JPH10283087A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH10283087A
JPH10283087A JP9188297A JP9188297A JPH10283087A JP H10283087 A JPH10283087 A JP H10283087A JP 9188297 A JP9188297 A JP 9188297A JP 9188297 A JP9188297 A JP 9188297A JP H10283087 A JPH10283087 A JP H10283087A
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JP
Japan
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power
control unit
port
peripheral device
computer
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JP9188297A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Nagao
尚幸 長尾
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信制御装置に関し、コンピュータ本体と周
辺機器との接続形態を単純化することによってコンピュ
ータシステムの信頼性を向上させることを目的とする。 【解決手段】 コンピュータ本体と周辺機器の間の通信
を制御する通信制御装置であって、周辺機器が接続され
るポートと、該ポートを介して接続された周辺機器の通
信プロトコル制御及びインターフェイス変換を行う制御
部と、該周辺機器への電源の供給を制御する電源制御部
を備え、該ポートと該制御部と該電源制御部がコンピュ
ータ本体と一体化されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ本体と
周辺機器の間の通信を制御する通信制御装置に関する。
【0002】コンピュータシステムは一般にコンピュー
タ本体と周辺機器をケーブルで接続したもので構成され
ており、その用途や応用範囲は周辺機器の機能や数によ
って大きく左右される。例えば、パソコンを用いたシス
テムでは、キーボード、マウス、ディスプレイ等の周辺
機器が従来から用いられているが、近年これらの標準的
な周辺機器に加えてスキャナやディジタルカメラ等の周
辺機器が安価に入手可能となって一般に普及しつつあり
パソコンシステムの普及に大きな役割を果たしている。
さらに、複数のパソコンシステムを通信回線で相互接続
するネットワーク化の進展によってモデム等の周辺機器
もパソコンシステムに標準的に備えられるようになって
おりその普及を加速している。
【0003】以上のように、コンピュータシステムの応
用範囲の拡大は必然的にコンピュータ本体に接続される
周辺機器数の増加をもたらすことになる。従って、コン
ピュータシステムの設置面積が限られている場合にはコ
ンピュータ本体の近傍に周辺機器及その間を接続するケ
ーブルが密集することになり、システムの保守・管理に
支障を来たしたり、その信頼性を低下させる等の問題を
生じさせその解決が望まれている。
【0004】
【従来の技術】極く一般的な仕様のパソコン本体には周
辺機器を接続するポートとしてキーボード、マウス、デ
ィスプレイ用のポートが各1個、シリアルポート2個、
パラレルポート1個の合計6個のポートが設けられてい
る。従って、パソコン本体にキーボード等の標準的な周
辺機器を接続すると、僅かな空きポートが残るだけとな
りディジタルカメラやスキャナ、ハードディスク等のS
CSI機器、さらには、無停電電源装置や各種測定機器
等の周辺機器を同時に接続することができなくなる。
【0005】そこで、ハブやルーター等の集線装置を利
用して多数の周辺機器の接続を行う方式が従来から用い
られている。図6は従来のパソコンシステムの構成を示
した図であり、同図に見られるように、ディスプレイ2
2、キーボード23、マウス24、ジョイスティック25等の
複数の周辺機器をケーブルでハブ21に接続し、ハブ21と
パソコン本体20とを1本のケーブルで接続する。周辺機
器を増設する場合にはハブの設置数を増やすことで対応
する。即ち、図6に示したように、新たに設置したハブ
26に増設する周辺機器としてプリンタ27、ディジタルカ
メラ28、スキャナ29を接続する。そして、ハブ26を既設
のハブ21を介してパソコン本体20と接続する。
【0006】集線装置は周辺機器とコンピュータ本体と
