JPH10285696A - 補聴装置 - Google Patents

補聴装置

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JPH10285696A
JPH10285696A JP10082697A JP10082697A JPH10285696A JP H10285696 A JPH10285696 A JP H10285696A JP 10082697 A JP10082697 A JP 10082697A JP 10082697 A JP10082697 A JP 10082697A JP H10285696 A JPH10285696 A JP H10285696A
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JP
Japan
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hearing aid
signal
circuit
transmitting
telephone
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JP10082697A
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Inventor
Hiroshi Ono
博 小野
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GEN ENG KK
Original Assignee
GEN ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、補聴用受信回路が、複数の音声出
力装置の各々から出力される音声に応じた各音声聴取信
号を無線又は有線により受信可能である共に、各音声聴
取信号に応じた入力音声を補聴器により同時若しくは選
択可能に聴き取り可能である補聴装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 音声聴取信号を受信するテレビ対応受信
回路8及びラジオ対応受信回路9と、受けた音声聴取信
号を入力音声に増幅する補聴用増幅回路103とを有す
る補聴器2に、切換部10と、制御部11と、混合部1
2とを備え、切換部10は、受けた音声聴取信号の遮
断、又は、混合部12への出力のうちのいずれか一方を
為すための切換動作を選択可能に為し、制御部11は、
切換部10による切換動作を制御でき、混合部12は、
受けた複数の音声聴取信号同士を混合するよう設定する
ことにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声聴取信号を受
信する補聴用受信回路と、該補聴用受信回路にて受信さ
れた音声聴取信号を入力音声に増幅する補聴用増幅回路
とを有する補聴器を備える補聴装置であって、特に、複
数の音声出力装置の各々から受けた音声聴取信号、又
は、電話機から受けた着信のための信号若しくは送受話
のための信号を無線又は有線により上記補聴器へと送受
信可能である補聴装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】受けた音声聴取りのための信号を入力音
声に増幅する補聴器を有する従来の補聴装置の一例とし
て、図4に示す補聴装置100が知られている。
【0003】上記補聴装置100は、受けた音声聴取り
信号を入力音声に増幅する補聴器101と、該補聴器1
01の補助入力のための補助装置とを備えている。
【0004】上記補聴装置100に備えられた補聴器1
01は、音声聴取信号を受信する補聴用受信回路たるマ
イク対応受信回路102と、該マイク対応受信回路10
2にて受信された音声聴取信号を入力音声に増幅する補
聴用増幅回路103と、該補聴用増幅回路103にて増
幅された入力音声を上記補聴装置100の外部へと出力
するイヤフォン104と、上記補聴器101の周囲の音
声を集音して音声聴取信号に変換して出力するマイクロ
フォン108とを有している。
【0005】上記補聴装置100に備えられた補助装置
は、外部装置として音源近傍に設けられた音声出力装置
たるマイク106と有線で接続された音声出力用送信回
路たるマイク用送信回路107が組まれており、以て、
上記マイク106から受けた音声聴取信号を無線により
マイク対応受信回路102へと送信するようになってい
る。
【0006】従って、音源が騒音下に置かれている場合
や、講演会などのように音源と難聴者との距離が離れて
いる場合等にあっては、難聴者は以下の要領により音源
から出力された音声の聴き取りを為していた。
【0007】先ず、音源近傍に設置されたマイク106
が、周囲の音声を集音して音声聴取信号に変換してか
ら、該音声聴取信号を有線によりマイク用送信回路10
7へと送信する。
【0008】次に、上記マイク106からの音声聴取信
号を有線にて受けたマイク用送信回路107が、該音声
