JPH10290354A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH10290354A
JPH10290354A JP9096805A JP9680597A JPH10290354A JP H10290354 A JPH10290354 A JP H10290354A JP 9096805 A JP9096805 A JP 9096805A JP 9680597 A JP9680597 A JP 9680597A JP H10290354 A JPH10290354 A JP H10290354A
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JP
Japan
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data
time
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eol
timer
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JP9096805A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Murata
至規 村田
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャリア断を正確に判断して、受信処理を早急
に終了できる通信端末装置を提供する。 【解決手段】受信した符号化データを、このデータから
所定データを検出するまでの単位毎に復号する復号部3
と、この復号部3が所定データを検出し、且つ、復号が
正常終了する度に、計時を開始するタイマ部7とを備
え、タイマ部7の計時時間が所定時間を超えたときは、
符号化データの受信処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信処理の終了が
正確に判断できる通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、通信端末装置の1つであるフ
ァクシミリ装置では、受信時に、画像データの終了を示
すデータ(RTC信号)を検出しなくても、回線が切断
されており、キャリア(搬送波)が送出されていないと
判断したときには、受信動作を終了するようになってい
る。
【0003】具体的には、受信した符号化データを、例
えば256バイトを1ブロックとして、1ブロック毎に
復号している場合に、復号できないブロックが連続し、
この状態が数秒間(例えば15秒間)続くとキャリア断
と判断していた。すなわち、受信データの中からEOL
(ライン終端符号)を検出する度に、1走査線毎の復号
を行うが、この復号が数秒間行われないと、自動的に回
線を切断していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
通信端末装置(ファクシミリ装置)では、受信データを
復号するときに、ノイズなどの影響によりモデムを通じ
て受けたデータの中から、EOLと同じパターンのデー
タを検出すれば、これを復号できるブロックと判断して
しまい、回線が断されているにも拘らず、キャリア断が
検出できない場合があった。このような状態が連続すれ
ば、復号を繰り返すループ状態になってしまい受信動作
が終了できない可能性があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、キャリア断を正確に判断して、受信処理
を早急に終了できる通信端末装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の通信端末装置は、受信し
た符号化データを、このデータから所定データを検出す
るまでの単位毎に復号する復号部と、この復号部が所定
データを検出し、且つ、復号が正常終了する度に、計時
を開始するタイマ部とを備え、タイマ部の計時時間が所
定時間を超えたときは、符号化データの受信処理を終了
することを特徴とする。
【0007】ここに所定データとは、ファクシミリ通信
であればEOL(ライン終端符号)のことであり、復号
部(デコーダ)は、符号化データからEOLを検出する
度に、1走査線(ライン)毎に、イメージデータに復号
している。ここでは、タイマ部によって、EOLを検出
し、復号結果が正常になるまでの間隔を監視しているの
で、例え、ノイズによってEOLと同じデータが混入し
た場合でも、このときの復号結果は異常になり、タイマ
はリセットされずに所定時間を超えて、キャリア断を判
断できる。
【0008】なお、符号化データの受信処理を終了する
とは、キャリア断と判断し、回線の接続を切断して受信
処理を終了する場合以外に、メモリ受信していた符号化
データの破壊等が原因で、継続して行うようになった復
号処理を中止するような場合も含まれる。請求項2で
は、請求項1において、上記所定時間は、符号化データ
を受信する伝送速度に応じて定められることを特徴とす
る。すなわち、伝送速度が速くなる程、所定データの検
出サイクルは短くなるので、所定時間をある程度短くし
ても、キャリア断と判断でき、逆に、伝送速度が遅くな
る程、所定データの検出サイクルは長くなるので、所定
時間をある程度長くして、キャリア断を判断する必要が
ある。
【0009】請求項3は、ファクシミリ受信の場合であ
り、請求項1あるいは2において、受信した符号化デー
タは、所定データとして1走査線毎に終了信号を付加し
た画像データで構成されており、上記所定時間は、画像
データの走査線長と走査線密度に応じて定められること
を特徴とする。すなわち、走査線長が長く、あるいは、
走査線密度が高くなる程、データ量は多くなり、所定デ
ータ(EOL)の検出サイクルは長くなるので、走査線
