JP5362147B1 - 痛み軽減ピアス用穿孔器 - Google Patents

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Abstract

ピアス用穿孔器において、穿孔時の痛み軽減、使い回しによる感染症防止、ピアス針等による刺傷防止等が課題である。穿孔に先立ち、消毒剤、皮膚麻酔剤、止血材を含浸したパッチを耳朶等のボディに接着することにより耳朶等のボディに皮膚麻酔を施した後、穿孔を行い、痛みを軽減する。また、穿孔時に穿孔器の構成部品の一部を破断させ再使用できなくすることにより使い回しによる感染を防ぐ。

Description

本発明は、ピアス式イアリングやボディピアスを装用するための、痛みの少ない穿孔器に関するものである。
耳たぶ(以下、「耳朶」とも略記する。)を穿孔するピアス針をカートリッジ(ピアス針保持部)に収容し、このピアス針の進行方向にキャッチ(留め具)を備え、該ピアス針と該留め具の間に耳朶を配置し、該ピアス針を押し出して耳朶を穿孔し、留め具と嵌合させる耳朶穿孔器(ピアッサー)については種々な考案がなされている。
例えば、特許文献1は、ピアス針によって耳朶を穿孔した場合、穿孔器の器具の一部が破壊される為再使用を不可能にして穿孔器を媒介とした感染を防止することができるとする技術思想を開示している。しかし、特許文献1においては、穿孔器自身が汚れていたり、使用者の手の汚れが耳朶に付着した場合の感染については考慮されていない。
また、ピアス針が耳朶を穿孔する場合、バネを用いて、ある位置で一気に穿孔する工夫がなされているが、穿孔の痛み自体を軽減することはできない。さらにこのような耳朶穿孔器を用いて頬や鼻側や唇等(以下、「ボディ」と略記する。)にボディピアス用の穿孔を行う場合はかなりの痛みを生ずる。
非特許文献1は、穿孔器と消毒用ジェルがセットとして販売されている例を開示している。かかる技術思想においては、穿孔前にセットの消毒用ジェルで穿孔器の耳朶接触部分や耳朶自体を消毒することができる。しかし、穿孔器と消毒用ジェルは別々であり、穿孔前にジェルをガーゼ等に取り出して穿孔器や耳朶を消毒するのはかなり面倒な手間となる。
また、耳朶を穿孔した後は、穿孔した穴が安定するまで1ヶ月ほど穿孔時のピアス針と留め具を仮ピアスとしてそのままにしておく必要がある。このとき、ピアス針の先端や留め具に髪の毛が絡んだり、就寝時の姿勢によっては後頭部に当たって痛みを与える恐れがある。
特開2002−85121号公報
http://store.shopping.yahoo.co.jp/garage/piercing2.html
本発明は上述したようなこれまでの問題点を解決するものであり、まず、ピアス用穿孔に先立つ面倒な消毒の手間を簡易化すること、特に穿孔時の痛みをできるだけ軽減することをその課題とする。
また、穿孔器を再使用することができないようにし、穿孔器を媒介とした感染を防止することも課題とする。
さらに、ピアス針やピアス針留め具の金属によって金属アレルギーを引き起こさないよう考慮すること、特に穿孔後にピアス針の先端や留め具に髪の毛が絡んだり(耳朶用の場合)、耳朶裏の皮膚(耳朶用の場合)や触手時に皮膚を傷付けないようにする(その他の部位用の場合)ことも課題である。
上記のような各課題を解決するために、本発明に係る痛み軽減ピアス用穿孔器においては、請求項1の如く、耳朶やボディを穿孔するためのピアス針、該ピアス針の先端を固定する留め具(キャッチ)を収容する第1の支持部、該ピアス針を内装するピアス針保持部を内装する第2の支持部、該第2支持部のピアス針前方に着脱可能な基台(パッチ収容部)を設け、基台前方に消毒剤、皮膚麻酔剤、止血剤を含んだパッチを収容したことを特徴としている。
また、請求項2の如く、上記穿孔器で耳朶やボディを挟んだ場合、第1ステップとして、請求項1のパッチ部分が分離して耳朶やボディに接着することを特徴としている。
さらに、請求項3の如く、請求項1の穿孔器のパッチ収容部が分離可能な構造となっており、当該部に請求項1のパッチが組み込まれていることを特徴としている。
さらに、請求項4の如く、請求項1乃至3の穿孔器において、パッチの接着側の中央に皮膚用インクによるマークを塗布してあることを特徴とする。
請求項5においては、ピアス針による穿孔時にピアス針保持部の一部を破断することにより穿孔器を再使用できなくすることを特徴とする。
また、請求項6のごとく、ピアス針の先端や留め具で皮膚を傷つけたり、髪の毛が絡んだりするのを防ぐため、留め具に柔軟性のあるキャップを付加することを特徴とする。
請求項7では、請求項1乃至6のうちの1項記載の穿孔器において、ピアス針及びピアス針留め具にチタンやステンレス鋼のような金属アレルギーを引き起こしにくい金属を用いることを特徴とする。
