JPH10283798A - 集積回路メモリ・デバイス及びその試験方法 - Google Patents

集積回路メモリ・デバイス及びその試験方法

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JPH10283798A
JPH10283798A JP9337641A JP33764197A JPH10283798A JP H10283798 A JPH10283798 A JP H10283798A JP 9337641 A JP9337641 A JP 9337641A JP 33764197 A JP33764197 A JP 33764197A JP H10283798 A JPH10283798 A JP H10283798A
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memory
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Brent S Haukness
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    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
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    • G11C29/38Response verification devices
    • G11C29/40Response verification devices using compression techniques

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路メモリ・デバイスの試験速度を増加
させた前記メモリ・デバイス及びその試験方法を提供す
る。 【解決手段】 メモリ・デバイス(10)を試験する読
み出し動作において、そのY選択線(18)及び複数の
ワード線(16)を活性化し、前記メモリ・デバイス
(10)における複数のメモリ・セルを選択すると共
に、これらのメモリ・セルを異なる複数の副増幅器回路
(24)に接続してその主増幅器回路(28)に給電さ
せる。各主増幅器回路(28)は、選択された複数のメ
モリ・セルが同一のデータ状態にあれば、選択された複
数のメモリ・セルのデータ状態を表すデータ出力(DO
UT)を出力し、逆に選択された複数のメモリ・セルが
異なるデータ状態にあれば、エラー信号(ERROR)
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して集積回路メ
モリ・デバイス及びその試験を行う方法に関し、特にメ
モリ・セルの試験の速度を高めるように電流モードのデ
ータ圧縮試験モードを有する集積回路メモリ・デバイ
ス、及びこのモードにおいて試験を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、集積回路メモリ・デバイスに
は、データを記憶する膨大な数のメモリ・セルを含むメ
モリ・アレーが含まれている。このようなメモリ・デバ
イスを製作する際に、そのメモリ・セルへの書き込みデ
ータ、及びそのメモリ・セルからの読み出しデータを試
験してこのメモリ・デバイスに欠陥メモリ・セルが存在
するか否かを判断することは重要である。集積回路メモ
リ・デバイスのメモリ・セルを試験する通常の処理は、
試験する必要のある膨大な数のメモリ・セルのために、
時間が掛かることがある。このような通常の試験処理に
は、メモリ・セルにデータを書き込むこと、メモリ・セ
ルからデータを読み出すこと、及びデータの読み出しが
書き込まれたデータと同一であるか否かを調べることが
含まれる。通常、各読み出しにより、メモリ・アレー用
の1行のメモリ・セルを試験することができる。時間が
掛かるために、メモリ・セルを試験モードにおいて試験
することができる速度を増加させることが望まれてい
る。この速度を増加させるための一つのアーキテクチャ
が「高速度並列試験アーキテクチャ(High Spe
ed Parallel Test Architec
ture)」と題し、ルーンツリー(Rountre
e)に対して発行された米国特許第5,305,266
号により開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、電流
モードのデータ圧縮試験モードを有し、従来の集積回路
メモリ・デバイスの問題及び欠点を除去又は軽減する集
積回路メモリ・デバイスが提供される。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の一特徴によれ
ば、電流モードのデータ圧縮試験モードを有する集積回
路メモリ・デバイスが提供される。このメモリ・デバイ
スには複数のサブアレーのメモリ・セルを有するメモリ
・アレーが含まれている。メモリ・セルは読み出し動作
のためにY選択線及びワード線により選択される。選択
されたメモリ・セルは、ビット線、センスアンプ、副入
力/出力線、副増幅器回路及び主入力/出力線を介して
