JPH10287207A - 車両用ステアリングロックシステム - Google Patents

車両用ステアリングロックシステム

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JPH10287207A
JPH10287207A JP9706997A JP9706997A JPH10287207A JP H10287207 A JPH10287207 A JP H10287207A JP 9706997 A JP9706997 A JP 9706997A JP 9706997 A JP9706997 A JP 9706997A JP H10287207 A JPH10287207 A JP H10287207A
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steering lock
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Yukio Iwasaki
幸雄 岩崎
Noriyuki Suzuki
規之 鈴木
Hiromitsu Mizuno
水野  博光
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングロック機構を動作させるために
電気式アクチュエータを利用したものでありながら、ス
テアリングロック機構のアンロック動作に伴い車両走行
用のメインスイッチの操作に違和感が生ずる事態を確実
に防止すること。 【解決手段】 制御装置4は、リモコン2からのアンロ
ック信号を受信回路3を介して受信したときにドアロッ
ク機構17をアンロックすると共に、その時点でステア
リングロック機構18のアンロック条件が成立している
ことを前提に当該ステアリングロック機構18をアンロ
ックする。この後において、制御装置4は、IDタグ1
から読み取ったタグ用IDコードが記憶装置19に予め
記憶されているタグ用IDコードと一致するときに、エ
ンジン制御ECU20にエンジン始動許可を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングロッ
ク機構の動作を電気式アクチュエータを利用して行うよ
うにした車両用ステアリングロックシステム、特には、
携帯型記憶担体から読み取ったIDコードが車両側に予
め登録されているIDコードと一致するときに車両走行
用のメインスイッチの機能を有効化すると共に前記電気
式アクチュエータにより前記ステアリングロック機構を
アンロックする制御手段を備えた車両用ステアリングロ
ックシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、車両盗難に対する安全性を高
めるために種々の対策が講じられている。このような対
策例として、運転者が携帯するタグに固有のIDコード
を記憶しておくと共に、このタグから読み取ったIDコ
ードが車両側に予め登録されているIDコードと一致す
る場合のみ、車両走行用のメインスイッチであるイグニ
ッションスイッチの機能を有効化する構成とすることが
考えられている。このような構成を採用する場合には、
上記のようにイグニッションスイッチの機能を有効化す
る前の段階で、ステアリングロック機構をアンロックす
る必要がある。このため、従来では、タグから読み取っ
たIDコードが車両側のIDコードと一致したときに、
イグニッションスイッチの機能を有効化するのに先立っ
て、電気式アクチュエータによりステアリングロック機
構をアンロックする構成とすることが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電気式ア
クチュエータによりステアリングロック機構をアンロッ
クする構成では、そのアンロック動作が完了するのにあ
る程度の時間を要することが避けられない。このため、
その動作が済むまでの間はイグニッションスイッチによ
るエンジン始動が禁止されることになって、その操作時
に違和感が生ずる場合があり、これが未解決の課題とな
っていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、携帯型記憶担体から読み取ったID
コードが車両側に予め登録されているIDコードと一致
するときに、車両走行用のメインスイッチの機能を有効
化すると共に電気式アクチュエータによりステアリング
