JPH10282053A - ガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ

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JPH10282053A
JPH10282053A JP9098441A JP9844197A JPH10282053A JP H10282053 A JPH10282053 A JP H10282053A JP 9098441 A JP9098441 A JP 9098441A JP 9844197 A JP9844197 A JP 9844197A JP H10282053 A JPH10282053 A JP H10282053A
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oxygen
gas flow
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久喜 太田
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啓暢 土方
Keigo Mizutani
圭吾 水谷
Tasuke Makino
太輔 牧野
Kanehito Nakamura
兼仁 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の成分ガス濃度を簡単な構成で精度よく
測定することである。 【解決手段】 本発明のガスセンサは、被測定ガスが導
入され酸素濃度制御部2,3により酸素濃度が一定に制
御されるガス流路1bに成分ガス測定部4,5を測定し
ようとする成分ガス(HC,NOx )に対応して設け
る。成分ガス測定部4(5)はガス流路1bと大気が導
入されるダクト1c間で酸素を移動せしめる酸素ポンプ
セル14,41,42(14,51,52)を有し、ポ
ンプ電流の変化からそれぞれの成分ガスの濃度を測定す
る。電極41は安定度の小なるHCに対して活性で安定
度の大なるNOx に不活性に構成して上流側へ配置し、
電極51はNOx に活性に構成して下流側へ配置するこ
とで、NOx が還元する電極51において測定誤差の原
因となるHCの酸化が生じないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被測定ガス中のHC
やNOx 等の成分ガス濃度を検出するガスセンサに関
し、特に複数の成分ガス濃度を測定するガスセンサに関
する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関より排出される有害成分(H
C,CO,NOx )を低減する技術として、従来より三
元触媒を用いたシステムが知られ、混合気の空気燃料比
(以下、A/F)を理論空燃比付近に制御することで、
排気ガス中の上記有害成分を同時に浄化することができ
る。ところが、近年、有害成分の排出に関する規制が強
化される傾向にあり、触媒の浄化機能を常に最良の状態
にするため、A/Fの制御をより精密にする必要や、三
元触媒の劣化診断における確度を向上させる必要が生じ
ている。このため従来行われているいわゆる2O2 セン
サシステムに代えて例えば三元触媒の下流に、排気ガス
中の炭化水素(HC)と窒素酸化物(NOx)とを直接
検知するセンサを配置し、この信号に基づいてA/Fの
精密制御および触媒の劣化診断をすることが考えられて
いる。
【0003】このような用途に用いられるガスセンサと
しては、半導体ガスセンサ(例えば特表平7−5040
39号公報等)や固体電解質式のガスセンサ(例えば特
開平5−322844号公報、特開平4−359145
号公報)が知られている。固体電解質式のガスセンサ
は、製造が容易であることから広く用いられている。
【0004】固体電解質式のガスセンサは固体電解質材
の両面に電極を形成し、これを電極間の起電力を検出す
る起電力検出セルとして、あるいは一方の電極から固体
電解質材を介して他方の電極へと酸素イオンを移動せし
める酸素ポンプセルとして用いるもので、特開平5−3
22844号公報記載の炭化水素濃度測定装置では、2
つの起電力検出セルを設け、その被測定ガスに曝露する
電極に測定しようとする成分ガスに対する活性の異なる
物質を担持して、これら電極上の酸素濃度を違え、各起
電力検出セルの起電力の差から成分ガス濃度を測定して
