JPH10282229A - Fmレーダ装置 - Google Patents
Fmレーダ装置Info
- Publication number
- JPH10282229A JPH10282229A JP9085304A JP8530497A JPH10282229A JP H10282229 A JPH10282229 A JP H10282229A JP 9085304 A JP9085304 A JP 9085304A JP 8530497 A JP8530497 A JP 8530497A JP H10282229 A JPH10282229 A JP H10282229A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- radome
- dirt
- pass filter
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
の氷結、着雪、レドームに対する汚れの付着を検出して
報知できるFMレーダ装置を提供する。 【解決手段】 送信したFM信号2aの一部と受信信号
9Rとを混合回路10で混合してビート信号10aを得
る。ビート信号10aの低周波成分を低域通過フィルタ
12で抽出し、抽出した低周波成分をA/D変換器13
でA/D変換し、高速フーリエ変換器14で高速フーリ
エ変換を施す。制御部15は、レドーム8に汚れが付着
していない状態における低周波成分の周波数スペクトル
データを記憶している。制御部15は、ビート信号10
aの低周波成分の周波数スペクトルと記憶されている周
波数スペクトルデータとを比較して、レドーム8に汚れ
が付着したことを検出する。制御部15は、汚れ付着検
出時に、FM信号の単位時間当りの周波数変化量を大き
くする。
Description
係り、詳しくは、反射信号に基づいてレドームに付着し
た汚れを検出できるようしたFMレーダ装置に関するも
のである。
レドームまたはフロントグリルに抵抗線を配置すると共
に、温度センサ及び水分センサをレドームまたはフロン
トグリルに取り付け、温度センサ,水分センサの検出結
果に基づいて制御手段で抵抗線に電流を供給するか否か
を制御することで、無駄な電力を消費せずに雪の付着に
よるレーダ感度の低下を防止するようにした車載用レー
ダが記載されている。
雨,風の気象条件及び異物の付着による受信障害を防止
するために、反射板の前面を覆う錐形のレドームを反射
板の取り付け、このレドームにコンバータを取り付ける
ようにしたパラボラアンテナが記載されている。
ムの表面全域に複数の電極を独立に張り付け、レドーム
の表面に泥水が付着したり表面が氷結したりすることに
よって所定数の電極間が導通状態になったことを、電流
または電圧によって検出し、泥水の付着または氷結によ
るレーダ動作不良を検知するようにした自己動作不良検
知機能付自動車衝突レーダが記載されている。
反射の方向へ延伸された軟質シートを長い短冊形の複数
片に分割することにより、風の自然力を利用して着雪を
防止するようにした着雪防止アンテナ用レドームが記載
されている。
号公報に記載されているパラボラアンテナ、ならびに、
特開平7−147510号公報に記載されている着雪防
止アンテナ用レドームは、レドームに対する着雪等を防
止することができるが、レドームの表面に汚れ等が付着
したことを検出することはできない。
れた車載用レーダは、レドームに温度センサ,水分セン
サを取り付け、それらのセンサの出力に基づいて雪の付
着を検出している。特開平6−59024号公報に記載
された自己動作不良検知機能付自動車衝突レーダは、レ
ドームの表面全域に複数の電極を配設し、電極間が導通
状態になったことに基づいてレーダ動作不良を検知する
ようにしている。しかしながら、泥水の付着や氷結を検
出するためにレドームに各種のセンサや電極を配設する
ものでは、レドームの構造が複雑になる。
なされたもので、レドームにセンサ等を配設せずに、レ
ドームに対する汚れの付着を検出して報知できるように
したFMレーダ装置を提供することを目的とする。
この発明に係るFMレーダ装置は、ビート信号の低周波
成分のレベルに基づいてアンテナのレドームに付着した
汚れを検出することを特徴とする。
フィルタの2種類のフィルタで処理し、帯域通過フィル
タの出力に基づいて物体の位置を検出するとともに、低
域通過フィルタの出力に基づいてレドームの汚れを検出
することが望ましい。
れ等によって極めて近距離からの反射信号が生ずる。こ
のため、ビート信号の周波数は極めて低い周波数とな
る。そこで、低域通過フィルタを用いてビート信号の低
周波成分を抽出し、抽出した低周波成分のレベルに基づ
いてレドームに付着した汚れ等を検出することができ
る。さらに、帯域通過フィルタの出力に基づいて物体の
位置を検出する構成とすることで、レドームの汚れ等に
よる不要な反射信号成分を除去した状態で、物体の位置
を検出することができ、S/Nを改善した状態で物体の
位置を検出することができる。
図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係るFMレ
ーダ装置のブロック構成図である。
示している。このFMレーダ装置1は、FM信号発生器
2と、電力分配器3と、送信チャネル選択回路4、複数
(例えば7個)のサーキュレータ5a〜5gと、複数
(例えば7個)の送受兼用アンテナ6a〜6gと、送受
兼用レンズ7と、送受兼用アンテナ6a〜6gならびに
送受兼用レンズ7を保護するためにレーダ電波の放射部
(開口部)を覆うレドーム8と、受信チャネル選択回路
9と、混合回路10と、帯域通過フィルタ(BPF)1
