JPH07200643A - 半導体集積回路のレイアウトデータ抽出方法及び抽出装置 - Google Patents

半導体集積回路のレイアウトデータ抽出方法及び抽出装置

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JPH07200643A
JPH07200643A JP5336884A JP33688493A JPH07200643A JP H07200643 A JPH07200643 A JP H07200643A JP 5336884 A JP5336884 A JP 5336884A JP 33688493 A JP33688493 A JP 33688493A JP H07200643 A JPH07200643 A JP H07200643A
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JP
Japan
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data
netlist
layout
layout data
database
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Pending
Application number
JP5336884A
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English (en)
Inventor
Yoji Shibata
洋司 柴田
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to JP5336884A priority Critical patent/JPH07200643A/ja
Publication of JPH07200643A publication Critical patent/JPH07200643A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】所望の回路のレイアウトに際して既存の半導体
集積回路のレイアウトデータを効率よく抽出する。 【構成】データベース6は、既存の半導体集積回路の種
々のレイアウトデータ、及び各レイアウトデータの電気
的接続に基づいて文字列に変換されたネットリストデー
タを格納している。レイアウト管理部2はレイアウトデ
ータにすべき回路データを入力し、その回路データをネ
ットリストデータに変換する。ネットリスト変換部3は
所定の規則に基づいてネットリストデータをシンボル化
する。ネットリスト管理部4はそのシンボルをデータベ
ース6のレイアウトデータに対応するシンボルから検索
する。レイアウト管理部2はネットリスト管理部4の検
索結果に基づいてデータベース6からレイアウトデータ
を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路の既存レ
イアウトデータの抽出方法に関する。近年の半導体技術
の進歩に伴い、半導体集積回路の短納期化が望まれてい
る。この短納期化を達成するためには、半導体集積回路
の設計期間を短縮化することが必要となる。既存の集積
回路のレイアウトデータからデータを抽出し、それを作
成すべき回路に利用することによって設計期間が短縮化
される。そのため、既存レイアウトデータからデータを
効率よく抽出できることが望まれている。
【0002】
【従来の技術】従来のレイアウトデータの抽出方法にお
いては、既存の半導体チップのレイアウトデータが物理
データ、すなわち、図形パターンの端点の座標データに
よってデータベースとして管理されている。これらのレ
イアウトデータには検索のためのキーワード又はファイ
ルナンバーが付与されている。データベースには素子単
体、論理セル、マクロ及びチップ全体の図形パターンの
座標データが管理されている。図9(a)には一例の論
理セル16の図形パターンデータが示され、図9(b)
には素子単体の一例のNPNトランジスタ17の図形パ
ターンデータが示されている。さらに、図9(c)には
一例のチップ18全体の図形パターンデータが示されて
いる。
【0003】そして、所望の回路データに基づいてチッ
プ上へのレイアウト処理を行うために、データベースに
登録されたすべてのデータを対象としてレイアウトデー
タが抽出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、データベー
スから抽出したデータは登録時のすべてのデータを対象
としているため、その抽出に多大な時間を要する。ま
た、例えば、図9(c)に示すチップ18のレイアウト
データが抽出された場合、実際に必要なデータが斜線部
の領域のデータであったとすると、膨大な数の不必要な
データが含まれることとなる。そのため、この不必要な
データの削除に工数が掛かる。従って、既存のレイアウ
トデータを抽出して再利用するレイアウト作業におい
て、レイアウト作業の短縮化を実現できない。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、所望の回路のレイアウ
トに際して既存の半導体集積回路のレイアウトデータを
効率よく抽出できる抽出方法及び抽出装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、既存の半導体集積回路の種々のレイアウ
トデータを、その電気的接続に基づいて文字列よりなる
ネットリストデータにそれぞれ変換し、レイアウトデー
タに対応するネットリストデータを当該レイアウトデー
タと共にデータベースに格納しておく。所望の回路デー
タに基づくレイアウトデータを作成するに際し、当該回
路データをネットリストデータに変換する。そして、そ
のネットリストデータに類似したネットリストデータを
データベースから検索し、その類似のネットリストデー
タに対応するレイアウトデータをデータベースから抽出
する。
【0007】
【作用】本発明では、既存の半導体集積回路の種々のレ
イアウトデータが、その電気的接続に基づいてネットリ
ストデータに変換され、レイアウトデータ及びそれに対
