JP2009005912A - 鼻毛処理具 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易且つ安全に鼻毛を処理することができる鼻毛処理具1を提供する。
【解決手段】鼻毛処理具1に、鼻孔内へ挿入可能な大きさで一辺に刃2を有した刃体3と、刃2が延びる方向と略直角方向へ延出し先端が刃2よりも突出する第一保護部4と、複数の第一保護部4を刃2の延びる方向へ所定間隔で支持すると共に複数の第一保護部4と協働して刃体3の一方の面を受ける刃受部とを備え鼻孔内に挿入可能な大きさの挿入部6、挿入部6から刃受部に受けられた刃2の延びる方向と略同じ方向へ延出する把持部7を有した本体8と、刃2の延びる方向と略直角方向に延出する第二保護部9、複数の第二保護部9を第一保護部4と対応するように支持する基部を有し、基部と複数の第二保護部9とで刃体3の他方の面を覆うと共に本体8に着脱可能に固定される刃止め体11とを具備させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鼻毛を処理する鼻毛処理具に関するものである。
従来より、人体の鼻孔内に生えている鼻毛を処理する鼻毛処理具として鼻毛切り用鋏が知られている。この鼻毛切り用鋏は、鼻孔内に挿入しやすくするために、先端が先細りになっているとともに、全体の大きさが通常の鋏よりも小さくなっている。
また、本願出願人は先の出願において、鼻毛切り用鋏の先端に丸みを帯びた突出部を形成すると共に鋏の先端に切欠部を備え、鋏の先端が突き刺さったり、鋏を完全に閉じる際に鋏の先端で皮膚や粘膜等を挟んで傷つけたりするのを防止することができるようにしたものを提案している(特許文献1)。
特開2005−304655号公報
しかしながら、鼻毛処理具として鼻毛切り用鋏で鼻毛を処理する場合、狭い鼻孔内で鋏の先端を開閉しなければならず、鼻孔内で鋏が皮膚等に当接したり挟んだりしないように慎重に鼻毛の処理作業をする必要があると共に、鼻孔内で鋏を開けられる角度が限られているため一度の開閉で処理できる鼻毛の量が限られ、鼻毛を全部処理するのに相当な手間がかかる問題がある。
また、鼻毛切り用鋏の使用者自身が自分の鼻毛を処理する場合、鏡等を見ながら鋏の先端を鼻孔内へ挿入して鼻毛の処理をしなければならず、鏡等を介することで鼻孔内が見辛く誤って鋏の先端を皮膚等に突き刺してしまったり、皮膚等を挟んで傷つけてしまったりする可能性が高くなる問題がある。
ところで、鼻毛処理具として鋏ではなく剃刀を用いて鼻毛を処理することが考えられる。しかしながら、従来の剃刀は、髭や脇毛等の体毛を処理するためのものであり、鼻孔内に挿入できるような大きさではなく鼻毛を処理するのに用いることが困難である。仮に従来の剃刀を鼻孔内に挿入できる大きさとした場合、従来の剃刀では刃先の露出する割合が多いため、露出した刃先によって鼻孔内の皮膚等を傷つけてしまう虞がある。
そこで、本発明は上記の実情に鑑み、容易且つ安全に鼻毛を処理することができる鼻毛処理具の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本願発明にかかる鼻毛処理具は「人体の鼻孔内に挿入可能な大きさで一辺に刃を有した矩形板状の刃体と、該刃体の前記刃が延びる方向に対して略直角方向へ延出し先端が該刃よりも突出する線条の第一保護部と、及び複数の該第一保護部を前記刃の延びる方向へ所定間隔で支持すると共に複数の前記第一保護部と協働して前記刃体の一方の面を受ける刃受部とを備え人体の鼻孔内に挿入可能な大きさとされた挿入部、及び該挿入部から前記刃受部に受けられた前記刃の延びる方向と略同じ方向へ延出する把持部を有した本体と、該本体の前記第一保護部と同様の線条とされ前記刃の延びる方向に対して略直角方向に延出する第二保護部、及び複数の該第二保護部を前記第一保護部と対応するように支持する基部を有し、該基部と複数の前記第二保護部とで前記刃体の他方の面を覆うと共に前記本体に着脱可能に固定される刃止め体とを具備する」ものである。
ここで、「人体の鼻孔内に挿入可能な大きさ」としては、刃の延びる方向に対して略直角方向に切断した際の挿入部の切断面が直径12mmの円に入る大きさである。