の間で通信プロトコル制御やインターフェイスの変換を
行うことによりそれぞれ規格の異なる周辺機器とコンピ
ュータ本体との間で信号の送受信を可能にする機能を有
するものであるが、その他にコンピュータ本体から各周
辺機器への電源供給を行う機能を持たせることもでき
る。この場合、集線装置にそれぞれ独自の電源を内蔵さ
せて周辺機器への電源供給を行う方式、あるいは集線装
置がコンピュータ本体から供給される電源を受けて配下
の周辺機器に分配する方式等が用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来はコ
ンピュータ本体に集線装置を介して周辺機器を接続して
おり、周辺機器を増設する場合には集線装置の設置数を
増やすことで対応していた。しかしながら、ハブやルー
ター等の集線装置はコンピュータ本体とは別個の独立し
た機器であるためコンピュータシステムの構築に際して
は当然集線装置自体の設置場所も確保する必要がありシ
ステムが複雑化するという問題がある。さらに、集線装
置はシステムの管理・保守を行う上でコンピュータ本体
とできるだけ近い場所に設置する方が便利なため実際に
はコンピュータ本体の近傍に設置される場合が多く、か
つ集線装置の設置に伴ってコンピュータ本体の近傍には
ケーブルの配置場所も確保しなければならず、コンピュ
ータ本体近傍の混雑度が一層高くなるという問題があっ
た。
【0008】また、前述したように周辺機器の増設に対
応してハブの設置数を増加させる方式では、幾つものハ
ブを経由してコンピュータ本体と周辺機器が接続される
ことになるため必要以上にケーブル本数が増加しシステ
ムの混雑度に拍車をかけることになり、さらにケーブル
とケーブルを接続するコネクタでの信号の反射や実効的
なケーブル長の増大によりパソコン本体と周辺機器との
間で送受信される信号の周波数特性が低下する。これは
高周波数域における信号品質の低下を招きシステムの高
速化の障害になるという問題がある。
【0009】また、ケーブルを介してコンピュータ本体
あるいは集線装置から周辺機器に電源を供給する場合に
はケーブルの実効長の増加やコネクタでの反射による電
力損失も無視できなくなり、例えば、コンピュータ本体
に接続される周辺機器の総消費電力がコンピュータ本体
の供給可能電力の限界近くにあった場合、上述のような
電力損失によって供給電圧が不安定となりシステムの信
頼性が低下するという問題がある。
【0010】そこで、本発明はコンピュータ本体と周辺
機器との接続形態を単純化することによってコンピュー
タシステムの信頼性を向上させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、コン
ピュータ本体と周辺機器の間の通信を制御する通信制御
装置であって、周辺機器が接続されるポートと、該ポー
トを介して接続された周辺機器の通信プロトコル制御及
びインターフェイス変換を行う制御部と、該周辺機器へ
の電源の供給を制御する電源制御部を備え、該ポートと
該制御部と該電源制御部がコンピュータ本体と一体化さ
れていることを特徴とする通信制御装置、あるいは、該
電源制御部は該コンピュータ本体の拡張バスから供給さ
れる電源を変換して該周辺機器に供給することを特徴と
する上記通信制御装置、あるいは、外部から供給される
交流電源を直流電源に変換する電源変換部を備え、該電
源制御部は該電源変換部から供給される電源を該周辺機
器に供給することを特徴とする上記通信制御装置、ある
いは、該電源変換部は、外気を取り入れるファンと、該
ファンから取り入れた外気を所定の排気口に導くダクト
を備えることを特徴とする上記通信制御装置、あるい
は、周辺機器が接続される増設ポートの設けられた基板
がケーブルを介して該制御部に接続され、該増設ポート
に接続された周辺機器は該制御部によって制御されるこ
とを特徴とする上記通信制御装置によって達成される。
【0012】本発明では、周辺機器の通信プロトコル制
御及びインターフェイス変換を行う制御部及び周辺機器
への電源の供給を制御する電源制御部を有する通信制御
装置がコンピュータ本体と一体化されているので、ハブ
等の集線装置を用いることなくコンピュータ本体に周辺
機器を直接接続することが可能となる。そのため、周辺
機器を増設したことに伴うコンピュータシステムの構成
要素の増加を最小限に抑えることができるのでシステム
の保守・管理が容易になるとともにその信頼性の低下を
抑えることができる。
【0013】また、本発明の通信制御装置はコンピュー
タ本体の拡張バスから供給される電力を各周辺機器の規
格に適合させて供給することができるのでコンピュータ
本体の電源に余裕があって周辺機器の電力を賄える場合
には別途電源を設ける必要がなくコンピュータシステム
