JPH10286202A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH10286202A
JPH10286202A JP9685797A JP9685797A JPH10286202A JP H10286202 A JPH10286202 A JP H10286202A JP 9685797 A JP9685797 A JP 9685797A JP 9685797 A JP9685797 A JP 9685797A JP H10286202 A JPH10286202 A JP H10286202A
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suction
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chamber
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Junji Naito
順司 内藤
Shuhei Omoto
周平 大本
Atsushi Morishita
篤至 森下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉塞部材を軽量化しても清掃中に収納室から
浮き上がって吸気口を閉塞してしまうことのない電気掃
除機の吸込口体を提供する。 【解決手段】 回転清掃体室23に回転自在に設けられ
た回転清掃体60と、吸気口140を有するタービン室
30と、このタービン室30内に設けられたタービン5
0と、上部が開口された収納室151と、この収納室1
51に収納された閉塞部材160と、吸込開口26と回
転管27とを連通する吸引風路40とを備えた電気掃除
機の吸込口体において、回転清掃体室23または吸引風
路40に連通したスリット孔152を収納室151の底
壁151Aに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タービンの回転
力によって回転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込口
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、タービンの回転力によって回
転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込口体として、図
10ないし図12に示すものが知られている。
【0003】図10ないし図12において、1は吸込口
本体であり、この吸込口本体1内にはタービン室2と、
このタービン室2に回転自在に設けられたタービン3
と、タービン3の回転によって回転する回転清掃体4,
5と、タービン3の回転方向を変換するとももに回転速
度を減速して回転清掃体4,5へ伝達させるための変換
装置6とが設けられている。
【0004】また、吸込口本体1内には、回転清掃体室
7,8が区画形成され、この回転清掃体室7,8には吸込
開口9,10を臨んで回転清掃体4,5が回転自在に設け
られており、回転清掃体4,5の軸(図示せず)にはギア
4A,5Aが取り付けられている。ギア4A,5Aは変換
装置6の出力軸6A,6AにタイミングベルトT1,T2を
介して接続され、出力軸6A,6Aの回転によりタイミ
ングベルトT1,T2およびギア4A,5Aを介して回転清
掃体4,5が回転するようになっている。
【0005】変換装置6の入力軸6Bとタービン3の回
転軸3AとがタイミングベルトT3を介して接続され、
タービン3が回転するとタイミングベルトT3を介して
変換装置6の入力軸6Bが回転し、この入力軸6Bの回
転により出力軸6A,6Aが回転して、タイミングベル
トT1,T2を介して回転清掃体4,5が回転する。
【0006】吸込口本体1内には、外気をタービン室2
へ案内する案内風路13と、回転清掃体により掻き上げ
られた塵埃を吸引するための吸込風路16と、タービン
室2を通ってきた外気を吸込風路16へ案内する排気風
路17とが形成されている。この排気風路17とタービ
ン室2とが区画壁Kに設けた連通孔Kaにより連通され
ている。吸込風路16は回転清掃体室7,8と連通して
