JPH1028776A - ゲーム処理装置 - Google Patents

ゲーム処理装置

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JPH1028776A
JPH1028776A JP8186012A JP18601296A JPH1028776A JP H1028776 A JPH1028776 A JP H1028776A JP 8186012 A JP8186012 A JP 8186012A JP 18601296 A JP18601296 A JP 18601296A JP H1028776 A JPH1028776 A JP H1028776A
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game
unit
signal
image
operation input
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JP8186012A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sasaki
努 佐々木
Teruo Hamano
輝夫 浜野
Takeshi Kajii
健 梶井
Noboru Sonehara
曽根原  登
Takanori Nakajima
隆則 中島
Tatsuya Yonekawa
達也 米川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム実行中の操作入力手段の操作内容を抽
出し、ゲームに対する操作入力手段の操作内容を詳細に
解析、教示、あるいは、記録することが可能となるゲー
ム処理装置を提供する。 【解決手段】 ゲーム処理装置において、操作入力手段
と、操作入力手段からの操作信号を分配する分配部と、
分配部で分配された操作信号に基づき、ゲームプログラ
ムを実行しゲームを生成するゲーム実現手段と、分配部
で分配された操作信号を解析する操作信号解析部と、操
作信号解析部で解析された操作入力手段の解析済み操作
信号に基づいて、操作入力手段の操作内容を表現する画
像が本来のゲーム画像に重畳された画像の映像信号を生
成する解析結果処理部と、解析結果処理部で生成された
映像信号の画像を表示するゲーム表示手段とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム処理装置に
係わり、特に、ゲーム実行中の操作入力手段の操作内容
を抽出し、当該ゲームに対する操作入力手段の操作内容
を解析、教示、あるいは、記録するゲーム処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−ROM(コンパクト・ディ
スク・リードオンリ・メモリ)、FD(フロッピー・デ
ィスク)あるいはROM(リードオンリ・メモリ)等の
記録媒体に格納されているゲームソフト(プログラム)
を実行しゲームを生成するゲーム機が、一般家庭内に広
く普及している。
【0003】これらゲーム機より生成されるゲームは、
知的判断を必要とするゲームと反射神経を問われるゲー
ムとに大別され、中には、両方の性質を備えたものも存
在する。
【0004】前記ゲーム機により生成されるゲームを完
結(終了)させるためには多大な時間を必要とするた
め、従来、書籍等においてゲームの運行内容等を解説す
ることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記書籍等によるゲー
ム運行内容の解説は、動きの少ないゲームにおいては十
分な成果を上げているが、反射神経を問われるような動
きの激しいゲームにおいては、十分な解説を行うことが
できなかった。
【0006】即ち、ゲーム上に登場する人物等の高速な
動作、あるいは、その高速な動作に合わせた操作者の操
作入力手段の操作を紙面上で表現することは不可能であ
り、十分な解説を行うことは不可能であった。
【0007】このため、書籍上での表現の不足を補うた
め、あるいは、ゲームに対する操作を抽出するために、
ゲーム画面と操作入力手段の操作をビデオテープに記録
する手法が採用されている。
【0008】しかしながら、この手法は、操作入力手段
の操作とゲーム画面とを同期させてビデオテープに記録
する必要があり記録時に多大の労力を必要する、また、
操作入力手段の操作回数や、細かな操作を抽出すること
は困難である、あるいは、操作入力手段の操作に連動し
たゲーム記録を行うことは不可能であるという問題点が
あった。
【0009】さらに、操作入力手段の自分の操作内容
と、操作入力手段の他人の操作内容とを、操作入力手段
の操作レベルで詳しく比較したりすることは不可能であ
るという問題点があった。
【0010】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであって、本発明の目的は、ゲー
ム処理装置において、ゲーム実行中の操作入力手段の操
作内容を抽出し、ゲームに対する操作入力手段の操作内
容を詳細に解析、教示、あるいは、記録することが可能
となる技術を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ゲーム処理装置にお
いて、操作入力手段の自分の操作内容と、操作入力手段
の他人の操作内容とを、操作入力手段の操作レベルで詳
細に比較することが可能となる技術を提供することにあ
る。
【0012】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0014】(1)ゲーム処理装置において、ゲームを
操作する操作入力手段と、前記操作入力手段から出力さ
れた操作信号を分配する分配部と、前記分配部で分配さ
れた前記操作信号に基づき、ゲームプログラムを実行し
ゲームを生成するゲーム実現手段と、前記分配部で分配
された前記操作信号を解析する操作信号解析部と、前記
操作信号解析部で解析された前記操作入力手段の解析済
み操作信号に基づいて、前記操作入力手段の操作内容を