1と、低域通過フィルタ(LPF)12と、マルチプレ
クス入力型のA/D変換器13と、高速フーリエ変換器
(FFT)14と、制御部15と、を備えてなる。
号を発生する電圧制御型発振器と、この電圧制御型発振
器で発生する高周波信号の周波数を掃引するための周波
数掃引回路を備える。FM信号発生器2は、掃引周期・
周波数偏位幅指定情報によって指定された掃引周期で指
定された周波数偏位幅のFM信号2aを掃引開始指令に
基づいて発生する。FM信号2aは電力分配器3へ供給
される。
3aと局部発振信号3bとに分配する。送信信号3a
は、送信チャネル選択回路4へ供給される。局部発振信
号3bは、混合回路10へ供給される。
ノリシックマイクロ波集積回路)を用いて構成してい
る。送信チャネル選択回路4は、複数の送信用増幅器4
a〜4gと、送信チャネル選択制御部4hとを備える。
送信チャネル選択制御部4hは、送信チャネル指定情報
に基づいて指定された送信チャネルに対応する送信用増
幅器のみを動作状態に制御することで、送信チャネルの
切り替えを行なう。
供給を制御することで、各送信用増幅器4a〜4gの動
作状態と非動作状態とを切り替える構成としてもよく、
各送信用増幅器を構成するFET(電界効果トランジス
タ)等のバイアスを変化させることで、動作状態と非動
作状態とを切り替える構成としてもよい。各送信用増幅
器4a〜4gは、所定の増幅利得を有する構成であって
もよく、増幅利得をもたない(または所定の減衰量を有
する)単なるスイッチ回路であってもよい。
ーキュレータ5a〜5gを介して各送受兼用アンテナ6
a〜6gへそれぞれ供給され、各送受兼用アンテナ6a
〜6gから電波として放射される。各送受兼用アンテナ
6a〜6gから放射された電波は送受兼用レンズ7なら
びにレドーム8を介して所定のビーム方向へ放射され
る。送受兼用の誘電体レンズ7の替わりに送受兼用のリ
フレクタまたはパラボラ等の2次放射器を用いてもよ
い。なお、送受兼用レンズやリフレクタ等を用いずに、
各送受兼用アンテナ6a〜6gからレドーム8を介して
所定のビーム方向へレーダ電波を放射するようにしても
よい。各送受兼用アンテナ6a〜6gのビーム方向は、
それぞれ少しずつ異なる方向を指向するようにしてい
る。また、隣り合うビームはその一部が重なり合うよう
にしている。
ノリシックマイクロ波集積回路)を用いて構成してい
る。受信チャネル選択回路9は、複数の受信用増幅器9
a〜9gと、受信チャネル選択制御部9hとを備える。
送受兼用アンテナ6a〜6gで受信した反射信号は、各
アンテナに対応するサーキュレータ5a〜5gを介して
各受信用増幅器9a〜9gへそれぞれ供給される。受信
チャネル選択制御部9hは、受信チャネル指定情報に基
づいて指定された受信チャネルに対応する受信用増幅器
のみを動作状態に制御することで、受信チャネルの切り
替えを行なう。
供給を制御することで、各受信用増幅器4a〜4gの動
作状態と非動作状態とを切り替える構成としてもよく、
各受信用増幅器を構成するFET(電界効果トランジス
タ)等のバイアスを変化させることで、動作状態と非動
作状態とを切り替える構成としてもよい。各受信用増幅
器9a〜9gは、所定の増幅利得を有する構成であって
もよく、増幅利得をもたない(または所定の減衰量を有
する)単なるスイッチ回路であってもよい。
信号9Rは、混合回路10へ供給される。混合回路10
は、受信信号9Rと局部発振信号3bとを混合して周波
数変換を行ないビート信号10aを出力する。ビート信
号10aは、帯域通過フィルタ(BPF)11ならびに
低域通過フィルタ(LPF)12へ供給される。帯域通
過フィルタ(BPF)11は、物体(物標)を検出する
ために必要なビート信号の周波数帯域を抽出するための
ものである。低域通過フィルタ(LPF)12は、レド
ーム8に付着した汚れやレドーム8への着雪,レドーム
8の氷結等によって生ずる極めて近距離からの反射信号
を抽出するためのものである。
びに、ビート信号周波数の時間変化を示すグラフであ
る。図2は、FM(周波数変調)を3角波の繰り返しで
行なう場合を示している。掃引周期を1/fm(繰り返
し周波数をfm)、周波数偏位幅をΔfとすると、距離
Dの目標(物体)からの反射信号と送信信号とのビート
信号周波数fbは、光速をcとすると、次式で示され
る。 fb=4D・fm・Δf/c なお、相対距離が変化している場合は、相対距離が変化
していない場合のビート信号周波数にドプラ効果による
ドプラ周波数が重畳される。
に低域通過フィルタ(LPF)の周波数特性を示すグラ
フである。帯域通過フィルタ(BPF)11は、このF
Mレーダ装置1の検出距離範囲(検知範囲)に対応する
ビート信号の周波数帯域を通過させるようにしている。
近距離にある物体からの反射信号(受信信号)はレベル
が大きいため、ビート信号のレベルも大きくなる。そこ
で、帯域通過フィルタ(BPF)11は、通過帯域内で
低域側では周波数が低くなるほど利得が低下するように
(または減衰量を大きくなるように)周波数特性をもた
せて、近距離物体検出時にビート信号がレベルが過大と
なって、A/D変換器13の入力電圧範囲を越えないよ
うにするとともに、距離によるビート信号のレベル変化
が小さくなるようにしている。また、帯域通過フィルタ
11とA/D変換器13との間に所定の増幅率を有する
増幅器を介設する構成においては、この増幅器を線形動
作領域で安定に動作させるようにするとともに、距離に
よるビート信号のレベル変化が小さくなるようにしてい
る。
ーム8に付着した汚れ等による反射信号(受信信号)に
よって発生する極めて低い周波数成分を通過させるよう
に周波数特性を設定している。