の構成をより単純にすることができる。
【0014】また、外部から供給される交流電源を直流
電源に変換する電源変換部を通信制御装置に内蔵させて
いるのでコンピュータ本体から供給可能な電力が各周辺
機器で必要とされる電力に足りない場合においても電源
の設置場所を新たに確保する必要がなくシステムの構成
の複雑化を防ぐことができる。そして、電源変換部で発
生する熱はファンによって取り入れた外気で冷却しダク
トによって所定の排気口に導いて排出するようにしてい
るので通信制御装置内の温度上昇を効果的に防ぐことが
できる。
【0015】また、増設ポートの設けられた新たな基板
をケーブルで上記制御部及び電源制御部に接続すること
によりコンピュータシステムの構成を複雑化することな
く周辺機器数の増加に対応することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例に係る通信
制御装置のブロック図である。通信制御装置は周辺機器
を接続するためのコネクタが設けられた複数のポート4
0 〜44 を有しており、そのうちポート40 はコンピュ
ータ本体との接続に用いられ、ポート41 〜44 は周辺
機器との接続に用いられる。周辺機器用のポートには様
々な規格が存在する。そこで、ポート41 〜44 には統
一された規格のコネクタを使用し、個々の周辺機器とは
変換アダプタを介して接続するようにすれば、周辺機器
ごとに異なった規格のポートを設定する必要がなくな
る。
【0017】電源制御部1は周辺機器への電源の供給を
制御するものであり、バスB2を介してポート41 〜4
4 と接続されている。制御部2はコンピュータ本体から
図示しない拡張バスを介して送られてきた命令に従って
ポート41 〜44 に接続された周辺機器の通信プロトコ
ル制御及びインターフェイス変換を行うものであり、バ
スB1を介してポート41 〜44 と接続されている。制
御部2は電源制御部1とも接続されており、ポート41
〜44 を介して周辺機器から送られてきた信号に基づい
て各周辺機器に対する電源供給の要否を判断し電源制御
部1に通知する。電源制御部1は制御部2からの命令に
基づいて指定された周辺機器に適合した規格の電力の供
給あるいは供給停止処理を行う。ここで、電源としてコ
ンピュータ本体に備わっている電源を拡張バスを介して
取り出す方式、あるいは、通信制御装置自体に内蔵させ
た独立した電源を用いる方式のいずれかを用いることが
できるが、これらの方式については後述する。
【0018】制御部2にはROMあるいはRAMからな
る記憶部3が接続されており、制御部2は予め記憶部3
に記憶されている制御手順に従って上述したような制御
を行う。
【0019】図2は上記通信制御装置の実装形態を示し
た斜視図であり、図1と同一のものには同一番号を付し
てある。同図に見られるように、基板6上に制御部2、
電源制御部1、記憶部3が実装され配線パターンによっ
て相互に接続されている。基板6の端部にはパネル7が
取り付けられており、周辺機器を接続するコネクタが設
けられたポート41 〜44 がパネル7上に配置されてい
る。周辺機器との接続が容易に行えるように基板6はパ
ネル7を外部に露出させた状態でコンピュータ本体内に
配置されており、基板6に形成された配線パターンの端
部がコンピュータ本体の図示しない拡張バスに接続され
る。コンピュータ本体が必要とする電力容量に余裕があ
ってかつ周辺機器の消費電力を賄える場合、電源制御部
1はコンピュータ本体の拡張バスから供給される電源を
変換して周辺機器に供給するようにすることができる。
【0020】図3は本発明の他の実施例に係る通信制御
装置の斜視図を示したものであり、図2と同一機能を有
するものには同一番号を付してある。この実施例では、
外部から供給される100 V交流電源を周辺機器に適合し
た直流電源に変換する電源変換部8が基板6上に配置さ
れており、コンピュータ本体から供給される電源を用い
ることなく独自に周辺機器に電力を供給することができ
る。電源変換部8にはファン9とダクト10が設けられて
おり、電源変換部8で発生する熱はファン9によって取
り入れられた外気で冷却され、ダクト10を通してパネル
7の前面に設けられた排気口11から外部に排出される。
これによって電源変換部8で発生した熱が基板6上に実
装されている電源制御部1や制御部2等の部品の温度上
昇をもたらすことを防ぐことができる。
【0021】図4は周辺機器の増設に対応可能な通信制
御装置の斜視図を示したものである。コンピュータ本体
内で図2あるいは図3に示した基板6に平行して新たな
基板12を配置し、この基板12の端部に取り付けられたパ
ネル13に増設ポート111 〜11 4 を設け、フラットケーブ
ル14を介して基板6上の制御部2に接続する。そして、
制御部2が増設ポート111 〜114 に接続された周辺機器
の通信プロトコル制御及びインターフェイス変換を行
う。本実施例では、基板12に新たに設けた電源制御部1
により増設された周辺機器に対する電源供給を独立に行
うようにしているが、既設の基板6上の電源制御部1に
よって電源供給を行わせることも可能である。
【0022】図5は本発明に係るパソコンシステムの構
成を示したものであり、図6と同一のものには同一番号
を付してある。パソコン本体20に図2〜図4で説明した
通信制御装置が内蔵されており、各周辺機器はパソコン
本体20の前面あるいは後面に見える通信制御装置のパネ
ル7に設けられたポートにケーブルで接続される。図6
に示した従来の構成と比較して明らかなように、ハブ等
の集線装置を用いる必要がないためパソコン本体と周辺
機器とを接続するケーブル本数も少なくなり、また、パ
ソコン本体と周辺機器との実効的なケーブル長を短くす
ることができるのでパソコンシステムの保守・管理が容
易となり信号品質、電源品質の低下を抑えることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によればコンピュ
ータ本体とこのコンピュータ本体に接続される周辺機器
からなるコンピュータシステムの構成を単純化すること
ができるのでこの種のコンピュータシステムの保守管理
を容易にしかつ信頼性を向上させる上で有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信制御装置のブロック図
【図2】 通信制御装置の実装形態を示す斜視図(その
1)
【図3】 通信制御装置の実装形態を示す斜視図(その
2)
【図4】 通信制御装置の実装形態を示す斜視図(その
3)
【図5】 本発明に係るパソコンシステムの構成を示す
【図6】 従来例に係るパソコンシステムの構成を示す
【符号の説明】
1 電源制御部 8 電源変換部 2 制御部 9 ファン 3 記憶部 10 ダクト 6、12 基板 11 排気口 7、13 パネル 14 フラットケーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ本体と周辺機器の間の通信
    を制御する通信制御装置であって、 周辺機器が接続されるポートと、該ポートを介して接続
    された周辺機器の通信プロトコル制御及びインターフェ
    イス変換を行う制御部と、該周辺機器への電源の供給を
    制御する電源制御部を備え、 該ポートと該制御部と該電源制御部がコンピュータ本体
    と一体化されていることを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 該電源制御部は該コンピュータ本体の拡
    張バスから供給される電源を変換して該周辺機器に供給
    することを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】 外部から供給される交流電源を直流電源
    に変換する電源変換部を備え、該電源制御部は該電源変
    換部から供給される電源を該周辺機器に供給することを
    特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 該電源変換部は、外気を取り入れるファ
    ンと、該ファンから取り入れた外気を所定の排気口に導
    くダクトを備えることを特徴とする請求項3記載の通信
    制御装置。
  5. 【請求項5】 周辺機器が接続される増設ポートの設け
    られた基板がケーブルを介して該制御部に接続され、該
    増設ポートに接続された周辺機器は該制御部によって制
    御されることを特徴とする請求項1記載の通信制御装
    置。
JP9188297A 1997-04-10 1997-04-10 通信制御装置 Pending JPH10283087A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7626282B2 (en) 2007-03-30 2009-12-01 Denso Corporation Protection device for protecting external device and method of controlling the same
JP2011239136A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Elmo Co Ltd 撮像装置

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