JP2000000696A - 鉛直型ベイリングプレス用のシャフトドア - Google Patents
鉛直型ベイリングプレス用のシャフトドアInfo
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Abstract
にしゅう動ドアとして構成された装入シャフトドアの利
点が保証されるようにする。 【解決手段】 プレスシャフトドア(2)に案内装置が
設けられている。この案内装置によって、装入シャフト
ドア(4)がプレスシャフトドア(2)のドア平面に対
してほぼ平行に、閉鎖位置と開放位置との間でしゅう動
可能である。装入シャフトドア(4)は開放位置におい
て、プレスシャフトドア(2)の外形寸法内に完全に位
置せしめられる。
Description
を有するプレスシャフトドアと、それによって装入シャ
フト開口が閉鎖可能であるところの装入シャフトドアと
を有している形式の鉛直型ベイリングプレス用のシャフ
トドア並びにこのようなシャフトドアを有しているベイ
リングプレスに関する。
グプレスはプレスシャフトドアとその上方にある装入シ
ャフト開口とを有しており、この装入シャフト開口は装
入シャフトドアによって閉鎖可能である。装入シャフト
ドアはプレスシャフトドアの上方で、プレスケーシング
に固定された案内レール内をしゅう動可能に案内されて
おり、装入シャフト開口を開くために上方に向かってし
ゅう動させることができる。この場合案内レールはプレ
スケーシングのふたを超えて上方に向かって延びてお
り、したがってこの公知のベイリングプレスは、ベイリ
ングプレスの上方に充分なスペースがあるような設置場
所を必要とする。もちろん、このベイリングプレスのし
ゅう動ドアとして構成された装入シャフトドアは、前方
に向かって突出旋回可能な装入シャフトドアが存在して
いないという利点を提供する。前方に向かって突出旋回
可能な装入シャフトドアが存在していると、圧縮すべき
ごみを装入シャフト内に装入する場合に邪魔になること
がある。
なスペースしかない場合には、常に、特にベイリングプ
レスの構造高さを可及的にわずかにすることが必要であ
る。
は、所要スペースが可及的にわずかで、かつ同時にしゅ
う動ドアとして構成された装入シャフトドアの利点を保
証するような、ベイリングプレス用のシャフトドア並び
にこのようなシャフトドアを有するベイリングプレスを
創出することである。
に本発明によれば、装入シャフト開口を有するプレスシ
ャフトドアと、それによって装入シャフト開口が閉鎖可
能であるところの装入シャフトドアとを有している形式
の鉛直型ベイリングプレス用のシャフトドアを次のよう
に構成することを提案する。すなわち、プレスシャフト
ドアに案内装置が設けられており、この案内装置によっ
て、装入シャフトドアがプレスシャフトドアのドア平面
に対してほぼ並行に、閉鎖位置と開放位置との間でしゅ
う動可能であり、その際装入シャフトドアは開放位置に
おいて、プレスシャフトドアの外形寸法内に完全に位置
せしめられるようにするのである。このしゅう動ドアと
して構成された装入シャフトドアは、要するに、装入シ
ャフト開口を閉鎖するために下方から上方にしゅう動せ
しめられる。
イリングプレスの設置場所を、プレスシャフトドアの幅
若しくは高さにほぼ等しいプレスケーシングの外形寸法
よりも幅広くすることも、また高くすることも必要でな
いということである。完全に開いた状態では、装入シャ
フトドアは装入シャフト開口の下方でプレスシャフトド
アの本体にほぼ面接触している。装入シャフトドアは前
方に旋回せしめられるのではなく、下方に向かってしゅ
う動せしめられるので、ベイリングプレスの直前におけ
る圧縮すべきごみの取り扱いが、過度に前方に突出する
装入シャフトドアによって妨げられることはない。更
に、ベイリングプレス内にあるごみ材料が装入シャフト
ドアの閉鎖の際に締め付けられることはなく、閉鎖中に
プレス内に押し動かされる。装入シャフトドアは開放位