いる。
【0005】特開平4−359145号公報記載のNO
x センサでは、固体電解質材内に、大気が導入される大
気室と被測定ガスが導入される2つの被測定ガス室とを
形成し、各被測定ガス室ごとに起電力検出セルとその出
力が一定となるように印加電圧が制御される酸素ポンプ
とを設け、一方の被測定ガス室にNOx 分解触媒を配し
ている。NOx 分解触媒の作用によりNOx 濃度に応じ
て両酸素ポンプのポンプ電流に差が生じるようにし、こ
れよりNOx 濃度を検出している。
【0006】これらの2つの検出系から得られる出力信
号を比較するものでは、成分ガス濃度の変化に対して検
出信号の変化が小さく、得られる検出信号のS/Nが十
分ではなく、また被測定ガス中の酸素濃度が大きく変化
する時の応答性が各検出系で異なり、正確な測定が困難
である。そこで特開平8−247995号公報記載のH
Cセンサや特開平8−271476号公報記載のNOx
センサでは、固体電解質材に2つの連通する内部空所を
設け、第1の内部空所には拡散律速通路を介して被測定
ガスを導入し、これを第1の酸素ポンプにより予め酸素
濃度を低いレベルで一定に保ち、第2の内部空所に供給
し、かつ第2の内部空所には定電圧が印加される第2の
酸素ポンプを設けている。第2の酸素ポンプの内部空所
側の電極をHC(NOx )に対して活性を有するように
構成することで、ポンプ電流がHC(NOx )濃度に応
じて大きく変化するのを検出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらいずれの
技術も、検出できる成分ガスは1種類であり、検出しよ
うとする成分ガスが複数ある場合には、測定しようとす
る成分ガスの数だけセンサが必要となる。ところがセン
サの設置場所により出力や応答性が異なるためセンサを
検出しようとする成分ガスの数、設置すると、構成の複
雑化、精度の悪化は避けられない。その上、固体電解質
材を用いたガスセンサでは検出感度を高めるためセンサ
自身を内蔵のヒータで加熱しているからセンサ数が増え
るとこれに比例してその消費電力が増加するという問題
がある。
【0008】そこで本発明は、設置場所における複数の
成分ガスの濃度を測定でき、しかも簡単な構成のガス検
出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、被測定ガスが拡散抵抗を有する被測定ガス導入路を
介して導入されるガス流路と、酸素ポンプによりガス流
路内の酸素濃度を一定に制御する酸素濃度制御部と、成
分ガスの濃度を測定する成分ガス測定部とを設ける。成
分ガス測定部は、ガス流路壁の他の一部を構成する酸素
導電性の固体電解質材の両面に形成した一対の電極間に
定電圧を印加してガス流路と基準酸素濃度の雰囲気間で
酸素を移動せしめるようになした酸素ポンプセルを有
し、酸素ポンプセルにおけるポンプ電流値に基づいて成
分ガスの濃度を測定するようになし、これを測定しよう
とする成分ガスに対応して複数設ける。成分ガス測定部
のガス流路側の電極を、測定しようとする成分ガスのう
ちで最も安定度の小なる成分ガスに対して活性で次なる
安定度の成分ガスに対して不活性な電極をガス流路の最
上流部位置とし、以下順次上記下流側へ次なる安定度の
成分ガスに対して活性で更に次なる安定度の成分ガスに
対して不活性な電極を配置する。
【0010】最上流部位置に配置された成分ガス測定部
のガス流路側の電極表面では、測定しようとする成分ガ
スのうちで最も安定度の小なる成分ガスが酸化もしくは
還元し、電極表面における酸素濃度が変化する。成分ガ
ス測定部のポンプ電流が酸素濃度の変化に対応して変化
し、これより最も安定度の小なる成分ガスの濃度が知ら
れる。最も安定度の小なる成分ガスは上記電極において
酸化もしくは還元することで、下流側へは拡散しない。
したがって上記電極の下流側の次なる電極表面では次な
る安定度の小なる成分ガスだけが酸化もしくは還元し、
電極表面における酸素濃度が変化する。成分ガス測定部
のポンプ電流が酸素濃度の変化に対応して変化し、これ
より次なる安定度の小なる成分ガスの濃度が知られる。
【0011】請求項2記載の発明では、上記ガス流路を
小室に分割し、小室間を拡散抵抗を有する通路で連通せ
しめ、かつ小室ごとにガス流路側の電極を配置する。成
分ガス測定部は、ガス流路側の電極において測定しよう
とする成分ガスが、上記成分ガスの次なる安定度の成分