また、「複数の第一保護部を刃の延びる方向へ所定間隔で支持」するとは、複数の第一保護部によって櫛状に列設することである。また、「複数の第二保護部を第一保護部と対応するように支持」するとは、各第二保護部が各第一保護部と対峙するように支持することである。
従って、本発明の鼻毛処理具によると、本体の挿入部を人体の鼻孔内に挿入可能な大きさとしているため、挿入部を簡単に鼻孔内に挿入することができる。また、挿入部に備えられた複数の第一保護部の先端が刃よりも突出しているため、第一保護部が皮膚に当接することで刃が皮膚に当接するのを防止することができ、鼻毛を処理する際に皮膚等が傷つくのを防止して安全に鼻毛を処理することができる。
また、鼻毛を処理する際に、刃より突出した第一保護部の先端によって、鼻毛が刃の延びる方向へ滑って移動してしまうのを防止することができ、刃によって鼻毛を確実に切断して処理することができる。
更に、本体に対して刃止め体を固定することで、本体と刃止め体とで刃体を挟持して刃体を保持するようにしているため、刃止め体の着脱により刃体を容易に着脱することができ、刃体の交換や洗浄を簡単に行うことができる。また、本体に対して刃体及び刃止め体が着脱可能とされているため、それらを分解した状態で洗浄することで各部品の隅々まで洗い易くすることができ、鼻毛処理具をより綺麗に洗浄することができる。
上記の構成に加え、本発明の鼻毛処理具は「隣接する前記第一保護部及び前記第二保護部同士の隙間が、前記第一保護部における前記刃から突出する突出量に対して、0.5倍〜2倍の範囲内とされている」ものであってもよい。
ここで、第一保護部及び第二保護部同士の隙間を、第一保護部における刃から突出する突出量に対して、0.5倍〜2倍の範囲内としたのは、0.5倍よりも短いと、第一保護部同士等の隙間も狭くなり、蓋然的に刃の露出量が少なくなるため鼻毛を効率よく切断処理することができなくなる問題があるためである。また、2倍よりも長いと、第一保護部同士等の隙間が広くなり、第一保護部先端の刃より突出した部分を皮膚等に押し付けた場合、撓んだ皮膚等が刃と接触して皮膚等を傷つけてしまう虞があるためである。なお、刃から突出する第一保護部の先端の突出量としては、0.3mm〜1.5mmの範囲内とすることが望ましく、0.3mmよりも少ないと露出した刃の刃先が皮膚等に当接して傷つけてしまう虞があるためであり、1.5mmよりも多いと皮膚と刃先との距離が大きくなり切断しようとする鼻毛が撓み易くなり、鼻毛を良好に処理することができなくなる虞があるためである。
従って、第一保護部及び第二保護部同士の隙間を上記の範囲内とすることで、多少強い力で挿入部を鼻孔内の皮膚等に押し当てても、挿入部の刃先が皮膚等と接触するのを確実に防止することができ、上記した作用効果を奏する鼻毛処理具を具現化することができる。
以上のように本発明によると、使用者が容易且つ安全に鼻毛を剃ることができる鼻毛処理具を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態である鼻毛処理具について、図1乃至図3に基づき説明する。図1は、本発明の鼻毛処理具を示す側面図である。図2(A)は図1の鼻毛処理具を拡大して示す正面図であり、(B)は図1の鼻毛処理具の挿入部を拡大して示す側面図であり、(C)は(B)におけるア−ア断面図であり、(D)は(B)におけるイ−イ断面図である。図3は、図1の鼻毛処理具を分解して示す分解斜視図である。
本実施形態の鼻毛処理具1は、図示するように、人体の鼻孔内に挿入可能な大きさで一辺に刃2を有した矩形板状の刃体3と、刃体3の刃2が延びる方向に対して略直角方向へ延出し先端が刃2よりも突出する線条の第一保護部4と、及び複数の第一保護部4を刃2の延びる方向へ所定間隔で支持すると共に複数の第一保護部4と協働して刃体3の一方の面を受ける刃受部5とを備え人体の鼻孔内に挿入可能な大きさとされた挿入部6、及び挿入部6から刃受部5に受けられた刃2の延びる方向と略同じ方向へ延出する把持部7を有した本体8と、本体8の第一保護部4と同様の線条とされ刃2の延びる方向に対して略直角方向に延出する第二保護部9、及び複数の第二保護部9を第一保護部4と対応するように支持する基部10を有し、基部10と複数の第二保護部9とで刃体3の他方の面を覆うと共に本体8に着脱可能に固定される刃止め体11とを備えている。