置においてはプレスシャフトドアの前にあり、装入シャ
フトドアの上縁は装入シャフト開口の下縁とほぼ同じ高
さに位置することができるので、有利には、装入シャフ
トドアの厚さとプレスシャフトドアの厚さとの合計にほ
ぼ等しい奥行きの作業テーブルが形成される。この形式
で形成される作業テーブルは、水平軸線を中心にして9
0°だけ前方に突出旋回せしめられるシャフトドアのよ
うにベイリングプレスの前方に大きく突出することはな
い。
置は有利には、2つの案内軌道ユニットから成ってお
り、これらの案内軌道ユニットはそれぞれ鉛直に延びて
プレスシャフトドアの外側範囲に配置されている。案内
シャフトドアはその側方の各端面に少なくとも1つの軌
道追従体を有しており、この軌道追従体はそれぞれの案
内軌道ユニットの案内軌道によって案内されている。軌
道追従体は装入シャフトドアの上側範囲にあり、案内軌
道は、装入シャフトドアが開放運動中に装入シャフトド
アの最大厚さよりもわずかに大きい寸法だけ前方に向か
ってずらされるような、形状を有している。
なくともその下縁の一部で装入シャフト開口の上縁に接
触し、これによって装入シャフト開口内で保持されるよ
うにすることができる。有利には装入シャフトドアは、
しかしながら、単にその上側範囲においてだけではなし
に、その下側範囲においても案内される。このために2
つの別の案内軌道を設けて、これらの別の案内軌道によ
って2つの別の軌道追従体が案内されているようにする
ことができる。これらの別の軌道追従体は装入シャフト
ドアの下側範囲に配置されていて、両方の案内軌道ユニ
ットの内部で鉛直に支えられることができ、これによっ
て装入シャフトドアを装入シャフト開口の上縁に支える
ことは必要でない。
道体から成ることができ、これらの案内軌道体の幾何学
的形状が装入シャフトドアの上側範囲及び下側範囲に配
置された軌道追従体のための案内軌道を定める。案内軌
道ユニットは、しかしながら、一体的に構成することも
でき、その場合には、案内軌道が個々の案内軌道体をプ
レスシャフトドアに組み付けることによって初めて形成
されるのではない。
案内軌道体はその下側範囲に1つのストッパを有してお
り、このストッパは装入シャフトドアを開放位置で保持
する。装入シャフトドアが閉鎖位置で装入シャフト開口
の下縁上に位置しない場合は、最も下方の案内軌道体は
その上側範囲に付加的に1つのストッパを備えることが
でき、このストッパは装入シャフトドアを閉鎖位置で保
持する。
軌道はプレスシャフトドアの外面のところにまで達して
おり、プレスシャフトドアのそこの範囲はその都度上方
の軌道追従体のためのストッパを形成しており、装入シ
ャフトドアが閉鎖位置にある場合にこの上方の軌道追従
体が該ストッパに接触し、かつこのストッパはほぼ、装
入シャフトドアの開放の始めに生ずる旋回運動の回転点
を形成する。
フトドアの下側の範囲を装入シャフト開口から前方に向
かって充分に引き出し、次いで装入シャフトドアを下方
に向かって押し下げ得るようにするためである。
係止装置によって、装入シャフトドアはプレスシャフト
ドアに係止することができる。この係止装置は例えば装
入シャフトドアに枢着された2つの閉鎖レバーから成
り、これらの閉鎖レバーは旋回によって係止位置にもた
らすことができ、この係止位置において閉鎖レバーはプ
レスシャフトドアに固定されている係止エレメントに係
合する。この場合閉鎖レバーの操作は互いに無関係に行
うことができるが、しかし有利には両方の閉鎖レバーを
結合する結合棒が設けられ、この結合棒は閉鎖レバーの
同時の係合外しを可能にする。結合棒の係合外しの直後
に、装入シャフトドアはまさにこの結合棒によってその
開放位置にもたらすことができる。このために結合棒は
わずかに前方に向かって引かれ、次いで下方に向かって
押し下げられる。
するために、その下側範囲に水平に延びる操作棒を配置
し、この操作棒によって装入シャフトドアを下方から上
方に向かって閉鎖位置に持ち上げることができる。閉鎖
