JPH10286970A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH10286970A JPH10286970A JP9948297A JP9948297A JPH10286970A JP H10286970 A JPH10286970 A JP H10286970A JP 9948297 A JP9948297 A JP 9948297A JP 9948297 A JP9948297 A JP 9948297A JP H10286970 A JPH10286970 A JP H10286970A
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- ink
- nozzle surface
- recording head
- cleaning
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Abstract
を、効率良くノズル面から除去するインクジェット記録
装置を提供する。 【解決手段】 インク滴を噴射して印刷を行うインクジ
ェット記録装置において、ノズルの形成された記録ヘッ
ド7と、記録ヘッド7のノズル面に接触してノズル面を
クリーニングするワイパー部材20と、このワイパー部
材20に付着した不要インクを吸収する多孔質部材21
から構成され、多孔質部材21はワイパー部材20と一
体的に構成されていることを特徴とする。
Description
印刷を行うインクジェット記録装置に関し、詳しくは記
録ヘッドのノズル面のクリーニングする手段を有するイ
ンクジェット記録装置に関するものである。
蔵手段からのインクの供給を受けるインクジェット式記
録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移
動させる紙送り手段を備え、印字信号に対応して記録ヘ
ッドを移動させながら記録用紙にインク滴を吐出させて
記録を行う装置である。
多く商品化されているが、高い信頼性を確保するため
に、高度な技術を擁して複雑な機構になっている。特に
記録ヘッドは、インクの乾き、目詰まり、ノズルの汚
れ、ノズル内への気泡混入等独特の問題をかかえてお
り、これらの問題点解決がプリンタの信頼性を決めてい
るといってもよい。
問題点を解決するために、通常クリーニング操作と呼ば
れる、記録ヘッドをキャッピング手段により封止して負
圧を作用させてインク滴を排出させ、その後にゴムなど
の弾性板からなるワイパー部材によりワイピングが行わ
れる。
法の一例として、例えば特開平4ー37555号公報に
記載されている(従来技術1)。ワイパー部材である板
状体は、たわみながら、その片面が記録ヘッドの吐出口
面に当接された該吐出口面と相対的に摺動する。この
際、前記吐出口面に付着していた不要インクは、該吐出
口面に当接する前記板状体の片面に設けられた、前記摺
動する方向に対して垂直方向に伸びる溝に溜りながら、
前記摺動する方向へ運ばれて吐出口面から拭き取られる
ものである。
されているクリーニング方法(従来技術2)は、ワイパ
ー部材により拭われた不要インクを吸収するためのイン
ク吸収体を備えた記録ヘッドを有するものである。
従来技術1においては、溝中に不要インクが溜りやす
く、特にインク中に顔料あるいは樹脂成分等の固形分を
多く含むインクの場合、長期間装置を使用しないと、溝
に溜まった不要インクが乾燥してしまう。
ク吸収体が記録ヘッドに固定され連動するため、印字面
を汚す可能性がある。
を解決するためのものであり、記録ヘッドのノズル面に
付着した不要インクを、効率良くノズル面から除去する
ことができるクリーニング部材を有するインクジェット
記録装置を提供することを目的とするものである。
記録装置は、インク滴を噴射して印刷を行うインクジェ
ット記録装置において、ノズルの形成された記録ヘッド
と、該記録ヘッドのノズル面に接触してノズル面をクリ
ーニングするクリーニング部材と、該部材に付着した不
要インクを吸収する多孔質部材から構成され、前記多孔
質部材は前記クリーニング部材と一体的に構成されてい
ることを特徴とする。
ニング部材は、ノズル面の不要インクを拭くワイパー部
材であることを特徴とする。
ニング部材は、ノズル面の不要インクを拭くワイパー部
材と、ノズル面の不要インクを擦るラビング部材とから
構成され、前記ワイパー部材は前記ラビング部材と一体
的に構成されていることを特徴とする。
水溶性有機溶剤と、水とを含んでなることを特徴とす
る。
施例に基づいて説明する。
あって、図中符号1は、キャリッジで、タイミングベル
ト2によりモータ3に接続されていて、ガイド部材4に
案内されてプラテン5に平行に移動するように構成され
ている。キャリッジ1の記録用紙6と対向する面には、
印刷領域(図中、左側)に黒インクを吐出する記録ヘッ
ド7が、また非印刷領域側に着脱可能に構成されたカラ
ー印刷用の記録ヘッド8が搭載され、各記録ヘッド7、
8は、それぞれ黒インクカートリッジ9、カラーインク
カートリッジ10からインクの供給を受けて記録用紙6
にインク滴を吐出して印刷するようになっている。
記録ヘッド7を封止するキャップ部材12と、カラーイ
ンク用記録ヘッド8を封止するキャップ部材13を同一
のスライダに搭載し、それぞれが単独で駆動可能な2台
のポンプからなるポンプユニット16にチューブを介し
て接続されていて、記録ヘッド7、8のノズル開口面を
それぞれ1つの空間で封止できるサイズを備え、非印字
時にはノズル開口を封止し、また吐出能力回復操作時に
はポンプユニット16から負圧の供給を受けて記録ヘッ