らびに低域通過フィルタ(LPF)12は、所定の周波
数特性を備えた増幅回路で構成してもよい。
号は、A/D変換器13の一方のアナログ入力端子へ供
給される。低域通過フィルタ(LPF)12の出力信号
は、A/D変換器13の他方のアナログ入力端子へ供給
される。A/D変換器13は、A/D入力選択情報に基
づいて指定されたアナログ入力端子に供給されている信
号を選択し、選択した信号にA/D変換を施して、A/
D変換出力(デジタルビート信号)を出力する。A/D
変換出力(デジタルビート信号)は、高速フーリエ変換
器14へ供給される。
/D変換出力(デジタルビート信号)に基づいてデジタ
ルビート信号の周波数スペクトルを解析し、解析した周
波数スペクトルデータを出力する。周波数スペクトルデ
ータは、制御部15へ供給される。
体動作を制御するとともに、周波数スペクトルデータに
基づいて距離・方位の検出ならびにレドーム8の汚れを
検出する。制御部15は、CPU,ROM,RAM等の
マイクロコンピュータシステムを用いて構成している。
制御部15は、掃引開始指令をFM信号発生器2へ供給
することで、FM信号の掃引タイミングを制御する。制
御部15は、FM信号の掃引タイミングに同期させて送
信チャネル指定情報を送信チャネル選択制御部4hへ供
給することで、送信チャネル(送信するアンテナすなわ
ちレーダ電波の送信ビーム方向)の選択切り替え行な
う。制御部15は、FM信号の掃引タイミングに同期さ
せて受信チャネル指定情報を受信チャネル選択制御部9
hへ供給することで、受信チャネル(受信するアンテナ
すなわち反射波の受信ビーム方向)の選択切り替え行な
う。
帯域通過フィルタ11の出力信号をA/D変換入力とす
るためのA/D入力選択情報をA/D変換器13へ供給
する。制御部15は、レドーム8の汚れ等を検出する際
には、低域通過フィルタ12の出力信号をA/D変換入
力とするためのA/D入力選択情報をA/D変換器13
へ供給する。
物体検出用の掃引周期(または掃引周波数)を指定する
情報をFM信号発生器2へ供給する。制御部15は、レ
ドーム8の汚れ等を検出する際には、汚れ等検出用の掃
引周期(または掃引周波数)を指定する情報をFM信号
発生器2へ供給する。
ームの汚れ等検出用のFM信号の一例を示す説明図であ
る。物体検出用のFM信号の掃引周期よりも汚れ等検出
用のFM信号の掃引周期を短く設定している。掃引周期
を短くすることで(掃引周波数を高くすることで)、単
位時間当りの周波数変化量を大きくして、極めて近距離
にある物体からの反射信号によって生ずるビート信号周
波数がより高くなるようにしている。
ームの汚れ等検出用のFM信号の他の例を示す説明図で
ある。掃引周期を変更せずに、物体検出用のFM信号の
周波数偏位幅よりも汚れ等検出用のFM信号の周波数偏
位幅を大きくして、単位時間当りの周波数変化量を大き
くするようにしてもよい。さらに、掃引周期を短くする
とともに、周波数偏位幅を大きくして、単位時間当りの
周波数変化量を大きくするようにしてもよい。
等検出に際して、FM信号の単位時間当りの周波数変化
量を大きくする構成を示したが、物体検出用のFM信号
を用いてレドームの汚れ等を検出するようにしてもよ
い。
い状態での低域通過フィルタ(LPF)の出力信号の周
波数成分を一例を示すグラフである。図7は、レドーム
に氷,雪,ごみ等の汚れが付着した状態での低域通過フ
ィルタ(LPF)の出力信号の周波数成分を一例を示す
グラフである。レドームに汚れ等が付着しておらず、か
つ、レーダのビーム方向に物体が存在しない状態であっ
ても、図6に示すように、いわゆる1/fノイズと呼ば
れるノイズ成分が検出される。レドームに氷,雪,ごみ
等の汚れが付着した状態では、これの汚れ等による反射
信号が生ずるために、図7に示すように、低域通過フィ
ルタ(LPF)12の出力信号のレベルが増大する。制
御部15は、図7でハッチングによって示した汚れ等に
よる低周波成分の増加を検出することで、レドーム8の
汚れを検出する。
つ、レーダのビーム方向に物体が存在しない状態におい
て、図示しない校正スイッチ等の操作によって校正モー
ドが選択されると、制御部15は、FM信号発生器2に
レドームの汚れ等検出用のFM信号を発生させるととも
に、第1の送信チャネルを指定する送信チャネル指定情
報を送信チャネル選択回路4へ供給して、汚れ等検出用
のFM信号を第1のビーム方向を有する第1の送受兼用
アンテナ6aから放射させる。
する受信チャネル指定情報を受信チャネル選択回路9へ
供給して、第1のビーム方向を有する第1の送受兼用ア
ンテナ6aで受信した受信信号を混合回路10へ供給さ
せる。制御部15は、低域通過フィルタ(LPF)12
の出力信号を選択させるA/D入力選択情報をA/D変
換器13へ供給し、低域通過フィルタ(LPF)12の
出力信号を選択させる。制御部15は、高速フーリエ変
換器14から出力される周波数スペクトルデータを図示
しないメモリに記憶する。このようにして、レドーム8
に汚れ等が付着していない状態における第1のビーム方
向の周波数スペクトルデータを記憶すると、制御部15
は、各ビーム方向毎に同様な動作を繰り返して、各ビー
ム方向毎の周波数スペクトルデータをビーム方向との対
応を付けてメモリ等に格納する。制御部15は、各ビー
ム方向について汚れない状態での周波数スペクトルデー
タを取得すると、物体の位置・方位検出モードに移行す
る。
して、汚れ付着なし状態における周波数スペクトルデー
タの測定を複数回繰り返し、それら複数回の測定結果の
平均値をメモリ等に格納するようにしてもよい。また、
複数回の測定結果の中からレベルが最大のデータをメモ
