JPH10282791A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH10282791A
JPH10282791A JP9088099A JP8809997A JPH10282791A JP H10282791 A JPH10282791 A JP H10282791A JP 9088099 A JP9088099 A JP 9088099A JP 8809997 A JP8809997 A JP 8809997A JP H10282791 A JPH10282791 A JP H10282791A
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JP
Japan
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magnetic
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plate
magnet
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JP9088099A
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English (en)
Inventor
Yuji Sakami
裕二 酒見
Fumitake Hirobe
文武 廣部
Shigeru Matsuzaki
茂 松崎
Keiko Okuma
啓子 大熊
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ブラシを用いて現像剤を完全にシールす
ることができる現像装置を提供すること。 【構成】 現像容器と、反発磁極を形成する磁界発生手
段を有して現像剤を担持して回転する現像剤担持体10
と、該現像剤担持体10の端部に現像剤担持体10周面
との間に所定の間隙を有して設けられた磁性部材21を
有する現像装置において、前記磁性部材21より端部側
に現像剤担持体10の一部の周面と所定の空隙を形成し
て複数の磁極N,Sを表面に交互に着磁した板状磁石2
6を配置し、該板状磁石26の各磁極N,Sをその境界
線の向きが現像剤の搬送方向を示すベクトルと現像剤担
持体10の回転の軸方向に平行で現像容器内側へ向かう
ベクトルの和の方向で、且つ、現像剤搬送方向に対する
傾きが5°以上45°以下である方向になるように配置
するとともに、反発磁界領域中央位相の軸方向の端部で
あって、且つ、磁性部材21近傍に現像剤担持体10と
板状磁石26との間で磁気ブラシが形成されるように板
状磁石26を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或は
静電記録方式を採用する画像形成装置に設けられる現像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式或は静電記録方式によって
像担持体上に形成された静電潜像を1成分現像剤或は2
成分現像剤を用いて現像するための現像装置としては従
来から種々のものが提案されているが、その代表的なも
のを図9に示す。
【0003】即ち、図9は従来の現像装置1の断面図で
あり、該現像装置1は現像容器2を備え、この現像容器
2内にはスクリュー4,6が配設されており、これらの
スクリュー4,6によって現像剤8が現像容器2内で往
復循環される。
【0004】又、現像装置1は現像剤担持体10を有し
ており、像担持体100上に形成された静電潜像を現像
するために現像容器2内の現像剤8が現像剤担持体10
によって像担持体100へと搬送される。この現像剤担
持体10は、磁化された固定の磁石ローラ10aと、該
磁石ローラ10aの周囲に図示矢印方向に回転自在に取
り付けられて現像剤8を像担持体100の方へと搬送す
る現像スリーブ10bとで構成されている。現像スリー
ブ10bは、図10に示すように、その軸10cが軸受
12を介して現像容器2の両側壁2a(図10には片側
の側壁2aのみが図示されている)に回転自在に支持さ
れている。
【0005】而して、現像スリーブ10bの回転によっ
てN2 極で汲み上げられた現像剤8はS2 極→N1 極→