聴取信号を無線によりマイク対応受信回路102へと送
信する。
【0009】更に、上記マイク用送信回路107からの
音声聴取信号を無線にて受けたマイク対応受信回路10
2が、該音声聴取信号を有線により補聴用増幅回路10
3へと送信する。
【0010】よって、上記マイク対応受信回路102か
らの音声聴取信号を有線にて受けた補聴用増幅回路10
3が該音声聴取信号を入力音声に増幅してから、該入力
音声を有線によりイヤフォン104へと送信し、次に、
該補聴用増幅回路103からの入力音声を有線にて受け
たイヤフォン104が該入力音声を難聴者の例えば外耳
道内へと出力することにより、難聴者は音源から発せら
れる音声の聴き取りを為していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記補
聴装置100は、マイク106の設置位置の近傍にある
音源から出力される音声しか補聴器101にて入力音声
として再生できないため、複数の音源がある場合に容易
に対処することはできない。
【0012】すなわち、難聴者は、複数の音源のうちの
所望の音源からの音声を選択して聴き取りたいときに
は、マイク106を難聴者の選択した音源からの音声が
集音可能である位置に設置し直さねばならない。
【0013】故に、上記補聴装置100においては、難
聴者が複数の音源の中から次々に音源を選択して聞き取
る場合には、難聴者がその都度、マイク106の適当な
位置への設置という動作を為さねばならないために煩わ
しい。
【0014】又、上記補聴装置100においては、構造
等から明らかなように、難聴者が補聴器101により複
数の音源からの各音声を同時に聞き取ることもできな
い。
【0015】そこで、本発明は、補聴用受信回路が、複
数の音声出力装置の各々から出力される音声に応じた各
音声聴取信号を無線又は有線により受信可能である共
に、各音声聴取信号に応じた入力音声を補聴器により同
時若しくは選択可能に聴き取り可能である補聴装置を提
供することを第一の目的とする。
【0016】一方、電話機との送受話を為す際に用いら
れる従来の補聴装置として、周囲の音声を集音して音声
聴取信号に変換するマイクロフォンと、受けた音声聴取
信号を入力音声に増幅する補聴用増幅回路と、受けた入
力音声を出力するイヤフォンとを有する補聴器を備え、
該マイクロフォンと該補聴用増幅回路とが有線にて接続
されていると共に、該補聴用増幅回路と上記イヤフォン
とが有線により接続されている補聴装置が知られてい
る。
【0017】上記補聴装置にあっては、以下の要領によ
り難聴者と電話機との送受話を担っていた。
【0018】先ず、上記電話機から発せられた着信のた
めの音声を集音したマイクロフォンが、該着信音声を着
信信号に変換して有線により補聴用増幅回路へと送信す
る。
【0019】次に、上記マイクロフォンから有線にて着
信信号を受けた補聴用増幅回路が、該着信信号を着信の
ための入力音声に増幅して有線によりイヤフォンへと送
信する。
【0020】よって、上記補聴用増幅回路から出力され
た着信音声がイヤフォンから難聴者の例えば外耳道内へ
と出力することにより、難聴者は、電話機の着信を知
り、該電話機との送受話を為すときには、手動により該
電話機の有する送受話機能を立ち上げ、以て、該電話機
からは受話のための音声が出力される。
【0021】次に、上記電話機から発せられた受話のた
めの音声を集音したマイクロフォンが、該受話音声を受
話信号に変換して有線により補聴用増幅回路へと送信す
る。
【0022】更に、上記マイクロフォンから有線にて有
線によりイヤフォンへと送信する。
【0023】よって、上記補聴用増幅回路から出力され
た受話音声がイヤフォンから難聴者の例えば外耳道内へ
と出力することにより、難聴者は、電話機から出力され
る受話音声の聴き取ることにて、該電話機との送受話を
為していた。
【0024】しかしながら、上記補聴装置に活用されて
いるマイクロフォンには、一般に、集音可能な補聴器か
らの距離に所定の限界がある。
【0025】故に、難聴者の居る位置によっては、マイ
クロフォンが電話機から出力された着信のための音声を
集音できずに、難聴者が上記電話機の着信に気付かない
ことがある。
【0026】又、上記マイクロフォンは、雑音等の氾濫
した騒音下では、電話機から出力された受話のための音
声と共に、周囲の雑音等をも集音してしまうことがある
ので、イヤフォンからは雑音に乱された音声が難聴者の
例えば外耳道内へと出力されてしまい、難聴者は、上記
電話機との間で明瞭な受話を為すことができないことも
ある。
【0027】そこで、本発明は、電話機からの着信及び
受話のための信号を無線又は有線により確実且つ明瞭に
補聴器へと送信することのできる補聴装置を提供するこ
とを第二の目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記第
一の目的は、受けた音声聴取りのための信号を入力音声
に増幅する補聴器と、該補聴器の補助入力のための補助
