JPH10292219A - 黄土含有繊維およびその製造方法 - Google Patents
黄土含有繊維およびその製造方法Info
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- JPH10292219A JPH10292219A JP10090070A JP9007098A JPH10292219A JP H10292219 A JPH10292219 A JP H10292219A JP 10090070 A JP10090070 A JP 10090070A JP 9007098 A JP9007098 A JP 9007098A JP H10292219 A JPH10292219 A JP H10292219A
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F1/00—General methods for the manufacture of artificial filaments or the like
- D01F1/02—Addition of substances to the spinning solution or to the melt
- D01F1/10—Other agents for modifying properties
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、断熱性を増強させる遠赤外
線および人体における生体機能を活性化させるイオンを
発生し、かつ、汗の臭いを除去するための抗菌性および
殺菌性を与える、黄土含有繊維およびその製造方法を提
供することである。 【解決手段】 黄土合有繊維の製造方法であって：ａ）
ポリマーを溶融炉中で溶融させ溶融ポリマーを形成し、
そして該溶融ポリマーを液体状態に維持する工程と、
ｂ）黄土を該溶融ポリマーと混合させるために、黄土を
該焼成炉中で焼成させる工程と、ｃ）該焼成された黄土
を、粉砕機により、特定サイズの粒子に粉砕する工程
と、ｄ）該粉砕された黄土の粉末を、ミキサー中の該溶
融ポリマーと混合する工程と、ｅ）該黄土と溶融ポリマ
ーとの混合物を押出紡糸して、繊維を製造する工程と、
を包含する、方法。
線および人体における生体機能を活性化させるイオンを
発生し、かつ、汗の臭いを除去するための抗菌性および
殺菌性を与える、黄土含有繊維およびその製造方法を提
供することである。 【解決手段】 黄土合有繊維の製造方法であって：ａ）
ポリマーを溶融炉中で溶融させ溶融ポリマーを形成し、
そして該溶融ポリマーを液体状態に維持する工程と、
ｂ）黄土を該溶融ポリマーと混合させるために、黄土を
該焼成炉中で焼成させる工程と、ｃ）該焼成された黄土
を、粉砕機により、特定サイズの粒子に粉砕する工程
と、ｄ）該粉砕された黄土の粉末を、ミキサー中の該溶
融ポリマーと混合する工程と、ｅ）該黄土と溶融ポリマ
ーとの混合物を押出紡糸して、繊維を製造する工程と、
を包含する、方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、黄土含有繊維およ
びその製造方法に関する。この繊維は、黄土に加えて、
遠赤外線およびイオンを発生させる鉱物を含有する。
びその製造方法に関する。この繊維は、黄土に加えて、
遠赤外線およびイオンを発生させる鉱物を含有する。
【０００２】
【従来の技術】シリカ、アルミナ、酸化第二鉄、二酸化
チタン、酸化マンガン、石灰、および酸化マグネシウム
等からなる黄土は、カタラーゼ、ジフェノールオキシダ
ーゼ、サッカラーゼ、プロテアーゼなどの種々の酵素を
含む。このような黄土は、人体中での血液循環を補助す
る遠赤外線を放出し、かつ抗菌性および殺菌性を有する
ので、その結果、消化器疾患、赤痢、下痢、腫瘍、挫傷
などの全ての種類の疾患の治療に効果を有し、かつスキ
ンケアおよび老化防止にも有用である。エルバン（elva
n）、アンフィボール（amphibole）、雲母（黒雲母、絹
雲母（silk mica）、およびイライト雲母（illite mic
a）)、軟玉、白ヒスイ（white jade）、ルビー ）、硬
玉、シリカメノウ（silica agate）、および黒曜石（ob