表現する画像が前記ゲーム実現手段から出力される本来
のゲーム画像に重畳された画像の映像信号を生成する解
析結果処理部と、前記解析結果処理部から出力された画
像の映像信号に基づき、前記操作入力手段の操作内容を
表現する画像が前記本来のゲーム画像に重畳された画像
を表示するゲーム表示手段とを具備することを特徴とす
る。
【0015】(2)前記(1)の手段において、前記解
析結果処理部から出力された画像の映像信号を記録する
画像記録手段を、さらに具備することを特徴とする。
【0016】(3)前記(1)の手段において、前記操
作入力手段の解析済み操作信号を変調し、前記解析結果
処理部で生成された画像の映像信号と混合する信号変調
部と、前記変調部から出力された映像信号を記録・再生
する画像記録手段と、前記画像記録手段で再生された前
記解析結果処理部で生成された画像の映像信号を前記表
示手段に出力するとともに、前記再生された映像信号の
中から前記操作入力手段の解析済み操作信号を取り出す
信号復調部と、前記画像記録手段を制御するとともに、
前記信号復調部から出力された前記解析済み操作信号が
入力される画像記録手段制御部とを、さらに具備するこ
とを特徴とする。
【0017】(4)前記(3)の手段において、前記画
像記録手段制御部が、前記再生された操作入力手段の解
析済み操作信号を、前記解析結果処理部に出力すること
を特徴とする。
【0018】(5)前記(3)または(4)の手段にお
いて、前記操作入力手段の操作信号が、前記画像記録手
段制御部の制御信号として、前記分配部および操作信号
解析部を介して前記画像記録手段制御部に入力されるこ
とを特徴とする。
【0019】(6)ゲーム処理装置において、ゲームを
操作する操作入力手段と、前記操作入力手段から出力さ
れた操作信号を分配する分配部と、前記分配部で分配さ
れた前記操作信号に基づき、ゲームの運行を制御するゲ
ーム運行制御信号を生成するゲーム制御部と、前記ゲー
ム制御部から出力されるゲーム運行制御信号に基づき、
ゲームプログラムを実行しゲームを生成するゲーム生成
部と、前記ゲーム生成部から出力されるゲーム画像の映
像信号に基づきゲーム画像を表示するゲーム表示手段
と、前記分配部で分配された前記操作信号を解析する操
作信号解析部と、前記ゲーム制御部から出力されるゲー
ム運行制御信号と前記操作信号解析部で解析された前記
操作入力手段の解析済み操作信号とを記録・再生する記
録手段と、前記記録手段を制御する記録手段制御部と、
前記ゲーム制御部から出力されるゲーム運行制御信号と
前記操作信号解析部で解析された前記操作入力手段の解
析済み操作信号とを前記記録手段に出力するとともに、
前記記録手段から再生されたゲーム運行制御信号と前記
操作入力手段の解析済み操作信号とを前記ゲーム制御部
に出力する解析結果処理部とを具備することを特徴とす
る。
【0020】(7)前記(6)の手段において、前記操
作入力手段の操作信号が、前記記録手段制御部の制御信
号として、前記分配部および操作信号解析部を介して前
記記録手段制御部に入力されることを特徴とする。
【0021】前記(1)の手段によれば、分配部で、操
作入力手段の操作信号をゲーム実現手段と操作信号解析
部に分配し、操作信号解析部で、操作入力手段のどのボ
タンが押されたかを解析し、解析結果処理部で、操作入
力手段の解析済み操作信号に基づいて、操作入力手段の
操作内容を表現する画像が本来のゲーム画像に重畳され
た画像の映像信号を生成し、ゲーム表示手段にこの画像
を表示するようにしたので、ゲームに対する操作入力手
段の操作内容を詳細に解析することが可能となる。
【0022】前記(2)の手段によれば、(1)の手段
において、画像記録手段に、解析結果処理部で生成され
た画像の映像信号を記録するようにしたので、他の人の
操作入力手段の操作内容が本来のゲーム画像に重畳され
た画像を、画像記録手段で再生することにより、当該ゲ
ームにおいて、操作入力手段の操作内容を効果的に理解
・習得することが可能となる。
【0023】前記(3)の手段によれば、(1)の手段
において、信号変調部で、操作入力手段の解析済み操作
信号を変調し、解析結果処理部で生成された画像の映像
信号と混合し、画像記録手段で、変調部から出力された
映像信号を記録・再生し、信号復調部で、画像記録手段
で再生された解析結果処理部で生成された画像の映像信
号を表示手段に出力するとともに、再生された映像信号
の中から操作入力手段の解析済み操作信号を取り出し、
画像記録手段制御部に信号復調部から出力された解析済
み操作信号を入力するようにしたので、ゲーム画像を、
再生された操作入力手段の操作信号に同期して再生する
ことが可能となる。
【0024】前記(4)の手段によれば、(3)の手段
において、再生された操作入力手段の解析済み操作信号
を、解析結果処理部に出力するようにしたので、再生さ
れた操作入力手段の操作信号と、再生されたゲームに対
する実際の操作入力手段からの操作信号との差異を算出
し、他の人の操作入力手段の操作内容と、自分の操作入
力手段操作内容との差異を詳細に把握することが可能と
なる。
【0025】前記(5)の手段によれば、(3)または
(4)の手段において、画像記録手段制御部の制御信号
として、操作入力手段の操作信号を画像記録手段制御部
に入力するようにしたので、ゲーム再生中に、操作入力
手段から、画像記録手段を制御することが可能となる。
【0026】前記(7)の手段によれば、分配部で、操
作入力手段の操作信号をゲーム制御部と操作信号解析部
に分配し、操作信号解析部で、操作入力手段のどのボタ
ンが押されたかを解析し、解析結果処理部で、ゲーム制
御部からのゲーム運行制御信号と操作入力手段の解析済
み操作信号とを記録手段に出力し、また、記録手段から
再生されたゲーム運行制御信号と操作入力手段の解析済
み操作信号とをゲーム制御部に出力し、ゲーム生成部
で、ゲームを再生しゲーム表示手段にゲーム画像を表示
するようにしたので、当該ゲームにおいて、操作入力手
段の操作内容を効果的に理解・習得することが可能とな
り、また、再生された操作入力手段の操作信号と、再生
