JPH10284219A - セラミックヒータ - Google Patents
セラミックヒータInfo
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- JPH10284219A JPH10284219A JP9979697A JP9979697A JPH10284219A JP H10284219 A JPH10284219 A JP H10284219A JP 9979697 A JP9979697 A JP 9979697A JP 9979697 A JP9979697 A JP 9979697A JP H10284219 A JPH10284219 A JP H10284219A
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Abstract
の添加成分の量が最適の値に設定され、ひいては耐久性
に優れたセラミックヒータを提供する。 【解決手段】 セラミックヒータ1は、セラミック基体
中13に抵抗発熱体10を埋設して構成される。セラミ
ック基体13は、窒化珪素を主成分として炭化珪素を含
有する窒化珪素−炭化珪素系複合セラミックを主体とし
て構成される。また、抵抗発熱体10は、モリブデン珪
化物と窒化珪素とを主体とするモリブデン珪化物−窒化
珪素系複合セラミックで構成される。
Description
関し、例えばセラミックグロープラグ等に使用されるセ
ラミックヒータに関する。
されるセラミックヒータとして、絶縁性のセラミック基
体に対し、セラミック導電材料で構成された抵抗発熱体
を埋設した構造を有するものが知られている。セラミッ
ク発熱体の材質としては、例えばW炭化物、Mo珪化物
及びTi窒化物等の導電性セラミック成分を含有するも
のが使用されている(例えば、特開昭63−37587
号、同60−216484号、及び同63−81787
号の各公報)。また、セラミック基体の材質としては、
Si3N4あるいはAlNを主体とするセラミックが使用
されている。
熱を飽和温度で制御する場合、該飽和温度は、その抵抗
発熱体が該飽和温度でどの程度の電気抵抗値を有してい
るかで決まることとなる。そこで、抵抗発熱体は一般に
は、例えば絶縁性セラミック成分に対し導電性セラミッ
ク成分を配合した複合セラミックで構成され、それらの
配合比率により電気比抵抗を調整することが行われてい
る。そのようなセラミックヒータをグロープラグに使用
する場合、そのヒータ昇温性能に対しては、機関の始動
性を向上させるためになるべく短時間で飽和温度に到達
する、いわゆる速熱性が要求されることが多い。
ミック成分としては、なるべく大きい正の抵抗温度係数
を有するものを用いることが、速熱性のグロープラグを
実現する上で有利とされている。以下、簡単に理由を説
明する。まず、図8(a)に示すように、導電性セラミ
ック成分として、それぞれ室温でほぼ等しい電気比抵抗
は値R0を有するとともに抵抗温度係数がλ1、λ2(た
だしλ1>λ2:簡単のため、それぞれ温度によらず一定
の値を示すものと考える)である成分1と成分2につい
て考える。
抵抗はそれぞれ、 (成分1) R1=R0+λ1ΔT ‥‥‥(1) (成分2) R2=R0+λ2ΔT ‥‥‥(2) となるが、λ1>λ2であるから、飽和温度TSでは電気
比抵抗は前者のほうが高くなる。すなわち、 R1>R2 ‥‥‥(3) である。従って、図8(b)に示すように、抵抗発熱体
を構成する複合セラミック中の導電性セラミック成分の
配合量を、成分1を使用する材質Aにおいて、成分2を
使用する材質Bよりも多くすることによって、両材質A
及び材質Bは、同じ通電電圧でかつ所定の飽和温度TS
において、ほぼ同一の電気比抵抗を有するものとなる。
の状況について考えると、材質AのほうがBよりも導電
性セラミックの配合比率が多く、しかも成分1と成分2
の電気比抵抗は室温T0ではほぼ等しいことから、成分
1を使用する材質Aのほうが、成分2を使用する材質B
よりも複合セラミックの電気比抵抗は小さくなる。その
結果、抵抗温度係数の高い成分1を使用する材質Aの方
が通電初期において大電流を流すことができ、図9に示
すように、飽和温度TSに到達するまでの時間を短くす
ることができるようになる。