ロック機構をアンロックする構成とすることにより盗難
に対する安全性を高めたものでありながら、ステアリン
グロック機構のアンロック動作が遅れることに起因して
ンジン始動用スイッチの操作に違和感が生ずる事態を確
実に防止できるなどの効果を奏する車両用ステアリング
ロックシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ステアリングロック機構を動作させるため
の電気式アクチュエータと、固有のIDコードを記憶し
て成る携帯型記憶担体と、この記憶担体からIDコード
を読み取る読み取り手段と、この読み取り手段が読み取
ったIDコードが車両側に予め登録されているIDコー
ドと一致するときに車両走行用のメインスイッチの機能
を有効化すると共に前記電気式アクチュエータにより前
記ステアリングロック機構をアンロックする制御手段と
を備えた車両用ステアリングロックシステムにおいて、
前記読み取り手段が読み取ったIDコードが予め登録さ
れているIDコードと一致したとき、若しくは別途設け
られた遠隔操作装置からのアンロック信号を受信したと
きに車両用のドアロック機構をアンロックするドアロッ
ク機構制御手段を備えた上で、前記制御手段を、前記ド
アロック機構が前記ドアロック機構制御手段によりアン
ロックされた時点で所定のアンロック条件が成立してい
た場合に、前記電気式アクチュエータを動作させて前記
ステアリングロック機構をアンロックする制御を行う構
成としたものである(請求項1)。
【0006】この構成によれば、メインスイッチの機能
を有効化してエンジンを始動させる際には、携帯型記憶
担体の記憶IDコードを読み取り手段に読み取らせる。
このとき、その読み取りIDコードが車両側に予め登録
されているIDコードと一致したときには、制御手段が
メインスイッチの機能を有効化するようになるから、エ
ンジン始動操作が可能になる。この場合、エンジン始動
に先立ってステアリングロック装置をアンロックする必
要があるが、そのアンロックは、読み取り手段が読み取
ったIDコードが車両側に予め登録されているIDコー
ドと一致したときに制御手段により電気式アクチュエー
タを通じて行われるが、これ以外に、以下のようなケー
スでも行われる。
【0007】即ち、メインスイッチを操作するために
は、車両用のドアロック機構をアンロックしてドアを開
放する必要がある。このようなドアロック機構のアンロ
ックは、読み取り手段が携帯型記憶担体から読み取った
IDコードが予め登録されているIDコードと一致した
とき、若しくは別途設けられた遠隔操作装置からのアン
ロック信号を受信したときに、ドアロック機構制御手段
により行われるようになる。このようにしてドアロック
機構がアンロックされたときには、そのアンロック時点
で所定のアンロック条件が成立していた場合に、制御手
段が電気式アクチュエータを動作させてステアリングロ
ック機構をアンロックするようになる。
【0008】つまり、ドアロック機構がアンロックされ
た時点でステアリングロック機構もアンロックされるた
め、その後にメインスイッチを操作するときにはステア
リングロック機構のアンロックが既に済んでいることに
なる。従って、メインスイッチの操作時において従来構
成のような違和感を生ずることがなく、その操作性が向
上するようになる。また、ドアロック機構のアンロッ
ク、ひいてはステアリングロック機構のアンロックのた
めには、携帯型記憶担体若しくは遠隔操作装置が必要で
あるから、盗難に対するセキュリティが低下する虞がな
くなる。
【0009】この場合、前記制御手段を、前記ドアロッ
ク機構が前記ドアロック機構制御手段によりアンロック
された後に車両用ドアが開放若しくは開閉された時点で
所定のアンロック条件が成立していた場合に、前記電気
式アクチュエータを動作させて前記ステアリングロック
機構をアンロックする制御を行う構成としても良い(請
求項2)。
【0010】この構成によれば、ドアロック機構のアン
ロック後に車両用ドアが開放若しくは開閉されたとき、
つまり、運転者が車両に乗り込むときにステアリングロ
ック機構のアンロック動作が行われるから、そのアンロ
ック動作が無闇に行われることがなくなる。
【0011】また、前記制御手段を、前記ステアリング
ロック機構のアンロック制御を行った後の所定時間内
に、前記読み取り手段が前記記憶担体から予め登録され
ているIDコードを読み取る動作を行わなかった場合に
前記電気式アクチュエータにより前記ステアリングロッ
