JPH10281072A - 油圧回路のウォーミングアップ装置および方法 - Google Patents

油圧回路のウォーミングアップ装置および方法

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JPH10281072A
JPH10281072A JP8236998A JP8236998A JPH10281072A JP H10281072 A JPH10281072 A JP H10281072A JP 8236998 A JP8236998 A JP 8236998A JP 8236998 A JP8236998 A JP 8236998A JP H10281072 A JPH10281072 A JP H10281072A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧回路のウォーミングアップを効率よく、
かつ、要素の破壊が生じないように行う装置および方法
の提供。 【解決手段】 エンジンで駆動される吐出量可変可能な
油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出量を変更する手段
と、前記油圧ポンプの吐出圧油を油圧機器に供給する方
向切換弁と、前記ポンプへ油を導く吸込回路と、これら
と接続する油圧回路内に圧油を循環させる回路と、前記
油圧回路内の油温を検出するセンサと、検出油温が入力
されるコントローラを備えたものにおいて、前記コント
ローラは、入力された検出油温が所定の温度以下のとき
は、ウォーミングアップ信号を出力し、入力された検出
油温が所定の温度以上となるとウォーミングアップ信号
を停止するものとし、前記ウォーミングアップ信号を、
前記エンジンの回転数を徐々に増加する信号と、前記吐
出量変更手段に入力される吐出量増加信号とすると共
に、必要によりウォーミングアップスイッチを付加し
て、建設機械用油圧回路のウォーミングアップ装置およ
び方法を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンで駆動され
るポンプの吐出圧油を操作弁で油圧機器に供給する油圧
回路のウォーミングアップ装置および方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】エンジンで駆動されるポンプの吐出圧油
を操作弁で油圧機器に供給する油圧回路においては、エ
ンジン始動直後に油圧回路内の油の温度が低く、この状
態でエンジンを高速回転したり、ポンプの吐出量を大と
したりするとポンプにキャビテーションが発生し油圧機
器損傷の原因となる。このために、冬季など外気温度が
低い場合にはエンジン始動直後に油圧回路内の油の温度
を上昇させる、所謂ウォーミングアップを行なってい
る。例えば、方向切換弁を切換えて油圧機器を作動させ
てストロークエンドにし、油圧回路内の油圧をリリーフ
弁よりリリーフして油温が早く上昇するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる油圧回路である
と人為的にウォーミングアップ操作するので、その操作
が面倒であると共に、その操作を誤まるとキャビテーシ
ョンが生じて油圧機器を損傷してしまうことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンで駆
動される吐出量可変可能な油圧ポンプと、この油圧ポン
プの吐出量を変更する手段と、前記油圧ポンプの吐出圧
油を油圧機器に供給する方向切換弁と、前記ポンプへ油
を導く吸込回路と、これらと接続する油圧回路内に圧油
を循環させる回路と、前記油圧回路内の油温を検出する
センサと、検出油温が入力されるコントローラを備えた
ものにおいて、前記コントローラは、入力された検出油
温が所定の温度以下のときは、ウォーミングアップ信号
を出力し、入力された検出油温が所定の温度以上となる
とウォーミングアップ信号を停止するものとし、前記ウ
ォーミングアップ信号を、前記エンジンの回転数を徐々
に増加する信号と、前記吐出量変更手段に入力される吐
出量増加信号とした建設機械用油圧回路のウォーミング
アップ装置を提供する。本発明は、更に、エンジンで駆
動される吐出量可変可能な油圧ポンプと、この油圧ポン
プの吐出量を変更する手段と、前記油ポンプの吐出圧油
を油圧機器に供給する方向切換弁と、前記ポンプへ油を
