JPH10281664A - 出鋼樋 - Google Patents
出鋼樋Info
- Publication number
- JPH10281664A JPH10281664A JP9101095A JP10109597A JPH10281664A JP H10281664 A JPH10281664 A JP H10281664A JP 9101095 A JP9101095 A JP 9101095A JP 10109597 A JP10109597 A JP 10109597A JP H10281664 A JPH10281664 A JP H10281664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- steel tapping
- trough
- blocks
- aggregate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目地部からの地金差しや、表面亀裂による剥
離等がない１体物の耐火物である不焼成プレキャストブ
ロックにおいて問題となっている使用中の溶融金属の激
しい流れにより樋部の表面から耐火物の不焼成プレキャ
ストブロックの骨材が抜取られ脱落することを抑制する
ことにより出鋼の耐用寿命を延ばすことを課題としてい
る。 【解決手段】 内径３ｍｍ以上の貫通孔２を少なくとも
一本以上有する粗大型状の貫通孔ブロック１を骨材とし
て用いて製造されている耐火物の不焼成プレキャストブ
ロックであることを特徴としている電気炉用出鋼を提供
するにある。 【効果】 本発明品は従来の耐用寿命を大巾に改善でき
た。これは本発明品が、溶融金属の激しい流れによって
も骨材が脱落することもなく、表面より滑らかに溶損し
たため、高耐用寿命化がはかれ、安定した操業ができる
など大きな効果がある。
離等がない１体物の耐火物である不焼成プレキャストブ
ロックにおいて問題となっている使用中の溶融金属の激
しい流れにより樋部の表面から耐火物の不焼成プレキャ
ストブロックの骨材が抜取られ脱落することを抑制する
ことにより出鋼の耐用寿命を延ばすことを課題としてい
る。 【解決手段】 内径３ｍｍ以上の貫通孔２を少なくとも
一本以上有する粗大型状の貫通孔ブロック１を骨材とし
て用いて製造されている耐火物の不焼成プレキャストブ
ロックであることを特徴としている電気炉用出鋼を提供
するにある。 【効果】 本発明品は従来の耐用寿命を大巾に改善でき
た。これは本発明品が、溶融金属の激しい流れによって
も骨材が脱落することもなく、表面より滑らかに溶損し
たため、高耐用寿命化がはかれ、安定した操業ができる
など大きな効果がある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気炉等に使用され
ている溶融金属用出鋼樋の耐摩耗性に優れた耐火物に関
するものである。
ている溶融金属用出鋼樋の耐摩耗性に優れた耐火物に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に電気炉等に使用されている出鋼樋
はアルミナ−カ−ボン質、アルミナ−カ−ボン−炭化珪
素質等の耐火れんがを組立てて、１体物としたもの、ま
たは、アルミナ−炭化珪素質の不焼成プレキャストブロ
ックの１体物等が使用されている。前者の耐火れんがを
組立てにより１体物とした出鋼樋は、目地部にもモルタ
ルを使用しており、高温での熱間収縮により目地部から
の地金差し、表面亀裂による剥離等により安全操業に問
題をかかえ満足されていない。
はアルミナ−カ−ボン質、アルミナ−カ−ボン−炭化珪
素質等の耐火れんがを組立てて、１体物としたもの、ま
たは、アルミナ−炭化珪素質の不焼成プレキャストブロ
ックの１体物等が使用されている。前者の耐火れんがを
組立てにより１体物とした出鋼樋は、目地部にもモルタ
ルを使用しており、高温での熱間収縮により目地部から
の地金差し、表面亀裂による剥離等により安全操業に問
題をかかえ満足されていない。
【０００３】また後者のプレキャストブロックは、１体
物で目地溶損については改善されているが、激しい溶融
金属の流れに対して、充分な耐食性を持たない。即ち、
不焼成プレキャストブロックに使用されてる骨材が最大
粒として５〜１０ｍｍが用いられているため。溶融金属
の流れが激しく、溶融金属と接する樋部の耐火物の表面
から骨材が抜け落ち流されることも多く、耐火物のプレ
キャストブロックの出鋼樋の耐用も充分発揮することが
できず、改善が求められていた。
物で目地溶損については改善されているが、激しい溶融
金属の流れに対して、充分な耐食性を持たない。即ち、
不焼成プレキャストブロックに使用されてる骨材が最大
粒として５〜１０ｍｍが用いられているため。溶融金属
の流れが激しく、溶融金属と接する樋部の耐火物の表面
から骨材が抜け落ち流されることも多く、耐火物のプレ
キャストブロックの出鋼樋の耐用も充分発揮することが
できず、改善が求められていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】出鋼樋の諸問題を解決
することを技術課題とした。即ち、目地部からの地金差
しや、表面亀裂による剥離等がない１体物の耐火物であ
る不焼成プレキャストブロックにおいて問題となってい
る、使用中の溶融金属の激しい流れにより樋部の表面か
ら、耐火物の不焼成プレキャストブロックの骨材が抜取
られ脱落することを抑制することにより、出鋼の耐用寿
命を延ばすことを課題とした。
することを技術課題とした。即ち、目地部からの地金差
しや、表面亀裂による剥離等がない１体物の耐火物であ
る不焼成プレキャストブロックにおいて問題となってい
る、使用中の溶融金属の激しい流れにより樋部の表面か
ら、耐火物の不焼成プレキャストブロックの骨材が抜取
られ脱落することを抑制することにより、出鋼の耐用寿
命を延ばすことを課題とした。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は電気炉等の出鋼
樋において、従来の問題点を解決するために行われたも
ので、出鋼樋を形成している耐火物である。骨材として
内径３ｍｍ以上の貫通孔を少なくとも１本以上有する粗
大型状の貫通孔ブロックを用いて、不焼成プレキャスト
ブロックとして製造した出鋼樋であることを特徴として
いる。
樋において、従来の問題点を解決するために行われたも
ので、出鋼樋を形成している耐火物である。骨材として
内径３ｍｍ以上の貫通孔を少なくとも１本以上有する粗
大型状の貫通孔ブロックを用いて、不焼成プレキャスト
ブロックとして製造した出鋼樋であることを特徴として
いる。
【０００６】不焼成プロキャストブロックの骨材とし
て、内径３ｍｍ以上の貫通孔を１本以上有する粗大型状
の貫通孔ブロックとすることにより、不焼成プレキャス
トブロック製造等貫通孔内にキャスタブルか流入し、骨
材とマトリックス部の結合が強くなる。また、骨材が粗
大型状の貫通孔ブロックのため、使用中に出鋼樋の樋部
表面から溶融金属の激しい流れによって、抜け落ち、脱
落がなく平均して溶損するため、安全な操業ができ、耐
用寿命が向上した。
て、内径３ｍｍ以上の貫通孔を１本以上有する粗大型状
の貫通孔ブロックとすることにより、不焼成プレキャス
トブロック製造等貫通孔内にキャスタブルか流入し、骨
材とマトリックス部の結合が強くなる。また、骨材が粗
大型状の貫通孔ブロックのため、使用中に出鋼樋の樋部
表面から溶融金属の激しい流れによって、抜け落ち、脱
落がなく平均して溶損するため、安全な操業ができ、耐
用寿命が向上した。
【０００７】限定理由として貫通孔の内径３ｍｍ以下で
は出鋼樋として不焼成プロキャストブロックを製造部貫
通孔内にキャスタブルが入らず結合を強くすることがで
きない。
は出鋼樋として不焼成プロキャストブロックを製造部貫
通孔内にキャスタブルが入らず結合を強くすることがで
きない。
【０００８】骨材としての貫通孔ブロックの大きさは出
鋼樋の大きさによっても大小があるが、５×１０×２０
ｍｍ以上が望ましい。また、形状としては角柱状、棒
状、平板状を用いることができる。骨材の添加料は１０
〜６０重量％である。本発明を実施例により説明する。
鋼樋の大きさによっても大小があるが、５×１０×２０
ｍｍ以上が望ましい。また、形状としては角柱状、棒
状、平板状を用いることができる。骨材の添加料は１０
〜６０重量％である。本発明を実施例により説明する。
【０００９】
【実施例】内径３ｍｍの貫通孔を３本を有する５×２０
×５０ｍｍの板状の貫通孔ブロックを骨材用耐火物とし
て作成した。材質はアルミナ−黒鉛材質でこの物性の代
表例を表１に示し、その形状を図１に示す。
×５０ｍｍの板状の貫通孔ブロックを骨材用耐火物とし
て作成した。材質はアルミナ−黒鉛材質でこの物性の代
表例を表１に示し、その形状を図１に示す。
【表１】
【００１０】この貫通孔ブロックを骨材として１０重量
％添加し、アルミナ−炭化珪素材質の不焼成プレキャス
トブロックの出鋼樋を作製した。この特性を表２に示
し、形状を図２に示す。
％添加し、アルミナ−炭化珪素材質の不焼成プレキャス
トブロックの出鋼樋を作製した。この特性を表２に示
し、形状を図２に示す。
【表２】
【００１１】実炉実験として本発明による不焼成プレキ
ャストブロックの出鋼樋を８０ｔ電気炉に使用した。
ャストブロックの出鋼樋を８０ｔ電気炉に使用した。
【００１２】
【発明の効果】本発明による不焼成プレキャストブロッ
クの出鋼樋の実炉実験結果により、従来品と比較すると
従来品の耐用使用回数２５０チャ−ジに対し、本発明品
は耐用使用回数３６８チャ−ジであり、１．５倍の耐用
寿命となり大巾に改善することができた。
クの出鋼樋の実炉実験結果により、従来品と比較すると
従来品の耐用使用回数２５０チャ−ジに対し、本発明品
は耐用使用回数３６８チャ−ジであり、１．５倍の耐用
寿命となり大巾に改善することができた。
【００１３】これは本発明品が、溶融金属の激しい流れ
によっても骨材が脱落することなく、表面より滑らかに
溶損したため、高耐用寿命化がはかれ、安定した操業が
できるなど、大きな効果をあげることができた。
によっても骨材が脱落することなく、表面より滑らかに
溶損したため、高耐用寿命化がはかれ、安定した操業が
できるなど、大きな効果をあげることができた。
【図１】本発明の骨材用耐火物の板状貫通用ブロックの
斜視図である。
斜視図である。
【図２】本発明の出鋼樋の態様を示す斜視図である。
１ 板状貫通孔ブロック ２ 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項１】 電気炉用出鋼樋において、内径３ｍｍ以
上の貫通孔２を少なくとも一本以上有する粗大形状の貫
通孔ブロック１を骨材として用いて製造されている耐火
物の不焼成プレキャストブロックであることを特徴とす
る出鋼樋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9101095A JPH10281664A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 出鋼樋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9101095A JPH10281664A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 出鋼樋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10281664A true JPH10281664A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14291542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9101095A Pending JPH10281664A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 出鋼樋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10281664A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001114572A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-24 | Nippon Steel Corp | 溶銑及び溶鋼の製造に用いる耐火物 |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP9101095A patent/JPH10281664A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001114572A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-24 | Nippon Steel Corp | 溶銑及び溶鋼の製造に用いる耐火物 |
| JP4546594B2 (ja) * | 1999-10-13 | 2010-09-15 | 新日本製鐵株式会社 | 溶銑又は溶鋼の製造に用いる不定形耐火物 |
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