JPH10285386A - 走査式記録装置 - Google Patents
走査式記録装置Info
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- JPH10285386A JPH10285386A JP9091191A JP9119197A JPH10285386A JP H10285386 A JPH10285386 A JP H10285386A JP 9091191 A JP9091191 A JP 9091191A JP 9119197 A JP9119197 A JP 9119197A JP H10285386 A JPH10285386 A JP H10285386A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体上を走査することによって記録媒体
上に画像データを記録する走査式記録装置において、記
録装置単独で画像データに修飾を施すことができるよう
にする。 【解決手段】 記録装置は画像データを修飾するための
修飾データを作成する手段と、ユーザ所望の修飾データ
を選択する手段とを持ち、記録動作時に、選択された修
飾データに基づいて画像データを修飾して新たな画像デ
ータを作成し(S14,S15)、この新たな画像デー
タに基づいて記録ヘッドにより記録を行う。これによ
り、走査式記録装置単独で画像データをユーザ所望の形
態に修飾することができる。
上に画像データを記録する走査式記録装置において、記
録装置単独で画像データに修飾を施すことができるよう
にする。 【解決手段】 記録装置は画像データを修飾するための
修飾データを作成する手段と、ユーザ所望の修飾データ
を選択する手段とを持ち、記録動作時に、選択された修
飾データに基づいて画像データを修飾して新たな画像デ
ータを作成し(S14,S15)、この新たな画像デー
タに基づいて記録ヘッドにより記録を行う。これによ
り、走査式記録装置単独で画像データをユーザ所望の形
態に修飾することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査式記録装置に
関し、特に、記録用紙上で走査されることにより画像の
記録が行われる記録装置に関するものである。
関し、特に、記録用紙上で走査されることにより画像の
記録が行われる記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、操作者が記録用紙上を手動で
走査することにより画像の記録を行う走査式記録装置が
知られている。この走査式記録装置によれば、通常のペ
ーパーフィーダ付き等の据置型記録装置では記録不可能
な厚い本や立体物等に対しても記録することが可能で、
しかも小型で軽いために携帯に便利であるという利点が
ある。
走査することにより画像の記録を行う走査式記録装置が
知られている。この走査式記録装置によれば、通常のペ
ーパーフィーダ付き等の据置型記録装置では記録不可能
な厚い本や立体物等に対しても記録することが可能で、
しかも小型で軽いために携帯に便利であるという利点が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の走査式記録装置によれば、走査式記録装置
単独で記録文字等の画像データの修飾、例えば、フレー
ミング、アンダーライン、ドット反転、バックの色付け
等の設定を行うことはできず、記録文字等を修飾しよう
とする場合には、ホストコンピュータ等の入力部側で画
像データの設定を変更した後に、設定を変更した画像デ
ータを再び走査式記録装置に入力する必要があり、その
操作が面倒となっていた。
ような従来の走査式記録装置によれば、走査式記録装置
単独で記録文字等の画像データの修飾、例えば、フレー
ミング、アンダーライン、ドット反転、バックの色付け
等の設定を行うことはできず、記録文字等を修飾しよう
とする場合には、ホストコンピュータ等の入力部側で画
像データの設定を変更した後に、設定を変更した画像デ
ータを再び走査式記録装置に入力する必要があり、その
操作が面倒となっていた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、走査式記録装置単独で画像デー
タに修飾を施すことが可能な走査式記録装置を提供する
ことを目的とする。
になされたものであり、走査式記録装置単独で画像デー
タに修飾を施すことが可能な走査式記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明に係る走査式記録装置は、画像
データを記憶する画像データ記憶手段と、記録媒体上を
走査することによって該記録媒体上に画像データを記録
する記録手段を備えた走査式記録装置であって、画像デ
ータを修飾するための修飾データが記憶された修飾デー
タ記憶手段と、修飾データ記憶手段に記憶された修飾デ
ータの中から所望の修飾データを選択するための修飾デ
ータ選択手段と、修飾データ選択手段によって選択され
た修飾データに基づいて、画像データ記憶手段に記憶さ
れた画像データを修飾して新たな画像データを作成する
画像データ作成手段とを備え、記録手段は、画像データ
作成手段によって作成された新たな画像データを記録す
るものである。
に請求項1に記載の発明に係る走査式記録装置は、画像
データを記憶する画像データ記憶手段と、記録媒体上を
走査することによって該記録媒体上に画像データを記録
する記録手段を備えた走査式記録装置であって、画像デ
ータを修飾するための修飾データが記憶された修飾デー
タ記憶手段と、修飾データ記憶手段に記憶された修飾デ
ータの中から所望の修飾データを選択するための修飾デ
ータ選択手段と、修飾データ選択手段によって選択され
た修飾データに基づいて、画像データ記憶手段に記憶さ
れた画像データを修飾して新たな画像データを作成する
画像データ作成手段とを備え、記録手段は、画像データ
作成手段によって作成された新たな画像データを記録す
るものである。
【0006】上記構成においては、修飾データ記憶手段
に記憶された修飾データの中から、修飾データ選択手段
で任意の修飾データが選択されると、この選択された修
飾データに基づいて画像データ作成手段が画像データを
修飾して新たな画像データを作成し、この新たな画像デ
ータを記録手段が記録するので、ホストコンピュータ等
の入力部側で画像データの設定変更を行わなくても、走
査式記録装置単独で画像データをユーザ所望の形態に修
飾することができる。これにより、記録文字等を修飾し
て記録しようとする場合の操作が簡単になり、装置の使
い勝手が向上する。
に記憶された修飾データの中から、修飾データ選択手段
で任意の修飾データが選択されると、この選択された修
飾データに基づいて画像データ作成手段が画像データを
修飾して新たな画像データを作成し、この新たな画像デ
ータを記録手段が記録するので、ホストコンピュータ等
の入力部側で画像データの設定変更を行わなくても、走
査式記録装置単独で画像データをユーザ所望の形態に修
飾することができる。これにより、記録文字等を修飾し
て記録しようとする場合の操作が簡単になり、装置の使
い勝手が向上する。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る走査式
記録装置は、請求項1に記載の走査式記録装置であっ
て、修飾データ選択手段は修飾データに基づいて記録さ
れる色を選択するための色選択手段を有したものであ
る。
記録装置は、請求項1に記載の走査式記録装置であっ
て、修飾データ選択手段は修飾データに基づいて記録さ
れる色を選択するための色選択手段を有したものであ
る。
【0008】上記構成においては、色選択手段によって
修飾データに基づいて記録される色を選択することがで
きるので、記録文字等の修飾に様々な色のバリエーショ
ンを持たせることができる。
修飾データに基づいて記録される色を選択することがで
きるので、記録文字等の修飾に様々な色のバリエーショ
ンを持たせることができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係る走査式
記録装置は、請求項1又は請求項2に記載の走査式記録
装置であって、画像データ作成手段は、修飾データの大
きさを画像データの大きさに合わせて変更するものであ
る。
記録装置は、請求項1又は請求項2に記載の走査式記録
装置であって、画像データ作成手段は、修飾データの大
きさを画像データの大きさに合わせて変更するものであ
る。
【0010】上記構成においては、画像データ作成手段
による修飾データの変更により、画像データに基づいて
記録される文字等と、この文字等を修飾するフレーミン
グ、アンダーライン等の文字飾りの大きさのバランスが
保たれるので、良好な記録結果が得られる。
による修飾データの変更により、画像データに基づいて
記録される文字等と、この文字等を修飾するフレーミン
グ、アンダーライン等の文字飾りの大きさのバランスが
保たれるので、良好な記録結果が得られる。
【0011】また、請求項4に記載の発明に係る走査式
記録装置は、請求項1乃至請求項3に記載の走査式記録
装置であって、画像データ作成手段は、記憶手段に記憶
されている画像データが既に修飾されたものである場
合、この画像データを文字・記号データと修飾データと
に識別し、この識別された修飾データを、修飾データ選
択手段によって選択された修飾データに変更するもので
ある。
記録装置は、請求項1乃至請求項3に記載の走査式記録
装置であって、画像データ作成手段は、記憶手段に記憶
されている画像データが既に修飾されたものである場
合、この画像データを文字・記号データと修飾データと
に識別し、この識別された修飾データを、修飾データ選
択手段によって選択された修飾データに変更するもので
ある。
【0012】上記構成においては、画像データ作成手段
が画像データの中の修飾データのみを識別し、修飾デー
タ選択手段によって選択された修飾データに変更するの
で、画像データが既に修飾されていても、その画像デー
タに基づいて記録される記録文字等に対して修飾をする
ことができる。
が画像データの中の修飾データのみを識別し、修飾デー
タ選択手段によって選択された修飾データに変更するの
で、画像データが既に修飾されていても、その画像デー
タに基づいて記録される記録文字等に対して修飾をする
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態に係
る走査式記録装置について図面を参照して説明する。図
1は走査式記録装置の内部構成を示す断面図、図2は修
飾選択ダイヤルを示す正面図である。走査式記録装置1
のボディ1bは筒状の形状をなし、ユーザが手で支持し
やすいように構成されている。ボディ1bの一端部には
ローラ2が回転自在に設けられ、このローラ2によっ
て、走査式記録装置1の記録媒体上での走査が可能にさ
れている。ローラ2の走査方向(図の矢印方向)の後方
側には、インクジェット式の記録ヘッド(記録手段)4
が設けられている。記録ヘッド4の上方には、記録ヘッ
ド4にインクを供給するためのインクタンク5が配置さ
れている。
る走査式記録装置について図面を参照して説明する。図
1は走査式記録装置の内部構成を示す断面図、図2は修
飾選択ダイヤルを示す正面図である。走査式記録装置1
のボディ1bは筒状の形状をなし、ユーザが手で支持し
やすいように構成されている。ボディ1bの一端部には
ローラ2が回転自在に設けられ、このローラ2によっ
て、走査式記録装置1の記録媒体上での走査が可能にさ
れている。ローラ2の走査方向(図の矢印方向)の後方
側には、インクジェット式の記録ヘッド(記録手段)4
が設けられている。記録ヘッド4の上方には、記録ヘッ
ド4にインクを供給するためのインクタンク5が配置さ
れている。
【0014】ローラ2には、プーリ6がローラ2に伴っ
て回転するように形成され、このプーリ6にはベルト6
aが引き回されている。このベルト6aによりローラ2
の回転に伴って回転するプーリ6の回転力が、インクタ
ンク5の上方に設けられたエンコーダ7の回転円盤8に
伝達されるよう構成されている。回転円盤8には所定の
間隔で円周上にスリット9が形成されており、回転円盤
8の回転によってオン・オフされるフォトインタラプタ
10によってローラ2の回転数が電気パルス信号の間隔
に変換されて制御部(画像データ作成手段)12に入力
され、記録媒体上での記録ヘッド4の相対移動量が検出
される。また、フォトインタラプタ10はローラ2の回
転方向をも検出するように構成されており、これに基づ
いて走査式記録装置1の走行方向が検出される。
て回転するように形成され、このプーリ6にはベルト6
aが引き回されている。このベルト6aによりローラ2
の回転に伴って回転するプーリ6の回転力が、インクタ
ンク5の上方に設けられたエンコーダ7の回転円盤8に
伝達されるよう構成されている。回転円盤8には所定の
間隔で円周上にスリット9が形成されており、回転円盤
8の回転によってオン・オフされるフォトインタラプタ
10によってローラ2の回転数が電気パルス信号の間隔
に変換されて制御部(画像データ作成手段)12に入力
され、記録媒体上での記録ヘッド4の相対移動量が検出
される。また、フォトインタラプタ10はローラ2の回
転方向をも検出するように構成されており、これに基づ
いて走査式記録装置1の走行方向が検出される。
【0015】ボディ1bの側面部には、ホストコンピュ
ータ等の入力部と画像データ等の各種データを赤外通信
で送受信するための赤外通信部13が設けられ、これと
反対側の側面部には、画像データに基づいて記録される
文字、記号等を修飾して記録するために、予め定められ
た複数の修飾データの中から所望の修飾データが選択可
能とされた修飾選択ダイヤル(画像データ選択手段)1
4が設けられている。この修飾選択ダイヤル14は円板
状に形成され、その一部を突出させて回転可能にボディ
1bに軸支されている。修飾選択ダイヤル14の表面に
は、図2に示すように、予め定められた数種類のフレー
ミング、アンダーライン、括弧等が記号化して表示され
ており、ユーザが修飾選択ダイヤル14を回転させ、所
望の修飾内容を示す記号を、ボディ1bの三角印16が
示す位置に合わせた状態で、修飾選択ダイヤル14を押
し込むことによって、修飾内容が選択設定されるように
なっている。また、この修飾選択ダイヤル14では修飾
しないことも選択できるようになっている。
ータ等の入力部と画像データ等の各種データを赤外通信
で送受信するための赤外通信部13が設けられ、これと
反対側の側面部には、画像データに基づいて記録される
文字、記号等を修飾して記録するために、予め定められ
た複数の修飾データの中から所望の修飾データが選択可
能とされた修飾選択ダイヤル(画像データ選択手段)1
4が設けられている。この修飾選択ダイヤル14は円板
状に形成され、その一部を突出させて回転可能にボディ
1bに軸支されている。修飾選択ダイヤル14の表面に
は、図2に示すように、予め定められた数種類のフレー
ミング、アンダーライン、括弧等が記号化して表示され
ており、ユーザが修飾選択ダイヤル14を回転させ、所
望の修飾内容を示す記号を、ボディ1bの三角印16が
示す位置に合わせた状態で、修飾選択ダイヤル14を押
し込むことによって、修飾内容が選択設定されるように
なっている。また、この修飾選択ダイヤル14では修飾
しないことも選択できるようになっている。
【0016】上記の制御部12は、記録ヘッド4による
記録動作、フォトインタラプタ10による検出動作、赤
外通信部13による画像データの入力動作、及び修飾選
択ダイヤル14で選択された修飾データに基づいて画像
データを修飾し、新たな画像データを作成する処理等を
制御する。制御部12の下方部には、後述する制御系の
各機能ブロックに電力を供給するためのバッテリ17が
配置されている。
記録動作、フォトインタラプタ10による検出動作、赤
外通信部13による画像データの入力動作、及び修飾選
択ダイヤル14で選択された修飾データに基づいて画像
データを修飾し、新たな画像データを作成する処理等を
制御する。制御部12の下方部には、後述する制御系の
各機能ブロックに電力を供給するためのバッテリ17が
配置されている。
【0017】図3は走査式記録装置1の制御系のブロッ
ク図である。走査式記録装置1には、装置全体の制御を
司るCPU18が備えられ、このCPU18には、決め
られたプログラムに沿って各機能ブロックを制御するた
めの制御プログラム、及び画像データの記録文字等を修
飾するための数種類の修飾データを記憶したROM(修
飾データ記憶手段)19a、赤外通信部13を介して入
力されたホストコンピュータからの画像データを記憶す
るためのRAM(画像データ記憶手段)19bが接続さ
れている。これらCPU18、ROM19a及びRAM
19b等によって上記の制御部12が構成されている。
また、CPU18には、エンコーダ7、記録ヘッド4を
駆動するためのヘッド駆動部20、赤外通信部13、及
び修飾選択ダイヤル14が接続されている。
ク図である。走査式記録装置1には、装置全体の制御を
司るCPU18が備えられ、このCPU18には、決め
られたプログラムに沿って各機能ブロックを制御するた
めの制御プログラム、及び画像データの記録文字等を修
飾するための数種類の修飾データを記憶したROM(修
飾データ記憶手段)19a、赤外通信部13を介して入
力されたホストコンピュータからの画像データを記憶す
るためのRAM(画像データ記憶手段)19bが接続さ
れている。これらCPU18、ROM19a及びRAM
19b等によって上記の制御部12が構成されている。
また、CPU18には、エンコーダ7、記録ヘッド4を
駆動するためのヘッド駆動部20、赤外通信部13、及
び修飾選択ダイヤル14が接続されている。
【0018】CPU18では、修飾選択ダイヤル14で
選択された修飾データに基づいて修飾された記録文字等
が記録されるように、ホストコンピュータから入力され
た画像データから新たな画像データを作成する処理がさ
れる。例えば、修飾選択ダイヤル14で二重アンダーラ
インが選択された場合、ROM19aから二重アンダー
ラインの修飾データが読み出され、この修飾データに基
づいて画像データを修飾して新たな画像データが作成さ
れる。この時、二重アンダーラインの大きさは、記録文
字等の大きさに合わせて変更される。この新たな画像デ
ータに基づいて記録ヘッド4により記録が行われる。図
4(a)に示す記録文字について、上記処理を行って記
録した結果の一例を図4(b)に示す。修飾選択ダイヤ
ル14でフレーミングが選択された場合の記録結果は図
4(c)に示すようになる。また、修飾選択ダイヤル1
4で他の修飾、フレーミング、括弧等が選択された場合
も同様の変更処理が行われる。
選択された修飾データに基づいて修飾された記録文字等
が記録されるように、ホストコンピュータから入力され
た画像データから新たな画像データを作成する処理がさ
れる。例えば、修飾選択ダイヤル14で二重アンダーラ
インが選択された場合、ROM19aから二重アンダー
ラインの修飾データが読み出され、この修飾データに基
づいて画像データを修飾して新たな画像データが作成さ
れる。この時、二重アンダーラインの大きさは、記録文
字等の大きさに合わせて変更される。この新たな画像デ
ータに基づいて記録ヘッド4により記録が行われる。図
4(a)に示す記録文字について、上記処理を行って記
録した結果の一例を図4(b)に示す。修飾選択ダイヤ
ル14でフレーミングが選択された場合の記録結果は図
4(c)に示すようになる。また、修飾選択ダイヤル1
4で他の修飾、フレーミング、括弧等が選択された場合
も同様の変更処理が行われる。
【0019】以上の構成でなる走査式記録装置1による
記録動作について説明する。ユーザは、電源をONとし
てから、修飾選択ダイヤル14で画像データを修飾する
か否かを選択する。電源がONとなったことにより印字
開始信号が制御部12に入力されると、制御部12は画
像データがRAM19bに記憶されていることを確認し
た後、記録ヘッド4を記録スタンバイ状態にする。そし
て、ユーザが記録ヘッド4を記録対象面に対向させ、手
でボディ1bを支持してローラ2を記録用紙等の記録媒
体に接触させながら、図1の矢印方向に走査させると、
エンコーダ7の回転円盤8からの信号によりローラ2の
回転がCPU18によって確認され、エンコーダ7から
の信号に基づいて記録タイミング信号が生成される。こ
の記録タイミング信号に基づいて、修飾選択ダイヤル1
4で選択された記録条件で画像データの出力制御が行わ
れ、記録ヘッド4が駆動されることによって、記録媒体
上に記録が行われる。
記録動作について説明する。ユーザは、電源をONとし
てから、修飾選択ダイヤル14で画像データを修飾する
か否かを選択する。電源がONとなったことにより印字
開始信号が制御部12に入力されると、制御部12は画
像データがRAM19bに記憶されていることを確認し
た後、記録ヘッド4を記録スタンバイ状態にする。そし
て、ユーザが記録ヘッド4を記録対象面に対向させ、手
でボディ1bを支持してローラ2を記録用紙等の記録媒
体に接触させながら、図1の矢印方向に走査させると、
エンコーダ7の回転円盤8からの信号によりローラ2の
回転がCPU18によって確認され、エンコーダ7から
の信号に基づいて記録タイミング信号が生成される。こ
の記録タイミング信号に基づいて、修飾選択ダイヤル1
4で選択された記録条件で画像データの出力制御が行わ
れ、記録ヘッド4が駆動されることによって、記録媒体
上に記録が行われる。
【0020】次に、走査式記録装置1に画像データを送
信するホストコンピュータ等でなる入力部について図5
及び図6を参照して説明する。図5は入力部の制御系ブ
ロック図、図6は入力部の画像データ送信のための処理
の流れを示すフローチャートである。入力部21には、
入力部21全体の動作制御を司るCPU22が備えられ
ている。このCPU22には、各機能ブロックの動作制
御のための制御プログラム等が記憶されたROM23
a、キーボード24から入力されたデータを一時的に記
憶しておくRAM23bが接続されている。さらに、C
PU22には、RAM23bに記憶されたデータを画像
データとして走査式記録装置1に送信するための赤外通
信部25が接続されている。
信するホストコンピュータ等でなる入力部について図5
及び図6を参照して説明する。図5は入力部の制御系ブ
ロック図、図6は入力部の画像データ送信のための処理
の流れを示すフローチャートである。入力部21には、
入力部21全体の動作制御を司るCPU22が備えられ
ている。このCPU22には、各機能ブロックの動作制
御のための制御プログラム等が記憶されたROM23
a、キーボード24から入力されたデータを一時的に記
憶しておくRAM23bが接続されている。さらに、C
PU22には、RAM23bに記憶されたデータを画像
データとして走査式記録装置1に送信するための赤外通
信部25が接続されている。
【0021】入力部21における文字入力から走査式記
録装置1への送信までの処理は以下の通りである。ユー
ザにより、キーボード24から、記録しようとする文字
や記号等のキャラクタが入力されると(S1)、入力さ
れた文字に応じて文字テーブルからアドレスが読み出さ
れ(S2)、RAM23b内に一時的に記憶される。全
ての文字等の入力が終了すると(S3でYES)、RA
M23bに記憶されているアドレスに従って文字コード
が読み出され(S4)、その文字コードに対応する文字
形状データが読み出され(S5)、この文字形状データ
が画像データとして走査式記録装置1に送信される(S
6)。
録装置1への送信までの処理は以下の通りである。ユー
ザにより、キーボード24から、記録しようとする文字
や記号等のキャラクタが入力されると(S1)、入力さ
れた文字に応じて文字テーブルからアドレスが読み出さ
れ(S2)、RAM23b内に一時的に記憶される。全
ての文字等の入力が終了すると(S3でYES)、RA
M23bに記憶されているアドレスに従って文字コード
が読み出され(S4)、その文字コードに対応する文字
形状データが読み出され(S5)、この文字形状データ
が画像データとして走査式記録装置1に送信される(S
6)。
【0022】次に、走査式記録装置1における記録動作
時の処理の流れについて図7を参照して説明する。図7
はこの処理の流れを示すフローチャートである。入力部
21からの画像データが受信されると(S11)、その
画像データはRAM19bに一時的に記憶される(S1
2)。ここで、修飾選択ダイヤル14で画像データの修
飾が選択されたか否かが判断される(S13)。画像デ
ータの修飾が選択されていない場合は(S13でN
O)、入力部21から入力されたそのままの画像データ
に基づいて記録が行われる(S17)。
時の処理の流れについて図7を参照して説明する。図7
はこの処理の流れを示すフローチャートである。入力部
21からの画像データが受信されると(S11)、その
画像データはRAM19bに一時的に記憶される(S1
2)。ここで、修飾選択ダイヤル14で画像データの修
飾が選択されたか否かが判断される(S13)。画像デ
ータの修飾が選択されていない場合は(S13でN
O)、入力部21から入力されたそのままの画像データ
に基づいて記録が行われる(S17)。
【0023】修飾選択ダイヤル14で画像データの修飾
が選択されている場合は(S13でYES)、その選択
された種類の修飾データがROM19aから読み出され
る(S14)。そして、読み出された修飾データに基づ
いて画像データが修飾されて、新たな画像データが作成
され(S15)、この新たな画像データに基づいて、修
飾が施された記録文字等の記録が行われる(S16)。
が選択されている場合は(S13でYES)、その選択
された種類の修飾データがROM19aから読み出され
る(S14)。そして、読み出された修飾データに基づ
いて画像データが修飾されて、新たな画像データが作成
され(S15)、この新たな画像データに基づいて、修
飾が施された記録文字等の記録が行われる(S16)。
【0024】このように、本実施形態の走査式記録装置
1によれば、入力部21から入力された画像データにつ
いて、走査式記録装置単独で画像データをユーザ所望の
形態に修飾することができるため、ホストコンピュータ
等の入力部側で画像データの設定変更を行う必要がな
い。これにより、既に走査式記録装置1に入力された画
像データに基づく記録文字等に飾りを付けて記録しよう
とする場合の操作が簡単になり、装置の使い勝手が向上
する。
1によれば、入力部21から入力された画像データにつ
いて、走査式記録装置単独で画像データをユーザ所望の
形態に修飾することができるため、ホストコンピュータ
等の入力部側で画像データの設定変更を行う必要がな
い。これにより、既に走査式記録装置1に入力された画
像データに基づく記録文字等に飾りを付けて記録しよう
とする場合の操作が簡単になり、装置の使い勝手が向上
する。
【0025】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、修飾がされていない画像データに対して、走査
式記録装置1において修飾を施すものとされているが、
これに限定されるものではなく、入力部21より入力さ
れた画像データが既に修飾されたものである場合、この
画像データを文字・記号データと修飾データとに識別
し、この識別された修飾データを、修飾選択ダイヤル1
4で選択された修飾データに変更する処理が行われるよ
うにしてもよい。走査式記録装置1がカラー記録用の走
査式記録装置である場合には、修飾データの記録色を選
択できるようにしてもよい。
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、修飾がされていない画像データに対して、走査
式記録装置1において修飾を施すものとされているが、
これに限定されるものではなく、入力部21より入力さ
れた画像データが既に修飾されたものである場合、この
画像データを文字・記号データと修飾データとに識別
し、この識別された修飾データを、修飾選択ダイヤル1
4で選択された修飾データに変更する処理が行われるよ
うにしてもよい。走査式記録装置1がカラー記録用の走
査式記録装置である場合には、修飾データの記録色を選
択できるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明に係
る走査式記録装置によれば、ユーザ所望の修飾データに
基づいて画像データを修飾して記録することができるの
で、走査式記録装置単独で画像データをユーザ所望の形
態に修飾することができ、ホストコンピュータ等の入力
部側で画像データの設定変更を行う必要がなくなる。従
って、既に装置に入力された画像データに基づく記録文
字等を修飾して記録しようとする場合の操作が簡単にな
り、装置の使い勝手が向上する。
る走査式記録装置によれば、ユーザ所望の修飾データに
基づいて画像データを修飾して記録することができるの
で、走査式記録装置単独で画像データをユーザ所望の形
態に修飾することができ、ホストコンピュータ等の入力
部側で画像データの設定変更を行う必要がなくなる。従
って、既に装置に入力された画像データに基づく記録文
字等を修飾して記録しようとする場合の操作が簡単にな
り、装置の使い勝手が向上する。
【0027】また、請求項2に記載の発明に係る走査式
記録装置によれば、修飾データに基づいて記録される色
を選択することができるので、記録文字等の修飾に様々
な色のバリエーションを持たせることができる。
記録装置によれば、修飾データに基づいて記録される色
を選択することができるので、記録文字等の修飾に様々
な色のバリエーションを持たせることができる。
【0028】また、請求項3に記載の発明に係る走査式
記録装置によれば、画像データに基づいて記録される文
字等と、この文字等を修飾するフレーミング、アンダー
ライン等の文字飾りの大きさのバランスが保たれ、良好
な記録結果が得られる。
記録装置によれば、画像データに基づいて記録される文
字等と、この文字等を修飾するフレーミング、アンダー
ライン等の文字飾りの大きさのバランスが保たれ、良好
な記録結果が得られる。
【0029】また、請求項4に記載の発明に係る走査式
記録装置によれば、画像データが既に修飾されていて
も、その画像データに基づいて記録される記録文字等に
対して修飾をすることができるため、修飾することがで
きる画像データの種類が多くなり、更に装置の使い勝手
が向上する。
記録装置によれば、画像データが既に修飾されていて
も、その画像データに基づいて記録される記録文字等に
対して修飾をすることができるため、修飾することがで
きる画像データの種類が多くなり、更に装置の使い勝手
が向上する。
【図1】本発明の一実施形態記録装置の内部構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】修飾選択ダイヤルを示す正面図である。
【図3】走査式記録装置の制御系のブロック図である。
【図4】(a)は修飾を施していない文字の記録結果の
一例を示す図、(b)は二重アンダーラインの修飾を施
した文字の記録結果の一例を示す図、(c)はフレーミ
ングの修飾を施した文字の記録結果の一例を示す図であ
る。
一例を示す図、(b)は二重アンダーラインの修飾を施
した文字の記録結果の一例を示す図、(c)はフレーミ
ングの修飾を施した文字の記録結果の一例を示す図であ
る。
【図5】入力部の制御系ブロック図である。
【図6】入力部の画像データ送信のための処理の流れを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】走査式記録装置における記録動作時の処理の流
れを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
1 走査式記録装置 4 記録ヘッド(記録手段) 14 修飾選択ダイヤル(修飾データ選択手段) 19a ROM(修飾データ記憶手段) 19b RAM(画像データ記憶手段) 22 CPU(画像データ作成手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、記録媒体上を走査することによって該記録媒体上
に前記画像データを記録する記録手段を備えた走査式記
録装置において、 前記画像データを修飾するための修飾データが記憶され
た修飾データ記憶手段と、 前記修飾データ記憶手段に記憶された修飾データの中か
ら所望の修飾データを選択するための修飾データ選択手
段と、 前記修飾データ選択手段によって選択された修飾データ
に基づいて、前記画像データ記憶手段に記憶された画像
データを修飾して新たな画像データを作成する画像デー
タ作成手段とを備え、 前記記録手段は、前記画像データ作成手段によって作成
された新たな画像データを記録することを特徴とする走
査式記録装置。 - 【請求項2】 前記修飾データ選択手段は修飾データに
基づいて記録される色を選択するための色選択手段を有
したことを特徴とする請求項1に記載の走査式記録装
置。 - 【請求項3】 前記画像データ作成手段は、前記修飾デ
ータの大きさを画像データの大きさに合わせて変更する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走査式
記録装置。 - 【請求項4】 前記画像データ作成手段は、前記記憶手
段に記憶されている画像データが既に修飾されたもので
ある場合、この画像データを文字・記号データと修飾デ
ータとに識別し、この識別された修飾データを、前記修
飾データ選択手段によって選択された修飾データに変更
することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載の走査式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091191A JPH10285386A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 走査式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091191A JPH10285386A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 走査式記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285386A true JPH10285386A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14019560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9091191A Pending JPH10285386A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 走査式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285386A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021146624A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | 株式会社リコー | ハンディプリンタ、ハンディプリンタ制御方法及びプログラム |
-
1997
- 1997-04-09 JP JP9091191A patent/JPH10285386A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021146624A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | 株式会社リコー | ハンディプリンタ、ハンディプリンタ制御方法及びプログラム |
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