リ等に格納するようにしてもよい。
ドにおいては物体検出用のFM信号を各ビーム方向毎に
送信し、物体検出用のFM信号の受信信号と送信したF
M信号とを混合して得たビート信号10aを帯域通過フ
ィルタ(BPF)11を介して得た周波数スペクトルデ
ータに基づいて物体までの距離ならびに物体の方向を検
出する。さらに、制御部15は、適宜の間隔で汚れ等検
出用のFM信号を各ビーム方向毎に送信し、ビート信号
10aを低域通過フィルタ(LPF)12を介して得た
周波数スペクトルデータを取得する。そして、制御部1
5は、この周波数スペクトルデータとメモリ等に格納し
てある汚れなし状態での周波数スペクトルデータとをビ
ーム方向との対応を付けて比較し、図7に示したよう
に、汚れなし状態での周波数スペクトルデータよりも検
出された周波数スペクトルデータが予め設定したレベル
以上大きい場合は、汚れ検出出力を発生する。
した低域周波数成分を高速フーリエ変換することで、複
数の周波数帯域毎のスペクトルデータを得る構成の場合
は、各周波数帯域毎のスペクトルデータを全てメモリ等
に格納しておき、各周波数帯域毎のレベル変化に基づい
て汚れ等の付着を検出する構成としてもよい。また、各
周波数帯域毎に付着なし状態のレベルと検出されたレベ
ルとの差を求め、各周波数帯域毎のレベル差の総和を求
め、そのレベル差の総和が所定値を越えた場合は汚れ有
りと検出するようにしてもよい。
れ等が付着していない状態における周波数スペクトルと
実際に検出された周波数スペクトルとを比較して、レド
ームの汚れ付着を検出する構成としているので、汚れの
付着を的確に検出することができる。
ム型のFMレーダ装置における物体検出ならびにレドー
ムの汚れ検出動作の一具体例を示す説明図である。図8
(a)に示すように7方向のビームを有する場合、図8
(b−1)に示すように、物体検出用のFM信号を各ビ
ーム方向毎に時分割で順次送信して、各ビーム方向毎の
物体検出を行なった後に、汚れ等検出用のFM信号をビ
ーム方向1に対して送信して、ビーム方向1に対する汚
れ付着を検出する。次に、図8(b−2)に示すよう
に、物体検出用のFM信号を各ビーム方向毎に時分割で
順次送信して、各ビーム方向毎の物体検出を行なった後
に、汚れ等検出用のFM信号をビーム方向2に対して送
信して、ビーム方向2に対する汚れ付着を検出する。こ
のようにして、各ビーム方向に対する物体検出のための
スキャンを行なう毎に、汚れ付着検出を行なうビーム方
向を順次ずらしていくことで、物体の検出遅延を小さく
しながらビーム方向毎にレドーム8に汚れ等が付着して
いないかを検出することができる。
汚れ等が付着していることを検出すると、図示しない表
示装置に汚れ検出出力を供給して、レドーム8に汚れ等
が付着していること表示させる。表示装置に音声合成装
置等を備えることで、レドーム8に汚れ等が付着してい
ることを音声メッセージで出力するようにしてもよい。
また、表示装置に文字や画像を表示する表示器を備える
ことで、汚れ等が付着していること可視表示させるよう
にしてもよい。さらに、汚れ等が付着している位置を可
聴または可視表示させるようにしてもよい。
変換器13を用いて、帯域通過フィルタ(BPF)11
の出力信号、または、低域通過フィルタ(LPF)12
の出力信号の何れか一方を選択してA/D変換する構成
を示した。この構成に代えて、帯域通過フィルタ(BP
F)11の出力信号をA/D変換するためのA/D変換
器と、低域通過フィルタ(LPF)12の出力信号をA
/D変換するためのA/D変換器とをそれぞれ設ける構
成としてもよい。
れ検出に際して、FM信号の単位時間当りの周波数変化
量を大きくする構成を示したが、物体検出用のFM信号
を用いてそのビート信号10aの低域周波数成分に基づ
いてレドームの汚れを検出するようにしてもよい。この
場合は、帯域通過フィルタ(BPF)11の出力信号を
A/D変換するためのA/D変換器と、低域通過フィル
タ(LPF)12の出力信号をA/D変換するためのA
/D変換器とをそれぞれ設けることで、物体の検出とレ
ドームの汚れ検出とを同時の行なうことができる。
の要部ブロック構成図である。図9に示すFMレーダ装
置20は、混合回路10から出力されるビート信号10
aから検知範囲の周波数成分を抽出する帯域通過フィル
タ(BPF)21と、レドーム等の極めて近い物体から
の反射信号の周波数成分を抽出する低域通過フィルタ
(LPF)22と、帯域通過フィルタ(BPF)21の
出力信号をA/D変換するA/D変換器23と、このA
/D変換器23から出力されるデジタルビート信号に高
速フーリエ変換を施す高速フーリエ変換器24と、高速
フーリエ変換器24から出力される周波数スペクトルデ
ータに基づいて物体までの距離を検出する距離検出部2
5と、低域通過フィルタ(LPF)22の出力信号を増
幅する増幅器26と、抵抗RとコンデンサCとを備え増
幅器26の増幅出力を積分する積分回路27と、積分回
路27内のコンデンサCの蓄えられた電荷を放電指令信
号に基づいて放電させるための例えば電界効果トランジ
スタ等からなるスイッチ回路を備えた放電回路28と、
積分回路27の出力電圧をA/D変換するA/D変換器
29と、レドームに汚れが付着していない状態における
積分回路の出力電圧データ(基準データ)を供給する基
準データ供給部30と、A/D変換器29から出力され
る積分電圧データと基準データとを比較して積分電圧デ
ータが基準データよりも所定量以上大きい場合に汚れ検
出出力を発生するコンパレータ31と、を備えてなる。
号の送信の同期させて、放電回路28内のスイッチを予
め設定した積分時間の間だけオフ状態にする。これによ
