、しかも長寿命の圧力切換弁、該圧力切換弁を用いた冷凍機、及び、該冷凍機を用いた低温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パルス管冷凍機においては、図1に示す如く、作動ガス(冷媒ガス)を吸引する吸引口10A、及び、該吸引口10Aから吸引された作動ガスを圧縮して吐出する吐出口10Bを有するガス圧縮機(以下、単に圧縮機と称する)10と、高温端(図の上端)と低温端(図の下端)が画定され、内部にガス流路を有し、内部を流れる作動ガスと熱交換を行なう蓄冷器12A、同じく高温端と低温端が画定され、内部空洞を有するパルス管12B、前記蓄冷器12A内のガス流路と前記パルス管12B内の内部空洞を連結させるガス流路を有するコールドステージ12Cを有するパルス管冷凍機(以下、単に冷凍機とも称する)12と、前記圧縮機10の吐出口10B、吸引口10A、及び、前記蓄冷器12Aの高温端に接続され、前記吸引口10Aと蓄冷器12Aの高温端を連結させるガス回収状態、前記吐出口10Bと蓄冷器12Aの高温端を連結させるガス供給状態を取り得る圧力切換弁(バルブユニットとも称する)14が備えられている。図において、16は低圧配管、18は高圧配管、20は冷凍機側管路、22はオリフィス、24はバッファタンクである。
【0003】
前記ガス回収及び供給状態のサイクルを発生させるバルブユニット14は、例えば図2(縦断面図)及び図3(分解斜視図)に示す如く構成されている。
【0004】
即ち、高圧配管18の継手18A側は、フレキシブルチューブ等の管により、圧縮機10の高圧側吐出口10Bに接続され、他端はバルブユニット14に接続される。
【0005】
該バルブユニット14は、高圧配管18と接続される高圧流路14Aを有し、ここを介して、固定側のバルブ本体30を有する穴部へ接続されている。
【0006】
又、バルブ本体30の冷凍機側流路30Aと対応する箇所に冷凍機流路14Bが設けられ、該冷凍機流路14Bは、図示しない継手、チューブ等を介して、外部の冷凍機と接続される。
【0007】
前記バルブ本体30は、バルブユニット14内部の穴部に挿入されており、バルブ押えピン32(図3参照)によってバルブユニット14と接続され、回転が防止されているが、軸方向には摺動可能とされている。
【0008】
バルブ本体30の中央部には、高圧流路30Bが穿設されている。又、バルブユニット14の冷凍機流路14Bと接続して冷凍機へ冷媒ガスを流すためのバルブ側流路30C及び前記冷凍機側流路30Aが設けられている。
【0009】
前記バルブ本体30と接するように、回転体であるバルブプレート34が設けられている。このバルブプレート34のバルブ本体30と接する面には、直管状の低圧流路34A及び星型状の高圧流路34Bが設けられ、それぞれバルブ本体30の高圧流路30Bやバルブ側流路30Cと挿通して、冷媒ガスの方向を交互に切換えるようにされている。
【0010】
該バルブプレート34は、そのバルブ本体30側外径にフランジ部34Fを有し、ここで嵌め込まれたベアリング36端面の押圧によって軸方向の位置決めがなされる。
【0011】
前記バルブプレート34には、そのピン穴34Dに挿通してバルブクランク40の回転トルクを伝えるためのバルププレートピン38が設けられている。
【0012】
内部にバルブプレート34を挟み込んだ前記ベアリング36は、ベアリング押え42によって押えられ、ボルト44によってバルブユニット14へ押圧される。
【0013】
前記バルブクランク40は、中心にモータ軸46Aを有し、外周側に穴を開けてバルブプレートピン38が挿入され、該バルブプレートピン38を介して、モータ軸46Aの回転トルクをバルブプレート34に伝える。
【0014】
前記モータ軸46Aはモータ46の回転トルクを出力する。該モータ46は、モータ押え48によって押圧され、内部の隙間に冷凍機から戻ってきた冷媒ガスを通すようにされている。
【0015】
低圧配管16は、モータ46の内部と圧縮機10の低圧側吸引口10Aとを接続する。
【0016】
このようなバルブユニットの動作は次のとおりである。
【0017】
(1)圧縮機によって高圧に圧縮された冷媒ガスは、高圧配管18を介して、高圧流路14Aよりバルブユニット14の内部に流入する。
【0018】
