JPH10283391A - レイアウト検証装置 - Google Patents

レイアウト検証装置

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JPH10283391A
JPH10283391A JP9090846A JP9084697A JPH10283391A JP H10283391 A JPH10283391 A JP H10283391A JP 9090846 A JP9090846 A JP 9090846A JP 9084697 A JP9084697 A JP 9084697A JP H10283391 A JPH10283391 A JP H10283391A
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JP
Japan
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layout
circuit
netlist
circuit diagram
verification
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JP9090846A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Sotozono
三彦 外薗
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レイアウト検証の対象外の部分も一緒に回路
シミュレーションを行うので、レイアウト検証を効率よ
く行えなかった。 【解決手段】 全体回路図9上で、検証を行わない部分
の素子シンボルに対して検証フラグをOFFに設定する
検証フラグOFF設定部11、全体レイアウト図1より
抽出された素子データ3をもとに作成されたネットリス
ト6から、検証フラグをOFFに設定された素子を削除
するOFF素子削除部13を備え、これにより作成され
た部分ネットリスト14を回路シミュレータ7に投入す
る。 【効果】 回路シミュレーションの負荷を軽減し、レイ
アウト検証を高速に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LSIのレイア
ウトから作成されたネットリストに対して回路シミュレ
ーションを行って回路特性を検証するレイアウト検証装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】レイアウト検証の目的は、回路図とレイ
アウト図との特性が一致するかを検証するもので、LS
Iのレイアウトから回路図には存在しない配線の寄生抵
抗や寄生容量などを抽出して、それらを付加したネット
リストを作成し、そのネットリストに対して回路シミュ
レーションを行って回路特性を調べることにある。とこ
ろが、LSIの規模が大きくなるにつれて、回路全体で
寄生素子を抽出したネットリストを回路シミュレータに
投入しても収束しにくくなったり、またそのLSIの各
端子の条件の入力や、シミュレーション時間に長時間を
要するようになる。 そこで、回路図上の素子とレイア
ウト上の素子との対応がとれているかは全体回路におい
て確認する必要があるが、寄生素子に関しては、回路図
上で選択したネットに対する寄生素子だけを回路図に付
加して、それのネットリストを生成して、部分的にレイ
アウト検証できるものがある。図8は、従来のレイアウ
ト検証装置(例えば Cadence社の selective back-anno
tation)を示す機能構成図である。図において、1は検
証対象の全体レイアウト図、2は全体レイアウト図1か
ら回路本来の素子と寄生素子とを抽出する素子抽出部
で、3はその抽出された素子データ、4は寄生素子を考
慮しようとするノードを選択するノード選択部、5はノ
ード選択部4で選択されたノードに寄生素子を付加した
ネットリスト6を作成するネットリスト作成部、7はネ
ットリスト6に対して回路シミュレーションを実行する
回路シミュレータである。
【0003】このような従来のレイアウト検証装置にお
いては、図9のフローチャートに示すように、まず、全
体レイアウト図1から寄生素子を抽出し(S1)、全体
レイアウト図と全体回路図との素子の対応をとる(S
2)。そして、全体回路図上で寄生素子を考慮するノー
ドを選択し(S3)、選択したノードに寄生素子を付加
したレイアウト全体に対するネットリスト6を作成する
(S4)。例えば、図10に示した回路図に対して部分
回路A内のVout1ノードを選択すると、図11に示すよ
うに、寄生素子として配線抵抗r1,r2,r3、および
配線容量c1,c2,c3,c4を付加したネットリストが
作成される。ただし、部分回路Bに関しては、ネットリ
ストに何ら変化はない。この寄生素子を付加した回路全
体のネットリスト6に回路シミュレータ7を実行して
(S5)、回路特性を検証するのである。以上のよう
に、寄生素子に関しては選択したノードの寄生素子のみ
を付加して検証可能であるが、回路シミュレーション
は、部分回路Aと部分回路Bとの両方を含めた回路図全
体を入力してレイアウト図と対応をとり、レイアウト全
体に対して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
イアウト検証装置では、LSIのレイアウトに対し部分
的にレイアウト検証を行う場合、寄生素子に関しては部
分回路を選択して付加することができるが、回路シミュ
レーションを実行する時点では、検証の対象とならない
不要な部分の回路も一緒に行うので、シミュレーション
の収束性は向上せず、またシミュレーション条件の設定
および実行時間も短縮することができなかった。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、その目的は、回路シミュレーシ
