JP2005057619A - 指令召集システム及びそれに用いる指令召集方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 召集する加入者端末が分散収容されている場合でも、指令に使用する回線数を最小限とし、回線を有効に使用して接続を行うことが可能な指令召集システムを提供する。
【解決手段】 召集サーバ2a,2b,2cを各拠点A,B,Cに配置し、拠点A,B,C間はLAN/WANにて接続を行う。召集サーバ2a,2b,2cは構内交換機1a,1b,1cとともにLANに接続されている。召集者は自席PC等から召集サーバ2a,2b,2cに要求を行う。召集サーバ2a,2b,2cは端末の接続要求を構内交換機1a,1b,1cへと通知し、構内交換機1a,1b,1cは収容している会議トランク3a,3b,3cを使用して招集を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 召集サーバ2a,2b,2cを各拠点A,B,Cに配置し、拠点A,B,C間はLAN/WANにて接続を行う。召集サーバ2a,2b,2cは構内交換機1a,1b,1cとともにLANに接続されている。召集者は自席PC等から召集サーバ2a,2b,2cに要求を行う。召集サーバ2a,2b,2cは端末の接続要求を構内交換機1a,1b,1cへと通知し、構内交換機1a,1b,1cは収容している会議トランク3a,3b,3cを使用して招集を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は指令召集システム及びそれに用いる指令召集方法に関し、特に複数の拠点に配置された複数の加入者端末に対して指令召集を行うシステムに関する。
従来、この種のシステムにおいては、複数の拠点間に専用回線を設け、連絡網を形成して情報の伝達を行っている。しかしながら、それら複数の拠点に音声で一斉に伝達する場合には、公衆回線を使用することが多い。
この場合には、発信側の構内交換機(PBX:Private Branch eXchange)に伝達すべき拠点数分の公衆回線を引き込み、各拠点に対応する公衆回線を一斉に選択し、各拠点対応のダイヤル番号を送出することで各拠点を呼出し、各拠点からの応答で発令者からの音声を各拠点に送出している。
近年、上記の各拠点には構内交換機が設置されている場合が多く、構内交換機内の内線から公衆回線に発信し、あるいは公衆回線からの着信を構内交換機内の内線に接続するという交換動作が行われている。この場合、一斉指令機能は発令者から各拠点内の特定の内線に接続するため、公衆回線を使用すると、高コストとなってしまう。
この問題を解決する方法としては、各拠点に分散して配置されている複数の構内交換機間に指令用専用回線を設け、この指令用専用回線を介して発信側の構内交換機の指令台から他の構内交換機内部の受令内線に起動をかけ、一斉指令を行う方法がある(例えば、特許文献1参照)。この方法では、一斉指令の対象内線が各拠点に分散している構内交換機内に多数の公衆回線を収容する必要がない。
上述した従来のシステムでは、PB(Push Button)信号の送受信用の回線が通話回線以外にも必要であり、またPB信号による表示情報転送を行うために限られた情報しか伝達できず、処理速度が遅いため、PB信号を使用することによる回線効率と処理速度とに問題が生ずる。
また、従来のシステムでは、システムを本部側・支部側とに分けており、また指令を行えるのが特殊な装置であり、一般の電話機等を使用することができないため、システムの汎用性が低いという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、召集する加入者端末が分散収容されている場合でも、指令に使用する回線数を最小限とし、回線を有効に使用して接続を行うことができる指令召集システム及びそれに用いる指令召集方法を提供することにある。
本発明による指令召集システムは、各々加入者端末が接続される複数の召集回線を各拠点に分散して配置する指令召集システムであって、
収集指令に応答して指令要求を送出する召集サーバと、
前記召集サーバからの指令要求に応答して自拠点内の前記召集回線に対して呼出信号の送出を行う構内交換機とを前記各拠点に備え、
前記召集サーバは、前記指令要求を自拠点に収容する回線のみに対して行い、他拠点に収容される召集回線に対する指令要求は、前記他拠点に収容されている前記召集サーバから行っている。