長が短く、走査線密度が低い場合に比べて、所定時間を
長くして、キャリア断を判断する必要がある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、本発明の通信端
末装置の構成の一例を示したブロック図である。ここに
は、通信端末装置の一例として、ファクシミリ装置Fの
構成を示しているが、本発明はこれには限定されず、デ
ータ通信機能を備えたパーソナルコンピュータなどであ
ってもよい。
【0011】図示するように、ファクシミリ装置Fは、
CPUなどで構成され、以下の各部を制御する主制御部
1と、回線Lを接続したNCU(網制御装置)及びファ
クシミリ通信を行うために信号変換を行うモデム2と、
ファクシミリ通信時に符号化データあるいは復号データ
に変換する符号化・復号部3(CODEC)と、符号化
した画像データを蓄積する画像蓄積部4と、RAMやR
OMで構成された記憶部5と、各種操作キーと液晶画面
を有した操作パネルで構成される操作・表示部6と、主
制御部1により設定された時間を計時するタイマ部7
と、記録紙にファクシミリ受信した画像などを記録する
記録部8と、原稿の画像を読取走査する読取部9とを備
えている。
【0012】このファクシミリ装置Fでは、主制御部1
は、読取部9で読み取った原稿の画像データを、符号化
・復号部3で符号化し、NCU・モデム2により回線L
を通じて、相手の通信端末装置に送信する一方、回線L
を通じて受信した画像データを符号化・復号部3で復号
して、記録部8によって記録紙に印字出力する。なお、
メモリ通信を行う場合には、送信あるいは受信の符号化
データを画像蓄積部4に一旦格納してから、順次データ
を取り出して上記動作を行っている。
【0013】図示した符号化・復号部3は、本発明の請
求項1に記載の復号部を含んでおり、受信した符号化デ
ータを、このデータから所定データを検出するまでの単
位毎に復号する。すなわち、受信した符号化データを先
頭から検索し、EOL(ライン終端符号)を検出する度
に、それまでのデータを1走査線(ライン)のデータと
して、1走査線毎にイメージデータに復号する。
【0014】本発明では、受信を開始したときと、符号
化・復号部3が所定データ(EOL)を検出し、且つ、
復号が正常終了する度に、主制御部1がタイマ部1を起
動(リセット)して計時を開始し、この計時時間が所定
時間(例えば15秒)を超えたときは、キャリア断と判
断し、符号化データの受信処理を終了する。なお、符号
化データの受信処理を終了するとは、キャリア断と判断
し、回線Lの接続を切断して受信処理を終了する場合以
外に、画像蓄積部4にメモリ受信していた符号化データ
の破壊等が原因で、符号化・復号部3が継続して行うよ
うになった復号処理を中止する場合なども含まれる。
【0015】このように、このファクシミリ装置Fで
は、タイマ部7によって、EOLを検出し、復号結果が
正常になるまでの間隔を監視しているので、例え、ノイ
ズによって、NCU・モデム2などを通じ、EOLと同
じデータが混入した場合でも、この場合の復号結果は異
常になるため、タイマはリセットされずに所定時間を超
え、キャリア断の判断が出来る。なお、復号結果が異常
とは、復号後のデータ量が上限値(1走査線のデータ量
の上限値)を超えるような場合をいう。
【0016】次に、図2に上記基本動作をフローチャー
トで示す。相手の通信端末装置(ファクシミリ装置)か
らの呼出に対して着信し、ハンドシェイク処理が終了し
たときに、ハンドシェイク処理内の手順信号から検出し
た通信速度(伝送速度)を基に、上記タイマ部7が使用
する所定時間(基準時間)を算出する(ステップ100
〜102)。
【0017】すなわち、通信速度が速くなる程、EOL
を検出できる時間のサイクルは短くなるので、所定時間
をある程度短くして、早期にキャリア断を判断できるよ
うにする。逆に、通信速度が遅くなる程、EOLを検出
できる時間のサイクルは長くなるので、所定時間をある
程度長くして、キャリア断を判断する。次いで、1ブロ
ック(例えば256バイト)ずつデータを受信して、E
OLを検出すべく、データを先頭から順に検索し、EO
Lを検出すれば、1ラインの復号を行う。そして、復号
結果が正常であればタイマ部7の計時をリセットした後
にデータ検索を継続し、異常であれば、1ラインを復号
したとはみなさずに、ノイズなどが混入したと判断し
て、タイマ部7の計時を継続したままデータ検索を継続
する(ステップ103〜109)。
【0018】一方、EOLを検出しない場合、タイマ部
7の計時時間が、ステップ102において算出した基準
時間を超えたときには、キャリア断と判断して回線Lを
切断し、受信処理を終了するが、基準時間を超えずに、
RTC(制御復帰符号)を検出すれば、受信データが終
了したとして正常終了処理を行い、RTCを検出しなけ
れば、次のブロックに対する受信動作を継続する(ステ
ップ110〜114)。このように本発明では、基準時
間の間に、EOLを検出しないか、EOLを検出しても
正常に復号できたラインがなければ、キャリア断と判断
する。
【0019】次に、タイマ部7が使用する基準時間につ
いて、図3,4とともに説明する。図3(a)は、予
め、記憶部5に、通信速度(伝送速度)に応じて、基準
時間を設定する場合を示している。これによれば、通信
速度を検出したときに、わざわざ所定の演算式を用いて
基準時間を算出する必要はなく、対応して設定された基
準時間を用いるだけでよい。
【0020】図3(b)は、通信速度に応じて所定時間
を変えることはせずに、復号の処理単位であるブロック
数によりキャリア断を検出する場合のデータを示してい
る。この場合、EOLを検出せず、または、EOLを検
出したが復号結果が異常であったブロックが、基準ブロ
ック数まで連続したときに、キャリア断と判断して回線