ガスを測定する成分ガス測定部の電極が配置される隣れ
る小室に、酸化還元することなく拡散することを防止で
き、より測定精度を向上せしめることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1に本発明の第1のガスセンサを適
用したガス検出装置を示す。ガスセンサ1は筒状ハウジ
ングH内に絶縁材に外周を保持せしめてガスセンサ1が
収容されている。ガスセンサ1は細長い平板状で、その
先端部(図の下端部)は、ハウジングHより突出して図
の下方に延び、ハウジングHの下端に固定される容器状
の排気カバーH1内に収容されている。排気カバーH1
は、ステンレススティール製の内部カバーH11と外部
カバーH12の二重構造となっており、これらカバーH
11,H12の側壁には、被測定ガスである排気ガスを
排気カバーH1内に取り込むための排気口H13,H1
4がそれぞれ形成してある。
【0013】ハウジングHの上端には、筒状のメインカ
バーH21とその後端部を被うサブカバーH22とから
なる大気カバーH2が固定されている。これらメインカ
バーH21およびサブカバーH22は、その側壁の対向
位置の大気口H23,H24をそれぞれ有して、これら
大気口H23,H24より大気を大気カバーH2内に取
り込むようになしてある。また、メインカバーH21と
サブカバーH22の間には、大気口H23,H24の形
成位置に防水のために撥水性のフィルタH25が設置し
てある。
【0014】大気カバーH2は上端が開口しており、ガ
スセンサ1の後端部に接続するリード線H3がこの上端
開口より外部に延びている。
【0015】図2にガスセンサ1の断面を示し、図3に
ガスセンサ1を分解したものを示す。
【0016】ガスセンサ1は、排気カバーH1(図1)
内に流入した排気ガスが流入するガス流路1b、大気口
H23,H24から取り入れられた大気が流入するダク
ト1c、酸素濃度制御部たる酸素濃度調整セル2および
酸素検出セル3、成分ガス測定部たるHC濃度測定用の
HC検知セル4、NOx 濃度測定用のNOx 検知セル
5、これらを加熱するヒータ6を有し、これらの構成要
素が積層構造を有している。この積層構造は、ジルコニ
ア等の固体電解質材12,14、アルミナ等製のスペー
サ13,15、ヒータ絶縁シート16、ヒータシート1
7等のシート状の構成要素からなる。
【0017】固体電解質材12と固体電解質材14とで
はさまれたスペーサ13には長方形の抜き穴131が形
成してあり、これによりガス流路1bがスペーサ13、
固体電解質材12,14をガス流路壁として形成され
る。固体電解質材12および後述する電極21,22に
は、これらを貫通してガス流路1bのほぼ先端位置に所
定の径の被測定ガス導入路たるピンホール1aが形成し
てあり、排気ガスがガス流路1bに導入されガス流路1
bの図中右側へと拡散するようになっている。ピンホー
ル1aにおけるガスの流通はその拡散抵抗により制限さ
れる。
【0018】固体電解質材14とヒータ絶縁シート16
を隔てるスペーサ15には抜き穴151が形成してあ
る。抜き穴151は、四角形の抜き穴151aとこれよ
りセンサ1長手方向に基端まで延びるスリット状の抜き
穴151bとからなる。抜き穴151aはスペーサ13
の抜き穴131のほぼ半分の大きさで、形成位置がスペ
ーサ13の基部側に寄っている。抜き穴151bは基端
位置においてヒータ絶縁シート16、ヒータシート17
に形成した抜き穴161,171に重なっている。ダク
ト1cがこれら抜き穴151,161,171により固
体電解質材14、ヒータ絶縁シート16等をダクト壁と
して形成され、ダクト1cは、これに大気口H23,H
24(図1)より取り入れられた大気が流入することに
より基準酸素濃度の雰囲気となっている。
【0019】固体電解質材12の両面にはガス流路1b
位置に一対の上記電極21,22が形成してある。酸素
濃度調整セル2は固体電解質材12と、電極21,22
とがガスセンサ1外部とガス流路1b間で酸素を移動せ
しめる酸素ポンプセルを構成しガス流路1bにおける酸
素濃度を調整する。電極21,22はスペーサ13の抜
き穴131のほぼ半分の大きさの平板で、形成位置がガ
ス流路1bの先端側としてある。
【0020】酸素濃度調整セル2のガス流路1b側の電
極22は、測定しようとする成分ガスであるHCとNO
x に対しては不活性であるが、これよりも安定度が小で
