JP3106686B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3106686B2
JP3106686B2 JP04128531A JP12853192A JP3106686B2 JP 3106686 B2 JP3106686 B2 JP 3106686B2 JP 04128531 A JP04128531 A JP 04128531A JP 12853192 A JP12853192 A JP 12853192A JP 3106686 B2 JP3106686 B2 JP 3106686B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に検査時間の短縮に有効なテスト回路を搭載した半導
体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造技術の進歩にともなって、1
チップに集積可能な素子数は飛躍的に増加しており、ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ(以下DRA
Mと記す)における1チップでの記憶容量は16〜64
メガビット、スタティク・ランダム・アクセス・メモリ
(以下SRAMと記す)における1チップでの記憶容量
は4〜16メガビットにも達している。今後の半導体製
造技術のより一層の進歩を考えれば、1チップでの記憶
容量増加はさらに加速していくことが推測できる。DR
AMやSRAMを用いたシステムを構成する場合に、1
チップでの記憶容量増加は使用する部品点数を削減する
ことになり、非常に有用である。しかしながら、大容量
の半導体記憶装置を実現する場合、パッケージサイズ、
ピン数、消費電力等の制限から、外部とのI/Oデータ
ビット幅は記憶容量の増加に見合うほど多くはなってい
ない。16メガビットの半導体記憶装置の場合、現在実
現されているのは1ビット、4ビット、8ビット等であ
る。このことは、半導体記憶装置製造における検査時間
の増加を招いている。1ビットデータI/Oの16メガ
ビットの半導体記憶装置の場合、1回のアクセスで書き
込みまたは読出しできるメモリセルは1ビットである。
したがって、すべてのメモリセルに対して書き込みある
いは読出しを行うには1600万回のアクセスを必要と
する。すべてのメモリセルに対する『0』と『1』の書
き込みと読出しを検査するだけで、1600万回×4の
アクセス回数が必要となり、検査時間が膨大となる。
【0003】このような検査時間の増加に対して従来
は、外部I/Oデータビット幅に比べチップ内部のデー
タバスのビット幅を広くし、外部から与えるデータをチ
ップ内部で広いビット幅のデータに展開することによ
り、1回のアクセスで書き込みまたは読出しできるメモ
リセルのビット数を増やしている。さらに、書き込んだ
データと読みだしたデータが等しいかどうかを内部で比
較し、比較結果を出力することにより、検査時間の短縮
を図っていた。
【0004】デュアルポ−トメモリ(ビデオメモリとも
言う。以下VRAMと記す)はランダム・アクセス・メ
モリ(以下RAMと記す)とシリアル・アクセス・メモ
リ(以下SAMと記す)を有し、ランダムアクセスポー
トとシリアルアクセスポートを備えた構成である。VR
AMにおける1チップでのRAM部の記憶容量は1〜4
メガビットに達しており、DRAMやSRAM同様検査
時間の増大が問題となっているが、RAM部の検査に関
してはDRAMやSRAMと同様の手法でランダムアク
セスポートを用いて行っている。
【0005】図2に従来のDRAMにおける折り返しビ
ット線方式を用いたメモリセルアレイ部構成例を示す。
図において、1はメモリセル(MC)が格子状に配置さ
れたメモリセルアレイであり、任意の一本のワードライ
ン(WL0〜WLn)を駆動することにより、任意の一
行のメモリセル(MC)が選択される。差動のビットラ
イン(BL0、/BL0〜BLm、/BLm)に接続さ
れたセンスアンプ2により、選択された任意の一行のメ
モリセル(MC)の記憶データを増幅する。折り返しビ
ット線方式を採用する場合には、正相のビットライン
(BL0〜BLm)に接続されたメモリセル(MC)に
は外部より与える書き込みデータと同相のデータが、逆
相のビットライン(/BL0〜/BLm)に接続された
メモリセル(MC)には外部より与える書き込みデータ
と逆相のデータが書き込まれる。カラム選択ゲート3は
内部データバス4のビット幅と同じビット数のデータを
センスアンプ2の出力から選択し、内部データバス4へ
出力する。従来のSRAMにおいても図2と同様、メモ
リセルが接続された差動のビットラインから相補型デー
タが出力され、センスアンプ2で増幅された信号がカラ
ム選択ゲート3を介して拡張された内部データバス4に
接続される。ここで、内部データバス4は前述のよう
に、検査時間の短縮を図るために、外部I/Oデータビ
ット幅に比べビット幅が広げられたチップ内部のデータ
バスであり、検査時には内部データバス4のビット幅で
メモリセルアレイ1への書き込みと読出しを行い、時間
の短縮を図っている。
【0006】図7は従来のVRAMの構成を示すもので
あり、VRAM100はランダムアクセスメモリ(RA
M)101とシリアルアクセスメモリ(SAM)102
で構成されており、SAM102はRAM101から任
意の1行のデ−タが転送され(リ−ド転送)、シリアル
クロック106によりシリアルデ−タ入出力端子105
へ連続的に出力するとともに、シリアルクロック106
によりシリアルデ−タ入出力端子105からのデ−タを
連続的に取り込み、RAM101の任意の1行へデ−タ
を転送する(ライト転送)ためのものである。107は
RAM101に対するアドレス入力端子、103はRA
M101に対する読みだし書き込みデ−タを与えるラン
ダムデ−タ入出力端子、104はVRAM100の動作
を制御するための制御信号を与える制御信号入力端子で
ある。ここでRAM101のメモリアレイ部は図2に示
す構成と同一であり、各ビットライン(BL0、/BL
0〜BLm、/BLm)がSAM102に接続されてい
る。RAM101の検査においては、図2での説明と同
様に、ランダムデ−タ入出力端子103から書き込みお
よび読みだしを行っており、検査時間を短縮するために
は図2での説明と同様に内部データバスを外部I/Oデ
ータビット幅に比べ大きくし、内部データバスのビット
幅でメモリセルアレイへの書き込みと読出しを行ってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の半導体記憶装置においては、チップ内部のデータバス
幅を広くし、1回のアクセスでのメモリセルアレイに対
する書き込みと読出しのビット幅を大きくすることによ
り検査時間の短縮を図っており、この内部データバス幅
としては16ビット程度のものが用いられている。内部
データバスは高速化のため差動形式の信号を用いてお
り、ビット幅が16の場合には、32本の配線が必要と
なる。内部データバスの幅を大きくすることはチップ上
でのデータバスが占める面積の割合が多くなり、チップ
サイズの増大の要因となるとともに、チップサイズの増
大は、配線抵抗、配線容量による性能低下の原因とな
る。したがって、今後さらに大容量化へと向かう半導体
記憶装置の検査時間の短縮において、内部データバス幅
の増加で対応することは困難となってくる。
【0008】本発明は、上記の課題に鑑みてなされ、簡
単なテスト回路を搭載することにより検査時間を大幅に
短縮することができる半導体記憶装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、第1の手段として、格子状に配置されたメモ
リセルから成るメモリセルアレイを備え、前記メモリセ
ルアレイからのデータ読みだし時にワードラインにより
行単位で選択される複数のメモリセルと、該行単位で選
択される複数のメモリセルが接続されるビット線に接続
され、前記ビット線の電位を増幅する1ワード線に接続
されるメモリセルと同数の相補出力を有するセンスアン
プと、入力アドレスに応じて前記1ワード線に接続され
るメモリセルと同数のセンスアンプに接続され、該セン
スアンプをデータバスに選択的に接続するカラム選択ゲ
ートとを備えた半導体記憶装置において、ドレインが共
通接続され、前記センスアンプの正相出力と前記カラム
選択との接続点にゲートが接続される第1のトランジス
タ群と、 ドレインが共通接続され、前記センスアンプの