来のセラミックヒータが有する問題点について説明す
る。まず、その抵抗発熱体に使用されてきた導電性セラ
ミック成分のうち、W炭化物とTi窒化物とは、抵抗温
度係数が小さいため急速昇温が難しく、例えばこれをグ
ロープラグ等に使用した場合の速熱性が確保できなくな
る場合がある。一方、Mo珪化物は、これとは逆に比較
的大きな正の抵抗温度係数を有しており、急速昇温が可
能なセラミックヒータを得ることができる。しかしなが
ら、欠点として熱膨張係数が大きいため、例えばセラミ
ック基体を窒化珪素を主体に構成した場合に、加熱・冷
却のサイクルを繰り返すと、抵抗発熱体に上記熱膨張係
数の差に基づく応力集中が起こってヒータの通電耐久性
に問題が生ずる場合があった。
あるいは特開平6−251862号等の公報に開示され
ているように、セラミック基体中に、窒化珪素よりも熱
膨張係数の大きい金属硅化物、炭化物、窒化物あるいは
ホウ化物等のセラミックス成分(以下、調整セラミック
成分という)を添加して、上記線膨張係数の差を縮める
ことにより、通電耐久性を向上させる試みもなされてい
る。ところが、これら調整セラミック成分は含有量が増
すとセラミック基体の耐酸化性が低下し、グロープラグ
などに使用した場合は、エンジン中での酸素や硫黄ある
いはカルシウム等のアタックに対する耐食性が不足する
ことにつながる。例えば、このような調整セラミック成
分としてよく使用されるMo珪化物は、1000℃以下
の比較的低温域での耐酸化性が劣ることからセラミック
基体への配合量をそれほど大きくできず、通電耐久性改
善の効果は不十分なものとなる。
の導電性セラミック成分をMo珪化物で構成すると、セ
ラミック基体と抵抗発熱体との熱膨張係数の差に起因し
た通電耐久性の不足が生じ、これを改善するための調整
セラミック成分の添加もセラミック基体の高温耐食性確
保の観点から制限されるので、結果として速熱性と耐久
性とを両立させたセラミックヒータは実現できなかっ
た。
久性及び高温耐食性が良好なセラミックヒータを提供す
ることにある。
は、セラミック基体中に抵抗発熱体を埋設した構造を有
するセラミックヒータに関し、セラミック基体が、窒化
珪素を主成分として炭化珪素を含有する窒化珪素−炭化
珪素系複合セラミックを主体に構成され、抵抗発熱体
が、Mo珪化物と窒化珪素とを主体とするMo珪化物−
窒化珪素系複合セラミックで構成されたことを特徴とす
る。
抵抗発熱体がMo珪化物−窒化珪素系セラミックで構成
され、その主な導電性セラミック成分たるMo珪化物が
比較的大きな正の抵抗温度係数を有することから、速熱
性に優れたヒータ昇温性能が実現される。そして、本発
明の重要なポイントは、セラミック基体を、窒化珪素を
主成分として炭化珪素を含有する窒化珪素−炭化珪素系
複合セラミックにより構成した点にある。これによりセ
ラミックヒータは、通電耐久性が向上してしかも高温耐
食性が良好となり、例えば該セラミックヒータをセラミ
ックグロープラグ等に使用した場合において、エンジン
中での酸素、硫黄あるいはカルシウム等のアタックに対
する耐性に優れたものとなる。
由としては、セラミック基体に含有される炭化珪素の熱
膨張係数が同じくセラミック基体の主要成分である窒化
珪素よりも大きく、セラミック基体と抵抗発熱体との間
の熱膨張係数差を縮める調整セラミック成分の働きをな
し、それにより前述の応力集中が生じにくくなるためで
あると考えられる。また、高温耐食性が改善される理由
としては、炭化珪素は、それ自体が大気高温処理炉等の
抵抗発熱材料に使用されていることから推測される通
り、調整セラミック成分として従来使用されていたMo
珪化物と比べて高温耐食性にはるかに優れ、通電耐久性
を確保するために十分な量を配合しても、窒化珪素を主
体とするセラミック基体の高温耐食性を低下させない
(むしろ向上させることもありうる)ことが考えられ
る。
その炭化珪素の含有量を1〜30重量%の範囲で調整す
るのがよい。炭化珪素の含有量が1重量%未満になる
と、セラミック基体と抵抗発熱体との間の熱膨張係数差
を縮める作用が不十分となり、セラミックヒータの通電
耐久性が不足することにつながる。一方、炭化珪素は半
導体セラミックであり、含有量が30重量%を超えると
セラミック基体の絶縁抵抗が不足することにつながる。