ある一酸化炭素(CO)、水素(H2 )には活性に調製
してある。この電極22には、白金(Pt )に金(Au
)を10%添加した多孔質電極が好適に用いられる。
添加の方法としては、Pt 粉とAu とを混合したり、P
t とAu とを合金化するといった手法が用いられ得る。
また電極22には、Pt の粒径を大きくして表面積を下
げた電極を用いることもできる。
【0021】酸素濃度調整セル2の外部側の電極21
は、通常のPt 電極が用いられる。
【0022】固体電解質材14の上下面には、ガス流路
1bとダクト1cとが重なる位置に、先端側より順に固
体電解質材14をはさんで対向する一対の電極31およ
び32、電極41および42、電極51および52が形
成してある。
【0023】酸素検出セル3は固体電解質材14と電極
31,32とで電極31,32間に発生する起電力を検
出するセルを構成し、この起電力が一定となるように酸
素濃度調整セル2の印加電圧が制御される。酸素検出セ
ル3のガス流路1b側の電極31は酸素濃度調整セル2
の電極22と同じ電極材料が用いられ、測定しようとす
る成分ガスであるHCおよびNOx には不活性で、これ
よりも安定度が小であるCO,H2 に活性であり、これ
ら雑ガスが酸化されるようになっている。
【0024】HC検知セル4は固体電解質材14と電極
41,42とでガス流路1bとダクト1c間で酸素を移
動せしめる酸素ポンプセルを構成し、ポンプ電流よりH
C濃度を測定するようになっている。NOx 検知セル5
は固体電解質材14と電極51,52とでガス流路1b
とダクト1c間で酸素を移動せしめる酸素ポンプセルを
構成し、NOx 濃度を測定するようになっている。
【0025】ガス流路1b側の電極41,51は、H
C,NOx のうち安定度が小であるHCを測定するHC
検知セル4のガス流路1b側の電極41がNOx 検知セ
ル5のガス流路1b側の電極51よりも上流側に配置さ
れる。電極41は、酸素濃度調整セル2、酸素検出セル
3の電極22,31よりも活性が高く調製され、HCに
も活性であるが、HCよりも安定度が大であるNOx に
は不活性としてある。これにより電極41表面において
HCが酸化されNOx が下流へ拡散するようになってい
る。電極41にはPt にAu を1〜5%添加した多孔質
電極が好適に用いられる。
【0026】NOx 検知セル4のガス流路1b側の電極
51はさらに活性が高くNOx にも活性としてあり、N
Ox が還元するようになっている。電極51には通常の
Pt多孔質電極が用いられる。
【0027】酸素検出セル3、HC検知セル4、NOx
検知セル5のダクト1c側の電極32,42,52は通
常のPt 多孔質電極が用いられる。
【0028】ヒータ6は、ヒータシート17の上面にヒ
ータ線61が形成されたものである。ヒータ線61には
通常のPt ヒータ線が用いられる。
【0029】電極21,22,31,41,51よりリ
ード21a,22a,31a,41a,51aがガスセ
ンサ1基部に向けて延び、ガスセンサ1の上面すなわち
固体電解質材12の上面に形成した端子部71の各端子
と直接またはスルーホール122、132を介して接続
されている。電極32,42,52、ヒータ線61より
リード32a,42a,52a,61aがガスセンサ1
基部に向けて延び、ガスセンサ1の下面すなわちヒータ
シート17の下面に形成した端子部72の各端子と直接
またはスルーホール152,162,172を介して接
続されている。上記リード21a,22a等には、これ
らと固体電解質材12,14とで形成される寄生セルが
形成されないように固体電解質材12,14と上記リー
ド21a,22a等の間にアルミナ等の絶縁層を形成し
ておくのがよい。
【0030】また酸素濃度調整セル2の外部側の電極2
1およびピンホール1aを被覆するアルミナ等からなる
多孔質保護層11が形成してあり、電極21の被毒やピ
ンホール1aが排気ガスに含まれるスス等で目詰まりす
ることを防止している。
【0031】なおアルミナ製のスペーサ13,15、ヒ
ータシート17、ヒータ絶縁シート16は、固体電解質
材シートとともにドクターブレード法等で作られる。勿
論製法はこれに限定されるものではなく押し出し成型
法、射出成型法等が用いられ得る。またスペーサ13,
15、ヒータ絶縁シート16はスクリーン印刷で形成し
てもよい。固体電解質材12,14の厚さは、50〜3
00μmの範囲とするのがよい。ただし電気抵抗とシー
ト強度との兼ね合いを考慮すると、100〜300μm
の範囲とするのが望ましい。固体電解質材12,14
には、固体電解質材式のガスセンサにおいて広く用いら
れるY2 3 −Zr O2 系の部分安定化ジルコニアが好
適であるがこれに限定されるものではない。また電極2
1,22等、ヒータ線61はスクリーン印刷により形成
される。
【0032】なお排気ガスをガス流路1bへピンホール
1aにより導入するのではなく、多孔質体により導入し
てもよい。スペーサ13に、ガス流路1bを形成する抜
き穴131から先端にかけてスリット状の細い切り欠き
部を形成しこれにより導入してもよい。
【0033】図1〜図3により上記ガス検出装置ととも
にガスセンサ1の作動を説明する。排気ガスが排気カバ
ーH1内に流入しガスセンサ1のピンホール1aを通っ
てガス流路1bに導入されガス流路1bの上流(図の左
側)から下流(図の右側)へ向かおうとする。このとき
酸素検出セル3は、ガス流路1bの酸素濃度と、ダクト
1cに導入される基準酸素濃度である大気濃度の差に対
応した起電力を発生する。この起電力を所定の値(例え
ば理論A/F(ストイキ)を示す0.45V)に保つよ
うに酸素濃度調整セル2の印加電圧を制御し、固体電解
質材12を介してガス流路1bと外部間で酸素を出し入
れし、ガス流路1bはストイキ状態に保たれる。なおピ
ンホール1aの大きさは、排気ガスが最大酸素濃度のと
きにも、ピンホール1aの拡散抵抗で酸素の流通が制限
される限界電流が測定できるように設定されており、酸
素濃度調整セル2のポンプ電流は限界電流となる。
【0034】HC検知セル4の電極41,42間、NO
x 検知セル5の電極51,52間には、それぞれ酸素検
出セル3の起電力の設定値(0.45V)と等しい電圧
を、電極42,52側が正となるように印加する。
【0035】酸素濃度調整セル2、酸素検出セル3のガ
ス流路1b側の電極22,31ではCO,H2 が燃焼し
下流へはHC,NOx が流入する。
【0036】HC検知セル4のガス流路1b側の電極4
1がHC,NOx のうちHCに活性でNOx には不活性
であるので、電極41表面においてHCが燃焼しHC濃
度に応じた酸素量が不足したリッチ(酸素不足)状態と
なる。電極41におけるHC濃度に応じた酸素の不足量
がダクト1cよりガス流路1bにポンピングされる。こ
のポンピング電流より図4に示すようにHC濃度が知ら
れる(図はCH4 のデータである)。なおHC検知セル
4の電極41,42間には酸素検出セル3に発生する起
電力と同じ0.45Vが印加されているから、HC濃度
が0であればポンピング電流は流れずオフセットは0で
ある。
【0037】次いでNOx 検知セル5はガス流路1b側
の電極51がNOx に活性であるので、電極51表面に
おいてNOx が分解しNOx 濃度に応じた過剰な酸素が
発生する。電極51におけるNOx 濃度に応じた過剰な
酸素がガス流路1bよりダクト1cにポンピングされ
る。このポンピング電流より図5に示すようにNOx 濃
度が知られる。なおNOx 検知セル5の電極51,52
間には酸素検出セル3に発生する起電力と同じ0.45
Vが印加されているから、NOx 濃度が0であれば、H
C検知セル4と同様にポンピング電流は流れずオフセッ
トは0である。
【0038】またガス流路1bはストイキ状態とするこ
とで、比較的酸素が存在し酸素濃度調整セル2はH2
は分解せず、H2 が生成することはない。このためHC
検知セル4やNOx 検知セル5は、そのガス流路1b側
の電極41,51がHC,NOx よりも安定度が小であ
るH2 に対して活性であっても成分ガスの測定誤差は生
じない。
【0039】また酸素濃度調整セル2のポンプ電流は限
界電流であるから排気ガスの酸素濃度に比例する。した
がってこのポンプ電流より排気ガスの酸素濃度が知られ
る。またガス流路1bをストイキ状態とすることで、酸
素濃度調整セル2におけるポンプ電流の正負からガスセ
ンサ1外部の排気ガスの酸素濃度と、ガス流路1bの酸
素濃度との高低が判定でき、排気ガスがリッチかリーン
かが知られる。
【0040】したがって酸素濃度調整セル2のポンプ電
流より知られる酸素濃度に基づいて、図6に示すように
リッチ側からリーン側までの全域にわたってA/Fを知
ることができる。しかも測定されるHC濃度やNOx 濃