1 極と搬送され、規制ブレード30によってその層厚
が規制されて現像剤薄層が形成される。ここで、S1
は現像主極であり、このS1極で穂立ちした現像剤8が
像担持体100上の静電潜像を現像し、その後、現像ス
リーブ10b上の現像剤8はN3 極及びN2 極の反発磁
極によって現像容器2内へ落下する。
【0006】ところで、以上の構成を有する現像装置1
においては、現像容器2内を前述のように循環移動する
現像剤8が現像スリーブ10bの表面に沿って前記軸受
12部へと移送され、該軸受12を通過して現像容器2
へ漏れ出たり、或は軸受12内に溜って該軸受12の機
能を阻害し、このために現像スリーブ10bの円滑な回
転が不可能となる。
【0007】そこで、図10に示すように、現像スリー
ブ10bの両端部に磁気ブラシを構成する板状磁性部材
21と磁石25等の現像剤8のシール手段が現像スリー
ブ10bの周囲を覆うように設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9及
び図10に示した従来の現像装置1においては、前記磁
性部材21が対向する現像剤担持体10の磁束密度が小
さい場合には磁気ブラシ効果が弱く、現像剤8が現像容
器2外へ漏れ出てしまうという問題があった。
【0009】又、磁石ローラ10aの例えば前記N3
とN2 極間の反発磁界領域の現像剤担持体10の軸方向
磁束密度分布において、図11(b)に示すように端部
の逆極反転が大きい場合には、前記磁石25を用いても
現像剤担持体10のスラスト方向の磁界が支配的となっ
て現像剤8が現像容器2外へ漏れ出してしまうという問
題があった。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、磁気ブラシを用いて現像剤を
完全にシールすることができる現像装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、磁性粒子を含む現像剤を収
容する現像容器と、該現像容器の開口部に設けられた反
発磁極を形成する磁界発生手段を有して現像剤を担持し
て回転する現像剤担持体と、該現像剤担持体の端部に現
像剤担持体周面との間に所定の間隙を有して設けられた
磁性部材を有する現像装置において、前記磁性部材より
端部側に現像剤担持体の一部の周面と所定の空隙を形成
して複数の磁極を表面に交互に着磁した板状磁石を配置
し、該板状磁石の各磁極をその境界線の向きが現像剤の
搬送方向を示すベクトルと現像剤担持体の回転の軸方向
に平行で現像容器内側へ向かうベクトルの和の方向で、
且つ、現像剤搬送方向に対する傾きが5°以上45°以
下である方向になるように配置するとともに、反発磁界
領域中央位相の軸方向の端部であって、且つ、磁性部材
近傍に現像剤担持体と板状磁石との間で磁気ブラシが形
成されるように板状磁石を配置したことを特徴とする。
【0012】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、反発極領域中央位相の軸方向端部であ
って、且つ、磁性部材近傍の現像剤担持体表面の磁極と
板状磁石の磁極の極性を逆にしたこと特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明に係る現像装置の断面図、図
2は同現像装置端部の部分断面図である。
【0015】本実施の形態に係る現像装置1はカラー画
像形成装置に設けられるものであって、これは現像剤
(磁性粒子が樹脂に混練された1成分磁性現像剤又は磁
性粒子を主成分とする磁性キャリアとトナーが混合され
た2成分現像剤)を収容する現像容器2を備えており、
該現像容器2内には不図示の現像剤を往復循環させるた
めのスクリュー4,6が配設されている。
【0016】又、現像装置1は現像剤担持体10を有し
ており、像担持体100上に形成された静電潜像を現像
するために現像容器2内の現像剤が現像剤担持体10に
よって像担持体100へと搬送される。この現像剤担持
体10は、磁化された固定の磁石ローラ10aと、該磁
石ローラ10aの周囲に図示矢印方向に回転自在に取り
付けられて現像剤を像担持体100の方へと搬送する現
像スリーブ10bとで構成されている。現像スリーブ1
0bは、図2に示すように、その軸10cが軸受12を