装置とを有する補聴装置であって、該補聴器は、音声聴
取信号を受信する補聴用受信回路と、該補聴用受信回路
にて受信された音声聴取信号を入力音声に増幅する補聴
用増幅回路とを有し、上記補助装置は、複数の音声出力
装置の各々と有線で接続された音声出力用送信回路を有
し、該音声出力用送信回路は、各音声出力装置から受け
た音声聴取信号を無線又は有線にて上記補聴用受信回路
へと送信する補聴装置において、上記補聴器は、切換部
と、制御部と、混合部とを備え、該切換部は、上記補聴
用受信回路から入力された各音声聴取信号の遮断、又
は、上記混合部への出力のうちのいずれか一方を為すた
めの切換動作を選択可能に為し、上記制御部は、上記切
換部が該切換動作を為すよう該切換部を制御可能であ
り、上記混合部は、該切換部から受けた各音声聴取信号
同士を所定の信号レベル幅に設定してから混合して上記
補聴用増幅回路へと送信するという第一の発明により達
成される。
【0029】又、上記第一の目的は、上記第一の発明に
おいて、複数の補助装置からの音声聴取信号を混合して
出力する中継装置が補聴器と各補助装置との間に介在
し、補聴用受信回路が該中継装置に有線又は無線により
接続して該中継装置からの混合済みの音声聴取信号の出
力を制御部にて選択可能であることによっても達成され
る。
【0030】更に、上記第一の目的は、上記第一の発明
において、補聴器は、補助装置の電源のON/OFF制
御のための信号を無線又は有線にて該補助装置へ送信可
能な回路を有することによっても達成される。
【0031】又、上記第一の目的は、上記第一の発明に
おいて、補聴器は、補助装置の音声聴取信号出力の制御
のための信号を無線又は有線にて該補助装置へ送信可能
な回路を有することによっても達成される。
【0032】一方、本発明によれば、上記第二の目的
は、受けた音声聴取りのための信号を入力音声に増幅す
る補聴器を有する補聴装置であって、該補聴器は、音声
聴取信号を送受信する補聴用送受信回路と、該補聴用送
受信回路にて受信された音声聴取信号を入力音声に増幅
する補聴用増幅回路とを有する補聴装置において、上記
補聴器の補助入力のための補助装置を備え、該補助装置
は、電話機に有線で接続された電話用送受信回路を有
し、該電話用送受信回路は、上記電話機から受けた着信
のための信号及び送受話のための信号を無線又は有線に
より上記補聴用送受信回路へと送受信するという第二の
発明により達成される。
【0033】又、上記第二の目的は、上記第二の発明に
おいて、電話用送受信回路は、着信信号を補聴器用送受
信回路へ送信した後に、受話信号を該補聴用送受信回路
へ送信することによっても達成される。
【0034】更に、上記第二の目的は、上記第二の発明
において、補聴用送受信回路は、送話信号を無線又は有
線にて電話用送受信回路へと送信可能であることによっ
ても達成される。
【0035】又、上記第二の目的は、上記第二の発明に
おいて、補聴用送受信回路は、電話機の送受話機能の立
ち上げ又は立ち下げのための信号と該電話機のダイヤル
信号とを無線又は有線にて電話用送受信回路へ送信可能
であることによっても達成される。
【0036】すなわち、上記第一の発明においては、制
御部が、難聴者の設定に基づく自動操作にて、或いは、
難聴者の手動操作にて、切換部による音声出力用送信回
路からの各音声聴取信号の各々に対しての切換動作を選
択可能に為す。
【0037】一方、上記第二の発明においては、着信の
ための信号と受話のための信号とが電話用送受話回路か
ら補聴用送受信回路へと無線又は有線により送信される
と共に、送話のための信号が該補聴用送受信回路から該
電話用送受信回路へと無線又は有線により送信される。
【0038】
【発明の実施の形態】以下の添付図面に基づき本発明に
おける実施形態に関して説明する。
【0039】(第一の実施形態)先ず、本発明における
第一の実施形態を示すに好適な一例たる補聴装置1を図
1に基づいて説明する。尚、従来の補聴装置100の有
する部材等と共通の機能、構造などを有する部材等に関
しては、図と同符号を付与することにより説明を省略す
る。
【0040】上記補聴装置1は、受けた音声聴取信号を
入力音声に増幅する補聴器2と、該補聴器の補助入力の
ための補助装置3とを備えている。
【0041】上記補聴装置1に備えられた補助装置3
は、音声出力装置たるテレビ4、ラジオ5及びマイク1
06の各々に有線で接続されている音声出力用送信回路
たる、テレビ用送信回路6と、ラジオ用送信回路7及び
マイク用送信回路107とを有している。
【0042】尚、本実施形態にあっては、上記テレビ3
とテレビ用送信回路6との有線による接続、及び、ラジ
オ4とラジオ用送信回路7との有線による接続は、共
に、該テレビ3及び該ラジオ4の有するイヤフォンジャ
ック(図示せず)を介して為されている。
【0043】上記補助装置3の有するテレビ用送信回路
6は、テレビ3から有線にて送信されてきた音声聴取信
号を受信した後、該音声聴取信号を無線により補聴器2
に向けて送信するようになっている。