度から排気ガスの未燃成分ガスが消費するはずである酸
素の量に相当する量を補正することにより正確なA/F
が知られ、その精密な制御をするのに好適である。
【0041】(第2実施形態)図7に、本発明の第2の
ガスセンサの断面を示し、図8にそれを分解したものを
示す。ガスセンサ1Aは、ガス流路1bを3つの小室1
b1,1b2,1b3に分割したもので、図中、図2、
図3と同一番号を付したものは実質的に同じ作動をする
ので、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0042】スペーサ13には、抜き穴131(図3)
に代えて抜き穴1311,1312,1313が形成し
てある。抜き穴1311,1312,1313を隔てる
肉部には、抜き穴1311と抜き穴1312、抜き穴1
312と抜き穴1313をつなぐ細い切り欠き131
4,1315が形成されている。ガス流路1bは、抜き
穴1311,1312,1313により、スペーサ1
3、固体電解質材12,14をガス流路壁として形成さ
れ、小室1b1,1b2,1b3に分割してある。小室
1b1,1b2,1b3はスペーサ13の切り欠き13
14,1315により形成される通路91,92により
連通するようになっている。通路91,92において、
小室1b1,1b2,1b3間において制限されたガス
の拡散が行われる。
【0043】酸素濃度調整セル2の電極22および酸素
検出セル3の電極31は小室1b1位置に形成される。
HC検知セル4の電極41は小室1b2位置に形成され
る。NOx 検知セル5の電極51は小室1b3位置に形
成される。
【0044】本実施形態では、ガス流路1bに拡散壁9
1,92を設けることで、小室1b1,1b2,1b3
間の被測定ガスの流通が制限され、第1の小室1b1で
は、CO,H2 が下流側の小室1b2に漏れることなく
酸素濃度調整セル2、酸素検出セル3の小室1b1側の
電極22,31において酸化される。第2の小室1b2
では、HCが下流側の小室1b3に漏れることなくHC
検知セル4の小室1b2側の電極41において酸化され
る。
【0045】したがってHC検知セル4の小室1b2側
の電極41においてHCと一緒にCO,H2 が酸化する
のを防止でき、HC濃度の測定精度を向上せしめること
ができる。またNOx 検知セル5の小室1b3側の電極
51においてNOx が他のガスで還元されるのを防止で
き、NOx 濃度の測定精度を向上せしめることができ
る。
【0046】(第3実施形態)図9に、本発明の第3の
ガスセンサの断面を示し、図10にそれを分解したもの
を示す。図中、図1〜3と同一番号を付したものは実質
的に同じ作動をするので、第1実施形態との相違点を中
心に説明する。
【0047】ガスセンサ1Bはリーン(酸素過剰)側で
の使用を前提としたもので、第1実施形態のものから酸
素検出セル3を省略している。酸素濃度調整セル2の電
極21,22間には電圧を電極21を正として印加し、
ガス流路1bの酸素を外部へ汲みだすようにしてある。
その印加電圧は、電極21,22間にピンホール1aで
酸素の流入が制限される限界電流が流れるように設定し
てある。これによりガス流路1bを酸素濃度が低い一定
のレベルに保たれるようにしている。なお上記印加電圧
は、ガス流路1bの酸素濃度が、H2 Oが分解しないレ
ベルとなるように設定する。
【0048】またダクト1cを形成するためのスペーサ
15のスリット状の抜き穴151bは基端位置において
開いており、ダクト1cは、大気口H23,H24(図
1)より取り入れられた大気がガスセンサ1Bの基端面
より流入するようになっている。
【0049】かかる構成でもHC検知セル4、NOx 検
知セル5においてそのポンプ電流よりHC濃度、NOx
濃度が知られる。また酸素ポンプセル2における限界電
流より排気ガスの酸素濃度が知られる。しかして第1、
第2実施形態と同様にA/Fが正確に知られる。酸素検
知セル3が省略されて構成が簡単であり、酸素ポンプセ
ル2の電圧制御も不要であるから、ディーゼルエンジン
やリーンバーンエンジンに好適である。
【0050】なお上記各実施形態ではHC検知セル4、
NOx 検知セル5のふたつを設けたが、測定しようとす
る成分ガスの数に応じて検知セルを増やせばよい。例え
ばHC,NOx に加えてCOをも測定する場合、COは
これらの成分ガスの中で最も安定度が小であるので、そ
の検知セルのガス流路側の電極をCOに活性でかつHC
