JPH10283643A - 光ピックアップ移動制御装置 - Google Patents

光ピックアップ移動制御装置

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JPH10283643A
JPH10283643A JP10538097A JP10538097A JPH10283643A JP H10283643 A JPH10283643 A JP H10283643A JP 10538097 A JP10538097 A JP 10538097A JP 10538097 A JP10538097 A JP 10538097A JP H10283643 A JPH10283643 A JP H10283643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
optical pickup
tracking
target position
access
Prior art date
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Pending
Application number
JP10538097A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiro Ito
重博 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10538097A priority Critical patent/JPH10283643A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標位置到達誤差を小さくして、目標位置ま
でアクセス回数を低減し、アクセスタイムの短縮を可能
にする。 【解決手段】 光ピックアップ1のアクセス方向に対物
レンズ3の光軸ずれが生じている場合は、光ピックアッ
プ1のアクセス開始時にCPU7で算出した移動トラッ
ク本数を対物レンズ3の光軸中心からのずれ量部だけC
PU7の補正手段71により補正して移動トラック本数
を再設定した後、トラック本数分カウントしながら光ピ
ックアップ1を移動させ、再設定した移動トラック本数
をカウント終了した時点でトラッキングサーボを動作さ
せて目標のトラックに対物レンズ3を追従させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップを
現在位置から目標位置へアクセスさせる光ピックアップ
移動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップ移動制御装置につ
いて、図4を参照して説明する。
【0003】図4において、41は光ピックアップ、4
2は光ピックアップ41に搭載されたトラッキング用の
アクチュエータ、43はアクチュエータ42に設置さ
れ、アクチュエータ42により目的のトラック上のピッ
トを読み取るように動作される対物レンズであり、この
対物レンズ43はディスク49のトラックに光スポット
を形成する。44はディスク49からの反射光を図示省
略のホトディテクタで受光して電気信号に変換した信号
からトラッキングエラー(TE)を生成するTE生成手
段、45はTE生成手段で生成されたトラッキングエラ
ー信号を基にアクチュエータ42を駆動して対物レンズ
43を制御するためのトラッキングドライブ(TRD)
信号を生成するTRD生成手段である。また、46はT
E信号、TRD信号が入力されるトラッキングサーボ用
のディジタル信号処理部(サーブDSP部)であり、こ
のサーボDSP部46にはシステム制御用のCPU47
が接続されている。48は光ピックアップ41をディス
ク49の径方向に移動させる送り機構である。
【0004】次に、上記のように構成された従来の光ピ
ックアップ移動制御装置の動作について説明する。
【0005】光ピックアップ41を現在位置から目標位
置へアクセスさせる場合は、光ピックアップ41の現在
位置から目標位置までの移動トラック本数をCPU47
で算出する。次にトラッキングサーボを解除しサーボD
SP部46で移動トラック(TE信号のゼロクロス)を
カウントしながら、CPU47で算出した移動トラック
本数分、送り機構48で光ピックアップ41を移動させ
た後、トラッキングサーボをオンにし、その位置でのア
ドレスを読み、目標位置と比較して、再度移動トラック
本数をCPU47で算出し、CPU47でアクセスを行
うことにより、目標位置に光ピックアップ41を移動さ
せることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の光ピックアップ移動制御装置では、アクセ
ス開始時に対物レンズが光軸中心位置からずれている場
合、トラッキング解除により対物レンズが光軸中心に復
帰するが、その時の対物レンズが横切るトラックについ
てもカウントしてしまうため、アクセス方向に光軸がず
れている場合には、目標位置より手前で、CPUで算出
した移動トラック本数のカウントが終了してしまう。こ
の結果、目標位置到達誤差が大きくなり、再度目標位置
までアクセスを行う必要があり、アクセスタイムが増加
するという課題がある。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するも
のであり、目標位置到達誤差を小さくして、目標位置ま
でアクセス回数を低減し、アクセスタイムの短縮を可能
にした光ピックアップ移動制御装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ピックアップ移動制御装置は、光ピックア
ップのアクセス開始時に、ディスクのトラックに対する
対物レンズのトラッキングエラー信号により前記アクチ
ュエータを駆動して対物レンズをトラッキング制御する
時に生成されるトラッキングドライブ信号から対物レン
ズの光軸中心からのずれ量及びずれ方向を検出するずれ
量検出手段と、検出されたずれ量及びずれ方向のデータ
を基に対物レンズの現在位置から目標位置までの移動ト
ラック本数を補正して再設定する補正手段を備えてなる
ものである。
【0009】本発明によれば、対物レンズの光軸中心か
らのずれ量及びずれ方向をトラッキングドライブ信号か
ら検出して、対物レンズの現在位置から目標位置までの
移動トラック本数を補正して再設定することにより、目
標位置到達誤差を小さくして、目標位置までアクセス回
数を低減し、アクセスタイムの短縮を可能にする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トラッキング用アクチュエータ及び該アクチュエー
タに設置された対物レンズを有する光ピックアップをデ
ィスクに対して現在位置から目標位置へアクセスさせる
光ピックアップ移動制御装置であって、前記光ピックア
ップのアクセス開始時に、前記ディスクのトラックに対
する前記対物レンズのトラッキングエラー信号により前
記アクチュエータを駆動して前記対物レンズをトラッキ
ング制御する時に生成されるトラッキングドライブ信号
から前記対物レンズの光軸中心からのずれ量及びずれ方
向を検出するずれ量検出手段と、前記検出されたずれ量
及びずれ方向のデータを基に前記対物レンズの現在位置
から目標位置までの移動トラック本数を補正して再設定
する補正手段を設けたものであり、光ピックアップのア
クセス方向に対物レンズの光軸ずれが生じている場合
は、光ピックアップのアクセス開始時に算出した移動ト
ラック本数を対物レンズの光軸中心からのずれ量部だけ
補正手段により補正して移動トラック本数を再設定した
後、トラック本数分カウントしながら光ピックアップを
移動させ、上記再設定した移動トラック本数をカウント
終了した時点でトラッキングサーボを動作させて目標の
トラックに対物レンズを追従させる。これによりアクセ
ス開始時に対物レンズが光軸中心へ復帰する時に横切る
トラックをミスカウントすることによる目標位置以前で
のトラックカウント終了を防止する作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、ずれ量検出手段
を、トラッキングドライブ信号及びトラッキングエラー
信号を基にトラッキング制御するサーボ用信号処理部に
設けたA−D変換器から構成されるものであり、このA
−D変換器でトラッキングドライブ信号をA−D変換す
ることにより対物レンズの光軸中心からのずれ量及びず
れ方向を検出し得る。
【0012】請求項3に記載の発明は、補正手段が、シ
ステム制御用のCPUから構成したものである。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態における光ピ
ックアップ移動制御装置の構成を示すブロック図であ
る。この図1において、1は光ピックアップ、2は光ピ
ックアップ1に搭載されたトラッキング用のアクチュエ
ータ、3はアクチュエータ2に設置され、アクチュエー
タ2により目的のトラック上のピットを読み取るように
動作される対物レンズであり、この対物レンズ3はディ
スク9のトラックに光スポットを形成する。4はディス
ク9からの反射光を図示省略のホトディテクタで受光し
て電気信号に変換した信号からトラッキングエラー(T
E)を生成するTE生成手段、5はTE生成手段で生成
されたトラッキングエラー信号を基にアクチュエータ2
を駆動して対物レンズ3を制御するためのトラッキング
ドライブ(TRD)信号を生成するTRD生成手段であ
る。また、6はTE信号、TRD信号が入力されるトラ
ッキングサーボ機能を有するサーボのディジタル信号処
理部(サーブDSP部)であり、このサーボDSP部6
にはシステム制御用のCPU7が接続されている。8は
光ピックアップ1をディスク9の径方向に移動させる送
り機構である。
【0015】また、上記サーボDSP部6は、TRD生
成手段5で生成されたTRD信号をA−D変換して対物
レンズの光軸中心からのずれ量及びずれ方向を検出する
A−D変換器(請求項のずれ量検出手段に相当する)6
1と、A−D変換されたずれ量データを記憶する内部R
AM62を備える。また、上記システム制御用のCPU
7は、検出されたずれ量及びずれ方向のデータを基に対
物レンズ3の現在位置から目標位置までの移動トラック
本数を補正して再設定する補正手段71を備える。
【0016】図2は、対物レンズ3の光軸中心からのず
れ量と、対物レンズ3の光軸を中心とするディスク外周
方向及び内周方向のずれ方向に対するTRD信号との関
係を示すグラフである。この図2から明らかなように、
TRD生成手段5で生成されたTRD信号の出力がYで
あれば、このTRD信号の出力から対物レンズ3の光軸
中心からのずれ量Xを算出できる。
【0017】上記のように構成された本実施の形態にお
ける光ピックアップ移動制御装置の動作を、図3を参照
して説明する。光ピックアップ1を現在位置から目標位