り、低域通過フィルタ(LPF)22で抽出したレドー
ムの汚れ等による反射信号成分の増幅出力を積分回路2
7によって積分時間の間だけ積分する。そして、その積
分出力をA/D変換して、基準データと比較して、レド
ームの汚れ有無を検出する。なお、積分回路27の積分
出力電圧を、演算増幅器等を用いて電圧比較回路を用い
て基準電圧と比較して、レドームの汚れの有無を検出す
るようにしてもよい。
レーダ装置は、低域通過フィルタを用いてビート信号の
低周波成分を抽出し、抽出した低周波成分のレベルに基
づいてレドームに付着した汚れ等を検出する構成とした
ので、レドームに温度センサ,水分センサまたはレドー
ム表面の抵抗値等を検出するための電極等を配設しなく
ても、レドームに対する汚れの付着を検出して報知する
ことができる。
は、帯域通過フィルタの出力に基づいて物体の位置を検
出する構成としたので、レドームの汚れ等による不要な
反射信号成分を除去した状態で、物体の位置を検出する
ことができ、S/Nを改善した状態で物体の位置を検出
することができる。
図
ト信号周波数の時間変化を示すグラフ
フィルタ(LPF)の周波数特性を示すグラフ
等検出用のFM信号の一例を示す説明図
等検出用のFM信号の他の例を示す説明図
域通過フィルタ(LPF)の出力信号の周波数成分を一
例を示すグラフ
態での低域通過フィルタ(LPF)の出力信号の周波数
成分を一例を示すグラフ
レーダ装置における物体検出ならびにレドームの汚れ検
出動作の一具体例を示す説明図
ック構成図
…電力分配器(方向性結合器)、4…送信チャネル選択
回路、5a〜5g…サーキュレータ、6a〜6g…送受
兼用アンテナ、7…送受兼用レンズ、8…レドーム、9
…受信チャネル選択回路、10…混合回路、11,21
…帯域通過フィルタ(BPF)、12,22…低域通過
フィルタ(LPF)、13,23,29…A/D変換
器、14,24…高速フーリエ変換器(FFT)、15
…制御部、25…距離検出部、27…積分回路、28…
放電回路、30…基準データ供給部、31…コンパレー
タ。
Claims (2)
- 【請求項1】 周波数を掃引したFM信号を送信し、物
体からの反射信号を受信し、反射信号と送信信号の一部
を混合することによって得られるビート信号の周波数か
ら物体の位置を検出するFMレーダ装置において、 前記ビート信号の低周波成分のレベルに基づいてアンテ
ナのレドームに付着した汚れを検出する手段を備えたこ
とを特徴とするFMレーダ装置。 - 【請求項2】 前記ビート信号を帯域通過フィルタと低
域通過フィルタの2種類のフィルタで処理し、前記帯域
通過フィルタの出力に基づいて物体の位置を検出すると
ともに、前記低域通過フィルタの出力に基づいて前記レ
ドームの汚れを検出することを特徴とする請求項1記載
のFMレーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08530497A JP3347012B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | Fmレーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08530497A JP3347012B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | Fmレーダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282229A true JPH10282229A (ja) | 1998-10-23 |
JP3347012B2 JP3347012B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=13854868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08530497A Expired - Fee Related JP3347012B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | Fmレーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3347012B2 (ja) |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000019242A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-21 | Toyota Motor Corp | 車両用レーダ装置 |
US6414623B1 (en) | 1999-05-17 | 2002-07-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Radar system mounted on vehicle and capable of detecting degradation of sensitivity |
JP2003518612A (ja) * | 1999-12-24 | 2003-06-10 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 車両レーダシステム |
JP2004177167A (ja) * | 2002-11-25 | 2004-06-24 | Fujitsu Ltd | 電波レーダの信号処理装置 |
JP2007093480A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置、レーダ信号処理器およびレーダ装置動作方法 |