に不活性に構成して最も上流部位置に配置し、これより
下流側に順次HC検知セルの電極、NOx 検知セルの電
極を配置すればよい。
【0051】また上記各実施形態では電極はPt −Au
電極やPt 電極を用いているが、材質はRh ,Pd 等が
用いられ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスセンサを適用したガス検出装置の
全体縦断面図である。
【図2】本発明のガスセンサの縦断面図である。
【図3】本発明のガスセンサの分解図である。
【図4】本発明のガスセンサの作動を説明する第1のグ
ラフである。
【図5】本発明のガスセンサの作動を説明する第2のグ
ラフである。
【図6】本発明のガスセンサの作動を説明する第3のグ
ラフである。
【図7】本発明の別のガスセンサの縦断面図である。
【図8】本発明の別のガスセンサの分解図である。
【図9】本発明のさらに別のガスセンサの縦断面図であ
る。
【図10】本発明のさらに別のガスセンサの分解図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1B ガスセンサ 1a ピンホール(被測定ガス導入路) 1b ガス流路 1b1,1b2,1b3 小室 2 酸素濃度調整セル(酸素濃度制御部) 3 酸素検出セル(酸素濃度制御部) 4 HC検知セル(成分ガス測定部) 5 NOx 検知セル(成分ガス測定部) 91,92 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 圭吾 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 牧野 太輔 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 中村 兼仁 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ガスが拡散抵抗を有する被測定ガ
    ス導入路を介して導入されるガス流路を設けるととも
    に、ガス流路壁の一部を構成する酸素導電性の固体電解
    質材の両面に形成した一対の電極間に電圧を印加してガ
    ス流路とその外部間で酸素を移動せしめるようになした
    酸素ポンプセルを有し、ガス流路内の酸素濃度を一定に
    制御する酸素濃度制御部を設け、かつガス流路壁の他の
    一部を構成する酸素導電性の固体電解質材の両面に形成
    した一対の電極間に定電圧を印加してガス流路と基準酸
    素濃度の雰囲気間で酸素を移動せしめるようになした酸
    素ポンプセルを有し、酸素ポンプセルにおけるポンプ電
    流値に基づいて成分ガスの濃度を測定する成分ガス測定
    部を、測定しようとする成分ガスに対応して複数設け、
    成分ガス測定部のガス流路側の電極を、測定しようとす
    る成分ガスのうちで最も安定度の小なる成分ガスに対し
    て活性で次なる安定度の成分ガスに対して不活性な電極
    をガス流路の最上流部位置とし、以下順次下流側へ上記
    次なる安定度の成分ガスに対して活性で更に次なる安定
    度の成分ガスに対して不活性な電極を配置したことを特
    徴とするガスセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガスセンサにおいて、上
    記ガス流路を、拡散抵抗を有する通路で連通する複数の
    小室に分割し、上記成分ガス測定部のガス流路側の電極
    を各小室にひとつづつ配置したガスセンサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170341A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ素子
JP2010145133A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
CN103670632A (zh) * 2012-09-05 2014-03-26 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于氧化催化剂的车载性能监测的装置和方法

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