本実施形態の鼻毛処理具1における刃体3は、ステンレスや所定の硬度を有した刃金等の金属板により形成されており、図示するように、略矩形状に形成された一方の長辺(図2(B)中、下辺)に刃2が備えられている。また、この刃体3には、刃2とは反対側の長辺(図2(B)中、上辺)に形成された刃体3の先端側(図2(B)中、左端側)より後端側(図2(B)中、右端側)へ所定距離離れた位置から刃体3の後端まで続き刃2側へ所定量切り抜かれた切欠き部12と、刃体3の先端付近に穿設された円形状の第一貫通孔13と、第一貫通孔13よりも後端側に穿設された非円形状の第二貫通孔14とを更に備えている。
また、本体8の刃受部5では、図示するように、刃受部5を構成する複数の第一保護部4の先端が刃受部5の面よりも直角方向へ突出した形状とされていると共に、刃受部5に、複数の第一保護部4が延出する方向とは反対方向の端部(図2(B)中、上側の端部)に配置され刃体3の切欠き部12と対応して刃受部5の面から突出する接触部15が形成されている。そして、刃受部5は、複数の第一保護部4の先端と接触部15とによって凹形状に形成されており、刃体3を受けることができるようになっている。
また、本体8の刃受部5には、刃体3の第一貫通孔13及び第二貫通孔14とを対応させる位置及び形状で刃受部5の面から突出する第一突出部16及び第二突出部17を更に備えている。そして、この刃受部5は、接触部15に刃体3の切欠き部12を係合させると共に、第一突出部16及び第二突出部17に刃体3の第一貫通孔13及び第二貫通孔14を嵌合させることで、刃体3を位置決めすることができるようになっている。また、本体8は、図2(C)に示すように、複数の第一保護部4の先端が丸みを帯びた形状に形成されており、皮膚等に当接させた際に刺さったり傷つけたりしないようになっている。
更に、本体8は、挿入部6の刃受部5とは反対側の側面(図2(C)中、左側面)に、上端から所定距離下側へ下がった位置まで、その側面から刃受部5へ向かって所定距離凹ませた段部18と、段部18の上端部付近に刃受部5とは反対側へ突出する凸部19とを更に備えている。この凸部19の側面は、図示するように、上側へ向かうに従って刃受部5側へ傾斜する傾斜面とされている。また、段部18及び凸部19は、刃受部5の長手方向全長に亘って延びるように形成されている。
また、本体8は、図1に示すように、把持部7の挿入部6と接近する側に配置され、左右方向(図1中、左右方向)に延びると共に上下方向(図1中、上下方向)に所定間隔で列設された複数の突条20と、把持部7の右端付近(図1中、右端付近)に穿設された長孔状の貫通部21とを更に備えている。複数の突条20は、把持部7の両側面に備えられている。本例の鼻毛処理具1は、複数の突条20によって把持部7を把持する際に滑り難いようにしていると共に、貫通部21によって保管等の際に係止できるようになっている。
刃止め体11は、図示するように、本体8の刃受部5よりも長さが長く形成されていると共に、上端と先端が刃受部5よりも刃受部5の反対側(図2(C)中、左側)へ回り込むように形成されている。この刃止め体11には、挿入部6の段部18及び凸部19が嵌合可能とされた第一溝部22と、刃受部5と対向する面に刃受部5から突出する第一突出部16及び第二突出部17を収容可能な第二溝部23とを更に備えている。これら第一溝部22及び第二溝部23は、刃止め体11の後端(図2(B)中、右端)から先端(図2(B)中、左端)へ向かって本体8の刃受部5と略同じ長さで延びるように形成されている。
なお、刃止め体11の第二溝部23は、鼻毛処理具1を組立てた際にその底部が、第一突出部16及び第二突出部17の先端と略接触するような深さとされている。また、第二溝部23には、第一突出部16と対応する位置付近に底部より若干突出するように形成された段差部24と、段差部24の第一突出部16と対応する位置に第一突出部16が挿入可能な孔溝部25とを備えている(図3参照)。
因みに、本実施形態における鼻毛処理具1の各寸法は、全長Lが約105mmとされており、挿入部6の長さL1が約25mm、挿入部6の高さHが約9mm、挿入部6の厚さWが約3mmとされており、挿入部6が一般的な鼻孔内に挿入可能な大きさとされている。また、第一保護部4の先端における刃2から突出する突出量tが約0.6mm、刃2の露出する長さ(第一保護部4同士の隙間)sが約1mm、第一保護部4の延びる長さlが約3mm、第一保護部4及び第二保護部9の幅wが約1.5mmとされている。