JP2007198846A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Fujitsu Ltd | レーダー装置及びその故障診断方法 |
US7342532B1 (en) | 2006-10-06 | 2008-03-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Radar system and contamination judging method |
US7486222B2 (en) | 2005-10-14 | 2009-02-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automotive radar device |
JP2010054344A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Denso Corp | 方位検出装置 |
US7737882B2 (en) | 2005-08-16 | 2010-06-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Radar device |
US7755534B2 (en) | 2008-02-15 | 2010-07-13 | Denso Corporation | Radar sensor for receiving radar wave while judging existence of wave attenuator |
JP2012512387A (ja) * | 2008-12-15 | 2012-05-31 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 車両のためのfmcwレーダセンサ |
JP2012518796A (ja) * | 2009-02-27 | 2012-08-16 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | Fmcwレーダ位置決め装置の拡散損失源による感度損失を検出する方法 |
KR20150097950A (ko) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | 주식회사 만도 | 타겟 탐지 방법 및 장치 |
DE102014213502A1 (de) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Schutzelement für einen Radarsensor in einem Kraftfahrzeug |
JP2016524707A (ja) * | 2013-05-23 | 2016-08-18 | オートリブ ディベロップメント エービー | Fmcwレーダーブロッキング検出 |
US9588221B2 (en) | 2012-05-16 | 2017-03-07 | Denso Corporation | Radar apparatus and method of processing incoming waves for the radar apparatus |
KR20170096598A (ko) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 인피니언 테크놀로지스 아게 | 이전 획득 램프를 이용하는 레이더 |
JP2017215236A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レーダ装置および異常判定方法 |
JP2018119935A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 古河電気工業株式会社 | レーダ装置、レーダ装置の制御方法、および、レーダシステム |
KR20190001255A (ko) * | 2017-06-27 | 2019-01-04 | 주식회사 만도 | 레이더 데이터의 실시간 처리 장치 및 방법 |
JP2022021837A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | 株式会社村田製作所 | レーダ装置 |
WO2023033086A1 (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 株式会社デンソー | レーダ装置 |
EP4184199A1 (en) * | 2021-11-18 | 2023-05-24 | Waymo LLC | Systems, methods, and apparatus for determining characteristics of a radome |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP08530497A patent/JP3347012B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000019242A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-21 | Toyota Motor Corp | 車両用レーダ装置 |