主増幅器回路に接続される。通常の読み出し動作におい
て、各主増幅器回路は、選択されたメモリ・セルのデー
タ状態を表すデータ出力を供給するように動作可能であ
る。試験モードの読み出し動作において、各主増幅器回
路は、選択された複数のメモリ・セルが同一のデータ状
態であれば、選択された複数のメモリ・セルのデータ状
態を表すデータ出力を供給するように、また選択された
複数のメモリ・セルが異なるデータ状態であれば、エラ
ー信号を供給するように動作可能である。試験モードの
読み出し動作は、Y選択線及び複数のワード線を活性化
して異なる副増幅器回路に接続されている複数のメモリ
・セルを選択し、これらの副増幅器回路が同一の主増幅
器回路を給電することを特徴とする。
【0005】本発明の他の特徴によれば、集積回路メモ
リ・デバイスを試験する方法が提供される。Y選択線及
び複数のワード線は活性化されて複数のメモリ・セルを
選択する。複数のワード線は、選択された前記メモリ・
セルが異なる副増幅器回路に接続され、これらの副増幅
器回路が同一の主増幅器回路を給電するように、活性化
される。前記選択されたメモリ・セルが同一のデータ状
態にあれば、各主増幅器回路から、前記選択されたメモ
リ・セルのデータ状態を表すデータ出力を発生し、また
前記選択されたメモリ・セルが異なるデータ状態にあれ
ば、各主増幅器回路から、エラー信号を発生する。前記
活性化及び発生は、メモリ・デバイスのメモリ・アレー
における全てのメモリ・セルが試験されるまで反復され
る。
【0006】本発明の技術な効果は、メモリ・デバイス
におけるメモリ・セルを試験することができる速度が係
数2により増加することである。この増加を、メモリ・
デバイスにおけるメモリ・アレーの設計に変更を必要と
することなく、実現することができる。
【0007】本発明の技術的な他の効果は、2行のメモ
リ・アレーを同時に活性化してこの2行からのデータを
共通入出力線へ送出するテスト・モードにある。そこ
で、入力/出力線上に、解析によりこの2行におけるデ
ータが正しかか正しくないかを判断することができるデ
ータ状態を含む3状態電流モード信号を発生する。
【0008】本発明及びその効果の更なる完全な理解
は、添付図面に関連して以下の説明を参照することによ
り得られ、同一参照番号は同一構成を表している。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は電流モードのデータ圧縮試
験モードを有し、概要的に10に示されている集積回路
メモリ・デバイスの一実施例のブロック図である。特
に、説明する実施例はダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ(DRAM)デバイスである。図1はメモリ
・デバイス10用の入出力(I/O)データ・パスを示
す。メモリ・デバイス10には、複数のメモリ・セルを
それぞれ含む多数のメモリ・サブアレー12が含まれて
いる。各メモリ・サブアレー12内のメモリ・セルは、
ビット線14及びワード線16に接続されている。図1
に示すように、電流モードのデータ圧縮試験モードにお
いて、2本のワード線16(例えば、活性ワード線#1
及び活性ワード線#2)は活性である。メモリ・デバイ
ス10には複数のY選択(YS)線18が含まれてお
り、YS線18はメモリ・デバイス10内の特定の1列
を選択するために用いられる。続いて、ビット線14が
センスアンプ20に接続されており、これらのセンスア
ンプ20はサブ入力/出力(SIO)線22に接続され
ている。SIO線22は、示すように、副増幅器回路2
4を給電し、これらの副増幅器回路24は主入出力(M
IO)線26に接続されている。MIO線26は主増幅
器回路28に接続されており、これらの主増幅器回路2
8はメモリ・デバイス10に関するデータ出力を供給す
ることができる。図1の入出力機構において、SIO線
22は複数バンクのセンスアンプ20を通っており、そ
れぞれの副増幅器回路24を介してMIO線26に接続
されている。MIO線26は多数のセンスアンプ20に
より共有されており、従って多数組のSIO線22が各
組のMIO線26に接続されている。
【0010】通常の読み出し動作において、メモリ・デ
バイス10における1行のメモリ・セルは、ワード線1
6(例えば、ワード線#1)を活性化することにより、
活性化される。そこで、データはその行に対するセンス
アンプ20により検知される。メモリ・デバイス10か
らデータを読み出すときは、読み出しエネーブル(RE
信号を主張してセンスアンプ20に対する副増幅器回路
24を活性化することができる。次いで、特定の列アド
レスに対するYS線18を主張して選択されたセンスア
ンプ20を1組のSIO線22に接続することができ
る。次いで、データはセンスアンプ20からSIO線2
2へ、更に副増幅器回路24を介してMIO線26に転
送される。続いて、MIO線26はメモリ・デバイス1
0のメモリ・アレー端に位置する主増幅器回路28によ
り検知される。通常の書き込み動作では、データをMI
O線26上に主張することができる。次いで、書き込み
エネーブル(WE)信号を主張してMIO線26を直
接、副増幅器回路24におけるSIO線22に接続する