炭化珪素の含有量は、より望ましくは3〜25重量%の
範囲で調整するのがよい。
ク中の炭化珪素については、直接的な定量分析が困難で
ある場合がある。このような場合には、炭素成分が全て
SiCの形で含有されていると仮定して算出されるSi
Cの推定含有量が1〜30重量%(望ましくは3〜25
重量%)となるように、その炭素成分の含有量が調整さ
れていればよい。例えば、窒化珪素−炭化珪素系複合セ
ラミック中の炭素含有量をガス分析あるいは化学分析等
の公知の分析手法にて分析し、その分析値に基づいてS
iCの推定含有量を見積もることができる。
クには、Cr成分を含有させることができる。Cr成分
を含有させることにより、セラミック基体の高温耐食性
をさらに向上させることができる。Cr成分は、例えば
Cr2O3、Cr2N、Cr3C2、CrSi2等のCr化合
物、あるいは金属CrやCr合金などの形で焼成時に配
合できる。なお、上記複合セラミック焼成中でCr成分
は各種化合物の形で存在すると考えられるが、CrSi
2の形で存在するものが多いと推測され、例えばCrS
i2以外の形で配合されたCr成分も、焼成中において
窒化珪素ないし炭化珪素の珪素と反応して少なくとも部
分的にCrSi2に転化することが多いと考えられる。
ミックは、Cr成分の含有量が0.06〜6.8重量%
となるように調整されていることが望ましい。Cr成分
の含有量が0.06重量%未満になると、Cr成分添加
によるセラミック基体の高温耐食性向上の効果が顕在化
しなくなる。一方、Cr成分の含有量が6.8重量%を
超えると焼結性が悪化して、セラミックヒータの通電耐
久性と高温耐食性が却って低下することにつながる。C
r成分の含有量は、望ましくは0.68〜3.4重量%
となるように調整するのがよい。
クにはCr化合物とともに、Nb、Ta、Mo及びWの
中から選ばれる1種以上の成分を例えば酸化物の形で含
有させることができる。この場合、次のような効果を達
成することができる。 窒化珪素を主体とするセラミック基体を、反応焼成後
再焼結する二段焼結法により製造する場合、Cr酸化物
は窒化促進剤として有効であり、また、Nb、Ta、M
o及びWの酸化物もこれと同様の効果がある。なお、C
r酸化物は、前述の通り焼成中に少なくとも部分的にC
rSi2等に転化する場合がある。 上記酸化物は、焼結助剤として有効であり、これを添
加することにより低温で焼結を促進することができる。
さらに、Cr酸化物とNb、Ta、Mo及びWの酸化物
(例えば、Nb2O5、Ta2O5、MoO3、WO3あるい
はそれらに近似の組成を有する非化学量論酸化物)とを
複合添加することにより、その相乗効果でさらに焼結性
が向上し、ホットプレスやHIP以外の焼結法、例えば
ガス圧焼結法等でも緻密な焼結体を容易に得ることが可
能となる。 上記焼結性の向上とともに、機械的特性(特に室温、
高温強度及び高温耐久性)に優れた焼結体が得られる。
Crと、Nb、Ta、Mo及びWの一種以上とを共添加
することにより、これらの元素の一部が珪化物の形で粒
界相として析出することが知られており、これが均一に
分散することにより特性が向上するものと推測される。
また、これらの珪化物は融点が1500〜2500℃と
非常に高く、焼結体の高温強度を向上させるとともに、
粒界すべりを抑制して耐クリープ性を向上させる効果も
期待できる。
は、上記窒化珪素−炭化珪素系複合セラミック中でそれ
ぞれすべてNb2O5、Ta2O5、MoO3及びWO3の酸
化物の形態で存在すると仮定して算出されるそれら酸化
物の推定合計含有量が0.1〜10重量%となるよう
に、その合計含有量を調整するのがよい。0.2重量%
未満の場合は、Cr酸化物との共添加による相乗作用の
効果が顕在化せず、他方10重量%を超えると粒界層が
過剰となり、高温強度が不足する場合がある。望ましく
は、それらの含有量は1〜5重量%とするのがよい。ま
た、Nb、Ta、Mo及びWの成分とCr成分との合量
は、Nb2O5、Ta2O5、MoO3、WO3ないしCr2
O3による同様の推定合計含有量が12重量%以下とな
るように調整するのがよい。12重量%を超えると、粒
界相が過剰となり高温強度が低下することにつながる。
該推定合計含有量は、望ましくは10重量%以下とする
のがよい。