US6414623B1 (en) | 1999-05-17 | 2002-07-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Radar system mounted on vehicle and capable of detecting degradation of sensitivity |
JP2003518612A (ja) * | 1999-12-24 | 2003-06-10 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 車両レーダシステム |
JP2004177167A (ja) * | 2002-11-25 | 2004-06-24 | Fujitsu Ltd | 電波レーダの信号処理装置 |
US6844843B2 (en) | 2002-11-25 | 2005-01-18 | Fujitsu Limited | Signal processing apparatus of radio radar |
US7737882B2 (en) | 2005-08-16 | 2010-06-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Radar device |
JP2007093480A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置、レーダ信号処理器およびレーダ装置動作方法 |
JP4653621B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2011-03-16 | 三菱電機株式会社 | レーダ装置、レーダ信号処理器およびレーダ装置動作方法 |
US7486222B2 (en) | 2005-10-14 | 2009-02-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automotive radar device |
JP2007198846A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Fujitsu Ltd | レーダー装置及びその故障診断方法 |
JP4519780B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2010-08-04 | 富士通株式会社 | レーダー装置及びその故障診断方法 |
US7342532B1 (en) | 2006-10-06 | 2008-03-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Radar system and contamination judging method |
DE102007020045B4 (de) * | 2006-10-06 | 2010-03-25 | Mitsubishi Electric Corp. | Radarsystem und Verunreinigungsbeurteilungsverfahren |
US7755534B2 (en) | 2008-02-15 | 2010-07-13 | Denso Corporation | Radar sensor for receiving radar wave while judging existence of wave attenuator |
JP2010054344A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Denso Corp | 方位検出装置 |
JP2012512387A (ja) * | 2008-12-15 | 2012-05-31 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 車両のためのfmcwレーダセンサ |
JP2012518796A (ja) * | 2009-02-27 | 2012-08-16 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | Fmcwレーダ位置決め装置の拡散損失源による感度損失を検出する方法 |
US9588221B2 (en) | 2012-05-16 | 2017-03-07 | Denso Corporation | Radar apparatus and method of processing incoming waves for the radar apparatus |
JP2016524707A (ja) * | 2013-05-23 | 2016-08-18 | オートリブ ディベロップメント エービー | Fmcwレーダーブロッキング検出 |
KR20150097950A (ko) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | 주식회사 만도 | 타겟 탐지 방법 및 장치 |
DE102014213502A1 (de) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Schutzelement für einen Radarsensor in einem Kraftfahrzeug |
US10151826B2 (en) | 2016-02-16 | 2018-12-11 | Infineon Technologies Ag | Radar employing preacquisition ramps |
KR20170096598A (ko) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 인피니언 테크놀로지스 아게 | 이전 획득 램프를 이용하는 레이더 |