ド7、8からインクを強制的に排出させることができる
ように構成されている。
ップ部材内に排出されてここに残留したインクを効果的
に排出するために、キャリッジ1の移動や、また駆動手
段などにより開閉が制御される大気開放弁を介して大気
に連通されている。また、キャッピング装置11の近傍
には、クリーニング部材17が配置されている。
実施例を示すものであって、記録ヘッドのノズル面に接
触してノズル面の不要インクを拭くワイパー部材20か
ら構成され、該部材に付着した不要インクを吸収する多
孔質部材21と一体的に構成されている。
もにその下端が図示しない固定部材に固定されており、
図3(a)に示すようにワイパー部材20を記録ヘッド
7、または8のノズル面に当接させて、キャリッジ1
を、すなわち記録ヘッド7、または8のノズル面を矢印
Aの方向へ一定距離移動させることによりワイパー部材
20でノズル面を拭くように構成されている。これによ
り記録ヘッド7、または8のノズル面に付着している不
要インク25は、ワイパー部材20のわん曲部の径方向
外側面に拭き集められる。その後、ワイパー部材20が
記録ヘッド7、または8のノズル面から離れることで、
ワイパー部材20は図3(b)に示すように元の形状に
戻り、ワイパー部材20のわん曲部の径方向外側面に拭
われた不要インク25は、多孔質部材21に接した際、
多孔質部材21に吸収される構成となっている。
いて説明する。
クリーニング検出手段から信号が出力すると、クリーニ
ング制御手段は、紙送り動作、キャリッジの移動を禁止
させ、記録ヘッド7、8をクリーニング部材17の位置
に移動させて記録ヘッド7、8のノズルプレートをワイ
ピングする。これによりノズルプレートに付着している
異物や紙粉などが除去される。
移動させて記録ヘッド7、8からインクの吸引動作を開
始する。
様子を示す説明図である。
部材12(13)により封止し、大気連通弁V1(V
2)を閉弁した状態で吸引ポンプ14(15)を所定時
間だけ、高速駆動させてキャップ部材12(13)に強
い負圧を蓄圧する。強い負圧を蓄圧した状態で放置する
と、記録ヘッド7(8)から大量のインクがキャップ部
材12(13)に排出する。このようにして所定時間が
経過して記録ヘッド7(8)から排出されたインクによ
りキャップ部材12(13)の負圧が大気圧程度に弱ま
ると、記録ヘッド7(8)からのインクの排出が停止す
る。これにより記録ヘッド7(8)のノズル内部に滞留
していた気泡などが排出される。
大気圧まで復帰した段階で、キャップ部材12(13)
に連通する大気開放弁V1(V2)を開弁し、吸引ポン
プ14(15)を再び高速駆動させる。
3)にインクが大量に停滞しているから、大気開放弁V
1(V2)の開放によりキャップ部材12(13)内の
インクは気泡を発生しながら吸引ポンプ14(15)に
吸引されて廃インクタンクに排出される。
部材17の位置に移動させて記録ヘッド7、8のノズル
プレートを再びワイピングする。これによりインク吸引
時に気泡等の発生により生じたノズルプレートに付着し
たインクが払拭される。特にワイピング動作として低速
モードと、低速モードの2.5倍程度の高速モードとを
用意し、最初に高速モードによりインク滴を払拭し、次
いで低速モードによりメニスカスの破壊を可及的に防止
しながら表面に付着しているインク層を除去すると、ワ
イピングの能率を上げることができる。
インクを用いた。
すものであって、記録ヘッドのノズル面に接触してノズ
ル面の不要インクを拭くワイパー部材20と、ノズル面
の不要インクを擦るラビング部材23とから構成され、
さらにはクリーニング部材17に付着した不要インクを
吸収する多孔質部材21と一体的に構成されている。
たは8のノズル面に当接させて、キャリッジ1を、すな
わち記録ヘッド7、または8のノズル面を図3(a)に
示すよころの矢印Aの方向へ一定距離移動させることに
よりワイパー部材20でノズル面を拭くように構成され
ている。また、クリーニング部材17を記録ヘッド7、
または8のノズル面に当接させて、キャリッジ1を、す
なわち記録ヘッド7、または8のノズル面を図3(a)
に示すよころの矢印Bの方向へ一定距離移動させること
によりラビング部材23でノズル面を擦るように構成さ
れている。
材17が記録ヘッド7、または8のノズル面から離れる
ことで、クリーニング部材17は元の形状に戻り、クリ
ーニング部材17のわん曲部の径方向外側面に拭われた
不要インク25は、多孔質部材21に接した際、多孔質
部材21に吸収される構成となっている。
面に付着した、ワイパー部材では除去することのできな
い強固なインク塊等を除去する場合に用いるものであ
る。
のでその説明は省略する。
る。
装置に、以下に示すインク組成のインクを用いた場合に
ついて説明する。
酸化処理によって分散されているカーボンブラックであ
り、エマルジョンは、アクリル酸ーメタクリル酸共重合
体の樹脂エマルジョンである。
通紙特に再生紙に対しても滲みの少ない印字が可能であ
り、また、カーボンブラックを用いているために印字の
色濃度が濃く、耐光性や耐水性にも優れる。
いは樹脂成分等の固形分を多く含まれるため、インクが
乾燥して固まりやすいが、ワイピング部材20に拭き取
られた不要インクは、多孔質部材21中に速やかに吸収
されるため、ワイピング部材20上で固まることはな
い。従って、常にワイピング部材20は不要インクの付
着のないきれいな状態にあるため、記録ヘッドのノズル
面に付着した不要インクを、効率良くノズル面から除去
することができる。
ク滴を噴射して印刷を行うインクジェット記録装置にお
いて、ノズルの形成された記録ヘッドと、該記録ヘッド
のノズル面に接触してノズル面をクリーニングするクリ