ク機構をロックする動作を行う構成としても良い(請求
項3)。
【0012】この構成によれば、ステアリングロック機
構のアンロック後に所定時間が経過した後においても、
読み取り手段が記憶担体から予め登録されているIDコ
ードを読み取る動作を行わなかった場合にはステアリン
グロック機構がロック状態へ自動的に戻されることにな
る。この結果、記憶担体を所持していない第三者によ
り、車両がメインスイッチを使用せずに走行される事態
を未然に防止できるようになり、盗難に対するセキュリ
ティが向上するようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をエンジンを動力源
とした自動車に適用した一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1には全体の電気的構成の概略が機
能ブロックの組み合わせにより示されている。この図1
において、車両運転者が携帯するIDタグ1(本発明で
いう携帯型記憶担体に相当)は、予め固有のタグ用ID
コードを記憶して成り、後述するトリガ信号を受信した
ときに、そのタグ用IDコードを含むアンサバック信号
の送信動作を行う構成となっている。
【0014】同じく車両運転者が携帯するリモコン2
(本発明でいう遠隔操作装置に相当)は、具体的には図
示しないが、ロックスイッチ及びアンロックスイッチを
備えており、それらスイッチが操作された各場合におい
て、電波を媒体としたロック信号及びアンロック信号を
それぞれ送信する動作を行う構成となっている。この場
合、上記ロック信号及びアンロック信号は、それらの種
別を示す種別コードと予め設定されたドアロック機構用
IDコードとを含んだ構成となっている。
【0015】車両側に搭載される受信回路3は、上記ロ
ック信号及びアンロック信号を、所定の受信範囲(例え
ば半径数メートル程度)において受信可能に設けられて
おり、その受信信号を制御装置4(本発明でいう制御手
段及びドアロック機構制御手段に相当)に与える構成と
なっている。
【0016】送受信ユニット5(本発明でいう読み取り
手段に相当)は、車室内の概略を示す図3のように、車
両内の適宜位置である例えばオーバーヘッドコンソール
6内、或いは同じく車室内の概略を示す図4のように、
車両内の適宜位置である例えば運転席シート7のシート
バック内などに配置されるもので、車両運転者(図3及
び図4に符号Aを付して示す)が携帯するIDタグ1と
の間で電波信号を媒体とした送受信動作(IDタグ1中
のタグ用IDコードの読み取り動作)を行うようになっ
ている。具体的には、送受信ユニット5は、制御装置4
からの指令に応じてトリガ信号の送信動作を行い、この
トリガ信号を受信したIDタグ1が前記アンサバック信
号の送信動作を行ったときに、当該アンサバック信号を
受信して制御装置4に与える構成となっている。
【0017】人検知センサ8は、車両内の運転席から所
定距離の範囲(エンジン始動操作が可能な範囲)内に人
が近付いた状態を検知するためのもので、例えばマイク
ロ波を媒体とした人体センサ(誘電体センサ)などを利
用して構成されており、その検知信号を制御装置4に与
えるようになっている。
【0018】制御装置4は、CPU、ROM、RAM、
I/Oインタフェースなどを備えたマイクロコンピュー
タにより構成されたもので、上記受信回路3及び送受信
ユニット4からの受信信号並びに人検知センサ8からの
検知信号の他に、以下に機能を列挙したパーキングブレ
ーキスイッチ9、ドアロック検知スイッチ10、ドアカ
ーテシスイッチ11、シフトポジションスイッチ12、
車速センサ13、エンジン回転数センサ14、エンジン
キースイッチ15(本発明でいう車両走行用のメインス
イッチに相当)、キーリマインドスイッチ16からの各
信号を受けるようになっている。
【0019】上記パーキングブレーキスイッチ9は、パ
ーキングブレーキの動作状態でブレーキオン信号を発生
する。ドアロック検知スイッチ10は、車両用のドアロ
ック機構17がロック状態にあるときにロック検知信号
を発生し、アンロック状態にあるときにアンロック検知
信号を発生する。ドアカーテシスイッチ11は、車両用
ドアが開放された状態でドア開放信号を発生する。シフ
トポジションスイッチ12は、車両のオートマチックト
ランスミッションがパーキングポジション及びニュート
ラルポジションにある各状態でパーキング信号及びニュ