sidian）から、人体中での生体機能の活性化をもたらす
多くのイオンが発生することもまた周知である。
チタン、酸化マンガン、石灰、および酸化マグネシウム
等からなる黄土は、カタラーゼ、ジフェノールオキシダ
ーゼ、サッカラーゼ、プロテアーゼなどの種々の酵素を
含む。このような黄土は、人体中での血液循環を補助す
る遠赤外線を放出し、かつ抗菌性および殺菌性を有する
ので、その結果、消化器疾患、赤痢、下痢、腫瘍、挫傷
などの全ての種類の疾患の治療に効果を有し、かつスキ
ンケアおよび老化防止にも有用である。エルバン（elva
n）、アンフィボール（amphibole）、雲母（黒雲母、絹
雲母（silk mica）、およびイライト雲母（illite mic
a）)、軟玉、白ヒスイ（white jade）、ルビー ）、硬
玉、シリカメノウ（silica agate）、および黒曜石（ob
sidian）から、人体中での生体機能の活性化をもたらす
多くのイオンが発生することもまた周知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、断熱
性を増強させる遠赤外線および人体中での生体機能を活
性化させるイオンを発生し、かつ、汗の臭いを除去する
ための抗菌性および殺菌性を与える、黄土含有繊維およ
びその製造方法を提供することである。
性を増強させる遠赤外線および人体中での生体機能を活
性化させるイオンを発生し、かつ、汗の臭いを除去する
ための抗菌性および殺菌性を与える、黄土含有繊維およ
びその製造方法を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、黄土合有繊維
の製造方法であって： ａ）ポリマーを溶融炉中で溶融させ溶融ポリマーを形成
し、そして該溶融ポリマーを液体状態に維持する工程
と、 ｂ）黄土を該溶融ポリマーと混合させるために、黄土を
該焼成炉中で焼成させる工程と、 ｃ）該焼成された黄土を、粉砕機により、特定サイズを
有する粒子に粉砕する工程と、 ｄ）該粉砕された黄土の粉末を、ミキサー中の該溶融ポ
リマーと混合する工程と、 ｅ）該黄土と溶融ポリマーとの混合物を押出紡糸して、
繊維を製造する工程と、を包含する、方法に関する。
の製造方法であって： ａ）ポリマーを溶融炉中で溶融させ溶融ポリマーを形成
し、そして該溶融ポリマーを液体状態に維持する工程
と、 ｂ）黄土を該溶融ポリマーと混合させるために、黄土を
該焼成炉中で焼成させる工程と、 ｃ）該焼成された黄土を、粉砕機により、特定サイズを
有する粒子に粉砕する工程と、 ｄ）該粉砕された黄土の粉末を、ミキサー中の該溶融ポ
リマーと混合する工程と、 ｅ）該黄土と溶融ポリマーとの混合物を押出紡糸して、
繊維を製造する工程と、を包含する、方法に関する。
【０００５】１つの実施態様では、焼成させて粉砕した
エルバンの粉末を、前記工程ａ）において、黄土と混合
する。
エルバンの粉末を、前記工程ａ）において、黄土と混合
する。
【０００６】１つの実施態様では、焼成させて粉砕した
アンフィボールの粉末を、前記工程ａ）において、黄土
と混合する。
アンフィボールの粉末を、前記工程ａ）において、黄土
と混合する。
【０００７】１つの実施態様では、焼成させて粉砕した
雲母の粉末を、前記工程ａ）において、黄土と混合す
る。
雲母の粉末を、前記工程ａ）において、黄土と混合す
る。
【０００８】本発明はまた、液体性を有する９５重量％
〜１００重量％の溶融ポリマーと、遠赤外線を放射する
０重量％〜５重量％の黄土粉末とを含む、黄土含有繊維
に関する。
〜１００重量％の溶融ポリマーと、遠赤外線を放射する
０重量％〜５重量％の黄土粉末とを含む、黄土含有繊維
に関する。
【０００９】１つの実施態様では、軟玉、白ヒスイ、ル
ビー、硬玉、シリカメノウ、および黒曜石からなる群か
ら選択される少なくとも１つの鉱物が、粉砕され、混合
され、そして焼成されて粉末を形成し、該粉末が、前記
工程ａ）において、黄土と混合される。
ビー、硬玉、シリカメノウ、および黒曜石からなる群か
ら選択される少なくとも１つの鉱物が、粉砕され、混合
され、そして焼成されて粉末を形成し、該粉末が、前記
工程ａ）において、黄土と混合される。
【００１０】従って、本発明は、関連技術の制限および