ーニング部材と、該部材に付着した不要インクを吸収す
る多孔質部材から構成され、前記多孔質部材は前記クリ
ーニング部材と一体的に構成されているので、記録ヘッ
ドのノズル面に付着した不要インクを、効率良くノズル
面から除去することができる。
の斜視図である。
図である。
図である。
ある。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 インク滴を噴射して印刷を行うインクジ
ェット記録装置において、ノズルが形成された記録ヘッ
ドと、該記録ヘッドのノズル面に接触してノズル面をク
リーニングするクリーニング部材と、該部材に付着した
不要インクを吸収する多孔質部材から構成され、前記多
孔質部材は前記クリーニング部材と一体的に構成されて
いることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 ノズル面をクリーニングするクリーニン
グ部材は、ノズル面の不要インクを拭くワイパー部材で
あることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
録装置。 - 【請求項3】 ノズル面をクリーニングするクリーニン
グ部材は、ノズル面の不要インクを拭くワイパー部材
と、ノズル面の不要インクを擦るラビング部材とから構
成され、前記ワイパー部材は前記ラビング部材と一体的
に構成されていることを特徴とする請求項1記載のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項4】 インクは、少なくとも顔料と、水溶性有
機溶剤と、水とを含んでなる請求項1乃至3いずれか一
項に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9948297A JPH10286970A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9948297A JPH10286970A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10286970A true JPH10286970A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14248537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9948297A Withdrawn JPH10286970A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10286970A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006212863A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録装置、及びインクジェット記録ヘッドのノズル面の清掃方法 |
US8061824B2 (en) | 2000-02-16 | 2011-11-22 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP9948297A patent/JPH10286970A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8061824B2 (en) | 2000-02-16 | 2011-11-22 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
US8585192B2 (en) | 2000-02-16 | 2013-11-19 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
US8882253B2 (en) | 2000-02-16 | 2014-11-11 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
US9199474B2 (en) | 2000-02-16 | 2015-12-01 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
US9475296B2 (en) | 2000-02-16 | 2016-10-25 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
US10093104B2 (en) | 2000-02-16 | 2018-10-09 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus |
JP2006212863A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録装置、及びインクジェット記録ヘッドのノズル面の清掃方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040416 |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040416 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051026 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20051205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |