JPH10286109A - 耳たぶ穿孔用ピアス - Google Patents

耳たぶ穿孔用ピアス

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JPH10286109A
JPH10286109A JP9761397A JP9761397A JPH10286109A JP H10286109 A JPH10286109 A JP H10286109A JP 9761397 A JP9761397 A JP 9761397A JP 9761397 A JP9761397 A JP 9761397A JP H10286109 A JPH10286109 A JP H10286109A
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JP
Japan
Prior art keywords
piercing
earlobe
needle
stopper
piercing needle
Prior art date
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Pending
Application number
JP9761397A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Yasutake
俊治 安武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Medic Kk
Original Assignee
Central Medic Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】皮膚炎を発症し難い耳たぶ穿孔用ピアス1を提
供する。耳たぶが雑菌によってかぶれないようにする。 【解決手段】ピアス針1を抗菌剤が混入された透明のポ
リカーボネートによって形成する一方、止具2を抗菌剤
が混入された透明のポリプロピレンによって形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耳たぶにピアス装
着用の孔を穿つためのピアス針と止具とからなる耳たぶ
穿孔用ピアスに関する。
【0002】
【従来の技術】耳たぶにピアス式イヤリングを装着する
には、その耳たぶに孔をあけておく必要がある。そのた
めには、ピアス針を専用の穿孔器によって打ち出して耳
たぶに刺し通し、該ピアス針を耳たぶの背部で止具に結
合させた状態を数週間続ける必要がある。このピアス針
は、耳たぶに刺し通すために尖鋭な金属製の針部と、該
針部の基端に設けられた装飾用ヘッドとからなる。ま
た、止具も一般には金属によって形成されている。
【0003】しかし、上述の如き金属製ピアスの場合、
その金属部分が耳たぶに触れることによって皮膚炎を起
こす場合がある。また、その金属部分が汗によって発錆
し、皮膚炎を助長することがある。特に金属アレルギー
性の人ではその傾向が高くなる。また、上記汗には雑菌
が含まれているから、該雑菌によって皮膚炎が助長さ
れ、ひいては化膿する懸念もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、皮膚
炎を発症し難い耳たぶ穿孔用ピアスを提供することにあ
り、さらには上記雑菌の問題を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、ピアスをプ
ラスチック製とすることによって、上記金属かぶれの問
題を解消しながら、ピアスとしての機能を損なわないよ
うにし、さらに、抗菌剤を利用することによって上記雑
菌の問題を解消している。
【0006】すなわち、この出願の発明は、基端にヘッ
ドを有し耳たぶに穿孔するために刺し通されるピアス針
と、耳たぶの背部で該ピアス針が嵌合する止具とからな
る耳たぶ穿孔用ピアスであって、上記ピアス針が硬質の
プラスチックによって形成され、上記止具が軟質のプラ
スチックによって形成されていることを特徴とする。
【0007】従って、この耳たぶ穿孔用ピアスの場合
は、ピアス針及び止具がプラスチックによって形成され
ているから、金属が皮膚に接触することによる炎症の問
題がなくなる。そして、ピアス針が硬質のプラスチック
によって形成されているから、耳たぶに刺し通す針とし
ての機能、つまり必要な硬度を確保することが容易であ
る。また、止具が軟質プラスチックによって形成されて
いるから、ピアス針が嵌合するときに弾性的に変形し易
く、その嵌合が円滑になり、しかも、その嵌合の弛みが
なくなる。さらに、ピアス針を止具から外すときは該止
具の弾性変形によって簡単に外れることになる。
【0008】上述のピアス針を形成する硬質プラスチッ
クとしてはポリカーボネートが好適であり、また、上記
止具を形成する軟質プラスチックとしてはポリプロピレ
ンが好適である。特にこれらを透明に形成すると、耳た
ぶに装着していても目立たない。
【0009】また、上記ピアス針及び止具の各々を形成
するプラスチックには抗菌剤を含ませておくことが好適
である。これにより、雑菌による皮膚炎を避けることが
できる。この場合、ピアスがプラスチック製であるか
ら、抗菌剤の混入が容易であり且つ効力が長期間持続す
るように多量の抗菌剤を混入することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、ピアス針を硬質プラス
チックによって形成し、止具を軟質プラスチックによっ
て形成したから、金属による皮膚炎の問題が解消される
とともに、止具に対するピアス針の嵌合・離脱が円滑な
ものになり、しかも、その嵌合の弛みがなくなる。
【0011】また、ピアス針をポリカーボネートによっ
て形成し、上記止具をポリプロピレンによって形成すれ
ば、上記効果を確実に得ることができ、しかも、ピアス
針及び止具の透明化も可能になる。
【0012】また、上記ピアス針及び止具の各々を形成
するプラスチックに抗菌剤を含ませたものによれば、雑
菌による皮膚炎を避けるうえで有利になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
<耳たぶ穿孔用ピアスについて>図1に示す耳たぶ穿孔
用ピアスにおいて、1はピアス針、2は止具である。ピ
アス針1は、先端が尖鋭な針部1aと、該針部1aの基
端の装飾用のヘッド1bとよりなる。この針部1aとヘ
ッド1bとは、抗菌剤を混入した透明のポリカーボネー
トによって一体に形成されている。
【0014】止具2は、中心にピアス針1が嵌入する針
孔2aを有する円板部2bと、該円板部2bの背部に突
出した一対の突起2c,2cとよりなる。突起2c,2
cは、針孔2aの延長線上に一定のクリアランスをおい
て相対しており、この突起2c,2c間にピアス針1の
針部1aが嵌合するものである。円板部2bと突起2
c,2cとは、抗菌剤を混入した透明のポリプロピレン
によって一体に形成されている。
【0015】上記ピアス針1は止具2よりもその硬質で
ある。また、上記抗菌剤は、いずれもリン酸カルシウム
その他の無機系担体に抗菌性金属(銀、亜鉛等)、ある
いはその錯塩をイオン交換、吸着等によって担持させた
ものである。
【0016】<耳たぶ穿孔器について>上記耳たぶ穿孔
用ピアスに使用する耳たぶ穿孔器については、その種類
を問わないが、以下ではその一例を説明する。
【0017】図2に示す耳たぶ穿孔器3は、穿孔器本体
4と、ピアス針1を収容する収容部を上下2段に備えた
カートリッジ5と、止具2を保持する保持部を上下2か
所に備えたホルダ6とよりなる。
【0018】穿孔器本体4は、プランジャ7が収容され
たシリンダ部8と把持部9とが上下に連なりシリンダ部
8の前面にカートリッジ5が装着される本体部と、把持
部9に対して前後可能に嵌合したレバー10とホルダ6
が装着されるホルダ支持部11とが前後に連なった可動
部とよりなる。
【0019】本体部にはプランジャ7をスプリング力に
抗して後方へ引いたときに別のスプリング力によって上
昇しプランジャ7を後退位置に保持するリリース12が
設けられている。すなわち、図3に示すように、シリン
ダ部8の下側には、プランジャ7を前進方向に付勢する
スプリング13が設けられている。リリース12は、上
面に突起12aを有し、上記プランジャ7の中ほどには
該突起12aが下から係合する凹部7aが形成されてい
る。リリース12はその下面に配置したスプリング14
によって上昇するように付勢されている。従って、プラ
ンジャ7を後方へ引くと、リリース12がスプリング1
4によって上昇してその突起12aがプランジャ7の凹
部7aに嵌まり、プランジャ7を保持する。
【0020】穿孔器本体4の本体部と可動部との間には
カートリッジ5とホルダ6との間隔が開くように付勢す
るスプリング15が介装されている。
【0021】使用に際しては、穿孔器本体4のプランジ
ャ7を後退位置として、ピアス針1を収容したカートリ
ッジ5を穿孔器本体4に装着する一方、止具2を保持し
たホルダ6をホルダ支持部11に装着する。次に、カー
トリッジ5とホルダ6との間に耳たぶを入れ、レバー1
0を引いてカートリッジ5とホルダ6との間隔を狭め、
この両者間に耳たぶを挾む。そして、リリース12を下
げると、プランジャ7がスプリング力によってカートリ
ッジ5の収容部に後方から進入し、ピアス針1がプラン
ジャ7に押されて耳たぶを貫通しホルダ6の止具2に嵌
合する。ピアス針1の装飾ヘッド1bは上記収容部先端
の上下に対向する針押え16を上下に押し開いて該収容
部から出る。
【0022】上記カートリッジ5及びホルダ6は、その
一方の収容部のピアス針1と一方の保持部の止具2とを
耳たぶに装着した後、上下逆にして穿孔器本体4に装着
することによって、他方の収容部のピアス針1と他方の
保持部の止具2とを耳たぶに装着できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】耳たぶ穿孔用ピアスの斜視図。
【図2】耳たぶ穿孔器の斜視図。
【図3】耳たぶ穿孔器の縱断面図。
【符号の説明】
1 ピアス針 1a 針部 1b ヘッド 2 止具 2a 針孔 2b 円板部 2c 突起 3 耳たぶ穿孔器 4 穿孔器本体 5 カートリッジ 6 ホルダ 7 プランジャ 8 シリンダ部 9 把持部 10 レバー 11 ホルダ支持部 12 リリース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端にヘッドを有し耳たぶに穿孔するた
    めに刺し通されるピアス針と、耳たぶの背部で該ピアス
    針が嵌合する止具とからなる耳たぶ穿孔用ピアスであっ
    て、 上記ピアス針が硬質のプラスチックによって形成され、
    上記止具が軟質のプラスチックによって形成されている
    ことを特徴とする耳たぶ穿孔用ピアス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されている耳たぶ穿孔用
    ピアスにおいて、 上記ピアス針がポリカーボネートによって形成され、上
    記止具がポリプロピレンによって形成されていることを
    特徴とする耳たぶ穿孔用ピアス。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されている耳たぶ穿孔用
    ピアスにおいて、 上記ピアス針及び止具の各々を形成するプラスチックが
    抗菌剤を含有することを特徴とする耳たぶ穿孔用ピア
    ス。
JP9761397A 1997-04-15 1997-04-15 耳たぶ穿孔用ピアス Pending JPH10286109A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000051323A (ko) * 1999-01-20 2000-08-16 배석만 도전성 피브이씨 수지로 성형된 귀걸이 착탈구
WO2002089629A1 (de) * 2001-05-07 2002-11-14 Eugen Seibold Piercingstecker sowie zwischenprodukt zur herstellung eines piercingsteckers
JP2005296468A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Komii Kk 美容脱毛用プローブ
JP2005296490A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Komii Kk 毛包挿入用プローブ

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Effective date: 20000404