ョンの負担を軽減し、レイアウト検証を高速に行えるレ
イアウト検証装置を得るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレイアウ
ト検証においては、LSIのレイアウトと対応のとれた
回路図上において、レイアウト検証を行わない部分の素
子シンボルに対してそのプロパティとして検証フラグO
FFを設定する手段、上記レイアウト全体から寄生素子
を含めた全体ネットリストを作成する手段、および作成
された全体ネットリストから上記検証フラグOFFを設
定されている素子シンボルを削除して部分ネットリスト
を作成する手段を備えるものである。
【0007】また、部分ネットリスト上でOPEN端子
をもつ素子を削除する手段を備えるものである。
【0008】また、部分ネットリスト上で、削除された
素子シンボルを接続していた配線とそれら配線間に発生
する容量とを孤立配線回路とし、上記部分ネットリスト
から上記孤立配線回路を削除する手段を備えるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の一形態例である
レイアウト検証装置を示すブロック図である。図におい
て、1〜3および5〜7は図8に示した従来装置のもの
と同一または相当部分である。8は全体回路図9と全体
レイアウト図1から抽出された素子データ3とを照合し
て、素子名対応情報10を作成する素子名対応作成部で
ある。また、11は全体回路図9に対して、レイアウト
検証の対象外とする素子に検証フラグをOFFとする検
証フラグOFF設定部で、それにより検証不要部分にO
FFが設定されたOFF設定回路図12が得られる。1
3は素子名対応情報をもとに、OFF設定回路図12で
OFF設定された素子をレイアウト上で検索し、その素
子記述をネットリスト6から削除するOFF素子削除部
である。これにより、検証対象の素子のみ記述された部
分ネットリスト14が得られる。この部分ネットリスト
14を回路シミュレータ7に投入することにより、レイ
アウト検証を行う。
【0010】このように構成されたレイアウト検証装置
においても、まず従来と同様、素子抽出部2により、全
体レイアウト図1から寄生素子を含む素子データ3(本
来の素子および配線の寄生素子)を抽出し、ネットリス
ト作成部5によってレイアウト全体に対するネットリス
ト6を作成する。一方、素子名対応作成部8は、全体回
路図9と上記抽出された素子データとから、回路図上の
各素子に対して素子名を対応づけ、素子名対応情報10
を得る。また、検証フラグOFF設定部11は、全体回
路図9の各素子のうちレイアウト検証の対象外とする素
子に対して、検証フラグをOFFにすることにより、検
証不要な部分はOFFに設定されたOFF設定回路図1
2が得られる。次に、OFF素子削除部13は、上記素
子名対応情報を参照しながら、OFF設定回路図12で
OFF設定された素子をネットリスト6上で検索し、そ
の素子記述をネットリスト6から削除する。これによ
り、検証対象の素子のみ記述された部分ネットリスト1
4が得られる。
【0011】上記の処理を図2および図3を用いて説明
する。図2は、例えば図10で示した全体回路図に対応
する全体レイアウト図から、素子データ3(本来の素子
と配線抵抗、配線容量等の配線の寄生素子)を抽出して
作成されたネットリスト6である。ここで、例えば図中
の部分回路Bをレイアウト検証の対象外とした場合、検
証フラグOFF設定部11により、部分回路Bに存在す
る素子R3,R4,R5,Q2,Q3,Q4および外付け素子Vin2,Vb2,Vi
n3,Vb3,Vbiasの検証フラグがOFFされ、OFF設定回
路図12が作成される。このOFF設定回路図12と素
子名対応情報10とをもとに、図2で示した回路図から
上記部分回路B内の各素子を削除してできた回路図が図
3に示したもので、この回路に対応するネットリストが
部分ネットリスト14となる。図3に示した回路図に対
応する部分ネットリストでは、r8,r10などOPEN端子
をもつ寄生素子や孤立した配線モデルの回路がまだ残っ
ているが、これらは部分回路Aの回路特性には影響しな
い。以上により、回路シミュレーションの負荷が軽減さ
れ、必要な部分だけを検証可能とするので、効率のよい
レイアウト検証が行える。
【0012】実施の形態2.なお、上記実施の形態1に
おいては、レイアウト検証の対象外の部分を削除して部
分ネットリストを作成するものを示したが、図4に示す
ように、OFF素子削除部13とともにOPEN素子削
除部15を備え、OPEN端子をもつ素子をも削除した
回路図に対応した部分ネットリストを回路シミュレータ
7に投入することにより、回路シミュレーションの負荷
がさらに軽減される。上記実施の形態1において検証不
要部分を削除した回路図(図3)の例では、r8,r10,r1
1,r12,r15,c14がOPEN端子をもつ素子であり、それ
らが削除される。次にこれらのOPEN端子をもつ素子
が削除されたことによって初めてOPEN端子をもつよ
うになった素子r7,r14が削除される。それらを削除する
ことにより、さらにc15がOPEN端子をもつために削
除される。その回路図を図5に示す。この回路図に対応
するネットリストを回路シミュレータ7に投入するので
ある。
【0013】実施の形態3.なお、上記実施の形態1お
よび2で、レイアウト検証対象外の素子およびOPEN
端子をもつ素子を削除することを述べたが、図6に示す
ように、孤立配線回路削除部16を備え、回路特性に影
響のない孤立配線回路をも削除することにより、さらに
回路シミュレーションの負荷を軽減できる。孤立配線回
路とは、上記実施の形態1または実施の形態2において
削除された素子間を接続していた配線とそれら配線間に
発生する容量とを示し、上記素子が削除されたことによ
って回路が孤立しているものである。具体的には、GN
