JPH1028184A - マルチメディアサーバ - Google Patents

マルチメディアサーバ

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JPH1028184A
JPH1028184A JP19957996A JP19957996A JPH1028184A JP H1028184 A JPH1028184 A JP H1028184A JP 19957996 A JP19957996 A JP 19957996A JP 19957996 A JP19957996 A JP 19957996A JP H1028184 A JPH1028184 A JP H1028184A
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JP
Japan
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data
client device
destination
voice
telephone
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JP19957996A
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Inventor
Takashi Kaneko
孝 金子
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音声データ及びデータ通信データを1回線でリ
アルタイムに送受信できなかった。そこで、両データを
同時に送受信できるようにする。 【解決手段】DSVDモデム12は着呼の際にマルチメ
ディアサーバ1bから1回線で受信したデータをデータ
の周波数帯域を基に音声データとデータ通信データとに
分離する。宛先特定部141は分離したデータ通信デー
タを基に宛先のクライアント装置41及び宛先の電話器
42を特定する。LAN制御部14は特定した宛先のク
ライアント装置42とデータ送信元のリモート装置3と
のデータ通信データの送受信を開始する。音声制御部1
5は特定した宛先の電話器42を接続して、音声データ
及びデータ通信データの送受信を1回線で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は音声データ及びデ
ータ通信データの送受信中継を行うマルチメディアサー
バ、特に回線接続の高効率化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話回線等を介してメディアの異なる複
数の装置を接続するマルチメディア通信に関する開発が
進んできている。例えば特開平3-201654号公報に掲載
された音声メッセージ・サービス・システムへの音声/
データ・インターフェイス装置では音声通信チャンネル
とデータ通信チャンネルとを音声メッセージ・サービス
・システムに接続し、データ通信チャンネルを介して受
信した受信制御情報を用いて音声メッセージ・サービス
・システムの動作を制御している。
【0003】また、特開平1-188065号公報に掲載され
たマルチメディアメール装置における制御方法では、各
メディアメッセージを蓄積し、メディア同期管理情報に
基づいて他メディアメッセージと音声メディアメッセー
ジとを同期し、通信端末宛に送信している。
【0004】また、特開昭64-86643号公報に掲載され
たマルチメディアメールシステムでは、対になった音声
メール用端末装置とテキストメール用端末装置との間及
びこれらの端末装置とアナログ電話回線との間にデータ
/音声モード自動切替器を設けることにより音声データ
とテキストデータの送受信を行うようにしている。
【0005】また、特開昭61-60060号公報に掲載され
たFAX及び音声メール装置では画像信号と音声信号と
を蓄積する記憶部と、画像又は音声のいずれかの入力が
行われた際に識別のための情報を発生する手段とを設
け、画像信号の入力時に発生した識別情報とともに音声
信号を入力することにより画像信号と音声信号とを別回
線を用いて送出している。
【0006】また、特開昭59-189764号公報に掲載さ
れたボイスメールシステムでは、音声により入力したボ
イスメール制御信号を入力すると、これらをデータ化
し、さらに回線をデータ系と音声系とに分離している。
【0007】また、特開昭59-123356号公報に掲載さ
れた自動情報分配方法では、加入者端末装置から送出さ
れた音声メッセージとデータ入力装置から入力した情報
分配サービス用のデータを蓄積し、蓄積した音声メッセ
ージとデータを合成し送出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3-201654号公報に掲載された音声メッセージ・サービ