次に、本実施形態における鼻毛処理具1の組立方法について説明する。図3に示すように、まず、本体8の刃受部5に対して、その第一突出部16及び第二突出部17と対応するように刃体3の第一貫通孔13及び第二貫通孔14を向け、刃受部5に刃体3を嵌め込む。この際に、刃受部5の接触部15が刃体3の切欠き部12と接触すると共に、刃受部5の第一突出部16及び第二突出部17と刃体3の第一貫通孔13及び第二貫通孔14とが互いに嵌合し、刃体3が刃受部5の所定位置に位置決めされる。続いて、図3に示すように、本体8の先端側に対して、刃止め体11をその後端が本体8の先端側へ向くように配置した上で、刃止め体11の第一溝部22内に本体8の段部18及び凸部19を嵌め合わせて、刃止め体11を本体8の後端方向へスライドさせる。
そして、刃止め体11が本体8の後端方向へ移動するのに伴って、本体8における刃受部5の第一突出部16及び第二突出部17が、第二溝部23内へと嵌合挿入される。その後、第一突出部16が第二溝部23の段差部24と当接すると、ここで一旦スライド移動が規制されるため、より強い力で刃止め体11をスライドさせると、第一突出部16が段差部24を乗り越えて孔溝部25と嵌合し、刃止め体11が本体8の挿入部6に固定されると共に、刃止め体11と刃受部5とで刃体3が挟持された状態となり、鼻毛処理具1の組立が完了する。なお、本例の鼻毛処理具1を分解する際は、上記とは逆の手順を行うことで、分解することができるようになっている。
次に、本実施形態の鼻毛処理具1の使用方法について説明する。まず、鼻毛処理具1における挿入部6の第一保護部4同士の間から覗く刃2が、処理したい鼻毛の方向へ向くように、挿入部6を鼻孔内へ挿入した上で、第一保護部4の先端を鼻孔内の皮膚(粘膜)に当接させる。この時、刃2に対して第一突出部4の先端が所定の突出量tだけ突出しているので、刃2が皮膚に接触しないようになっている。そして、挿入部6の刃2によって鼻毛が処理できる(剃れる)ように鼻孔内で挿入部6を移動させることで、刃2により鼻毛が切断されることとなり鼻毛を処理することができる。
このように、本実施形態の鼻毛処理具1では、挿入部6を鼻孔内へ挿入可能な大きさとした上で、挿入部6に備えられた複数の第一保護部4の先端が刃2よりも突出しているため、刃2よりも先に第一保護部4が皮膚当接し、刃2が皮膚に当接するのを防止することができ、鼻毛を処理する際に皮膚等が傷つくのを防止して安全に鼻毛を処理することができる。
また、鼻毛を処理する際に、刃2より突出した第一保護部4の先端によって、鼻毛が刃2の延びる方向へ滑って移動してしまうのを防止することができ、刃2によって鼻毛を容易に処理することができる。
更に、本体8に対して刃体3及び刃止め体11を着脱可能に固定しているため、刃止め体11の着脱により刃体3を容易に着脱することができ、刃体3の交換や洗浄を簡単に行うことができる。また、本体8に対して刃体3及び刃止め体11が着脱可能とされているため、それらを分解した状態で洗浄することで各部品の隅々まで洗い易くすることができ、鼻毛処理具1をより綺麗に洗浄することができる。
また、本実施形態では、第一保護部4の突出量tを約0.6mmとすると共に、刃2の露出長さ(第一保護部4同士の隙間)sを約1mmとし、突出量tに対して隙間sを0.5倍〜2倍の範囲内(本例では、約1.7倍)としているため、挿入部6を多少強く鼻孔内の皮膚に当接させても、刃2が皮膚と接触するのを確実に防止することができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明した。しかし、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