クには、希土類元素酸化物を含有させることができる。
該希土類元素酸化物は主に焼結を促進させる焼結助剤成
分として機能する。希土類元素酸化物の合計含有量は、
1〜20重量%の範囲内で調整するのがよい。また、窒
化珪素−炭化珪素系複合セラミックが、Sc、Y、L
a、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、D
y、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれる1種又
は2種以上の希土類元素成分を含有していて、例えばそ
の希土類元素酸化物の含有量を直接同定することが困難
である場合には、それら希土類元成分が、Ceは全てC
eO2、Prは全てPr6O11、Tbは全てTb4O7、他
は全てM2O3(ただしMは、Ce、Pr及びTbを除く
前記希土類元素)の各組成式で表される希土類酸化物の
形で存在していると仮定して算出される、上記希土類元
素酸化物の推定合計含有量が1〜20重量%となるよう
に、該希土類元素成分の含有量が調整されていればよ
い。
成分と、上記希土類元素成分とが共添加される場合、前
述の酸化物の推定含有量に換算して前者の含有量をM
T、後者をMRとしてMR/MTが1/2〜5となるように
調整するのがよい。MR/MTが1/2未満になると、前
述の粒界相が過剰となり、高温強度及び耐クリープ性が
低下する場合があり、逆に5を超えると粒界相が不足し
て耐クリープ性改善効果が顕著でなくなる場合がある。
炭化珪素系複合セラミックを主体とする基質成分に対
し、窒化珪素−炭化珪素系複合セラミックよりも熱膨張
係数の大きい金属硅化物、金属炭化物、金属ホウ化物及
び金属窒化物の一種以上からなる調整セラミック成分を
主体とする調整セラミック粒子体が、調整セラミック成
分の合計含有量が10重量%以下となるように混在した
ものとして構成できる。これにより、セラミック基体の
通電耐久性をさらに向上させることができ、また、調整
セラミック成分の合計含有量が10重量%以下であれば
セラミック基体の高温耐食性が不足することもない。こ
の場合、調整セラミック粒子体の平均粒径は0.5〜1
5μmの範囲で調整するのがよい。調整セラミック粒子
体の平均粒径が0.5μm未満になると、調整セラミッ
ク成分が導電性を有する場合にはセラミック基体の絶縁
抵抗が確保できなくなる場合がある。一方、15μmを
超えるとセラミック基体の機械的強度ひいては通電耐久
性が不足する場合がある。
Nb、Ti、Mo、Zr、Hf、V、Crの各硅化物、
炭化物、ホウ化物及び窒化物の中から選ばれる1種又は
2種以上とすることができる。
窒化珪素系複合セラミックは、Mo珪化物の含有重量M
1と窒化珪素の含有重量M2との比M1/M2が、(20/
80)〜(85/15)の範囲で調整されていることが
望ましい。M1/M2が(20/80)未満になると、抵
抗発熱体として必要な導電性を確保できなくなる。ま
た、M1/M2が(85/15)を超えると、抵抗発熱体
の熱膨張係数が大きくなりすぎ、セラミック基体側の熱
膨張係数を最大限に大きくなるよう調整しても、セラミ
ックヒータの通電耐久性を十分に確保できなくなる場合
がある。M1/M2は、望ましくは(40/60)〜(8
5/15)の範囲で調整するのがよい。なお、Mo珪化
物の含有重量M1と窒化珪素の含有重量M2とを直接的に
同定することが困難である場合には、Mo珪化物−窒化
珪素系複合セラミック中のMo成分が全てMoSi2の
形で存在すると仮定して算出されるMoSi2の推定含
有量M1と、同じくその窒素成分が全てSi3N4の形で
存在すると仮定して算出されるSi3N4の推定含有量M
2との比M1/M2が(20/80)〜(85/15)
(望ましくは(40/60)〜(85/15))となる
ように、Mo成分及び窒素成分の含有量が調整されてい
ればよい。
ックには、希土類元素酸化物、炭化珪素、Cr化合物及
びV酸化物の1種以上を含有させることができる。セラ
ミック基体の場合と同様に、希土類元素酸化物は焼結を
促進させる焼結助剤としての役割を果たす。また、V酸
化物も焼結助剤として機能する。一方、炭化珪素は、抵
抗発熱体の熱膨張係数調整用としての役割を果たす。な
お、希土類酸化物、Cr化合物及びV酸化物は合計含有