応するネットリストデータがデータベースに格納され
る。レイアウトデータを作成すべき回路データがネット
リストデータに変換され、そのネットリストデータに類
似したネットリストデータに対応するレイアウトデータ
がデータベースから抽出される。そのため、ネットリス
トデータを基に必要な分だけのレイアウトデータの抽出
や、近似したレイアウトデータの検索が容易になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1には本実施例のレイアウトデータ
抽出装置1が示されている。抽出装置1はレイアウト管
理部2、ネットリスト変換部3、ネットリスト管理部
4、圧縮化データ管理部5及びデータベース6を備えて
いる。
【0009】データベース6には既存の半導体チップの
レイアウトデータ、すなわち、図9(a)に示すような
論理セル16、図9(b)に示すような素子単体として
のNPNトランジスタ17及び図9(c)に示すような
チップ18全体の図形パターンの端点の座標データがそ
れぞれ多数格納されている。また、データベース6には
各レイアウトデータの電気的接続に基づいて文字列に変
換されたネットリストデータが各レイアウトデータに対
応して格納されている。図6にはデータベース6に格納
されたネットリストデータの一部14が示されている。
このネットリストデータ14は3つの素子(バイポーラ
トランジスタ)をグループとすることにより構成されて
いる。
【0010】レイアウト管理部2はネット変換手段及び
データ抽出手段を構成している。レイアウト管理部2は
レイアウトデータを作成すべき回路データ7を入力す
る。回路データ7としては例えば図2に示すような回路
接続データ10が入力される。回路接続データ10はN
PNトランジスタTr1,Tr2及び抵抗Rからなる。
レイアウト管理部2は回路データ7を例えば図3に示す
ように端子間を接続するネットのデータからなるネット
リストデータ11に変換する。ネットリストデータ11
は2つのNPN及び1つのPNPトランジスタのデータ
からなる。2つのNPNトランジスタのコレクタは同一
のネットn1を構成し、3つのトランジスタのエミッタ
は同一のネットn3を構成する。
【0011】また、レイアウト管理部2はネットリスト
管理部4からネットリストデータを入力し、そのネット
リストデータに対応するレイアウトデータをデータベー
ス6から読み出す。レイアウト管理部2はそのデータを
抽出データ8として出力する。
【0012】ネットリスト変換部3は前記レイアウト管
理部2によって変換されたネットリストデータ11を入
力する。ネットリスト変換部3はそのネットリストデー
タ11を所定の規則に基づいてシンボル化し、それを圧
縮化データ12としてネットリスト管理部4に出力す
る。
【0013】ネットリストデータのシンボル化を行うた
めの規則は、ネットリストデータを構成する素子の組み
合わせと、それらの素子の電気的接続の組み合わせで定
義されている。例えば、図8(a)に示すネットリスト
データでは、PNPトランジスタのコレクタ及びベース
が同一ネット(n1)を構成し、2つのNPNトランジ
スタのベースが同一ネット(n5)を構成している。こ
のネットリストデータはシンボルX1に圧縮化される。
図8(b)に示すネットリストデータでは2つのNPN
トランジスタのコレクタが同一ネット(n10)を構成
し、3つのトランジスタのエミッタが同一ネット(n1
2)を構成している。このネットリストデータはシンボ
ルX2に圧縮化される。
【0014】ネットリスト管理部4は前記ネットリスト
データ14を前記と同様の規則に基づいてシンボル化
し、図7に示す圧縮化データ15を作成する。図7にお
いて、チップAの既存データP1,P4はそれぞれシン
ボルX1となる。チップAの既存データP2はシンボル
X2となり、既存データP3はシンボルX3となる。ネ
ットリスト管理部4は作成したシンボルを図5に示す圧
縮化データ13として圧縮化データ管理部5に格納す
る。圧縮化データ13には、各シンボルと、そのシンボ
ルがどのチップのどの既存データかを指示する情報とが
ペアで格納されている。
【0015】ネットリスト管理部4はネットリスト変換
部3の圧縮化データ12を入力すると、その圧縮化デー
タ12のシンボルと同一のシンボルを圧縮化データ13
から検索する。圧縮化データ13に同一のシンボルが存
在すると、ネットリスト管理部4はそのシンボルとペア
のチップ名と既存データ番号とに対応するデータベース
6のネットリストデータをレイアウト管理部2に出力す
る。例えば、圧縮化データ12のシンボルがX2であ
り、圧縮化データ13からシンボルX2はチップAの既
存データP2であることがわかる。そのため、図6のネ
ットリストデータ14の一部14aがレイアウト管理部
2に出力される。
【0016】そして、レイアウト管理部2によってネッ
トリストデータ14aに対応するレイアウトデータがデ
ータベース6から読み出され、そのデータが抽出データ
8として出力される。
【0017】このように、本実施例では、既存の半導体
集積回路の種々のレイアウトデータがその電気的接続に
基づいてネットリストデータに変換され、レイアウトデ
ータ及びそれに対応するネットリストデータがデータベ
ース6に格納される。データベース6のすべてのネット
リストデータをシンボル化した圧縮化データ13がデー
タ管理部5に格納される。レイアウトデータを作成すべ
き回路データ7がレイアウト管理部2によってネットリ
ストデータに変換され、それをシンボル化した圧縮化デ
ータが作成される。この圧縮化データと同一となる圧縮
化データがデータ管理部5から検索され、その圧縮化デ
ータで表されるネットリストデータに対応するレイアウ
トデータが抽出される。そのため、ネットリストデータ
を基に必要な分だけのレイアウトデータを効率よく、し
かも迅速かつ容易に抽出することができる。その結果、
レイアウト作業を短縮化して回路の設計時間を短くで
き、ひいては半導体集積回路の短納期化を図ることがで
きる。
【0018】また、本実施例ではデータベース6のネッ
トリストデータをシンボル化して圧縮化データ13とし
て管理し、所望する回路のネットリストデータをシンボ
ル化して圧縮化データ13のシンボルと同一となるもの
を検索するようにした。その結果、検索対象となる圧縮
化データの数を低減でき、検索時間を短縮化することが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
所望の回路のレイアウトに際して既存の半導体集積回路
のレイアウトデータを効率よく抽出できる優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のレイアウトデータ抽出装置を示すブ
ロック図である。
【図2】一例の回路データを示す回路図である。
【図3】レイアウト管理部によって作成されるネットリ
ストデータの一例を示す説明図である。
【図4】ネットリスト変換部によって作成される圧縮化
データの一例を示す説明図である。
【図5】圧縮化データ管理部に格納される圧縮化データ
の一例を示す説明図である。
【図6】データベースのレイアウトデータを変換したネ
ットリストデータの一例を示す説明図である。
【図7】ネットリスト管理部によって作成される圧縮化
データの一例を示す説明図である。
【図8】(a),(b)はそれぞれネットリストデータ
のシンボル化を示す説明図である。
【図9】(a)〜(c)はそれぞれレイアウトデータを
示す説明図である。
【符号の説明】
2 ネット変換手段及びデータ抽出手段としてのレイア
ウト管理部 3 ネットリスト変換部 4 データ抽出手段としてのネットリスト管理部 6 データベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存の半導体集積回路の種々のレイアウ
    トデータを、その電気的接続に基づいて文字列よりなる
    ネットリストデータにそれぞれ変換し、レイアウトデー
    タに対応するネットリストデータを当該レイアウトデー
    タと共にデータベースに格納しておき、 所望の回路データに基づくレイアウトデータを作成する
    に際し、当該回路データをネットリストデータに変換
    し、そのネットリストデータに類似したネットリストデ
    ータを前記データベースから検索し、その類似のネット
    リストデータに対応するレイアウトデータを前記データ
    ベースから抽出することを特徴とする半導体集積回路の
    レイアウトデータ抽出方法。
  2. 【請求項2】 前記データベースにおけるネットリスト
    データを所定の規則に基づいてシンボル化するととも
    に、前記回路データを変換したネットリストデータを前
    記所定の規則に基づいてシンボル化し、同一のシンボル
    で表されるネットリストデータに対応するレイアウトデ
    ータを前記データベースから抽出することを特徴とする
    請求項1に記載の半導体集積回路のレイアウトデータ抽
    出方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の規則は、ネットリストデータ
    を構成する素子の組み合わせ及び電気的接続の組み合わ
    せであること特徴とする請求項2に記載の半導体集積回
    路のレイアウトデータ抽出方法。
  4. 【請求項4】 既存の半導体集積回路の種々のレイアウ
    トデータを格納するとともに、各レイアウトデータの電
    気的接続に基づいて文字列に変換されたネットリストデ
    ータを格納したデータベース(6)と、 レイアウトデータにすべき回路データを入力し、当該回
    路データをネットリストデータに変換するネット変換手
    段(2)と、 前記ネット変換部(2)によって変換されたネットリス
    トデータに類似したネットリストデータを前記データベ
    ース(6)から検索し、その類似のネットリストデータ
    に対応するレイアウトデータを前記データベース(6)
    から抽出するデータ抽出手段(2,4)とを備えること
    を特徴とする半導体集積回路のレイアウトデータ抽出装
    置。
JP5336884A 1993-12-28 1993-12-28 半導体集積回路のレイアウトデータ抽出方法及び抽出装置 Pending JPH07200643A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5336884A JPH07200643A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 半導体集積回路のレイアウトデータ抽出方法及び抽出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5336884A JPH07200643A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 半導体集積回路のレイアウトデータ抽出方法及び抽出装置

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JPH07200643A true JPH07200643A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18303551

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5336884A Pending JPH07200643A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 半導体集積回路のレイアウトデータ抽出方法及び抽出装置

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JP (1) JPH07200643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1298050C (zh) * 2003-02-19 2007-01-31 上海芯华微电子有限公司 双极型集成电路设计中的版图和电路图提取方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030225