上記実施形態の鼻毛処理具1では、挿入部6の大きさとして、高さHが約9mm、厚さWが約3mmのものを示したが、この寸法に限定するものではなく、例えば、挿入部6の高さH及び厚さWが直径約12mmの円に入る大きさとしても良く、これにより上記と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記実施形態の鼻毛処理具1では、第一保護部4における突出量tを約0.6mm、第一保護部4同士の隙間sを約1mmとしたものを示したが、この寸法に限定するものではなく、例えば、突出量tを0.3mm〜1.5mmの範囲とした上で第一保護部4同士の隙間sを突出量tに対して0.5倍〜2倍の範囲としても良い。ここで、第一保護部同士の隙間sを、突出量tに対して、0.5倍〜2倍の範囲内としたのは、0.5倍よりも短いと、第一保護部4同士の隙間sも狭くなり、蓋然的に刃2の露出量が少なくなるため鼻毛を効率よく切断処理することができなくなる問題があるためである。また、2倍よりも長いと、第一保護部4同士の隙間sが広くなり、第一保護部4先端の刃2より突出した部分を皮膚等に押し付けた場合、撓んだ皮膚等が刃2と接触して皮膚等を傷つけてしまう虞があるためである。なお、刃2から突出する第一保護部4の先端の突出量tとしては、0.3mm〜1.5mmの範囲内とすることが望ましく、0.3mmよりも少ないと露出した刃2の刃先が皮膚等に当接して傷つけてしまう虞があるためであり、1.5mmよりも多いと皮膚と刃先との距離が大きくなり切断しようとする鼻毛が撓み易くなり、鼻毛を良好に処理することができなくなる虞があるためである。
更に、上記実施形態の鼻毛処理具1では、本体8に対して、刃止め体11を嵌合固定させるようにしたものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、刃止め体11を本体8に対して、小ネジ等の留具を用いて固定するようにしても良く、これにより、上記と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記実施形態の鼻毛処理具1では、刃体3として一方の長辺に刃2を備えたものを示したが、これに限定するものではなく、刃体を両刃とすると共に、刃受部に対して何れの向きでも刃体を受けられるようにしても良く、これにより、一方の刃の切れ味が悪くなった場合、刃の向きを替えて他方の刃を使うようにすることができ、長期に亘って良好な状態で使用することができる。また、上記実施形態の鼻毛処理具1では、挿入部6の一方側に第一保護部4を備えたものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、刃体を両刃とすると共に、挿入部の両側に夫々第一保護部を備えるようにしても良く、これにより、挿入部の何れの側でも鼻毛を処理することができるものとしたり、第一保護部の突出量を両側で異ならせるようにして剃り具合に応じて使い分けできるものとしたりすることができる。
本発明の一実施形態である鼻毛処理具を示す側面図である。 (A)は図1の鼻毛処理具を拡大して示す正面図であり、(B)は図1の鼻毛処理具の挿入部を拡大して示す側面図であり、(C)は(B)におけるア−ア断面図であり、(D)は(B)におけるイ−イ断面図である。 本発明の一実施形態である鼻毛処理具を分解して示す分解斜視図である。
符号の説明
1 鼻毛処理具
2 刃
3 刃体
4 第一保護部
5 刃受部
6 挿入部
7 把持部
8 本体
9 第二保護部
10 基部
11 刃止め体

Claims (2)

  1. 人体の鼻孔内に挿入可能な大きさで一辺に刃を有した矩形板状の刃体と、
    該刃体の前記刃が延びる方向に対して略直角方向へ延出し先端が該刃よりも突出する線条の第一保護部と、及び複数の該第一保護部を前記刃の延びる方向へ所定間隔で支持すると共に複数の前記第一保護部と協働して前記刃体の一方の面を受ける刃受部とを備え人体の鼻孔内に挿入可能な大きさとされた挿入部、及び該挿入部から前記刃受部に受けられた前記刃の延びる方向と略同じ方向へ延出する把持部を有した本体と、
    該本体の前記第一保護部と同様の線条とされ前記刃の延びる方向に対して略直角方向に延出する第二保護部、及び複数の該第二保護部を前記第一保護部と対応するように支持する基部を有し、該基部と複数の前記第二保護部とで前記刃体の他方の面を覆うと共に前記本体に着脱可能に固定される刃止め体と
    を具備することを特徴とする鼻毛処理具。
  2. 隣接する前記第一保護部及び前記第二保護部同士の隙間が、前記第一保護部における前記刃から突出する突出量に対して、0.5倍〜2倍の範囲内とされていることを特徴とする請求項1に記載の鼻毛処理具。
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