ートラル信号をそれぞれ発生する。
【0020】車速センサ13は、車両の走行状態におい
て、その走行速度に応じた周期のパルス状車速信号を発
生する。エンジン回転数センサ14は、車両用エンジン
の動作状態において、そのエンジン回転数に応じた周期
のパルス状回転数信号を発生する。エンジンキースイッ
チ15は、図示しないエンジンキー(イグニッションキ
ー)が、オフ位置OFF、アクセサリ位置ACC、オン
位置ON及びスタート位置STにある各状態で、それら
の状態を示すオフ信号、アクセサリ信号、オン信号及び
スタート信号を発生する。キーリマインドスイッチ16
は、エンジンキーがキー孔に差し込まれている状態でキ
ー検出信号を発生する。
【0021】尚、本実施例では、車両走行用のメインス
イッチとしてエンジンキー(イグニッションキー)によ
り操作されるエンジンキースイッチ15を設ける構成と
したが、車両側に、操作ノブ並びにこの操作ノブにより
オフ位置OFF、アクセサリ位置ACC、オン位置ON
及びスタート位置STへ操作可能なエンジン始動用スイ
ッチを設け、IDタグ1から適正なIDコードを読み取
ったときに上記操作ノブを操作可能な状態に切り替える
機能を付加することにより、エンジンキーを不要とした
構成を採用することもできる(この場合、キーリマイン
ドスイッチ16も不要となる)。
【0022】前記ドアロック機構17は、例えば電磁ソ
レノイドより成るドアロックアクチュエータ17aによ
り動作される構成となっている。ステアリングロック機
構18は、ステアリングシャフトの回転を選択的にロッ
クするためのもので、例えばモータ及び減速機構を組み
合わせて成るステアリングロックアクチュエータ18a
(本発明でいう電気式アクチュエータに相当)により動
作される構成となっている。また、記憶装置19は、車
両に固有のタグ用IDコード及びドアロック機構用ID
コードを予め記憶して成るもので、制御装置4は、この
記憶装置19にアクセスできるようになっている。
【0023】エンジン制御ECU20は、車両用エンジ
ンの燃料噴射制御、点火時期制御、アイドル制御などを
行うための周知構成のものであり、前記シフトポジショ
ンスイッチ12からのパーキング信号及びニュートラル
信号、車速センサ13からの車速信号、エンジン回転数
センサ14からの回転数信号、エンジンキースイッチ1
5からのオン信号及びスタータ信号の他に、エンジン制
御に必要なクランク位置信号、アイドル信号などが入力
される構成となっている。
【0024】さて、制御装置4は、上記のような各入力
信号及び予め記憶したプログラム並びに記憶装置19の
記憶データに基づいて、送受信ユニット5、ドアロック
アクチュエータ17a、ステアリングロックアクチュエ
ータ18a、エンジン制御ECU20の制御を行う構成
となっている。図2には、このような制御装置4による
制御内容のうち、本発明の要旨に関係した部分が示され
ており、以下これについて関連した作用と共に説明す
る。
【0025】図2において、制御装置4は、まず、内部
プログラムにより実現された人検知用タイマのタイマ動
作(数十秒程度)を開始させ(ステップS1)、この後
にステップS2〜S6をサイクリックに実行する待機ル
ープを形成する。
【0026】ステップS2では、上記人検知用タイマが
タイムアップしたか否かを判断し、ステップS3では、
後述する確認用タイマがタイムアップしたか否かを判断
する。ステップS4では、リモコン2からのアンロック
信号の受信の有無を判断し、ステップS5では、リモコ
ン2からのロック信号の受信の有無を判断する。さらに
ステップS6では、ステアリングロック機構18のロッ
ク条件が成立したか否かを判断する。
【0027】この場合、上記ステアリングロック機構1
8のロック条件は、エンジンキースイッチ15がオフ位
置OFFへ操作されたときにおいて、例えばステアリン
グロック機構がアンロックされていて、エンジンが停止
され、車両が走行停止された状態にあった場合に成立す
るものであり、このロック条件が成立したとき(ステッ
プS6で「YES」)には、ステアリングロックアクチ
ュエータ18aを通じてステアリングロック機構18の
ロック動作を行うステップS7を実行した後に待機ルー
プ(ステップS1〜S6)へ戻る。
【0028】リモコン2からのロック信号を受信したと
き(ステップS5で「YES」)には、ドアロック機構
17のロック条件が成立しているか否かを判断する(ス