欠点による１つ以上の問題を実質的になくす、黄土含有
繊維およびその製造方法に関する。
欠点による１つ以上の問題を実質的になくす、黄土含有
繊維およびその製造方法に関する。
【００１１】本発明の目的は、黄土と各種の鉱物とを溶
融ポリマーと混合して形成した繊維を、綿、羊毛、およ
び絹などの他の繊維と混合し、このように得られた繊維
を、全ての種類の織物、衣類、綿、糸、寝具、健康製品
の製造に使用する、黄土含有繊維およびその製造方法を
提供することである。これらの製品は、これらの断熱性
を増強させる遠赤外線および人体における生体機能を活
性化させるイオンを発生し、かつ、汗の臭いを除去する
ための抗菌性および殺菌性を与える。
融ポリマーと混合して形成した繊維を、綿、羊毛、およ
び絹などの他の繊維と混合し、このように得られた繊維
を、全ての種類の織物、衣類、綿、糸、寝具、健康製品
の製造に使用する、黄土含有繊維およびその製造方法を
提供することである。これらの製品は、これらの断熱性
を増強させる遠赤外線および人体における生体機能を活
性化させるイオンを発生し、かつ、汗の臭いを除去する
ための抗菌性および殺菌性を与える。
【００１２】本発明のさらなる特性および利点は、明細
書の以下に記載され、そしてその一部は記載から明らか
であるか、あるいは本発明の実施により習得され得る。
本発明の目的および他の利点は、本明細書の記載および
特許請求の範囲において特に指摘された構成物（struct
ure）により理解されかつ達成される。
書の以下に記載され、そしてその一部は記載から明らか
であるか、あるいは本発明の実施により習得され得る。
本発明の目的および他の利点は、本明細書の記載および
特許請求の範囲において特に指摘された構成物（struct
ure）により理解されかつ達成される。
【００１３】本発明の黄土含有繊維は、液体性（liquid
quality）を有する９５重量％〜１００重量％の溶融ポ
リマーと、遠赤外線を放射する０〜５重量％の黄土粉末
とを含む。
quality）を有する９５重量％〜１００重量％の溶融ポ
リマーと、遠赤外線を放射する０〜５重量％の黄土粉末
とを含む。
【００１４】さらに、本発明の黄土含有繊維の製造方法
は、以下の工程を包含する：ａ）ポリマーを溶融炉中で
溶融させ溶融ポリマーを形成し、そして該溶融ポリマー
を液体状態に維持する工程；ｂ）黄土を該溶融ポリマー
と混合させるために、黄土を該焼成炉中で焼成させる工
程；ｃ）該焼成された黄土を、粉砕機により、特定のサ
イズを有する粒子に粉砕する工程；ｄ）該粉砕された黄
土の粉末を、ミキサー中の該溶融ポリマーと混合する工
程；およびｅ）該黄土と溶融ポリマーとの混合物を押出
紡糸して、繊維を製造する工程。
は、以下の工程を包含する：ａ）ポリマーを溶融炉中で
溶融させ溶融ポリマーを形成し、そして該溶融ポリマー
を液体状態に維持する工程；ｂ）黄土を該溶融ポリマー
と混合させるために、黄土を該焼成炉中で焼成させる工
程；ｃ）該焼成された黄土を、粉砕機により、特定のサ
イズを有する粒子に粉砕する工程；ｄ）該粉砕された黄
土の粉末を、ミキサー中の該溶融ポリマーと混合する工
程；およびｅ）該黄土と溶融ポリマーとの混合物を押出
紡糸して、繊維を製造する工程。
【００１５】上記の一般的な記載および以下の詳細な記
載の両方は、例示および説明するためのものであり、こ
れらはクレームされた発明のさらなる説明を提供するこ
とを意図していることが理解されるべきである。
載の両方は、例示および説明するためのものであり、こ
れらはクレームされた発明のさらなる説明を提供するこ
とを意図していることが理解されるべきである。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施態様に従っ
た黄土含有繊維およびその製造方法の詳細にわたり、こ
こで参照する。
た黄土含有繊維およびその製造方法の詳細にわたり、こ
こで参照する。
【００１７】
（実施例１）まず、ポリマーを溶融炉中で溶融させて、
溶融ポリマーを形成する。次に、溶融ポリマーを液体状
態に維持するために、適切な温度に加熱する。
溶融ポリマーを形成する。次に、溶融ポリマーを液体状
態に維持するために、適切な温度に加熱する。