上記構成を有する本発明によれば、耳朶やボディの穿孔前に穿孔器に取り付けられた消毒剤、皮膚麻酔剤、止血剤を含んだパッチを耳朶やボディに貼り付けるため、穿孔前の消毒剤でのふき取りの手間を省略できると共に、麻酔剤によって穿孔時の痛みを軽減し、止血剤によって出血を抑えることができる。
上記皮膚麻酔剤によって耳朶やボディに麻酔がかかった場合、麻酔中心に皮膚マークが付いているため、そこに狙いをつけて穿孔を行えば、穿孔時の痛みを軽減することができる。
また、ピアス針や留め具には請求項5乃至9のアレルギーを起こしにくい金属を用いることにより、ピアス使用による金属アレルギー反応を抑えることができる。
さらに、ピアス針先端を固定する留め具には柔軟性のある樹脂キャップが附属されているため、髪の毛が絡んだり、耳たぶ裏側の頭皮を傷付けることが無い。
本発明の一実施形態に係る穿孔器を示す概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔器の各部斜視図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔器によりパッチを接着している場合の断面図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔器により穿孔する直前の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔器により穿孔した瞬間の図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔器によって穿孔が完了した場合の図である。 本発明の他の実施形態に係る穿孔器の概略図である。 本発明の別の実施形態に係る穿孔器の概略断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るピアス針の先端の加工の詳細図である。 本発明のまた別の実施形態に係るピアス針ガイドを示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るピアス針ガイドが破断する際の過程を模式的に示した断面図であり、(a)はピアス針ガイド10−1を装着した状態、(b)はピアス針ガイド10−1が耳朶Aに押し付けられて破断分離する状態、(c)はピアス針7が無事耳朶Aに装着された状態、をそれぞれ表した図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るピアス針ガイドを示す斜視図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るピアス針を示す概略的平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下では本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る穿孔器1の概略断面図である。本発明の一実施形態に係る穿孔器1は支持部2と支持部3とを少なくとも備えて構成され、支持部2にはピアス針留め具収容部5が設けられており、支持部3にはピアス針保持部6とパッチ収容部8が取り付けられている。
支持部2と支持部3とは、バネ4と支持部2の抜け止め突起2−1及び支持部3の抜け止め段差3−2及びバネ4によって摺動可能かつ抜け落ちしないように組み立てられている。
図1の断面概略図では分かりづらい部分を図2の斜視図で説明する。支持部2の頂部に設けられたピアス針留め具収容部5にはピアス針留め具11が挿入されており、ピアス針留め具11にはカバー13が付加されている。また、支持部2のバネ収容部2−2の上部には押さえバネ10が設けられている。
支持部3に設けられているピアス針保持部6はピアス針7の飾り形状に合わせた窪みを有するピアス針保持片a6−1とピアス針保持片b6−2を備えて構成され、ピアス針保持片a6−1及びピアス針保持片b6−2にはそれぞれ突起6−3が付いている。
同じく支持部3に設けられているパッチ収容部8の両側面には突起レール8−1があり、突起レール8−1が支持部3の両側にある溝3−3に嵌合し、図1のごとくピアス針7の前方に着脱可能に取り付けられている。
パッチ収容部8には、消毒薬剤及び皮膚麻酔薬剤並びに止血剤を含ませたパッチ9が着脱可能に取り付けられている。また、ピアス針7の先端とは逆方向のパッチ9の表面には耳朶AやボディAの皮膚にマーク付け可能なインクマーク9−1及び皮膚接着剤(図示せず)が塗布されている。
