JPH10280330A - 橋桁架設方法並びにこれに用いられる支承及び橋桁並びに該方法によって架設された橋 - Google Patents

橋桁架設方法並びにこれに用いられる支承及び橋桁並びに該方法によって架設された橋

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JPH10280330A
JPH10280330A JP10380797A JP10380797A JPH10280330A JP H10280330 A JPH10280330 A JP H10280330A JP 10380797 A JP10380797 A JP 10380797A JP 10380797 A JP10380797 A JP 10380797A JP H10280330 A JPH10280330 A JP H10280330A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支承の水平方向の可撓性を利用して、架設後
の多少の水平方向の支承の撓みを許容し、而して、支承
と橋桁との位置合わせ調整を簡単に行い得、しかも架設
時間を短縮することができ、著しいコスト低減を図るこ
とのできる橋桁架設方法を提供する。 【解決手段】 橋桁架設方法は、可撓な免震支承6をそ
の下面22側において橋脚2に固定し、凹所35を下面
32に有する橋桁7を免震支承6上に配し、免震支承6
の上面26から突出する剪断キー8の一端側34と橋桁
7の凹所35とがほぼ対面するようにして、免震支承6
上に配された橋桁7を下降させて、橋桁7の下面32を
免震支承6の上面26に配することからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋桁を橋脚又は橋
台等の下部構造体に架設する橋桁架設方法並びにこれに
用いられる支承及び橋桁並びに該方法によって架設され
た橋に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、プレキャスト
された橋桁を、橋脚を介して次々に連結して橋を形成す
る際においては、橋桁は、当該橋桁と橋脚との間に配さ
れた免震支承又は反力分散ゴム支承のような少なくとも
水平方向に可撓な支承を介して橋脚に支持される場合が
ある。
【0003】かかる支承を介して橋桁を橋脚上に架設す
る場合、一つの工法では、橋脚上に固定されたシュー上
に、橋桁との位置ずれを吸収し得るように水平移動自在
に支承を仮載置し、この支承上に橋桁を、支承を移動し
て支承と橋桁との位置合わせを行いつつ載置し、位置合
わせ完了後、まず支承と橋桁とを溶接などにより固定し
た後に、仮載置された支承をシューに同じく溶接などに
より固定している。この工法によれば、橋脚上のスペー
スが狭い場合には、現場溶接作業が極めて困難であり、
時間がかかり、また、溶融亜鉛メッキ処理を行うことが
できないなどの不都合がある。
【0004】また上記のように支承を介して橋桁を橋脚
上に架設する他の工法では、橋脚に形成されたアンカー
ボルト穴にシューのアンカーボルトを配置して、当該シ
ューを橋脚上に載置し、次にシューに支承を載置して、
溶接などによりまずシューと支承とを固定し、次にこの
固定された支承上に橋桁を、橋脚に形成されるアンカー
ボルト穴の箱抜き後のクリアランスを用いて、支承を移
動して支承と橋桁との位置合せを行いつつ載置し、位置
合わせ完了後、支承と橋桁とを固定し、その後、該クリ
アランスにコンクリートを打ち込んで、シューを橋脚に
固定している。この工法によれば、仮受けジャッキを多
数用いるため、仮受けジャッキの設置に時間を要し、コ
スト高となる。
【0005】更にその他のセンターポールジャッキを用
いる工法は、ジャッキ反力ジグを必要とし、しかも支承
自体の構造が複雑となり、これにおいてもコスト高とな
る虞がある。
【0006】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、支承の水平方向の
可撓性を利用して、架設後の多少の水平方向の支承の撓
みを許容し、而して、支承と橋桁との位置合わせ調整を
簡単に行い得、しかも架設時間を短縮することができ、
著しいコスト低減を図ることのできる橋桁架設方法を提
供することにある。
【0007】また本発明の目的とするところは、上記の
架設方法に用いられる支承及び橋桁並びに該方法によっ
て架設された橋を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の橋桁架設方法
は、上面及び下面を有しており、少なくとも水平方向に