レバーの間の結合棒は原則的には装入シャフトドアを閉
鎖するのにも適しているけれども、係止装置の係止機構
を確実に係止させるためには、付加的な操作作業及び充
分な注意力が必要である。
棒上に支承することができ、したがって操作棒の縦軸線
は閉鎖レバーの旋回運動のための回転点を形成する。
るので、重量を補償する機構、有利には少なくとも1つ
の釣り合い重り、と結合され、その際装入シャフトドア
は可とう性の結合機構の一端部に取り付けられ、この可
とう性の結合機構は転向体を経て案内されていて、釣り
合い重りがその他方の端部に取り付けられる。釣り合い
重りは、それが装入シャフトドアの自重にほぼ等しいよ
うな大きさのものが選ばれる。このように装入シャフト
ドアを重量が無くなるように懸架することは、装入シャ
フトドアの鉛直位置を無段階にプレスシャフトの充てん
状態に適合させることを可能にする。またもちろん、装
入シャフトドアの開閉が著しく容易になる。有利には2
つの釣り合い重りが使用され、これらの釣り合い重り
は、プレスシャフトドアの、鉛直に延びる両方の中空の
ドア枠成形材、有利には四角管内で、鉛直にしゅう動可
能である。これによって釣り合い重りは一面において外
から見えず、かつ他面においてプレスシャフトドアの外
側に何らの設置スペースも必要としない。釣り合い重り
の代わりに、必要に応じて引きばね、ガスばね、空気力
手段などを使用することもできる。
するためのスペースが非常に狭い場合に、本発明による
シャフトドアの構成原理は、プレスシャフトドアを適当
に構成すれば、装入シャフトドアをプレスシャフトドア
内に沈め込むことも可能にする。
て本発明の構成を具体的に説明する。
面図を示し、このシャフトドアはその右側においてベイ
リングプレスのケーシング24に枢着されていて、鉛直
の回転軸線を中心にして旋回させることができる。シャ
フトドア1は、2つの鉛直のドア枠成形材23と2つの
水平のドア枠成形材25とから成るドア枠を有するプレ
スシャフトドア2から成っている。プレスシャフトドア
2の上半部には装入シャフト開口が設けられており、こ
の装入シャフト開口は図1においては、その閉鎖位置に
おいて示されている装入シャフトドアによって閉鎖され
ている。装入シャフトドア4を開くと、装入シャフト開
口が開放され、圧縮すべき材料をベイリングプレスのシ
ャフト内に充てんすることができる。
有している。装入シャフトドア4はどの位置にあって
も、特に完全に開いた位置にあっても、このシャフトド
ア1のドア平面内にある寸法の内部にある。
の図2においては、プレスシャフトドア2のドア枠成形
材23及び25,特に四角管、が示されている。更に、
閉鎖位置にある装入シャフトドア4が示されている。シ
ャフトドア1は更にその鉛直に延びる中心軸線に関して
鏡像対称的であり、したがって図2に示したEの部分は
シャフトドア1の右上半部においても鏡像対称的に存在
している。しかし、シャフトドア1の右上半部には、図
7にも示した後述する近接スイッチ37は存在しない。
す。ここには、上方の水平のドア枠管25を有するプレ
スシャフトドア2が示されている。装入シャフトドア4
は装入シャフト開口3を閉鎖している。図3の図平面の
背後には、3つの案内軌道体5,6及び7が位置してお
り、これらの案内軌道体は、図2に示すように、鉛直に
延びるドア枠管23に固定されている。案内軌道体5,
6及び7は充分に厚い薄板の形の単個部材であることが
できるが、しかしただ1つの一体の部品として構成する
こともでき、この一体の部品には案内軌道9及び10が
形成されている。
いて案内軌道体6によって形成される。ドア枠管25か
ら斜め下方に延びるその上方範囲において、案内軌道9
は両側を仕切られている。すなわち、上方に向かっては
案内軌道体5によって、かつ下方に向かっては案内軌道
体6によって、仕切られている。有利には案内軌道9は
その鉛直に延びる区分においても両側を仕切られてい
る。すなわち、一面では案内軌道体6によって、かつ他
面では案内軌道カバー26によって、仕切られている。
案内軌道カバーは薄板であることができ、案内軌道体
5,6及び7に固定される。案内軌道9と同じように、
案内軌道10も、上方のほぼ水平に延びる区分並びにそ
の鉛直に延びる区分において両側を仕切られる。すなわ
ち一面では案内軌道体6の下方の範囲及び案内軌道体7
の上方の範囲によって、かつ他面では案内軌道カバー2
6及び案内軌道体7によって仕切られる。
ア4はほぼU字形の被い薄板から成っており、その両方
の端面にはそれぞれ1つの支持板27が固定されてい
る。図3に示すように、支持板27はほぼS字形に構成
されていて、その際その上方の張り出し部分は装入シャ
フトドア4の被い薄板のU字の形状に適合せしめられて
いる。支持板27はこれによって被い薄板の側方の外部
範囲を補強している。
8及び11の形の2つ軌道追従体を有している。案内輪
8及び11は車輪軸28及び28′上に回転可能に支承
されており、車輪軸は支持板27によって支持される。
上方の案内輪8の運動は案内軌道9によって案内される
のに対し、下方の案内輪11の運動は案内軌道10によ
って案内される。
位置においては、装入シャフトドアの自重はストッパ1
3によって支持され、このストッパは案内軌道体7の上
端部に構成されていて、案内軌道10の水平に延びる区
分の一部を制限している。この場合下方の案内輪11は
ストッパ13に支えられている。
止装置が示されており、この係止装置によって、装入シ
ャフトドア4をその閉鎖位置においてプレスシャフトド
ア2に係止することができる。この係止装置はトグルレ
バー状の閉鎖レバー15を有しており、この閉鎖レバー
は旋回可能に操作棒19上で支承されている。操作棒1
9はその両端部をそれぞれ1つの支持板27によって保
持されている。同じように支持板27によって保持され
ているストッパねじ29は、閉鎖レバー15に形成され
ている長孔30内に突入しており、この長孔の中心線
は、操作棒19の縦軸線と合致する中心点を有する円の
円弧である。ストッパねじ29はしたがって、操作棒1
9の縦軸線を中心として閉鎖レバー15を旋回させるこ
とができる最大可能な旋回角度を定める。
けられており、この閉鎖切り欠きは係止位置において上
方から係止ピン31上に係合する。係止ピン31はプレ
スシャフトドア2に固定されていて、図1及び図9のA
において良く見ることができる。図3に示した閉鎖レバ
ー15の係止位置においては、したがって、装入シャフ
トドア4が前方に向かって、換言すれば図3において左
に向かって、装入シャフト開口3から外方に動くことが
阻止される。両方の閉鎖レバー15が結合棒18によっ
て互いに結合され、したがって結合棒18を前方に若し
くは後方に動かすことによって、同時に旋回せしめられ
るようにすると、特に有利である。
を図3〜6に基づいて説明する。
前方に、若しくは図3において左に向かって引くことに
よって、係止を外される。この結果、旋回レバー15は
逆時計回り方向に操作棒19の縦軸線を中心にして旋回
し、閉鎖切り欠き16が係止ピン31を解放する。閉鎖
レバー15の旋回運動がストッパねじ29によって停止
せしめられた後に、結合棒18が更に前方に向かって引
かれ、したがって下方の案内輪11が案内軌道10の水
平の区分内で前方に向かって、若しくは図3において左
に向かって、図4に示すように転動する。この転動運動
中、上方の案内輪8はほぼ動くことはなく、その車輪軸
28は時計回り方向の装入シャフトドア4の旋回運動の
ための回転点として役立つ。装入シャフトドア4は要す
るに純粋な回転運動を行い、図4に示した位置に達す
る。この運動の旋回角度は約3°と10°との間であ
る。
区分は図5に示されている。図4に示した位置から出発
して、結合棒18は更に前方に向かって、若しくは左に
向かって引かれ、したがって下方の案内輪11は案内軌
道10の水平の区分と鉛直の区分との間のカーブ部分を
矢印p1′で示すように通過する。同時に上方の案内輪
8は案内軌道9の斜めに延びる区分に沿って矢印p1で
示すように下方に向かって動く。上方の案内輪8が最後
に案内軌道9の斜めの区分の端部を回って案内軌道9の
鉛直の区分に達すると、装入シャフトドア4は装入シャ
フト開口3を部分的に閉鎖する図5に示した位置にあ
る。図4に示した位置から図5に示した位置への移行中
に、装入シャフトドア4は並進運動を行い、この並進運
動には回転運動が重畳している。図5において良く分か
るように、装入シャフトドア4はプレスシャフトドア2
のドア平面を開く際に前方若しくは左に向かってずらさ
れる。
ら図6に示した完全に開いた位置にもたらすために、装
入シャフトドアは単に鉛直に下方に向かって動かされ、
その際案内輪8若しくは11は案内軌道9若しくは10
の鉛直に延びる区分に沿って動き、最後に下方の案内輪
11が案内軌道10の鉛直の区分の下端部にあるストッ
パ12に突き当たる。更に案内軌道9の鉛直の区分の下
端部にストッパ32を設けておくことができ、このスト
ッパは上方の案内輪8を図6に示した位置に停止させ
る。図5に示した位置から図6に示した位置への移行中
に、装入シャフトドア4は純粋な並進運動を行う。
ドア4の上縁33と装入シャフト開口3の下縁34と
は、完全な開放位置では、互いに合致しており、上縁3
3及び下縁34の面は充分な奥行きの作業テーブルを形
成している。
く見ることができる。装入シャフトドア4とプレスシャ
フトドア2との間に生ずる間げきを被うために、下縁3
4の前側範囲にカバー薄板35を設けることができる。
このカバー薄板は図7に示されている。これによって、
充てんすべき材料の一部が間げき内で締め込まれること
が阻止される。
縁部プロフィール材36も示しており、この縁部プロフ
ィール材には近接スイッチ37が配置されている。この
近接スイッチは誘導型の近接スイッチ、リードスイッチ
あるいは類似のスイッチであって、スイッチ部材38が
近接スイッチ37から離れる際に信号を機械の制御装置
に送り、これによってプレスの駆動装置が安全のために
停止せしめられる。スイッチ部材38としては、コード
化された磁石が役立つことができる。近接スイッチ37
の重要な性質は、それが公差領域を有していて、この公
差領域内ではスイッチ部材38が動いても、プレス駆動
装置が停止せしめられないことである。図2においても
っとも良く分かるように、スイッチ部材38は、下方の
案内輪11の車輪軸28′の延長部として構成されてい
る支持棒39にある。スイッチ部材38はドア枠管23
を超えて左に向かって突出しており、装入シャフトドア
4が閉鎖位置にあって、プレスシャフトドア2が閉じら
れている場合には、近接スイッチ37の公差領域内にあ
る。
にして懸架されていると、装入シャフトドアの位置を特
に有利に調整することができる。図8のA及びBに示す
ように、このために上方の案内輪8にロープ固定円板4
0が取り付けられており、このロープ固定円板はロープ
21に固定されている。ロープ21の代わりに、例えば
鎖などのような可とう性の結合機構を使用することもで
きる。ロープ21は案内軌道体5の上端部に固定されて
いるローププーリ22の形の転向体を回って導かれる。
図2に示すように、ローププーリ22からロープ21は
中空のドア枠管23内に延び、そこで、ドア枠管23の
内部をしゅう動可能な釣り合い重り20を保持してい
る。釣り合い重り20は有利には鉛直に延びる両方のド
ア枠管23内にある。釣り合い重り20の大きさは、装
入シャフトドア4の自重とほぼ等しい。これによって装
入シャフトドア4の位置を無段階に調節することが可能
である。案内軌道9若しくは10と案内輪8若しくは1
1との間、並びにロープ21とローププーリ22との間
の摩擦に基づいて、装入シャフトドア4,ロープ21,
ローププーリ22及び釣り合い重り20から成る系は自
己制動作用を有している。ロープ懸架の別の利点は、装
入シャフトドア4が図5及び6に示した位置においてロ
ープ21によって常にプレスシャフトドア2の方向に引
かれ、したがって案内軌道カバー26が大体において、
支持機能を引き受ける必要がないということである。
ら再び閉鎖する場合には、このために操作棒19を上方
に向かって引くことができる。閉鎖レバー15の幾何形
状及び又は質量分配は有利には次のように選ばれる。す
なわち、閉鎖レバーの重心点が常にその旋回軸線の後方
若しくは図2〜6において右に、図示の実施例の場合に
は要するに操作棒19の縦軸線の後方若しくは右に、位
置するように選ばれる。これによって、装入シャフトド
ア4の閉鎖の際に、閉鎖切り欠き16が係止ピン31上
に係合することが補償される。代替的にあるいは付加的
に、閉鎖レバー15はもちろんばねエレメントによっ
て、係止位置に前負荷しておくこともできる。閉鎖レバ
ー15に設けられている走り上がり面41は、ところ
で、装入シャフトドア4の閉鎖の際に閉鎖レバー15が
係止ピン31によって図8のBにおいて時計回り方向に
回動せしめられ、閉鎖切り欠き16が上方から係止ピン
31上に係合し得るようにする。
トドア2の一部が案内軌道体5,6及び7とともに示さ
れている。図9のBでは特にストッパ12,13,14
及び32が認められる。
ア4の内面に配置されたスペーサ条片42を認めること
ができ、このスペーサ条片は、プレス過程中に、装入シ
ャフトドア4とプレスプランジャとの間の間げきを通し
て材料が押し通されないようにする。
ャフトドアは前方に向かって旋回した位置にある。
ャフトドアは、まだ部分的に閉じられた、プレスシャフ
トドアに対して平行な、前方に向かってずらされた位置
にある。
ャフトドアは完全に開いた位置にある。
回転させてある。
Bである。
シャフトドアの一部分の平面図Aと側面図Bである。
装入シャフト開口、4 装入シャフトドア、 5,6及
び7 案内軌道体、 8 案内輪、 9及び10 案内
軌道、 11 案内輪、 12,13及び14 ストッ
パ、 15閉鎖レバー、 16 閉鎖切り欠き、 18
結合棒、 19 操作棒、 20釣り合い重り、 2
1 ロープ、 22 ローププーリ、 23 鉛直のド
ア枠成形材(ドア枠管)、 24 ケーシング、 25
水平のドア枠成形材(ドア枠管)、 26 案内軌道
カバー、 27 支持板、 28及び28′ 車輪軸、
29 ストッパねじ、 30 長孔、 31 係止ピ
ン、 32 ストッパ、 33 上縁、 34 下縁、
35 カバー薄板、 36 縁部プロフィール材、
37 近接スイッチ、 38 スイッチ部材、 39
支持棒、 40 ロープ固定円板、 41 走り上がり
面、 42 スペーサ条片、 B 幅、 H 高さ、
p1及びp1′ 矢印
Claims (15)
- 【請求項1】 装入シャフト開口(3)を有するプレス
シャフトドア(2)と、それによって装入シャフト開口
(3)が閉鎖可能であるところの装入シャフトドア
(4)とを有している形式の鉛直型ベイリングプレス用
のシャフトドアにおいて、プレスシャフトドア(2)に
案内装置(5,6,7)が設けられており、この案内装
置によって、装入シャフトドア(4)がプレスシャフト
ドア(2)のドア平面に対してほぼ平行に、閉鎖位置と
開放位置との間でしゅう動可能であり、その際装入シャ
フトドア(4)は開放位置において、プレスシャフトド
ア(2)の外形寸法内に完全に位置せしめられることを
特徴とする、鉛直型ベイリングプレス用のシャフトド
ア。 - 【請求項2】 案内装置が2つの案内軌道ユニット
(5,6,7)から成っており、これらの案内軌道ユニ
ットはそれぞれ鉛直に延びてプレスシャフトドア(2)
の外側範囲に配置されており、装入シャフトドア(4)
がその鉛直に延びる各端面に少なくとも1つの軌道追従
体(8)を有しており、この軌道追従体はそれぞれの案
内軌道ユニット(5,6,7)の案内軌道(9)によっ
て案内されることを特徴とする、請求項1記載のシャフ
トドア。 - 【請求項3】 各案内軌道ユニットが互いにほぼ上下に
配置された3つの案内軌道体(5,6,7)から成って
おり、これらの案内軌道体は案内軌道(9)と、別の案