次に、本穿孔器1の動作を説明する。図1に図示した如く支持部2と支持部3との間に耳朶AやボディAを配置し、図3のごとく支持部2及び支持部3を例えば手でつかみ、両側から押して、耳朶AやボディAを支持部3のピアス針留め具収容部5と支持部3のパッチ収容部8で挟み込む。パッチ収容部8の先端にはパッチ9が付いており、パッチ9の表面に付けられた接着剤によってパッチ9は耳朶AやボディAに接着される。
上記状態にて押す手を緩めると、バネ4の反発力によって支持部2と支持部3の位置は図1の状態に戻る。しかし、パッチ9は、耳朶AやボディAに接着されているためパッチ収容部8から離れて耳朶AやボディAに付いたままとなる。
パッチ9には消毒剤、皮膚麻酔剤、止血剤が含浸されているので、麻酔が効いてくる一定時間そのまま耳朶AやボディAに接着したままにしておく。麻酔が効いた一定時間後パッチ9を耳朶AやボディAから剥がすと耳朶AやボディAの表面にはパッチ9の表面に塗布したインクマーク9−1によってマークが付けられる。
耳朶AやボディAへの麻酔が効いているうちに、支持部3からパッチ収容部8を外し、支持部2と支持部3との間に耳朶AやボディAを配置し、図4のごとく支持部3から付き出たピアス針7の先端を耳朶AやボディAの表面に付けられたマークに合わせて、再度支持部2と支持部3を手で挟み両側から押し、図5のごとく耳朶AやボディAを穿孔する。
耳朶AやボディAの表面に付いたマークはインクマーク9−1によって付けられており、麻酔が効いている中心であるから、この部分を穿孔してやれば、穿孔時の痛みが最も少なくなる。
図4は穿孔直前の状態を図示しており、支持部3に取り付けられたピアス針保持部6の突起6−3が支持部3の押さえバネ10の後端に引っかかって破損しながら耳朶AやボディAをピアス針7によって穿孔する。これによりピアス針保持部6は再使用ができなくなる。
図6は、耳朶AやボディAの穿孔後、押す手を緩めつつある場合を図示しており、ピアス針7を保持していたピアス針保持部6は支持部3の押さえバネ10によって押されて、ピアス針保持片a6−1、ピアス針保持片b6−2に分解されてピアス針7から離脱する。
耳朶AやボディAを穿孔したピアス針7は、支持部2のピアス針留め具収容部5に収容されていたピアス針留め具11と嵌合し、ピアス針7は耳朶AやボディAから脱落しない。また、ピアス針留め具11は、カバー13で覆われているため髪の毛が絡んだり皮膚を傷つけることが無い。
上記説明のごとく、耳朶AやボディA穿孔時に、ピアス針保持部6の突起6−3が破断されるため、ピアス針保持部6を正しい位置に再装填することができなくなり、これにより本発明による穿孔器1を再使用することができなくなり、再使用による感染を防ぐことができる。
なお、耳朶AやボディAを穿孔した後は、穿孔した穴が安定するまで1ヶ月ほど穿孔時のピアス針7とピアス針留め具11を仮ピアスとしてそのままにしておく必要がある。なお、ピアス針留め具11を覆うカバー13は、肌を痛めぬよう柔軟性のある合成樹脂等の素材で構成されることが望ましい。
上記までに説明した本発明の一実施形態に係る穿孔器1は支持部2と支持部3をスライド式に連接して構成していたが、本発明の基本趣旨は請求項1のごとくで、色々な形態のピアス用穿孔器に応用できるものである。
例えば、図7は上記スライド式のピアス用穿孔器1の支持部3にピストル型のグリップ71を取り付け、支持部2にトリガー型の引手72を取り付けた例であり、ピストルの引き金を引くようにして、穿孔をより容易にした例である。
また、図8は支持部2に相当する支持部81と支持部3に相当する支持部82とをピポット83で枢支的に構成した例である。支持部81及び支持部82を手で挟んでパッチ9を耳朶AやボディAに接着するまでは上記スライド式の例と同じであるが、麻酔完了後はパッチ収容部8を取り外し、支持部81及び支持部82を手のひらで挟みながらピストンプランジャー84を押してピアス針7で耳朶AやボディAを穿孔する。ピアス針保持部6が穿孔時に破断するのは上記スライド式の例と同じである。
次に、本発明のさらに別の実施形態について説明する。上記に説明してきたように、皮膚麻酔剤を用いることにより耳朶穿孔時の痛みを大幅に軽減できるが、痛みを完全に無くすことはできない。さらなる痛み軽減の方法として、本発明者は、(1)皮膚麻酔剤の皮膚への浸透を促進すること、(2)ピアス針の直径を細くすること、(3)ピアス針をぶれない様ガイドを設けること、(4)ピアス針を耳朶に対し押し下げ気味に穿孔すること、を着想した。
皮膚麻酔剤の浸透を促進させる方法として、皮膚麻酔剤を塗布したパッチの基材をゴム板、やスポンジにすることにより、耳朶皮膚表面の微細な凹凸に対して均一な圧力で皮膚麻酔剤を押しつけることができ、麻酔剤の浸透効果を高めることができる。