ことができる。次いで、YS線18を主張してSIO線
22上のデータをセンスアンプ20に接続する。以下の
説明では、活性化した1本のYS線18のデータ・ビッ
トのうちの一ビットについてのみ行う。
【0011】電流モードのデータ圧縮試験モードでは、
2組のセンスアンプ20を同時に活性化するように、第
2のワード線(例えば、ワード線#2)が主張される。
この第2のワード線上の唯一の制限は、行アドレスがセ
ンスアンプ20及び副増幅器回路24を共有する隣接メ
モリ・サブアレー12に存在しはならないことである。
この試験モードにおいて読み出し動作を実行するとき
は、共に活性バンクのセンスアンプ20に対して、RE
信号を主張し、センスアンプ20は2つの副増幅器回路
24をそれぞれの対のMIO線26に接続する。次い
で、2バンクのセンスアンプ20からのデータを対応す
るSIO線22及び活性な2つの副増幅器回路24に接
続するように、YS線18を主張させる。このようにし
て、副増幅器回路24は、活性なSIO線22上のデー
タ状態に従って、このような3状態信号をMIO線26
上に形成する特徴を有する。MIO線26上の信号は、
活性な両対のSIO線22上のデータが「0」であれば
第1の状態を取り、SIO線22の両対上のデータが
「1」であれば第2の状態を取り、また両対のSIO線
22上のデータが逆であれば第3の状態を取る。電流モ
ードのデータ圧縮試験モードにおいて、主増幅器回路2
8は、この3つの状態信号を読み込んで、いずれの状態
が存在するのか、及びエラーが存在するか否かを表す出
力を供給するように、設計されている。電流モードのデ
ータ圧縮試験モードでは、メモリ・デバイス10におけ
る1行以上を一時に試験することにより、メモリ・デバ
イス10のメモリ・セルを試験するために必要とされる
時間を減少させている。
【0012】図2はメモリ・デバイス10における副増
幅器回路24の一実施例の回路図である。図示のよう
に、副増幅器回路24はセンスアンプ20から一対のS
IO線22を導入している。SIO線22には対のSI
O及びSIOB線が含まれ、これらはそれぞれ電圧レベ
ルVSIO及びVSIOBを有する。図2に示すよう
に、SIO線は第1のノードNODE 1に接続され、
またSIOB線は第2のノードNODE 2に接続され
ている。プリチャージ/等化デバイス30はノードNO
DE 1とノードNODE 2との間に接続されてい
る。複数のNチャネル・トランジスタ32、34、3
6、38、40、42及び44は、図示のように接続さ
れている。Nチャネル・トランジスタ32、38及び4
0は、第3のノードNODE 3に接続されて、読み出
しエネーブル(RE)信号を導入している。Nチャネル
・トランジスタ42及び44は、第5のノードNODE
5に接続されて、書き込みエネーブル(WE)信号を
導入している。副増幅器回路24の出力はMIO線26
を介して主増幅器回路28に供給される。SIO線22
と同様に、MIO線26にはMIO及びMIOB線が含
まれている。通常、図2の副増幅器回路24は、DRA
Mメモリ・デバイスにおいて典型的に用いられている半
直接検知回路である。
【0013】読み出し動作では、RE信号をハイに主張
してNチャネル・トランジスタ32、38及び40をオ
ンにする。SIO及びSIOB線はプリチャージ/等化
デバイス30によりハイにプリチャージされ、従ってN
チャネル・トランジスタ34及び36がオンにされる。
これは電流IがMIO及びMIOB線の両者を介して
流れるようにする。YS線が主張されると、SIO線又
はSIOB線がセンスアンプにおけるデータ状態に従っ
てローに引っ張られ、かつNチャネル・トランジスタ3
4か又はNチャネル・トランジスタ36がオフにされ
る。これはIMIO又はIMIOBを0となるようにさ
せる。従って、異なる電流IMIO−IMIOBは、M
IO線26上に存在し、一旦SIO線22が完全に分離
されると、0から開始して±Iとなる。そこで、メモ
リ・デバイス10の端に位置する主増幅器回路28がこ
の電流モードの信号を検出することができる。この副増
幅器回路の動作は以下の表に要約される。
【0014】
【表1】
【0015】SIO線22にデータを書き戻すときは、
MIO線26上にデータを書き込み、かつWE信号をハ
イに主張する。これによりMIO線26がNチャネル・
トランジスタ42及び44を介して直接、SIO線22
に接続される。次いで、データをSIO線22からセン
スアンプ20に転送するように、YS線18を主張する
ことができる。
【0016】図3は電流モードのデータ圧縮試験モード
において動作する副増幅器回路回路24の一実施例の回
路図である。図示のように、2つのセンスアンプ20
は、電圧レベルVBL1、VBL1B、VBL2、VB
L2Bを有する2対のビット線14を導入している。2
つのセンスアンプ20はYS線18により選択されて、
SIO線22を介して2つの副増幅器回路24を給電し
ている。以上で述べたように、各副増幅器回路24は、
書き込みエネーブル(WE1及びWE2)信号、及び読
み出しエネーブル(RE1及びRE2)を導入してい
る。副増幅器回路24はMIO線26に接続されて、M
