JPH10290679A

JPH10290679A - 豆腐の水気・絞り器、兼用浅漬け器

Info

Publication number: JPH10290679A
Application number: JP13271797A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Yamazaki; 達男山崎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-04-17
Filing date: 1997-04-17
Publication date: 1998-11-04

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、豆腐の水気を絞る器に関するもの
である、従来はまな板の上に、簀の子を敷き布巾又は、
キッチン・ペーパー等で包んだりして、その上に適当な
重しをして、豆腐の水気を絞っていた。その原始的な
方法を解決して、豆腐料理の多様化に提供するものであ
る。【構成】矩形の蓋付き箱（１）の内部には、網目上げ
底枠（２）が有り、豆腐（３）をキッチン・ペーパー等
で包み網目上げ底枠（２）に収めて、豆腐（３）をパイ
プ柄（５）に結合した、押し板（４）で豆腐（３）を押
さえて、パイプに螺刻してある、パイプを螺入すること
により、パイプの内部にはバネ（６）が内蔵してあり、
そのバネ（６）の伸張により押し板（４）が豆腐（３）
の水気を絞る構造とする。尚、浅漬けの器に兼用でき
る特性のあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、豆腐の水気を絞
る、器と兼用が出来る特性をもつ浅漬器に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来は、まな板の上に、簀の子を敷き布
巾又は、キッチン・ペーパー等で豆腐を包んだりして、
その上に適当な重しをして、豆腐の水気を絞っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術の項で述べ
たように、原始的な方法で豆腐の水気を絞って居たので
は、豆腐の料理、例えば（揚げ出し豆腐・豆腐ステーキ
・豆腐サラダ・麻婆豆腐・豆腐入りピラフ・豆腐のグラ
タン・五目豆腐・鋤焼き・鍋物・豆腐白あえ）等々の料
理を作るのに、めんどくさくて余り料理が、なされてい
なかった、併し、この発明を使用することにより、簡単
でこの厄介だった豆腐の水切り課題を、本発明は解決す
るためのものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】底の有る矩形の蓋付き箱
（１）の内部には、網目上げ底枠（２）が有り、豆腐
（３）をキッチン・ペーパー等で包み網目上げ底枠
（２）に収めて、豆腐（３）の上から網目上げ底枠
（２）の内部に入る、適宜な寸法の押し板（４）で豆腐
（３）を押圧する、その押し板（４）にはパイプ柄
（５）を結合して、次に、パイプ柄（５）の内部には
コイル・バネ（６）を挿入して、パイプ柄（５）とバネ
（６）を、更にパイプ（８）に挿入する、パイプ（８）
の上部にはコイル・バネ（６）の飛び出防止にハンドル
（Ｈ）付きキャップ（Ｃ）を固着し、尚、パイプ
（８）の外周には螺刻を施してある、パイプ柄（５）は
パイプ（８）の内部でスライド出来るようにしてある、
パイプ（８）を螺入することにより、コイル・バネ
（６）を圧縮して、パイプ柄（５）に結合した押し板
（４）が豆腐（３）を押圧して、コイル・バネ（６）が
自然に伸張することによって、網目上げ底枠（２）の網
目より下に、豆腐（３）の水気（１６）が絞り出される
ことを特徴とする。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明は、底の有る矩形の箱に、
蓋付きで構成する、図１に示すような底の有る矩形の箱
（１）には、蓋（１１）を取り付ける、蓋（１１）の取
り付ける方法は矩形の箱（１）の左右に、ひっかかる受
け（１３）を施し、蓋（１１）には箱（１）の左右に施
した受け（１３）に、ひっかかる自在となるフック爪
（１２）を施す。

【０００６】蓋（１１）には、図１、３に示すような形
体（１０）を蓋（１１）の中央部に固着して、形体（１
０）の内周には♀ネジ（９）とパイプ（８）の外周には
♂ネジ（７）の螺刻が施してある。

【０００７】矩形の箱（１）の内部には、図１に示すよ
うに豆腐（３）が収まる適宜な大きさの網目上げ底枠
（２）を内蔵し、図１、２、４に示すように脚（Ａ）付
き（脚は円筒形でもよい）のその網目上げ底枠（２）の
左右の側壁板（１４）の上部には、図４で示すように、
網目上げ底枠（２）を容易に取り出せるように、適宜な
指穴（１８）を開ける、その左右の側壁板（１４）の間
に挟まるように、キッチン・ペーパー等で包んだ豆腐
（３）を網目上げ底枠（２）に収めて、次に、図１に
示すように、網目上げ底枠（２）内の豆腐（３）を押し
板（４）により、豆腐（３）の上から押圧する。