テップS8)。このロック条件は、例えば、エンジンキ
ーがキー孔に差し込まれていない状態(キーリマインド
スイッチ16からのキー検出信号を受信していない状
態)において、ドアロック機構17がアンロック状態に
あり、且つ受信したロック信号中のドアロック機構用I
Dコードが記憶装置19に記憶されているドアロック機
構用IDコードと一致するときに成立するものである。
【0029】そして、ロック信号の受信時において当該
ロック条件が成立していなかった場合には、そのまま前
記待機ループへ戻るが、成立していた場合(ステップS
8で「YES」)には、ドアロックアクチュエータ17
aを通じてドアロック機構17のロック動作を行うステ
ップS9を実行した後に待機ループへ戻る。
【0030】リモコン2からのアンロック信号を受信し
たとき(ステップS4で「YES」)には、ドアロック
機構17のアンロック条件が成立しているか否かを判断
する(ステップS10)。このアンロック条件は、例え
ば、エンジンキーがキー孔に差し込まれていない状態
(キーリマインドスイッチ16からのキー検出信号を受
信していない状態)において、車両の走行が停止され、
且つドアロック機構17がロック状態にあり、さらに受
信したアンロック信号中のドアロック機構用IDコード
が記憶装置19に記憶されているドアロック機構用ID
コードと一致するときに成立するものである。
【0031】そして、アンロック信号の受信時において
当該アンロック条件が成立していなかった場合には、そ
のまま待機ループへ戻るが、成立していた場合(ステッ
プS10で「YES」)には、ドアロックアクチュエー
タ17aを通じてドアロック機構17のアンロック動作
を行い(ステップS11)、この後にステアリングロッ
ク機構18のアンロック条件が成立しているか否かを判
断する(ステップS12)。
【0032】この場合におけるステアリングロック機構
18のアンロック条件は、当該ステアリングロック機構
18がロックされている状況下において以下及びの
何れかの状態が満たされた場合に成立するように設定さ
れる。但し、上記ステップS12は、前記ステップS1
0で「YES」と判断されたときに実行されるものであ
るから、上記ステアリングロック機構18のアンロック
条件には、実際には、エンジンキーがキー孔に差し込ま
れていない状態にあることも含まれることになる。
【0033】…シフトポジションがパーキングポジシ
ョンにあるとき。 …シフトポジションがニュートラルポジションにあ
り、且つ車速が「0」のとき。
【0034】上記のようなステアリングロック機構18
のアンロック条件が不成立のときにはそのまま待機ルー
プへ戻るが、当該アンロック条件が成立したとき(ステ
ップS12で「YES」)には、ステアリングロックア
クチュエータ18aを通じてステアリングロック機構1
8のアンロック動作を行うステップS13、内部プログ
ラムにより実現された確認用タイマのタイマ動作(1分
程度)を開始させるステップS14を順次実行した後に
待機ループ(ステップS1〜S6)へ戻る。
【0035】以上のようなステップS10〜S14が実
行される結果、リモコン2によりドアロック機構17が
アンロックされたときには、ステアリングロック機構1
8の上記したアンロック条件、の何れかが成立して
いる場合に限り、そのステアリングロック機構18が自
動的にアンロックされるようになる。尚、エンジンキー
がキー孔に差し込まれている場合には、リモコン2によ
るドアロック機構17のアンロック動作が禁止された状
態(ステップS10で「NO」と判断される状態)にあ
るから、上記のようなステアリングロック機構18の自
動的なアンロック動作が行われることはない。
【0036】一方、前記ステップS14においてタイマ
動作が開始された確認用タイマがタイムアップしたとき
(ステップS3で「YES」)には、当該確認用タイマ
を初期状態に復帰させるステップS15を実行した後
に、ステアリングロック機構18のロック条件が成立し
ているか否かを判断する(ステップS16)。
【0037】この場合におけるステアリングロック機構
18のロック条件は、例えばステアリングロック機構が
アンロックされ、エンジンが停止され、車速「0」で、
エンジンキースイッチ15がオフ位置OFFの状態で成
立するものである(エンジンキーがキー孔に差し込まれ
ているか否かは問わない)。このロック条件が成立した
とき(ステップS16で「YES」)には、ステアリン