置へアクセスさせる場合は、光ピックアップ1の現在位
置から目標位置までの移動トラック本数X0をCPU7
で算出する。現在の対物レンズ3の光軸中心からディス
ク外周方向へのずれ量またはディスク内周方向へのずれ
量Xを、A−D変換されたTRD信号の数値をサーボD
SP部6の内部RAM62から換算してCPU7に読み
出す。ここで、光ピックアップ1のアクセス方向に、即
ちディスク外周方向またはディスク内周方向に光軸ずれ
が生じている場合は、対物レンズ3の光軸中心からのず
れ量Xで移動トラック本数を補正手段71で補正し、こ
の補正した値の移動トラック本数(X0+X/1.6)
に再設定する。その後、送り機構8を動作させて、トラ
ック本数をカウントしながら光ピックアップ1を再設定
した移動トラック本数分移動させた後、トラッキングサ
ーボを動作させて光ピックアップ1を目標位置に到達さ
せる。なお、上式において、 X0(対物レンズ光軸中心):現在位置から目標位置ま
での移動トラック本数 X(サーボTRD部の内部RAM値で換算):対物レン
ズの光軸中心からのずれ量 1.6μm:トラックピッチ X/1.6トラック:対物レンズずれトラック X0+X/1.6:補正移動トラック本数 である。
【0018】このような本実施の形態によれば、アクセ
ス開始時にトラッキングサーボを解除したとき、対物レ
ンズ3が光軸中心に復帰する時に横切るトラックをミス
カウントすることによる目標位置到達以前でのトラック
カウント終了を防止できるため、目標位置達成誤差を減
少させることができるとともに目標位置までのアクセス
回数も減少でき、これにより、アクセスタイムを短縮す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の光ピックアップ移
動制御装置によれば、対物レンズの光軸中心からのずれ
量及びずれ方向をトラッキングドライブ信号から検出
し、対物レンズの現在位置から目標位置までの移動トラ
ック本数を補正して再設定することにより、目標位置到
達誤差を小さくして、目標位置までアクセス回数を低減
させ、アクセスタイムを短縮できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光ピックアップ移
動制御装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるTRD信号と対物
レンズの光軸中心からのずれ量との関係を示すグラフ
【図3】本発明の実施の形態における対物レンズのずれ
量と現在位置及び目標位置の関係を示す説明図
【図4】従来における光ピックアップ移動制御装置の概
略構成図
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 アクチュエータ 3 対物レンズ 4 TE生成手段 5 TRD生成手段 6 サーボDSP部 61 A−D変換器 62 内部RAM 7 システム制御用CPU 71 補正手段 8 送り機構 9 ディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキング用アクチュエータ及び該ア
    クチュエータに設置された対物レンズを有する光ピック
    アップをディスクに対して現在位置から目標位置へアク
    セスさせる光ピックアップ移動制御装置であって、 前記光ピックアップのアクセス開始時に、前記ディスク
    のトラックに対する前記対物レンズのトラッキングエラ
    ー信号により前記アクチュエータを駆動して前記対物レ
    ンズをトラッキング制御する時に生成されるトラッキン
    グドライブ信号から前記対物レンズの光軸中心からのず
    れ量及びずれ方向を検出するずれ量検出手段と、前記検
    出されたずれ量及びずれ方向のデータを基に前記対物レ
    ンズの現在位置から目標位置までの移動トラック本数を
    補正して再設定する補正手段を設けたことを特徴とする
    光ピックアップ移動制御装置。
  2. 【請求項2】 ずれ量検出手段は、トラッキングドライ
    ブ信号及びトラッキングエラー信号を基にトラッキング
    制御するサーボ用信号処理部に設けたA−D変換器から
    構成されることを特徴とする請求項1記載の光ピックア
    ップ移動制御装置。
  3. 【請求項3】 補正手段は、システム制御用のCPUか
    ら構成されることを特徴とする請求項1記載の光ピック
    アップ移動制御装置。
JP10538097A 1997-04-09 1997-04-09 光ピックアップ移動制御装置 Pending JPH10283643A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000030083A1 (fr) * 1998-11-17 2000-05-25 Sony Corporation Appareil d'enregistrement et/ou de reproduction de disque optique, et procede d'acces
WO2001073772A1 (fr) * 2000-03-28 2001-10-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil a disque optique

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