【0044】上記補助装置3の有するラジオ用送信回路
7は、ラジオ4から有線にて送信されてきた音声聴取信
号を受信した後、該音声聴取信号を無線により補聴器2
に向けて送信するようになっている。
【0045】一方、上記補聴装置1に備えられた補聴器
2は、音声聴取信号を受信する補聴用受信回路たる、テ
レビ対応受信回路8と、ラジオ対応受信回路9と、マイ
ク対応受信回路102と、切換部10と、制御部11
と、混合部12と、アンプ等にて組まれた補聴用増幅回
路103と、イヤフォン104を有している。
【0046】上記補聴器2の有するテレビ対応受信回路
8は、切換部10と有線で接続してテレビ用送信回路6
から出力された音声聴取信号を無線により受信した後、
該音声聴取信号有線を有線にて上記切換部10へと送信
するようになっている。
【0047】上記補聴器2の有するラジオ対応受信回路
9は、切換部10と有線で接続してラジオ用送信回路7
から出力された音声聴取信号を無線により受信した後、
該音声聴取信号を有線にて上記切換部10へと送信する
ようになっている。
【0048】上記補聴器2の有する切換部10は、テレ
ビ対応受信回路8と、ラジオ対応受信回路9と、マイク
対応受信回路102と、混合部12と、上記補聴器2の
周囲からの音声を集音して音声聴取に変換して出力する
マイク13と有線で接続し、該テレビ対応受信回路8、
該ラジオ対応受信回路9、該マイク対応受信回路102
及び該マイク13の各々から有線にて受けた各音声聴取
信号に対して遮断又は上記混合部12への送信のうちの
いずれか一方を為すための切換動作を選択可能に為すよ
うになっている。
【0049】すなわち、本実施形態にあっては、上記切
換部10は、テレビ対応受信回路8などの補聴用受信回
路から受けた音声聴取信号に関する切換動作を選択可能
に為すのみならず、補聴器2の周辺にある音声、例え
ば、他人との会話に基づく音声に応じた音声聴取信号に
対しても、遮断又は混合部12への送信のうちのいずれ
か一方を為すべく選択可能に切り換えることもできるよ
うになっている。
【0050】上記補聴器2の有する制御部11は、本実
施形態にあっては、難聴者の手動操作に基づいて切換部
10が上記切換動作を為すよう該切換部10を制御でき
るようになっている。
【0051】又、上記制御部11は、テレビ用送信回路
6及びラジオ用送信回路7の各電源のON/OFFのた
めの制御を難聴者の手動操作に基づいて制御できるよう
にもなっている。
【0052】更に、上記制御部11は、テレビ用送信回
路6、ラジオ用送信回路7及びマイク用送信回路107
の各々からの各音声聴取信号出力、例えば、各音声聴取
信号の出力信号レベル等を難聴者の手動操作に基づいて
制御できるようにもなっている。
【0053】上記補聴器2の有する混合部12は、切換
部10と、補聴用増幅回路103とに有線で接続して該
切換部10から有線にて受けた音声聴取信号を所定の信
号レベル幅に設定し、複数の音声聴取信号を受けたとき
には各音声聴取信号同士を混合してから、上記補聴用増
幅回路103へと送信するようになっている。
【0054】上記補聴器2の有する補聴用増幅回路10
3は、予め設定された増幅シーケンス等に沿って混合部
12から受けた音声聴取信号を入力音声に増幅してイヤ
フォン104へと送信するようになっている。
【0055】以上の構成等より成る補聴装置1により、
難聴者は所望の音声の聴き取りに関する切り換えを以下
の要領にて為す。
【0056】すなわち、難聴者は、例えばテレビ3から
出力される音声のみを聞き取りたいときには、テレビ対
応受信回路8から出力される音声聴取信号のみが切換部
10から混合部12へと送信されるよう制御部11を手
動操作する。
【0057】故に、上記切換部10は、テレビ対応受信
回路8から受けた音声聴取信号のみを混合部12へ送信
するよう制御部11により制御される。
【0058】よって、上記テレビ3から出力される音声
に応じた音声聴取信号のみが切換部10から混合部12
へと送信される。
【0059】次に、上記切換部10からの音声聴取信号
を受けた混合部12は、該音声聴取信号を所定の信号レ
ベル幅に設定してから補聴用増幅回路103へと送信す
る。
【0060】更に、上記混合部12からの音声聴取信号
を受けた補聴用増幅回路103は、該音声聴取信号を予
め設定された増幅シーケンス等に沿って入力音声に増幅
してイヤフォン104へと送信する。
【0061】よって、上記補聴用増幅回路103にて増
幅された入力音声がイヤフォン104から難聴者の例え
ば外耳道内へと出力されることにより、テレビ3から出
力される音声のみが難聴者へと伝達される。
【0062】又、例えば、上記テレビ3から出力される
音声と、ラジオ4から出力される音声とを同時に聴き取
りたいときには、難聴者は、マイク対応受信回路102
から出力される音声聴取信号のみが切換部10にて遮断
されるよう制御部11を手動操作する。
【0063】故に、上記切換部10は、マイク対応受信
回路102から受けた音声聴取信号のみを遮断するよう
制御部11により制御される。
