JPH10289337A - 定期券システム - Google Patents

定期券システム

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JPH10289337A
JPH10289337A JP9093662A JP9366297A JPH10289337A JP H10289337 A JPH10289337 A JP H10289337A JP 9093662 A JP9093662 A JP 9093662A JP 9366297 A JP9366297 A JP 9366297A JP H10289337 A JPH10289337 A JP H10289337A
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Yukio Tanaka
幸男 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定期券の使用に当り、定期券の割安感を向上
させることにより、利用者へのサービス向上を図る。 【解決手段】 利用利用金が加算されていき、該加算料
金が、例えば定期券料金である上限料金以下である場合
は利用した料金のみを支払い、加算料金が上限料金以上
になった場合は、上限料金のみを支払うようにする。従
って、時期によっては、定期券の割安が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道やバスや高
速道路等の交通機関において用いられる磁気カード、I
Cカード、または非接触式のICカード等による定期券
の処理を行う定期券システムに関する。
【0002】
【従来の技術】公共交通機関等においては、一定区間の
一定期間内における割引サービスとして、通勤・通学定
期券制度、あるいは回数券制度等がある。定期券制度
は、事前にカードを購入し、有効期間内であれば、あら
かじめ設定された区間内は乗り降り自由である。また回
数券制度は、通常10回分の値段で11枚の切符が購入
できるものであり、回数券カードの場合は10回分の値
段で11回乗り降りできるようになっている。すなわ
ち、現行の乗車券制度においては、定期券の場合は、利
用者の乗車日(利用日)と非利用日(例えば休日)とに
は全く関係なく、指定期日まで平日および休日を通して
利用されるものと定められている。また回数券の場合
は、その発行単位枚数が前述したように定められてい
る。
【0003】このように従来の定期券は、実際の利用頻
度によらず料金は一定であるため、日曜日の休日のほか
土曜日も休日とする週休二日制や、夏期休暇やゴールデ
ン・ウイーク(四月末〜五月始めにかけての連休日)や
年末年始時期などの長期休暇を考慮すると、時期によっ
ては回数券を利用した方が料金が安い場合があり、定期
券の割安感が薄れている。
【0004】また、回数券においては、列車等に乗車す
るたびに券が必要であるため、利用者は、通勤・通学に
使用するたには一日最低でも二枚持つ必要があり、非常
に面倒である。
【0005】そこで、利用者サービスのため、カード状
の普通券を用いて乗車区間が所定回数に達すれば、金額
を減ずることなく、回数券処理を行うようにした乗車券
システムが提案されている(特開平5−73744号公
報)。
【0006】しかし、この特開平5−73744号公報
開示の「乗車券システム」におけるカードでは、利用者
は複数枚持つ必要はないが、通勤日数が多い月などは現
状の定期券制度の方が料金的に安く、金銭的なメリット
は薄くなり、利用者へのサービスとして十分とは言えな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に着目
してなされたものであって、定期券の使用に当り、時期
によっては定期券の割安感を向上させることにより利用
者へのサービス向上を図るようにした定期券システムを
提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、利用した料金である利用料金情報(C3)と、自
由に設定可能な上限料金情報(C4)とを含んだ定期券(C)
を処理するための定期券システムにおいて、利用して費
やした料金を算出するための利用料金算出手段(22)と、
今までに利用した料金に前記利用料金算出手段(22)で算
出した料金を加算するための利用料金加算手段(24)と、
前記加算料金が前記上限料金情報(C4)として記録されて
いる上限料金に達したか否かを判断するための上限料金
判定手段(26)と、前記加算料金が前記上限料金に達して
いない場合のみ、該加算料金を定期券に書込むための書
込み手段(14)と、を備えている定期券システムとした。
【0009】前記定期券としては、磁気記録可能な磁気
カードの他、ICカード、非接触式のICカードを含ん
でいる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。本発
明の定期券は、磁気カード、ICカード、または非接触
式のICカードを使用することができるが、本実施例で
は、磁気カードによる定期券について説明する。図1に
は、自動改札機10の概略的なブロック図を示してい
る。
【0011】自動改札機10は、改札機本体に挿入され
た定期券Cの磁気データを読取るための読取り装置12
と、乗車駅情報や後述する利用料金情報を書込むための
書込み装置14と、定期券Cから読取った情報に基づい
て信号処理を行うための制御装置16と、自動改札機1
0の開閉ドアを駆動するためのドア駆動装置18とを有
している。制御装置16はCPUから成っている。
【0012】図2には、本発明において用いられる定期
券Cの記録される情報の種類を示している。該定期券C
には、利用区間の駅情報が記録される利用区間情報C1
と、利用できる期間である有効期間情報C2とが磁気的
に記録されている他、現在までに列車を利用した際の通
常料金である利用料金情報C3と、あらかじめ設定され
た上限料金情報C4とが磁気情報として書込まれてい
る。上限料金とは、通常、定期券の販売料金、すなわち
定期料金を意味するものであるが、該定期料金以上に設
定してもよく、また定期料金以下に設定してもよく、自
由に設定することは可能である。
【0013】図3は図1に示した制御装置16の機能ブ
ロックを示している。図3において、制御装置16は、
有効判定部20と、利用料金算出部22と、利用料金加
算部24と、上限料金判定部26とを有している。
【0014】有効判定部20は、読取り装置12によっ
て図2に示す定期券Cの情報を読取ったうち、利用区間
情報C1と有効期間情報C2とに基づいて該定期券Cが
有効であるか否かを判定する。有効でないと判断した場
合はドア駆動装置18に信号を送って自動改札機のドア
を閉鎖する。
【0015】前記利用料金算出部22は、自動改札機に
より入場する際に定期券に書込まれる乗車駅情報に基づ
いて、該乗車駅から降車駅までの利用料金を演算する。