ス・システムへの音声/データ・インターフェイス装置
は1回線で音声データ及びデータ通信データを送受信で
きない。
【0009】また、特開平1-188065号公報に掲載され
たマルチメディアメール装置はメディア同期管理情報に
基づいて他メディアメッセージと音声メディアメッセー
ジとを同期し、順に通信端末宛に送信しているので、音
声データ及びデータ通信データをリアルタイムに送受信
できない。
【0010】さらに、特開昭64-86643号公報に掲載さ
れたマルチメディアメールシステム、特開昭61-60060
号公報に掲載されたFAX及び音声メール装置、特開昭
59-189764号公報に掲載されたボイスメールシステム
及び特開昭59-123356号公報に掲載された自動情報分
配方法では音声データとデータ通信データを1回線でリ
アルタイムに送受信することができない。
【0011】このように、例えばPSTNと接続する場
合には、音声用のポート及びデータ用のポートがそれぞ
れ別な回線に接続されていたため、クライアント装置に
対して音声とデータにおける別々なサービスしか提供で
きなかった。
【0012】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、1回線で音声データ及びデータ通信
データをリアルタイムに送受信することにより回線コス
トの低減及び遠隔地間のコミュニケーションの向上を図
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマルチメ
ディアサーバは、PSTNを介してリモート装置と接続
し、構内ネットワークを介してクライアント装置に接続
し、構内電話回線を介してクライアント装置と対になっ
た電話器と接続し、音声データ及びデータ通信データの
周波数帯を分けて音声データ及びデータ通信データの送
受信をリモート装置と1回線で行い、着呼の際にリモー
ト装置から1回線で受信したデータをデータの周波数帯
域を基に音声データとデータ通信データとに分離し、分
離したデータ通信データを基に宛先のクライアント装置
及びそのクライアント装置と対になった宛先の電話器を
特定し、特定した宛先のクライアント装置とデータ送信
元のリモート装置とのデータ通信データの送受信を開始
し、特定した宛先の電話器を接続して、クライアント装
置及び電話器とリモート装置との音声データ及びデータ
通信データのリアルタイムな送受信を行う。
【0014】また、マルチメディアサーバは、PSTN
を介してリモート装置と接続し、構内ネットワークを介
してクライアント装置に接続し、クライアント装置を介
して電話器と接続し、音声データ及びデータ通信データ
の周波数帯を分けて音声データ及びデータ通信データの
送受信をリモート装置と1回線で行い、着呼の際にリモ
ート装置から1回線で受信したデータをデータの周波数
帯域を基に音声データとデータ通信データとに分離し、
分離したデータ通信データを基に宛先のクライアント装
置及びそのクライアント装置と対になった宛先の電話器
を特定し、特定した宛先のクライアント装置とデータ送
信元のリモート装置とのデータ通信データの送受信を開
始し、特定した宛先を基にクライアント装置を介して電
話器を接続して、クライアント装置及びクライアント装
置を介して接続した電話器とリモート装置との音声デー
タ及びデータ通信データの送受信を行う。
【0015】さらに、分離した音声データを基に宛先の
クライアント装置及び宛先の電話器を特定する。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明のマルチメディアサーバ
は、PSTNを介してメディアの異なる複数のリモート
装置と接続し、構内ネットワークを介してクライアント
装置に接続し、PBXを介してクライアント装置と対に
なった電話器と接続し、クライアント装置及び電話器と
リモート装置との音声データ及びデータ通信データの送
受信中継を行うものであって、特に1回線で、且つ、リ
アルタイムに音声データ及びデータ通信データの送受信
中継を行うものである。ここで、構内ネットワークとし
ては、例えばLANがある。また、リモート装置として
は、例えばパーソナルコンピュータ及び電話器等があ
り、クライアント装置としては、例えばパーソナルコン
ピュータ等がある。
【0017】マルチメディアサーバは、例えばアドレス
テーブル、DSVD(Digital Simultaneous Voice and
Data)モデム、主制御部、LAN制御部及び音声制御
部を有する。アドレステーブルはクライアント装置のネ
ットワークアドレス、クライアント装置と対になった電
話器の電話番号、ユーザ識別(以後「ユーザID」とい
う。)等を対にして格納する。DSVDモデムは、例え
ばデータ分離部とデータ合成部を備え、リモート装置と
1回線で同時に音声データ及びデータ通信データの送受
信を行うものである。データ分離部はリモート装置から
音声データとデータ通信データとを1回線で受信する
と、受信した音声データとデータ通信データを分離す
る。データ合成部は電話器からの音声データとクライア
ント装置からのデータ通信データを合成して1回線でリ
モート装置に送信する。ここで、DSVDモデムは音声
データに対して音声通信周波数帯域を使用し、データ通
信データに対してはデータ通信周波数帯域を使用するこ
とにより、1回線で音声データ及びデータ通信データの
送受信を行っている。このように周波数帯域を分けたこ
とにより、1回線で受信した音声データとデータ通信デ
ータを分離できる。
【0018】主制御部はマルチメディアサーバ全体の制
御を行う部分である。また、主制御部は、例えば宛先特
定部を有する。宛先特定部は、例えばDSVDモデムが
分離したデータ通信データから宛先のユーザIDを検出
し、検出したユーザIDを基にアドレステーブルを参照
して宛先のクライアント装置のネットワークアドレス及
びそのクライアント装置と対になった宛先の電話器の電
話番号を特定する。LAN制御部は宛先特定部が特定し
た宛先のクライアント装置のネットワークアドレスを基
にDSVDモデムが分離したデータ通信データを宛先の
クライアント装置に送出したり、逆にクライアント装置
からのデータ通信データを主制御部を介してDSVDモ
デムに送る。音声制御部は宛先特定部が特定した宛先の
電話器の電話番号を基にDSVDモデムで分離した音声
デ−タをPBXに流したり、逆にPBXからの音声デー
タをDSVDモデムに流したりする。
【0019】上記のように、1回線で受信したデータ通
信データと音声データとを分離し、データ通信データを
クライアント装置に送り、音声データをクライアント装
置と対になった電話器に送ることで、データ通信データ
と音声データとをリアルタイムに送受信することがで
き、遠隔地間でのコミュニケーションを向上することが
できる。また、1回線を用いてデータ通信データと音声
データとを送受信するので、回線費用も低減することが
できる。
【0020】ここで、クライアント装置と対になった電
話器はPBXを介してマルチメディアサーバに接続する
代わりに、クライアント装置を介してマルチメディアサ
ーバに接続しても良い。
【0021】また、宛先特定部は、DSVDモデムが分
離したデータ通信データから宛先のユーザIDを検出
し、検出したユーザIDを基にアドレステーブルを参照
して宛先のクライアント装置のネットワークアドレス及
び宛先の電話器の電話番号を特定する代わりに、DSV
Dモデムが分離した音声データから宛先のユーザIDを
検出し、検出したユーザIDを基にアドレステーブルを
参照して宛先のクライアント装置のネットワークアドレ
ス及び宛先の電話器の電話番号を特定するようにしても
良い。
【0022】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のマルチメディア
サーバ1の構成図である。図に示すように、マルチメデ
ィアサーバ1aはPSTN5とマルチメディアサーバ1
bとPBX7bを介してリモートの電話器2に接続し、
PSTN5及びマルチメディアサーバ1bを介してリモ
ート装置3に接続し、LAN6を介してクライアント装
置41a〜41nに接続し、PBX7aを介して各クラ
イアント装置41a〜41nと対になった電話器42a
〜42nに接続する。ここで、マルチメディアサーバ1
bはマルチメディアサーバ1aと同じ機能を備える。ま
た、リモートの電話器2とリモート装置3は対になって
いる。
【0023】マルチメディアサーバ1は、アドレステー
ブル11、DSVDモデム12a〜12n、主制御部1
3、LAN制御部14及び音声制御部15a〜15nを
有する。アドレステーブル11は、例えば図2に示すよ
うにクライアント装置41a〜41nのネットワークア
ドレス、クライアント装置41a〜41nと対になった
電話器42a〜42nの電話番号、ユーザ識別(以後
「ユーザID」という。)等を対にして格納する。DS
VDモデム12a〜12nは、例えばデータ分離部12
1とデータ合成部122を備え、DSVD機能によりリ
モート装置3等と1回線で音声データ及びデータ通信デ
ータの送受信を行うものである。データ分離部121は
リモート装置3等から音声データとデータ通信データと
を1回線で受信すると、受信した音声データとデータ通
信データを周波数帯域により分離する。データ合成部1
22は電話器42a〜42nからの音声データとクライ
アント装置41a〜41nからのデータ通信データを周
波数帯域を変えることにより1回線で送信できるように
合成してマルチメディアサーバ1bを介してリモート装
置3に送信する。
【0024】主制御部13はマルチメディアサーバ1全
体の制御を行う部分である。また、主制御部13は、例
えば宛先特定部131を有する。宛先特定部131はD
SVDモデム12a〜12nが分離したデータ通信デー
タから宛先のユーザIDを検出し、検出したユーザID
を基にアドレステーブル11を参照して宛先のクライア
ント装置41a〜41nのネットワークアドレス及びそ
のクライアント装置41a〜41nと対になった電話器
42a〜42nの電話番号を特定する。LAN制御部1
4は宛先特定部131が特定した宛先のクライアント装
置41a〜41nのネットワークアドレスを基にDSV
Dモデム12a〜12nが分離したデータ通信データを
宛先のクライアント装置41a〜41nに送出したり、
逆にクライアント装置41a〜41nからのデータ通信
データを主制御部13を介してDSVDモデム12a〜
12nに送る。音声制御部は宛先特定部が特定した宛先
の電話器の電話番号を基にDSVDモデム15a〜15
nで分離した音声デ−タをPBX7aを介して電話器4
2a〜42nに流したり、逆にPBX7aを介して電話
器42a〜42nから送られた音声データをDSVDモ
デム15a〜15nに流したりする。
【0025】上記構成のマルチメディアサーバ1の受信
動作について、図3のフローチャートを参照して説明す
る。
【0026】リモ−ト装置3が、例えばモデムコマンド
を用いて発呼する。DSVDモデム12aはリモート装
置3からの着呼を受けると、その旨を主制御部13に通
知する(ステップS1)。リモート装置3は回線接続を
確認すると、モデムコマンドでコネクション接続要求を
行う。DSVDモデム12aはリモート装置3からコネ
クション接続要求を受けるとその旨を主制御部13に通
知する(ステップS2)。その後、リモート装置3は宛
先のユーザID、例えばクライアント装置41a及び電
話器42aを示すユーザIDをデータ通信データを用い
てマルチメディアサーバ1に対して送信する。DSVD
モデム12aのデータ分離部121はリモート装置3か
らデータを受信すると、受信したデータをデータ通信デ
ータと音声データに分離する。この場合、リモート装置
3からのデータはデータ通信データによりユーザIDで
あるので、データ分離部121は受信したユーザIDを
そのまま主制御部13に送る(ステップS3)。
【0027】主制御部13の宛先特定部131は、DS
VDモデム12aからユーザIDを受けると、DSVD
モデム12aから受けたユーザIDを基にアドレステー
ブル11を参照して宛先のクライアント装置41aのネ
ットワークアドレス及びそのクライアント装置41aと
対になった電話器42aの電話番号を特定する(ステッ
プS4)。LAN制御部14は特定したネットワークア
ドレスを基に宛先のクライアント装置41aが正常であ
るか否かを確認し(ステップS5)、異常がある場合は
その旨を主制御部13及びDSVDモデム12aを介し
てリモート装置3に通知する(ステップS6)。
【0028】また、異常が無い場合は、LAN制御部1
4はクライアント装置4aとの通信を制御し、異常がな
いを主制御部13及びDSVDモデム12aを介してリ
モート装置3に通知し、主制御部13は音声制御部15
aに宛先電話番号の電話器42aの呼び出しを依頼す
る。音声制御部15aは宛先の電話器42aのオフフッ
クを確認してリモ−ト装置3からのアクセス待ちの旨を
定形の音声で電話器42aに対して送出して待ちに入
る。音声制御部15aからの宛先の電話器42aへの呼
び出しは規定の回数を規定の間隔でリトライすることに
より行うが、成功しない場合はエラーの旨を主制御部1
3に通知し、主制御部13はリモ−ト装置3にその旨を
通知するデータを送出する(ステップS7)。その後、
マルチメディアサーバ1は準備が整ったのでデ−タ通信
開始を意味するデータをリモート装置3に送信する。リ
モート装置3はこのデータを受信すると、マルチメディ
アサーバ1の準備が整った旨のメッセージを表示する。
これ以降、リモート装置3のアプリケーションは直接に
宛先クライアント装置41aと接続しているように見
え、リモート側の電話器2も受話器を取ると自動的にク
ライアント側の電話器12aと接続される。
【0029】DSVDモデム12aがデータ通信周波数
帯域で受信したデータは主制御部13に通知され、主制
御部13は通知されたデータ通信データを宛先のクライ
アント装置41aに送信するようにLAN制御部14に
依頼を行う。LAN制御部14はLAN6を介してデー
タ通信データを送信できるようにプロトコル変換(例え
ばPPPからTCP/IPに変換)してクライアント装
置41aに送信する(ステップS8)。
【0030】また、逆方向も同様でLAN制御部14で
クライアント装置41aから受信したデータ通信データ
をPSTN5を介して送信できるようにプロトコル変換
し、主制御部13に通知する。主制御部13ではデータ
通信データの送信をDSVDモデム12aに依頼する。
DSVDモデム12aではデータ通信周波数帯域でデー
タ通信データを送信する。データ通信の終了はコネクシ
ョン切断要求で判断する。
【0031】一方、リモート装置3のユーザはマルチメ
ディアサーバ1の準備が整った旨のメッセージの表示を
確認すると、電話器2をオフフックする。DSVDモデ
ム12aはリモートの電話器2のオフフックを検知する
と、その旨を主制御部13に通知する(ステップS
9)。主制御部13では待ち状態の音声制御部15aに
DSVDモデム12aの音声ラインとPBX7aの音声
ラインの接続依頼を行う。音声制御部15aはDSVD
モデム12aの音声ラインとPBX7aの音声ラインを
接続し、以後、リモート側の電話器2とクライアント側
の電話器42aとの間では音声が双方向で自由にやり取
り可能となる(ステップS10)。音声通信の終了はど
ちらか一方の電話のオンフックで判断する。デ−タ通信
が終了して且つ音声通信が終了した場合、呼切断する。
【0032】これにより、データ通信データは、DSV
Dモデム12a、主制御部13及びLAN制御部14を
経由してクライアント装置41aに伝わるようになる。
また、音声データは、DSVDモデム12a及びPBX
7aを介して電話器42aに伝わるようになる。
【0033】上記のように、リモート装置3及び電話器
2から1回線で受信したデータ通信データと音声データ
とを分離し、データ通信データをクライアント装置41
aに送り、音声データをクライアント装置41aと対に
なった電話器42aに送ることで、データ通信データと
音声データとをリアルタイムに送受信することができ、
遠隔地間でのコミュニケーションを向上することができ
る。また、1回線を用いてデータ通信データと音声デー
タとを送受信するので、回線費用も低減することができ
る。例えばリモ−トのパソコンの画面で表示している動
画と同じ動画をクライアントパソコンの画面で表示し、
両者で同じ動画を見て同時に電話でその内容を説明する
ことができる。
【0034】なお、上記実施例ではクライアント装置4
1a〜41nと対になった電話器42a〜42nはPB
X7aを介してマルチメディアサーバ1に接続している
が、図4に示すようにクライアント装置41a〜41n
と対になった電話器42a〜42nがクライアント装置
41a〜41nを介してマルチメディアサーバ1に接続
するようにしても良い。この場合、宛先の電話器42a
〜42nの呼出し及び宛先の電話器42a〜42nのオ
フフックの検出はLAN制御部14が行う。このよう
に、マルチメディアサーバ1と電話器42a〜42nの
間をクライアント装置41a〜41nと同じLAN6で
やりとりすることで設備コスト(PBX及び電話回線設
備のコスト)の削減ができる。この場合、データ通信デ
ータは、DSVDモデム12a、主制御部13及びLA
N制御部14を経由してクライアント装置41aに伝わ
り、音声データは、DSVDモデム12a、主制御部1
3、LAN制御部14及びクライアント装置41aを介
して電話器42aに伝わるようになる。
【0035】また、上記実施例ではマルチメディアサー
バ1はデータ通信データを用いて受信したユーザIDを
基にネットワークアドレス及び電話番号を調べている
が、音声データによりユーザIDを受信した場合には、
音声データからユーザIDを調べ、それを基にネットワ
ークアドレス及び電話番号を調べるようにしても良い。
【0036】また、リモート装置3としてはファクシミ
リ装置等を用いデータ通信データとしてファクシミリデ
ータなどを送受信するようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、音声デ
ータ及びデータ通信データの周波数帯を分けて音声デー
タ及びデータ通信データの送受信をリモート装置と1回
線で行い、着呼の際にリモート装置から1回線で受信し
たデータをデータの周波数帯域を基に音声データとデー
タ通信データとに分離し、分離したデータ通信データを
基に宛先のクライアント装置及び宛先の電話器を特定
し、特定した宛先のクライアント装置とデータ送信元の
リモート装置とのデータ通信データの送受信を開始し、
特定した宛先の電話器を接続して、クライアント装置及
び電話器とリモート装置との音声データ及びデータ通信
データのリアルタイムな送受信を行うので、遠隔地間の
コミュニケーションを向上できるとともに、その場合の
回線費用を低減できる。
【0038】また、マルチメディアサーバは、PSTN
を介してリモート装置と接続し、構内ネットワークを介
してクライアント装置に接続し、クライアント装置を介
して電話器と接続し、構内ネットワークを介して電話器