IO線26は主増幅器回路28を給電している。加え
て、MIO書き込みドライバ回路48はMIO線26に
接続されている。試験モードにおいて活性化された2本
のワード線16を介してデータを書き込むときは、WE
1及びWE2信号の両者を主張にする。これによって、
MIO線26がSIO線22(SIO1/SIO1B及
びSIO2/SIO2B)に直接、接続される。更に、
YS線18をハイに主張して、データがMIO線26か
らSIO線22及び両センスアンプ20に転送される。
試験モードにおいてデータを読み出すときは、RE1及
びRE2信号を共に主張し、従って副増幅器回路24は
共にMIO線26に接続される。読み出し動作の開始時
に、両対のSIO線22がハイにプリチャージされ、従
って21に等しい電流がMIO線26に流れる。そこ
で、YS線18を主張して、センスアンプ20(SA
1)からのデータをSIO1/SIO1Bに転送し、ま
た第2のセンスアンプ20(SA2)からのデータをS
IO2/SIO2Bに転送する。そのときに、MIO線
26における最終電流は、以下のテーブルに示すよう
に、2つのセンスアンプ20におけるデータ状態に従
う。
【0017】
【表2】
【0018】両センスアンプ20が同一データを含むと
きは、図から明らかなように、最終的な差動MIO電流
が±21となる。しかし、2つのセンスアンプ20が
逆のデータを有するときは、Iの電流がMIO及びM
IOB線の両方に流れて、差動MIO電流は0となる。
このような構造を用いて、選択された両センスアンプ2
0に同一データを書き込み、次いで読み出し、かつ記憶
したデータが同一であるか否かをチェックする。ノーで
あれば、データを記憶しているメモリ・セルのうちの一
つは不良である。この試験モードは、集積回路メモリ・
デバイスを試験するために主張しなければならない行ア
ドレス数を半分に低減させることができる。
【0019】図4は概要的に28により示す電流ミラー
主増幅器回路の一実施例の回路図である。図4の主増幅
器回路28の構成は、IEEE半導体回路雑誌(Jou
rnal of Solid−State Circu
it)、第26巻、第11号、1991年11月、第1
493頁〜第1497頁により発行された「64−B並
列データ・バス・アーキテクチャを有する40−NS
64−MB DRAM(A 40−NS 64−MB
DRAM with 64−B Parallel D
ata Bus Archtecture)」と題する
論文において富士通により提案された電流検知データ・
バス増幅器と本質的に同一である。しかし、図4の主増
幅器回路28は、この論文において開示された増幅器と
逆に、MIO線26上の電流IMIO及びIMIOBが
ほぼ等しいときに、エラー条件を検出するように用いら
れる。図4に示すように、主増幅器回路28は電流IM
IO及びIMIOBを搬送するMIO線26を導入して
いる。複数のPチャネル・トランジスタ60、62、6
4、66、68及び70は、図示のように、MIO線2
6間に接続されて、一対の電流ミラー回路を形成してい
る。複数のNチャネル・トランジスタ72、74、76
及び78は、図示のように、Pチャネル・トランジスタ
に接続されてPチャネル・トランジスタにより形成され
た複数の電流ミラー回路を互いに結合させる。
【0020】図示の実施例において、電流IMIO及び
IMIOBが同一のときは、電流IOUT1及びIOU
T2が同一となるように、またIMIOとIMIOBと
の間に差が存在するときは、電流IOUT1及びIOU
T2が逆極性のものとなるように、主増幅器回路28の
Pチャネル・トランジスタ及びNチャネル・トランジス
タが構築される。Pチャネル・トランジスタは、これら
Pチャネル・トランジスタに関して電流ミラー係数m1
を形成するトランジスタの幅の比が以下のものとなるよ
うに、選択される。即ち、
【0021】
【数1】m1:W2/W1=W3/W1=W5/W4=
W6/W4
【0022】Nチャネル・トランジスタは、これらNチ
ャネル・トランジスタに関する電流ミラー係数m2を形
成しているトランジスタの幅の比が、以下のものとなる
ように、選択される。即ち、
【0023】
【数2】m2=W8/W7=W9/W10
【0024】Pチャネル・トランジスタ及びNチャネル
・トランジスタは、このようにして設定された電流ミラ
ー係数により、以下に従って電流IOUT1及びIOU
T2を発生するように動作する。即ち、
【0025】
【数3】 IOUT1=m1(IMIO−m2IMIOB) IOUT2=m1(IMIOB−m2IMIO)
【0026】次いで、主増幅器回路28はNODE2か
ら出力ロジック80への出力VOUT1/IOUT1、
及びNODE4から出力ロジック80への出力VOUT
2/IOUT2を供給する。続いて、出力ロジック80
は、データ出力信号DOUT及びエラー信号ERROR
を供給する。主増幅器回路28はMIO線26上のIM
IO及びIMIOB線に基づいて出力VOUT1/IO
UT1、及びVOUT2/IOUT2を発生するように
動作する。
【0027】以下のテーブルは、センスアンプ20にど
のようなデータが存在するかに基づいた出力電流IOU
T1及びIOUT2を示す。
【0028】
【表3】
【0029】活性化された両センスアンプに同一データ
が存在する試験モード動作のとき、及び通常の動作のと
きに、2つの出力に逆電流の流れが存在することに注意
すべきである。2つのセンスアンプに異なるデータ(即
ち、エラー条件)が存在する試験モード動作のときは、
m1及びm2の相対値に従って正又は負になる2出力に
同一の電流が流れる。主増幅器回路の出力ノードNOD
E 2及びNODE4にはコンデンサ負荷のみが取り付
けられているものと仮定すると、以下の関係が発生す
る。もしIOUT1が正ならば、VOUT1はハイ電圧
になり、IOUT1が負ならば、VOUT1はロー電圧
になる。同一の関係はIOUT2及びVOUT2にも適
用される。従って、出力ロジック80に適当なロジック
を用いることにより、主増幅器回路28は、試験モード
でないときに通常に機能すると共に、試験モードにおけ
るエラー状態を検出するために用いられる。
【0030】図5A及び図5Bは出力ロジック80の実
施例の回路図である。図5Aの実施例は、m2の値が1
より大きいときに適している。m2が1より大きいとき
は、m1(1−m2)Iが負となり、また試験モード
においてエラー状態が存在するときは、VOUT1及び
VOUT2が共に論理ローとなる。図5Aの実施例で
は、VOUT2はインバータ82の入力に接続され、イ
ンバータ82はデータ出力DOUTを供給する。VOU
T2及びVOUT1は共にNORゲート84に供給さ
れ、NORゲート84はエラー信号ERRORを供給す
る。この場合に、m2は1より大きく、エラー状態に対
する出力電流は、VOUT1及びVOUT2時に論理ロ
ーを発生する。従って、出力DOUT及びERRORは
以下の表に示すようになる。
【0031】
【表4】
【0032】DOUTは、図から明らかなように、通常
の動作において適当なデータを供給し、かつERROR
は「ドント・ケア」である。エラーが存在しない試験モ
ードの動作では、ここでもDOUTが適当なデータを供
給し、かつエラーがローである。しかし、エラー状態が
存在し、かつ2センスアンプにおけるデータが異なるの
であれば、ERRORは、論理ハイによってその状態を
知らせる。
【0033】図5Bの実施例は、m2の値が1より小さ
いときに適している。m2が1より小さいときは、m1
(1−m2)Iの値が正となる。また、試験モードに
おいて、エラー状態が存在すれば、VOUT1及びVO
UT2は共に論理ハイとなる。図5Bにおいて、VOU
T2はインバータ86の入力に接続され、インバータ8
6はデータ出力DOUTを供給する。VOUT2及びV
OUTIはNANDゲート88の入力として供給され、
NANDゲート88はその出力をインバータ90に供給
している。インバータ90の出力はエラー信号ERRO
Rを供給する。この場合に、エラー状態に対する出力電
流は、VOUT1及びVOUT2に対して共に正であ
り、論理ハイを発生する。出力DOUT及びERROR
は、以下の表に示すようになる。
【0034】
【表5】
【0035】DOUTは、図から明らかなように、通常
の動作において適当なデータを供給し、かつERROR
は「ドント・ケア」である。エラーが存在しない試験モ
ードの動作において、ここでもDOUTは適当なデータ
を供給し、かつERRORはローとなる。エラー状態が
存在し、かつ2つのセンスアンプにおけるデータが異な
る場合は、ERRORがその状態を論理ハイによって知
らせる。
【0036】従って、出力ロジック80の通常の動作に
おいていずれも、エラー信号ERRORは無視され、か
つ差動MIO線上のデータはシングル・エンドのデータ
信号DOUTに変換される。試験モードの動作のとき
は、活性な2つのセンスアンプから逆のデータが読み出
されるエラー状態が存在するのであれば、エラー信号E
RRORはハイとなる。エラー信号ERRORがローで
あれば、活性な2つのセンスアンプが同一データ状態を
有し、かつDOUT信号が読み出されたデータ状態の値
を取る。勿論、この値は、両センスアンプが正しくない
データを有しないことを保証するように、期待値と比較
される必要がある。
【0037】本発明は、多数行におけるメモリ・セルを
同時に試験することにより、集積回路メモリ・デバイス
をより速やかに試験できるようにする。メモリ・デバイ
スの試験は製造プロセスの重要かつ本質的な部分であ
る。本発明によれば、選択されたメモリ・セルが異なる
副増幅器回路回路に接続され、これら副増幅器回路を給
電するように、Y選択線及び複数のワード線を活性化し
て複数のメモリ・セルを選択する。そのときに、選択さ
れたメモリ・セルが同一のデータ状態であれば、主増幅
器回路は、選択されたメモリ・セルのデータ状態を表す
データ出力を発生する。選択されたメモリ・セルが異な
るデータ状態にあれば、各主増幅器回路は、エラー信号
を発生する。Y選択線及びワード線の活性化と、データ
出力及びエラー信号の発生とは、メモリ・デバイスのメ
モリ・アレーにおける全てのメモリ・セルを試験するま
で、反復される。次いで、製造プロセスを継続するため
に、不合格のデバイスから試験を通過したメモリ・デバ
イスを分離することができる。
【0038】図6〜図12は、図1〜図5Bに関して示
し、かつ説明したメモリ・デバイス10の挙動に関する
種々の信号のタイミング図を示す。図6は「0」読み出
し動作の一実施例のタイミング図である。このタイミン
グ図は、2つのセンスアンプに対する読み出しエネーブ
ル信号VRE1、VRE2(勿論、通常の読み出しにお
いては1センスアンプのみが用いられる)、及びこれら
のセンスアンプに対する書き込みエネーブル信号VWE
1及びVWE2を示す。図6は読み出しているメモリ・
セルに関するYS線VYS上の信号を示す。図6は、更
に、センスアンプにより検知されるビット線上の信号V
BL1、VBL1B、VBL2及びVBL2Bと、セン
スアンプにより駆動されているSIO線上の信号VSI
O1、VSIOB1、VSIO2及びVSIOB2と、
MIO線上の信号VMIO及びVMIOBとを示す。図
6は、更に、主増幅器回路の出力信号VMIO及びVM
IOBと共に、データ出力信号VDOUT及びエラー信
号VERRORを示す。最後に、図6は、主増幅器回路
のときに現在の出力信号IMO及びIMIOBを示す。
図6は、図から明らかなように、第1のセンスアンプに
より検知されたメモリ・セルから「0」を読み出してい
るときの信号を示す。図7は「1」の読み出し動作の一
実施例のタイミング図である。図7は第1のセンスアン
プから「1」を読み出していることを除き、図6と同一
信号を示す。
【0039】図8は両センスアンプにおける「0」によ
る電流モードのデータ圧縮試験モード動作の一実施例の
タイミング図であり、また図9は両センスアンプにおけ
る「1」による電流モードのデータ圧縮試験モード動作
の一実施例のタイミング図である。図8及び図9は、試
験している2つのメモリ・セルが期待した同一データ状
態を保持している状況において前述した同一組の信号を
示す。
【0040】図10は第1のセンスアンプにおける
「0」及び第2のセンスアンプにおける「1」による電
流モードのデータ圧縮試験モード動作の一実施例のタイ
ミング図である。また、図11は第1のセンスアンプに
おける「1」及び第2のセンスアンプにおける「0」に
よる電流モードのデータ圧縮試験モード動作の一実施例
のタイミング図である。図10及び図11は、ここでも
同一組の信号を示す。しかし、図10及び図11におい
て、試験している2つのメモリ・セルが異なるデータ状
態を保持しており、従ってエラーがエラー信号VERR
ORによって示される。
【0041】図12は電流モードのデータ圧縮試験モー
ドによる書き込み動作の実施例の一実施例のタイミング
図である。図12は、2つのセンスアンプに接続された
メモリ・セルにデータが書き込まれている状況における
同一組の信号を示す。同一のデータは、2つのワード線
によりアクセスされた複数のセルに書き込むことが可能
とされ、次いでこれらのセルを以上で述べたように試験
することが可能とされる。ここで提供された電流モード
のデータ圧縮試験モード機構は、あらゆるメモリ・アレ
ーを試験するために、アクセスしなければならない行ア
ドレスの数を多数分の1に減少可能にする。加えて、メ
モリ・デバイスにおけるメモリ・アレーのアーキテクチ
ャ即ちレイアウトを変更することなく、メモリ・デバイ
ス上で、この試験モードを実施することができる。
【0042】本発明を詳細に説明したが、特許請求の範
囲により定義された本発明の精神及び範囲から逸脱する
ことなく、種々の変更、置換及び交換を行い得ることを
理解すべきである。
【0043】以上の項に関して更に以下の項を開示す
る。
【0044】(1) 集積回路メモリ・デバイスにおい
て、複数のサブアレーのメモリ・セルを有するメモリ・
アレーであって、前記メモリ・セルが読み出し動作のた
めにY選択線及びワード線により選択され、かつ選択さ
れたメモリ・セルがビット線、センスアンプ、副入力/
出力線、副増幅器回路、及び主入力/出力線を介して主
増幅器回路に接続される前記メモリ・アレーを備え、各
主増幅器回路は、通常の読み出し動作において、選択さ
れたメモリ・セルのデータ状態を表すデータを提供し、
かつ、試験モードの読み出し動作において、選択された
複数のメモリ・セルが同一のデータ状態を有するのであ
れば、選択された複数のメモリ・セルのデータ状態を表
すデータ出力を提供するように、また選択された複数の
メモリ・セルが異なるデータ状態にあれば、エラー信号
を提供するように動作可能であり、前記試験モードの読
み出し動作は、Y選択線及び複数のワード線を活性化し
て異なる副増幅器回路に接続される複数のメモリ・セル
を選択し、これらの副増幅器回路が同一の主増幅器回路
を給電することを特徴とする集積回路メモリ・デバイ
ス。
【0045】(2)各主増幅器回路は、出力を供給する
ように動作可能な電流ミラー増幅回路であって、試験モ
ード動作において、前記出力は、前記選択された複数の
メモリ・セルが異なるデータ状態にあれば、第1の状態
を有し、前記選択された複数のメモリ・セルが「1」の
データ状態にあれば、第2の状態を有し、前記選択され
た複数のメモリ・セルが「0」のデータ状態にあれば、
第3の状態を有する前記電流ミラー増幅回路と、前記電
流ミラー増幅回路の出力を受け取るように接続された出
力ロジックであって、前記第1の状態に応答してエラー