量が30重量%以下となるように調整するのがよい。該
合計含有量が30重量%を超えると抵抗発熱体として必
要な導電性を確保できなくなる場合がある。
ックが、Cr成分及びV成分の1種以上を含有してい
て、例えば希土類酸化物、Cr化合物及びV酸化物の合
計含有量を直接同定することが不可能な場合は、Cr成
分は全てCr2O3の形で含有され、V成分は全てV2O5
の形で含有されていると仮定して算出されるそれらCr
2O3及びV2O5の推定合計含有量が30重量%以下とな
るように、Cr成分及びV成分の合計含有量が調整され
ていればよい。
に示す実施例を参照しつつ説明する。図1は、本発明に
係るセラミックヒータを使用したグロープラグを、その
内部構造とともに示すものである。すなわち、グロープ
ラグ50は、その一端側に設けられたセラミックヒータ
1と、そのセラミックヒータ1の先端部2が突出するよ
うにその外周面を覆う金属製の外筒3、さらにその外筒
3を外側から覆う筒状の金属ハウジング4等を備えてお
り、セラミックヒータ1と外筒3との間及び外筒3と金
属ハウジング4との間は、それぞれろう付けにより接合
されている。
により両端が弦巻ばね状に形成された結合部材5の一端
が外側から嵌合するとともに、その他端側は、金属ハウ
ジング4内に挿通された金属軸6の対応する端部に嵌着
されている。金属軸6の他方の端部側は金属ハウジング
4の外側へ延びるとともに、その外周面に形成されたね
じ部6aにナット7が螺合し、これを金属ハウジング4
に向けて締めつけることにより、金属軸6が金属ハウジ
ング4に対して固定されている。また、ナット7と金属
ハウジング4との間には絶縁ブッシュ8が嵌め込まれて
いる。そして、金属ハウジング4の外周面には、図示し
ないエンジンブロックにグロープラグ50を固定するた
めのねじ部5aが形成されている。
に、一方の基端部から延び先端部で方向変換して他方の
基端部へ至る方向変換部10aと、その方向変換部10
aの各基端部から同方向に延びる2本の直線部10bと
を有するU字状の抵抗発熱体(以下、単に発熱体とい
う)10を備え、その各両端部に線状又はロッド状の電
極部11及び12の先端部が埋設されるとともに、発熱
体10と電極部11及び12の全体が、円形断面を有す
る棒状のセラミック基体13中に埋設されている。発熱
体10は、方向変換部10aがセラミック基体13の末
端側に位置するように配置されている。
として炭化珪素を含有する窒化珪素−炭化珪素系複合セ
ラミックを主体として構成され、発熱体10は、Mo珪
化物と窒化珪素とを主体とするMo珪化物−窒化珪素系
複合セラミックで構成される。なお、Mo珪化物は、例
えばMoSi2、Mo5Si3ないしそれらの混合物であ
る。なお、電極部11及び12は、W、W−Re、M
o、Pt、ニオブ、ニクロム、タンタル等の金属線で構
成される。
炭化珪素系複合セラミックは、その炭化珪素の含有量が
1〜30重量%(望ましくは3〜25重量%)の範囲で
調整され、必要に応じてCr成分が添加される。また、
Cr成分の含有量は、0.06〜6.8重量%となるよ
うに調整される。なお、上記窒化珪素−炭化珪素系複合
セラミックを主体とする基質成分に対し、窒化珪素−炭
化珪素系複合セラミックよりも熱膨張係数の大きい金属
硅化物、金属炭化物、金属ホウ化物及び金属窒化物の一
種以上(例えば、W、Ta、Nb、Ti、Mo、Zr、
Hf、V、Crの各硅化物、炭化物、ホウ化物及び窒化
物のなかから選ばれる1種又は2種以上)からなる調整
セラミック成分を主体とする調整セラミック粒子体を、
該調整セラミック成分の合計含有量が10重量%以下と
なるように混在させてもよい。この場合、調整セラミッ
ク粒子体の平均粒径は0.5〜15μmの範囲で調整さ
れる。
窒化珪素系複合セラミックは、Mo珪化物の含有重量M
1と窒化珪素の含有重量M2との比M1/M2が、(20/
80)〜(85/15)(望ましくは(40/60)〜
(85/15))の範囲で調整され、必要に応じて希土
類酸化物、炭化珪素、Cr化合物及びV酸化物の1種以
上を含有させたものとして構成される。なお、希土類酸
化物、Cr化合物及びV酸化物を含有させる場合には、
それらの合計含有量は30重量%以下の範囲で調整され
る。
には、その電極部12の露出部12aを含む領域に、ニ
