JPH10285230A - 直交変調器 - Google Patents

直交変調器

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JPH10285230A
JPH10285230A JP10538197A JP10538197A JPH10285230A JP H10285230 A JPH10285230 A JP H10285230A JP 10538197 A JP10538197 A JP 10538197A JP 10538197 A JP10538197 A JP 10538197A JP H10285230 A JPH10285230 A JP H10285230A
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Hiroshi Yajima
博 谷島
Shunsuke Hirano
俊介 平野
Masamichi Tate
政道 館
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 90°移相器に入力される搬送波信号と90
°移相器から出力されるI信号及びQ信号との位相関係
が変化しない90°移相器を提供し、キャリアリークを
抑圧する。 【解決手段】 直交変調器において、90°移相器を、
入力される搬送波信号を2逓倍する2逓倍回路4の出力
に同期して搬送波信号の位相を移すDタイプラッチ5、
6、7、8またはDフリップフロップ9、10により、
搬送波信号とそれぞれの位相が直交するI、Q2信号と
の位相関係が不変の90°移相器から構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリアリークを
抑圧する直交変調器に関し、具体的には直交変調器中の
90°移相器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、一般的な直交変調器の一例を
示すブロック図である。この図11において、30は搬
送波を直交する2信号に分岐する90°移相器、31は
90°移相器30に接続された第1のミキサ、32は9
0°移相器30に接続された第2のミキサ、33は第1
及び第2のミキサ31、32の出力を加算する加算器で
ある。また、34は90°移相器30の搬送波入力端
子、35は第1のミキサ31の直交ベースバンド信号I
の入力端子、36は第2のミキサ32の直交ベースバン
ド信号Qの入力端子である。
【0003】上記のように構成された従来の直交変調器
において、搬送波入力端子34から入力された搬送波は
90°移相器30により直交する2信号に分岐される。
分岐された一方の搬送波は第1のミキサ31に入力さ
れ、入力端子35から入力される直交ベースバンド信号
Iと乗算される。また、分岐された他方の搬送波は第2
のミキサ32に入力され、入力端子36から入力される
直交ベースバンド信号Qと乗算される。第1のミキサ3
1及び第2のミキサ32の各出力信号を加算器33で加
算することにより搬送波信号を生成し、この搬送波信号
は直交変調出力端子37から出力される。
【0004】次に、キャリアリークを抑圧する場合につ
いて、図12及び図13を参照して説明する。図12は
キャリアリーク発生の原因を示す説明図であり、図13
はキャリアリークを抑圧する方法を示す説明図である。
【0005】直交変調器のキャリアリーク発生の原因に
は、次に述べる二つがある。第1の原因としては、直交
ベースバンド信号I及び直交ベースバンド信号QのDC
オフセットや、直交変調器を構成する抵抗等の素子間の
相対的なばらつきなどによるものである。第2の原因と
しては、例えば直交変調器をIC化してSSOPのよう
な小型パッケージに封入した場合、チップ上あるいは端
子間、ボンディングワイヤ間のアイソレーション不足に
より、直交変調器ICに入力した搬送波がICチップ上
の高インピーダンス回路部分に干渉したり、直交変調出
力端子あるいはボンディングワイヤ等に干渉してキャリ
アリークとなって出力されるものがある。このように、
上述した二つの原因によるものが加算されてキャリアリ
ークとして直交変調出力端子37に発生している。
【0006】また、上記キャリアリークを抑圧する手法
としては、図13に示すように、直交ベースバンド信号
I及び直交ベースバンド信号QのDCオフセット及び素
子間の相対的ばらつきで発生するキャリアリークが、搬
送波の干渉によるキャリアリークとレベルが等しく、ま
た位相が180°反転するように直交ベースバンド信号
I及び直交ベースバンド信号QのDCバイアス値を調整
し、直交変調出力端子に現れるキャリアリークを相殺す
ることで、見かけ上キャンセルしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】次に、本発明が解決し
ようとする課題について、図14〜図17を参照して説
明する。
【0008】図14(A)は、従来の2逓倍2分周方式
の90°移相器の構成を示すブロック図であり、同図
(B)は移相器を構成する第1、第2Dタイプラッチの
ゲートが「Hi」、「Low」になった時の動作状態を
示す説明図である。図14(A)において、1は搬送波
入力端子、2は直交ベースバンド信号Iの出力端子、3
は直交ベースバンド信号Qの出力端子、4は搬送波入力
端子1に接続された2逓倍回路、7は第1のDタイプラ
ッチ(以下、第1のラッチという)、8は第2のDタイ
プラッチ(以下、第2のラッチという)であり、この第
1のラッチ7及び第2のラッチ8はDタイプフリップフ
ロップ(以下、フリップフロップという)10を構成す
る。
【0009】フリップフロップ10は、D入力端子1
4、Q出力端子15、Q反転出力端子17及びクロック
入力端子16を備え、D入力端子14とQ反転出力端子
17間は直接接続され、クロック入力端子16は2逓倍
回路4の出力端に接続され、さらにQ出力端子15はフ
リップフロップ10の直交ベースバンド信号Q出力端子
3に接続され、また、直交ベースバンド信号I出力端子
2は第1のラッチ7のQ2出力端に接続されている。
【0010】図15(A)は、図14(A)に示す第
1、第2ラッチをD−フリップフロップに置き換えたも
のである。この回路における2逓倍回路4の出力波形の
デューティー比は50%とする。また、同図(B)はD
−フリップフロップD−FF1、D−FF2のクロック
信号CLKが立ち上がった時及び立ち下がった時の動作
状態を示す説明図である。
【0011】図16及び図17は、図14(A)に示す
90°移相器の搬送波信号Local、クロック信号C
LK、直交ベースバンド信号Qの反転出力(Q反転出
力)、直交ベースバンド信号I(I信号)、直交ベース
バンド信号Q(Q信号)を示すタイミングチャートであ
る。
【0012】図11に示す直交変調器の90°移相器に
図14(A)に示す2逓倍2分周方式の90°移相器を
用いた場合、直交変調器の電源投入時毎に搬送波入力端
子1に入力される搬送波信号Localと直交ベースバ
ンド信号I出力端子2から出力されるI信号及び直交ベ
ースバンド信号Q出力端子3から出力されるQ信号との
位相関係が180°反転する。図16に示すタイミング
チャートは電源投入時のQ反転出力端子17から出力さ
れるQ反転信号が「Low」の場合のもので、I信号と
Q信号の位相差は90°であり、搬送波信号Local
が立ち上がる時にI信号は「Low」で、Q信号は立ち
下がる。
【0013】一方、図17に示すタイミングチャート
は、電源投入時にQ反転出力端子17から出力されるQ
反転信号が「Hi」の場合のもので、I信号とQ信号の
位相差は図16と同様に90°であるが、搬送波信号L
ocalが立ち上がる時にI信号は「Hi」でQ信号は
立ち上がり、図16に対して搬送波信号LocalとI
信号及びQ信号の位相関係が180°反転している。こ
のため、図13に示すように、直交変調出力端子で見か
け上キャンセルしていたキャリアリークが、DCバイア
ス値と同相となり、キャリアリークが増大するという問
題がある。
【0014】以上のように、キャリアリークの増大はQ
反転出力端子17の値により発生するもので、直交変調
器の電源投入時に直交変調出力端子におけるキャリアリ
ークが増大し、再度電源を投入した時に減少するという
現象を繰り返していた。
【0015】本発明は、上記のような問題を解決するも
のであり、電源投入時毎に90°移相器に入力される搬
送波信号と90°移相器から出力されるI信号及びQ信
号との位相関係が変化しない90°移相器を提供でき、
キャリアリークを抑圧することができる直交変調器を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の直交変調器は、入力される搬送波からそれぞ
れの位相が直交する2信号に変換し前記搬送波と前記直
交する2信号との位相関係を不変にして出力する移相手
段と、前記移相手段から出力される直交する2信号とそ
れぞれの位相が直交する2つの変調ベースバンド信号を
掛け合わせる第1及び第2の乗算手段と、前記第1及び
第2の乗算手段の出力を加算する加算手段とを備え、移
相手段を、入力される搬送波を2逓倍する2逓倍手段
と、前記2逓倍手段の出力に同期して前記搬送波の値の
記憶及び保持を繰り返す複数の記憶回路を縦続接続して
前記搬送波の位相を変化させる移相回路から構成したも
のである。
【0017】本発明によれば、直交変調器の電源投入時
毎に90°移相器に入力される搬送波信号と90°移相
器から出力されるI信号及びQ信号との位相関係が変化
しない90°移相器を提供でき、直交変調器のキャリア
リークを抑圧することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力される搬送波からそれぞれの位相が直交する2
信号に変換し前記搬送波と前記直交する2信号との位相
関係を不変にして出力する移相手段と、前記移相手段か
ら出力される直交する2信号とそれぞれの位相が直交す
る2つの変調ベースバンド信号を掛け合わせる第1及び
第2の乗算手段と、前記第1及び第2の乗算手段の出力
を加算する加算手段とを備えたものであり、直交変調器
の電源投入時毎に搬送波と位相が直交する2信号との位
相関係が変化しないという作用を有する。
【0019】請求項2の発明は、移相手段が、入力され
る搬送波を2逓倍する2逓倍手段と、前記2逓倍手段の
出力に同期して前記搬送波の値の記憶及び保持を繰り返
す複数の記憶回路を縦続接続して前記搬送波の位相を変
化させる移相回路から構成されるものであり、直交変調
器の電源投入時毎に移相手段に入力される搬送波と移相
手段から出力される位相が直交する2信号との位相関係
が変化しないという作用を有する。
【0020】請求項3の発明は、移相手段が、入力され
る搬送波を2逓倍する2逓倍手段と、前記2逓倍手段の
出力に同期して前記搬送波の値の通過及び保持を繰り返
す複数の記憶回路を縦続接続して前記搬送波の位相を変
化させる移相回路から構成されるものであり、直交変調
器の電源投入時毎に移相手段に入力される搬送波と移相
手段から出力される位相が直交する2信号との位相関係
が変化しないという作用を有する。
【0021】請求項4の発明は、移相手段が、入力され
る搬送波を2逓倍する2逓倍手段と、前記2逓倍手段の
出力に同期して入力の値の通過及び保持を繰り返す複数
の記憶回路を縦続接続して前記搬送波の位相を変化させ
る移相回路と、前記入力を前記搬送波または前記移相回
路の出力に切り替える切替手段と、前記切替手段を制御
する制御手段とから構成されるものであり、直交変調器
の電源投入時毎に移相手段に入力される搬送波と移相手
段から出力される位相が直交する2信号との位相関係が
変化しないという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図10を参照して説明する。
【0023】(実施の形態1)図1(A)は本発明の実
施の形態1における直交変調器を構成する90°移相器
の構成を示すブロック図であり、同図(B)は移相器を
構成する第1、第2D−ラッチのゲートが「Hi」、
「Low」になった時の動作状態を示す説明図である。
図1(A)において、1は搬送波入力端子、2は直交ベ
ースバンド信号Iの出力端子、3は直交ベースバンド信
号Qの出力端子、4は搬送波入力端子1に接続された2
逓倍回路、5は記憶回路を構成する第1のDタイプラッ
チ(以下、第1のラッチという)、6は記憶回路を構成
する第2のDタイプラッチ(以下、第2のラッチとい
う)であり、この第1のラッチ5及び第2のラッチ6は
記憶回路として縦続接続したDタイプフリップフロップ
(以下、第1のフリップフロップという)9を構成す
る。また、7は記憶回路を構成する第3のDタイプラッ
チ(以下、第3のラッチという)、8は記憶回路を構成
する第4のDタイプラッチ(以下、第4のラッチとい
う)であり、この第3のラッチ7及び第4のラッチ8は
記憶回路として縦続接続したDタイプフリップフロップ
(以下、フリップフロップという)10を構成する。
【0024】第1のフリップフロップ9は、搬送波入力
端子1に接続されたD入力端子11、Q出力端子12、
及び2逓倍回路4の出力端に接続されたクロック入力端
子13を備え、クロック入力端子13は第1及び第2の
ラッチ5、6のG端子に接続されている。また、第2の
フリップフロップ10は、第1のフリップフロップ9の
Q出力端子12に接続されたD入力端子14、直交ベー
スバンド信号Q出力端子3に接続されたQ出力端子15
及び2逓倍回路4の出力端に接続されたクロック入力端
子16を備え、クロック入力端子16は第3及び第4の
ラッチ7、8のG端子に接続されている。また、直交ベ
ースバンド信号I出力端子2は第1のフリップフロップ
9のQ出力端子12に接続されている。
【0025】図2(A)は、図1(A)に示す90°移
相器の第1及び第2フリップフロップ9、10をD−フ
リップフロップD−FF1、D−FF2で構成したブロ
ック図であり、この回路における2逓倍回路4の出力波
形のデューティー比は50%とする。また、同図(B)
はD−フリップフロップD−FF1、D−FF2のクロ
ック信号CLKが立ち上がった時及び立ち下がった時の
動作状態を示す説明図である。
【0026】図3は、図1及び図2に示す90°移相器
の搬送波信号Local、クロック信号CLK、直交ベ
ースバンド信号I(I信号)、直交ベースバンド信号Q
(Q信号)を示すタイミングチャートである。また、図
4は、図1及び図2に示す第1フリップフロップ9と第
2フリップフロップ10を入れ替えた場合の搬送波信号
Local、クロック信号CLK、直交ベースバンド信
号I(I信号)、直交ベースバンド信号Q(Q信号)を
示すタイミングチャートである。
【0027】次に上記のように構成された本実施の形態
の移相器の動作について説明する。図1において、搬送
波入力端子1に入力された搬送波信号Localは2逓
倍回路4及び第1のラッチ5に入力される。2逓倍回路
4で2逓倍された搬送波信号Localはクロック信号
CLKとして、第1〜第4のラッチ5〜8のG端子に入
力される。第1のラッチ5に入力された搬送波信号Lo
calは、クロック信号CLKが「Hi」の時に搬送波
信号Localをそのまま出力し、クロック信号CLK
が「Low」の時は前の状態を保持する。また、第1の
ラッチ5のQ1出力は第2のラッチ6に入力され、クロ
ック信号CLKが「Hi」の時は前の状態を保持し、ク
ロック信号CLKが「Low」の時は第2のラッチ6の
出力をそのまま出力する。以上のようにして、搬送波信
号Localの位相を移して直交ベースバンド信号I出
力端子2からI信号を出力する。
【0028】また、第2のラッチ6の出力は第3のラッ
チ7に入力され、クロック信号CLKが「Hi」の時は
前の状態を保持し、クロック信号CLKが「Low」の
時は第2のラッチ6の出力そのまま出力する。また、第
3のラッチ7の出力は第4のラッチ8に入力され、クロ
ック信号CLKが「Hi」の時は第3のラッチ7の出力
をそのまま出力し、クロック信号CLKが「Low」の
時は前の状態を保持する。以上のようにして、第2のラ
ッチ6の出力、即ちI信号の位相を移して直交ベースバ
ンド信号Q出力端子3からQ信号を出力する。
【0029】図3において、I信号とQ信号の位相差は
90°であり、搬送波信号Localに対するクロック
信号CLKの位相関係は変化しないので、搬送波信号L
ocalに対するI信号とQ信号の位相関係も変化しな
い。このようにして、本実施の形態における90°移相
器では、搬送波信号Localからそれぞれの位相が直
交し搬送波信号Localとの位相関係が不変なI信号
とQ信号が得られる。
【0030】以上のように、本実施の形態の90°移相
器を図11に示す直交変調器中の90°移相器30に使
用すれば、DCバイアス値の調整によるキャリアリーク
の位相が180°反転し、搬送波の干渉によるキャリア
リークと同相となり、直交変調出力端子で相殺し見かけ
上キャンセルしていたキャリアリークが増大するという
問題が解消され、直交変調器の電源投入時に直交変調出
力端子におけるキャリアリークが増大し、再度電源投入
した時に減少するという現象が発生することがない。
【0031】なお、図1において、第1のラッチ5と第
3のラッチ7、第2のラッチ6と第4のラッチ8を入れ
替え、また、図2においては、第1フリップフロップ9
と第2フリップフロップ10を入れ替えたとしても、図
4に示すように搬送波信号Localとの位相関係が不
変なI信号とQ信号が得られる。
【0032】(実施の形態2)図5(A)は本発明の実
施の形態2における直交変調器を構成する90°移相器
の構成を示すブロック図であり、同図(B)は移相器を
構成する第1、第2D−ラッチのゲートが「Hi」、
「Low」になった時の動作状態を示す説明図である。
図5(A)において、1は搬送波入力端子、2は直交ベ
ースバンド信号Iの出力端子、3は直交ベースバンド信
号Qの出力端子、4は搬送波入力端子1に接続された2
逓倍回路、5は記憶回路を構成する第1のラッチ、6は
記憶回路を構成する第2のラッチであり、この第1のラ
ッチ5及び第2のラッチ6は記憶回路として縦続接続し
たフリップフロップ9を構成する。
【0033】フリップフロップ9は、搬送波入力端子1
に接続されたD入力端子11、Q出力端子12、及び2
逓倍回路4の出力端に接続されたクロック入力端子13
を備え、クロック入力端子13は第1及び第2のラッチ
5、6のG端子に接続されている。このフリップフロッ
プ9は、図1及び図2からフリップフロップ9の部分を
抜き出したものである。
【0034】図6は、図5に示す90°移相器の搬送波
信号Local、クロック信号CLK、直交ベースバン
ド信号I(I信号)、直交ベースバンド信号Q(Q信
号)を示すタイミングチャートである。また、この実施
の形態2における2逓倍回路4の出力波形のデューティ
ー比は50%とする。
【0035】図7(A)は、図5(A)に示す90°移
相器の第1のラッチ5と第2のラッチ6を入れ替えたも
のと等しく、図1及び図2からフリップフロップ10の
部分を抜き出したものである。
【0036】図7(A)において、1は搬送波入力端
子、2は直交ベースバンド信号Iの出力端子、3は直交
ベースバンド信号Qの出力端子、4は搬送波入力端子1
に接続された2逓倍回路、7は記憶回路を構成する第1
のラッチ、8は記憶回路を構成する第2のラッチであ
り、この第1のラッチ7及び第2のラッチ8は記憶回路
として縦続接続したフリップフロップ10を構成する。
【0037】フリップフロップ10は、搬送波入力端子
1に接続されたD入力端子14、Q出力端子15、及び
2逓倍回路4の出力端に接続されたクロック入力端子1
6を備え、クロック入力端子16は第1及び第2のラッ
チ7、8のG端子に接続されている。
【0038】図8は、図7に示す90°移相器の搬送波
信号Local、クロック信号CLK、直交ベースバン
ド信号I(I信号)、直交ベースバンド信号Q(Q信
号)を示すタイミングチャートで、搬送波信号Loca
lとクロック信号CLKの位相関係が図6の場合から1
80°反転したものである。また、この実施の形態にお
ける2逓倍回路4の出力波形のデューティー比は50%
とする。
【0039】この実施の形態2における90°移相器の
動作は図1における第1及び第2のラッチ5、6と同様
であり、第1のラッチ5の出力がI信号、第2のラッチ
6の出力がQ信号となる。また、図6において、I信号
とQ信号の位相差は90°であり、搬送波信号Loca
lに対するクロック信号CLKの位相関係は変化しない
ので、搬送波信号Localに対するI信号とQ信号の
位相関係も変化しない。このようにして、本実施の形態
における90°移相器では、搬送波信号Localから
それぞれの位相が直交し搬送波信号Localとの位相
関係が不変なI信号とQ信号が得られる。
【0040】また、図8に示すような搬送波信号Loc
alとクロック信号CLKの位相関係の場合には、図7
に示すような構成にすれば、搬送波信号Localから
それぞれの位相が直交し搬送波信号Localとの位相
関係が不変なI信号とQ信号が得られる。
【0041】このように、本実施の形態2における90
°移相器では、「Hi」から「Low」または「Lo
w」から「Hi」に変化する時に、搬送波信号Loca
lが入力される側のラッチが前の状態を保持しているよ
うにすれば、90°移相器としての機能が実現できる。
具体的には、搬送波信号Localとクロック信号CL
Kの位相関係を予め測定し、図6に示すようにクロック
信号CLKが「Low」の時に搬送波信号Localが
変化している場合は、図5に示すように搬送波信号Lo
calが入力されるラッチとして、クロック信号CLK
が「Low」の時に前の値を記憶しているタイプとし、
次段のラッチとして、クロック信号CLKが「Hi」時
に前の値を保持しているタイプとする。
【0042】一方、図8に示すように、クロック信号C
LKが「Hi」時に搬送波信号Localが変化してい
る場合は、図7に示すように搬送波信号Localが入
力されるラッチとして、クロック信号CLKが「Hi」
の時に前の値を記憶しているタイプとし、次段のラッチ
として、クロック信号CLKが「Low」時に前の値を
保持しているタイプとする。
【0043】以上のように、それぞれの場合によってラ
ッチの組み合わせを選択した上で本実施形態の90°移
相器を図11に示す直交変調器中の90°移相器30に
使用すれば、DCバイアス値の調整によるキャリアリー
クの位相が180°反転し、搬送波の干渉によるキャリ
アリークと同相となり、直交変調出力端子で相殺し見か
け上キャンセルしていたキャリアリークが増大するとい
う問題が解消され、直交変調器の電源投入時に直交変調
出力端子におけるキャリアリークが増大し、再度電源投
入した時に減少するという現象が発生することがない。
また90°移相器は2つのラッチで構成され、実施の形
態1の半分の回路規模で同一機能を発揮できるので、消
費電流の削減及び部品削減を半導体チップ上で実現した
場合のチップ面積が削減され、経済的効果が期待でき
る。
【0044】(実施の形態3)図9(A)は本発明の実
施の形態3における直交変調器を構成する90°移相器
の構成を示すブロック図であり、同図(B)は移相器を
構成する第1、第2D−ラッチのゲートが「Hi」、
「Low」になった時の動作状態を示す説明図である。
図9(A)において、1は搬送波入力端子、2は直交ベ
ースバンド信号Iの出力端子、3は直交ベースバンド信
号Qの出力端子、4は搬送波入力端子1に接続された2
逓倍回路、7は記憶回路を構成する第1のラッチ、8は
記憶回路を構成する第2のラッチであり、この第1のラ
ッチ7及び第2のラッチ8は記憶回路として縦続接続し
たフリップフロップ10を構成する。
【0045】また、19は第1のラッチ7の入力を搬送
波または第2のラッチ8のQ反転出力端子17に切り替
える切替手段であり、この切替手段19には制御手段か
ら切り替え制御信号が入力される構成になっている。制
御手段は、制御信号入力端子20から入力される制御信
号を一方の入力とするゲート22と、制御信号入力端子
20から入力される制御信号を遅延したゲート22の他
方の入力とする遅延回路21とから構成されている。
【0046】フリップフロップ10は、搬送波入力端子
1に接続されたD入力端子14、Q出力端子15、及び
2逓倍回路4の出力端に接続されたクロック入力端子1
6を備え、クロック入力端子16は第1及び第2のラッ
チ7、8のG端子に接続されている。また、D入力端子
14は切替手段19の出力側に接続されている。
【0047】図10は、図9に示す90°移相器の搬送
波信号Local、クロック信号CLK、制御信号CN
T、セレクト制御信号S、直交ベースバンド信号I(I
信号)、直交ベースバンド信号Q(Q信号)を示すタイ
ミングチャートである。また、この実施の形態における
2逓倍回路4の出力波形のデューティー比は50%とす
る。
【0048】次に、上記のように構成された本実施の形
態3の動作について説明する。切替手段19は、ゲート
22からのセレクト制御信号Sが「Hi」の時に端子B
側に切り替えられて搬送波信号を選択して出力し、ま
た、ゲート22からのセレクト制御信号Sが「Low」
の時に端子A側に切り替えられて第2のラッチ8のQ反
転出力を選択して出力する。制御信号CNTが立ち上が
り「Hi」になると、セレクト制御信号Sが「Hi」と
なり、遅延回路21で設定された所定時間τ後に「Lo
w」となる。制御信号CNTは90°移相器の電源投入
後に「Low」から「Hi」になる信号とし、セレクト
制御信号Sは搬送波信号Localの半周期分以上とす
る。
【0049】図9において、制御信号CNTが「Hi」
になるとセレクト制御信号Sも「Hi」になり、第1の
ラッチ7には搬送波信号Localが入力される。第1
のラッチ7はクロック信号CLKが「Hi」の時は前の
状態を保持し、クロック信号CLKが「Low」の時は
搬送波信号Localをそのまま出力する。第1のラッ
チ7は第2のラッチ8に入力され、クロック信号CLK
が「Hi」の時は第1のラッチ7の出力をそのまま出力
し、クロック信号CLKが「Low」の時は前の状態を
保持する。このため図10に示すように、所定時間τの
区間において、搬送波信号Localが入力されること
でQ反転信号の初期値が決定される。次にセレクト制御
信号Sが「Low」になると第1のラッチ7にはQ反転
信号が入力され、図14に示す従来の90°移相器と同
様の動作を開始する。
【0050】このように本実施形態の90°移相器は電
源投入後にセレクト制御信号SによりQ反転信号の初期
値を決定してから移相動作を開始するため、図16及び
ず17に示すように従来の回路で発生していたQ反転信
号の初期値が電源投入時毎に変化するようなことがな
い。よって、本実施形態の90°移相器では、搬送波信
号Localからそれぞれの位相が直交し搬送波信号L
ocalとの位相関係が不変はI信号とQ信号が得られ
る。なお、実施の形態1及び2のようにDラッチの代わ
りにフリップフロップを用いても同様のI信号とQ信号
が得られる。
【0051】以上のように本実施形態の90°移相器を
図11に示す直交変調器中の90°移相器30に使用す
れば、DCバイアス値の調整によるキャリアリークの位
相が180°反転し、搬送波の干渉によるキャリアリー
クと同相となり、直交変調出力端子で相殺し見かけ上キ
ャンセルしていたキャリアリークが増大するという問題
が解消され、直交変調器の電源投入時に直交変調出力端
子におけるキャリアリークが増大し、再度電源投入した
時に減少するという現象が発生することがない。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、直交変調
器中の90°移相器として、入力される搬送波と90°
移相器から出力される直交する2信号との位相関係が電
源投入時毎に変化しない90°移相器を用いるため、D
Cバイアス値の調整によるキャリアリークの位相が18
0°反転し、搬送波の干渉によるキャリアリークと同相
となり、直交変調出力端子で相殺し見かけ上キャンセル
していたキャリアリークが増大するという問題が解消さ
れ、直交変調器の電源投入時に直交変調出力端子におけ
るキャリアリークが増大し、再度電源投入した時に減少
するという現象が発生するのをなくし得る。
【0053】また、90°移相器の構成によっては、回
路規模の縮小が可能になり、消費電流の削減及び部品削
減を半導体チップ上で実現した場合のチップ面積が削減
され、経済的効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施の形態1における直交変
調器中の90°移相器の構成を示すブロック図、(B)
は移相器を構成するラッチのゲートが「Hi」、「Lo
w」になった時の動作状態を示す説明図
【図2】本発明の実施の形態1における直交変調器中の
90°移相器をフリップフロップで構成した場合のブロ
ック図
【図3】本発明の実施の形態1における90°移相器の
タイミングチャート
【図4】本発明の実施の形態1における90°移相器の
フリップフロップの組み合わせを変えた場合のタイミン
グチャート
【図5】(A)は本発明の実施の形態2における直交変
調器中の90°移相器の構成を示すブロック図、(B)
は移相器を構成するラッチのゲートが「Hi」、「Lo
w」になった時の動作状態を示す説明図
【図6】本発明の実施の形態2における90°移相器の
タイミングチャート
【図7】(A)は本発明の実施の形態2における直交変
調器中の90°移相器の搬送波信号とクロック信号と位
相関係が変化した場合の構成を示すブロック図、(B)
は移相器を構成するラッチのゲートが「Hi」、「Lo
w」になった時の動作状態を示す説明図
【図8】本発明の実施の形態2における直交変調器中の
90°移相器の搬送波信号とクロック信号と位相関係が
変化した場合のタイミングチャート
【図9】(A)は本発明の実施の形態3における直交変
調器中の90°移相器の構成を示すブロック図、(B)
は移相器を構成するラッチのゲートが「Hi」、「Lo
w」になった時の動作状態を示す説明図
【図10】本発明の実施の形態3における90°移相器
のタイミングチャート
【図11】一般的な直交変調器の構成を示すブロック図
【図12】キャリアリークの発生原因を示す説明図
【図13】キャリアリークを抑圧する方法を示し説明図
【図14】従来の2逓倍2分周方式の90°移相器の構
成を示すブロック図
【図15】従来の2逓倍2分周方式の90°移相器をフ
リップフロップで構成した場合のブロック図
【図16】従来の2逓倍2分周方式の90°移相器にお
いてQ反転信号の初期値がLowの場合のタイミングチ
ャート
【図17】従来の2逓倍2分周方式の90°移相器にお
いてQ反転信号の初期値がHiの場合のタイミングチャ
ート
【符号の説明】
1 搬送波入力端子 2 直交ベースバンド信号I出力端子 3 直交ベースバンド信号Q出力端子 4 2逓倍回路(2逓倍手段) 5、6、7、8 Dタイプラッチ 9、10 Dタイプフリップフロップ 11、14 D入力端子 12、15 Q出力端子 13、16 クロック端子 17 Q反転出力端子 19 切替手段 20 制御信号入力端子 21 遅延回路 22 ゲート 30 90°移相器 31、32 ミキサ 33 加算器 34 搬送波入力端子 35 直交ベースバンド信号I出力端子 36 直交ベースバンド信号Q出力端子 37 直交変調出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される搬送波からそれぞれの位相が
    直交する2信号に変換し前記搬送波と前記直交する2信
    号との位相関係を不変にして出力する移相手段と、前記
    移相手段から出力される直交する2信号とそれぞれの位
    相が直交する2つの変調ベースバンド信号を掛け合わせ
    る第1及び第2の乗算手段と、前記第1及び第2の乗算
    手段の出力を加算する加算手段とを備えたことを特徴と
    する直交変調器。
  2. 【請求項2】 移相手段は、入力される搬送波を2逓倍
    する2逓倍手段と、前記2逓倍手段の出力に同期して前
    記搬送波の値の記憶及び保持を繰り返す複数の記憶回路
    を縦続接続して前記搬送波の位相を変化させる移相回路
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の直交変
    調器。
  3. 【請求項3】 移相手段は、入力される搬送波を2逓倍
    する2逓倍手段と、前記2逓倍手段の出力に同期して前
    記搬送波の値の通過及び保持を繰り返す複数の記憶回路
    を縦続接続して前記搬送波の位相を変化させる移相回路
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の直交変
    調器。
  4. 【請求項4】 移相手段は、入力される搬送波を2逓倍
    する2逓倍手段と、前記2逓倍手段の出力に同期して入
    力の値の通過及び保持を繰り返す複数の記憶回路を縦続
    接続して前記搬送波の位相を変化させる移相回路と、前
    記入力を前記搬送波または前記移相回路の出力に切り替
    える切替手段と、前記切替手段を制御する制御手段とか
    ら構成されることを特徴とする請求項1記載の直交変調
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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