を知らせるように、前記第2の状態に応答して「1」の
データ出力を知らせるように、及び前記第3の状態に応
答して「0」のデータ出力を知らせるように動作可能な
前記出力ロジックとを備えている第1項記載の集積回路
メモリ・デバイス。
【0046】(3)前記選択された複数のメモリ・セル
は2メモリ・セルである第1項記載の集積回路メモリ・
デバイス。
【0047】(4)前記出力は2電圧信号を備え、かつ
前記出力ロジックはインバータ及びNORゲートを備え
ている第2項記載の集積回路メモリ・デバイス。
【0048】(5)前記出力は2電圧信号を備え、かつ
前記出力ロジックはインバータ及びNANDゲートを備
えている第2項記載の集積回路メモリ・デバイス。
【0049】(6)前記集積回路メモリ・デバイスはD
RAMデバイスである第1項記載の集積回路メモリ・デ
バイス。
【0050】(7)集積回路メモリ・デバイスにおい
て、複数のサブアレーのメモリ・セルを有するメモリ・
アレーであって、前記メモリ・セルが読み出し動作のた
めにY選択線及びワード線により選択され、かつ選択さ
れたメモリ・セルがセンスアンプ、副入力/出力線、副
増幅器回路、及び主入力/出力線を介して主増幅器回路
に接続された前記メモリ・アレーを備え、各主増幅器回
路は、通常の読み出し動作において、選択されたメモリ
・セルのデータ状態を表すデータを提供し、かつ、試験
モードの読み出し動作において、選択された複数のメモ
リ・セルが同一のデータ状態にあれば、選択された複数
のメモリ・セルのデータ状態を表すデータ出力を提供
し、また選択された複数のメモリ・セルが異なるデータ
状態にあれば、エラー信号を提供するように動作可能で
あり、前記試験モードの読み出し動作は、Y選択線及び
複数のワード線を活性化して異なる副増幅器回路に接続
される複数のメモリ・セルを選択し、これらの副増幅器
回路が同一の主増幅器回路を給電することを特徴とし、
かつ各主増幅器回路は、一つの出力を供給するように動
作可能な電流ミラー増幅回路であって、試験モード動作
において、前記出力は、選択された複数のメモリ・セル
が異なるデータ状態にあれば第1の動作状態を有し、前
記選択された複数のメモリ・セルが「1」のデータ状態
にあれば第2の状態を有し、かつ前記選択された複数の
メモリ・セルが「0」のデータ状態にあれば第3の状態
を有する前記電流ミラー増幅回路と、前記電流ミラー増
幅回路の出力を導入するように接続された出力ロジック
であって、前記第1の状態に応答してエラーを知らせる
ように、前記第2の状態に応答して「1」のデータ出力
を信号出力するように、及び前記第3の状態に応答して
「0」のデータ出力を知らせるように動作可能な前記出
力ロジックとを備えている集積回路メモリ・デバイス。
【0051】(8)前記選択された複数のメモリ・セル
は2メモリ・セルである第7項記載の集積回路メモリ・
デバイス。
【0052】(9)前記出力は2電圧信号を備え、かつ
前記出力ロジックはインバータ及びNORゲートを備え
ている第8項記載の集積回路メモリ・デバイス。
【0053】(10)前記出力は2電圧信号を備え、か
つ前記出力ロジックはインバータ及びNANDゲートを
備えている第8項記載の集積回路メモリ・デバイス。
【0054】(11)前記集積回路メモリ・デバイスは
DRAMデバイスである第7項記載の集積回路メモリ・
デバイス。
【0055】(12)集積回路メモリ・デバイスを試験
する方法において、Y選択線及び複数のワード線を活性
化して複数のメモリ・セルを選択することであって、前
記選択されたメモリ・セルが異なる副増幅器回路に接続
され、これらの副増幅器回路が同一の主増幅器回路を給
電するように、前記複数のワード線が活性化されること
と、各主増幅器回路により、前記選択されたメモリ・セ
ルが同一のデータ状態にあれば、前記選択されたメモリ
・セルのデータ状態を表すデータ出力を発生し、かつ前
記選択されたメモリ・セルが異なるデータ状態にあれ
ば、エラー信号を発生することと、前記集積回路メモリ
・デバイスの全てのメモリ・セルが試験されるまで、活
性化すること及び発生することを反復させることとを含
む集積回路メモリ・デバイスを試験する方法。
【0056】(13)前記データ出力及び前記エラー信
号を発生することは、関連するサブセットの選択された
メモリ・セルが異なるデータ状態にあるときに第1の状
態を有し、前記関連するサブセットの選択されたメモリ
・セルが「1」のデータ状態にあるときに第2の状態を
有し、かつ前記関連するサブセットの選択されたメモリ
・セルが「0」がデータ状態にあるときに第3の状態を
有する出力を発生することと、前記第1の状態に応答し
て前記エラー信号、前記第2の状態に応答して「1」の
データ出力、及び第3の状態に応答して「0」のデータ
出力を発生することとを含む第12項記載の方法。
【0057】(14)前記選択された複数のメモリ・セ
ルは2メモリ・セルを含む第12項記載の方法。
【0058】(15)前記集積回路メモリ・デバイスは
DRAMメモリ・デバイスである第12項記載の方法。
【0059】集積回路メモリ・デバイス10が電流モー
ドのデータ圧縮試験モードを有する。前記メモリ・デバ
イス10は複数のサブアレー12のメモリ・セルを有す