【０００８】豆腐（３）を押圧するには、図３に示すよ
うに押し板（４）の中央部にパイプ柄（５）を結合し
て、図１に示すようにパイプ柄（５）はパイプ（８）の
内部でスライドするように、パイプ柄（５）をパイプ
（８）に挿入して、更に、パイプ柄（５）がパイプ
（８）から抜け出さないように、抜け出し防止（１７）
を施してあり、そのパイプ（８）の内部には、図１に示
すように適宜な弾性の有るコイル・バネ（６）を挿入し
て、パイプ（８）の上部にはコイル・バネ（６）が飛び
出さないように適宜な形状で適当な大きさのハンドル
（Ｈ）付きキャップ（Ｃ）を固着する、尚、キャップ
（Ｃ）の内側には、コイル・バネ（６）が安定するよ

【０００９】更に、ハンドル（Ｈ）を回してパイプ
（８）を螺入することにより、コイル・バネ（６）は圧
縮されて、コイル・バネ（６）は自然と弾性・伸張によ
りパイプ柄（５）に結合した押し板（４）が豆腐（３）
を圧縮して、網目上げ底枠（２）の網目より下に、豆腐
（３）の水気（１６）を絞り出すことを特徴とする。

【００１０】野菜等を漬ける場合、箱（１）の内部の網
目上げ底枠（２）を取り除き、箱（１）の中に野菜を平
らに整え入れて、押し板（４）で押圧しながら蓋（１
１）を施して、ハンドル（Ｈ）を回してパイプ（８）を
螺入することにより、押し板（４）は野菜を押圧して、
ちょっとした野菜を漬け込む浅漬け器となり豆腐の水気
・絞り器と兼用できる特性があることを特徴とする。

【００１１】

【実施例】先ず、箱（１）から蓋（１１）を外し、箱
（１）の内部に内蔵する、網目上げ底枠（２）を取り出
して、豆腐（３）を（一丁又は、一丁を複数にスライス
して）キッチン・ペーパー等で包み網目上げ底枠（２）
に収めて、箱（１）の内部に入れる、次に、豆腐
（３）の上部にコイル・バネ（６）の弾性により、伸び
出している押し板（４）を当てながら、蓋（１１）を上
から押さえる、その時に箱（１）の左右に施した、ひっ
かかる受け（１３）に蓋（１１）に施した、自在となる
フック爪（１２）が、コイル・バネ（６）の反撥力によ
り、ひっかかり、蓋（１１）は箱（１）に固定される。

【００１２】次に、ハンドル（Ｈ）を回しながらパイプ
（８）を螺入することにより、コイル・バネ（６）の弾
性により、豆腐（３）は圧縮されて、尚、コイル・バ
ネ（６）が伸張することにより自然と豆腐（３）の水気
（１６）は、網目上げ底枠（２）の適当な脚（Ａ）の高
さの網目底より、豆腐（３）の水気（１６）を絞り出
す、又、素材については金属・合成樹脂等でもよいが、
箱（１）については、豆腐の水気の絞り加減を判断でき
る透明である素材が好ましい、又、箱（１）の側面等に
目盛り（２１）を施す。

【００１３】更に、図７に示すように長矩形の箱（２
２）の中に仕切板（２３）を施し、図３に示すように蓋
（１１）の両側面の縁は蓋が個々に連接出来るようにカ
ットしてあることにより、蓋を個々に取り付けて、連接
構成する事も可とする特徴を有する。

【００１４】

【発明の効果】豆腐の水気切りが簡単になったことによ
り、豆腐料理も多様化した事と、又、ちょっとした浅
漬け器に兼用出来るので便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の略図である。

【図２】本発明の側壁板（１４）が付いた網目上げ底枠
（２）に豆腐（３）が収まった略図である。

【図３】本発明の蓋（１１）に付帯した、各部品を示す
斜視図である。

【図４】本発明の側壁板（１４）が付いた網目上げ底枠
（２）を示す斜視図である。

【図５】本発明の底の有る矩形の箱（１）と、受け（１
３）を示す斜視図である。

【図６】本発明の押し板（４Ｂ）にパイプ（８Ｂ）を軸
着・嵌合し、更に網目底枠（１９）の底裏にコイル・バ
ネ（２０）の装着を示した略図である。

【図７】本発明の長矩形の箱（２２）の中に仕切板（２
３）と目盛り（２１）を施した、連接構成を示す略図で
ある。

【符号の説明】

１箱２網目上げ底枠３豆腐４押し板５パイプ柄６コイル・バネ７ ♂ネジ８パイプ９ ♀ネジ１０形体１１蓋１２フック爪１３受け１４側壁板１６水気１７抜け出し防止１８指穴Ａ脚ＨハンドルＣキャップ４Ｂ押し板８Ｂストレートなパイプ１１Ｂ蓋１９網目底枠２０コイル・バネ２１目盛２２長矩形の箱２３仕切板