【００１８】好ましくは、ポリマーは、アクリル、プラ
スチック、ナイロン、またはポリエステルであり、これ
らは約１２０℃より高い温度で溶融される。ここで、ポ
リマーの溶融温度は、ポリマーの特性に依存して変化す
る。
スチック、ナイロン、またはポリエステルであり、これ
らは約１２０℃より高い温度で溶融される。ここで、ポ
リマーの溶融温度は、ポリマーの特性に依存して変化す
る。
【００１９】黄土は、約１２００℃の焼成温度で焼成さ
れる。
れる。
【００２０】焼成された黄土を、粉砕機により、特定の
サイズを有する粉末粒子に粉砕する。
サイズを有する粉末粒子に粉砕する。
【００２１】黄土粉末の粒子サイズは、８００メッシュ
（mesh）〜１２５００メッシュの範囲である。
（mesh）〜１２５００メッシュの範囲である。
【００２２】次いで、黄土粉末を、ミキサー中で溶融ポ
リマーと混合して、溶融ポリマーと黄土粉末との混合物
を得る。この組成物は、５重量％未満の黄土粉末と、９
５重量％より多い溶融ポリマーとを含む。
リマーと混合して、溶融ポリマーと黄土粉末との混合物
を得る。この組成物は、５重量％未満の黄土粉末と、９
５重量％より多い溶融ポリマーとを含む。
【００２３】黄土粉末と混合された溶融ポリマーを押出
機中で押出紡糸に供して、繊維を製造する。
機中で押出紡糸に供して、繊維を製造する。
【００２４】この押出紡糸工程において、得られた繊維
の長さは、製造者の所望に応じて長くまたは短く調節さ
れ得る。
の長さは、製造者の所望に応じて長くまたは短く調節さ
れ得る。
【００２５】得られた繊維を、綿、羊毛、絹、または化
学繊維と混合して、合成繊維を製造する。この合成繊維
を、全ての種類の織物、衣類(garment)、ワッディング
(wadding)、糸（yarn)、寝具、および健康製品の製造に
使用する。その結果、繊維から発生する遠赤外線が、断
熱性を増強させる。さらに、このような繊維は、汗の臭
いを除去するのに十分な抗菌特性および殺菌特性を有す
る。
学繊維と混合して、合成繊維を製造する。この合成繊維
を、全ての種類の織物、衣類(garment)、ワッディング
(wadding)、糸（yarn)、寝具、および健康製品の製造に
使用する。その結果、繊維から発生する遠赤外線が、断
熱性を増強させる。さらに、このような繊維は、汗の臭
いを除去するのに十分な抗菌特性および殺菌特性を有す
る。
【００２６】（実施例２）まず、ポリマーを溶融炉中で
溶融させて、溶融ポリマーを形成する。次に、溶融ポリ
マーを液体状態に維持するために、適切な温度に加熱す
る。
溶融させて、溶融ポリマーを形成する。次に、溶融ポリ
マーを液体状態に維持するために、適切な温度に加熱す
る。
【００２７】好ましくは、ポリマーは、アクリル、プラ
スチック、ナイロン、またはポリエステルであり、これ
らは１２０℃〜２８５℃の温度範囲で溶融される。ここ
で、ポリマーの溶融温度は、ポリマーの特性に依存して
変化する。
スチック、ナイロン、またはポリエステルであり、これ
らは１２０℃〜２８５℃の温度範囲で溶融される。ここ
で、ポリマーの溶融温度は、ポリマーの特性に依存して
変化する。
【００２８】黄土を、約１２００℃の焼成温度で焼成す
る。そして、黄土とエルバンとをこの溶融ポリマーに混
合する。
る。そして、黄土とエルバンとをこの溶融ポリマーに混
合する。
【００２９】焼成された黄土とエルバンとを、粉砕機に
より、特定のサイズを有する粉末粒子に粉砕する。
より、特定のサイズを有する粉末粒子に粉砕する。
【００３０】黄土粉末の粒子のサイズは、８００メッシ
ュ〜１２５００メッシュの範囲である。
ュ〜１２５００メッシュの範囲である。
【００３１】黄土およびエルバンの粉末をミキサー中で
溶融ポリマーと混合して、溶融ポリマーと黄土およびエ
ルバンの粉末との混合物を得る。この組成物は、黄土お
よびエルバンの粉末を５重量％未満、ならびに溶融ポリ
マーを９５重量％より多く含む。
溶融ポリマーと混合して、溶融ポリマーと黄土およびエ
ルバンの粉末との混合物を得る。この組成物は、黄土お
よびエルバンの粉末を５重量％未満、ならびに溶融ポリ
マーを９５重量％より多く含む。
【００３２】次いで、黄土およびエルバン粉末と混合さ
れた溶融ポリマーを、押出機中で押出紡糸に供して、繊