Dと容量のみで接続されている1つのノード、GNDと
容量のみで接続されている1つの抵抗、GNDと容量の
みで接続されている1つのキャパシタ、およびGNDと
容量のみで接続されている複数の(接続された)抵抗の
ことで、図5に示した回路の例では、それぞれ容量c8と
容量c9間のノード、r9、c19、r13,r16,r17、およびそれ
らに接続する容量c7,c8,c9,c10,c11,c12,c13,c16,c17,c
18が該当し、それらがすべて削除される。これにより、
回路シミュレータ7には、図7に示すように部分回路A
のみになった回路図に対応するネットリストが投入され
ることになる。
【0014】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0015】全体回路図からレイアウト検証の対象外の
素子を削除し、その部分回路に対応する部分ネットリス
トを回路シミュレータに投入することにより、効率のよ
いレイアウト検証が行える。
【0016】また、回路特性に影響のないOPEN端子
をもつ素子をも削除することにより、さらに回路シミュ
レーションの負荷を軽減することができる。
【0017】同様に、回路特性に影響のない孤立配線回
路も削除することにより、さらに回路シミュレーション
の負荷を軽減し、高速にレイアウト検証が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるレイアウト検
証装置を示す機能構成図である。
【図2】 図10の全体回路図例に寄生素子を付加した
全体回路図である。
【図3】 図2の全体回路図からレイアウト検証の対象
外とする部分の素子を削除した部分回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるレイアウト検
証装置を示す機能構成図である。
【図5】 図3の部分回路図からOPEN端子をもつ素
子を削除した部分回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるレイアウト検
証装置を示す機能構成図である。
【図7】 図5の部分回路から孤立配線回路を削除した
部分回路図である。
【図8】 従来のレイアウト検証装置を示す機能構成図
である。
【図9】 従来のレイアウト検証装置の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図10】 レイアウト検証対象の全体回路図例であ
る。
【図11】 図10の全体回路図のうち選択されたノー
ドのみ寄生素子を付加した回路図である。
【符号の説明】
1 全体レイアウト図、2 素子抽出部、3 素子デー
タ、4 ノード選択部、5 ネットリスト作成部、6
ネットリスト、7 回路シミュレータ、8 素子名対応
作成部、9 全体回路図、10 素子名対応情報、11
検証フラグOFF設定部、12 OFF設定回路図、
13 OFF素子削除部、14 部分ネットリスト、1
5 OPEN素子削除部、16 孤立配線回路削除部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIのレイアウトと対応のとれた回路
    図上において、レイアウト検証を行わない部分の素子シ
    ンボルに対してそのプロパティとして検証フラグOFF
    を設定する手段、上記レイアウト全体から寄生素子を含
    めた全体ネットリストを作成する手段、および作成され
    た全体ネットリストから上記検証フラグOFFを設定さ
    れている素子シンボルを削除して部分ネットリストを作
    成する手段を備え、上記部分ネットリストに基づいて回
    路シミュレーションを行うことを特徴とするレイアウト
    検証装置。
  2. 【請求項2】 部分ネットリスト上でOPEN端子をも
    つ素子を削除する手段を備え、このOPEN端子をもつ
    素子をも削除されたネットリストに基づいて回路シミュ
    レーションを行うことを特徴とする請求項1記載のレイ
    アウト検証装置。
  3. 【請求項3】 部分ネットリスト上で、削除された素子
    シンボルを接続していた配線とそれら配線間に発生する
    容量とを孤立配線回路とし、上記部分ネットリストから
    上記孤立配線回路を削除する手段を備え、この孤立配線
    回路を削除したネットリストに基づいて回路シミュレー
    ションを行うことを特徴とする請求項1または2記載の
    レイアウト検証装置。
JP9090846A 1997-04-09 1997-04-09 レイアウト検証装置 Pending JPH10283391A (ja)

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JP9090846A JPH10283391A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 レイアウト検証装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108048A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Fujitsu Microelectronics Ltd 電流判定プログラム、電流判定装置および電流判定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010108048A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Fujitsu Microelectronics Ltd 電流判定プログラム、電流判定装置および電流判定方法

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