るメモリ・アレーを含む。前記メモリ・セルは読み出し
動作のときにY選択線18及びワード線16により選択
される。選択されたメモリ・セルはビット線14、セン
スアンプ20、副入力/出力線22、副増幅回路24及
び主入力/出力線26を介して主増幅器回路28に接続
される。各主増幅器回路28は、通常の読み出し動作に
おいて、選択されたメモリ・セルのデータ状態を表すデ
ータ出力(DOUT)を供給するように動作可能であ
る。試験モードの読み出し動作において、選択された複
数のメモリ・セルが同一のデータ状態にあれば、選択さ
れた複数のメモリ・セルのデータ状態を表すデータ出力
(DOUT)を供給するように、また選択された複数の
メモリ・セルが異なるデータ状態にあれば、エラー信号
(ERROR)を供給するように、動作可能である。前
記試験モードの読み出し動作は、Y選択線18及び複数
のワード線16を活性化して異なる副増幅器回路24に
接続される複数のメモリ・セルを選択し、これらの副増
幅器回路がその主増幅器回路を給電することを特徴とす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電流モードのデータ圧縮試験モードを有する集
積回路メモリ・デバイスの一実施例のブロック図。
【図2】副増幅器回路の一実施例の回路図。
【図3】電流モードのデータ圧縮試験モードにおける副
増幅器回路の動作の一実施例の回路図。
【図4】電流ミラー主増幅器回路の一実施例の回路図。
【図5】Aは、主増幅器回路の出力ロジックの実施例の
回路図。Bは、主増幅器回路の出力ロジックの実施例の
回路図。
【図6】読み出し「0」動作の一実施例のタイミング
図。
【図7】読み出し「1」動作の一実施例のタイミング
図。
【図8】両センスアンプにおける「0」による電流モー
ドのデータ圧縮試験モードにおける一実施例のタイミン
グ図。
【図9】両センスアンプにおける「1」による電流モー
ドのデータ圧縮試験モードにおける一実施例のタイミン
グ図。
【図10】第1のセンスアンプにおける「0」、及び第
2のセンスアンプにおける「1」による電流モードのデ
ータ圧縮試験モードにおける一実施例のタイミング図。
【図11】第1のセンスアンプにおける「1」、及び第
2のセンスアンプにおける「0」による電流モードのデ
ータ圧縮試験モードにおける一実施例のタイミング図。
【図12】電流モードのデータ圧縮試験モードの書き込
み動作の一実施例のタイミング図。
【符号の説明】
10 メモリ・デバイス 12 メモリ・サブアレー 14 ビット線 16 ワード線 18 Y選択線(YS線) 20 センスアンプ 22 副入力/出力線(SIO線) 24 副増幅器回路 26 主入力/出力線(MIO線) 28 主増幅器回路 48 MIO書き込みドライバ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路メモリ・デバイスにおいて、 複数のサブアレーのメモリ・セルを有するメモリ・アレ
    ーであって、前記メモリ・セルが読み出し動作のために
    Y選択線及びワード線により選択され、かつ選択された
    メモリ・セルがビット線、センスアンプ、副入力/出力
    線、副増幅器回路、及び主入力/出力線を介して主増幅
    器回路に接続される前記メモリ・アレーを備え、 各主増幅器回路は、 通常の読み出し動作において、選択されたメモリ・セル
    のデータ状態を表すデータを提供し、かつ、 試験モードの読み出し動作において、選択された複数の
    メモリ・セルが同一のデータ状態を有するのであれば、
    選択された複数のメモリ・セルのデータ状態を表すデー
    タ出力を提供するように、また選択された複数のメモリ
    ・セルが異なるデータ状態にあれば、エラー信号を提供
    するように動作可能であり、 前記試験モードの読み出し動作は、Y選択線及び複数の
    ワード線を活性化して異なる副増幅器回路に接続される
    複数のメモリ・セルを選択し、これらの副増幅器回路が
    同一の主増幅器回路を給電することを特徴とする集積回
    路メモリ・デバイス。
  2. 【請求項2】 集積回路メモリ・デバイスを試験する方
    法において、 Y選択線及び複数のワード線を活性化して複数のメモリ
    ・セルを選択することであって、前記選択されたメモリ
    ・セルが異なる副増幅器回路に接続され、これらの副増
    幅器回路が同一の主増幅器回路を給電するように、前記
    複数のワード線が活性化されることと、 各主増幅器回路により、 前記選択されたメモリ・セルが同一のデータ状態にあれ
    ば、前記選択されたメモリ・セルのデータ状態を表すデ
    ータ出力を発生し、かつ前記選択されたメモリ・セルが
    異なるデータ状態にあれば、エラー信号を発生すること
    と、 前記集積回路メモリ・デバイスの全てのメモリ・セルが
    試験されるまで、活性化すること及び発生することを反
    復させることとを含む集積回路メモリ・デバイスを試験
    する方法。
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