維を製造する。
れた溶融ポリマーを、押出機中で押出紡糸に供して、繊
維を製造する。
【００３３】この押出紡糸工程において、得られた繊維
の長さは、製造者の所望に応じて長くまたは短く調節さ
れ得る。
の長さは、製造者の所望に応じて長くまたは短く調節さ
れ得る。
【００３４】得られた繊維を、綿、羊毛、絹、または化
学繊維と混合して、合成繊維を製造する。この合成繊維
を、全ての種類の織物、衣類、ワッディング、糸、寝
具、および健康製品の製造に使用する。その結果、製品
に含有される繊維から発生する遠赤外線が、断熱性を増
強させる。さらに、このような繊維は、汗の臭いを除去
するのに十分な抗菌特性および殺菌特性を有する。
学繊維と混合して、合成繊維を製造する。この合成繊維
を、全ての種類の織物、衣類、ワッディング、糸、寝
具、および健康製品の製造に使用する。その結果、製品
に含有される繊維から発生する遠赤外線が、断熱性を増
強させる。さらに、このような繊維は、汗の臭いを除去
するのに十分な抗菌特性および殺菌特性を有する。
【００３５】この混合工程において、アンフィボールを
焼成して粉砕した粉末を、黄土およびエルバンと共に混
合することによって、骨に繊維から発生したエネルギー
および遠赤外線を提供し得、かつ、体内の生体機能を活
性化するイオンを発生させ得る。
焼成して粉砕した粉末を、黄土およびエルバンと共に混
合することによって、骨に繊維から発生したエネルギー
および遠赤外線を提供し得、かつ、体内の生体機能を活
性化するイオンを発生させ得る。
【００３６】さらに、この混合工程において、黒雲母、
絹雲母、およびイルラート雲母等の雲母を焼成して粉砕
した粉末を、黄土およびエルバンと共に混合することに
より、同様の効果が得られ得る。
絹雲母、およびイルラート雲母等の雲母を焼成して粉砕
した粉末を、黄土およびエルバンと共に混合することに
より、同様の効果が得られ得る。
【００３７】一方、混合工程において、軟玉、白ヒス
イ、ルビー、硬玉、シリカメノウ、および黒曜石からな
る群から選択される少なくとも１つの鉱物を、粉砕して
黄土と混合して、鉱物からイオンと遠赤外線とを発生さ
せる。次いで、鉱物の粉末を焼成し、黄土およびエルバ
ンと混合する。混合物を溶融ポリマーに添加し、次いで
これを押出紡糸工程において繊維に加工する。
イ、ルビー、硬玉、シリカメノウ、および黒曜石からな
る群から選択される少なくとも１つの鉱物を、粉砕して
黄土と混合して、鉱物からイオンと遠赤外線とを発生さ
せる。次いで、鉱物の粉末を焼成し、黄土およびエルバ
ンと混合する。混合物を溶融ポリマーに添加し、次いで
これを押出紡糸工程において繊維に加工する。
【００３８】上述したような黄土含有繊維およびその製
造方法において、この繊維は、人体中での血液循環を補
助する遠赤外線を放射し、かつ抗菌性および殺菌性を有
するので、その結果、消化器疾患、赤痢、下痢、腫瘍、
挫傷などの全ての種類の疾患の治療に効果を有する。さ
らに、全ての種類の織物、衣類、ワッディング、糸、寝
具、および健康製品の製造において、黄土含有繊維を、
綿、羊毛、絹、または化学繊維と混合する。その結果、
繊維から生じる遠赤外線が、断熱性を増強させる。さら
に、繊維中に含まれる黄土の抗菌特性および殺菌特性に
より、汗の臭いを除去することができる。
造方法において、この繊維は、人体中での血液循環を補
助する遠赤外線を放射し、かつ抗菌性および殺菌性を有
するので、その結果、消化器疾患、赤痢、下痢、腫瘍、
挫傷などの全ての種類の疾患の治療に効果を有する。さ
らに、全ての種類の織物、衣類、ワッディング、糸、寝
具、および健康製品の製造において、黄土含有繊維を、
綿、羊毛、絹、または化学繊維と混合する。その結果、
繊維から生じる遠赤外線が、断熱性を増強させる。さら
に、繊維中に含まれる黄土の抗菌特性および殺菌特性に
より、汗の臭いを除去することができる。
【００３９】本発明の黄土含有繊維およびその製造方法
において、本発明の精神または範囲から逸脱することな
く種々の変化および改変がなされ得ることは、当業者に
明らかである。従って、本発明は、付随する特許請求の
範囲およびその同等物（equivalent）の範囲内にあると
いう条件において、本発明の変化または改変を包含する
ことを意図する。
において、本発明の精神または範囲から逸脱することな
く種々の変化および改変がなされ得ることは、当業者に
明らかである。従って、本発明は、付随する特許請求の
範囲およびその同等物（equivalent）の範囲内にあると
いう条件において、本発明の変化または改変を包含する
ことを意図する。
【００４０】黄土含有繊維およびその製造方法が提供さ
れる。ここで、この繊維は、遠赤外線を発生させかつ抗
菌特性および殺菌特性を有する黄土を含有し、この方法
は、ポリマーを溶融して溶融ポリマーを形成する工程
と、黄土を焼成炉中で焼成する工程と、焼成した黄土
を、粉砕機により特定のサイズを有する粒子に粉砕する
工程と、粉砕した黄土の粉末を、ミキサー中で溶融ポリ
マーと混合する工程とを包含する。
れる。ここで、この繊維は、遠赤外線を発生させかつ抗
菌特性および殺菌特性を有する黄土を含有し、この方法
は、ポリマーを溶融して溶融ポリマーを形成する工程
と、黄土を焼成炉中で焼成する工程と、焼成した黄土
を、粉砕機により特定のサイズを有する粒子に粉砕する
工程と、粉砕した黄土の粉末を、ミキサー中で溶融ポリ
マーと混合する工程とを包含する。
【００４１】
【発明の効果】本発明によれば、断熱性を増強させる遠
赤外線および人体における生体機能を活性化させるイオ
ンを発生し、かつ、汗の臭いを除去するための抗菌性お
よび殺菌性を与える、黄土含有繊維およびその製造方法
が提供される。
赤外線および人体における生体機能を活性化させるイオ
ンを発生し、かつ、汗の臭いを除去するための抗菌性お
よび殺菌性を与える、黄土含有繊維およびその製造方法
が提供される。
Claims (6)
- 【請求項１】 黄土合有繊維の製造方法であって： ａ）ポリマーを溶融炉中で溶融させ溶融ポリマーを形成
し、そして該溶融ポリマーを液体状態に維持する工程
と、 ｂ）黄土を該溶融ポリマーと混合させるために、黄土を
該焼成炉中で焼成させる工程と、 ｃ）該焼成された黄土を、粉砕機により、特定サイズを
有する粒子に粉砕する工程と、 ｄ）該粉砕された黄土の粉末を、ミキサー中の該溶融ポ
リマーと混合する工程と、 ｅ）該黄土と溶融ポリマーとの混合物を押出紡糸して、
繊維を製造する工程と、を包含する、方法。 - 【請求項２】 焼成させて粉砕したエルバン（elvan）
の粉末を、前記工程ａ）において、黄土と混合する、請
求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 焼成させて粉砕したアンフィボール（am
phibole）の粉末を、前記工程ａ）において、黄土と混
合する、請求項１に記載の方法。 - 【請求項４】 焼成させて粉砕した雲母の粉末を、前記
工程ａ）において、黄土と混合する、請求項１に記載の
方法。 - 【請求項５】 液体性（liquid quality）を有する９５
重量％〜１００重量％の溶融ポリマーと、遠赤外線を放
射する０重量％〜５重量％の黄土粉末を含む、黄土含有
繊維。 - 【請求項６】 軟玉、白ヒスイ（white jade）、ルビ
ー、硬玉、シリカメノウ（silica agate）、および黒曜
石からなる群から選択される少なくとも１つの鉱物が、
粉砕され、混合され、そして焼成されて粉末を形成し、
該粉末が、前記工程ａ）において、黄土と混合される、
請求項１に記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019970012093A KR19980075784A (ko) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 황토를 원료로한 섬유 및 그 제조방법 |
| KR1997-12986 | 1997-04-09 | ||
| KR1997-12093 | 1997-04-09 | ||
| KR1019970012986A KR100231059B1 (ko) | 1997-04-02 | 1997-04-09 | 황토을 원료로한 섬유 및 그 제조방법 |
Publications (2)
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