されたゲームに対する操作入力手段からの操作信号との
差異を算出でき、他の人の操作入力手段の操作内容と、
自分の操作入力手段の操作内容との差異を詳細に把握す
ることが可能となる。
【0027】前記(8)手段によれば、(7)の手段に
おいて、記録手段制御部の制御信号として、操作入力手
段の操作信号を記録手段制御部に入力するようにしたの
で、ゲーム再生中に、操作入力手段から、記録手段を制
御することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0029】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0030】[発明の実施の形態1]図1は、本発明の
一発明の実施の形態(発明の実施の形態1)であるゲー
ム処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0031】図1において、1は操作入力手段、2は分
配部、3はゲーム実現手段、4はゲーム表示手段、5は
操作信号解析処理部、51は操作信号解析部、52は解
析結果処理部、60は画像記録手段である。
【0032】図1に示す操作入力手段1およびゲーム実
現手段3が、従来のゲーム機に該当する。
【0033】図2は、図1に示す操作入力手段1の一例
の概略構成を示す平面図である。
【0034】図2に示す操作入力手段1は、ゲーム上に
登場する人物等の移動方向を決定するカーソルボタン1
1、あるいは、ゲーム上に登場する人物等の動作を決定
するボタン群(12,13)を具備し、ケーブル14を
介してゲーム実現手段3に接続される。
【0035】カーソルボタン11、あるいは、ボタン群
(12,13)を操作したときに、その操作内容が電気
信号として、ケーブル14を介して操作入力手段1から
出力される。
【0036】また、ゲーム実現手段3は、CD−ROM
(コンパクト・ディスク・リードオンリ・メモリ)、F
D(フロッピー・ディスク)、ROM(リードオンリ・
メモリ)等のゲームソフトが格納された記録媒体を読み
込むための手段、読み込んだゲームソフト等を記憶する
メモリ、および、ゲームソフトを実行するCPU(処理
装置)等を具備している。
【0037】この場合に、分配部2および操作信号解析
処理部5は、独立した処理ユニット(機器)として、ゲ
ーム実現手段3と操作入力手段1との間に配置してもよ
く、また、ゲーム実現手段3、あるいは、操作入力手段
1の中に組み込みことも可能である。
【0038】さらに、分配部2は、操作入力手段1の数
に応じた数を用意してもよいことは言うまでもない。
【0039】また、図1に示すゲーム表示手段4はテレ
ビ受像器などで構成され、さらに、画像記録手段60
は、ビデオテープレコーダーやDVDプレイヤー等の画
像記録機器で構成される。
【0040】次に、本発明の実施の形態1のゲーム処理
装置のゲーム記録時について説明する。
【0041】ゲーム記録時には、まず、操作入力手段1
から出力される操作信号が分配部2に入力され、分配部
2では、操作信号をゲーム実現手段3と操作信号解析処
理部5の操作信号解析部51に分配する。
【0042】この場合に、必要があれば信号増幅、イン
ピーダンス補正等を行う。
【0043】ゲーム実現手段3では、分配部2から出力
された操作信号に基づき、記録媒体から読み込んだゲー
ムソフトを実行してゲームを生成し、そのゲーム画像の
映像信号を操作信号解析処理部5の解析結果処理部52
に出力する。
【0044】一方、操作信号解析部51では、分配部2
から出力された操作信号が、操作入力手段1のどのボタ
ンの信号であるかを解析し、その結果を解析結果処理部
52に出力する。
【0045】解析結果処理部52では、操作入力手段1
の操作内容を文字あるいはボタン等で表現した画像(例
えば、操作されたボタンの表示画像、あるいは、押され
たボタンの回数を表示する画像)が、ゲーム実現手段3
から出力されたゲーム画像(以下、本来のゲーム画像と
称す。)に重畳された画像(以下、操作入力手段1の操
作内容が重畳された画像と称す。)の映像信号を生成し
て出力するとともに、本来のゲーム画像の映像信号もそ
のまま出力する。
【0046】この場合に、本来のゲーム画像の映像信
号、あるいは、操作入力手段1の操作内容が重畳された
画像の映像信号の何方の映像信号を出力するかは、解析
結果処理部52に設けたスイッチング手段により、選択
可能とする。
【0047】したがって、本発明の実施の形態1のゲー
ム処理装置では、本来のゲーム自体に何ら影響を与える
ことがない。
【0048】本来のゲーム画像の映像信号、あるいは、
操作入力手段1の操作内容が重畳された画像の映像信号
が、解析結果処理部52からゲーム表示手段4に出力さ
れ、ゲーム表示手段4は、本来のゲーム画像、あるい
は、操作入力手段1の操作内容が重畳された画像を表示
する。
【0049】同時に、操作入力手段1の操作内容が重畳
された画像の映像信号が、解析結果処理部52から画像
記録手段60に出力され、画像記録手段60は、操作入
力手段1の操作内容が重畳された画像の映像信号をビデ
オテープ等の記録媒体に記録する。
【0050】このように、本発明の実施の形態1のゲー
ム処理装置では、操作入力手段1の操作内容を表現する
画像が本来のゲーム画像に重畳された画像を、ゲーム表
示手段4に表示することにより、ゲームに対する操作入
力手段1の操作内容を詳細に解析することが可能であ
る。
【0051】また、ビデオテープ等の記録媒体に記録さ
れた他の人(ゲームの上級者、ゲームの熟練者、また
は、コンピュータ)の、操作入力手段1の操作内容を表
現する画像が本来のゲーム画像に重畳された画像を、画
像記録手段60で再生することにより、当該ゲームにお
いて、操作入力手段1の操作内容を効果的に理解・習得
することが可能となる。
【0052】以上説明したように、本発明の実施の形態
1のゲーム処理装置によれば、本来のゲーム自体には影
響を与えることなく、ゲーム実行中の操作入力手段1の
操作内容を抽出し、ゲームに対する操作入力手段1の操
作内容を詳細に解析することが可能となる。
【0053】[発明の実施の形態2]図3は、本発明の
他の発明の実施の形態(発明の実施の形態2)であるゲ
ーム処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0054】図3において、1は操作入力手段、2は分
配部、3はゲーム実現手段、4はゲーム表示手段、5は
操作信号解析処理部、51は操作信号解析部、52は解
析結果処理部、6は同期記録部、61は信号変調部、6
2は画像記録手段、63は信号復調部、64は画像記録
手段制御部である。
【0055】図3に示す画像操作入力手段1は前記図1
に示す操作入力手段1と同じ構成であり、同様に、図3
に示す分配部2、ゲーム実現手段3、ゲーム表示手段
4、操作信号解析処理部5、操作信号解析部51、およ
び、解析結果処理部52も、前記図1に示す分配部2、
ゲーム実現手段3、ゲーム表示手段4、操作信号解析処
理部5、操作信号解析部51、および、解析結果処理部
52と同じ構成である。
【0056】図3に示す画像記録手段62は、ビデオコ
ントロール端子の付いたビデオテープレコーダーやDV
Dプレイヤー等の画像記録機器で構成される。
【0057】また、画像記録手段制御部64は、一般的
なパーソナルコンピュータ等で構成されるが、操作信号
解析処理部5のように、専用の処理ユニットで構成する
ことも可能である。
【0058】次に、本発明の実施の形態2のゲーム処理
装置の動作について説明する。
【0059】始めに、本発明の実施の形態のゲーム処理
装置のゲーム記録時について説明する。
【0060】ゲーム記録時には、まず、操作入力手段1
からの操作信号が分配部2に入力され、分配部2では、
操作信号をゲーム実現手段3と操作信号解析処理部5の
操作信号解析部51に分配する。
【0061】この場合に、前記発明の実施の形態1と同
様、必要があれば信号増幅、インピーダンス補正等を行
う。
【0062】ゲーム実現手段3では、分配部2から出力
された操作信号に基づいて、記録媒体から読み込んだゲ
ームソフトを実行してゲームを生成し、そのゲーム画像
の映像信号を操作信号解析処理部5の解析結果処理部5
2に出力する。
【0063】一方、操作信号解析部51では、分配部2
から出力された操作信号が、操作入力手段1のどのボタ
ンの信号であるかを解析し、その結果を解析結果処理部
52に出力する。
【0064】解析結果処理部52では、操作入力手段1
の操作内容が重畳された画像の映像信号を生成して出力
するとともに、本来のゲーム画像の映像信号もそのまま
出力する。
【0065】この場合に、操作入力手段1の操作内容が
重畳された画像は、前記発明の実施の形態1と同様、操
作入力手段1の操作内容を文字あるいはボタン等で表現
した画像(例えば、操作されたボタンの表示画像、ある
いは、押されたボタンの回数を表示する画像)が、本来
のゲーム画像(ゲーム実現手段3から出力されたゲーム
画像)に重畳された画像である。
【0066】この場合に、本来のゲーム画像の映像信
号、あるいは、操作入力手段1の操作内容が重畳された
画像の映像信号の何方の映像信号を出力するかは、解析
結果処理部52に設けたスイッチング手段により、選択
可能とする。
【0067】本来のゲーム画像の映像信号、あるいは、
操作入力手段1の操作内容が重畳された画像の映像信号
が、解析結果処理部52からゲーム表示手段4に出力さ
れ、ゲーム表示手段4は、本来のゲーム画像、あるい
は、操作入力手段1の操作内容が重畳された画像を表示
する。
【0068】同時に、信号変調部61では操作信号解析
部51から出力される解析済み操作信号を、ゲーム画像
の周波数領域で未使用の周波数帯に変調し、操作入力手
段1の操作内容が重畳された画像の映像信号と混合し
て、画像記録手段62に出力し、画像記録手段62は、
操作入力手段1の操作内容が重畳された画像の映像信号
と、信号変調部61で変調された解析済み操作信号とが
混合された映像信号をビデオテープ等の記録媒体に記録
する。
【0069】次に、本発明の実施の形態2のゲーム処理
装置のゲーム再生時の動作について説明する。
【0070】ビデオテープ等の記録媒体に記録された映
像信号(操作入力手段1の操作内容が重畳された画像の
映像信号と、信号変調部61で変調された解析済み操作
信号とが混合された映像信号)は、画像記録手段62で
再生され、信号復調部63に出力される。
【0071】信号復調部63では、再生された操作入力
手段1の操作内容が重畳された画像の映像信号をゲーム
表示手段4に出力し、ゲーム表示手段4は、再生された
操作入力手段1の操作内容が重畳された画像を表示す
る。
【0072】また、信号復調部63では、再生された映
像信号の中から、解析済み操作信号を分離・復調して画
像記録手段制御部64に出力する。
【0073】この再生された解析済み操作信号は、画像
記録手段制御部64が、例えば、コマ送り再生のよう
に、特定のボタンが押されたゲーム画面を表示するよう
に画像記録手段62を制御する場合に使用される。
【0074】このように、本発明の実施の形態2のゲー
ム処理装置では、ゲーム画像を、再生された操作入力手
段1の操作信号に同期して再生することが可能となる。
【0075】また、ゲーム再生中に、操作入力手段1か
らの操作信号が、分配部2および操作信号解析処理部5
の操作信号解析部51を介して、画像記録手段制御部6
4に入力され、画像記録手段制御部64は、当該操作入
力手段1からの操作信号に基づき、画像記録手段62を
制御する。
【0076】例えば、図2に示す例では、ボタン12を
押した場合には、ゲーム記録時に入力した操作入力手段
1の特定のボタンを押した画像の再生を行い、ボタン1
3を押した場合は早送りを行い、また、カーソルボタン
11の左右を押した場合に、正方向再生と逆方向再生を
制御する等の制御を行う。
【0077】即ち、ゲーム再生中に、本発明の実施の形
態2のゲーム処理装置の操作入力手段1は、画像記録手
段のリモートコントロール装置として機能する。
【0078】このように、本発明の実施の形態2のゲー
ム処理装置では、操作入力手段1の操作内容を表現する
画像が本来のゲーム画像に重畳された画像を、ゲーム表
示手段4に表示することにより、ゲームに対する操作入
力手段1の操作内容を詳細に解析することが可能であ
る。
【0079】また、ビデオテープ等の記録媒体に記録さ
れた他の人(ゲームの上級者、ゲームの熟練者、また
は、コンピュータ)の、操作入力手段1の操作内容を表
現する画像が本来のゲーム画像に重畳された画像を、画
像記録手段62で再生することにより、当該ゲームにお
いて、操作入力手段1の操作内容を効果的に理解・習得
することが可能となる。
【0080】また、本発明の実施の形態2のゲーム処理
装置では、ゲーム画像を、再生された操作入力手段の操
作信号に同期して再生することが可能となる。
【0081】さらに、本発明の実施の形態2のゲーム処
理装置では、ゲーム再生中に、操作入力手段1で、画像
記録手段制御部64を制御することが可能となる。
【0082】以上説明したように、本発明の実施の形態
2のゲーム処理装置によれば、本来のゲーム自体には影
響を与えることなく、ゲーム実行中の操作入力手段1の
操作内容を抽出し、ゲームに対する操作入力手段1の操
作内容を詳細に解析、教示、あるいは、記録することが
可能となる。
【0083】[発明の実施の形態3]図4は、本発明の
他の発明の実施の形態(発明の実施の形態3)であるゲ
ーム処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0084】図4において、1は操作入力手段、2は分
配部、3はゲーム実現手段、4はゲーム表示手段、5は
操作信号解析処理部、51は操作信号解析部、52は解
析結果処理部52、6は同期記録部、61は信号変調
部、62は画像記録手段、63は信号復調部である。
【0085】本発明の実施の形態3のゲーム処理装置
は、ゲーム再生時に、再生された解析済み操作信号を、
操作信号解析処理部5の解析結果処理部52に出力する
ようにした点で、前記発明の実施の形態2のゲーム処理
装置と相違する。
【0086】本発明の実施の形態3のゲーム処理装置に
おける、ゲーム記録時の動作は、前記発明の実施の形態
2のゲーム処理装置と同じであるので、その詳細な説明
は省略する。
【0087】次に、本発明の実施の形態3のゲーム処理
装置のゲーム再生時の動作について説明する。
【0088】ビデオテープ等の記録媒体に記録された映
像信号(操作入力手段1の操作内容が重畳された画像の
映像信号と、信号変調部61で変調された解析済み操作
信号とが混合された映像信号)は、画像記録手段62で
再生される。
【0089】信号復調部63では、再生された操作入力
手段1の操作内容が重畳された画像の映像信号をゲーム
表示手段4に出力し、ゲーム表示手段4は、再生された
操作入力手段1の操作内容が重畳された画像を表示す
る。
【0090】また、信号復調部63では、再生された映
像信号の中から、解析済み操作信号を分離・復調して画
像記録手段制御部64に出力する。
【0091】この再生された解析済み操作信号は、画像
記録手段制御部64が、例えば、コマ送り再生のよう
に、特定のボタンが押されたゲーム画面を表示するよう
に画像記録手段62を制御する場合に使用される。
【0092】ここまでの動作は、前記発明の実施の形態
2のゲーム処理装置と同じであるが、本発明の実施の形
態3ゲーム処理装置では、前記発明の実施の形態2のゲ
ーム処理装置の動作に、以下の動作が追加される。
【0093】本発明の実施の形態3のゲーム処理装置で
は、ゲーム再生時に、再生された解析済み操作信号が、
信号復調部63から画像記録手段制御部64に出力さ
れ、さらに、当該信号が、操作信号解析処理部5の解析
結果処理部52にも出力される。
【0094】同時に、再生されたゲーム画像と合わせ
て、操作入力手段1を操作し、その操作信号を分配部2
を介して操作信号解析処理部5の操作信号解析部51に
出力し、操作信号解析部51で、操作信号が操作入力手
段1のどのボタンの信号であるかを解析し、解析した結
果を操作信号解析処理部5の解析結果処理部52に出力
する。
【0095】これにより、再生された操作入力手段1の
操作内容と、実際の操作入力手段1からの操作内容の差
異を算出することができ、例えば、再生された操作入力
手段1の操作内容と、実際の操作入力手段1の操作内容
の差分を、音、色または数字等により表現して、ゲーム
表示手段4に出力することにより、ゲームに対する操作
入力手段1の操作内容を詳細に比較表示することが可能
となる。
【0096】したがって、ビデオテープ等の記録媒体に
記録された他の人(ゲームの上級者、ゲームの熟練者、
または、コンピュータ)の、操作入力手段1の操作内容
が本来のゲーム画像に重畳された画像を、画像記録手段
62で再生し、再生された操作入力手段1の操作内容
と、実際の操作入力手段1からの操作内容の差異を算出
することにより、当該ゲームにおいて、他の人の操作入
力手段1の操作内容と、自分の操作入力手段1の操作内
容との差異を詳細に把握することが可能となる。
【0097】このように、本発明の実施の形態3のゲー
ム処理装置では、操作入力手段1の操作内容を表現する
画像が本来のゲーム画像に重畳された画像を、ゲーム表
示手段4に表示することにより、ゲームに対する操作入
力手段1の操作内容を詳細に解析することが可能であ
る。
【0098】また、ビデオテープ等の記録媒体に記録さ
れた他の人(ゲームの上級者、ゲームの熟練者、また
は、コンピュータ)の、操作入力手段1の操作内容を表
現する画像が本来のゲーム画像に重畳された画像を、画
像記録手段62で再生することにより、当該ゲームにお
いて、操作入力手段1の操作内容を効果的に理解・習得
することが可能となる。
【0099】さらに、他の人の操作入力手段1の操作内
容と、自分の操作入力手段1の操作内容との差異を詳細
に把握することが可能となる。
【0100】また、本発明の実施の形態3のゲーム処理
装置では、ゲーム画像を、再生された操作入力手段1の
操作信号に同期して再生することが可能となる。
【0101】さらに、本発明の実施の形態3のゲーム処
理装置では、ゲーム再生中に、操作入力手段1で、画像
記録手段制御部64を制御することが可能となる。
【0102】以上説明したように、本発明の実施の形態
3のゲーム処理装置によれば、本来のゲーム自体には影
響を与えることなく、ゲーム実行中の操作入力手段1の
操作内容を抽出し、ゲームに対する操作入力手段1の操
作内容を詳細に解析し、記録し、教示することが可能と
なる。
【0103】[発明の実施の形態4]図5は、本発明の
他の発明の実施の形態(発明の実施の形態4)であるゲ
ーム処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0104】図5において、1は操作入力手段、2は分
配部、3はゲーム実現手段、31はゲーム生成部、32
はゲーム制御部、4はゲーム表示手段、5は操作信号解
析処理部、51は操作信号解析部、52は解析結果処理
部、7は同期記録部、71は記録手段、72は記録手段
制御部である。
【0105】図5に示す操作入力手段1は前記図1に示
す操作入力手段1と同じ構成であり、同様に、図3に示
す分配部2、ゲーム実現手段3、ゲーム表示手段4、操
作信号解析処理部5、操作信号解析部51、および、解
析結果処理部52も、前記図1に示す分配部2、ゲーム
実現手段3、ゲーム表示手段4、操作信号解析処理部
5、操作信号解析部51、および、解析結果処理部52
と同じ構成である。
【0106】記録手段71は、一般に市販されているハ
ードディスクなどの磁気媒体や光磁気ディスクなどの記
録媒体で構成される。
【0107】記録手段制御部72は、一般的なパーソナ
ルコンピュータ等で構成されるが、解析結果処理部52
のように専用の処理ユニット等で構成することも可能で
ある。
【0108】次に、本発明の実施の形態4のゲーム処理
装置のゲーム記録時の動作について説明する。
【0109】ゲーム記録時には、まず、操作入力手段1
からの操作信号が分配部2に入力され、分配部2では、
操作信号をゲーム実現手段3と操作信号解析処理部5の
操作信号解析部51に分配する。
【0110】この場合に、前記発明の実施の形態1と同
様、必要があれば、分配部2で信号増幅、インピーダン
ス補正等を行ってもよい。
【0111】ゲーム実現手段3では、分配部2から出力
された操作信号に基づいて、ゲーム制御部32がゲーム
生成部31に対してゲーム運行実施の信号を出し、ゲー
ム生成部31が記録媒体から読み込んだゲームソフトを
実行してゲームを生成する。
【0112】また、ゲーム生成部31は、ゲーム画像の
映像信号を操作信号解析処理部5の解析結果処理部52
に出力し、ゲーム制御部32は、ゲーム運行制御信号を
操作信号解析処理部5の解析結果処理部52に出力す
る。
【0113】一方、操作信号解析部51では、分配部2
から出力された操作信号が、操作入力手段1のどのボタ
ンの信号であるかを解析し、その結果を解析結果処理部
52に出力する。
【0114】解析結果処理部52は、操作入力手段1の
解析済み操作信号とゲーム運行制御信号を記録できる形
態に処理して記録手段71へ出力すると同時に、ゲーム
生成部31から出力された本来のゲーム画像の映像信号
をゲーム表示手段4に出力し、ゲーム表示手段4は、本
来のゲーム画像を表示する。
【0115】なお、前記各発明の実施の形態と同様、解
析結果処理部52で、操作入力手段1の操作内容を文字
あるいはボタン等で表現した画像(例えば、操作された
ボタンの表示画像、あるいは、押されたボタンの回数を
表示する画像)が、ゲーム生成部31から出力された本
来のゲーム画像に重畳された画像の映像信号を生成して
出力するようにしてもよい。
【0116】同時に、記録手段71では、解析結果処理
部52から出力される、処理済み信号(操作入力手段1
の解析済み操作信号およびゲーム運行制御信号)を、ハ
ードディスク等の記録媒体に記録する。
【0117】次に、本発明の実施の形態4のゲーム処理
装置のゲーム再生時の動作について説明する。
【0118】ハードディスク等の記録媒体に記録された
処理済み信号(操作入力手段1の解析済み操作信号およ
びゲーム運行制御信号)は、記録手段71で再生され、
操作信号解析処理部5の解析結果処理部52へ出力され
る。
【0119】解析結果処理部52では、再生された処理
済み信号を元の形態に戻し、再生された操作入力手段1
の解析済み操作信号とゲーム運行制御信号とを、ゲーム
実現手段3のゲーム制御部32へ出力し、ゲーム制御部
32では、再生された操作入力手段1の解析済み操作信
号とゲーム運行制御信号とに基づいて、ゲーム生成部3
1にゲーム生成の命令を発行する。
【0120】ゲーム生成部31では、ゲーム制御部32
からの指示にしたがい、ゲームを再生し、この再生され
たゲーム画像の映像信号が、解析結果処理部52を介し
てゲーム表示手段4に出力され、再生されたゲーム画像
が表示される。
【0121】また、ゲーム再生中に、操作入力手段1か
らの操作信号が、分配部2および操作信号解析処理部5
の操作信号解析部51を介して、記録手段制御部72に
出力され、記録手段制御部72は、当該操作入力手段1
からの操作信号に基づき、記録手段71を制御する。
【0122】例えば、図2に示す例では、ボタン12を
押した場合には、ゲーム記録時に入力した操作入力手段
1の特定のボタンを押した画像の再生を行い、ボタン1
3を押した場合は早送りを行い、また、カーソルボタン
11の左右を押した場合に、正方向再生と逆方向再生を
制御する等の制御を行う。
【0123】即ち、ゲーム画像再生中に、本発明の実施
の形態4のゲーム処理装置の操作入力手段1は、記録手
段71のリモートコントロール装置として機能する。
【0124】また、本発明の実施の形態4のゲーム処理
装置においては、ゲーム画像を、再生された操作入力手
段1の操作信号と同期しながら再生することが可能とな
る。
【0125】さらに、再生されたゲーム画像と合わせ
て、操作入力手段1を操作し、その操作信号を分配部2
を介して操作信号解析処理部5の操作信号解析部51に
出力し、操作信号解析部51で、操作信号が操作入力手
段1のどのボタンの信号であるかを解析し、解析した結
果を操作信号解析処理部5の解析結果処理部52に出力
する。
【0126】これにより、再生された操作入力手段1の
操作内容と、実際の操作入力手段1からの操作内容の差
異を算出することができ、例えば、再生された操作入力
手段1の操作内容と、実際の操作入力手段1の操作内容
の差分を、音、色または数字等により表現して、ゲーム
表示手段4に出力することにより、ゲームに対する操作
入力手段1の操作内容を詳細に比較表示することが可能
となる。
【0127】したがって、ハードディスク等の記録媒体
に記録された他の人(ゲームの上級者、ゲームの熟練
者、または、コンピュータ)の、操作入力手段1の解析
済み操作信号とゲーム運行制御信号とを、記録手段71
で再生し、再生された操作入力手段1の操作内容と、実
際の操作入力手段1からの操作内容の差異を算出するこ
とにより、当該ゲームにおいて、他の人の操作入力手段
1の操作内容と、自分の操作入力手段1の操作内容との
差異を詳細に把握することが可能となる。
【0128】このように、本発明の実施の形態4のゲー
ム処理装置では、ハードディスク等の記録媒体に記録さ
れた操作入力手段1の解析済み操作信号とゲーム運行制
御信号とを、記録手段71で再生することにより、ゲー
ムに対する操作入力手段1の操作内容を詳細に解析する
ことが可能である。
【0129】また、ハードディスク等の記録媒体に記録
された他の人(ゲームの上級者、ゲームの熟練者、また
は、コンピュータ)の、操作入力手段1の解析済み操作
信号とゲーム運行制御信号とを、記録手段71で再生す
ることにより、当該ゲームにおいて、他の人の操作入力
手段1の操作内容と、自分の操作入力手段1の操作内容
との差異を詳細に把握することが可能となる。
【0130】また、本発明の実施の形態4のゲーム処理
装置では、ゲーム画像を、再生された操作入力手段1の
操作信号に同期して再生することが可能となる。
【0131】さらに、本発明の実施の形態4のゲーム処
理装置では、ゲーム再生中に、操作入力手段1で、記録
手段制御部72を制御することが可能となる。
【0132】なお、本発明の実施の形態4のゲーム処理
装置においては、ネットワークから操作入力手段1の解
析済み操作信号、および、ゲーム運行制御信号を記録手
段71にダウンロードすることも可能である。
【0133】以上説明したように、本発明の実施の形態
4のゲーム処理装置によれば、本来のゲーム自体には影
響を与えることなく、ゲーム実行中の操作入力手段1の
操作内容を抽出し、ゲームに対する操作入力手段1の操
作内容を詳細に解析し、記録し、教示することが可能と
なる。
【0134】なお、前記各発明の実施の形態において、
ゲーム全体を記録する必要はなく、ゲーム運行の特定の
部分を記録するようにしてもよい。
【0135】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0136】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0137】(1)本発明によれば、本来のゲーム自体
には影響を与えることなく、ゲーム実行中の操作入力手
段の操作内容を抽出し、ゲームに対する操作入力手段の
操作内容を詳細に解析し、教示することが可能となる。
【0138】(2)本発明によれば、本来のゲーム自体
には影響を与えることなく、ゲーム実行中の操作入力手
段の操作内容を抽出し、ゲームに対する操作入力手段の
操作内容を詳細に記録し、再生できるので、他の人との
ゲームに対する操作入力手段の操作内容の巧拙の判断を
簡単に、かつ、詳細に行うことが可能となる。
【0139】(3)本発明によれば、他の人のゲームに
対する操作入力手段の操作内容を再生し、詳細に解析す
ることにより、操作入力手段の操作内容を効果的に理解
・習得することが可能となる。
【0140】(4)本発明によれば、他の人のゲームに
対する操作入力手段の操作内容を再生し、かつ、再生さ
れたゲームに対して、操作入力手段の操作することによ
り、他の人の操作入力手段の操作内容と、自分の操作入
力手段の操作内容との差異を詳細に把握することが可能
となる。
【0141】(5)本発明によれば、ゲーム再生時に、
ゲーム画像を、再生された操作入力手段の操作信号に同
期して再生することが可能となる。
【0142】(6)本発明によれば、ゲーム再生中に、
操作入力手段から、画像記録手段を制御することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一発明の実施の形態(発明の実施の形
態1)であるゲーム処理装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す操作入力手段1の一例の概略構成を
示す平面図である。
【図3】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施の
形態2)であるゲーム処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施の
形態3)であるゲーム処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の他の発明の実施の形態(発明の実施の
形態4)であるゲーム処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…操作入力手段、2…分配部、3…ゲーム実現手段、
4…ゲーム表示手段、5…操作信号解析処理部、6,7
…同期記録部、11…カーソルボタン、12,13…ボ
タン、14…ケーブル、31…ゲーム生成部、32…ゲ
ーム制御部、51…操作信号解析部、52…解析結果処
理部、60,62…画像記録手段、61…信号変調部、
63…信号復調部、64…画像記録手段制御部、71…
記録手段、72…記録手段制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽根原 登 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 中島 隆則 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 米川 達也 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲームを操作する操作入力手段と、前記
    操作入力手段から出力された操作信号を分配する分配部
    と、前記分配部で分配された前記操作信号に基づき、ゲ
    ームプログラムを実行しゲームを生成するゲーム実現手
    段と、前記分配部で分配された前記操作信号を解析する
    操作信号解析部と、前記操作信号解析部で解析された前
    記操作入力手段の解析済み操作信号に基づいて、前記操
    作入力手段の操作内容を表現する画像が前記ゲーム実現
    手段から出力される本来のゲーム画像に重畳された画像
    の映像信号を生成する解析結果処理部と、前記解析結果
    処理部から出力された画像の映像信号に基づき、前記操
    作入力手段の操作内容を表現する画像が前記本来のゲー
    ム画像に重畳された画像を表示するゲーム表示手段とを
    具備することを特徴とするゲーム処理装置。
  2. 【請求項2】 前記解析結果処理部から出力された画像
    の映像信号を記録する画像記録手段を、さらに具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載されたゲーム処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記操作入力手段の解析済み操作信号を
    変調し、前記解析結果処理部で生成された画像の映像信
    号と混合する信号変調部と、前記変調部から出力された
    映像信号を記録・再生する画像記録手段と、前記画像記
    録手段で再生された前記解析結果処理部で生成された画
    像の映像信号を前記表示手段に出力するとともに、前記
    再生された映像信号の中から前記操作入力手段の解析済
    み操作信号を取り出す信号復調部と、前記画像記録手段
    を制御するとともに、前記信号復調部から出力された前
    記解析済み操作信号が入力される画像記録手段制御部と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1に記載さ
    れたゲーム処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像記録手段制御部が、前記再生さ
    れた操作入力手段の解析済み操作信号を、前記解析結果
    処理部に出力することを特徴とする請求項3に記載され
    たゲーム処理装置。
  5. 【請求項5】 前記操作入力手段の操作信号が、前記画
    像記録手段制御部の制御信号として、前記分配部および
    操作信号解析部を介して前記画像記録手段制御部に入力
    されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載
    されたゲーム処理装置。
  6. 【請求項6】 ゲームを操作する操作入力手段と、前記
    操作入力手段から出力された操作信号を分配する分配部
    と、前記分配部で分配された前記操作信号に基づき、ゲ
    ームの運行を制御するゲーム運行制御信号を生成するゲ
    ーム制御部と、前記ゲーム制御部から出力されるゲーム
    運行制御信号に基づき、ゲームプログラムを実行しゲー
    ムを生成するゲーム生成部と、前記ゲーム生成部から出
    力されるゲーム画像の映像信号に基づきゲーム画像を表
    示するゲーム表示手段と、前記分配部で分配された前記
    操作信号を解析する操作信号解析部と、前記ゲーム制御
    部から出力されるゲーム運行制御信号と前記操作信号解
    析部で解析された前記操作入力手段の解析済み操作信号
    とを記録・再生する記録手段と、前記記録手段を制御す
    る記録手段制御部と、前記ゲーム制御部から出力される
    ゲーム運行制御信号と前記操作信号解析部で解析された
    前記操作入力手段の解析済み操作信号とを前記記録手段
    に出力するとともに、前記記録手段から再生されたゲー
    ム運行制御信号と前記操作入力手段の解析済み操作信号
    とを前記ゲーム制御部に出力する解析結果処理部とを具
    備することを特徴とするゲーム処理装置。
  7. 【請求項7】 前記操作入力手段の操作信号が、前記記
    録手段制御部の制御信号として、前記分配部および操作
    信号解析部を介して前記記録手段制御部に入力されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載されたゲーム処理装置。
JP8186012A 1996-07-16 1996-07-16 ゲーム処理装置 Pending JPH1028776A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310568A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Hitachi Ltd 映像内の移動体検出方法、映像システムの異常発生原因分析支援方法及び支援システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310568A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Hitachi Ltd 映像内の移動体検出方法、映像システムの異常発生原因分析支援方法及び支援システム
JP4703480B2 (ja) * 2006-05-17 2011-06-15 株式会社日立製作所 映像内の移動体検出方法、映像システムの異常発生原因分析支援方法及び支援システム

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