ッケル等の金属薄層(図示せず)が所定の方法(例えば
メッキや気相製膜法など)により形成され、該金属薄層
を介してセラミック基体13と外筒3とがろう付けによ
り接合されるとともに、電極部12がこれら接合部を介
して外筒3と導通している。また、電極部11の露出部
11aを含む領域にも同様に金属薄層が形成されてお
り、ここに結合部材5がろう付けされている。このよう
に構成することで、図示しない電源から、金属軸6(図
1)、結合部材5及び電極部11を介して発熱体10に
対して通電され、さらに電極部12、外筒3、金属ハウ
ジング4(図1)、及び図示しないエンジンブロックを
介して接地される。
いて説明する。まず、図3(a)に示すように、発熱体
10に対応したU字形状のキャビティ32を有した金型
31に対し電極材30を、その一方の端部が該キャビテ
ィ32内に入り込むように配置する。そしてその状態
で、発熱体10の原料粉末とバインダとを含有するコン
パウンド33を射出することにより、同図(b)に示す
ように、電極材30とU字状の発熱体用粉末成形部34
とが一体化された一体成形体35を作成する。なお、発
熱体用粉末成形部34はほぼ円形の断面を有するように
形成される。
形成するための原料セラミック粉末に若干のバインダを
添加・混合した後これを予め金型プレス成形することに
より、図4(a)に示すような、上下別体に形成された
分割予備成形体36,37を用意しておく。これら分割
予備成形体36,37は、上記一体成形体35に対応し
た形状の凹部38がその合わせ面39aに形成されてい
る。次いで、この凹部38に一体成形体35を収容し、
分割予備成形体36,37を該型合わせ面39aにおい
て型合わせする。そして、図5(a)に示すように、そ
の状態でこれら分割予備成形体36,37及び一体成形
体35を金型61のキャビティ61a内に収容し、パン
チ62,63を用いてプレス・圧縮することにより、図
5(b)及び図6(a)に示すように、これらが一体化
された複合成形体39が形成される。ここで、そのプレ
ス方向は、分割予備成形体36,37の合わせ面39a
に対しほぼ直角に設定される。
バインダ成分等を除去するために所定の温度(例えば約
800℃)で仮焼され、図6(b)に示す仮焼体39’
とされる。続いて図5(b)に示すように、この仮焼体
39’が、グラファイト等で構成されたホットプレス用
成形型65,66のキャビティ65a,66aにセット
される。仮焼体39’は、炉64内で両成形型65及び
66の間で加圧されながら所定の温度(例えば約180
0℃前後)で焼成されることにより、図6(c)に示す
ような焼成体70となる。このとき、図4(b)に示す
発熱体用粉末成形部34が発熱体10を、分割予備成形
体36,37がセラミック基体13をそれぞれ形成する
こととなる。また、各電極材30はそれぞれ電極部11
及び12となる。
すように、分割予備成形体36及び37の合わせ面39
aに沿う方向に圧縮されながら焼成体70となる。そし
て、図6(c)に示すように、発熱体用粉末成形部34
の直線部34bは、その円状断面が上記圧縮方向につぶ
れるように変形することにより、楕円状断面を有した発
熱体10の直線部10bとなる。次いで、図6(d)に
示すように、焼成体70の外周面に研磨等の加工を施す
ことにより、セラミック基体13の断面が円形に整形さ
れて最終的なセラミックヒータ1となる。
1は、発熱体10がMo珪化物−窒化珪素系セラミック
で構成され、その主な導電性セラミック成分たるMo珪
化物が例えばMoSi2を主体とするものである場合、
該MoSi2が比較的大きな正の抵抗温度係数を有する
ことから、速熱性に優れたヒータ昇温性能を有するもの
となる。また、セラミック基体13を、窒化珪素を主成
分として炭化珪素を含有する窒化珪素−炭化珪素系複合
セラミックにより構成することで、通電耐久性が向上し
てしかも高温耐食性が良好となり、例えば該セラミック
ヒータをセラミックグロープラグ等に使用した場合にお
いて、エンジン中での酸素、硫黄あるいはカルシウム等
のアタックに対する耐性に優れたものとなる。
用の粉末成形体に対し、発熱体用原料粉末のペーストを
用いて発熱体形状をパターン印刷し、これを焼成するこ
とによりその印刷パターンを焼結して、抵抗発熱体10