介して現像容器2の両側壁2a(図2には片側の側壁2
aのみが図示されている)に回転自在に支持されてい
る。
【0017】そして、図2に示すように、現像容器2の
側壁2aには現像スリーブ10bを包囲する板状磁性部
材21が取り付けられている。
【0018】而して、現像スリーブ10bの回転によっ
てN2 極で汲み上げられた現像剤はS2 極→N1 極→S
1 極と搬送され、規制ブレード30によってその層厚が
規制されて現像剤薄層が形成される。ここで、S1 極は
現像主極であり、このS1 極で穂立ちした現像剤が像担
持体100上の静電潜像を現像し、その後、現像スリー
ブ10b上の現像剤はN3 極及びN2 極の反発磁極によ
って現像容器2内へ落下する。
【0019】ところで、磁性部材21は、厚さ(t)が
0.2〜1mm程度の鉄板、ニッケル板、コバルト板又
はそれらの合金製板等の強磁性材料で作製されるのが好
ましい。これらの材料は(1/2)・(BH)max が
0.7J/m2 以下である。
【0020】ここで、(BH)max とは、Bを残留磁束
密度、Hを保磁力とした場合のB×Hの最大値であっ
て、最大エネルギー積を示す。
【0021】又、磁性部材21と現像スリーブ10bの
周面との間の空隙(g)は、限定されるものではない
が、0.3〜2mmの範囲で適当に設定される。
【0022】本実施の形態では、磁性部材21と現像ス
リーブ10bの周面との間に一様な空隙(g)を形成す
るため、磁性部材21は現像スリーブ10bと同中心を
有した幅(w)を有した環状に成形されるが、その形状
は図示される形状に限定されるものではなく、必要に応
じて種々の形状とすることができる。重要なことは、磁
性板21が非接触状態にて現像スリーブ10bの周面に
沿って配置されることである。又、磁性部材21の側面
が現像スリーブ10b周面の法線に対してなす角度は現
像剤の漏出をより確実に防ぐ点から45°以下が好まし
い。
【0023】又、磁性部材21は、現像スリーブ10b
の周面全部に亘って配置されるのが好ましいが、図1に
示すように、現像スリーブ10bの全周に亘って形成し
なくとも良い。
【0024】このように、現像スリーブ10bの両端部
に磁性部材21を配置することにより、現像スリーブ1
0bの内部に設けられた磁石ローラ10aの磁力によっ
て磁性部材21が磁化されて該磁性部材21と磁石ロー
ラ10aとの間に磁気回路が形成され、磁性部材21の
現像スリーブ10b側先端部に磁界が集中し、これによ
って該磁性部材21と現像スリーブ10bとの間の空隙
部に現像剤による密な磁気ブラシが形成される。そし
て、この磁気ブラシは、現像スリーブ10bに沿って現
像容器2の側壁2aと現像スリーブ10b表面との間の
隙間を通って軸受12へと進入する現像剤を阻止する作
用をなす。つまり、磁性部材21と現像スリーブ10b
との間の空隙部に形成される現像剤による磁気ブラシは
端部シール部材としての機能を果たす。
【0025】図3は不図示の非接触式磁束密度測定器で
現像剤担持体10のほぼ中央表面の磁束密度を周方向に
測定した結果を示すもので、図示のようにS1 〜S2
びN1 〜N3 の磁極とN2 極とN3 極の間の反発磁界領
域の中心位置Rが存在する。
【0026】又 図4には各磁極の軸方向の磁束密度分
布の一例としてN3 極位相と反発磁極領域の中心位置R
のデータを示す。尚、図4においては、現像剤担持体1
0の端部で磁性部材21に対向する位置を破線にて示
す。
【0027】磁性部材21に対向する部分は反発磁界領
域の中心位置Rの部分では元々磁力が弱い部分であるこ
とに加え、磁力が端部で反転して逆極性の磁力が発生す
るため、磁性部材21に対向する部分の磁束密度はほぼ
0となる。このため、反発磁界領域の中心位置Rに隣接
した空隙部においては現像剤による磁気ブラシの形成が
他の部分に比べて弱くなるか、或は磁気ブラシが形成さ
れない部分が発生し、この部分から現像剤若しくはトナ
ーが漏れてしまう場合がある。
【0028】又、反発磁極領域の中心位置R以外では磁
性部材21と磁石ローラ10aとの間で磁気ブラシが形
成されるが、現像剤担持体10の更に端部で逆極が発生
するために現像剤が現像容器2外に漏れてしまう場合も
あった。
【0029】以上のトナー及び現像剤漏れ対策として従
来は図10に示すように磁石25を配置していたが、単
に磁石25を配置したのみでは前述したように不十分で
あった。
【0030】そこで、本実施の形態では、図5に示すよ
うに、磁石26として複数の着磁された板状磁石を磁性
部材21の近傍に配置した。磁石26は複数の磁極N,
Sを表面に交互に着磁した板状磁石を使用し、各々の磁
極N,Sはその境界の向きが現像剤の搬送方向を示すベ
クトルと現像剤担持体10の回転の軸方向に平行で現像
容器2の内側へ向かうベクトルの和の方向で、且つ、現
像剤搬送方向に対する傾き角θが5°≦θ≦45°とな
る方向に向くよう配置されている。図5に示す例ではθ
=30°としている。
【0031】以上のような構成を採用することによっ
て、磁性部材21の外側に現像剤が漏れても、現像剤担
持体10の回転に伴って現像剤は現像容器2の内部へと
向かって搬送されるため、現像容器2の外側へ現像剤が
漏れてしまうことは全くなくなった。
【0032】ここで、上述のように現像剤担持体10の
回転に伴って現像剤が現像容器2の内側へ向かって搬送
される理由を図6に基づいて説明する。
【0033】板状磁石上の現像剤に対する拘束力はa方
向に対しては磁力上で同一ポテンシャルであり、殆ど働
かない。それに対して磁極N,Sの境界線に垂直なc方
向に対しては拘束力が働く。
【0034】そこで、現像剤に対してb方向に搬送され
る力がFbが加わった場合にはc方向にはFbの分力と
して現像剤の搬送方向にFcの力が働くが、それに対し
て見掛け上の拘束力Fc’が働いて打ち消されてしま
う。そのため、現像剤を搬送する力はa方向のFaとな
る。a方向に現像剤が搬送されることにより、外側に漏
れた現像剤も現像容器2内に回収されることとなる。但
し、この条件のみでは、N2 ,N3 の極間の反発磁界の
中心位置Rに隣接した空隙部分には磁気ブラシが形成さ
れないため、現像容器2内で飛散したトナーがその空隙
部分を抜け出る場合がある。
【0035】そこで、本実施の形態では、磁性部材21
の近傍で、且つ、反発磁界領域の中心位置R(図7のA
部分)に板状磁石と現像剤担持体10間で磁気ブラシを
形成することによりトナーの飛散を防ぐようにした。具
体的には、現像剤担持体10の内側の磁極、板状磁石の
磁極の極性がその部分で逆になるように磁石を配置し
た。
【0036】図7は板状磁石の周方向での位置付けを説
明する図である。
【0037】図7の左側には板状磁石26がある部分の
周方向の現像剤担持体10のほぼ中央周面上の磁束密度
の測定データを示し、右側にはN2 ,R,N3 の軸方向
の磁束密度のデータとその部分での板状磁石の配置を示
している。
【0038】図7から分かるように、反発磁界領域の中
心位置Rの磁性部材21と板状磁石26の間のAの部分
の現像剤担持体10上の磁極はS極(磁力の絶対値がマ
イナス)であり、そこに対向する板状磁石がN極となる
ように配置した。このように構成することによりAの部
分で磁気ブラシが形成され、従来、問題であった反発磁
界領域の中心位置Rの空隙部からのトナー漏れもなくな
り、安定した端部シールが得られた。
【0039】比較として、Aの部分をS極にした場合、
現像剤漏れは完全になくなったが、トナーが沢山漏れて
しまい、シールとしての効果は十分でなかった。
【0040】本実施の形態では、磁石26としては例え
ばフェライト磁性粉とゴムとを練り合わせたシート状ラ
バーマグネットを用いたが、弾力性に富む材質であれ
ば、これに限定されることはない。
【0041】又、磁極ピッチは2〜6mm程度の範囲に
設定され、磁力として100〜500ガウスが得られる
よう磁石ローラ10aの磁極配置及び磁束密度が設定さ
れ、磁石26は現像スリーブ10bの外径寸法等の条件
に応じて適切な形状が選択されることが好ましい。又、
現像スリーブ10bと板状磁石26の距離は、少なくと
も磁石26上に穂立ちする現像剤の頂点が現像スリーブ
10bの外周と接触して現像剤が搬送力Fbを受けるこ
とが可能な範囲として0.3〜2mmの間で選択される
ことが好ましい。
【0042】更に、磁石26は現像スリーブ10bの周
面全域に亘って配設されても良いが、図1に示すよう
に、現像容器2の範囲内で少なくともN3 極とN2 極間
の反発磁界形成付近の磁性部材21による現像剤の磁気