グロックアクチュエータ18aを通じてステアリングロ
ック機構18のロック動作を行うステップS17を実行
した後に待機ループへ戻るが、上記ロック条件が不成立
のときにはそのまま待機ループへ戻る。
【0038】人検知用タイマがタイムアップしたとき
(ステップS2で「YES」)には、当該人検知用タイ
マをリスタートさせるステップS18を実行した後に、
人検知センサ8からの出力に基づいて運転席から所定距
離の範囲内に近付いた人の有無を判断する(ステップS
19)。このステップS19で「NO」と判断したとき
には前記待機ループへ戻るが、「YES」と判断したと
きには、送受信ユニット5からトリガ信号を送信する動
作を行う(ステップS20)。
【0039】トリガ信号の送信動作を行った後には、I
Dタグ1からのアンサバック信号を受信したか否かを所
定の短時間tだけ判断する(ステップS21、S2
2)。時間t内にアンサバック信号を受信しなかった場
合には待機ループへ戻るが、アンサバック信号を受信し
た場合には、そのアンサバック信号中のタグ用IDコー
ドが記憶装置19に予め記憶されているタグ用IDコー
ドと一致するか否かを判断する(ステップS23)。
【0040】タグ用IDコードが不一致の場合にはその
まま待機ループへ戻るが、一致した場合には、前記確認
用タイマを初期状態に復帰させるステップS24を実行
した後にステアリングロック機構18がロック状態にあ
るか否かを判断する(ステップS25)。ステアリング
ロック機構18がロック状態にあった場合には、ステア
リングロック機構18のアンロック条件が成立している
か否かを判断する(ステップS26)。
【0041】この場合におけるステアリングロック機構
18のアンロック条件は、当該ステアリングロック機構
18がロックされている状況下において以下〜の何
れかの状態が満たされた場合に成立するように設定され
る。
【0042】…エンジンキーがキー孔に差し込まれて
いない状態において、シフトポジションがパーキングポ
ジションにあるとき。 …エンジンキーがキー孔に差し込まれていない状態に
おいて、シフトポジションがニュートラルポジションに
あり、且つ車速「0」のとき。 …エンジンキースイッチ15がアクセサリ位置ACC
へ操作されている状態において、シフトポジションがパ
ーキングポジションにあるとき。 …エンジンキースイッチ15がアクセサリ位置ACC
へ操作されている状態において、シフトポジションがニ
ュートラルポジションにあり、且つ車速「0」のとき。 …エンジンキースイッチ15がオン位置ONへ操作さ
れている状態において、エンジンが停止されていると
き。 …エンジンキースイッチ15がオン位置ONへ操作さ
れている状態において、エンジンが停止されていると共
に、シフトポジションがニュートラルポジションにあ
り、且つパーキングブレーキが動作状態にあるとき。
【0043】上記のようなステアリングロック機構18
のアンロック条件が不成立のときにはそのまま待機ルー
プへ戻るが、当該アンロック条件が成立したとき(ステ
ップS26で「YES」)には、ステアリングロックア
クチュエータ18aを通じてステアリングロック機構1
8のアンロック動作を行うステップS27、エンジン制
御ECU20に対してエンジン始動許可を与えるステッ
プS28を順次実行した後に待機ループへ戻る。
【0044】また、IDタグ1からのアンサバック信号
中のタグ用IDコードが記憶装置19中のタグ用IDコ
ードと一致した状態において、ステアリングロック機構
18が既にアンロックされていた場合(ステップS25
で「NO」)には、ステップS26及びS27をジャン
プしてステップS28のみを実行した後に待機ループへ
戻る。
【0045】以上のようなステップS19〜S28が実
行される結果、車両側と同じタグ用IDコードが記憶さ
れたIDタグ1を所持した運転者が、運転席から所定距
離の範囲内に近付いた状態となったときには、ステアリ
ングロック機構18の上記したアンロック条件〜の
何れかが成立している場合に限り、そのステアリングロ
ック機構18が自動的にアンロックされると共に、エン
ジン始動が可能な状態に切り替えられることになる。ま
た、車両側と同じタグ用IDコードが記憶されたIDタ
グ1を所持した運転者が、運転席から所定距離の範囲内
に近付いた状態となったときにおいて、ステアリングロ
ック機構18が既にアンロックされていた場合において
も、エンジン始動が可能な状態に切り替えられる。