いるとともに、接続管Sに接続される延長管(図示せず)
等を介して図示しない掃除機本体に連通されて、吸込風
路16が負圧にされる。
【0007】この負圧により、上ケース19に設けた小
孔19aおよび案内風路13を介してタービン室2へ外
気が吸気され、この外気が排気風路17を介して吸込風
路16へと流れていくことによりタービン3が回転して
いくようになっている。
【0008】案内風路13の底部壁13Aには、下方に
延びた収納室14が形成され、この収納室14と排気風
路17とが連通路18によって連通されており、収納室
14には下部が球面状に形成された金属製の閉塞部材1
5が収納されている。
【0009】これら、案内風路13,排気風路17,吸込
風路16,連通路18の関係を示した概念図を図13に
示す。
【0010】閉塞部材15は、吸込口本体1が裏返しさ
れていないとき連通路18を閉塞し、吸込口本体1が裏
返しされたとき、閉塞部材15が案内風路13を閉塞し
て、タービン3の回転を停止させるものである。
【0011】また、閉塞部材15が案内風路13を閉塞
したとき、収納室14と排気風路17とが連通して、収
納室14の底部に入り込んだ塵埃が吸引されていく。こ
れにより、収納室14に塵埃が溜まってしまうことを防
止して、閉塞部材15の作動を確実にするようにしてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
吸込口体にあっては、通常の使用状態、すなわち吸込口
本体1を裏返していないときに、閉塞部材15が収納室
14から容易に浮き上がって案内風路13を閉塞してタ
ービン3の回転が十分に得られないという問題があっ
た。これは、図13に示すように、連通路18は、常時
大気と連通する案内風路13に連通しているため、真空
度があまり高くならないことから閉塞部材15を吸引す
る力が弱いことにも起因している。
【0013】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、閉塞部材が清掃中に収納室か
ら浮き上がって案内風路を閉塞してしまうことのない電
気掃除機の吸込口体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、吸込口本体の底面に形成された吸込開口を有する回
転清掃体室に回転自在に設けられた回転清掃体と、外気
に案内風路を介して連通し且つ前記吸込口本体に設けら
れたタービン室と、このタービン室内に回転自在に設け
られ前記案内風路からの外気によって回転して前記回転
清掃体を回転させるタービンと、上部が開口されこの開
口が前記案内風路に臨むように前記吸込口本体内に設け
られた収納室と、この収納室に収納され前記吸込口本体
が裏返しされた際に前記開口から突出して前記案内風路
を閉塞する閉塞部材と、前記吸込口本体に設けられた接
続管と、前記吸込口本体内に形成され前記吸込開口と接
続管とを連通する吸込風路とを備えた電気掃除機の吸込
口体であって、前記収納室を吸込風路上に形成し、この
収納室の底部に穴を設けてこの収納室と前記吸込風路と
を連通させたことを特徴とする。
【0015】請求項2の発明は、前記穴を多孔性部材で
構成したことを特徴とする。
【0016】請求項3の発明は、前記収納室の底壁を平
坦状にし、前記閉塞部材の底面を平面にしたことを特徴
とする。
【0017】請求項4の発明は、吸込口本体の底面に形
成された吸込開口を有する回転清掃体室に回転自在に設
けられた回転清掃体と、外気に案内風路を介して連通し
且つ前記吸込口本体に設けられたタービン室と、このタ
ービン室内に回転自在に設けられ前記案内風路からの外
気によって回転して前記回転清掃体を回転させるタービ
ンと、上部が開口されこの開口が前記案内風路に臨むよ
うに前記吸込口本体内に設けられた収納室と、この収納
室に収納され前記吸込口本体が裏返しされた際に前記開
口から突出して前記案内風路を閉塞する閉塞部材とを備
え、前記閉塞部材は柱状部とこの柱状部の上に形成され
たテーパ部とを有する電気掃除機の吸込口体であって、
前記収納室を、前記案内風路へ吸気される外気が前記閉
塞部材の側面に当たるのを防止する環状壁によって形成
し、前記環状壁の高さを、前記閉塞部材の柱状部以上で
あって前記テーパ部の最上部以下に設定したことを特徴
とする。
【0018】請求項5の発明によれば、前記吸込口本体
が裏返しされた際の閉塞部材の突出量がこの閉塞部材の
高さよりも小さくなるように、前記環状壁の高さを設定
したことを特徴とする。
【0019】
【実施の形態】以下、この発明に係る電気掃除機の吸込
口体の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】図1ないし図5において、20は電気掃除
機の吸込口体であり、この吸込口体20は吸込口本体2
1を備え、この吸込口本体21内には、タービン室30
と、タービン室30に回転自在に配置されたタービン5
0と、タービン50の回転によって回転する回転清掃体
(アジテータ)60と、タービン50の回転方向を変換
するとももに回転速度を減速して回転清掃体60へ伝達
させるための変換装置70等とが設けられている。ま
た、吸込口本体21は、上ケース211と下ケース21
2とを有している。
【0021】また、吸込口本体21内には、横長の回転
清掃体室23が区画壁24によって区画形成され、回転
清掃体室23は吸込口本体21の底面21Aに設けた吸
込開口26を有する。回転清掃体室23には吸込開口2
6を臨んで回転清掃体60が回転自在に設けられてお
り、回転清掃体60の軸(図示せず)にはギア62が取り
付けられている。
【0022】ギア62は変換装置70の出力ギア71に
タイミングベルト73を介して連結され、出力ギア71
の回転によりタイミングベルト73およびギア62を介
して回転清掃体60が回転するようになっている。
【0023】変換装置70は、図6に示すように、カサ
歯車70A,70B等を内蔵した装置本体75と、この
装置本体75の下部から下方に突出した入力軸76とを
備えている。この変換装置70は、入力軸76の垂直軸
回りの回転を水平軸回りの回転に変換するとともに減速
して出力軸71に出力するものである。
【0024】入力軸76には、ギア78が取り付けられ
ており、このギア78とタービン50の回転軸51に取
り付けたギア58とがタイミングベルト74を介して連
結されている。
【0025】また、吸込口本体21内には、上ケース2
11に設けた多数の小孔213から導入される外気をタ
ービン室30へ案内する案内風路41と、タービン室3
0の下に形成された吸引風路40と、タービン室30を
通ってきた外気を吸引風路40に連通させる排気風路4
2とが区画形成されている。吸引風路40は、吸込口本
体21の後部に取り付けられた回転管27に連通してお
り、回転清掃体室23が吸引風路40を介して回転管2
7に連通している。そして、回転清掃体室23と吸引風
路40とで吸込風路が構成される。
【0026】回転管27は吸込口本体11に対して矢印
P1方向に回動可能となっており、回転管27には接続
管28が取り付けられていてる。この接続管28は図示
しない延長管等を接続しホースを介して電気掃除機本体
(図示せず)の集塵室に連通されて、吸引風路40が負圧
になる。
【0027】タービン室30は、上記の下ケース212
に取り付けた円板状の区画壁110と上ケース211と
で区画形成され、区画壁110の下面には排気風路42
を区画形成した管状の区画壁111が設けられており、
この区画壁111の開口端111Aが回転管27の開口
27Aに臨んでいる。区画壁110にはタービン室30
と排気風路42とを連通した連通孔112が設けられて
いる。
【0028】案内風路41は、タービン室30の周囲に
沿って設けられた環状風路部41Aと、上ケース211
の小孔213の下方位置に形成された導入風路部41B
とから構成されている。環状風路部41Aは、区画壁1
10の周囲に沿って連続形成された底壁部120と、こ
の底壁部120の外周囲に連続形成された側壁部121
と、上ケース211に形成されて側壁部121の上端部
に接合された環状壁222等とから形成されている。
【0029】導入風路部41Bは、底壁部120より一
段下がった位置に形成された底壁部123と、側壁部1
21に連続し且つ底壁部123に連続形成された側壁部
124と、上ケース211に形成されて側壁部124に
接合された垂下壁部223等とから形成されている。側
壁部124および垂下壁部223は、回転清掃体室23
を区画形成した区画壁24の一部を構成している。ま
た、底壁部123と、下ケース212に形成された隔壁
215等とによって、導入風路部41Bと吸引風路40
とが区画されている。
【0030】そして、環状風路部41Aと導入風路部4
1Bとの境界近辺がタービン室30に外気を取り込むた
めの吸気口140となっており、この吸気口140は底
壁部120,周壁部121,環状壁部222等により形成
されている。
【0031】底壁部123には、円弧状の側壁(環状
壁)150が形成され、この側壁150によって上部が
開口した収納室151が区画形成されている。収納室1
51の底部151Aは平坦状になっており、この底部1
51Aには吸込開口26を臨むようにして複数のスリッ
ト孔152が形成され、このスリット孔152によって
収納室151と吸引風路40とが連通している。図7に
各風路40〜42の連通状態の関係を概念的に示す。
【0032】収納室151には円柱状の閉塞部材160
が収納されており、吸込口体20が裏返しされた際に、
閉塞部材160が収納室151の開口151Bから突出
して吸気口140を閉塞するようになっている。また、
このときの閉塞部材160の突出量L(図9参照)は、
閉塞部材160の高さHよりも小さくなるように、側壁
150の高さが設定されている。
【0033】閉塞部材160の上下部には、上下にいく
にしたがって径が小さくなるようにテーパ161,16
2が形成され、閉塞部材160の高さHは、周壁150
からテーパ161部分が突出するように設定されてい
る。また、閉塞部材160の上下面163,164は平
面になっており、吸込口体20が裏返しされていないと
きには、閉塞部材160の下面163がスリット孔15
2を閉塞している。
【0034】次に、上記吸込口体の動作について説明す
る。
【0035】先ず、図示しない電気掃除機本体を作動さ
せ、吸込口体10を被清掃面H上を移動させて被清掃面
Mを掃除していく。この際、被清掃面Mにより、吸込口
本体21の底面21Aの吸込開口26は閉塞される状態
となる。
【0036】電気掃除機本体の作動により集塵室が負圧
になり、ホース,延長管,接続管等を介して吸引風路40
が負圧となる。この負圧により、回転清掃体室23の吸
込開口26から吸気していき、空気が矢印(図5参照)
方向へと流れていく。これにより、被清掃面Mの塵埃等
が回転管27へ吸引されていくこととなる。
【0037】また、吸引風路40はタービン室30に連
通しているので、外気が上ケース211Bの小孔213
から案内風路41の導入風路部41Bへ導入され、さら
に、吸気口140および環状風路部41Aを介してター
ビン室30へ吸気されていく。そして、タービン室30
へ吸気された外気はさらに排気風路42を介して吸引風
路40へと吸気されていき、これによりタービン50が
高速回転していくこととなる。
【0038】タービン50が回転していくと、ギア58
およびタイミングベルト74を介して変換装置70の入
力軸76が回転していき、これにより変換装置70の出
力ギア71が回転していく。出力ギア71の回転によ
り、タイミングベルト73およびギア62を介して回転
清掃体60が回転して絨毯などに付着した塵埃を掻き上
げていく。なお、回転清掃体60は時計方向(図4にお
いて)へ回転していく。
【0039】この状態のとき、閉塞部材160は、図6
ないし図8に示すように、収納室151に収納されてお
り、閉塞部材160の下面163がスリット孔152を
閉塞している。スリット孔152は吸引風路40に直接
連通しているので、閉塞部材160は吸引風路40の負
圧により下方へ吸引されている。すなわち、被清掃面M
によって吸込開口26が閉塞されていることによって吸
引風路40の真空度が高くなるため、この吸引風路40
に臨んで配置されている閉塞部材160は吸引される。
このため、閉塞部材160は、重量が軽くてもタービン
室30へ吸気される外気Fにより浮き上がって収納室1
51から突出してしまうことが防止される。
【0040】また、閉塞部材160は、上部がテーパ1
61となっていることにより外気Fによって下方への力