とするようにしてもよい。
ープラグに限らず、バーナ着火用あるいは酸素センサ用
の加熱素子等に使用することもできる。
製した。すなわち、平均粒径1μmのMoSi2粉末に対
し、窒化珪素(Si3N4)粉末と、Y2O3あるいはEr
2O3等の希土類元素酸化物粉末、炭化珪素(SiC)粉
末、及びCr成分原料粉末(例えばCr2O3、Cr
2N、Cr3C2、CrSi2等のCr化合物、あるいは金
属CrやCr合金など)及びV2O5から選ばれる少なく
とも1種とを、最終的に得られる抵抗発熱体の組成が表
1に示すものとなるように所定の比率で配合し、ボール
ミルを用いて溶媒とともに50hr湿式混合した。次
に、これにより得られる泥漿を150℃で12hr乾燥
後、これに所定量の有機バインダを添加してコンパウン
ドを作成し、ペレットにこれを造粒した。さらに、この
造粒コペレットを用いて図3(a)に示すように射出成
形し、同図(b)に示す一体成形体35を作成した。
ようにして調製した。まず、平均粒径0.7μmの窒化
珪素(Si3N4)粉末に対し、平均粒径0.8μmのY2
O3あるいはEr2O3等の希土類元素酸化物粉末と、平
均粒径0.3μmの炭化珪素(SiC)粉末と、必要に
応じてCr成分原料粉末(例えばCr2O3、Cr2N、
Cr3C2、CrSi2等のCr化合物、あるいは金属C
rやCr合金など)、及び調整セラミック成分粉末など
のその他の原料粉末とを、表1に示すセラミック基体組
成が得られるように所定量配合し、これをボールミルに
て湿式粉砕した。そして、これにさらの所定量のバイン
ダーを添加した後、スプレードライ法により乾燥させて
セラミック基体用原料粉末とした。
より、図4(a)に示す分割予備成形体36,37を作
成し、さらにこれと前述の一体成形体35とを前述の方
法により一体プレス成形して、図5(b)及び図6
(a)に示す複合成形体39を形成した。この複合成形
体39を、窒素雰囲気中で1750℃、300kgf/
cm2の条件でホットプレス焼成を30分行い、得られ
た焼成体の外面を研磨・整形することにより、直径3.
5mmのセラミックヒータとした。
ック基体及び抵抗発熱体の組成は、炭素、窒素の含有量
を化学分析により、また、各金属成分の含有量を蛍光X
線分析によりそれぞれ求め、これをもとに各窒化物、炭
化物、酸化物等の推定含有重量を算出した。なお、Cr
成分についてはその含有比率を重量%で示している。分
析結果を表1に合わせて示している。
験を行った。 (1)昇温性能試験:1150℃が飽和温度となる通電条
件で、セラミックヒータが800℃に到達するまでの時
間を測定。 (2)高温酸化試験:大気中において900℃ないし1
400℃でそれぞれ100hr保持したときの、セラミ
ック基体の酸化による重量増加を測定。 (3)高温酸化試験:CaSO4でセラミック基体を覆っ
て1100℃で20hr保持したときの、セラミック基
体の腐食による重量減少を測定。 (4)通電耐久性試験:セラミックヒータに対し一定の電
圧により通電し、1400℃に温度が平衡してから5分
保持した後、通電を停止して1分保持する工程を1サイ
クルとして、各セラミックヒータ毎にこれを10000
サイクル繰り返す。なお、10000サイクル後、1回
目の通電時よりも150℃以上の発熱温度の低下が見ら
れたものを不良、そうでなかったものを良とすることに
より判定する。 (5)冷熱サイクル試験:セラミックヒータを電気炉内に
入れ、プログラム制御によりこれを400℃と900℃
との間で加熱・冷却するサイクルを10000回繰り返
し、試験後にセラミック基体部分を切断・研磨して、そ
の表面を光学顕微鏡で観察する。結果を表2に示す。
実施例1〜13のセラミックヒータについては、昇温性
能試験において優れた速熱性を示し、セラミック基体の
高温耐食性、通電耐久性及び冷熱サイクルに対する耐久
性のいずれにも優れていることがわかる。一方、セラミ
ック基体に炭化珪素を含有させない比較例14のセラミ
ックヒータは、通電耐久性が不十分なものとなってい
る。また、発熱体の構成成分としてMo珪化物の代わり
にWCやTiNなど、他の導電性セラミックを使用した
ものは昇温性能において速熱性が不十分となっているこ
とがわかる。
ラグの一例を示す正面部分断面図。
る、複合成形体及び焼成体の断面形状変化を示す模式