内軌道(10)とを規定しており、装入シャフトドア
(4)の各端面には別の軌道追従体(11)が設けられ
ており、この別の軌道追従体は該別の案内軌道(10)
によって案内されることを特徴とする、請求項2記載の
シャフトドア。 - 【請求項4】 最も下方の案内軌道体(7)がその下側
範囲にストッパ(12)を有しており、このストッパは
装入シャフトドア(4)を開放位置に保持することを特
徴とする、請求項3記載のシャフトドア。 - 【請求項5】 最も下方の案内軌道体(7)がその上側
範囲にストッパ(13)を有しており、このストッパは
装入シャフトドア(4)を閉鎖位置に保持することを特
徴とする、請求項3又は4記載のシャフトドア。 - 【請求項6】 案内軌道(9)がプレスシャフトドア
(2)の、1つのストッパ(14)を形成している範囲
の方へ延びており、該ストッパには軌道追従体(8)が
閉鎖位置において接触し、かつ該ストッパは、装入シャ
フトドア(4)の開放の始めに生ずる旋回運動の回転点
をほぼ形成することを特徴とする、請求項2から5まで
のいずれか1項記載のシャフトドア。 - 【請求項7】 装入シャフトドア(4)が係止装置を有
しており、この係止装置によって装入シャフトドアがプ
レスシャフトドア(2)に係止可能であることを特徴と
する、請求項1から6までのいずれか1項記載のシャフ
トドア。 - 【請求項8】 係止装置が、それぞれ閉鎖切り欠き(1
6)を有していて装入シャフトドア(4)に枢着されて
いる2つの閉鎖レバー(15)から成っており、その際
それぞれの閉鎖レバー(15)は旋回によってそれぞれ
の係止位置にもたらすことができ、この係止位置では、
それぞれの閉鎖切り欠き(16)がそれぞれ、プレスシ
ャフトドア(2)に固定されている係止ピン(31)を
少なくとも部分的につかむことを特徴とする、請求項7
記載のシャフトドア。 - 【請求項9】 両方の閉鎖レバー(15)が互いに結合
されていて、同時に操作することができることを特徴と
する、請求項8記載のシャフトドア。 - 【請求項10】 装入シャフトドア(4)の下側範囲内
に、装入シャフトドア(4)を開放位置から閉鎖位置に
持ち上げるための操作棒(19)が配置されていること
を特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載
のシャフトドア。 - 【請求項11】 閉鎖レバー(15)が操作棒(19)
に支承されていて、操作棒の縦軸線が閉鎖レバー(1
5)の回転点を形成していることを特徴とする、請求項
10記載のシャフトドア。 - 【請求項12】 少なくとも1つの重量補償機構がプレ
スシャフトドア(2)に設けられており、この重量補償
機構は装入シャフトドア(4)と結合されていて、装入
シャフトドア(4)と作用結合せしめられていることを
特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載
のシャフトドア。 - 【請求項13】 重量補償機構が釣り合い重り(20)
であり、この釣り合い重りは、転向体(22)を経て導
かれている可とう性の結合機構(21)によって、装入
シャフトドア(4)と結合されていることを特徴とす
る、請求項12記載のシャフトドア。 - 【請求項14】 釣り合い重り(20)が、プレスシャ
フトドア(2)の鉛直に延びる中空のドア枠成形材(2
3)内で鉛直にしゅう動可能に結合機構(21)に取り
付けられていることを特徴とする、請求項13記載のシ
ャフトドア。 - 【請求項15】 シャフト開口とこのシャフト開口を閉
鎖するシャフトドア(1)とを有していて、プレスシャ
フトを囲っているプレスケーシングから成っている形式
の、圧縮されたくず塊を製造するためのベイリングプレ
スにおいて、シャフトドア(1)が請求項1から14ま
でのいずれか1項にしたがって構成されていることを特
徴とするベイリングプレス。
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