逆相出力と前記カラム選択との接続点にゲートが接続さ
れる第2のトランジスタ群と、 前記第1のトランジスタ
群の共通ドレインに接続される第1の負荷トランジスタ
前記第2のトランジスタ群の共通ドレインに接続され
る第2の負荷トランジスタとを備えた構成とするもので
ある。
【0010】第2の手段として、格子状に配置されたメ
モリセルから成るメモリセルアレイを備え、前記メモリ
セルアレイからのデータ読みだし時にワードラインによ
り行単位で選択される複数のメモリセルと、該行単位で
選択される複数のメモリセルが接続されるビット線に接
続され、前記ビット線の電位を増幅する1ワード線に接
続されるメモリセルと同数の相補出力を有するセンスア
ンプと、入力アドレスに応じて前記1ワード線に接続さ
れるメモリセルと同数のセンスアンプに接続され、該セ
ンスアンプをデータバスに選択的に接続するカラム選択
ゲートとを備えた半導体記憶装置において、奇数番目の
トランジスタのドレインが第1の共通ドレイン線に接続
されるとともに、偶数番目のトランジスタのドレインが
第2の共通ドレイン線に接続され、前記センスアンプの
正相の出力と前記カラム選択との接続点にゲートが接続
される第1のトランジスタ群と、 奇数番目のトランジス
タのドレインが前記第2の共通ドレイン線に接続される
とともに、偶数番目のトランジスタのドレインが前記第
1の共通ドレイン線に接続され、前記センスアンプの逆
相の出力と前記カラム選択との接続点にゲートが接続さ
れる第2のトランジスタ群と、 前記第1の共通ドレイン
線に接続される第1の負荷トランジスタと、 前記第2の
共通ドレイン線に接続される第2の負荷トランジスタと
を備えた構成とするものである。
【0011】第3の手段として、格子状に配置されたメ
モリセルから成るメモリセルアレイを備え、前記メモリ
セルアレイからのデータ読みだし時にワードラインによ
り行単位で選択される複数のメモリセルと、該行単位で
選択される複数のメモリセルが接続されるビット線に接
続され、前記ビット線の電位を増幅する1ワード線に接
続されるメモリセルと同数の相補出力を有するセンスア
ンプと、入力アドレスに応じて前記1ワード線に接続さ
れるメモリセルと同数のセンスアンプに接続され、該セ
ンスアンプをデータバスに選択的に接続するカラム選択
ゲートとを備えた半導体記憶装置において、奇数番目の
トランジスタのドレインが第1の共通ドレイン線に接続
されるとともに、偶数番目のトランジスタのドレインが
第2の共通ドレイン線に接続され、前記センスアンプの
正相の出力と前記カラム選択との接続点にゲートが接続
される第1のトランジスタ群と、 奇数番目のトランジス
タのドレインが前記第3の共通ドレイン線に接続される
とともに、偶数番目のトランジスタのドレインが前記第
4の共通ドレイン線に接続され、前記センスアンプの逆
相の出力と前記カラム選択との接続点にゲートが接続さ
れる第2のトランジスタ群と、 前記第1の共通ドレイン
線に接続される第1の負荷トランジスタと、 前記第2の
共通ドレイン線に接続される第2の負荷トランジスタ
と、 前記第3の共通ドレイン線に接続される第3の負荷
トランジスタと、 前記第4の共通ドレイン線に接続され
る第4の負荷トランジスタと、 前記第1、第2、第3お
よび第4の共通ドレイン線の論理レベルの組み合わせる
ための複数の論理回路と、 前記複数の論理回路の出力を
選択的に出力するための選択回路とを備えた構成とする
ものである。
【0012】第4の手段として、格子状に配置されたメ
モリセルから成るメモリセルアレイを備えたランダムア
クセスメモリとシリアルアクセスメモリを有する半導体
記憶装置において、シリアルデ−タレジスタと、前記シ
リアルアクセスメモリの出力と前記シリアルデ−タレジ
スタの出力を比較する比較器と、前記シリアルアクセス
メモリの出力と前記比較器の出力を切り替えてシリアル
デ−タ入出力端子へ接続する切り換え回路を備えた構成
とするものである。
【0013】第5の手段として、格子状に配置されたメ
モリセルから成るメモリセルアレイを備えたランダムア
クセスメモリとシリアルアクセスメモリを有する半導体
記憶装置において、前記シリアルアクセスメモリの出力
と前記ランダムアクセスメモリの出力の一致を検出する
一致検出回路と、前記一致検出回路の検出結果を出力す
る手段を備えた構成とするものである。
【0014】第6の手段として、格子状に配置されたメ
モリセルから成るメモリセルアレイを備え、前記メモリ
セルアレイからのデータ読みだし時にワードラインによ
り行単位で選択される複数のメモリセルと、該行単位で
選択される複数のメモリセルが接続されるビット線に接
続され、前記ビット線の電位を増幅する1ワード線に接
続されるメモリセルと同数の相補出力を有するセンスア
ンプと、入力アドレスに応じて前記1ワード線に接続さ
れるメモリセルと同数のセンスアンプに接続され、該セ
ンスアンプをデータバスに選択的に接続するカラム選択
ゲートを備えたランダムアクセスメモリとシリアルアク
セスメモリを有する半導体記憶装置において、前記シリ
アルアクセスメモリにテストデータを入力する手段と、
シリアルアクセスメモリから前記ランダムアクセスメモ
リへテストデータを転送する手段と、奇数番目のトラン
ジスタのドレインが第1の共通ドレイン線に接続される
とともに、偶数番目のトランジスタのドレインが第2の
共通ドレイン線に接続され、前記センスアンプの正相の
出力と前記カラム選択との接続点にゲートが接続される
第1のトランジスタ群と、 奇数番目のトランジスタのド
レインが前記第2の共通ドレイン線に接続されるととも
に、偶数番目のトランジスタのドレインが前記第1の共
通ドレイン線に接続され、前記センスアンプの逆相の出
力と前記カラム選択との接続点にゲートが接続される第
2のトランジスタ群と、 前記第1の共通ドレイン線に接
続される第1の負荷トランジスタと、 前記第2の共通ド
レイン線に接続される第2の負荷トランジスタとを備え
た構成とするものである。
【0015】
【作用】本発明は、上記第1〜第3の手段の構成とする
ことにより、一回のメモリセルアレイへのアクセスで1
ワード線に接続されたメモリセルすべての読み出しが行
なわれる、DRAM等で用いられているメモリ構成にお
いて1ワード線に接続されたメモリセルの読み出しデー
タが正しいかどうかのテストを1度に行うことができ
る。
【0016】また、本発明は上記第4〜第6の手段の構
成とすることにより、ビデオメモリにおいては、ランダ
ムアクセスメモリへの検査パタ−ン書き込みにおいて、
任意の検査パタ−ンでの1行分のメモリセルへの書き込
みが1回のアクセスで行うことができるとともに、メモ
リセルの検査結果がシリアルクロックにより連続的に出
力することができる。さらに、ランダムアクセスメモリ
の各行が任意の検査パタ−ンであることおよび、ランダ
ムアクセスメモリの任意の行が任意の検査パタ−ンであ
ることを1回のアクセスで検査することができるので半
導体記憶装置の検査時間を大幅に短縮することができ
る。
【0017】
【実施例】
(実施例1)図1に本発明の半導体記憶装置のDRAM
におけるメモリセルアレイ部の構成例を示す。図では折
り返しビット線方式の構成例を示している。図におい
て、1はメモリセル(MC)が格子状に配置されたメモ
リセルアレイであり、任意の一本のワードライン(WL
0〜WLn)を駆動することにより、任意の一行のメモ
リセル(MC)が選択される。差動のビットライン(B
L0、/BL0〜BLm、/BLm)に接続されたセン
スアンプ2により、選択された任意の一行のメモリセル
(MC)の記憶データを増幅する。カラム選択ゲート3
は内部データバス4のビット幅と同じビット数のデータ
をセンスアンプ2の出力から選択し、内部データバス4
へ出力する。
【0018】検査時には、内部データバス4を介して広
いビット幅で、メモリセルアレイ1に対する書き込みを
行う。50は『0』および『1』一致検出回路であり、
ソースが接地され、各々のゲートが差動のビットライン
(BL0、/BL0〜BLm、/BLm)に接続される
とともにドレインがライン9および10に接続された複
数のnチャネルトランジスタ5および8、および該複数
のnチャネルトランジスタ5および8の負荷を構成する
pチャネルトランジスタ19および20により構成され
ている。この『0』および『1』一致検出回路50でメ
モリセルアレイ1から読みだされ、センスアンプ2で増
幅された1行のワードラインデータがすべて同一の値で
あることを検出する手段を構成しており、複数のトラン
ジスタ5では1行のワードラインデータがすべて『1』
であることを検出する手段を、複数のトランジスタ8で
は1行のワードラインデータがすべて『0』であること
を検出する手段を構成している。外部からすべてのメモ
リセル(MC)に対してデータ『0』を書き込む場合、
偶数ワードライン(WL0・WL2・WL4…WLn−
1)に接続されるメモリセル(MC)に書き込まれるデ
ータは『0』、奇数ワードライン(WL1・WL3・W
L5…WLn)に接続されるメモリセル(MC)に書き
込まれるデータは『1』となる。このデータをメモリセ
ルアレイ1から読みだしセンスアンプ2で増幅したデー
タにより、ドレインがライン10に接続された複数のn
チャネルトランジスタ8はすべてオフとなり、ライン1
0の電位は『1』となる。このように、ライン10には
メモリセルアレイ1から読みだした1行のワードライン
データがすべて『0』で一致していることを示す『1』
の電位が出力され、読みだしたワード内のメモリセルは
すべて正常であることを示す。このとき、ライン9の電
位は複数のnチャネルトランジスタ5がすべてオンにな
っているため『0』となる。
【0019】メモリセルアレイ1から読みだした1行の
ワードラインデータ内のいづれかに『1』の信号がある
場合には、対応するビットのnチャネルトランジスタ8
がオンとなり、ライン10の電位が『0』となって、ラ
イン10にメモリセルアレイ1から読みだした1行のワ
ードラインデータ内に『1』が含まれていることを示す
『0』の電位が出力され、読みだしたワード内のメモリ
セルに不良ビットが存在することを示す。このとき、ラ
イン9の電位はnチャネルトランジスタ5内の不良ビッ
ト以外はすべてオンになっているため『0』のままであ
る。
【0020】また外部からすべてのメモリセル(MC)
に対してデータ『1』を書き込む場合、偶数ワードライ
ンに接続されるメモリセル(MC)に書き込まれるデー
タは『1』、奇数ワードラインに接続されるメモリセル
(MC)に書き込まれるデータは『0』となる。このデ
ータをメモリセルアレイ1から読みだしセンスアンプ2
で増幅したデータにより、ドレインがライン9に接続さ
れた複数のnチャネルトランジスタ5はすべてオフとな
り、ライン9の電位は『1』となる。このように、ライ
ン9にはメモリセルアレイ1から読みだした1行のワー
ドラインデータがすべて『1』で一致していることを示
す『1』の電位が出力され、読みだしたワード内のメモ
リセルはすべて正常であることを示す。このとき、ライ
ン10の電位は複数のnチャネルトランジスタ8がすべ
てオンになっているため『0』となる。
【0021】メモリセルアレイ1から読みだした1行の
ワードラインデータ内のいづれかに『0』の信号がある
場合には、対応するビットのnチャネルトランジスタ5
がオンとなり、ライン9の電位は『0』となって、メモ
リセルアレイ1から読みだした1行のワードラインデー
タ内に『0』が含まれていることを示す『0』の電位が
出力され、読みだした1行のワードラインデータ内のメ
モリセルに不良ビットが存在することを示す。このと
き、ライン10の電位はnチャネルトランジスタ8内の
不良ビット以外はすべてオンになっているため『0』の
ままである。
【0022】このように、メモリセルアレイ1から読み
だされ、センスアンプ2で増幅された1行のワードライ
ンデータがすべて『0』であることが複数のnチャネル
トランジスタ8を用いることにより、ライン10の電位
を観測するだけで確認できる。また、1行のワードライ
ンデータがすべて『1』であることが複数のnチャネル
トランジスタ5を用いることにより、ライン9の電位を
観測するだけで確認できるので、メモリセルアレイ1内
のすべてのメモリセルに対する『0』および『1』の書
き込みおよび読みだしが動作が正常であることの確認
が、ワードラインに接続された1行のメモリセルに対し
て1回のアクセスで検査することができる。
【0023】(実施例2)図3はメモリセルアレイから
読みだされ、センスアンプで増幅された1行のワードラ
インデータがすべて同一の値であることを検出する手段
を複数のpチャネルトランジスタを用いて構成する場合
の構成例である。図3において図1と同一番号の構成要
素は図1と同一の動作を行うものである。図3におい
て、60は『0』および『1』一致検出回路であり、ソ
ースが電源に接続され、各々のゲートが差動のビットラ
イン(BL0、/BL0〜BLm、/BLm)に接続さ
れるとともにドレインがライン11および12に接続さ
れた複数のpチャネルトランジスタ6および7、該複数
のpチャネルトランジスタ6および7の負荷を構成する
nチャネルトランジスタ21および22およびインバ−
タ15および16により構成されている。この『0』お
よび『1』一致検出回路60でメモリセルアレイ1から
読みだされ、センスアンプ2で増幅された1行のワード
ラインデータがすべて同一の値であることを検出する手
段を構成しており、複数のトランジスタ6では1行のワ
ードラインデータがすべて『1』であることを検出する
手段を、複数のトランジスタ7では1行のワードライン
データがすべて『0』であることを検出する手段を構成
している。
【0024】外部からすべてのメモリセル(MC)に対
してデータ『0』を書き込む場合、偶数ワードラインW
L0・WL2・WL4…WLn−1に接続されるメモリ
セル(MC)に書き込まれるデータは『0』、奇数ワー
ドラインWL1・WL3・WL5…WLnに接続される
メモリセル(MC)に書き込まれるデータは『1』とな
る。このデータをメモリセルアレイ1から読みだし、セ
ンスアンプ2で増幅したデータによりドレインがライン
12に接続された複数のpチャネルトランジスタ7はす
べてオフとなり、ライン12の電位は『0』となって、
インバ−タ16によりライン14には『1』が出力され
る。このように、ライン14にはメモリセルアレイ1か
ら読みだした1行のワードラインデータがすべて『0』
で一致していることを示す『1』の電位が出力され、読
みだしたワード内のメモリセルはすべて正常であること
を示す。このとき、ライン11の電位は複数のpチャネ
ルトランジスタ6がすべてオンになっているため『1』
となり、インバ−タ15によりライン13には『0』が
出力される。
【0025】メモリセルアレイ1から読みだした1行の
ワードラインデータ内のいづれかに『1』の信号がある
場合には、対応するビットのpチャネルトランジスタ7
がオンとなって、ライン12の電位が『1』となり、イ
ンバ−タ16によりライン14には『0』が出力され
る。したがって、ライン14にはメモリセルアレイ1か
ら読みだした1行のワードラインデータ内に『1』含ま
れていることを示す『0』の電位が出力され、読みだし
たワード内のメモリセルに不良ビットが存在することを
示す。このとき、ライン11の電位は複数のpチャネル
トランジスタ6内の不良ビット以外はすべてオンになっ
ているため『1』のままであり、ライン13は『0』の
ままである。
【0026】外部からすべてのメモリセル(MC)に対
してデータ『1』を書き込む場合、偶数ワードラインに
接続されるメモリセル(MC)に書き込まれるデータは
『1』、奇数ワードラインに接続されるメモリセル(M
C)に書き込まれるデータは『0』となる。このデータ
をメモリセルアレイ1から読みだしセンスアンプ2で増
幅したデータにより、ドレインがライン11に接続され
た複数のpチャネルトランジスタ6はすべてオフとな
り、ライン11の電位は『0』となって、インバ−タ1
5によりライン13には『1』が出力される。このよう
に、ライン13にはメモリセルアレイ1から読みだした
1行のワードラインデータがすべて『1』で一致してい
ることを示す『1』の電位が出力され、読みだしたワー
ド内のメモリセルはすべて正常であることを示す。この
とき、ライン12の電位は複数のpチャネルトランジス
タ7がすべてオンになっているため『1』となり、イン
バ−タ16によりライン14には『0』が出力される。
【0027】メモリセルアレイ1から読みだした1行の
ワードラインデータ内のいづれかに『0』の信号がある
場合には、対応するビットのpチャネルトランジスタ6
がオンとなって、ライン11の電位は『1』となり、イ
ンバ−タ15によりライン13には『0』が出力され
る。したがって、ライン15にはメモリセルアレイ1か
ら読みだした1行のワードラインデータ内に『0』が含
まれていることを示す『0』の電位が出力され、読みだ
した1行のワードラインデータ内のメモリセルに不良ビ
ットが存在することを示す。このとき、ライン12の電
位は複数のpチャネルトランジスタ7内の不良ビット以
外はすべてオンになっているため『1』のままであり、
ライン14は『0』のままである。
【0028】このように、メモリセルアレイ1から読み
だされ、センスアンプ2で増幅された1行のワードライ
ンデータがすべて同一であることを検出する手段を複数
のpチャネルトランジスタを用い構成する場合において
も図1と同様の動作を実現することができる。
【0029】図1および図3に示した構成により、メモ
リセルアレイ1から読みだした1行のワードラインデー
タがすべて『0』または『1』であることをワードライ
ン単位で検査することができるので、すべてのメモリセ
ルに対する『0』および『1』の書き込みおよび読みだ
しが動作が正常であることの確認およびワード線間での
データ干渉が無いことを確認するための図6(a)〜
(d)に示すデータパターンでの検査を高速に実行する
ことが可能となる。図6(a)〜(h)はメモリ検査を
行うために、各メモリセルに書き込むテストパタ−ンの
一部を表すものであり、同様のパタ−ンがメモリセル全
体に書き込まれる。
【0030】(実施例3)メモリの検査においては、す
べてのメモリセルに対する『0』および『1』の書き込
みおよび読みだしが動作が正常であることの確認およ
び、ワード線間でのデータ干渉が無いことの確認だけで
なく、ビット線間でのデータ干渉が無いことを確認しな
ければならない。このビット線間でのデータ干渉が無い
ことを確認するためには列方向での隣り合うビットで
『0』と『1』が存在するデータパタ−ンでの書き込み
および読みだしを行う必要がある。
【0031】図4はメモリセルアレイ1から読みだした
1行のワードラインデータが列方向にビット単位で
『0』、『1』および『1』、『0』を繰り返すデータ
パタ−ンであることを検出する手段を備えたメモリ構成
例を示すものである。図4において図1と同一番号の構
成要素は図1で説明した機能と同一の動作を行うもので
ある。図4において、70はデータパターン一致検出回
路であり、ソースが接地され、各々のゲートが差動のビ
ットライン(BL0、/BL0〜BLm、/BLm)に
接続されるとともにドレインがライン9および10に接
続された複数のnチャネルトランジスタ5および8、お
よび該複数のnチャネルトランジスタ5および8の負荷
を構成するpチャネルトランジスタ19および20によ
り構成されている。図1での説明で記述したように、複
数のnチャネルトランジスタ5はメモリセルから読みだ
したデータが『1』であることを検出するためのもので
あり、複数のnチャネルトランジスタ8はメモリセルか
ら読みだしたデータが『0』であることを検出するため
のものである。図に示すように、この複数のnチャネル
トランジスタ5および8のドレインをライン9および1
0に対して列方向の1ビットおきに交互に接続すること
により、メモリセルアレイ1から読みだした1行のワー
ドラインデータパタ−ンが列方向に『0101…01』
の場合にはライン10にドレインが接続されたnチャネ
ルトランジスタすべてがオフになりライン10の電位は
『1』となる。この場合、ライン9にドレインが接続さ
れたnチャネルトランジスタすべてはオンとなっており
ライン9の電位は『0』である。メモリセルからの読み
だしデータ内のいずれかのビットが上記データパタ−ン
と一致しない場合には、ライン10にドレインが接続さ
れたnチャネルトランジスタ内の該当するビットのトラ
ンジスタがオンとなり、ライン10の電位は『0』とな
っていずれかのビットに不良があることを示す。この場
合、ライン9にドレインが接続されたnチャネルトラン
ジスタの上記不良ビット以外はオンとなっているのでラ
イン9の電位は『0』のままである。
【0032】メモリセルアレイ1から読みだした1行の
ワードラインデータパタ−ンが列方向に『1010…1
0』の場合にはライン9にドレインが接続されたnチャ
ネルトランジスタすべてがオフになりライン9の電位は
『1』となる。この場合、ライン10にドレインが接続
されたnチャネルトランジスタすべてはオンとなってお
りライン10の電位は『0』である。メモリセルからの
読みだしデータ内のいずれかのビットが上記データパタ
−ンと一致しない場合には、ライン9にドレインが接続
されたnチャネルトランジスタ内の該当するビットのト
ランジスタがオンとなり、ライン9の電位は『0』とな
っていずれかのビットに不良があることを示す。この場
合、ライン10にドレインが接続されたnチャネルトラ
ンジスタの上記不良ビット以外はオンとなっているので
ライン10電位は『0』のままである。
【0033】このように、ライン9および10を観測す
ることによりメモリセルアレイ1内の1行のワードライ
ンメモリセルに書き込まれたデータパタ−ンが列方向に
『0101…01』および『1010…10』であり、
正常に読み出せているかの検査が1回のメモリアクセス
で可能となる。したがって、図6(e)〜(h)に示す
データパターンでの検査を高速に実行することができ
る。
【0034】なお、図4の回路構成例では複数のnチャ
ネルトランジスタ5および8のドレインをライン9およ
び10に対して列方向の1ビットおきに交互に接続する
ことにより、メモリセルアレイ1から読みだしたワード
ラインデータパタ−ンが列方向に『1010…10』お
よび『0101…01』であることが行単位で検査可能
であるが、複数のnチャネルトランジスタ5および8の
ドレインのライン9および10に対する接続を任意に設
定することにより、行単位で検査可能なワードラインデ
ータパタ−ンを任意に設定することができる。また図4
の構成例においては、複数のnチャネルトランジスタを
用いてメモリセルアレイ1から読みだしたワードライン
データパタ−ンが列方向に『1010…10』および
『0101…01』であることを検出する手段を構成し
ているが、図3の説明からもわかるように、複数のpチ
ャネルトランジスタを用いても同様の機能が実現できる
ことは明らかである。
【0035】(実施例4)メモリの検査においては、上
記したようなメモリセル全てに対するデータ『0』、メ
モリセル全てに対するデータ『1』、メモリセルの行方
向および列方向に対するデータパタ−ン『0101…0
1』およびメモリセルの行方向および列方向に対するデ
ータパタ−ン『1010…10』の読みだしおよび書き
込みが正常に行えるかどうかを連続して行う必要があ
る。図5はこのような連続した検査を可能とするメモリ
回路構成例を示すものである。図5において、図2と同
一番号の構成要素は図2と同一の機能である。
【0036】図5において、80は奇数および偶数に分
割された『0』および『1』一致検出回路であり、各々
のソースが接地されゲートがビットライン(BLおよび
/BL)に接続された複数のnチャネルトランジスタ3
8、各々ライン23〜36に接続された複数のnチャネ
ルトランジスタ38の負荷を構成するpチャネルトラン
ジスタ34〜37、論理積ゲート27〜30および選択
回路31により構成されている。複数のnチャネルトラ
ンジスタ38の内、偶数ビットでの正相のビットライン
(BL0・BL2・BL4…BLm−1)にゲートが接
続されたトランジスタのドレインはライン23に共通接
続され、偶数ビットでの逆相のビットライン(/BL0
・/BL2・/BL4…/BLm−1)にゲートが接続
されたトランジスタのドレインはライン24に共通接続
され、奇数ビットでの正相のビットライン(BL1・B
L3・BL5…BLm)にゲートが接続されたトランジ
スタのドレインはライン25に共通接続され、奇数ビッ
トでの逆相のビットライン(/BL1・/BL3・/B
L5…/BLm)にゲートが接続されたトランジスタの
ドレインはライン26に共通接続される。
【0037】このような構成とすることにより、メモリ
セルアレイ1から読みだした1行のワードラインデータ
内の偶数ビットデータがすべて『0』の場合は複数のn
チャネルトランジスタ38内のライン23に接続された
トランジスタすべてがオフとなってライン23の電位が
『1』となり、いずれかのビットデータに『1』がある
場合には対応するビットのトランジスタがオンとなって
ライン23の電位は『0』となる。また、偶数ビットデ
ータがすべて『1』の場合は複数のnチャネルトランジ
スタ38内のライン24に接続されたトランジスタすべ
てがオフとなってライン24の電位が『1』となり、い