(2)冷媒ガスの一部は、バルブ本体30の端面を押圧し、摩擦係数の低い処理を施してある摺動体31を介して、バルブ本体30をバルブプレート34に押し付けた後、バルブ本体30中央の高圧流路30Bを通ってバルブプレート34端面の星型で溝状の高圧流路34Bに到達し、中央部から円周部へと流れる。
【0019】
(3)バルブプレート34は、モータ軸46A、バルブクランク40、バルブプレートピン38によって回転トルクを与えられる。すると、高圧流路34Bの円周部がバルブ本体30のバルブ側流路30Cと合致したとき、バルブ側流路30C、冷凍機側流路30A、冷凍機流路14Bを介して、高圧の冷媒ガスが冷凍機に達する。
【0020】
(4)回転するバルブプレート34の低圧流路34Aがバルブ本体30のバルブ側流路30Cと合致したとき、断熱膨張した冷凍機の冷媒ガスは、冷凍機流路14B、冷凍機側流路30A、バルブ側流路30Cを介して、バルブプレート34を通過する。その後、モータ46のボディへ流入し、低圧配管16の先に接続された圧縮機低圧側へ戻る。
【0021】
このようなパルス管冷凍機は、低温部に機械的な可動部がなく、構造も簡単である。そのため、メンテナンスは、機械的可動部のあるバルブ機構(14)内のシール材や消耗部品の交換のみとなる。
【0022】
従来のバルブ機構では、図4(バルブプレート部分の分解斜視図)及び図5(組み込んだ状態の断面図)に示すベアリング36の内径dと、回転体であるバルブプレート34の外径d´との交差が重要であり、機構上、外径d´を内径dになるべく近くする必要がある。即ち、d>d´であればバルブプレート34を容易にベアリング36に挿入することができるが、ベアリング36とバルブプレート34が安定接触しないため、ベアリングの機能を果たさず、特に偏心していると、バルブプレート34の材質によっては、当たったところが部分的に削れたり、あるいは焼き付きによる変形が発生し、寿命が著しく低下する。逆に、d<d´であると、バルブプレート34をベアリング36に挿入することができない。dがd´とほぼ等しいことが望ましいが、材質によっては加工時の環境温度を非常に厳しく管理する必要があったり、交差がきつ過ぎる場合には、組立が非常に難しくなり、専用治具が必要になって、作業性が悪くなるという問題点を有していた。
【0023】
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたもので、バルブ機構内のベアリングと回転体を容易に組立てることができ、長寿命なバルブ機構を提供することを課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、流路を切換えるための回転体がベアリングに保持された圧力切換弁において、前記回転体とベアリングの間に弾性体を挿入し、前記回転体の回転によりベアリングが確実に回転するようにして、前記課題を解決したものである。
【0025】
又、前記回転体に、前記弾性体を保持するための凹部を形成して、弾性体が確実に保持されるようにしたものである。
【0026】
又、前記凹部を、半円形の断面形状を有する溝としたものである。
【0027】
あるいは、前記回転体に、前記弾性体を接着したものである。
【0028】
又、前記弾性体をOリングとしたものである。
【0029】
本発明は、又、前記の圧力切換弁を備えた冷凍機を提供するものである。
【0030】
又、前記の冷凍機を用いた低温装置を提供するものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0032】
本発明の第1実施形態は、図6(回転側バルブ部分の分解斜視図)及び図7(組み込んだ状態の断面図)にバルブ機構の要部を示す如く、従来例のバルブプレート34に代わる回転体である回転側バルブ50とベアリング36の間にゴム製のOリング60を挿入し、前記回転側バルブ50の回転によりベアリング36が確実に回転するようにしたものである。
【0033】
図において、50Gは、Oリング60を保持するための、回転側バルブ50の外周に形成された、半円形の断面形状を有する溝(Oリング溝と称する)である。
【0034】
前記ベアリング36の内径dは、回転側バルブ50の外径d´よりも大とされる。
【0035】
