JPH10291766A - ワークの搬送装置 - Google Patents

ワークの搬送装置

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JPH10291766A
JPH10291766A JP10315297A JP10315297A JPH10291766A JP H10291766 A JPH10291766 A JP H10291766A JP 10315297 A JP10315297 A JP 10315297A JP 10315297 A JP10315297 A JP 10315297A JP H10291766 A JPH10291766 A JP H10291766A
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JP
Japan
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work
arm
rail
wire
tilt
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JP10315297A
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Masayasu Ota
正保 太田
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一人作業を可能にするとともに作業効率を高
めることができるワークの搬送装置の提供。 【解決手段】 X,Y駆動ユニット20と傾きセンサ4
0を設け、傾きセンサ40は、ガラス1の搬送時にワイ
ヤー35が傾くことを検出し、X,Y駆動ユニット20
は、このワイヤー35を垂直に垂れ下がった状態になる
ようにホイスト30の位置を移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量物を簡単な操
作で移動させることが可能な搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車の組み立て工程におい
ては、エンジンやウインドガラス等の重量物の搬送をホ
イスト等を用いて行い、車体に組み付ける作業を行って
いる。これをウインドガラスの組み付け作業を例にさら
に詳しく説明する。
【0003】ウインドガラスはかなりの重量物であり、
組み付け時の取扱いも細心の注意を払う必要があること
から、図10にも示してあるように二人の作業者によっ
て組み付け作業を行っている。まず、前工程の接着材塗
布工程で接着剤が塗布されたガラスは、ホイストに取り
付けられているワイヤーによって吊下げられ、車体の真
上まで搬送される。なお、ホイストによるウインドガラ
スの昇降と車体への搬送は作業者Aのホイストの操作に
より行う。
【0004】このような操作をして真上まで持ってくる
と、作業者Bがハンドの一端を支持した時点でホイスト
をフリーの状態にし、作業者の力だけでレールをすべら
せることができるようにする。この状態で二人の作業者
の共同作業によってウインドガラスを平行、上下に移動
させて正確に位置決めし、ウインドガラスを車体に取り
付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の搬送装置にあっては、非常に高い位置決め精
度が要求される場合には、その作業は非常に困難なもの
となり、一人作業をすることが非常に難しくなる。これ
は、ウインドガラスの搬送時におけるハンドの水平移動
に対してホイストに追従遅れが生じるからである。
【0006】また、二人作業をすることが必要となるた
めに、ウインドガラスの搬送をしているときに他の作業
者に待ち時間が発生する。協調作業が必要となるため
に、相手の作業者とのタイミングを図ることが難しい。
位置決めのポイントに正確に位置決めさせることが難し
い。などという数々の問題が発生する。
【0007】このような問題を全て解決するためには、
たとえば特開平5−229462号公報、特開平7−1
37675号公報に開示されているような自動機を用い
れば良いが、この自動機の導入にはかなりの費用がかか
るのに加えて、かなりのスペースも要求されることにな
るので、すべての現場に自動機を導入することは難し
い。
【0008】本発明は、このような従来の問題を少しで
も解消できるようにするためになされたものであり、上
記のような比較的簡易な装置によって、しかも人手を介
してウインドガラスを取り付ける搬送装置をより使いや
すくすることによって、一人作業を可能にするとともに