Lを切断する。
【0021】また、ファァクシミリ受信であれば、受信
した符号化データは、上述したように、1走査線毎に終
了信号(EOL)を付加した画像データで構成されてい
るので、タイマ部7が使用する所定時間(基準時間)
を、画像データの走査線長と走査線密度に応じて定める
ことができる。すなわち、走査線長が長く、あるいは、
走査線密度が高くなる程、データ量は多くなり、EOL
を検出できる時間のサイクルは長くなるので、走査線長
が短く、走査線密度が低い場合に比べて、基準時間を長
くして、キャリア断を判断する必要がある。
【0022】図4(a),(b)には、基準時間を算出
するためのデータを示しており、それぞれ、走査線長
「A4」(A4記録紙の用紙幅)を基準とした場合の基
準時間を求めるための倍率、走査線密度「ノーマル」
(ノーマルモード時の走査線密度)を基準とした場合の
基準時間を求めるための倍率を設定している。ハンドシ
ェイク処理によって、走査線長と走査線密度を検出すれ
ば、予め定めた基準時間に、対応して設定された倍率を
かけて基準時間とし、タイマ監視を行うようにする。
【0023】なお、走査線長や走査線密度に対しても、
図3(a),(b)に示したように、基準時間や基準ブ
ロック数を予め設定しておいてもよいことは言うまでも
なく、更に、通信速度と対応して基準時間や基準ブロッ
ク数を変化させてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の通信端末装置によれば、タイマ
部によって、受信した符号化データ中の所定データを検
出し、復号結果が正常になるまでの時間間隔を監視して
いるので、例え、ノイズによって、所定データと同じデ
ータが混入した場合でも、復号結果は異常になり、タイ
マはリセットされずに所定時間を超えることになり、キ
ャリア断と判断することが出来る。したがって、キャリ
ア断が検出できずにループ状態になることがなく、受信
動作を早急に終了できる。
【0025】請求項2では、タイマ部が使用する所定時
間は、伝送速度に応じて定められ、請求項3では、画像
データの走査線長と走査線密度に応じて定められるの
で、より正確にキャリア断の判断ができ、より早急に受
信動作を終了できるようになり、無駄に回線を接続する
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の要部構成の一例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置の基本動作の一例を示す
フローチャートである。
【図3】タイマ部が使用する所定時間(基準時間)を説
明する図である。
【図4】タイマ部が使用する所定時間(基準時間)を説
明する図である。
【符号の説明】
F・・・ファクシミリ装置 1・・・主制御部 3・・・符号化・復号部 4・・・画像蓄積部 5・・・記憶部 7・・・タイマ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した符号化データを、このデータから
    所定データを検出するまでの単位毎に復号する復号部
    と、この復号部が上記所定データを検出し、且つ、復号
    が正常終了する度に、計時を開始するタイマ部とを備
    え、 上記タイマ部の計時時間が所定時間を超えたときは、上
    記符号化データの受信処理を終了することを特徴とする
    通信端末装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記所定時間は、上記符号化データを受信する伝送速度
    に応じて定められることを特徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは2において、 上記受信した符号化データは、上記所定データとして1
    走査線毎に終了信号を付加した画像データで構成されて
    おり、 上記所定時間は、上記画像データの走査線長と走査線密
    度に応じて定められることを特徴とする通信端末装置。
JP9096805A 1997-04-15 1997-04-15 通信端末装置 Pending JPH10290354A (ja)

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JP9096805A JPH10290354A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 通信端末装置

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JP9096805A Pending JPH10290354A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 通信端末装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008129927A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Tokyo Stock Exchange Inc 売買システム、電文送信制御方法、送信許可電文通番通知プログラム及び業務電文送信制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008129927A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Tokyo Stock Exchange Inc 売買システム、電文送信制御方法、送信許可電文通番通知プログラム及び業務電文送信制御プログラム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406