JP2004357813A - 鍼管付き鍼灸用鍼 - Google Patents

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【課題】鍼を鍼管に保持すること及び鍼先を鍼管内空中に固定することができるとともに、包装から取り出して施術を行うまでの間、一切手間がかからず、小片の廃棄物も生じない鍼管付き鍼灸用鍼を提供すること。
【解決手段】上面中央部に貫通孔を設けたキャップ10を装着した鍼管4と、鍼柄3を有する鍼、とからなる鍼管付き鍼灸用鍼であって、前記鍼柄3には、周囲に少なくとも1個の突起が存在する掛止部8が設けられており、前記キャップの孔の直径は、前記針柄3の直径よりは大きいが、前記掛止部が存在する箇所の鍼柄の最大径よりは小さく形成されており、前記鍼は、前記掛止部8の下端から針先までの長さhが、前記キャップを装着した鍼管の全長hより短く形成され、鍼管に鍼を装着した状態にあっては、鍼柄が掛止部8でキャップの孔に掛止まり、鍼柄頭部に鍼先方向向きの力を加えると、該掛止部8がキャップの孔を通過する鍼管付き鍼灸用鍼。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、東洋医学における鍼治療に用いる鍼管付き鍼灸用鍼に関する。
【0002】
【従来の技術】
鍼を刺入するに用いる技法は、中国から伝わった撚鍼法と、日本で生まれた管鍼法によることが多い。撚鍼法は、補助的器具を用いず、手指により鍼を皮膚に刺入する。これに対し、管鍼法は細い管を補助具として用い、鍼を皮膚に刺入する。今日の鍼治療には、習得に容易な管鍼法を用いることが多い。
【0003】
管鍼法にあっては、あらかじめ鍼を挿入した鍼管をつぼにあて、鍼管の頭部から出ている鍼柄頭部を軽く押すことによって、鍼先端を皮膚に刺入(切皮)し、その後鍼管を取り去り、鍼を指の間にはさみ立てた状態で、さらに必要な深さまで刺入する。管鍼法では、従来は鍼及び鍼管はともに再使用され、使用の都度組み合わされて使用されていた。しかし、現在は衛生上の問題および利便性の観点から、鍼を鍼管にセットした状態で個別に密封包装した滅菌済みの使い捨て鍼が主流である。
【0004】
このような鍼管付き鍼灸用鍼にあっては、包装から取り出した後、皮膚に刺入するまでの間に、鍼が鍼管から落ちて汚染されないよう固定する必要がある。また、同じく衛生上の観点から、鍼先が鍼管内で空中に保持されていることが好ましい。
【0005】
これらの問題を解決するために用いられている、従来技術の鍼管付き鍼灸用鍼を、図を用いて説明する。図1(a)は鍼灸用鍼1であり、図1(b)は鍼管4である。鍼灸用鍼は鍼線2と鍼柄3からなっている。図2は従来技術の鍼管付き鍼灸用鍼であり、(a)は正面図、(b)は底面図である。鍼灸用鍼1は鍼柄3の半分ほどの長さが鍼管上端部5から突出した状態で、硬質塩化ビニル等の樹脂製のクリップ6により固定されている。使用に当たっては、このクリップ6を取り外した後に、鍼管の下端部7を施術部位に当接し、その後は従来通りの方法で施術する。かかる鍼管付き鍼灸用鍼においては、クリップ6により固定されているため包装から取り出すときに、鍼1が鍼管4から抜け落ちる心配はなく、また鍼先も鍼管内空中で固定されているため衛生的である。
【0006】
また、特許文献1及び2において、針と針管との固定方法及び針管付き針が、特許文献3において、使い捨て鍼灸豪針が開示されている。これらは共に、樹脂製の針柄を樹脂製の針管に固着して、針を針管に固定してなるものである。
【0007】
【特許文献1】特開平9−28758
【特許文献2】特開平8−10310
【特許文献3】特開昭58−97361
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2に示す従来技術の鍼管付き鍼灸用鍼にあっては、使用に際してクリップ6をそのまま引き抜けば、鍼1は当然鍼管4から抜け落ちてしまう。そのため、鍼柄頭部を挟持しながらクリップ6を取り外す必要があり、またクリップ6を取り外した後、施術を行うまでの間は、鍼1が抜け落ちるのを防ぐため、鍼柄3を指で保持しておく必要がある。そして、取り外したクリップ6は、施術の妨げとなるので通常は他へ移されるが、小さいため床に落としたり等、その取り扱いが不便である。一般に針治療には複数本の鍼が使用されるため、このような手間や小片の廃棄物がその都度生じるのは好ましくない。
【0009】