図。
断面図。
抵抗温度係数と、得られるセラミックヒータの昇温特性
との関係を概念的に示す説明図。
Claims (12)
- 【請求項1】 セラミック基体中に抵抗発熱体を埋設し
た構造を有するセラミックヒータにおいて、 前記セラミック基体は、窒化珪素を主成分として炭化珪
素を含有する窒化珪素−炭化珪素系複合セラミックを主
体に構成され、 また、前記抵抗発熱体は、Mo珪化物と窒化珪素とを主
体とするMo珪化物−窒化珪素系複合セラミックで構成
されたことを特徴とするセラミックヒータ。 - 【請求項2】 前記窒化珪素−炭化珪素系複合セラミッ
クは、その炭化珪素の含有量が1〜30重量%となるよ
うに調整されている請求項1記載のセラミックヒータ。 - 【請求項3】 前記窒化珪素−炭化珪素系複合セラミッ
クは、炭素成分が全てSiCの形で含有されていると仮
定して算出されるSiCの推定含有量が1〜30重量%
となるように、前記炭素成分の含有量が調整されている
請求項1又は2に記載のセラミックヒータ。 - 【請求項4】 前記窒化珪素−炭化珪素系複合セラミッ
クは、Cr成分を含有するものである請求項1ないし3
のいずれかに記載のセラミックヒータ。 - 【請求項5】 前記窒化珪素−炭化珪素系複合セラミッ
クは、前記Cr成分の含有量が0.06〜6.8重量%
となるように、前記Cr成分の含有量が調整されている
請求項4記載のセラミックヒータ。 - 【請求項6】 前記窒化珪素−炭化珪素系複合セラミッ
クは、希土類元素酸化物を含有する請求項1ないし5の
いずれかに記載のセラミックヒータ。 - 【請求項7】 前記窒化珪素−炭化珪素系複合セラミッ
クは、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、E
u、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu
から選ばれる1種又は2種以上の希土類元素成分を含有
し、 それら希土類元成分は、Ceは全てCeO2、Prは全
てPr6O11、Tbは全てTb4O7、他は全てM2O
3(ただしMは、Ce、Pr及びTbを除く前記希土類
元素)の各組成式で表される希土類元素酸化物の形で存
在していると仮定して算出される該希土類元素酸化物の
推定合計含有量が1〜20重量%となるように、前記希
土類元素成分の含有量が調整されている請求項1ないし
6のいずれかに記載のセラミックヒータ。 - 【請求項8】 前記セラミック基体は、前記窒化珪素−
炭化珪素系複合セラミックを主体とする基質成分に対
し、窒化珪素−炭化珪素系複合セラミックよりも熱膨張
係数の大きい金属硅化物、金属炭化物、金属ホウ化物及
び金属窒化物の一種以上からなる調整セラミック成分を
主体とする調整セラミック粒子体を、前記調整セラミッ
ク成分の合計含有量が10重量%以下となるように混在
させたものである請求項1ないし7のいずれかに記載の
セラミックヒータ。 - 【請求項9】 前記調整セラミック粒子体の平均粒径が
0.5〜15μmの範囲で調整されている請求項8記載
のセラミックヒータ。 - 【請求項10】 前記調整セラミック成分は、W、T
a、Nb、Ti、Mo、Zr、Hf、V、Crの各硅化
物、炭化物、ホウ化物及び窒化物のなかから選ばれる1
種又は2種以上からなるものである請求項8又は9に記
載のセラミックヒータ。 - 【請求項11】 前記Mo珪化物−窒化珪素系複合セラ
ミックは、前記Mo珪化物の含有重量M1と前記窒化珪
素の含有重量M2との比M1/M2が、(20/80)〜
(85/15)の範囲で調整されている請求項1ないし
10のいずれかに記載のセラミックヒータ。 - 【請求項12】 前記Mo珪化物−窒化珪素系複合セラ
ミックは、そのMo成分が全てMoSi2の形で存在す
ると仮定して算出されるMoSi2の推定含有量M1と、
同じくその窒素成分が全てSi3N4の形で存在すると仮
定して算出されるSi3N4の推定含有量M2との比M1/
M2が(20/80)〜(85/15)となるように、
前記Mo成分及び窒素成分の含有量が調整されている請
求項1ないし11のいずれかに記載のセラミックヒー
タ。
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