収集指令に応答して指令要求を送出する召集サーバと、
前記召集サーバからの指令要求に応答して自拠点内の前記召集回線に対して呼出信号の送出を行う構内交換機とを前記各拠点に備え、
前記召集サーバは、前記指令要求を自拠点に収容する回線のみに対して行い、他拠点に収容される召集回線に対する指令要求は、前記他拠点に収容されている前記召集サーバから行っている。
本発明による指令召集方法は、各々加入者端末が接続される複数の召集回線を各拠点に分散して配置する指令召集システムの指令召集方法であって、収集指令に応答して召集サーバから指令要求を送出し、前記召集サーバからの指令要求に応答して構内交換機から自拠点内の前記召集回線に対して呼出信号の送出を行うとともに、前記召集サーバが前記指令要求を自拠点に収容する回線のみに対して行い、他拠点に収容される召集回線に対する指令要求を前記他拠点に収容されている前記召集サーバから行っている。
すなわち、本発明の指令召集システムは、召集回線が各拠点に分散され、各拠点に、通常の構内交換機と、加入者回線と、局外回線と、召集サーバと、会議トランクとを配設している。また、各拠点間はLAN(Local Area Network)/WAN(Wide Area Network)等のネットワークで接続されている。
本発明の指令召集システムでは、ある拠点収容のPC(Personal Computer)(もしくは召集サーバ)から指令を行うと、召集サーバが構内交換機に対して指令要求を行う。指令の要求を受けた構内交換機は召集回線に対して呼出信号の送出を行う。召集サーバが指令要求を行うのは自拠点に収容する回線のみで、他拠点に収容される回線の要求は他拠点に収容されている召集サーバから行う。
但し、他拠点の召集がある場合には、拠点間の音声路を確保するために、指令召集回線以外に拠点間網(公衆網/自営網)の要求を行う。このようにして、本発明の指令召集システムでは、召集回線を呼び出すことが可能となる。また、召集回線の状態は、構内交換機から召集サーバに通知することで、召集回線の状態(呼出中・話中・応答・復旧等)を細かく把握することが可能となる。
上記のように、本発明の指令召集システムでは、召集局間の接続を会議トランク同士の接続で行うことによって、召集する加入者端末が分散収容されている場合でも、指令に使用する回線数を最小限にすることができる。
また、本発明の指令召集システムでは、LAN回線を用いて大量の情報を転送することができるので、召集している回線状態を細かくチェックすることができる。
さらに、本発明の指令召集システムでは、指令局/指令端末を決めていないため、どこからでも召集サーバを制御することで指令を実現しているので、各拠点のどの端末を使用しても指令召集を開始することが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、召集する加入者端末が分散収容されている場合でも、指令に使用する回線数を最小限とし、回線を有効に使用して接続を行うことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による指令召集システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の実施の形態による指令召集システムは3つの拠点(拠点A,拠点B,拠点C)で構成されている。
拠点Aには構内交換機1aと、召集サーバ2aと、会議トランク3aと、会議召集者の操作PC(Personal Computer)4aと、公衆網/自営網局外トランク5a,6aと、加入者回線に接続される加入者端末10a,11a,12a,13aとが配設されている。
同様に、拠点Bには構内交換機1bと、召集サーバ2bと、会議トランク3bと、会議召集者の操作PC4bと、公衆網/自営網局外トランク5bと、加入者回線に接続される加入者端末10b,11b,12b,13bとが配設されている。
拠点Cには構内交換機1cと、召集サーバ2cと、会議トランク3cと、会議召集者の操作PC4cと、公衆網/自営網局外トランク5cと、加入者回線に接続される加入者端末10c,11c,12c,13cとが配設されている。
各拠点A,B,Cにおいては、それぞれ構内交換機1a,1b,1cと、召集サーバ2a,2b,2cと、操作PC4a,4b,4cとをLAN(Local Area Network)にて接続している。
まず、指令召集者が操作PC4aを使用し、指令召集に使用する加入者端末10aを選択する。この選択情報は情報Iとして召集サーバ2aへと送信される。召集サーバ2aでは受信情報を分析し、加入者端末10aを指令召集に使用する端末として設定し、情報IIを操作PC4aに送信する。
次に、指令召集者は操作PC4aを使用し、呼出しを行う加入者端末11aの選択を行う。この選択情報は情報III として召集サーバ2aへと送信される。召集サーバ2aでは受信情報を分析し、加入者端末11aを指令選択中状態とし、指令状態変化が応答状態であるかのチェックを行う(ここでは選択中変化)。召集サーバ2aは指令選択中となった加入者端末11aを操作PC4aに通知するために、情報IVの送信を行う。
操作PC4aでは情報IVを受信すると、その受信情報の分析を行い、加入者端末11aが指令選択中となった表示を行い、指令操作者が認知できるようにする。上記と同様な手順を繰り返すことで、他の加入者端末12a,13aの召集端末として選択する。
次に、指令召集者が操作PC4aを使用して召集開始を行うと、召集開始要求の情報Vの送信は操作PC4aから召集サーバ2aへと行われる。召集サーバ2aでは受信情報を分析し、情報VIを構内交換機1aに選択されている指令情報の送信を行う。この情報VI内の情報内容は自拠点の加入者端末に対してのみである。
但し、指令選択情報内に他拠点の加入者に関する情報がある場合には、拠点間との音声路を確保するための情報を送信する。この拠点間との音声路を確保するための情報は、他拠点の会議トランクの番号である(ここでは拠点Bの会議トランク3bの番号とする)。
構内交換機1aは情報VIを受信すると、受信情報を記憶装置内部の召集情報格納メモリ(図示せず)に設定する。構内交換機1aは受信データから自局が召集局であるかのチェックを行い、召集局の場合に召集情報格納メモリの分析を開始し、指令召集に使用する加入者端末の捕捉、会議トランクの捕捉を行う。
また、構内交換機1aは召集情報格納メモリに設定された情報の分析を行い、自局内加入者情報ならば、会議トランク経由で加入者端末の呼出しを行う。設定情報が、他拠点における会議トランクの番号であった場合には、公衆網/自営網局外トランクの捕捉を行い、会議トランク経由で他拠点(拠点B)へ発信を行う。
構内交換機1aは上記の動作を召集情報格納メモリに設定されているデータ回数だけ繰り返す。その後、構内交換機1aでは呼出しを行った情報の状態通知を情報VII にて行う。
召集サーバ2aでは受信情報を分析し、加入者端末及び拠点間の公衆網/自営網局外トランクの回線状態が呼出中情報を受信した場合には、指令選択中から指令呼出中に変化させ、その変化情報を操作PC4aに通知するために情報IVの送信を行う。
操作PC4aでは情報IVを受信して処理分析を行い、受信情報分析を行う。操作PC4aは加入者端末が指令呼出中となった表示を行い、指令操作者が認知できるようにする。
次に、構内交換機1aでは呼出しを行った回線(加入者端末・局外トランク)の監視を行う。状態変化はイベントが発生した端末情報と召集情報格納メモリに設定されている情報とを比較することで検出する。
構内交換機1aは呼出中回線で状態変化が発生した場合、召集サーバ2aに情報VII の送信を行う。召集サーバ2aでは受信情報を分析し、回線状態が応答情報を受信した場合に、指令呼出中から指令応答に変化させる。
召集サーバ2aは指令応答に変化した回線が公衆網/自営網局外トランク(ここでは、拠点Bの会議トランク3bを選択するために使用した公衆網/自営網局外トランク5aのことである)のチェックを行い、公衆網/自営網局外トランク以外の場合、拠点Bにおける会議トランク3bの準備が整い、拠点Bでの召集が可能であると判断し、応答があったB拠点の召集サーバ2bに対して該当加入者端末10b,11b,12b,13bの情報VII を送出する。
次に、召集サーバ2bでは受信情報を分析し、拠点Bのおける加入者の情報を設定し、構内交換機1bに対して情報IVの送出を行う。よって、拠点Bに収容された加入者も召集することが可能になる。
本実施の形態では、上記の処理を繰り返し行うことで、他拠点でも同じような指令召集処理を行う。同様に、拠点C、さらに多くの拠点を交えての指令召集も可能である。
次に、本発明の一実施例について説明する。本発明の一実施例による指令召集システムは図1に示す本発明の実施の形態による指令召集システムと同様の構成であり、同様の動作となっている。
図2は本発明の一実施例による構内交換機内部に設けられた召集情報格納メモリの構成を示す図である。図2において、召集情報格納メモリ21は指令操作端末情報(加入者端末10a)、招集者情報1(加入者端末11a)、招集者情報2(加入者端末12a)、招集者情報3(加入者端末13a)、招集者情報4(会議トランク 拠点B)、・・・・、招集者情報nから構成されている。
図3は本発明の一実施例による操作PC・召集サーバ・構内交換間の送信情報を示す図である。図3において、この送信情報は種類と、内容と、信号方向とから構成されている。
「情報I」はその内容が「指令操作端末の通知を行う」であり、その信号方向が「操作PC→招集サーバ」である。「情報II」はその内容が「情報Iにて送られた情報の受付け可否の通知を行う(情報Iに対する返信)」であり、その信号方向が「招集サーバ→操作PC」である。
「情報III 」はその内容が「指令呼出しを行う加入者情報の選択/解除を行う」であり、その信号方向が「操作PC→招集サーバ」である。「情報IV」はその内容が「加入者状態の通知を行う」であり、その信号方向が「招集サーバ→操作PC」である。
「情報V」はその内容が「指令の開始/終了の通知を行う」であり、その信号方向が「操作PC→招集サーバ」である。「情報VI」はその内容が「構内交換機内の指令招集メモリの制御を行う」であり、その信号方向が「招集サーバ→構内交換機」である。
「情報VII 」はその内容が「加入者状態の通知を行う」であり、その信号方向が「構内交換機→招集サーバ」である。「情報VIII」はその内容が「指令呼出しを行う加入者情報の転送を行う」であり、その信号方向が「招集サーバ→招集サーバ」である。
図4は本発明の一実施例による操作PCの処理手順を示すフローチャートであり、図5は本発明の一実施例による召集サーバの処理手順を示すフローチャートであり、図6は本発明の一実施例による構内交換機での処理手順(信号受信)を示すフローチャートであり、図7は本発明の一実施例による構内交換機での処理手順(イベント検出)を示すフローチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明の一実施例による指令召集システムの動作について説明する。
まず、指令召集者が操作PC4aを使用し(図4ステップS1)、指令召集に使用する端末(加入者端末10a)の選択を行う(図4ステップS2)。この選択情報は情報Iとして召集サーバ2aへと送信される(図4ステップS3)。
召集サーバ2aでは受信情報を分析し(図5ステップS11)、加入者端末10aを指令召集に使用する端末として設定し(図5ステップS12)、情報IIを操作PC4aに送信する(図5ステップS13)。
次に、指令召集者は操作PC4aを使用し(図4ステップS1)、呼出しを行う加入者端末(加入者端末11a)の選択を行う(図4ステップS4)。この選択情報は情報III として召集サーバ2aへと送信される(図4ステップS5)。
召集サーバ2aでは受信情報を分析し(図5ステップS11)、加入者端末11aを指令選択中状態とし(図5ステップS14)、指令状態変化が応答状態であるかのチェックを行う(ここでは選択中変化)(図5ステップS15)。召集サーバ2aは指令選択中となった加入者端末11aを操作PC4aに通知するために情報IVの送信を行う(図5ステップS16)。
操作PC4aでは情報IVを受信すると(図4ステップS1)、受信情報の分析を行い(図4ステップS6)、加入者端末11aが指令選択中となった表示を行い、指令操作者が認知できるようにする(図4ステップS7)。
本実施例では上述したステップS4〜S6,S14〜S16と同様な手順を繰り返すことで、他の加入者端末(加入者端末12a,13a)の召集端末の選択をも行う。
次に、指令召集者は操作PC4aを使用し(図4ステップS1)、召集開始を行い(図4ステップS8)、召集開始要求の情報Vの送信を操作PC4aから召集サーバ2aへと行う(図4ステップS9)。
召集サーバ2aでは受信情報を分析し(図5ステップS11)、情報VIを構内交換機1aに選択されている指令情報の送信を行う(図5ステップS7)。この情報VI内の情報内容は自拠点の加入者端末に対してのみである。
但し、指令選択情報内に他拠点の加入者に関する情報がある場合には、拠点間との音声路を確保するための情報を送信する。この拠点間との音声路を確保するための情報は、他拠点の会議トランクの番号である(ここでは拠点Bの会議トランク3bの番号とする)。
構内交換機1aでは情報VIを受信し、受信情報を記憶装置内部の召集情報格納メモリ21に設定する(図6ステップS21)。構内交換機1aは受信データから自局が召集局であるかのチェックを行い(図6ステップS22)、召集局の場合に召集情報格納メモリ21の分析を開始し、指令召集に使用する加入者の捕捉、会議トランクの捕捉を行う(図6ステップS23)。
さらに、構内交換機1aは召集情報格納メモリ21に設定された情報の分析を行い(図6ステップS24)、自局内加入者情報ならば、会議トランク経由で加入者回線の呼出を行う(図6ステップS25)。設定情報が他拠点における会議トランクの番号であった場合には、公衆網/自営網局外トランクの捕捉を行い、会議トランク経由で他拠点(拠点B)への発信を行う(図6ステップS26)。
構内交換機1aは上記の動作を召集情報格納メモリ21に設定されているデータ回数だけ繰り返す(図6ステップS27)。その後、構内交換機1aでは呼出しを行った情報の状態通知を情報VII にて行う(図6ステップS28)。
召集サーバ2aでは受信情報を分析し(図5ステップS11)、加入者端末及び拠点間の公衆網/自営網局外トランクの回線状態が呼出中情報を受信した場合、指令選択中から指令呼出中に変化させる(図5ステップS14)。また、召集サーバ2aはこの変化情報を操作PC4aに通知するために情報IVの送信を行う(図5ステップS16)。
操作PC4aでは情報IVを受信して処理分析を行い(図4ステップS1)、受信情報分析を行う(図4ステップS6)。操作PC4aは加入者回線が指令呼出中となった表示を行い、指令操作者が認知できるようにする(図4ステップS7)。
次に、構内交換機1aでは呼出しを行った回線(加入者回線・公衆網/自営網局外トランク)の監視を行う。状態変化はイベントが発生した端末情報と召集情報格納メモリ21に設定されている情報とを比較して行う(図7ステップS31)。呼出中回線で状態変化が発生した場合に、構内交換機1aは召集サーバ2aに情報VII の送信を行う(図7ステップS32)。
召集サーバ2aでは受信情報を分析し(図5ステップS11)、回線状態が応答情報を受信した場合、指令呼出中から指令応答に変化させる(図5ステップS14)。
召集サーバ2aは指令応答に変化した回線が公衆網/自営網局外トランク(ここでは、拠点Bの会議トランクを選択するために使用した公衆網/自営網局外トランク5aのことである)のチェックを行い(図5ステップS15)、公衆網/自営網局外トランク以外の場合、拠点Bにおける会議トランク3bの準備が整い、拠点Bでの召集が可能であると判断し、応答があったB拠点の召集サーバ2bに対して該当加入者端末10b,11b,12b,13bの情報VIIIを送出する(図5ステップS18)。
次に、召集サーバ2bでは受信情報を分析し(図5ステップS11)、拠点Bのおける加入者の情報を設定し構内交換機1bに対して情報IVの送出を行う(図5ステップS17)。よって、本実施例では、拠点Bに収容された加入者も召集することが可能になる。
本実施例では、上述した処理を繰り返し行うことによって、他拠点でも同じような指令召集処理を行う。同様に、拠点C、さらに多くの拠点を交えての指令召集も可能である。
このように、本実施例では、召集局間の接続を会議トランク3a,3b,3c同士の接続で行うことによって、召集する加入者が分散収容されている場合でも、指令に使用する回線数を最小限にすることができる。
また、本実施例では、LAN回線を用いた大量の情報を転送することができるので、召集している回線状態を細かくチェックすることができる。さらに、本実施例では、指令局/指令端末を決めていないため、どこからでも召集サーバ2a,2b,2cを制御することで指令を実現することができ、各拠点A,B,Cのどの端末を使用しても指令召集を開始することができる。
1a,1b,1c 構内交換機
2a,2b,2c 召集サーバ
3a,3b,3c 会議トランク
4a,4b,4c 操作PC
5a,5b,5c,6a 公衆網/自営網局外トランク
10a,11a,12a,13a,
10b,11b,12b,13b,
10c,11c,12c,13c 加入者回線
2a,2b,2c 召集サーバ
3a,3b,3c 会議トランク
