JPH0225294Y2 - - Google Patents

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JPH0225294Y2
JPH0225294Y2 JP1984096770U JP9677084U JPH0225294Y2 JP H0225294 Y2 JPH0225294 Y2 JP H0225294Y2 JP 1984096770 U JP1984096770 U JP 1984096770U JP 9677084 U JP9677084 U JP 9677084U JP H0225294 Y2 JPH0225294 Y2 JP H0225294Y2
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JP
Japan
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support rod
resin material
earrings
synthetic resin
earlobe
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JP1984096770U
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JPS6113615U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば1個又は一対のピアスで、2
個又は多種類の機能を有するようにしたピアスに
関し、特に、止着具を飾体としても兼用すること
によりピアスとしての使用価値を向上させたもの
である。
〔従来技術とその問題点〕
ピアスは、耳たぶにあけた孔に、先端に飾体を
固着した細杆を通し、細杆の後端をクリツプ(止
着具)で止める耳飾りである。
従来のこの種のものは、第4図に示すように細
杆11の一端に飾体12を取付け、他端より挿入
したクリツプ13で止着しているのが通常であ
る。
しかしながら、上記の例によると、一対のピア
スは、当然のことながら、一組の飾体のものとし
か使用できないものであり、また、ピアスの装着
時に時、場所等に応じて取り換えることができる
ものではなく、しかも、従来のクリツプ13は、
止着作用のみで、装飾的効果は全く配慮されてい
ないのが実情である。また、従来より、ピアス以
外の装飾止具として、弾性ゴムに形成した細孔に
針部を挿入して止めるものが知られているが(実
開昭59−182209号公報)、この構造をピアスに適
用するには、細孔の支持杆を耳たぶに挿入して更
に弾性ゴムの細孔に挿入しなければならず、極め
て取付けが困難である等の課題が存在している。
本考案は、上記の実情に鑑み、従来の問題点を
考慮して開発したもので、その目的とするところ
は、1個又は一対のピアスを、2個又は多種類の
機能を有するピアスとして利用できるようにして
製品の使用価値の向上とその取扱の簡便さを目的
としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、細径の支持杆の一端に飾体を設け、
他端に止着具を設けたピアスにおいて、この止着
具の内部に空洞を形成し、この空洞には、支持杆
挿通用の挿通孔を形成し、この挿通孔よりやや流
動性を有する合成樹脂材を注入充填すると共に、
止着具の挿通孔より挿入した支持杆の一端を同合
成樹脂材の内部に突き刺すように挿入して、合成
樹脂材自体の粘性で支持杆の一端を止着可能に設
け、この止着具は、上記した飾体と同様に機能を
有する止着具兼用の飾体としたものである。
〔作用〕
一端に固着した飾体が、耳たぶの前面に位置す
るように支持杆を耳たぶの孔に挿通させて後面に
突出している支持杆に止着具を挿入すると、止着
具内の弾性部材が支持杆を挟持するので、耳たぶ
に装着したピアスは使用中に外れるおそれがな
い。又、前記した飾体が耳たぶの後面に位置する
ように支持杆を耳たぶの孔に挿通させて前面に突
出している支持杆に止着具を挿入すると、上記と
同様に確実に挟持されると共に、前面に位置して
いる止着具を飾体として使用できるので、1個又
は一対のピアスで、2個又は多種類の飾体を持つ
ピアスとして利用できる。また、支持杆を止着具
の挿通孔に挿入するのみで、粘性の合成樹脂材に
より支持杆の一端を止着できるので、その取扱は
極めて簡便である。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。第1図は本考案におけるピアスを示した斜視
図、第2図は同上の一部切欠き側面図であり、図
中1は耳たぶ(図示せず)の孔に通すことができ
る程度の細い支持杆で、この支持杆1の一端にハ
ート型、花型或は抽象型等の装飾を施こした飾体
2を固着する。その他、上記の飾体2は、支持杆
1の一端に吊下するようにしてもよい。
3は球形型、多角形型、ハート型等の立体形状
を呈し、かつ内部に空洞4を有する止着具であ
り、この止着具3の側面に支持杆1を通すための
挿通孔5をあけ、この挿通孔5に対向する位置に
支持杆1を突出させるための突出孔6を形成す
る。7は空洞4内に注入して形成した合成樹脂材
で、この合成樹脂材7は、例えば、流動性のシリ
コン系合成樹脂材を注射器等の注入手段で、挿通
孔5(又は突出孔6)より空洞4内に注入して弾
性部材7を形成する。この弾性部材7は、注入後
やゝ固形化し、かつ弾力性を維持するものを用い
る。
支持杆1を挿通孔5より合成樹脂材7を突き刺
すように挿入して合成樹脂材7の粘性の弾性力で
支持杆1を止着し、一方、支持杆1を合成樹脂材
7より抜き出したときに、合成樹脂材7の弾力で
孔のない元の状態に復帰する。なお、上記した部
材は、しんちゆう、銀、金、プラチナ等の貴金属
を素材としている。
次に上記実施例の作用を説明する。
例えば、第1図に示したようなハート型の飾体
2を有するピアスを付ける場合は、飾体2が耳た
ぶの前面に位置するように支持杆1を耳たぶの孔
に挿通させて後面に突出している支持杆1に止着
具3の挿通孔5を通すと、合成樹脂材7の弾性力