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】底の有る矩形の箱に、蓋付きで構成す
る、箱（１）の内部には、豆腐（３）の収まる左右の側
壁板（１４）からなる適宜な寸法の、着脱できる側壁板
（１４）付き網目上げ底枠（２）が有り、その網目上げ
底枠（２）に豆腐（３）を収めて、豆腐（３）を押圧す
る、押し板（４）の中央部にはパイプ柄（５）を結合し
て、そのパイプ柄（５）の内部にコイル・バネ（６）を
挿入して、次に、パイプ（８）の外周に♂ネジ（７）を
螺刻したパイプ（８）の内部に、コイル・バネ（６）を
挿入したパイプ柄（５）を挿入する、更に、ハンドル
（Ｈ）・キャップ（Ｃ）付きパイプ（８）の♂ネジ
（７）が螺入できる♀ネジ（９）を螺刻した形体（１
０）を、箱（１）の蓋（１１）の中央部に固着する、パ
イプ（８）の内部に挿入された、パイプ柄（５）がパイ
プ（８）の内部でスライドしながら、コイル・バネ
（６）の伸張により、パイプ柄（５）と結合した押し板
（４）が押し出されている、ハンドル（Ｈ）を回して
パイプ（８）を螺入することにより、♂ネジ（７）が♀
ネジ（９）を介して、押し板（４）がコイル・バネ
（６）を縮めながら、豆腐（３）を圧縮して、次に縮
められたコイル・バネ（６）が自然と伸張することによ
り、網目上げ底枠（２）の網目より下に、豆腐（３）の
水気（１６）が絞り落ちるように、したことを特徴とす
る、豆腐の水気・絞り器。
【請求項２】箱（１）と蓋（１１）の結合は、蓋（１
１）の左右に自在となるフック爪（１２）を施し、
尚、箱（１）の左右には、フック爪（１２）がひっかか
る受け（１３）を施してある、押し出されている押し板
（４）で豆腐（３）を押圧すると、押し板（４）に結合
されたパイプ柄（５）はパイプ（８）の内部でスライド
しながら、パイプ（８）の内部に内蔵された、コイル・
バネ（６）の伸張力により、パイプ柄（５）と押し板
（４）が押し出されることにより蓋（１１）を押し上げ
ながら、箱（１）の受け（１３）に蓋（１１）のフック
爪（１２）がひっかかり蓋（１１）が固定されること
を、特徴とする請求項１記載の豆腐の水気・絞り器。
【請求項３】長矩形の箱（２２）の中に仕切板（２
３）を施し、尚、蓋（１１）の両側面の縁をカットし
てある、その蓋（１１）を中仕切りごとに個々に取り付
けて、連接構成できることを、特徴とする請求項１記載
の豆腐の水気・絞り器。
【請求項４】豆腐（３）の水気（１６）の絞り加減を
判断できる透明である素材を使用して、箱（１）の側面
等に目盛り（２１）を付けたことを、特徴とする請求項
１記載の豆腐の水気・絞り器。
【請求項５】図６で示す豆腐の水気・絞り器は、側壁
板（１４）付き網目底枠（１９）の底裏の中央部には、
適当なコイル・バネ（２０）が固く嵌入できる、適コイル・バネ（２０）を嵌入して、次に網目底枠（１
９）に豆腐（３）を収めて、箱（１）の中に入れて、蓋
（１１Ｂ）を箱（１）に結合させて、押し板（４Ｂ）が
豆腐（３）を上部より押圧する、押し板（４Ｂ）の中央
部には、適当な長さのストレートな♂ネジ（７）を螺刻
したパイプ（８Ｂ）を軸着・嵌合して、ストレートなパ
イプ（８Ｂ）は押し板（４Ｂ）の上部の嵌合部内で自由
に回転できる構造として、ストレートなパイプ（８Ｂ）
を螺入することにより♂ネジ（７）が♀ネジ（９）を介
して、押し板（４Ｂ）が豆腐（３）を圧縮すると同時
に、コイル・バネ（２０）も圧縮される、圧縮されたコ
イル・バネ（２０）の伸張力により豆腐（３）の水気
（１６）が網目底枠（１９）の網目より下に、絞り落ち
るようにしたことを、特徴とする豆腐の水気・絞り器。
【請求項６】箱（１）の内部の網目上げ底枠（２）を
取り除き、箱（１）の中に野菜を平らに整え入れて、押
し板（４）で押圧しながら蓋（１１）を施し、ハンドル
（Ｈ）を回してパイプ（８）を螺入することにより、押
し板（４）は野菜を押圧して、ちょっとした浅漬けの器
となり豆腐の水気・絞り器と兼用できる、特性があるこ
とを、特徴とする浅漬け器。