を接続するので、上記効果を保ったまま装置構成を簡単
にすることができる。
【0039】さらに、分離した音声データを基に宛先の
クライアント装置及び宛先の電話器を特定するので、リ
モート装置が音声データを送信する装置であっても、上
記効果を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】アドレステーブルの構成図である。
【図3】マルチメディアサーバの受信動作を示すフロー
チャートである。
【図4】LANを介して電話器を接続したマルチメディ
アサーバの構成図である。
【符号の説明】
1 マルチメディアサーバ 11 アドレステーブル 12 DSVDモデム 121 データ分離部 122 データ合成部 131 宛先特定部 14 LAN制御部 15 音声制御部 2 電話器 3 リモート装置 41 クライアント装置 42 電話器 5 PSTN 6 LAN 7 PBX

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PSTNを介してリモート装置と接続
    し、構内ネットワークを介してクライアント装置に接続
    し、構内電話回線を介してクライアント装置と対になっ
    た電話器と接続し、クライアント装置及び電話器とリモ
    ート装置との音声データ及びデータ通信データの送受信
    を行うマルチメディアサーバにおいて、音声データ及び
    データ通信データの周波数帯を分けて音声データ及びデ
    ータ通信データの送受信をリモート装置と1回線で行
    い、着呼の際にリモート装置から1回線で受信したデー
    タをデータの周波数帯域を基に音声データとデータ通信
    データとに分離し、分離したデータ通信データを基に宛
    先のクライアント装置及びそのクライアント装置と対に
    なった宛先の電話器を特定し、特定した宛先のクライア
    ント装置とデータ送信元のリモート装置とのデータ通信
    データの送受信を開始し、特定した宛先の電話器を接続
    することを特徴とするマルチメディアサーバ。
  2. 【請求項2】 PSTNを介してリモート装置と接続
    し、構内ネットワークを介してクライアント装置に接続
    し、クライアント装置を介して電話器と接続し、クライ
    アント装置及びクライアント装置を介して接続した電話
    器とリモート装置との音声データ及びデータ通信データ
    の送受信を行うマルチメディアサーバにおいて、音声デ
    ータ及びデータ通信データの周波数帯を分けて音声デー
    タ及びデータ通信データの送受信をリモート装置と1回
    線で行い、着呼の際にリモート装置から1回線で受信し
    たデータをデータの周波数帯域を基に音声データとデー
    タ通信データとに分離し、分離したデータ通信データを
    基に宛先のクライアント装置及びそのクライアント装置
    と対になった宛先の電話器を特定し、特定した宛先のク
    ライアント装置とデータ送信元のリモート装置とのデー
    タ通信データの送受信を開始し、特定した宛先を基にク
    ライアント装置を介して電話器を接続することを特徴と
    するマルチメディアサーバ。
  3. 【請求項3】 分離した音声データを基に宛先のクライ
    アント装置及び宛先の電話器を特定する請求項1又は2
    記載のマルチメディアサーバ。
JP19957996A 1996-07-11 1996-07-11 マルチメディアサーバ Pending JPH1028184A (ja)

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JP19957996A JPH1028184A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 マルチメディアサーバ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005012380A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Nec Corp マルチメディアデータ転送システム、呼接続制御装置及びそれらに用いる端末連携方法並びにそのプログラム

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JP2005012380A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Nec Corp マルチメディアデータ転送システム、呼接続制御装置及びそれらに用いる端末連携方法並びにそのプログラム

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