この利用料金は、定期料金に基づくものではなく、あく
までも普通乗車券の料金に基づき算出する。
【0016】前記利用料金加算部24は、図2に示す定
期券Cに記録されている今までに利用した料金に前記利
用料金算出部22において算出した料金を加算する。加
算された料金は、前記上限料金判定部26において、読
取り装置12で読取った上限料金と比較され、加算料金
が上限料金に達しているか否かが判断される。加算料金
が上限料金に達していない場合は、該加算料金は書込み
装置14により図2に示す定期券Cの利用料金情報C3
に書込まれる。すなわち、乗車駅情報から算出された利
用料金は利用料金情報C3に課金される。
【0017】例えば、A駅〜C駅間の1ケ月における定
期券料金が1万円であったとすると、従来においては、
その定期券の利用頻度や、途中駅であるB駅で下車した
場合であっても料金は1万円の固定である。しかし、本
発明においては、A駅〜C駅間の利用回数分だけその料
金が加算される。すなわち、A駅〜B駅間、あるいはB
駅〜C駅間を利用した場合であってもその利用区間の料
金が加算されることになる。しかし、この合計が1万円
に満たない場合、例えば8千円であった場合は月末に8
千円が請求されることとなり、利用者はその8千円の額
だけを支払うことになるが、合計が1万円に達している
場合は、利用者は無条件に定期券料金である1万円を支
払う。すなわち、時期によっては定期券料金よりも割安
となり、利用客サービスとなる。
【0018】図4は図3のフローチャートを示すもので
あって、このフローチャートに基づいて、本発明の定期
券システムを説明する。
【0019】ステップ(以下、STという)100で
は、読取り装置12により定期券Cの書込み情報を読取
る。ST102では、読取った情報のうちの利用区間情
報および有効期間情報に基づき当該定期券Cが有効であ
るか否か判定する。有効でない場合は自動改札機10の
ドアを閉鎖して利用客の通過を阻止する。有効である場
合はST104に進む。
【0020】ST104では、乗車駅から降車駅までの
利用料金を算出する。例えば定期券の利用区間がA駅〜
C駅であった場合、乗車駅がA駅で降車駅がB駅である
ときは160円の料金を算出し、乗車駅がA駅で降車駅
がC駅であるときは180円の料金を算出する。この算
出された利用料金は、ST106において、今までに利
用した料金に加算される。すなわち、定期券Cに書込ま
れている利用料金に今回利用した利用料金を加算する。
【0021】加算された料金は、ST108において、
定期券Cに記録されている定期券料金である上限料金と
比較され、加算料金が上限料金に達しているか否かが判
断される。未だ上限料金に達していない場合は、ST1
10に進み、定期券Cの利用料金情報C3に加算料金と
して書き換えられるが、加算料金が上限料金に達してい
る場合は、それ以上利用料金情報C3に書き換えを行わ
ない。
【0022】以上のように本発明は、定期券料金内にお
いて利用した分だけの料金を支払うことになるため、基
本的には料金後払い(ポストペイカード)方式となる
が、例えば、通勤定期の場合においては、各企業と鉄道
事業者等とが契約しておけば、鉄道事業者等が各企業に
請求すればよいこととなり、鉄道事業者側としては料金
不払い等のリスクを回避することができる。また、企業
側にとっても時期によっては従業員に支払う交通費を節
約することができるというメリットが生まれることにな
る。
【0023】本実施例において、定期券を磁気カードで
説明したが、ICカードや、非接触式のICカードにお
いても使用できることは言うまでもない。
【0024】また、本発明に係る定期券システムは、実
施例で説明した鉄道事業のみに関わらず、バスや高速道
路等においても利用することが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の定期券料金相当額を上限料金とし、その額以下の場
合は利用分のみの料金を支払い、利用回数の多い場合は
従来と同様の定期券料金を支払えばよいので、時期によ
って利用回数が少ない場合は、利用分に見合った料金を
支払えばよく、定期券の割高感がなく、利用者のサービ
ス向上となる。
【0026】また、本発明の定期券システムは、利用者
の定期券利用頻度により上限料金を自由に設定すること
が可能である他、最低料金(ミニマムチャージ)を設定
することも可能である。従って、従来の定期券のように
通勤定期券と通学定期券の2種類だけではなく、定期券
の種類のバラエティーを広げることができ、それだけ利
用者に対するサービス向上となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての自動改札機の概略的ブロック
図である。
【図2】本発明に使用される定期券の概略図である。
【図3】本発明の定期券システムにおける処理を行う制
御装置の機能ブロック図である。
【図4】図3におけるフローチャートである。
【符号の説明】 12 読取り装置 14 書込み装置 16 制御装置 20 有効判定部 22 利用料金算出部 24 利用料金加算部 26 上限料金判定部 C 定期券

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用した料金である利用料金情報(C3)
    と、自由に設定可能な上限料金情報(C4)とを含んだ定期
    券(C)を処理するための定期券システムであって、 利用して費やした料金を算出するための利用料金算出手
    段(22)と;今までに利用した料金に前記利用料金算出手
    段(22)で算出した料金を加算するための利用料金加算手
    段(24)と;前記加算料金が前記上限料金情報(C4)として
    記録されている上限料金に達したか否かを判断するため
    の上限料金判定手段(26)と;前記加算料金が前記上限料
    金に達していない場合のみ、該加算料金を定期券に書込
    むための書込み手段(14)と;を備えていることを特徴と
    する定期券システム。
JP09366297A 1997-04-11 1997-04-11 定期券システム Expired - Lifetime JP3340647B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230216A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Toshiba Corp 利用料金計算方法および利用料金計算システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009230216A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Toshiba Corp 利用料金計算方法および利用料金計算システム

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