ブラシ形成が弱い領域に対向して部分的に配設しても十
分な効果が得られる。
【0043】尚、図8に示すように、反発磁界領域の中
心位置Rの端部のA部分における現像スリーブ10表面
の磁極がN極である場合には、その部分の板状磁石26
の極性をS極にすれば磁石26と現像剤担持体10間で
磁気ブラシが形成され、安定したシールが得られた。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、磁性粒子を含む現像剤を収容する現像容器と、
該現像容器の開口部に設けられた反発磁極を形成する磁
界発生手段を有して現像剤を担持して回転する現像剤担
持体と、該現像剤担持体の端部に現像剤担持体周面との
間に所定の間隙を有して設けられた磁性部材を有する現
像装置において、前記磁性部材より端部側に現像剤担持
体の一部の周面と所定の空隙を形成して複数の磁極を表
面に交互に着磁した板状磁石を配置し、該板状磁石の各
磁極をその境界線の向きが現像剤の搬送方向を示すベク
トルと現像剤担持体の回転の軸方向に平行で現像容器内
側へ向かうベクトルの和の方向で、且つ、現像剤搬送方
向に対する傾きが5°以上45°以下である方向になる
ように配置するとともに、反発磁界領域中央位相の軸方
向の端部であって、且つ、磁性部材近傍に現像剤担持体
と板状磁石との間で磁気ブラシが形成されるように板状
磁石を配置したため、磁気ブラシを用いて現像剤を完全
にシールすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の断面図である。
【図2】本発明に係る現像装置の部分断面図である。
【図3】本発明に係る現像装置における現像スリーブの
周方向磁束密度分布図である。
【図4】本発明に係る現像装置における現像スリーブの
軸方向磁束密度分布図である。
【図5】本発明に係る現像装置における現像スリーブと
磁性部材との関係を示す図である。
【図6】本発明に係る現像装置における現像剤の磁性部
材上の動作を説明するための図である。
【図7】本発明に係る現像装置における磁性部材と磁束
密度との関係を示す図である。
【図8】本発明に係る現像装置における磁性部材と磁束
密度との関係を示す図である。
【図9】従来の現像装置の断面図である。
【図10】従来の現像装置の部分断面図である。
【図11】従来の現像装置における現像スリーブの軸方
向磁束密度分布図である。
【符号の説明】
1 現像装置 2 現像容器 10 現像剤担持体 10a 磁石ローラ(磁界発生手段) 10b 現像スリーブ 21 磁性部材 26 板状磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大熊 啓子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性粒子を含む現像剤を収容する現像容
    器と、該現像容器の開口部に設けられた反発磁極を形成
    する磁界発生手段を有して現像剤を担持して回転する現
    像剤担持体と、該現像剤担持体の端部に現像剤担持体周
    面との間に所定の間隙を有して設けられた磁性部材を有
    する現像装置において、 前記磁性部材より端部側に現像剤担持体の一部の周面と
    所定の空隙を形成して複数の磁極を表面に交互に着磁し
    た板状磁石を配置し、該板状磁石の各磁極をその境界線
    の向きが現像剤の搬送方向を示すベクトルと現像剤担持
    体の回転の軸方向に平行で現像容器内側へ向かうベクト
    ルの和の方向で、且つ、現像剤搬送方向に対する傾きが
    5°以上45°以下である方向になるように配置すると
    ともに、反発磁界領域中央位相の軸方向の端部であっ
    て、且つ、磁性部材近傍に現像剤担持体と板状磁石との
    間で磁気ブラシが形成されるように板状磁石を配置した
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 反発極領域中央位相の軸方向端部であっ
    て、且つ、磁性部材近傍の現像剤担持体表面の磁極と板
    状磁石の磁極の極性が逆であること特徴とする請求項1
    記載の現像装置。
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