導く吸込回路と、これらと接続する油圧回路内に圧油を
循環させる回路と、前記油圧回路内の油温を検出するセ
ンサと、検出油温が入力されるコントローラを備えたも
のにおいて、ウォーミングアップを指示するウォーミン
グアップスイッチを設け、前記コントローラは、入力さ
れた検出油温が所定の油温以下で、かつ、ウォーミング
アップスイッチからの出力信号が入力されたときに、ウ
ォーミングアップ信号を出力し、入力された検出油温が
所定の温度以上となるとウォーミングアップ信号を停止
するものとし、前記ウォーミングアップ信号を、前記エ
ンジンの回転数を徐々に増加する信号と、前記吐出量変
更手段に入力される吐出量増加信号とした建設機械用油
圧回路のウォーミングアップ装置を提供する。本発明は
また、エンジンで駆動される油圧ポンプの吐出量を可変
にすること、この油圧ポンプの吐出量を変更すること、
前記油圧ポンプの吐出圧油を方向切換弁を用いて油圧機
器に供給すること、前記ポンプへ油を導く吸込回路を設
けること、これらと接続する油圧回路内に圧油を循環さ
せること、前記油圧回路内の油温を検出すること、コン
トローラに検出油温を入力することで、油温が所定の温
度以下のときはウォーミングアップを行い、油温が前記
所定の温度以上となるとウォーミングアップを停止する
方法において、前記ウォーミングアップは、ウォーミン
グアップ作動中に、前記エンジンの回転数を徐々に増加
すること、前記吐出量変更手段により吐出量を徐々に増
加すること、油温が前記所定の温度以上となるとウォー
ミングアップを停止して初期状態に維持することを自動
的に行う建設機械用油圧回路のウォーミングアップ方法
を提供する。本発明はまた、エンジンで駆動される油圧
ポンプの吐出量を可変にすること、この油圧ポンプの吐
出量を変更すること、前記油圧ポンプの吐出圧油を方向
切換弁を用いて油圧機器に供給すること、前記ポンプへ
油を導く吸込回路を設けること、これらと接続する油圧
回路内に圧油を循環させること、前記油圧回路内の油温
を検出すること、コントローラに検出油温を入力するこ
とで、油温が所定の温度以下のときはウォーミングアッ
プを行い、油温が前記所定の温度以上となるとウォーミ
ングアップを停止する方法において、ウォーミングアッ
プスイッチを操作してウォーミングアップを指示するこ
と、前記ウォーミングアップは、ウォーミングアップ作
動中に、前記エンジンの回転数を徐々に増加すること、
前記吐出量変更手段により吐出量を徐々に増加するこ
と、油温が前記所定の温度以上となるとウォーミングア
ップを停止して初期状態に維持することを自動的に行う
建設機械用油圧回路のウォーミングアップ方法を提供す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】エンジン1の出力側に動力伝達機
構2を介して第1・第2主ポンプP,Pとパイロッ
トポンプPと補助ポンプPを連結し、第1・第2主
ポンプP,Pの第1・第2吐出路3,3に方向
切換弁4をそれぞれ設けて油圧機器5に圧油を供給制御
するようにしてあると共に、パイロットポンプPの吐
出路6はフィルタ7、チェック弁8、アキュームレータ
9、断続弁10を介して主ポンプの吐出量変更用の斜板
11の傾転角度を制御する吐出量制御バルブ12に接続
していると共に、各方向切換弁4の受圧部4a及び図示
しない他の方向切換弁を切換える制御用バルブ13に接
続してある。補助ポンプPの吐出路14は油圧モータ
15の第1ポート15に接続し、第2ポート15
ドレーン路16に接続し、そのドレーン路16は前記吐
出量制御バルブ12のドレーン側及び吐出路14に設け
たリリーフ弁17のドレーン側に連通していると共に、
前記第2主ポンプPの吐出路3に設けた方向切換弁
4のドレーン側に接続し、かつフィルタ18を介して第
1路19でオイルクーラ20に連通していると共に、オ
イルクーラ20に連通した第2路21はフィルタ22を
介して前記第1主ポンプPの吐出路3に設けた方向
切換弁4のドレーン側に接続し、このオイルクーラ20
と対向したファン23が前記油圧モータ15に連結して
ある。
【0006】前記第1路19と第2路21は逆止弁24
で短絡連通し、かつその両側は絞り付バイパス路25を
介して短絡していると共に、ドレーン路16の絞り26
の下流側は第1パイロットチェック弁27を介して吐出
路14に接続し、前記第1主ポンプPの吐出路3
第1連通路28で前記ドレーン路16に接続していると
共に、第2主ポンプPの吐出路3は第2連通路29
で前記第2路21に接続していると共に、第1・第2連
通路28,29には第2・第3パイロットチェック弁3
0,31が設けてある。各ポンプの吸込路32はタンク
33に連通し、この吸込路32は前記第2路21に接続
してあると共に、タンク油温センサー34、タンク内圧
力センサー35が設けてある。前記エンジン1の冷却フ
ァン36はラジエータ37と対向していると共に、エン
ジン回転数検出センサー38が設けてある。
【0007】前記第1・第2路19,21には第1・第
2油温センサー39,40が設けてあると共に、前記吸
込路32には吸込圧センサー41と吸込油温センサー4
2とが設けられ、前記各センサーはコントローラ43に
接続してある。コントローラ43には操作レバー44に
より方向切換弁の切換信号が入力されると共に、ウォー
ミングアップスイッチ45より自動ウォーミングアップ
信号が入力される。前記方向切換弁4は第2図に示すよ
うに、第1、第2、第3、第4パイロットチェック弁5
0,51,52,53と第1・第2チェック弁54,5
5を組み合せたものとなり、各パイロットチェック弁の
パイロット信号部50a,51a,52a,53aにパ
イロット信号を入力することで油圧機器5を駆動するよ
うにしてあると共に、各パイロット信号部にはコントロ
ーラ43より操作レバー44の操作に応じて信号が入力
される。前記第1・第2・第3パイロットチェック弁2
7,30,31のパイロット信号部27a,30a,3
1aにはコントローラ43より信号が入力される。
【0008】次に作動を説明する。オペレータがエンジ
ン回転数、ポンプ吐出量を指示すると、エンジン1及び
第1・第2主ポンプP,Pをそれに応じた回転数、
吐出量で駆動すべく制御信号がコントローラ43に準備
され、エンジン1は低速(アイドリング)回転となり、
かつ吐出量は少なくなっている。これにより、吸込圧セ
ンサー41、吸込油温センサー42より吸込圧
吸込油温及びエンジン回転数検出センサー38よ
りエンジン回転数がコントローラ43に入力さ
れ、コントローラ43は第3図に示すポンプキャビテー
ション発生限界線図に基づいてキャビテーションが発生
するか、発生しないかを判断する。第3図において吐出
量Qはポンプ回転数N×ポンプ1回転当り吐出量pg
となり、検出したエンジン回転数に基づいて吐出
量を演算できる。この結果、キャビテーション発生と判
断した場合にはエンジン回転数を低下させ、発生しない
と判断した場合には入力されたエンジン回転数信号に基
づいて徐々に回転数を増加する。これの後に前述と同様
にしてキャビテーション発生の有無を判断し、発生する
と判断したらポンプ吐出量を減少し、発生しないと判断
したら入力されたポンプ吐出量の信号に基づいて吐出量
を徐々に増大する。この後前述と同様にしてキャビテー
ション発生の有無を判断し、発生すると判断したらポン
プ吐出量を減少し、発生しないと判断したら入力された
エンジン回転数及びポンプ吐出量とする。
【0009】以上の動作をフローチャートで示すと第4
図に示すようになる。前記の動作においてステップ1、
ステップ2でキャビテーション発生有と判断した場合に
は前述の動作フローのステップ1、ステップ2で停止し
てしまうから、作業が開始できない。この場合にはウォ
ーミングアップスイッチ45を自動又は手動でONして
コントローラ43にウォーミングアップ信号を入力す
る。これによりコントローラ43は各方向切換弁4のパ
イロット信号部にパイロット信号を入力せずに各方向切
換弁4は遮断位置となると共に、第1・第2パイロット
チェック弁30,31のパイロット信号部30a,31
aにパイロット信号を入力してリリーフ動作し、第1・
第2主ポンプP,Pの吐出圧油は第1・第2連通路
28,29及び第1・第2パイロットチェック弁30,
31を通して、パイロットポンプPと補助ポンプP
の吐出圧油と合流して第5図太線で示すようにタンク3
3に還流せずに吸込路32を通って循環する。このため
に、油温上昇が速くなってエンジン回転数とポンプ吐出
量を速く入力された値にアップでき、ウォーミングアッ
プ時間を短縮できる。なおこの時、第1・第2パイロッ
トチェック弁30,31のパイロット信号部30a,3
1aに入力されるパイロット信号は徐々に大きくなって
リリーフ流量が最初は少なく徐々になくなるようにして
ある。
【0010】前述のウォーミングアップ動作で回路内の
油温が所定値以上となるとタンク33に接続した第4パ
イロットチェック弁46のパイロット信号部46aに油
温に比例した大きさのパイロット信号が入力され、第4
パイロットチェック弁46は油温によって定められた開
度となるので、第6図に示すように前記各ポンプの吐出
圧油は一部がタンク33に流れ、残りが吸込路32に流
れる。これによりタンク33内の油の油温が速く上昇す
る。そしてタンク33内の油の油温(タンク内油温セン
サー35の検出温度)が一定温度以上となると、第7図
に示すように第1・第2パイロットチェック弁30,3
1のパイロット信号部30a,31aへのパイロット信
号が停止して遮断状態となると共に、第8図に示すよう
に方向切換弁4を構成する第1〜第4パイロットチェッ
ク弁50〜53のパイロット信号部50a〜53aにパ
イロット信号が入力されて方向切換弁4は短絡連通位置
となって、第1・第2主ポンプP,Pの吐出圧油は
油圧機器5に流入せずに第1〜第4パイロットチェック
弁50〜53を流通してタンクに流出するので、方向切
換弁4までの回路内がウォーミングアップされる。これ
により前述の方向切換弁4までの回路内の油温が速く確
実に一定温度まで上昇する。これによりエンジンを最高
回転数で駆動できる。
【0011】以上の動作の時に第1パイロットチェック
弁27のパイロット信号部27aには最大パイロット信
号が入力されて全開となり、補助ポンプPの吐出圧油
に油圧モータ15の回転抵抗及び絞り26の流通抵抗に
よって油圧モータ15を流通せずにドレーン路16に直
接流れるので、油圧モータ15は停止しオイルクーラ2
0は機能していない。以後通常の作業を行なって回路内
の油温がある一定値以上に上昇すると、チェック弁24
の流通抵抗よりもオイルクーラ20の流通抵抗が小さく
なって、オイルクーラ20を流通するようになると共
に、第1パイロットチェック弁27のパイロット信号部
27aに油温に比例した大きさのパイロット信号が入力
されて開度が小さくなり、補助ポンプPの吐出圧油の
一部は油圧モータ15を流通してファン23を駆動し、
オイルクーラ20が機能を開始する。さらに油温が上昇
すると第1パイロットチェック弁27は完全に閉じて、
第9図に示すように補助ポンプPの吐出圧油は全流が
油圧モータ15に流通し、油圧モータ15が最高回転し
てファン23が高速回転しオイルクーラ20はフル運転
状態となると共に、油圧機器5に圧油を供給する。そし
て、油温が低下すると第1パイロットチェック弁27の
パイロット信号部27aに小さなパイロット信号が入力
して少し開き、ファン23の回転数が若干減少する。こ
れにより、ファン23の回転数が油温によって連続的に
調節されるので、油温を最適なる一定油温に常時保持で
きる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、現実の油温に沿った油
圧回路のウォーミングアップが可能となるので、ウォー
ミングアップを効率になすことができ、またウォーミン
グアップ信号を、エンジンの回転数を徐々に増加する信
号と吐出量を増加する信号としたので、吐出量を制御し
たウォーミングアップが可能で油圧回路の要素が破壊等
される恐れがない。また本発明では、コントローラは、
入力された検出油温が所定の油温以下で、かつ、ウォー
ミングアップスイッチからの出力信号が入力されたとき
に、ウォーミングアップ信号を出力するようにしたか
ら、オペレータのウォーミングアップの必要性の判断が
最優先され、タイミング的に無駄なウォーミングアップ
が避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】方向切換弁の説明図である。
【図3】ポンプキャビテーション発生限界図である。
【図4】動作フローチャートである。
【図5】動作説明図である。
【図6】動作説明図である。
【図7】動作説明図である。
【図8】動作説明図である。
【図9】動作説明図である。
【符号の説明】
1…エンジン 4…方向切換弁 5…油圧機器 43…コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン1で駆動される吐出量可変可能
    な油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出量を変更する手
    段と、前記油圧ポンプの吐出圧油を油圧機器5に供給す
    る方向切換弁4と、前記ポンプへ油を導く吸込回路と、
    これらと接続する油圧回路内に圧油を循環させる回路
    と、前記油圧回路内の油温を検出するセンサと、検出油
    温が入力されるコントローラ43を備えたものにおい
    て、 前記コントローラ43は、入力された検出油温が所定の
    温度以下のときは、ウォーミングアップ信号を出力し、 入力された検出油温が所定の温度以上となるとウォーミ
    ングアップ信号を停止するものとし、 前記ウォーミングアップ信号を、前記エンジンの回転数
    を徐々に増加する信号と、前記吐出量変更手段に入力さ
    れる吐出量増加信号としたことを特徴とする建設機械用
    油圧回路のウォーミングアップ装置。
  2. 【請求項2】 エンジン1で駆動される吐出量可変可能
    な油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出量を変更する手
    段と、前記油ポンプの吐出圧油を油圧機器5に供給する
    方向切換弁4と、前記ポンプへ油を導く吸込回路と、こ
    れらと接続する油圧回路内に圧油を循環させる回路と、
    前記油圧回路内の油温を検出するセンサと、検出油温が
    入力されるコントローラ43を備えたものにおいて、 ウォーミングアップを指示するウォーミングアップスイ
    ッチを設け、 前記コントローラ43は、入力された検出油温が所定の
    油温以下で、かつ、ウォーミングアップスイッチからの
    出力信号が入力されたときに、ウォーミングアップ信号
    を出力し、 入力された検出油温が所定の温度以上となるとウォーミ
    ングアップ信号を停止するものとし、 前記ウォーミングアップ信号を、前記エンジンの回転数
    を徐々に増加する信号と、前記吐出量変更手段に入力さ
    れる吐出量増加信号としたことを特徴とする建設機械用
    油圧回路のウォーミングアップ装置。
  3. 【請求項3】 エンジン1で駆動される油圧ポンプの吐
    出量を可変にすること、この油圧ポンプの吐出量を変更
    すること、前記油圧ポンプの吐出圧油を方向切換弁4を
    用いて油圧機器5に供給すること、前記ポンプへ油を導
    く吸込回路を設けること、これらと接続する油圧回路内
    に圧油を循環させること、前記油圧回路内の油温を検出
    すること、コントローラ43に検出油温を入力すること
    で、油温が所定の温度以下のときはウォーミングアップ
    を行い、油温が前記所定の温度以上となるとウォーミン
    グアップを停止する方法において、 前記ウォーミングアップは、ウォーミングアップ作動中
    に、前記エンジンの回転数を徐々に増加すること、前記
    吐出量変更手段により吐出量を徐々に増加すること、油
    温が前記所定の温度以上となるとウォーミングアップを
    停止して初期状態に維持することを自動的に行うことを
    特徴とする建設機械用油圧回路のウォーミングアップ方
    法。
  4. 【請求項4】 エンジン1で駆動される油圧ポンプの吐
    出量を可変にすること、この油圧ポンプの吐出量を変更
    すること、前記油圧ポンプの吐出圧油を方向切換弁4を
    用いて油圧機器5に供給すること、前記ポンプへ油を導
    く吸込回路を設けること、これらと接続する油圧回路内
    に圧油を循環させること、前記油圧回路内の油温を検出
    すること、コントローラ43に検出油温を入力すること
    で、油温が所定の温度以下のときはウォーミングアップ
    を行い、油温が前記所定の温度以上となるとウォーミン
    グアップを停止する方法において、 ウォーミングアップスイッチを操作してウォーミングア
    ップを指示すること、前記ウォーミングアップは、ウォ
    ーミングアップ作動中に、前記エンジンの回転数を徐々
    に増加すること、前記吐出量変更手段により吐出量を徐
    々に増加すること、油温が前記所定の温度以上となると
    ウォーミングアップを停止して初期状態に維持すること
    を自動的に行うことを特徴とする建設機械用油圧回路の
    ウォーミングアップ方法。
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