本実施形態においては、ベアリング36の内径dが回転側バルブ50の外径d´よりも大とされているので、回転側バルブ50を容易にベアリング36に挿入することができる。なお、ベアリング36と回転側バルブ50は接触しないが、回転側バルブ50に配設されたOリング60がインナーベアリングと接触するため、回転側バルブ50の回転によりベアリング36が確実に回転し、ベアリング機能を果たす。又、回転側バルブ50は、図7の上下方向の荷重により、回転を維持しながら、回転軸方向(図7の上下方向)に移動可能である。
【0036】
なお、第1実施形態では、Oリングが1本とされていたが、図8に示す第2実施形態のように、Oリング60を複数本(図8では2本)としてもよい。材質もゴムに限定されず、例えば軟質塩化ビニールであってもよい。
【0037】
又、弾性体の種類もOリングに限定されず、図9に示す第3実施形態の如く、例えば回転側バルブ50の長手方向に溝を掘って、棒状の弾性体62を接着したり、開き方向のバイアスがかけられた金属製のC字状ワッシャを用いることもできる。
【0038】
次に、図10(縦断面図)及び図11(分解斜視図)を参照して、本発明に係るバルブ機構の第1実施形態を有する圧力切換弁の実施例の全体構成について説明する。
【0039】
本実施例において、管等により、図1に示した圧縮機10と接続される高圧配管18は、バルブユニット14に内蔵されるモータ46側に接続されている。
【0040】
該モータ46はバルブユニット14内部に固定され、モータ軸ピン47を設けたモータ軸46Aを、回転側バルブ50のモータ軸溝50Aに挿入する。このとき、モータ軸46Aと回転側バルブ50間には遊びがあり、回転側バルブ50は軸方向に摺動可能である。
【0041】
前記回転側バルブ50を回転自在に保持するためのベアリング36は、ボルト44を用いて、ベアリング押え42によりバルブユニット14に固定される。
【0042】
前記ベアリング36は、図7に示したように、内部に回転側バルブ50が挿入され、Oリング60の作用によって、軸方向に適度な摺動状態を、インナーベアリングとは固定した状態を得る。
【0043】
前記回転側バルブ50は、外周に断面半円形状のOリング溝50Gが形成され、該Oリング溝50GにOリング60が嵌められた状態で、ベアリング36に挿入される。又、モータ軸溝50Aは、モータ軸46Aの回転トルクを受け、回転側バルブ50を一方向へ回転する。
【0044】
モータ46側と、従来のバルブ本体に代わる固定側バルブ52を連通する高圧流路50Bは、図11に示した如く、固定側バルブ52側端面で見て、冷凍機側流路52Bが配設された直径と同寸法に均等に配置される。
【0045】
回転側バルブ50の低圧流路50Cは、中央から円周方向の三方へ延びる溝であり、円周部分の直径は、冷凍機側流路52Bの直径と一致している。
【0046】
又、回転側バルブ50の摺動面50Dは、固定側バルブ52と接する箇所で、低摩擦の表面処理が施されている。
【0047】
前記固定側バルブ52は、回転側バルブ50と接する側にフランジ部52Fを有し、このフランジ部52Fにある固定穴52Gにボルト54を通してバルブユニット14に固定されている。
【0048】
前記固定側バルブ52は、回転側バルブ50と冷凍機側配管20を連通する冷凍機側流路52Aを有する。又、固定側バルブ52の中央には、回転側バルブ50側に開口した低圧流路52Bが設けられ、この低圧流路52Bは、軸方向に穿設され、略中央部で半径方向の3方向の放射状に分かれる放射状流路52Cを有する。
【0049】
前記バルブユニット14の放射状流路52Cと当接する部分には、円周状に溝14Dが設けられ、低圧側流路14Cと接続され、該低圧配管側流路14Cが低圧配管16と接続されている。
【0050】
前記固定側バルブ52の冷凍機側配管20側端部には、バルブユニット14を円錐状に絞った形状の冷凍機側流路14Eが設けられ、前記冷凍機側配管20と接続されている。
【0051】
以下、実施例の作用を説明する。
【0052】
(1)図示しない圧縮機により高圧にされた冷媒ガスは、高圧配管18を通過して、バルブユニット14内部のモータ46側に流入する。
【0053】
(2)バルブユニット14内部の高圧の冷媒ガスは、回転側バルブ50を固定側バルブ52側へ押圧する。