を受けるので、浮き上がりにくいものとなっている。こ
のため、閉塞部材160の重量をさらに軽くすることが
できる。また、閉塞部材160は、側壁150によって
覆われている状態となっていることにより、外気Fが直
接閉塞部材160の側面に当たることがないので、外気
Fによって閉塞部材160が傾いたりふらついたりする
ことが防止される。
【0041】ところで、収納室151の底部151Aは
平坦状となっており、閉塞部材160の下面164が平
面となっているので、スリット孔152は閉塞部材16
0によって確実に閉塞され、導入風路部41Bへ導入さ
れた外気がスリット孔152を介して吸引風路40へ流
れてしまうことが確実に防止される。
【0042】また、スリット孔152なので、吸引風路
40へ吸引された大きなゴミが収納室151へ入り込ん
でしまうことが防止される。また、底部151Aが平坦
状になっているので、すなわち、底部151Aが吸込風
路40に凸部状に突出した状態となっていないので、吸
引風路40へ吸引されたゴミはスリット孔152へには
入りにくいものとなっている。
【0043】吸込口体20を裏返すと、吸込開口26が
開放されることにより、吸引風路40の真空度が下が
り、タービン室30の真空度が吸引風路40よりも高く
なる。このため、図9に示すように、閉塞部材160は
自重も加わって収納室151の開口152から突出して
吸気口140を閉塞する。すなわち、案内風路41を閉
塞する。この閉塞によりタービン室30には外気が吸気
されていかず、このため、タービン50の回転速度が急
激に低下していき、そして、タービン50は停止する。
タービン50の停止により、回転清掃体60にからまっ
た糸クズ等は取り易いものとなる。
【0044】他方、収納室151と吸引風路40とはス
リット孔152により連通しているので、矢印F1で示
す方向に外気が流れ、収納室150内に塵埃が溜まって
しまうことが防止される。
【0045】ところで、吸込口体20を裏返した際に、
閉塞部材160が上ケース211に直接当たるが、閉塞
部材160の軽量化を図ることにより、異音の発生を防
止することができる。このため、異音の発生の防止のた
めに閉塞部材160の上面にゴム等の緩衝部材を設ける
必要がない。また、閉塞部材160の突出量Lは、閉塞
部材160の高さHよりも小さくなるように側壁150
の高さを設定したので、吸込口体20を裏返した際に、
閉塞部材160が収納室151から抜け出てしまうこと
が防止される。
【0046】さらに、閉塞部材160は円柱状なので、
組付けの際に方向性がなく、組み付けし易いものとな
る。
【0047】上記実施形態では、収納室151の底部1
51Aには、複数のスリット孔152を設けて、底部1
51Aを多孔性部材で構成した状態にしているが、小さ
い小孔を多数設けても良く、また、大きな穴を設けて、
この穴にフィルタ(多孔性部材)を取り付けてもよいこ
とは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、収納室の底部に穴を設けてこの収納室と吸込風
路とを連通させたので、閉塞部材の軽量化を図っても清
掃中に収納室から閉塞部材が浮き上がって案内風路を閉
塞してしまうことがなく、このため、掃除中にはタービ
ンに十分な風量が作用して回転清掃体の回転力も十分に
得られる。
【0049】請求項2の発明によれば、収納室の底部に
設けた穴を多孔性部材で構成したので、吸引風路へ吸引
された大きなゴミが収納室へ入り込んでしまうことが防
止される。
【0050】請求項3の発明によれば、収納室の底壁が
平坦状となっているので、吸引風路へ吸引されたゴミ
は、その底壁に設けた穴から収納室へには入りにくいも
のとなる。
【0051】請求項4の発明によれば、案内風路へ吸気
される外気が閉塞部材の側面に当たるのを防止する環状
壁によって収納室を形成しので、閉塞部材を軽量化して
も、外気によって閉塞部材が傾いたりふらついたりする
ことを防止することができるとともに閉塞部材が浮き上
がってしまうことを防止することがでる。また、環状壁
の高さを、閉塞部材の柱状部以上であってテーパ部の最
上部以下に設定したので、閉塞部材は外気によって下方
への力を受けるので、さらに閉塞部材の軽量化を図るこ