作業効率を高めることができるワークの搬送装置の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、次のように構成される。請求項1に記載の
発明は、ワークを水平方向に移動させるために設けられ
たレールと、当該レールを走行可能に構成され、当該ワ
ークを吊り下げて支持するアームを有する吊下手段と、
前記ワークを搬送する場合に、当該アームが鉛直方向か
ら前記レールの付設方向に傾斜しているか否かを検出す
る傾斜センサと、当該傾斜センサで前記アームの傾斜が
検出されているときには、当該傾斜をなくす方向に前記
吊下手段を走行させる駆動手段とを具備することを特徴
とする。
【0010】アームにワークを支持させた状態でワーク
を押すと必然的にワークが傾くが、傾斜センサではこの
傾きを検出し、この傾きがなくなるように吊下手段が走
行する。ワークは吊下手段によって常に垂直に吊り下げ
られた状態にされるので、作業者はワークの位置合わせ
を容易にすることができるようになる。
【0011】請求項2に記載の発明は、ワークをX軸方
向に移動させるために設けられた第1レールと、当該第
1レールを走行可能に構成され、当該ワークをY軸方向
に移動させるために設けられた第2レールと、当該第2
レールを走行可能に構成され、当該ワークを吊り下げて
支持するアームを有する吊下手段と、前記ワークを搬送
する場合に、当該アームが鉛直方向からX軸またはY軸
方向に傾斜しているか否かを検出する傾斜センサと、当
該傾斜センサで前記アームの傾斜が検出されているとき
には、当該X軸またはY軸方向の傾斜をなくす方向に第
2レール及び吊下手段を走行させる駆動手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0012】この請求項の発明も請求項1の場合と同様
の動作となるが、第1レールと第2レールとの2つのレ
ールを有しているので、2次元方向の位置合わせを容易
に行えるようになる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記吊下手段には、前
記ワークを垂直に昇降させる昇降装置が具備されている
ことを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記駆動手段の動作を
制御する制御手段がさらに設けられ、当該制御手段は、
前記傾斜センサの検出に基づいてワークを移動する搬送
モードと、強制的にワークの移動を阻止する保持モード
とを有することを特徴とする。
【0015】この2つのモードによって、ワークの搬送
とワークを強制停止させた状態での作業が容易となる。
【0016】
【発明の効果】以上のように構成された発明は、各請求
項毎に次のような効果を奏することになる。請求項1に
記載の発明によれば、アームが傾斜しているときには、
その傾斜をなくす方向に吊下手段を走行させるようにし
たので、作業者はワークを押すだけで吊下手段が自然に
動くことになり、作業者は高精度の位置合わせでも容易
にすることができるようになる。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、アームが
傾斜しているときには、その傾斜をなくす二次元方向に
吊下手段を走行させるようにしたので、作業者はワーク
を移動したい方向に押すだけで吊下手段が自然に動くこ
とになり、作業者は高精度の二次元の位置合わせでも容
易にすることができるようになる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、吊下手段
には、ワークを垂直に昇降させる昇降装置を具備したの
で、ワークを平面方向に位置合わせすることができるの
みならず、垂直方向の位置合わせもできるようになる。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、制御手段
に搬送モードと保持モードという2つのモードを備えさ
せたので、作業者は、ワークの搬送をする場合には搬送
モードに設定することで、また、ワークの位置決めを完
了した状態で作業をする場合には保持モードに設定する
ことによって効率的な作業をすることができるようにな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明のワークの搬送装
置について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、
本発明のワークの搬送装置を適用するに当たっては、ワ
ークの種類に限定されないことはもちろんであるが、こ
の搬送装置は、重量物を高精度で位置決めする作業をす
る場合に特に効果を発揮するものである。以下に、ワー
クがウインドガラスである場合を例示して本発明の搬送
装置の動作について説明する。
【0021】図1は、本発明に係るワークの搬送装置の
全体構成を示す図である。この搬送装置の概略の構成は
図10に示した従来のものとほぼ同じ構成となっている
が、X,Y駆動ユニット20と傾きセンサ40が設けら
れている点が異なっている。
【0022】この搬送装置は次のように使用する。ま
ず、前工程の接着材塗布工程で接着剤が塗布されたワー
クであるガラス1をアーム10に保持させる。このアー
ム10にはワイヤー35が接続され、このワイヤー35
はホイスト30によって巻き下げ巻き上げがされる。作
業者はこの状態でガラス1を移動しようとする方向に押
すとその方向にアーム10とワイヤー35が傾く。傾斜
センサ40では、このワイヤー35がX,Y軸方向に傾
いているかが検出され、駆動手段であるX,Y駆動ユニ
ット20はワイヤー35が垂直に吊り下げられた状態に
なるようにホイスト30を移動させる。したがって、作
業者はワークを押すという動作をするだけで、ワークを
容易に搬送することができる。
【0023】図2は、レールと吊下手段(アーム10、
ハンド部12、ワイヤー35から構成される)の概略構
成を示す図である。本発明のワークの搬送装置では、ガ
ラス1をX軸方向に移動させるために設けられた第1レ
ール6と、この第1レール6を走行可能に構成され、ガ
ラス1をY軸方向に移動させるために設けられた第2レ
ール8との2本のレールが直交して設けられている。第
2レール8は、第1レール6に図示左右方向に走行可能
に取り付けられていて、この走行は、X軸モータ(図示
せず)によって行われる。また、第2レール8には、ホ
イスト30が走行可能に取り付けられていて、この走行
は、Y軸モータ34によって行われる。
【0024】したがって、ホイスト30の位置は、駆動
ユニット20を構成するX,Y軸モータによって二次元
方向に自由に移動できることになる。ホイスト30の下
部には、ワイヤー35の傾斜を検出する傾斜センサ40
が設けられているが、この傾斜センサ40の詳細な構成
は後述する。
【0025】図3及び図4は、アーム10の構成、特に
ハンド部分の構成を示した図である。これらの図に示さ
れているように、ハンド部12には、ガラス1を吸着し
て保持させるための吸着板14が設けられている。ガラ
ス1を搬送する場合には、この吸着板でガラス1面を吸
着して行う。また、ハンド部12は、図4に示してある
ようにガラス1を保持した状態で回動させることができ
るようになっている。なお、ハンド部12の回動動作
は、後述するハンド部ロック装置によって規制すること
ができるように構成されている。
【0026】車体にガラス1をはめ込む場合には、ハン
ド部ロック装置をフリーにして、このハンド部12を回
動させて最適な姿勢にして作業をする。なお、ハンド部
12には、制御盤50が取り付けられているが、この制
御盤50に設けられている4つの押釦スイッチは、本発
明のワークの搬送装置を種々のモードに設定するための
スイッチである。
【0027】図5に示すように、操作盤50には、上記
の4つのスイッチとして、ハンド部12の動きを固定す
るときに押されるハンドロックスイッチ52と、逆にハ
ンド部12の動きをフリーにするときに押されるハンド
フリースイッチ54と、搬送時にX,Y駆動ユニット2
0を作動させる搬送スイッチ56と、ガラス1を取り付
けるときにX,Y駆動ユニット20にブレーキをかけて
(サーボを利用したブレーキでも良いし、機械的なブレ
ーキでも良い。)固定させる保持スイッチ58が設けら
れている。これらのスイッチの操作による具体的な動作
は後述する。
【0028】図6から図8は、傾斜センサ40の構成を
示す図である。傾斜センサ40は、ホイスト30によっ
て巻き上げ巻き下げられるワイヤー35の水平方向への
傾きを検出するものである。ワイヤー35は自然に垂れ
下がっている状態、つまり作業者がアーム10に触れて
いない状態では、ワイヤー35の傾きは検出されない。
一方、作業者がガラス1を動かそうとして手を触れる
と、ワイヤー35は動かそうとした方向に傾斜する。傾
斜センサー40は、このワイヤー35の傾斜を検出する
のである。
【0029】この傾斜センサー40は、具体的には、図
7及び図8に示すようにされている。傾斜センサー40
は、図8の底面から見た図に示されているように、ワイ
ヤー35がX,Y方向に傾いた場合にワイヤー35を中
心として移動する移動部材45が設けられている。この
移動部材45にはワイヤー35の昇降に応じて、このワ
イヤー35をガイドするように回転するローラー46A
〜46Dを有している。この移動部材45は、基台42
に固定されたレール43と、このレール43に直交して
移動可能なレール44とからなる直交ガイドを介して
X,Y方向に移動自在になっている。
【0030】両レール43,44は、ナット46を介し
て接続されるが、基台42には、このナット46の基準
位置(ワイヤー35が自然に垂れ下がってる場合の位
置)からナット46が移動したか否かを検出する直動型
の位置検出器48A,48Bが設けてある。X方向にワ
イヤー35が傾くと、これにともなって移動部材45が
レール43をすべってX方向に移動し、位置検出器48
Aがオンし、Y方向にワイヤー35が傾くと、これにと
もなって移動部材45がレール44をすべってX方向に
移動し、位置検出器48Bがオンすることになる。ま
た、X,Y両方向(斜め方向)にワイヤー35が傾く
と、これにともなって移動部材45がレール43,44
を介してX,Y両方向に移動し、位置検出器48A,位
置検出器48Bの両位置検出器がともにオンすることに
なる。
【0031】以上のように構成されているワークの搬送
装置は、図9に示した制御装置によってその動作が制御
される。この制御装置60は、図3及び図4にも示した
制御盤50のハンドロックスイッチ52,ハンドフリー
スイッチ54からの指令によってハンド部ロック装置6
5の動作を制御し、また、搬送スイッチ56と保持スイ
ッチ58からの指令と、傾斜センサ40からの指令に基
づいてX軸モータ32、Y軸モータ34の動作を制御す
る。
【0032】前述のように、ハンドロックスイッチ52
を押すと、ハンド部ロック装置65を固定してハンド部
12の動きを固定するモードになり、ハンドフリースイ
ッチ54を押すと、ハンド部ロック装置65をフリーの
状態にしてハンド部12の動きをフリーにするモードに
なる。搬送スイッチ56を押すと、搬送時にX,Y駆動
ユニット20が作動するモードになり、保持スイッチ5
8を押すと、X,Y駆動ユニット20にブレーキをかけ
て固定するモードになる。
【0033】傾斜センサ40によってワーヤー35の傾
斜が検出されると、その傾斜を解消する方向にX,Y駆
動ユニット20を動かす。ハンド部ロック装置65は、
ハンド部12をアーム10に対して回動できるようにし
たり、その回動を阻止するようにするものである。
【0034】制御装置60の概略の動作は以上の通りで
あるが、次に実際の作業においてどのように動作するか
を詳細に説明する。まず、作業者は、操作盤50に配置
されているハンドフリースイッチ54を押し、制御装置
60がハンドフリーモードで動作するように制御する。
このモードに設定されると、ハンド部ロック装置65が
フリーになって、ハンド部12が図4に示したようにア
ーム10に対して回動可能な状態となる。この状態で作
業者は、前工程の接着材塗布工程で接着剤が塗布された
ガラス1をハンド部12の吸着盤14,14,…によっ
てアーム10に保持させる。
【0035】次に搬送スイッチ56を押し、制御装置6
0を搬送モードに設定する。搬送モードに設定される
と、X,Y駆動ユニット20のX軸モータ32とY軸モ
ータ34とが傾斜センサ40の傾斜方向にしたがって駆
動されるようになる。作業者はアーム10を持ってガラ
ス1を移動させたい方向に移動させようとする。この時
にアーム10にかかる力によってアームに接続されてい
るワイヤー35が移動しようとする方向に傾斜する。傾
斜センサ40はワイヤー35がX方向もしくはY方向ま
たはは双方の方向に傾いているかを検出する信号を出力
する。制御装置60ではこの信号を受けて、この傾斜を
解消するようにX,Y駆動ユニット20を駆動する。例
えば、X方向の傾斜のみが検出されている場合には、X
軸モータ32のみをこの傾斜が解消される方向にX,Y
駆動ユニット20を移動させるべく駆動する。
【0036】このようにしてガラス1が車体5の真上に
搬送され、取り付け位置の位置決めが完了すると、作業
者は保持スイッチ58を押す。これによって制御装置6
0は搬送モードから保持モードに切り替わる。保持モー
ドに設定されると、X,Y駆動ユニット20が強制的に
固定される。ここでは、制御装置60がX軸モータ32
とY軸モータ34とをサーボロックするようにしてい
る。したがって、作業者がアーム10を動かした(傾斜
させた)としても、X,Y駆動ユニット20は動かな
い。
【0037】つぎに、作業者は車体5にガラス1を取り
付けることができるように、ハンボ部12を動かしてガ
ラス1の姿勢をはめ込み位置に合わせる。大体合ったよ
うであれば、ハンドロックスイッチ52を押す。これに
よって制御装置60はハンドロックモードからハンドフ
リーモードに切り替わる。このモードに設定されると、
ハンド部ロック装置65が固定されてガラス10の姿勢
が固定される。
【0038】ガラス1の取り付けをする場合には、以上
のような操作をしながら作業をする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るワークの搬送装置の全体構成を
示す図である。
【図2】 レールと吊下手段の概略構成を示す図であ
る。
【図3】 アーム部分の構成の一例を示す図である。
【図4】 アーム部分の構成の一例を示す図である。
【図5】 傾斜センサの外観図である。
【図6】 操作パネルの構成を示す図である。
【図7】 傾斜センサの詳細図である。
【図8】 傾斜センサの詳細図である。
【図9】 本発明に係るワークの搬送装置の制御部を示
すブロック図である。
【図10】 従来のワーク搬送装置の全体構成を示す図
である。
【符号の説明】
1…ガラス、 5…車体、 10…アーム、 12…ハンド部、 14…吸着板、 20…X,Y駆動ユニット、 30…ホイスト、 35…ワイヤー、 40…傾斜センサー、 50…制御盤、 52…ハンドロックスイッチ、 54…ハンドフリースイッチ、 56…搬送スイッチ、 58…保持スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを水平方向に移動させるために設
    けられたレールと、 当該レールを走行可能に構成され、当該ワークを吊り下
    げて支持するアームを有する吊下手段と、 前記ワークを搬送する場合に、当該アームが鉛直方向か
    ら前記レールの付設方向に傾斜しているか否かを検出す
    る傾斜センサと、 当該傾斜センサで前記アームの傾斜が検出されていると
    きには、当該傾斜をなくす方向に前記吊下手段を走行さ
    せる駆動手段とを具備することを特徴とするワークの搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 ワークをX軸方向に移動させるために設
    けられた第1レールと、 当該第1レールを走行可能に構成され、当該ワークをY
    軸方向に移動させるために設けられた第2レールと、 当該第2レールを走行可能に構成され、当該ワークを吊
    り下げて支持するアームを有する吊下手段と、 前記ワークを搬送する場合に、当該アームが鉛直方向か
    らX軸またはY軸方向に傾斜しているか否かを検出する
    傾斜センサと、 当該傾斜センサで前記アームの傾斜が検出されていると
    きには、当該X軸またはY軸方向の傾斜をなくす方向に
    第2レール及び吊下手段を走行させる駆動手段とを具備
    することを特徴とするワークの搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記吊下手段には、前記ワークを垂直に
    昇降させる昇降装置が具備されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のワークの搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段の動作を制御する制御手段
    がさらに設けられ、 当該制御手段は、前記傾斜センサの検出に基づいてワー
    クを移動する搬送モードと、強制的にワークの移動を阻
    止する保持モードとを有することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のワークの搬送装置。
JP10315297A 1997-04-21 1997-04-21 ワークの搬送装置 Pending JPH10291766A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090513A (ja) * 2005-09-02 2007-04-12 Ricoh Co Ltd ワーク搬送装置及びワーク製造方法並びに画像形成装置の製造方法
JP2010163251A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Aikoku Alpha Corp 荷役物運搬機の天井走行装置
KR101665095B1 (ko) * 2016-05-18 2016-10-12 주식회사 용진정밀 공작물을 운반하는 이송장치가 구비된 머시닝센터

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