【0054】
(3)モータ46は、モータ軸46Aを介して回転側バルブ50を回転させる。該回転側バルブ50の高圧流路50Bが固定側バルブ52の冷凍機側流路52Aと合致したとき、高圧の冷媒ガスは、回転側バルブ50、固定側バルブ52を通過し、冷凍機側流路14E及び冷凍機側配管20を介して、図示しない冷凍機へ導かれる。
【0055】
(4)冷凍機で膨張したガスは、回転側バルブ50の低圧流路50Cの円周部と固定側バルブ52の冷凍機側流路52Aが合致したとき、冷凍機側配管20、バルブユニット14の冷凍機側流路14Eを介して、再び固定側バルブ52の冷凍機側流路52Aを通過し、低圧流路50Cの円周部からその中央部を経て、固定側バルブ52の低圧流路52Bに流入する。その後、放射状流路52Cを経て、バルブユニット14の低圧配管側流路14Cに入る。
【0056】
(5)該低圧配管側流路14Cを通過した冷媒ガスは、低圧配管16を経て、圧縮機の低圧側へ戻る。
【0057】
本実施例によれば、ベアリング36に冷媒ガスの圧力がかからないため、ベアリングの長寿命化を図れる。又、回転側バルブ50と固定側バルブ52のバルブ当たり面での漏れが減少し、到達温度低下、到達時間減少等の性能向上を図ることができる。
【0058】
なお、前記実施形態においては、本発明が、パルス管冷凍機に適用されていたが、本発明の適用対象はこれに限定されず、特許第2617681号に記載されたGM冷凍機のロータリー弁等、他の極低温冷凍機の圧力切換弁にも用いることができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、ベアリングに回転体を直接接触させることがないため、回転体外径の公差をベアリングの内径に対して緩くすることができ、組立が容易となる。又、回転体とベアリングが直接接触していないため、回転体の削れや変形が起こらず、寿命も長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象であるパルス管冷凍機の一例の全体構成を示すブロック図
【図2】従来の圧力切換弁の全体構成を示す断面図
【図3】同じくバルブ機構の要部を示す分解斜視図
【図4】従来の問題点を説明するためのバルブプレート部分の分解斜視図
【図5】同じくバルブプレートとベアリングを組立てた状態を示す断面図
【図6】本発明の第1実施形態における回転側バルブ部分を示す分解斜視図
【図7】同じく回転側バルブとベアリングを組立てた状態を示す断面図
【図8】本発明の第2実施形態の回転側バルブを示す斜視図
【図9】同じく第3実施形態の回転側バルブを示す斜視図
【図10】本発明に係る回転側バルブの第1実施形態が採用された圧力切換弁の実施例の全体構成を示す断面図
【図11】同じくバルブ機構の要部を示す分解斜視図
【符号の説明】
36…ベアリング
46…モータ
50…回転側バルブ
50G…Oリング溝
52…固定側バルブ
60…Oリング
62…弾性体

Claims (7)

  1. 流路を切換えるための回転体がベアリングに保持された圧力切換弁において、
    前記回転体とベアリングの間に弾性体が挿入され、
    前記回転体の回転によりベアリングが確実に回転するようにされていることを特徴とする圧力切換弁。
  2. 前記回転体に、前記弾性体を保持するための凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力切換弁。
  3. 前記凹部が、半円形の断面形状を有する溝であることを特徴とする請求項2に記載の圧力切換弁。
  4. 前記回転体に、前記弾性体が接着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力切換弁。
  5. 前記弾性体がOリングであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の圧力切換弁。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の圧力切換弁を備えたことを特徴とする冷凍機。
  7. 請求項6に記載の冷凍機を用いたことを特徴とする低温装置。
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