【0064】よって、上記テレビ3から出力される音声
に応じた音声聴取信号と、ラジオ4から出力される音声
に応じた音声聴取信号とから成る二つの音声聴取信号が
切換部10から混合部12へと送信される。
【0065】次に、上記切換部10から二つの音声聴取
信号を受けた混合部12は、各音声聴取信号を所定の信
号レベル幅に設定して各音声聴取信号同士を混合してか
ら、補聴用増幅回路103へと送信する。
【0066】更に、上記混合部12からの音声聴取信号
を受けた補聴用増幅回路103は、予め設定された増幅
シーケンス等に沿って入力音声に増幅してイヤフォン1
04へと送信する。
【0067】よって、上記補聴用増幅回路103にて増
幅された入力音声がイヤフォン104から難聴者の例え
ば外耳道内へと出力されることにより、テレビ3から出
力される音声とラジオ4から出力される音声とが同時に
難聴者へと伝達される。
【0068】以上の如く説明してきたように、上記補聴
装置1にあっては、難聴者が制御部11を手動操作する
ことにより、切換部10による切換動作を選択可能に制
御することができるので、難聴者は、所望の音声の聴き
取りに対応する手動操作を上記制御部11に為すだけ
で、所望の音声のみを選択可能に聴き取ることができ
る。
【0069】又、上記補聴装置1にあっては、上記補聴
器2の周辺の音声を集音して音声聴取信号に変換して出
力するマイク14が切換部10と有線にて接続されてい
るので、難聴者は、他人との会話などを上記補聴器2を
介して明瞭な状態にて選択可能に為すこともできる。
【0070】更に、上記補聴装置1にあっては、難聴者
が制御部11を手動操作することにより、テレビ用送信
回路6及びラジオ用送信回路7の各電源のON/OFF
を制御することもできるので、難聴者は、テレビ3又は
ラジオ4のうちの少なくとも一方が音声出力を開始又は
停止した際に迅速に対応することもできる。
【0071】又、上記補聴装置1にあっては、難聴者が
制御部11を手動操作することにより、テレビ用送信回
路6及びラジオ用送信回路7の各々からの音声聴取信号
出力、例えば、各音声聴取信号の出力信号レベルを制御
することもできるので、難聴者は、テレビ3から出力さ
れる及びラジオ4から出力される音声に関するボリュー
ムの設定を、該テレビ3及び該ラジオ4から離れて容易
に為すこともできる。
【0072】(第二の実施形態)次に、本発明における
第二の実施形態を示すに好適な一例たる補聴装置14を
図2に基づいて説明する。尚、第一の実施形態の補聴装
置1の有する部材等と共通の機能、構造などを有する部
材等は、図1と同符号を付与することにより説明を省略
する。
【0073】図2は、上記補聴装置14の概略構成を示
すブロック図である。
【0074】上記補聴装置14は、受けた音声聴取信号
を入力音声に増幅する補聴器15と、該補聴器15の補
助入力のための補助装置16とを備えている。
【0075】上記補聴装置14に備えられた補助装置1
6は、電話機たる携帯型電話機17に設けられているモ
ジュラジャック(図示せず)と有線にて接続されている
電話用送信回路18と、スイッチング回路駆動部21
と、ダイヤル駆動部22とを有している。
【0076】上記補助装置16の有する電話用送受信回
路18には、電話用送信部19と、電話用受信部20と
が組まれている。
【0077】上記電話用送受信回路18に組まれた電話
用送信部19は、携帯型電話機17から有線にて受けた
着信のための信号及び受話のための信号を無線により補
聴器15へと送信するようになっている。
【0078】ところで、一般に、電話機は、着信を受け
た際に、自機の有する送受話機能を立ち上げられること
により送受話可能となるよう設定されている形態が主流
である。
【0079】そこで、本実施形態にあっては、上記電話
用送信部19は、携帯型電話機17から有線にて受けた
着信信号を無線により補聴器15へと送信した後に、該
形態型電話機17が自機の有する送受話機能が立ち上げ
られて送受話可能となってから、該携帯型電話機17か
ら有線にて受けた受話信号を無線により上記補聴器15
へと送信するようになっている。
【0080】上記電話用送受信回路18に組まれた電話
用受信部20は、補聴器15より無線にて受けた送話信
号を有線により携帯型電話機17へと送信するようにな
っている。
【0081】さて、本実施形態の電話機たる携帯型電話
機17は、自機の有する送受話機能の立ち上げ及び立ち
下げを所定のスイッチング動作にて為すためのスイッチ
ング回路(図示せず)が内蔵されている。
【0082】すなわち、上記スイッチング回路は、所定
のスイッチング動作にて閉回路又は開回路を形成するこ
とにより携帯型電話機17の送受話機能の立ち上げ及び
立ち下げを電気的に為すようになっている。
【0083】そこで、本実施形態にあっては、上記補助
装置16の有するスイッチング回路駆動部21は、携帯
型電話機17の送受話機能の立ち上げ及び立ち下げを為
すべくスイッチング回路によるスイッチング動作を駆動
できるようになっている。
【0084】上記補助装置16の有するダイヤル駆動部
22は、携帯型電話機17が難聴者の設定に基づいてダ
イヤルナンバーをダイヤルすべく該携帯型電話機17を
駆動できるようになっている。
【0085】一方、上記補聴装置14に備えられた補聴
器15は、音声聴取信号を受信すると共に、携帯型電話
機17の出力制御のための信号を送受信するための補聴
用送受信回路23と、補聴用増幅回路103と、イヤフ
ォン104と、集音した送話音声を送話信号に変換して
出力するマイクロフォン24とを有している。
【0086】上記補聴器15の有する補聴用送受信回路
23には、補聴用受信部25と、補聴用送信部26と、
スイッチング回路制御部27と、ダイヤル制御部28と
が組まれている。
【0087】上記補聴用送受信回路23に組まれた補聴
用受信部25は、補聴用増幅回路103と有線で接続さ
れ、電話用送信部19から無線にて受けた着信信号及び
送話信号を有線によりへ上記補聴用増幅回路103へと
送信するようになっている。
【0088】上記補聴用送受信回路23に組まれた補聴
用送信部26は、マイクロフォン24から有線にて受け
た送話信号を無線により電話用受信部20へと送信する
ようになっている。
【0089】上記補聴用送受信回路23に組まれたスイ
ッチング回路制御部27は、スイッチング回路駆動部2
1による上記スイッチング回路の駆動を難聴者の手動操
作により制御できるようになっている。
【0090】上記補聴用送受信回路23に組まれたダイ
ヤル制御部28は、ダイヤルナンバーの設定と、ダイヤ
ル駆動部22による携帯型電話機17のダイヤル動作の
駆動を難聴者の手動操作により制御できるようになって
いる。
【0091】以上の構成の補聴装置14により、難聴者
は、補聴器15を介した携帯型電話機17との送受話を
以下の要領にて為す。
【0092】先ず、上記携帯型電話機17が、着信に伴
い着信信号を有線により電話用送受信回路18に組まれ
ている電話用送信部19へと送信する。
【0093】次に、上記携帯型電話機17からの着信信
号を有線にて受けた電話機用送信器29は、該着信信号
を無線により補聴用受信部25へと送信する。
【0094】更に、上記電話用送信部19から無線にて
着信信号を受けた補聴用受信部25は、該着信信号を有
線により補聴用増幅回路103へと送信する。
【0095】よって、上記補聴用受信部25から出力さ
れた着信信号は、補聴用増幅回路103にて対応する着
信音声に増幅されて、該着信音声がイヤフォン104か
ら難聴者の例えば外耳道内へと出力されることにより、
難聴者は携帯型電話機17の着信を知ることになる。
【0096】次に、上記イヤフォン104から出力され
た着信音声を聞き取った難聴者が、携帯型電話機17と
の間で送受話を為すときには、スイッチング回路駆動部
21が上記スイッチング回路のスイッチング動作を駆動
するよう、難聴者がスイッチング回路制御部27を手動
操作して上記スイッチング回路駆動部21を制御する。
【0097】よって、上記スイッチング回路制御部27
により制御されたスイッチング回路駆動部21が、上記
スイッチング回路にスイッチング動作を実行せしめるこ
とにより、携帯型電話機17の送受話機能が立ち上が
り、以て、該携帯型電話機17から受話信号が有線にて
電話用送信部19へと送信される。
【0098】次に、上記携帯型電話機17から有線にて
受話信号を受けた電話用送信部19は、該受話信号を無
線により補聴用受信部25へと送信する。
【0099】更に、上記電話機送信部19から無線にて
受話信号を受けた補聴用受信部23は、該受話信号を有
線により補聴増幅回路103へと送信する。
【0100】よって、上記補聴用受信部23から有線に
て受話信号を受けた補聴用増幅回路103が該受話信号
を受話音声に増幅してイヤフォン104へと有線により
送信し、該イヤフォン104ががい受話音声を難聴者の
例えば外耳道内へと出力することにより、難聴者は携帯
型電話機17から主多雨力される受話音声を聞き取るこ
とになる。
【0101】一方、難聴者から出力される送話音声は、
補聴器15の有するマイクロフォン24にて集音されて
送話信号に変換された後、有線により補聴用送信部24
へと送信される。
【0102】次に、上記マイクロフォン24から有線に
て送話信号を受けた補聴用送信部24は、該送話信号を
無線により電話用受信部20へと送信する。
【0103】よって、上記補聴用送信部24から無線に
て送話信号を受けた電話用受信部20は、該送話信号を
有線により携帯型電話機17へと送信することになる。
【0104】そして、難聴者がスイッチング回路制御部
27を手動操作して、スイッチング回路駆動部21によ
る上記スイッチング回路のスイッチング動作の駆動を終
了させることにより、携帯型電話機17は、自機の送受
話機能が立ち下げられて次なる送受話に備えられる。
【0105】以上の如く説明してきたように、上記制御
部11が、難聴者による手動操作に基づき切換部10に
よるテレビ対応受信回路8、ラジオ対応受信回路9及び
マイク対応受信回路102の各々から出力された各音声
聴取信号の各々に対する切換動作を選択可能に為すの
で、難聴者は、所望の音声の聴き取りに応じた手動操作
を上記制御部11に為すだけで、所望の音声のみを選択
可能に聴き取ることができる。
【0106】又、上記補聴装置24においては、携帯型
電話機26からの受話信号が、着信信号と同様の方式に
て補聴器16まで送信されるので、該補聴器16からは
周囲の環境の変化に係わらず明瞭な受話音声を出力する
ことができて、難聴者は、上記携帯型電話機26との間
にて快適な受話を為すこともできる。
【0107】更に、上記補聴装置24においては、補聴
器用送信器34が補聴器16からの受話信号を有線にて
受信してこれを無線により電話機用受信器30へと送信
し、更に、該電話機用受信器30が、上記補聴器用送信
器34から受けた受話信号を有線にて携帯型電話機26
へと送信するので、周囲の環境の変化に係わらず明瞭な
送話音声を該携帯型電話機26に入力することができ
て、難聴者は、送受話の相手に明瞭な送話音声を送信す
ることもできる。
【0108】又、上記補聴装置24においては、難聴者
がスイッチング回路制御部35を手動操作することによ
り携帯型電話機26の送受話機能の立ち上げ及び立ち下
げを為すことができると共に、難聴者がダイヤル制御部
36を手動操作することによりダイヤルナンバーの設定
及び上記携帯型電話機26による上記ダイヤルナンバー
のダイヤル動作を為すこともできるので、難聴者は、送
受話の開始及び終了を該携帯型電話機26から離れて為
すこともできる。
【0109】
【発明の効果】以上にて説明したように、本出願にかか
る第一の発明によれば、制御部が、難聴者の設定に基づ
く自動操作にて、或いは、難聴者の手動操作にて、切換
部による音声出力用送信回路からの各音声聴取信号の各
々に対しての切換動作を選択可能に為すので、難聴者
は、所望の音声の聴き取りに対応する設定に基づく自動
操作或いは手動操作を上記制御部に為すだけで、所望の
音声のみを選択可能に聴き取ることができる。
【0110】又、上記第一の発明によれば、複数の補助
装置からの音声聴取信号を混合して出力する中継装置を
補聴器と各補助装置との間に介在し、補聴用受信回路が
該中継装置に有線又は無線により接続して該中継装置か
らの混合済みの音声聴取信号の出力を制御部にて選択可
能に設定することにより、難聴者は、自分から遠く離れ
ている複数の音声出力装置から出力される各音声に対し
て選択可能に聴き取ることもできる。
【0111】更に、上記第一の発明によれば、補聴器に
補助装置の電源のON/OFF制御のための信号を無線
又は有線にて該補助装置へ送信可能な回路を設けること
により、難聴者は、複数の音声出力装置の各々に対応す
る各電源のON/OFF制御ができて、各音声出力装置
に対する音声出力の開始又は停止に迅速に対応すること
もできる。
【0112】又、上記第一の発明によれば、補聴器に補
助装置の音声聴取信号出力の制御のための信号を無線又
は有線にて該補助装置へ送信可能な回路を設けることに
より、難聴者は、複数の音声出力装置の各々に対する音
声聴取信号出力を制御することができる。
【0113】一方、本出願にかかる第二の発明によれ
ば、電話機からの着信のための信号と受話のための信号
とが電話用送受話回路から補聴用送受信回路へと無線又
は有線により送信されるので、上記着信信号に応じた着
信音声と上記受話信号に応じた受話音声とを、雑音等の
影響を受けずに難聴者へと確実に出力することができる
と共に、送話のための信号が上記補聴用送受信回路から
上記電話用送受信回路へと無線又は有線により送信され
るので、難聴者のいる環境の変化に係わらず、難聴者か
らの送話音声を明瞭な状態にて確実に上記電話機へと送
信することができる。
【0114】又、上記第二の発明によれば、電話用送受
信回路を着信信号を補聴用送受信回路へ送信した後に、
受話信号を該補聴用送受信回路へ送信するよう設定する
ことにより、難聴者は、補聴器から出力された着信音声
を聴き取った後に、着信している電話機との送受話を為
すか否かを選択することもできる。
【0115】更に、上記第二の発明によれば、補聴用送
受信回路を送話信号を無線又は有線にて電話用送受信回
路へと送信可能であるよう設定することにより、難聴者
は、補聴器から出力された着信音声若しくは受話音声を
聴き取った後に、着信している電話機との送受話を為す
か否かを選択することもできる。
【0116】又、上記第二の発明によれば、補聴用送受
信回路を、電話機の送受話機能の立ち上げ又は立ち下げ
のための信号と該電話機のダイヤル信号とを無線又は有
線にて電話用送受信回路へと送信可能であるよう設定す
ることにより、難聴者は、該電話機から離れた位置にあ
っても、補聴器により該電話機の送受話機能を立ち上げ
てダイヤルすることもできると共に、該電話機との送受
話の中途に該補聴器により該電話機の送受話機能を立ち
下げて送受話を終了することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態における補聴装置の概
略構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の第二の実施形態における補聴装置の概
略構成を示したブロック図である。
【図3】従来の補聴装置の概略構成を示したブロック図
である。
【符号の説明】
2 補聴器 3 補助装置 4 テレビ(音声出力装置) 5 ラジオ(音声出力装置) 6 テレビ用送信回路(音声出力用送信回路) 7 ラジオ用送信回路(音声出力用送信回路) 8 テレビ対応受信回路(補聴用受信回路) 9 ラジオ対応受信回路(補聴用受信回路) 10 切換部 11 制御部 12 混合部 15 補聴器 16 補助装置 17 携帯型電話機(電話機) 18 電話用送信回路 19 電話用送信部 20 電話用受信部 21 スイッチング回路駆動部 22 ダイヤル駆動部 23 補聴用送受信回路 25 補聴用受信部 26 補聴用送信部 27 スイッチング回路制御部 28 ダイヤル制御部 101 補聴器 105 補助装置 102 マイク対応受信回路(音声出力用送信回路) 103 補聴用増幅回路 106 マイク(音声出力装置) 107 マイク用送信回路(補聴用受信回路)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受けた音声聴取りのための信号を入力音
    声に増幅する補聴器と、該補聴器の補助入力のための補
    助装置とを有する補聴装置であって、該補聴器は、音声
    聴取信号を受信する補聴用受信回路と、該補聴用受信回
    路にて受信された音声聴取信号を入力音声に増幅する補
    聴用増幅回路とを有し、上記補助装置は、複数の音声出
    力装置の各々と有線で接続された音声出力用送信回路を
    有し、該音声出力用送信回路は、各音声出力装置から受
    けた音声聴取信号を無線又は有線にて上記補聴用受信回
    路へと送信する補聴装置において、上記補聴器は、切換
    部と、制御部と、混合部とを備え、該切換部は、上記補
    聴用受信回路から入力された各音声聴取信号の遮断、又
    は、上記混合部への出力のうちのいずれか一方を為すた
    めの切換動作を選択可能に為し、上記制御部は、上記切
    換部が該切換動作を為すよう該切換部を制御可能であ
    り、上記混合部は、該切換部から受けた各音声聴取信号
    同士を所定の信号レベル幅に設定してから混合して上記
    補聴用増幅回路へと送信することを特徴とする補聴装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の補助装置からの音声聴取信号を混
    合して出力する中継装置が補聴器と各補助装置との間に
    介在し、補聴用受信回路が該中継装置に有線又は無線に
    より接続して該中継装置からの混合済みの音声聴取信号
    の出力を制御部にて選択可能であることとする請求項1
    に記載の補聴装置。
  3. 【請求項3】 補聴器は、補助装置の電源のON/OF
    F制御のための信号を無線又は有線にて該補助装置へ送
    信可能な回路を有することとする請求項1又は請求項2
    に記載の補聴装置。
  4. 【請求項4】 補聴器は、補助装置の音声聴取信号出力
    の制御のための信号を無線又は有線にて該補助装置へ送
    信可能な回路を有することとする請求項1ないし請求項
    3のうちのいずれか一項に記載の補聴装置。
  5. 【請求項5】 受けた音声聴取りのための信号を入力音
    声に増幅する補聴器を有する補聴装置であって、該補聴
    器は、音声聴取信号を送受信する補聴用送受信回路と、
    該補聴用送受信回路にて受信された音声聴取信号を入力
    音声に増幅する補聴用増幅回路とを有する補聴装置にお
    いて、上記補聴器の補助入力のための補助装置を備え、
    該補助装置は、電話機に有線で接続された電話用送受信
    回路を有し、該電話用送受信回路は、上記電話機から受
    けた着信のための信号及び送受話のための信号を無線又
    は有線により上記補聴用送受信回路へと送信することを
    特徴とする補聴装置。
  6. 【請求項6】電話用送受信回路は、着信信号を補聴用送
    受信回路へ送信した後に、受話信号を該補聴用送受信回
    路へ送信することとする請求項5に記載の補聴装置。
  7. 【請求項7】 補聴用送受信回路は、送話信号を無線又
    は有線にて電話用送受信回路へと送信可能であることと
    する請求項5に記載の補聴装置。
  8. 【請求項8】 補聴用送受信回路は、電話機の送受話機
    能の立ち上げ又は立ち下げのための信号と該電話機のダ
    イヤル信号とを無線又は有線にて電話用送受信回路へと
    送信可能であることとする請求項5に記載の補聴装置。
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