ずれかのビットデータに『0』がある場合には対応する
ビットのトランジスタがオンとなってライン24の電位
は『0』となる。またメモリセルアレイ1から読みだし
た1行のワードラインデータ内の奇数ビットデータがす
べて『0』の場合は複数のnチャネルトランジスタ38
内のライン25に接続されたトランジスタすべてがオフ
となってライン25の電位が『1』となり、いずれかの
ビットデータに『1』がある場合には対応するビットの
トランジスタがオンとなってライン25の電位は『0』
となる。また、奇数ビットデータがすべて『1』の場合
は複数のnチャネルトランジスタ38内のライン26に
接続されたトランジスタすべてがオフとなってライン2
6の電位が『1』となり、いずれかのビットデータに
『0』がある場合には対応するビットのトランジスタが
オンとなってライン26の電位は『0』となる。
【0038】このようにライン23〜26により、メモ
リセルアレイ1から読みだした1行のワードラインデー
タを偶数および奇数ビットに分割し、偶数および奇数ビ
ット内で読みだしデータがすべて『0』で一致している
場合と、すべて『1』で一致している場合を検出してい
る。
【0039】論理積ゲート27〜30によるライン23
〜26の電位の組み合わせから、ゲート27の出力39
はメモリセルアレイ1から読みだした1行のワードライ
ンデータが列方向に『0101…01』の場合に
『1』、ゲート28の出力40はメモリセルアレイ1か
ら読みだした1行のワードラインデータが列方向に『1
010…10』の場合に『1』、ゲート29の出力41
はメモリセルアレイ1から読みだした1行のワードライ
ンデータがすべて『1』の場合に『1』、ゲート30の
出力42はメモリセルアレイ1から読みだした1行のワ
ードラインデータがすべて『0』の場合に『1』とな
り、上記条件を満足しないばあいはゲート27〜30の
出力39〜42は『0』となる。
【0040】選択回路31はテストモード選択信号33
によりゲート27〜30の出力39〜42のいずれかを
選択し、ライン32へ出力する。テストモード選択信号
33により選択回路31を制御することにより、ワード
ライン毎に異なるテストパターンを検査することができ
るので、図6(a)〜(h)に示すテストパタ−ンを用
いたメモリの検査における、読みだしたデータの検証が
ワードラインに接続された1行のメモリセル単位で行う
ことができる。
【0041】なお、図5の構成例においては、複数のn
チャネルトランジスタを用いてメモリセルアレイ1から
読みだしたワードラインデータを偶数および奇数ビット
に分割し、偶数および奇数ビット内で読みだしデータが
すべて『0』で一致している場合と、すべて『1』で一
致している場合を検出する手段を構成しているが、図3
の説明からもわかるように、複数のpチャネルトランジ
スタを用いても同様の機能が実現できることは明らかで
ある。
【0042】前述のように、SRAMにおいてもメモリ
セルアレイからは相補のビットラインデータが出力され
センスアンプにより増幅されており、本発明の半導体記
憶装置をSRAMに適用した場合には、DRAMにおけ
るメモリセル(MC)をSRAM用に置き換えることに
より、図1および図3〜図5に示した回路構成で同様の
検査を実現することができる。
【0043】以上説明したように、各メモリセルに対し
ての検査データ書き込みおよび読みだしを行うメモリの
検査において、メモリセルアレイから読みだしたデータ
を行単位で検査することができるので検査時間の短縮に
有効である。
【0044】(実施例5)本発明の半導体記憶装置をV
RAMに適用した場合について以下に説明する。図8に
本発明半導体記憶装置をVRAMに適用した場合のシリ
アルポ−ト部の構成例を示す。図において102はSA
Mであり、RAM101から任意の1行のデ−タを転送
し、シリアルクロック106によりシリアルデ−タ入出
力端子105へ連続的に出力するとともに、シリアルク
ロック106によりシリアルデ−タ入出力端子105か
らのデ−タを連続的に取り込み、RAM101の任意の
1行へデ−タを転送するためのものである。110はR
AM101へのライト転送時にシリアルデ−タ入出力端
子105からSAM102へ連続的に書き込まれるシリ
アルデ−タと同一のデ−タが書き込まれ、出力が入力に
接続された帰還型のシリアルデ−タレジスタ、111は
SAM102とシリアルレジスタ110からの出力デ−
タを比較する比較器である。112は切り換え回路であ
り、テストモ−ド信号入力113からの制御信号により
RAM101の検査時に比較器111の比較結果をシリ
アルデ−タ入出力端子105へ出力するためのものであ
る。通常動作時には切り換え回路112はSAM102
とシリアルデ−タ入出力端子105が接続されるよう制
御されており、シリアルデ−タ入出力端子105からS
AM102に対しての書き込みおよび読みだし動作は従
来例図7と同様に行われる。
【0045】図8におけるRAM101の検査について
説明する。RAM101に対する検査パタ−ンの書き込
みにおいては、テストモ−ド信号入力113からの制御
信号によりシリアルデ−タ入出力端子105からSAM
102に対してシリアルデ−タ書き込みが行えるように
選択回路112を制御する。この状態でシリアルデ−タ
入出力端子105からSAM102とシリアルデ−タレ
ジスタ110に対して同時にRAM101の1行分の任
意の検査パタ−ンの書き込みを行う。その後SAM10
2からRAM101のすべての行に対してライト転送を
行い、RAM101内のすべてのメモリセルへのデ−タ
書き込みを行う。
【0046】次に、RAM101からSAM102に対
する1行分のリ−ド転送を行いシリアルクロック106
によりシリアルデ−タレジスタ110と同期して連続的
に読みだしを行う。シリアルデ−タレジスタ110には
1行分の検査パタ−ンが保持されており、SAM102
とシリアルデ−タレジスタ110から読みだしたデ−タ
を比較器111により比較する。この時点でテストモ−
ド信号入力113からの制御信号により比較器111の
比較結果をシリアルデ−タ入出力端子105へ出力する
よう選択回路112を制御することにより、SAM10
2へ転送したRAM101内1行分のデ−タがシリアル
デ−タレジスタ110の保持デ−タと一致しているかど
うかの検査結果がシリアルクロック106によりシリア
ルデ−タ入出力端子105へ連続的に出力される。シリ
アルデ−タレジスタ110は帰還型の構成となっている
ので、RAM101から転送されたSAM102内のデ
ータと同期して読みだしが行われ、SAM102のデー
タがすべて読みだされた時点では、読みだしを開始する
以前の状態に戻っている。RAM101からSAM10
2に対するリ−ド転送をすべての行に対して行い、上記
と同様の比較を行うことにより、RAM101のすべて
のメモリセルに対する書き込み、読みだし検査を実行す
ることができる。
【0047】このように図8に示す構成例によれば、R
AM101に対する検査データの書き込みを行単位で行
うことができるとともに、RAM101からの読みだし
データの検査結果をシリアルクロックに同期して出力す
ることができるので検査時間を大幅に短縮することがで
きる。
【0048】(実施例6)図9に本発明半導体記憶装置
をVRAMに適用した場合のシリアルポ−ト部の第2の
構成例を示す。図において、102はSAMであり、R
AM101から任意の1行のデ−タを転送し、シリアル
クロック106によりシリアルデ−タ入出力端子105
へ連続的に出力するとともに、シリアルクロック106
によりシリアルデ−タ入出力端子105からのデ−タを
連続的に取り込み、RAM101の任意の1行へデ−タ
を転送するためのものである。120はSAM102に
保持されたデ−タとRAM101から読みだした1行分
のデ−タの一致を検出する一致検出回路、121は一致
検出回路の結果を出力する一致信号出力端子である。通
常動作時にはRAM101とSAM102とのライト転
送、リ−ド転送およびSAM102とシリアルデ−タ入
出力端子105とのシリアルデ−タ書き込み、読みだし
動作は従来例図7と同様に行われる。
【0049】図9におけるRAM101の検査について
説明する。RAM101に対する検査パタ−ンの書き込
みにおいては、シリアルデ−タ入出力端子105からS
AM102に対してRAM101の1行分の任意の検査
パタ−ンの書き込みを行う。その後SAM102からR
AM101のすべての行に対してライト転送を行いRA
M101内のすべてのメモリセルへのデ−タ書き込みを
行う。次に、ランダムポ−トからRAM101の任意の
行に対するリ−ドサイクルを実行することにより、RA
M101からはRAM101内1行分のデ−タが出力さ
れる。SAM102に1行分の検査パタ−ンが保持され
ており、SAM102の保持デ−タとRAM101から
出力された1行分のデ−タが一致検出回路120に入力
される。
【0050】一致検出回路120の具体回路例を図10
に示す。SAM102の出力とRAM101の出力は各
ビット毎に排他論理和ゲ−ト130へ入力される。排他
論理和ゲ−ト130の出力は2つの入力が一致している
場合のみ『0』となり、一致していない場合には『1』
となる。各排他論理和ゲ−ト130の出力はドレインが
共通接続されたnチャネルトランジスタ131に入力さ
れる。pチャネルトランジスタ132は各nチャネルト
ランジスタ131の負荷であり、一致信号出力121
は、すべての排他論理和ゲ−ト130の出力が『0』で
あり、すべてのnチャネルトランジスタ131がオフし
ている場合のみ『1』となり、いずれかの排他論理和ゲ
−ト130の出力が『1』で、それに接続されるnチャ
ネルトランジスタ131がオンする場合には『0』とな
るので、SAM102の保持デ−タとRAM101から
出力された1行分のデ−タがすべて一致しているかどう
かを検出できる。ランダムポ−トからRAM101に対
するリ−ドサイクルをすべての行に対して行い、上記と
同様の一致検出を行うことにより、RAM101のすべ
てのメモリセルに対する書き込み、読みだし検査を実行
することができる。
【0051】このように図9に示す構成例によれば、R
AM101に対する検査データの書き込みを行単位で行
うことができるとともに、RAM101からの読みだし
データを行単位で検査することができるので検査時間を
大幅に短縮することができる。
【0052】ここで図8および図9に示す回路構成例に
おいては、RAM101からの読みだしデータを検査す
るための検査データを図8ではシリアルデータレジスタ
110に、図9ではSAM102に保持しているため、
RAM101へ書き込む検査データとしては各行に対し
て同一のデータでなければならない。RAM101へ書
き込む検査データを各行に対して任意に設定できるよう
にするための構成を図11、図12および図13に示
す。図11、図12および図13に本発明半導体記憶装
置をVRAMに適用した場合のシリアルポ−ト部の第
3、第4および第5の構成例を示す。
【0053】(実施例7)図11において、102はS
AMであり、RAM101から任意の1行のデ−タを読
みだし、シリアルクロック106によりシリアルデ−タ
入出力端子105へ連続的に出力するとともに、シリア
ルクロック106によりシリアルデ−タ入出力端子10
5からのデ−タを連続的に取り込み、RAM101の任
意の1行へデ−タを書き込むためのものである。140
はRAM101から読みだされた1行分の読みだしデ−
タのすべてのビットが同一の値であることを検出する
『0』および『1』一致検出回路、141は『1』の一
致結果を出力する『1』一致信号出力端子、142は
『0』の一致結果を出力する『0』一致信号出力端子で
ある。ここで、『0』および『1』一致検出回路140
は図1に示す『0』および『1』一致検出回路50と同
一の回路構成であり、図1と同様の動作を行う。また、
通常動作時にはRAM101とSAM102とのライト
転送、リ−ド転送およびSAM102とシリアルデ−タ
入出力端子105とのシリアルデ−タ書き込み、読みだ
し動作は従来例図7と同様に行われる。
【0054】図11におけるRAM101の検査につい
て説明する。RAM101に対する検査パタ−ンの書き
込みにおいては、シリアルデ−タ入出力端子105から
SAM102に対してRAM101の1行分すべてが
『0』となる検査パタ−ンの書き込みを行う。その後S
AM102からRAM101の任意の行に対してライト
転送を行いRAM101内の任意の行のメモリセルへの
デ−タ『0』の書き込みを行う。次に、シリアルデ−タ
入出力端子105からSAM102に対してRAM10
1の1行分すべてが『1』となる検査パタ−ンの書き込
みを行う。その後SAM102からRAM101の任意
の行に対してライト転送を行いRAM101内の任意の
行のメモリセルへのデ−タ『1』の書き込みを行う。
【0055】ランダムポ−トからRAM101の任意の
行に対するリ−ドサイクルを実行することにより、RA
M101からはRAM101内1行分のデ−タが出力さ
れ『0』および『1』一致検出回路140に入力され
る。『0』および『1』一致検出回路140は図1での
説明のように、RAM101から読みだした1行分のデ
−タがすべて『0』あるいはすべて『1』の場合に一致
信号を『1』一致信号出力端子141および『0』一致
信号出力端子142へ出力する。したがって図6(a)
〜(d)に示すパターンデータを用いての検査におい
て、RAM101へのデータ書き込みおよびRAM10
1から読みだしたデータの検査を行単位で行うことがで
きる。
【0056】(実施例8)図12において、150はR
AM101から読みだされた1行分の読みだしデ−タが
任意のパターンであることを検出するデータパターン一
致検出回路、151は一致結果を出力するデータパター
ン一致信号出力端子、152は反転データパターンの一
致結果を出力する反転データパターン一致信号出力端子
である。ここで、データパターン一致検出回路150は
図4に示すデータパターン一致検出回路70と同一の回
路構成であり、図4と同様の動作を行う。また、通常動
作時にはRAM101とSAM102とのライト転送、
リ−ド転送およびSAM102とシリアルデ−タ入出力
端子105とのシリアルデ−タ書き込み、読みだし動作
は従来例図7と同様に行われる。
【0057】図12におけるRAM101の検査につい
て説明する。RAM101に対する検査パタ−ンの書き
込みにおいては、シリアルデ−タ入出力端子105から
SAM102に対してRAM101の1行分に対応する
任意の検査パタ−ンの書き込みを行う。その後SAM1
02からRAM101の任意の行に対してライト転送を
行いRAM101内の任意の行のメモリセルへのデ−タ
パターンの書き込みを行う。次に、シリアルデ−タ入出
力端子105からSAM102に対してRAM101の
1行分に対応する反転検査パタ−ンの書き込みを行う。
その後SAM102からRAM101の任意の行に対し
てライト転送を行いRAM101内の任意の行のメモリ
セルへの反転データパタ−ンの書き込みを行う。
【0058】ランダムポ−トからRAM101の任意の
行に対するリ−ドサイクルを実行することにより、RA
M101からはRAM101内1行分のデ−タが出力さ
れデータパターン一致検出回路150に入力される。デ
ータパターン一致検出回路150は図4での説明のよう
に、RAM101から読みだした1行分のデ−タが任意
のデータパターンあるいは反転データパターンの場合に
一致信号をデータパターン一致信号出力端子151およ
び反転データパターン一致信号出力端子152へ出力す
る。したがって図6(e)〜(h)に示すパターンデー
タを用いての検査において、RAM101へのデータ書
き込みおよびRAM101から読みだしたデータの検査
を行単位で行うことができる。
【0059】(実施例9)図13において、160はR
AM101から読みだされた1行分の読みだしデ−タの
奇数および偶数ビットがすべて同一であることを検出す
る奇数および偶数に分割された『0』および『1』一致
検出回路、161は一致結果を出力する一致信号出力端
子である。ここで、奇数および偶数に分割された『0』
および『1』一致検出回路160は図5に示す奇数およ
び偶数に分割された『0』および『1』一致検出回路8
0と同一の回路構成であり、図5と同様の動作を行う。
また、通常動作時にはRAM101とSAM102との
ライト転送、リ−ド転送およびSAM102とシリアル
デ−タ入出力端子105とのシリアルデ−タ書き込み、
読みだし動作は従来例図7と同様に行われる。
【0060】図13におけるRAM101の検査につい
て説明する。RAM101に対する検査パタ−ンの書き
込みにおいては、シリアルデ−タ入出力端子105から
SAM102に対してRAM101の1行分に対応する
データとして図6(a)〜(h)に示す検査パタ−ンの
いずれかの書き込みを行う。その後SAM102からR
AM101の任意の行に対してライト転送を行いRAM
101内の任意の行のメモリセルへのデ−タパターンの
書き込みを行う。このようにして、シリアルデ−タ入出
力端子105からSAM102に対してRAM101の
1行分に対応するデータとして必要なデータパターンの
書き込みを行い、RAM101のすべての行に対してラ
イト転送を行いRAM101内のすべての行のメモリセ
ルへ必要なデータパタ−ンの書き込みを行う。
【0061】ランダムポ−トからRAM101の任意の
行に対するリ−ドサイクルを実行することにより、RA
M101からはRAM101内1行分のデ−タが出力さ
れ奇数および偶数に分割された『0』および『1』一致
検出回路160に入力される。奇数および偶数に分割さ
れた『0』および『1』一致検出回路80は図5での説
明のように、RAM101から読みだした1行分のデ−
タが期待のデータパターンである場合に一致信号を一致
信号出力端子161へ出力する。テストモード選択信号
入力端子からの制御信号により、RAM101からの読
みだし行に応じて奇数および偶数に分割された『0』お
よび『1』一致検出回路160を制御することにより、
図6(a)〜(h)に示すパターンデータを用いての連
続的な検査において、RAM101へのデータ書き込み
およびRAM101から読みだしたデータの検査を行単
位で行うことができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリおよびスタテ
ィク・ランダム・アクセス・メモリにおいては、各ビッ
トラインに1個のトランジスタを用いる簡単な構成で、
メモリセルアレイから読出したデータの正誤および一致
の確認がワードラインに接続された1行のメモリセル単
位で行うことができ、ビデオメモリにおいては、ランダ
ムアクセスメモリへの検査データ書き込みを行単位で行
うとともに、ランダムアクセスメモリのメモリセルアレ
イから読出したデータの正誤および一致の確認がワード
ラインに接続された1行のメモリセル単位で行うことが
できるので検査時間の大幅な短縮が実現でき、実用的に
極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDRAMにおける第1の実施例のメモ
リセルアレイ部の構成図
【図2】従来のDRAMメモリセルアレイ部の構成図
【図3】本発明のDRAMにおける第2の実施例のメモ
リセルアレイ部の構成図
【図4】本発明のDRAMにおける第3の実施例のメモ
リセルアレイ部の構成図
【図5】本発明のDRAMにおける第4の実施例のメモ
リセルアレイ部の構成図
【図6】メモリ検査データパターンの説明図
【図7】従来のVRAMの構成図
【図8】本発明のVRAMにおける第1の実施例の構成
【図9】本発明のVRAMにおける第2の実施例の構成
【図10】本発明のVRAMにおける第2の実施例での
一致検出回路の構成図
【図11】本発明のVRAMにおける第3の実施例の構
成図
【図12】本発明のVRAMにおける第4の実施例の構
成図
【図13】本発明のVRAMにおける第5の実施例の構
成図
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 センスアンプ 3 カラム選択ゲート 4 内部データバス 5、8 複数のnチャネルトランジスタ 19、20 負荷pチャネルトランジスタ

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】格子状に配置されたメモリセルから成るメ
    モリセルアレイを備え、前記メモリセルアレイからのデ
    ータ読みだし時にワードラインにより行単位で選択され
    る複数のメモリセルと、該行単位で選択される複数のメ
    モリセルが接続されるビット線に接続され、前記ビット
    線の電位を増幅する1ワード線に接続されるメモリセル
    と同数の相補出力を有するセンスアンプ(2)と、入力
    アドレスに応じて前記1ワード線に接続されるメモリセ
    ルと同数のセンスアンプに接続され、該センスアンプを
    データバス(4)に選択的に接続するカラム選択ゲート
    (3)とを備えた半導体記憶装置において、ドレインが共通接続され、前記センスアンプ(2)の正
    相出力と前記カラム選択(3)との接続点にゲートが接
    続される第1のトランジスタ群(5)と、 ドレインが共通接続され、前記センスアンプ(2)の逆
    相出力と前記カラム選択(3)との接続点にゲートが接
    続される第2のトランジスタ群(8)と、 前記第1のトランジスタ群(5)の共通ドレインに接続
    される第1の負荷トランジスタと 前記第2のトランジス
    タ群(8)の共通ドレインに接続される第2の負荷トラ
    ンジスタと を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】格子状に配置されたメモリセルから成るメ
    モリセルアレイを備え、前記メモリセルアレイからのデ
    ータ読みだし時にワードラインにより行単位で選択され
    る複数のメモリセルと、該行単位で選択される複数のメ
    モリセルが接続されるビット線に接続され、前記ビット
    線の電位を増幅する1ワード線に接続されるメモリセル
    と同数の相補出力を有するセンスアンプ(2)と、入力
    アドレスに応じて前記1ワード線に接続されるメモリセ
    ルと同数のセンスアンプに接続され、該センスアンプを
    データバス(4)に選択的に接続するカラム選択ゲート
    (3)とを備えた半導体記憶装置において、 奇数番目のトランジスタのドレインが第1の共通ドレイ
    ン線に接続されるとともに、偶数番目のトランジスタの
    ドレインが第2の共通ドレイン線に接続され、前記セン
    スアンプ(2)の正相の出力と前記カラム選択(3)と
    の接続点にゲート が接続される第1のトランジスタ群
    (5)と、 奇数番目のトランジスタのドレインが前記第2の共通ド
    レイン線に接続されるとともに、偶数番目のトランジス
    タのドレインが前記第1の共通ドレイン線に接続され、
    前記センスアンプ(2)の逆相の出力と前記カラム選択
    (3)との接続点にゲートが接続される第2のトランジ
    スタ群(8)と、 前記第1の共通ドレイン線に接続される第1の負荷トラ
    ンジスタと、前記第2の共通ドレイン線に接続される第
    2の負荷トランジスタとを備えた ことを特徴とする半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】格子状に配置されたメモリセルから成るメ
    モリセルアレイを備え、前記メモリセルアレイからのデ
    ータ読みだし時にワードラインにより行単位で選択され
    る複数のメモリセルと、該行単位で選択される複数のメ
    モリセルが接続されるビット線に接続され、前記ビット
    線の電位を増幅する1ワード線に接続されるメモリセル
    と同数の相補出力を有するセンスアンプ(2)と、入力
    アドレスに応じて前記1ワード線に接続されるメモリセ
    ルと同数のセンスアンプに接続され、該センスアンプを
    データバス(4)に選択的に接続するカラム選択ゲート
    (3)とを備えた半導体記憶装置において、 奇数番目のトランジスタのドレインが第1の共通ドレイ
    ン線に接続されるとともに、偶数番目のトランジスタの
    ドレインが第2の共通ドレイン線に接続され、前記セン
    スアンプ(2)の正相の出力と前記カラム選択(3)と
    の接続点にゲートが接続される第1のトランジスタ群
    (5)と、 奇数番目のトランジスタのドレインが前記第3の共通ド
    レイン線に接続されるとともに、偶数番目のトランジス
    タのドレインが前記第4の共通ドレイン線に接続され、
    前記センスアンプ(2)の逆相の出力と前記カラム選択
    (3)との接続点にゲートが接続される第2のトランジ
    スタ群(8)と、 前記第1の共通ドレイン線に接続される第1の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第2の共通ドレイン線に接続される第2の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第3の共通ドレイン線に接続される第3の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第4の共通ドレイン線に接続される第4の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第1、第2、第3および第4の共通ドレイン線の論
    理レベルを組み合わせ るための複数の論理回路(27,
    28,29,30)と、 前記複数の論理回路の出力を選択的に出力するための選
    択回路(31)とを備えた ことを特徴とする半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】格子状に配置されたメモリセルから成るメ
    モリセルアレイを備えたランダムアクセスメモリとシリ
    アルアクセスメモリを有する半導体記憶装置において、
    シリアルデ−タレジスタと、前記シリアルアクセスメモ
    リの出力と前記シリアルデ−タレジスタの出力を比較す
    る比較器と、前記シリアルアクセスメモリの出力と前記
    比較器の出力を切り換えてシリアルデ−タ入出力端子へ
    接続する切り換え回路を備えたことを特徴とする半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】格子状に配置されたメモリセルから成るメ
    モリセルアレイを備えたランダムアクセスメモリとシリ
    アルアクセスメモリを有する半導体記憶装置において、
    前記シリアルアクセスメモリの出力と前記ランダムアク
    セスメモリの出力の一致を検出する一致検出回路と、前
    記一致検出回路の検出結果を出力する出力端子(12
    1)を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】一致検出回路が、複数の排他論理和ゲ−ト
    と、ドレインが共通接続された複数のトランジスタより
    なることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】格子状に配置されたメモリセルから成るメ
    モリセルアレイを備え、前記メモリセルアレイからのデ
    ータ読みだし時にワードラインにより行単位で選択され
    る複数のメモリセルと、該行単位で選択される複数のメ
    モリセルが接続されるビット線に接続され、前記ビット
    線の電位を増幅する1ワード線に接続されるメモリセル
    と同数の相補出力を有するセンスアンプ(2)と、入力
    アドレスに応じて前記1ワード線に接続されるメモリセ
    ルと同数のセンスアンプに接続され、該センスアンプを
    データバス(4)に選択的に接続するカラム選択ゲート
    (3)と備えたランダムアクセスメモリとシリアルアク
    セスメモリを有する半導体記憶装置において、 前記シリアルアクセスメモリにテストデータを入力する
    手段と、 シリアルアクセスメモリから前記ランダムアクセスメモ
    リへテストデータを転送する手段と、 奇数番目のトランジスタのドレインが第1の共通ドレイ
    ン線に接続されるとともに、偶数番目のトランジスタの
    ドレインが第2の共通ドレイン線に接続され、前記セン
    スアンプ(2)の正相の出力と前記カラム選択(3)と
    の接続点にゲートが接続される第1のトランジスタ群
    (5)と、 奇数番目のトランジスタのドレインが前記第2の共通ド
    レイン線に接続されるとともに、偶数番目のトランジス
    タのドレインが前記第1の共通ドレイン線に接続され、
    前記センスアンプ(2)の逆相の出力と前記カラム選択
    (3)との接続点にゲートが接続される第2のトランジ
    スタ群(8)と、 前記第1の共通ドレイン線に接続される第1の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第2の共通ドレイン線に接続される第2の負荷トラ
    ンジスタとを備えた ことを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】格子状に配置されたメモリセルから成るメ
    モリセルアレイを備え、前記メモリセルアレイからのデ
    ータ読みだし時にワードラインにより行単位で選択され
    る複数のメモリセルと、該行単位で選択される複数のメ
    モリセルが接続されるビット線に接続され、前記ビット
    線の電位を増幅する1ワード線に接続されるメモリセル
    と同数の相補出力を有するセンスアンプ(2)と、入力
    アドレスに応じて前記1ワード線に接続されるメモリセ
    ルと同数のセンスアンプに接続され、該センスアンプを
    データバス(4)に選択的に接続するカラム選択ゲート
    (3)と備えたランダムアクセスメモリとシリアルアク
    セスメモリを有する半導体記憶装置において、 前記シリアルアクセスメモリにテストデータを入力する
    手段と、 シリアルアクセスメモリから前記ランダムアクセスメモ
    リへテストデータを転送する手段と、 ドレインが共通接続され、前記センスアンプ(2)の正
    相出力と前記カラム選択(3)との接続点にゲートが接
    続される第1のトランジスタ群(5)と、 ドレインが共通接続され、前記センスアンプ(2)の逆
    相出力と前記カラム選択(3)との接続点にゲートが接
    続される第2のトランジスタ群(8)と、 前記第1のトランジスタ群(5)の共通ドレインに接続
    される第1の負荷トランジスタと 前記第2のトランジス
    タ群(8)の共通ドレインに接続される第2の負荷トラ
    ンジスタと を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】格子状に配置されたメモリセルから成るメ
    モリセルアレイを備え、前記メモリセルアレイからのデ
    ータ読みだし時にワードラインにより行単位で選択され
    る複数のメモリセルと、該行単位で選択される複数のメ
    モリセルが接続されるビット線に接続され、前記ビット
    線の電位を増幅する1ワード線に接続されるメモリセル
    と同数の相補出力を有するセンスアンプ(2)と、入力
    アドレスに応じて前記1ワード線に接続されるメモリセ
    ルと同数のセンスアンプに接続され、該センスアンプを
    データバス(4)に選択的に接続するカラム選択ゲート
    (3)と備えたランダムアクセスメモリとシリアルアク
    セスメモリを有する半導体記憶装置において、 前記シリアルアクセスメモリにテストデータを入力する
    手段と、 シリアルアクセスメモリから前記ランダムアクセスメモ
    リへテストデータを転送する手段と、 奇数番目のトランジスタのドレインが第1の共通ドレイ
    ン線に接続されるとともに、偶数番目のトランジスタの
    ドレインが第2の共通ドレイン線に接続され、前記セン
    スアンプ(2)の正相の出力と前記カラム選択(3)と
    の接続点にゲートが接続される第1のトランジスタ群
    (5)と、 奇数番目のトランジスタのドレインが前記第3の共通ド
    レイン線に接続されるとともに、偶数番目のトランジス
    タのドレインが前記第4の共通ドレイン線に接続され、
    前記センスアンプ(2)の逆相の出力と前記カラム選択
    (3)との接続点にゲートが接続される第2のトランジ
    スタ群(8)と、 前記第1の共通ドレイン線に接続される第1の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第2の共通ドレイン線に接続される第2の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第3の共通ドレイン線に接続される第3の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第4の共通ドレイン線に接続される第4の負荷トラ
    ンジスタと、 前記第1、第2、第3および第4の共通ドレイン線の論
    理レベルを組み合わせるための複数の論理回路(27,
    28,29,30)と、 前記複数の論理回路の出力を選択的に出力するための選
    択回路(31)と を備えたことを特徴とする半導体記憶
    装置。
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