で止着されて支持杆1を確実に挟持し、支持杆1
を抜き出すと、合成樹脂材7の孔は、喪失して元
の状態に戻る。
上記の状態において、止着具3は、耳たぶの後
面において装飾効果も発揮することになる。
次いで、第1図に示した球形の止着具3を飾体
として使用する場合は、飾体2が耳たぶの後面に
位置するように支持杆1を耳たぶの孔に通し、前
面に突出している支持杆1に止着具3を挿入する
と、上記した作用と同様に止着具3内の合成樹脂
材7で支持杆1を挟持するので、止着具3が支持
杆1より抜け出すことがなく、止着具3は、本来
の止着作用を果たすことはもとより、前面に位置
している球形等の止着具3が飾体としての機能を
発揮する。
第3図は本考案におけるピアスの他例を示した
もので上記した例と異なる点は、突出孔6がない
ことであり、その他は全く同一である。本例で
は、止着具3を飾体として用いる場合に、支持杆
1の先端部が止着具3より突出しない利点があ
る。第5図は球形型の止着具3の一側に、一体に
又は別体に飾部3aを設け、この飾部3aを有す
る止着具3は、本考案における止着機能と飾体と
しての機能を発揮する。
〔効果〕
以上のことから本考案によると、次のような優
れた効果を有する。
(1) 1個又は一対のピアスで、2個又は多種類の
飾体を持つピアスとして用いることができるた
め、場所や用途に応じて適宜に付け換えること
ができ、極めて便利であると共に経済性にも優
れている。
(2) 支持杆の両端に飾体を設けたことになるの
で、耳たぶの前面のみならず後面の装飾効果も
得られ、従来には存在しないピアスを提供する
ことができる。
(3) 止着具に充填した合成樹脂材により確実に支
持杆に止着されるので、抜け出すことがない
し、みだりに落下することがない為、紛失する
おそれもない。
(4) 又、止着具の挿通孔を支持杆に挿通するのみ
で止着できると共に、止着具を単に支持杆より
抜き出すことによつて簡単に取り外すことがで
きるため、本考案におけるピアスは従来のもの
に比較して耳たぶへの装着や取り外しが極めて
簡単に行うことができる等の効果がある。
(5) 更に、耳たぶの表裏面に飾体を位置させるピ
アスを提供することができ、しかも耳たぶに装
着する際の煩わしさを一掃することができて簡
便に取付けすることが可能となり、しかも、支
持杆の止着力は、従来の形式に比較して著しく
その止着性が良好であり、また、空洞内に例え
ばやや流動性のある合成樹脂材を注入充填する
のみで、止着具を成形できるので、ピアスのよ
うに極めて小さい止着具兼用の飾体を容易に製
作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示したも
ので、第1図は本考案におけるピアスの一例を示
した斜視図、第2図は同上の一部切欠き側面図、
第3図は本考案におけるピアスの他例を示した一
部切欠き側面図であり、第4図は従来のピアスを
示した一部切欠き側面図である。また、第5図は
本考案における他の例を示した一部切欠き側面図
である。 1…支持杆、2…飾体、3…止着具、4…空
洞、5…挿通孔、7…合成樹脂材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細径の支持杆の一端に飾体を設け、他端に止着
    具を設けたピアスにおいて、この止着具の内部に
    空洞を形成し、この空洞には、支持杆挿通用の挿
    通孔を形成し、この挿通孔よりやや流動性を有す
    る合成樹脂材を注入充填すると共に、止着具の挿
    通孔より挿入した支持杆の一端を同合成樹脂材の
    内部に突き刺すように挿入して、合成樹脂材自体
    の粘性で支持杆の一端を止着可能に設け、この止
    着具は、上記した飾体と同様に機能を有する止着
    具兼用の飾体としたことを特徴とするピアス。
JP9677084U 1984-06-29 1984-06-29 ピアス Granted JPS6113615U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9677084U JPS6113615U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 ピアス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9677084U JPS6113615U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 ピアス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6113615U JPS6113615U (ja) 1986-01-27
JPH0225294Y2 true JPH0225294Y2 (ja) 1990-07-12

Family

ID=30656271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9677084U Granted JPS6113615U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 ピアス

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JP (1) JPS6113615U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046574Y2 (ja) * 1987-12-28 1992-02-24

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59182209U (ja) * 1983-05-20 1984-12-05 安武 俊治 装飾止具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6113615U (ja) 1986-01-27

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