特許文献1の針管付き針は、鍼管に鍼柄を溶着して固定しているため、使用に当たっては溶着部に力を加えるだけで鍼を取り外すことができる。そのため、施術前の手間も少なく、ごみも出ない。しかし、力を加える部分は溶着部側の鍼柄部であるため、溶着部を見つける必要があり、また、溶着がはずれた後施術を行うまでの間、鍼柄を保持する必要があるのは前記と同様である。そして鍼柄が樹脂製であるため、灸頭鍼に用いることができず、通電も不可能である。
【0010】
特許文献2および3においても、ほぼ同様の問題がある。
【0011】
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものである。すなわち、鍼を鍼管に保持すること及び鍼先を鍼管内空中に固定することができるとともに、包装から取り出して施術を行うまでの間、一切手間がかからず、小片の廃棄物も生じない鍼管付き鍼灸用鍼を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上面中央部に貫通孔を設けたキャップを装着した鍼管と、鍼柄を有する鍼、とからなる鍼管付き鍼灸用鍼であって、前記鍼柄には、周囲に少なくとも1個の突起が存在する掛止部が設けられており、前記キャップの孔の直径は、前記針柄の直径よりは大きいが、前記掛止部が存在する箇所の鍼柄の最大径よりは小さく形成されており、前記鍼は、前記掛止部下端から針先までの長さが、前記キャップを装着した鍼管の全長より短く形成され、鍼管に鍼を装着した状態にあっては、鍼柄が掛止部でキャップの孔に掛止まり、鍼柄頭部に鍼先方向向きの力を加えると、該掛止部がキャップの孔を通過する鍼管付き鍼灸用鍼、に関する。
【0013】
本発明の鍼管付き鍼灸用鍼では、鍼柄の掛止部がキャップの孔を通過できずに引っ掛かり、その結果鍼が鍼管に固定される。そのため、鍼管のみを持っても、鍼が鍼管から抜け落ちて汚染されることはない。また、鍼は掛止部下端から鍼先までの長さが、前記キャップを装着した鍼管の全長より短く形成されているため、鍼先は鍼管内空中に固定されている。そのため、施術を行うまでの間に鍼先が他の物に触れることがなく、衛生的である。さらに施術に際しては、そのままの状態で鍼管下端部を施術部位に当接し、鍼柄頭部を軽く押せば、鍼先を皮膚に刺入することができる。したがって、包装から取り出してから施術を行うまでの間に、クリップ類を外す等の手間はいっさいかからず、かつ鍼柄を指で保持する必要もない。また、キャップは鍼管に装着されたままなので、小片の廃棄物も生じない。
【0014】
また、本発明は、鍼柄周囲に形成した前記掛止部が、鍼軸線方向の二箇所に設けられており、鍼柄頭部側の第一掛止部と鍼線側の第二掛止部の間隔が、前記キャップの孔の周壁の高さより大であり、前記鍼は、前記第一掛止部下端から針先までの長さが、前記キャップを装着した鍼管の全長より短く形成され、鍼管に鍼を装着した状態にあっては、鍼柄が前記第一掛止部でキャップの孔に掛止まり、鍼柄頭部に鍼先方向向きの力を加えると、該第一掛止部がキャップの孔を通過する鍼管付き鍼灸用鍼に関する。
【0015】
掛止部を鍼軸線方向の二箇所に設けることにより、両掛止部の間に前記キャップの孔が位置するように、鍼を鍼管に装着すれば、鍼を鍼線軸の両方向に固定することができる。すなわち、第一掛止部のみならず第二掛止部もまた、キャップの孔を通過できずに引っ掛かるため、第二掛止部の存在により、鍼管を持たず鍼柄頭部のみを保持したとき、または鍼柄頭部側を下にして鍼管を保持したときにも、鍼が鍼管から抜け落ちることはない。そのため、より完全に鍼を鍼管に固定することができる。
【0016】
また、本発明は、前記鍼柄が金属からなるものであり、前記掛止部が前記鍼柄を前後から押圧して、鍼柄を変形して形成されたものである鍼管付き鍼灸用鍼に関する。鍼柄を金属で形成することにより、灸頭鍼、通電鍼としても使用することができる。また、鍼柄を前後から押圧して、鍼柄を変形して掛止部を形成すれば、掛止部を鍼柄に一体形成できるため、掛止部が鍼柄から損失しにくい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施例に基づき、本発明の鍼管付き鍼灸用鍼について詳細に説明する。
【0018】
図3は、本発明の鍼管付き鍼灸用鍼の鍼の一実施例であって、正面図である。鍼1は鍼線2と鍼柄3からなり、ともにステンレス製である。図に示すように、鍼柄3には鍼軸線方向Xの二箇所に掛止部8,9が形成されている(鍼柄頭部側の掛止部8が第一掛止部,鍼線側の掛止部9が第二掛止部)。両掛止部の間隔tは、キャップの孔の周壁の高さtよりも大きく形成されており、また掛止部8,9が存在する箇所の鍼柄の最大径r,rは、鍼柄3の直径rよりわずかに大きく形成されている。本実施例では、棒状の鍼柄を一対の金型で前後から押圧することにより、鍼柄を変形して掛止部を形成した。
【0019】
図4は、図3の鍼の斜視図である。
【0020】
図5は、本発明の鍼管付き鍼灸用鍼のキャップと鍼管を示す一実施例であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は正面断面図である。キャップ・鍼管はともに合成樹脂製であり、鍼管は鍼を透視できるように透明とした。図5(a)に示すように、キャップ10が鍼管4に装着されている。また、図5(b)に示すように、キャップ10には貫通孔11が設けられている。孔11の直径rは、針柄3の直径rよりは大きいが、掛止部8、9が存在する箇所の鍼柄の最大径r,rよりは小さく形成されている。
【0021】
図6は、図3の鍼および図5のキャップと鍼管からなる本発明の鍼管付き鍼灸用鍼の一実施例であって、一部を破断した正面図である。上述のように、キャップの孔11の直径rは、針柄3の直径rよりは大きいが、掛止部8,9が存在する箇所の鍼柄の最大径r,rよりは小さい。そのため、孔11に、鍼1を鍼線側から通せば、第二掛止部9は自然には通過できず、ここで留まる。しかし、rとrの差はわずかであるため、軽く力を加えれば、第二掛止部9は孔11を通過する。そして次に、第一掛止部8が孔11を通過できず留まるため、図に示す状態になる。
【0022】
上述のように、両掛止部の間隔tは、キャップの孔の周壁の高さtよりも大きく形成されている。そのため、キャップ10を装着した鍼管4と、鍼1を組み合わせた状態にあっては、図6の如く、鍼柄3が両掛止部8,9の間でキャップの孔11に掛り止まる。従って、鍼1が鍼線軸方向Xのどちら側に動いても、掛止部8,9のいずれかが孔11で留まるため、鍼1が鍼管4から抜け落ちることはない。また、鍼1は、第一掛止部8の下端から針先までの長さhが、キャップ10を装着した鍼管4の全長hより短く形成されている。そのため、鍼先は鍼管内空中に保たれている。
【0023】
施術に際しては、鍼管4を親指と中指で保持し、そのまま鍼管下端部7を施術部位に当接する。そして同じ手の人差し指で鍼柄頭部を軽く押せば、rとrの差はわずかであるため、第一掛止部8がキャップの孔11を通過し、鍼先が皮膚に刺入される。その後、鍼管4をはずして通常と同様の方法で施術を行う。従って、包装から取り出して施術を行うまでの間に、クリップ類を外す等の手間は一切かからない。また刺入するまでは、鍼1は常に鍼管4に固定されているため、施術に際して鍼管4と鍼柄3の両方を保持する必要が生じることは一度もない。そしてキャップ10は鍼管4に装着されたままなので、小片の廃棄物も生じない。
【0024】
鍼線2は金属製であり、本実施例ではステンレスを使用したが、他の金属でもよい。他の金属の例として、アルミ、白銅、クロムメッキ等がある。
【0025】
鍼柄3は金属製であっても、合成樹脂製であってもよいが、金属製であれば灸頭鍼・通電鍼としても使用できるため、より好ましい。金属の例としては鍼線と同様に、ステンレス、アルミ、白銅、クロムメッキ等があり、合成樹脂の例としてはポリプロピレン等がある。
【0026】
掛止部8,9は通常の状態ではキャップの孔11を通過できないが、鍼柄頭部に鍼先方向向きの力を加えたときには、孔11を通過できるものである。そのため、掛止部8,9が存在する箇所の鍼柄の最大径r,rは孔11の直径rより、わずかに大きく形成される必要があり、r,rとrの差は1mm以下であることが好ましい。また、第一掛止部8が孔11を通過することにより、鍼先が皮膚に刺入されるため、特に第一掛止部は、施術に際してよりスムーズに鍼を押し出すことができるよう、鍼柄直径よりわずかにふくらんだ曲面状の凸部であることが好ましい。本実施例では鍼柄を前後から押圧して、鍼柄を変形することにより、第一掛止部および第二掛止部を形成したが、他の方法で形成しても良い。
【0027】
両掛止部の間隔tは、キャップの孔の周壁の高さtより大きく形成される必要があるが、必要以上に大きく形成しないほうが、鍼の動きを制限できるため好ましい。具体的には2mm以下が好ましい。
【0028】
また、キャップ10の上面から突出する鍼柄3の長さ、すなわち第一掛止部8の下端から鍼柄頭部までの長さhは、切皮に必要な長さ以上であることは当然であるが、あまり長く形成しない方が、鍼管を抜き取りやすいため好ましい。具体的には4mm〜10mmが好ましく、さらに好ましくは5mm〜8mmである。