4a,4b,4c 操作PC
5a,5b,5c,6a 公衆網/自営網局外トランク
10a,11a,12a,13a,
10b,11b,12b,13b,
10c,11c,12c,13c 加入者回線
Claims (10)
- 各々加入者端末が接続される複数の召集回線を各拠点に分散して配置する指令召集システムであって、
収集指令に応答して指令要求を送出する召集サーバと、
前記召集サーバからの指令要求に応答して自拠点内の前記召集回線に対して呼出信号の送出を行う構内交換機とを前記各拠点に有し、
前記召集サーバは、前記指令要求を自拠点に収容する回線のみに対して行い、他拠点に収容される召集回線に対する指令要求は、前記他拠点に収容されている前記召集サーバから行うことを特徴とする指令召集システム。 - 各拠点間を少なくともLAN(Local Area Network)/WAN(Wide Area Network)を含むネットワークで接続したことを特徴とする請求項1記載の指令召集システム。
- 前記招集サーバと、前記招集サーバに前記収集指令を送出する情報端末とを前記ネットワークを介して接続することを特徴とする請求項2記載の指令召集システム。
- 前記召集回線の状態を前記構内交換機から前記召集サーバに通知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の指令召集システム。
- 前記各拠点に収容される前記構内交換機間の接続を会議トランク同士の接続で行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の指令召集システム。
- 各々加入者端末が接続される複数の召集回線を各拠点に分散して配置する指令召集システムの指令召集方法であって、収集指令に応答して召集サーバから指令要求を送出し、前記召集サーバからの指令要求に応答して構内交換機から自拠点内の前記召集回線に対して呼出信号の送出を行うとともに、前記召集サーバが前記指令要求を自拠点に収容する回線のみに対して行い、他拠点に収容される召集回線に対する指令要求を前記他拠点に収容されている前記召集サーバから行うことを特徴とする指令召集方法。
- 各拠点間を少なくともLAN(Local Area Network)/WAN(Wide Area Network)を含むネットワークで接続したことを特徴とする請求項6記載の指令召集方法。
- 前記招集サーバと、前記招集サーバに前記収集指令を送出する情報端末とを前記ネットワークを介して接続することを特徴とする請求項7記載の指令召集方法。
- 前記召集回線の状態を前記構内交換機から前記召集サーバに通知することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の指令召集方法。
- 前記各拠点に収容される前記構内交換機間の接続を会議トランク同士の接続で行うことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか記載の指令召集方法。
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JP2003288315A JP2005057619A (ja) | 2003-08-07 | 2003-08-07 | 指令召集システム及びそれに用いる指令召集方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017130881A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | 株式会社ナカヨ | テレビ会議機能を有する電話制御装置 |
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2003
- 2003-08-07 JP JP2003288315A patent/JP2005057619A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017130881A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | 株式会社ナカヨ | テレビ会議機能を有する電話制御装置 |
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