【0046】以上要するに、上記した本実施例の構成に
よれば、IDタグ1及びリモコン2を所持した運転者が
車両を運転するために、ドアロック機構17を当該リモ
コン2によりアンロックしたときには、そのアンロック
時点でステアリングロック機構18のアンロック条件が
成立していた場合に、当該ステアリングロック機構18
がステアリングロックアクチュエータ18aを通じてア
ンロックされるようになる。
【0047】つまり、ドアロック機構17がアンロック
された時点でステアリングロック機構18も自動的にア
ンロックされるため、その後にエンジンキースイッチ1
5を操作するときにはステアリングロック機構18のア
ンロックが既に済んでいることになる。従って、エンジ
ンキースイッチ15の操作時において従来構成のような
違和感を生ずることがなく、その操作性が向上するよう
になる。
【0048】この場合、ドアロック機構17のアンロッ
ク、ひいてはステアリングロック機構18のアンロック
のためには、リモコン2が必要であるから、盗難に対す
るセキュリティが低下する虞がなくなる。また、エンジ
ンの始動のためには、運転者が車両側と同じタグ用ID
コードが記憶されているIDタグ1を所持していること
が条件となるから、盗難に対するセキュリティが向上す
ることになる。
【0049】さらに、上記のようにドアロック機構17
がリモコン2によりアンロックされるのに応じてステア
リングロック機構18が自動的にアンロックされたとき
には、その後に予め設定された時間(確認用タイマに設
定された時間)内に、車両側と同じタグ用IDコードが
記憶されているIDタグ1が運転席から所定距離の範囲
内に近付かなかった場合に、ステアリングロック機構1
8がロック状態へ自動的に戻されるようになる。このた
め、IDタグ1を所持していない第三者によって、エン
ジンキースイッチ15を使用せずに車両が走行される事
態を未然に防止できるようになり、盗難に対するセキュ
リティが一段と向上するようになる。
【0050】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、以下に述べるような拡大或いは変形が可
能である。上記実施例で述べた制御装置4は、ドアロッ
ク機構17がリモコン2によりアンロックされた時点で
所定のアンロック条件が成立していた場合にステアリン
グロック機構18をアンロックする制御を行う構成にな
っているが、車両用ドアが開放若しくは開閉された時点
で所定のアンロック条件が成立していた場合に、前記ス
テアリングロック機構18アンロックする制御を行う構
成としても良い。
【0051】この構成によれば、ドアロック機構17の
アンロック後に車両用ドアが開放若しくは開閉されたと
き、つまり、運転者が車両に乗り込むときにステアリン
グロック機構18のアンロック動作が行われるから、そ
のアンロック動作が無闇に行われることがなくなる。
【0052】ドアロック機構17を遠隔操作するための
リモコン2を設ける構成としたが、IDタグ1を利用し
てドアロック機構17のロック及びアンロック動作を制
御できる構成としても良い。また、IDタグ1及びリモ
コン2の双方の機能を備えた一つの操作ユニットを設け
る構成しても良く、リモコン2はエンジンキーに組み込
むことも可能である。人検知センサ8として、マイクロ
波を媒体とした人体センサを利用したが、超音波や赤外
線などを利用した人体センサ、或いは運転席に設けたシ
ートスイッチなどにより人検知センサを実現する構成と
しても良いものである。エンジンを動力源とした自動車
に適用した実施例について説明したが、電気自動車やハ
イブリッドカーなどにも適用できる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、ドアロック機構のアンロック動作が、携帯
型記憶担体から読み取ったIDコードが予め登録されて
いるIDコードと一致するのに応じて、若しくは別途設
けられた遠隔操作装置からのアンロック信号の受信に応
じて行われた時点において、所定のアンロック条件が成
立していた場合にステアリングロック機構を自動的にア
ンロックする制御を行う構成としたから、携帯型記憶担
体から読み取ったIDコードが車両側に予め登録されて
いるIDコードと一致するときに、車両走行用のメイン
スイッチの機能を有効化すると共に電気式アクチュエー
タによりステアリングロック機構をアンロックする構成
とすることによって盗難に対する安全性を高めたもので