【0029】
鍼管・キャップは共に合成樹脂製であることが好ましく、例として、ポリプロピレンを挙げることができる。特にキャップは、その貫通孔の直径rが、力を加えたときには掛止部が存在する箇所の最大径r,rまで広がり、掛止部が通過した後は、元の直径rに戻る必要があるため、弾性のある材料で形成されることが好ましい。また、キャップの色を鍼の太さごとに変えれば、鍼の太さを容易に識別することができる。鍼管は、中の鍼の状態が分かるように透明あるいは半透明であることが好ましい。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるときは、鍼柄の掛止部が、鍼管に装着したキャップの孔を通過できずに引っ掛かるため、鍼が鍼管に固定される。そのため、鍼管のみを持っても、鍼が鍼管から抜け落ちない。また、鍼先は鍼管内空中に固定されているため、施術を施すまでは鍼先が汚染されることがなく、衛生的である。さらに施術に際しては、そのままの状態で、鍼柄頭部を軽く押せば、鍼先を皮膚に刺入することができる。したがって、包装から取り出した後、施術を行うまでの間に、クリップ類を外す等の手間や、鍼柄を指で保持する等の手間は一切生じない。また、キャップは鍼管に装着されたままなので、小片の廃棄物も生じない。
【0031】
また、掛止部を鍼軸線方向の二箇所に設けることにより、両掛止部の間に前記キャップの孔が位置するように、鍼を鍼管に装着することができる。その結果、鍼が鍼線軸の両方向に固定されることになり、より完全に鍼を鍼管に固定することが可能になる。
【0032】
また、鍼柄を金属で構成した場合には、灸頭鍼・通電鍼としても使用することができる。また、鍼柄を前後から押圧して、鍼柄を変形して掛止部を形成すれば、掛止部を鍼柄に一体形成できるため、頑丈な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来技術の鍼灸用鍼 (b)は従来技術の鍼管
【図2】従来技術の鍼管付き鍼灸用鍼であって、(a)は正面図 (b)は底面図
【図3】本発明の一実施例を示す鍼管付き鍼灸用鍼の鍼の正面図
【図4】図3の斜視図
【図5】本発明の一実施例を示す鍼管付き鍼灸用鍼の鍼管とキャップであって(a)は正面図 (b)は平面図 (c)は正面断面図
【図6】本発明の一実施例を示す鍼管付き鍼灸用鍼の一部破断正面図
【符号の説明】
1 鍼
2 鍼線
3 鍼柄
4 鍼管
5 鍼管上端部
6 クリップ
7 鍼管下端部
8 第一掛止部
9 第二掛止部
10 キャップ
11 貫通孔
X 鍼線軸方向
第一掛止部が存在する箇所の鍼柄の最大径
第二掛止部が存在する箇所の鍼柄の最大径
鍼柄の直径
キャップの孔の直径
第一掛止部と第二掛止部の間隔
キャップの孔の周壁の高さ
第一掛止部下端から鍼先までの長さ
キャップを装着した鍼管の全長
第一掛止部下端から鍼柄頭部までの長さ

Claims (3)

  1. 上面中央部に貫通孔を設けたキャップを装着した鍼管と、鍼柄を有する鍼、とからなる鍼管付き鍼灸用鍼であって、前記鍼柄には、周囲に少なくとも1個の突起が存在する掛止部が設けられており、前記キャップの孔の直径は、前記針柄の直径よりは大きいが、前記掛止部が存在する箇所の鍼柄の最大径よりは小さく形成されており、前記鍼は、前記掛止部下端から針先までの長さが、前記キャップを装着した鍼管の全長より短く形成され、鍼管に鍼を装着した状態にあっては、鍼柄が掛止部でキャップの孔に掛止まり、鍼柄頭部に鍼先方向向きの力を加えると、該掛止部がキャップの孔を通過する鍼管付き鍼灸用鍼。
  2. 鍼柄周囲に形成した前記掛止部が、鍼軸線方向の二箇所に設けられており、鍼柄頭部側の第一掛止部と鍼線側の第二掛止部の間隔が、前記キャップの孔の周壁の高さより大であり、前記鍼は、前記第一掛止部下端から針先までの長さが、前記キャップを装着した鍼管の全長より短く形成され、鍼管に鍼を装着した状態にあっては、鍼柄が前記第一掛止部でキャップの孔に掛止まり、鍼柄頭部に鍼先方向向きの力を加えると、該第一掛止部がキャップの孔を通過する請求項1に記載の鍼管付き鍼灸用鍼。
  3. 前記鍼柄が金属からなるものであり、前記掛止部が前記鍼柄を前後から押圧して、鍼柄を変形して形成されたものである請求項1または2に記載の鍼管付き鍼灸用鍼。
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