JP3117890U - 花の装飾物止着体 - Google Patents

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喜代子 山田
浩樹 吉野
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Abstract

【課題】花へ鉱物を止着するに際し、接着剤でそれを行うと、その装飾物の取り外しが不可能だったことにおいて、止着体によりその脱着、取り付けが容易にできるようにする。
【解決手段】鉱物1に受け止め台2を付け、下部に針状、またはネジ状の芯3をつける。それを花4に差込み入れ通り抜けた芯3を止め金台5、止め金台取っ手6からなる止め金5Aで止める。この止着体によりその脱着、取り付けが容易にできるようになる。
【選択図】図1

Description

本考案は、花へ装飾物である鉱物を留める止着体に関するものである。
花に装飾として鉱物をつける場合は、現状単なる接着剤による、接着だった。
花に、鉱物を止着させる場合、従来は接着剤で直接つけていた。その場合、その接着面の花弁から鉱物をはがし取って、花はインテリアフラワーとして、また鉱物を装飾品として再形成したくても、花弁の破損がおきたり、また鉱物に接着剤が付着し取れなかったりと、再形成は不可能だった。従ってその接着に際する止着体を考案することにより、前述の課題を解決しようとするものである。
本考案は、花、鉱物それぞれの素材を二次的に別々に使用することを可能にするため、鉱物を受ける台を設けその下部に針状、又はねじ状ものをつける。それをそのまま花弁に差し込み入れ、通り抜けた下方を止め金で止める。その場合、花弁から、その装飾物をはずしても双方を破損させることなく済むことにより問題点を解決している。
尚、本考案の花には、生花、造花、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、花器、リボンなどを含む。又、本考案の鉱物には、宝石、ビーズなどを含む。
上述の様に、本考案の花の装飾物止着体は、そのままそれをフラワーインテリアとして楽しむ事もできることは勿論、それぞれを分離させても従来の接着剤によるような破損が起きないため、花はインテリアとして、また装飾物は装飾品として再形成をし、それぞれに使用することが可能になる。
鉱物1を、ふせこみ式又は爪留め式等の台2に接着剤で接着し、その接着した受け止め台2の下部に直径1〜5mm、長さ10mm〜15mmほどの針状もしくは、ねじ状の芯3を同じく接着剤で付ける。尚、受け止め台2と芯3は、一体型のもの又は溶接により接着されているものでも良い。そうして、形成した装飾物1Aを花弁4の適当な位置に差し込む。その際に花弁4に予め小さな穴を開けておいても良い。そして、差し込まれて花弁4を通り抜けた針状もしくは、ねじ状の芯3を止め金台5、止め金の取っ手6からなる止め金5Aにはめる。尚、止め金5Aは、一体型のもの又は溶接により接着されているものでも良い。これにより、その脱着、取り付けが容易となり双方を破損することがなくそれぞれの別々の使用も可能となる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。鉱物1を、すでに芯3を溶接してある受け止め台2にはめ込みつける。これにより図1の1Aができる。
できあがった1,2,3からなる装飾物1Aを花弁4に差込み、すでに溶接して一体型になっている5、6からなる止め金5Aを下方よりはめ込み止める状態が図1である。
よって、装飾物1Aと止め金5Aとの間に花弁が挟まれる形となり、それで止着できる。
本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるから、装飾物1Aを花弁4から容易に取り外し、花はインテリアとして、装飾物は装飾品として別々に楽しむこともでき、またいつでもそれが可能である。
本考案に係る花弁を挟止する時の正面図である。 花弁裏で芯を止める止め金台の平面図である。 止め金5Aの側面図である。 図2A−Aの切断図である。
符号の説明
1A 装飾物
1 鉱物
2 受け止め台
3 芯
4 花弁
5A 止め金
5 花弁裏止め金台
6 止め金台の取っ手

Claims (1)

  1. 装飾したい鉱物1にふせこみ式台、又は爪留め式台2を設けその台の下部に針状もしくは、ねじ状の芯3を付け、そうして形成した装飾物1Aを花4に差し込み入れ、花4の裏から出た針状もしくは、ねじ状の芯3を止め金5Aにはめることにより、その脱着、取り付けが自在となり装飾物1Aと花4をそれぞれ破損することなく別々の使用も可能となることを特徴とする花の装飾物止着体。
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