ピアス針が耳朶を穿孔する場合、皮膚が痛みを感じるのは、皮膚には痛みを感じる痛点があり、皮膚1平方センチあたり100〜200個の痛点が分布しているとされる。この痛点をピアス針が刺突することにより痛みを感じるわけであるから、刺突時の痛みはピアス針の直径に逆比例していると言えよう。ピアス針を細くすればするほど穿孔時の痛みは軽減できるが、耳朶を穿孔するための強度を有する太さ(直径)と、穿孔後に色々なピアス飾りを装着するための太さと、ピアス針留め具としっかり嵌合させるためピアス針先端部の加工ができる太さも必要である。図9はピアス針の一実施例であり、上記ピアス針先端の加工の詳細を図示するものである。
ピアス針の材料としては、アレルギーを引き起こしにくい金属チタンが用いられることが多いが、チタンは硬度が高く加工が難しく、現在直径1.2mmのピアス針が用いられている。しかし、各種ピアス針を試作した結果、穿孔時の痛みを軽減し、強度を保ち、且つ各種ピアス飾りを装着するためには従来より細い直径0.8mmのピアス針が最も適していることが経験的に求められた。
現在、従来の切削加工方法に加えて、放電加工等による精密チタン切削工法が開発され、直径0.8mm±0.02mm程度のチタン製ピアス針を作成することが可能になった。このピアス針を用いれば、従来の直径1.2mmのピアス針に比べて、断面面積比64/144となり従来のピアス針に比べて半分以下に痛みを軽減することが可能となる。
次に、ピアス針が耳朶を刺突する場合、ピアス針が耳朶をまっすぐ一直線上に進まず、ピアス針が上下左右にぶれるとピアス針と耳朶の摩擦が増え痛みを増加させる。これを避けるため、ピアス針がぶれることなく一直線上に耳朶に向かって進むためのガイドが必要となってくる。図10は、このピアス針ガイドの一実施例を示す概略図である。
パッチ収容部を取り去ったのち、ピアス針ガイド10−1をパッチ収容部と同様に支持部3の溝3−3に沿って取り付ける。ピアス針ガイド10−1はピアス針先端に相当する部分にピアス針直径より若干大きい穴10−2が開けられており、ピアス針が送り出されるときはこの穴を通して送られるためピアス針のブレを抑えることができる。また、本ピアス針ガイド10−1はピアス針をガイドする穴の上下に溝10−3が掘りこまれており、ピアス針が装着された後はこの溝10−3に沿ってピアス針ガイド10−1は破断して落下し、ピアス針の装着には邪魔にならない。
図11には上記の過程を示しており、同図(a)はピアス針ガイド10−1を装着した断面図であり、同図(b)はピアス針ガイド10−1が耳朶Aに押し付けられて破断分離する様子を表し、同図(c)はピアス針7が無事耳朶Aに装着された状態を表している。
更に、ピアス針を耳朶に対してほぼ直角に刺突するよりも重力方向に若干下向きに刺突する方が痛みが少ないことが経験的に知られている。このためピアス針を図13の如く若干下方に歪曲させておいたり、上記ピアス針ガイド10−1の穴10−2を図12の如く下方に向けて若干長穴10−4としておく方法がある。
上記、スライド式、ピストル式、回転式のボディ穿孔器の例を説明したように本発明は色々な形態のピアス用穿孔器に応用できるものである。
1…本発明の一実施形態に係る穿孔器、2…支持部、2−1…抜け止め突起、2−2…バネ収容部、3…支持部、3−1…ピアス針保持部ストッパ、3−2…抜け止め段差、3−3…溝、4…バネ、5…ピアス針留め具収容部、6…ピアス針保持部、6−1…ピアス針保持片a、6−2…ピアス針保持片b、6−3…突起、7…ピアス針、8…パッチ収容部、8−1…突起レール、9…パッチ、9−1…インクマーク、10…押さえバネ、10−1…ピアス針ガイド、10−2…穴、10−3…溝、11…ピアス針留め具、13…カバー、71…ピストル型グリップ、72…引手、81…支持部、82…支持部、83…ピポット、84…ピストンプランジャー

Claims (13)

  1. 耳朶、頬、鼻側、唇を含むボディのいずれかの部位の両側に配置され、バネによって移動可能に結合された第1、第2の支持部を有し、前記第1の支持部にはピアス針留め具収容部を有し、前記第2の支持部にはピアス針保持部を有し、該ピアス針収容部のピアス針先端部に着脱可能なパッチ収容部を有し、該パッチ収容部には消毒剤、皮膚麻酔剤、止血剤の少なくともいずれかを浸潤させ、耳朶側に接着剤を塗布したパッチが着脱可能に装着され、前記パッチ収容部を装着した状態で前記第1、第2の支持部を近接移動させることにより該パッチを耳朶に接着させることが可能で、該パッチ収容部を脱着した状態で前記第1、第2支持部を移動させることによりピアス針保持部を耳朶や頬や鼻側や唇等のボディに押し出し、当該ボディを穿孔してピアス針とピアス針留め具を結合させることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  2. 請求項1記載の痛み軽減ピアス穿孔器において、前記第1、第2の支持部の間に耳朶、頬、鼻側、唇を含むボディのいずれかの部位に該痛み軽減ピアス穿孔器を配置し、該第1、第2の支持部を近接させて前記ボディを挟み込んだ場合、前記パッチが前記パッチ収容部から分離して前記ボディのいずれかの部位に接着されることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  3. 請求項1又は2記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記パッチ収容部が分離可能な構造となっており、当該部に前記パッチが組み込まれていることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  4. 請求項1乃至3のうちの1項記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記パッチの接着面の中心に、前記耳朶、頬、鼻側、唇を含むボディのいずれかの部位から該パッチ剥離後も前記ボディのいずれかの部位に印が残るインク剤を塗布したことを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  5. 請求項1乃至4のうちの1項記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記ピアス針穿孔時に前記ピアス針保持部の一部を破断して該ピアス用穿孔器を再使用できなくすることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  6. 請求項1乃至5のうちの1項記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記ピアス針留め具に脱着可能な樹脂性カバーが装着されていることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  7. 請求項1乃至6のうちの1項記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記ピアス針及び前記ピアス針留め具を金属皮膚アレルギーを引き起こしにくい金属材料で作製することを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  8. 請求項1乃至7のうちの1項記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、皮膚麻酔剤を塗布した前記パッチの基材をゴム板あるいはスポンジ板にて構成することを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  9. 請求項1乃至8のうちの1項記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記ピアス針として直径0.8mm±0.02mmのピアス針を用いることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  10. 請求項1乃至9のうちの1項記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記パッチ収容部を分離したのち、前記ピアス針が耳朶に対し直線状に進むようガイドするピアス針ガイドを設けることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  11. 請求項10記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記ピアス針ガイドは前記ピアス針が耳朶を穿孔したときに破断分離することを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  12. 請求項10記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、前記ピアス針ガイドを重力方向に若干指向ガイドすることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
  13. 請求項1乃至11のうちの1項記載の痛み軽減ピアス用穿孔器において、重力方向に湾曲したピアス針を用いることを特徴とする痛み軽減ピアス用穿孔器。
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