JP2017194452A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-10-26 | インフィネオン テクノロジーズ アーゲーInfineon Technologies Ag | 事前捕捉ランプを利用するレーダ |
JP2017215236A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レーダ装置および異常判定方法 |
JP2018119935A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 古河電気工業株式会社 | レーダ装置、レーダ装置の制御方法、および、レーダシステム |
KR20190001255A (ko) * | 2017-06-27 | 2019-01-04 | 주식회사 만도 | 레이더 데이터의 실시간 처리 장치 및 방법 |
JP2022021837A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | 株式会社村田製作所 | レーダ装置 |
US11874396B2 (en) | 2020-07-22 | 2024-01-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Radar device |
WO2023033086A1 (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 株式会社デンソー | レーダ装置 |
EP4184199A1 (en) * | 2021-11-18 | 2023-05-24 | Waymo LLC | Systems, methods, and apparatus for determining characteristics of a radome |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3347012B2 (ja) | 2002-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3347012B2 (ja) | Fmレーダ装置 | |
US6414623B1 (en) | Radar system mounted on vehicle and capable of detecting degradation of sensitivity | |
US7071868B2 (en) | Radar detection method and apparatus | |
US6977609B2 (en) | Technique for changing a range gate and radar coverage | |
CN106950563B (zh) | 可负担得起的组合脉冲/fmcw雷达aesa | |
JP3061261B2 (ja) | Fmレーダ装置 | |
JP3525426B2 (ja) | レーダ装置 | |
JP3534164B2 (ja) | Fm−cwレーダ装置 | |
JP3011164B2 (ja) | レーダ装置 | |
US5864314A (en) | FM radar system | |
JPH05264727A (ja) | Fm−cwレーダ方式 | |
JP2007274686A (ja) | 車両用アンテナ | |
EP1795914B1 (en) | RF transceiver module and millimeter-wave FMCW radar sensor using the same | |
JPH11133144A (ja) | Fm−cwレーダ装置 | |
JP2002071792A (ja) | レーダ装置および自動車制御システム | |
US20150331089A1 (en) | Fmcw radar apparatus | |
Ho et al. | A compact 24 GHz radar sensor for vehicle sideway-looking applications | |
US11802960B2 (en) | Phase correcting apparatus and method of transmission signal of vehicle radar, and vehicle radar apparatus with the same | |
JP3226399B2 (ja) | Fm−cwレーダ | |
JP2748063B2 (ja) | 時分割fmレーダシステム | |
JP2513466B2 (ja) | Fmレ−ダ装置 | |
WO2021140633A1 (ja) | レーダ統括装置、レーダ統括方法及び気象レーダシステム | |
Bao et al. | Intermediate frequency circuit design for a 60ghz LFMCW radar | |
SU714330A2 (ru) | Радиолокационна система пространственного контрол количества и интенсивности осадков | |
JPH05275929A (ja) | 周波数逓倍回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070906 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |