JPH10292716A - 引戸式筐体における引戸固定保持装置 - Google Patents
引戸式筐体における引戸固定保持装置Info
- Publication number
- JPH10292716A JPH10292716A JP10298597A JP10298597A JPH10292716A JP H10292716 A JPH10292716 A JP H10292716A JP 10298597 A JP10298597 A JP 10298597A JP 10298597 A JP10298597 A JP 10298597A JP H10292716 A JPH10292716 A JP H10292716A
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- JP
- Japan
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- sliding door
- door
- sliding
- sash
- closed
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- Pending
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
定保持させる。 【解決手段】 レール3の上面における引戸4を閉じた
時に、戸車10、11、12が乗る個所に、戸車10、
11、12が落ち込む凹み13、14、15を設ける。
Description
引戸式筐体において、引戸を閉じた際、引戸を閉塞位置
に確実に固定保持させる装置に関する。
戸は筐体に衝突した反動により逆走し、また筐体が振動
や衝撃を受けると、完全に閉じた引戸も、揺れ動いて開
いてしまうことがある。
ため、ラッチ装置により引戸を固定保持するようにした
ものが知られているが、このものは、開閉操作が面倒で
あり、かつ部品点数が増えるため、コスト的に不利であ
る。
開くことはなく、しかも構成が簡単で安価に製作しうる
ようにした、引戸式筐体における引戸の固定保持装置を
提供することを目的としている。
うにして上記課題は解決される。 (1) 戸車によりレール上を走行するようにした引戸を
備える筐体において、レールの上面における引戸の閉塞
時に戸車が乗る個所に、戸車が落ち込む凹みを形成す
る。
引戸の閉止方向と反対側である内側面を緩傾斜面とし、
引戸の閉塞時、戸車がこの傾斜面に乗って、引戸に閉止
方向の分力を与えるようにする。
形態を示すもので、前面開口する引戸式筐体(1)の下枠
(2)の上面前端には、図3及び図7に示すような3本の
レール(3a)(3b)(3c)を備える複線レール(3)が敷設され
ている。
(4)(5)(6)は、ガラス板(7)の下端に下框(8)を嵌合
固着したものであり、右側の引戸(4)と左側の引戸(6)
は左右対称をなし、引戸(4)の下框(8)の前面における
右端部と、引戸(6)の下框(8)の前面における左端部と
には、それぞれ把手(9)(9)が突設されている。
である開放側と、内側端である重合側には、それぞれ2
個及び1個の戸車(10)(11)(12)が枢設されている。図示
は省略したが、中央の引戸(5)の下框(8)には、左右1
対の戸車(図示略)が設けられている。
レール(3)の前レール(3a)に、中央の引戸(5)の戸車は
中央レール(3b)に、左側の引戸(6)の戸車(10)(11)(12)
は後レール(3b)に、それぞれ乗っており、各引戸(4)
(5)(6)は、レール(3)上を左右方向に移動しうるよう
になっている。
上面における、引戸(4)(6)が閉塞した際に、各戸車(1
0)(11)(12)が乗る個所には、長さが戸車(10)(11)(12)の
直径より若干短寸の浅い円弧状の凹み(13)(14)(15)が設
けられている。
態の作動を、右側の引戸(4)を中心として説明する。
を閉じると、引戸(4)の右側端が筐体(1)の側枠(16)に
当接した時に、戸車(10)(11)(12)が凹み(13)(14)(15)の
内側面、すなわち引戸(4)の開放側と反対側の緩傾斜部
(13a)(14a)(15a)に乗るようになる(図5、図8参照)。
筐体(1)が振動や衝撃により揺れ動いても、図5に示す
ように、戸車(10)(11)(12)が前レール(3a)の凹み(13)(1
4)(15)に嵌入し、かつ内側面の緩傾斜部(13a)(14a)(15
a)に乗るので、引戸(4)が、反動や揺れにより左方へ走
行して開くことはない。
に引いて、各戸車(10)(11)(12)を凹み(13)(14)(15)から
脱出させてから、引戸(4)を左方に引くようにする。図
6に示すように、戸車(10)が凹み(14)を通過する際に
は、残りの2個の戸車(11)(12)がレール(3a)の上面に載
置されているので、戸車(10)は凹み(14)に落ち込むこと
なく、凹み(14)を円滑に通過することができる。
た際には、戸車(10)(11)は凹み(15)に落ち込むことな
く、凹み(15)を円滑に通過するようになる。
から中央の引戸(5)を連動させる手段(図示略)が設けら
れるが、本発明には直接関係しないため、それについて
詳細な説明は省略する。
がレールに設けた凹みに嵌入するので、引戸を高速で閉
じても、また筐体が振動や衝撃を受けても、反動や揺れ
により引戸が開くことはない。しかも、構成が簡単で特
殊の部材を必要とせず、容易かつ安価に製作することが
できる。
た際、その自重により、閉止方向への分力が引戸に加え
られるので、閉止効果はさらに増強される。
要部の正面図である。
正面図である。
である。
の縦断面図である。
の拡大正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 戸車によりレール上を走行するようにし
た引戸を備える筐体において、レールの上面における引
戸の閉塞時に戸車が乗る個所に、戸車が落ち込む凹みを
形成したことを特徴とする引戸式筐体における引戸固定
保持装置。 - 【請求項2】 凹みにおける引戸の閉止方向と反対側で
ある内側面を緩傾斜面とし、引戸の閉塞時、戸車がこの
傾斜面に乗って、引戸に閉止方向の分力を与えるように
した請求項1記載の引戸式筐体における引戸固定保持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10298597A JPH10292716A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 引戸式筐体における引戸固定保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10298597A JPH10292716A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 引戸式筐体における引戸固定保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10292716A true JPH10292716A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14342016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10298597A Pending JPH10292716A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 引戸式筐体における引戸固定保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10292716A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010078677A1 (zh) * | 2008-12-30 | 2010-07-15 | Pan Huilan | 储物柜组 |
CN112205773A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-01-12 | 王杰 | 一种基于文件管理安全防护的文件柜挪动报警装置 |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP10298597A patent/JPH10292716A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010078677A1 (zh) * | 2008-12-30 | 2010-07-15 | Pan Huilan | 储物柜组 |
CN112205773A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-01-12 | 王杰 | 一种基于文件管理安全防护的文件柜挪动报警装置 |
CN112205773B (zh) * | 2020-11-02 | 2022-02-01 | 佛山市钢堡柜业有限公司 | 一种基于文件管理安全防护的文件柜挪动报警装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040409 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050530 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050726 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050913 |