とができる。
【0052】請求項5の発明によれば、吸込口本体が裏
返しされた際の閉塞部材の突出量がこの閉塞部材の高さ
よりも小さくなるように環状壁の高さを設定したので、
吸込口本体を裏返した際に、閉塞部材が収納室から抜け
出てしまうことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機の吸込口体の平面図
である。
【図2】図1に示す吸込口体の一部を切り欠いた平面図
である。
【図3】図1の吸込口体の底面図である。
【図4】図1の吸込口体の横断面図である。
【図5】図1の吸込口体の横断面図である。
【図6】図1の吸込口体の縦断面図である。
【図7】各風路の連通状態の関係を示した概念図であ
る。
【図8】収納室に収納されている閉塞部材を示した説明
図である。
【図9】収納室から突出した閉塞部材を示した説明図で
ある。
【図10】従来の吸込口体を示した平面図である。
【図11】図10の吸込口体の縦断面図である。
【図12】図10の吸込口体の横断面図である。
【図13】従来の各風路の連通状態の関係を示した概念
図である。
【符号の説明】
23 回転清掃体室 26 吸込開口 27 回転管 30 タービン室 60 回転清掃体 151 収納室 151A 底壁 152 スリット孔 160 閉塞部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口本体の底面に形成された吸込開口を
    有する回転清掃体室に回転自在に設けられた回転清掃体
    と、外気に案内風路を介して連通し且つ前記吸込口本体
    に設けられたタービン室と、このタービン室内に回転自
    在に設けられ前記案内風路からの外気によって回転して
    前記回転清掃体を回転させるタービンと、上部が開口さ
    れこの開口が前記案内風路に臨むように前記吸込口本体
    内に設けられた収納室と、この収納室に収納され前記吸
    込口本体が裏返しされた際に前記開口から突出して前記
    案内風路を閉塞する閉塞部材と、前記吸込口本体に設け
    られた接続管と、前記吸込口本体内に形成され前記吸込
    開口と接続管とを連通する吸込風路とを備えた電気掃除
    機の吸込口体であって、 前記収納室を吸込風路上に形成し、 この収納室の底部に穴を設けてこの収納室と前記吸込風
    路とを連通させたことを特徴とする電気掃除機の吸込口
    体。
  2. 【請求項2】前記穴を多孔性部材で構成したことを特徴
    とする請求項1の電気掃除機の吸込口体。
  3. 【請求項3】前記収納室の底壁を平坦状にし、前記閉塞
    部材の底面を平面にしたことを特徴とする請求項1の電
    気掃除機の吸込口体。
  4. 【請求項4】 吸込口本体の底面に形成された吸込開口
    を有する回転清掃体室に回転自在に設けられた回転清掃
    体と、外気に案内風路を介して連通し且つ前記吸込口本
    体に設けられたタービン室と、このタービン室内に回転
    自在に設けられ前記案内風路からの外気によって回転し
    て前記回転清掃体を回転させるタービンと、上部が開口
    されこの開口が前記案内風路に臨むように前記吸込口本
    体内に設けられた収納室と、この収納室に収納され前記
    吸込口本体が裏返しされた際に前記開口から突出して前
    記案内風路を閉塞する閉塞部材とを備え、前記閉塞部材
    は柱状部とこの柱状部の上に形成されたテーパ部とを有
    する電気掃除機の吸込口体であって、 前記収納室を、前記案内風路へ吸気される外気が前記閉
    塞部材の側面に当たるのを防止する環状壁によって形成
    し、 前記環状壁の高さを、前記閉塞部材の柱状部以上であっ
    て前記テーパ部の最上部以下に設定したことを特徴とす
    る電気掃除機の吸込口体。
  5. 【請求項5】前記吸込口本体が裏返しされた際の閉塞部
    材の突出量がこの閉塞部材の高さよりも小さくなるよう
    に、前記環状壁の高さを設定したことを特徴とする請求
    項4の電気掃除機の吸込口体。
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