ありながら、ステアリングロック機構のアンロック動作
が遅れることに起因してメインスイッチの操作に違和感
が生ずる事態を確実に防止できるという有益な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の機能ブロック図
【図2】制御装置による制御内容を示すフローチャート
【図3】送受信ユニットの配置状態を説明するための車
室内の概略図その1
【図4】送受信ユニットの配置状態を説明するための車
室内の概略図その2
【符号の説明】
1はIDタグ(携帯型記憶担体)、2はリモコン(遠隔
操作装置)、4は制御装置(制御手段、ドアロック機構
制御手段)、5は送受信ユニット(読み取り手段)、8
は人検知センサ、15はエンジンキースイッチ(メイン
スイッチ)、17はドアロック機構、17aはドアロッ
クアクチュエータ、18はステアリングロック機構、1
8aはステアリングロックアクチュエータ(電気式アク
チュエータ)、20はエンジン制御ECUを示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングロック機構を動作させるた
    めの電気式アクチュエータと、固有のIDコードを記憶
    して成る携帯型記憶担体と、この記憶担体からIDコー
    ドを読み取る読み取り手段と、この読み取り手段が読み
    取ったIDコードが車両側に予め登録されているIDコ
    ードと一致するときに車両走行用のメインスイッチの機
    能を有効化すると共に前記電気式アクチュエータにより
    前記ステアリングロック機構をアンロックする制御手段
    とを備えた車両用ステアリングロックシステムにおい
    て、 前記読み取り手段が読み取ったIDコードが予め登録さ
    れているIDコードと一致したとき、若しくは別途設け
    られた遠隔操作装置からのアンロック信号を受信したと
    きに車両用のドアロック機構をアンロックするドアロッ
    ク機構制御手段を備え、 前記制御手段は、前記ドアロック機構が前記ドアロック
    機構制御手段によりアンロックされた時点で所定のアン
    ロック条件が成立していた場合に、前記電気式アクチュ
    エータを動作させて前記ステアリングロック機構をアン
    ロックする制御を行うように構成されていることを特徴
    とする車両用ステアリングロックシステム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ドアロック機構が
    前記ドアロック機構制御手段によりアンロックされた後
    に車両用ドアが開放若しくは開閉された時点で所定のア
    ンロック条件が成立していた場合に、前記電気式アクチ
    ュエータを動作させて前記ステアリングロック機構をア
    ンロックする制御を行うように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の車両用ステアリングロックシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記ステアリングロッ
    ク機構のアンロック制御を行った後の所定時間内に、前
    記読み取り手段が前記記憶担体から予め登録されている
    IDコードを読み取る動作を行わなかった場合に前記電
    気式アクチュエータにより前記ステアリングロック機構
    をロックする動作を行うことを特徴とする請求項1また
    は2記載の車両用ステアリングロックシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009061931A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Mazda Motor Corp 車両の盗難防止装置
JP2009061932A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Mazda Motor Corp 車両の盗難防止装置
JP2010196280A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Denso Corp スマートエントリシステム

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