可撓な支承であって、先端に向かうに従って徐々に縮径
された剪断キーの一端側が該上面から突出するようにし
て、当該剪断キーの他端側が上面側に嵌入されてなる支
承を、その下面側において下部構造体に固定する段階
と、支承の上面から突出する剪断キーの一端側の形状に
相補的な形状を有した凹所を下面に有した橋桁を予め準
備する段階と、この準備された橋桁を支承上に配する段
階と、支承の上面から突出する剪断キーの一端側と橋桁
の凹所とがほぼ対面するようにして、支承上に配された
橋桁を下降させて、橋桁の下面を支承の上面に配する段
階とを具備する。
【0009】また本発明の方法は、下部構造体の上面に
下側シューを固定する段階を具備し、支承の下面を下側
シューの上面に固定して、これにより支承を下部構造体
に固定しても、更に、橋桁の下面を支承の上面に配する
段階の後に、支承を橋桁に固定する段階を具備し、これ
において、橋桁が上側シューを具備する場合には、支承
の上面を、上側シューの下面に固定し、これにより支承
を橋桁に固定してもよい。また本発明の方法では、橋桁
の下面を支承の上面に配する段階前に、剪断キーの一端
側の表面及び橋桁の凹所表面のうちのいずれか少なくと
も一方に、滑りをよくするためのグリスなどの低摩擦剤
を塗布する段階を具備する。
【0010】本発明はまた、上記目的を達成するため
に、上記の橋桁架設方法に用いるための支承及びプレキ
ャストされた橋桁並びに上記の橋桁架設方法によって架
設された橋を提供する。
【0011】本発明の橋桁架設方法に用いるための支承
及びプレキャストされた橋桁並びに上記の橋桁架設方法
によって架設された橋において、剪断キーの一端側は、
半球状、円錐状又は截頭円錐状に形成されており、ま
た、剪断キーの少なくとも一端側及び橋桁の凹所のうち
のいずれか少なくとも一方の表面には、当該表面の滑り
をよくするために、低摩擦材により当該表面が被覆され
る等の表面処理が施されている。
【0012】本発明の橋桁は、コンクリート製の橋桁本
体と、この橋桁本体の下面に、下面が露出して埋設、固
定された上側シューと、橋桁本体内に埋設されたガイド
部材、好ましい例では、円筒状のガイド部材とを具備し
ており、凹所は、上側シュー及びガイド部材のそれぞれ
に、それぞれ互いに連通されて形成された貫通孔からな
り、また、橋桁は、現場施工時間を低減するために好ま
しくは工場においてプレキャストされてなるものが用い
られる。
【0013】本発明の支承としては、免震支承又は反力
分散ゴム支承を用いることができるが、その他の支承で
あってもよい。なお、下部構造体としては、橋脚又は橋
台のいずれであってもよいが、好ましくは、橋脚であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図に
示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明する。な
お、本発明はこれら実施例に何等限定されないのであ
る。
【0015】
【実施例】図1において、本発明方法によって構築され
た本例の連結構造の橋1は、下部構造体としてのコンク
リート製の橋脚2と、橋脚2に埋め込まれたアンカーボ
ルト3により橋脚2の上面4に固定された下側シュー5
と、下側シュー5上に載置、固定された少なくとも水平
方向に可撓な支承としての免震支承6と、免震支承6上
に載置、固定された橋桁7と、免震支承6に対する橋桁
7の相対的な水平方向Hの移動を阻止する剪断キー8と
を具備している。
【0016】本例の免震支承6は、厚肉鋼板からなる下
側フランジ10と、下側フランジ10上に固定された支
承本体11と、支承本体11上に固定された上側フラン
ジ12とを具備しており、支承本体11は、それぞれが
剛性鋼板からなる複数の薄肉補強板15と、薄肉補強板
15と共に少なくとも水平方向Hに撓み得る積層体を構
成するように薄肉補強板15に対して交互に配されて各
薄肉補強板15に加硫接着された、ゴム、好ましくは振
動に対する高減衰ゴムからなる複数のゴム層16と、最
下部のゴム層16に、下面が露出して埋め込まれて且つ
加硫接着され、剛性鋼板からなる下側厚肉補強鋼板17
と、最上部のゴム層16に、上面が露出して埋め込まれ
て且つ加硫接着され、剛性鋼板からなる上側厚肉補強鋼
板18とを具備している。
【0017】下側フランジ10は、一方では、その上面
でボルト21により下側厚肉補強鋼板17の下面に固着
されており、他方では、その下面22でボルト23によ
り下側シュー5の上面24に固着されている。上側フラ
ンジ12は、一方では、その下面でボルト25により上
側厚肉補強鋼板18の上面に固着されており、他方で
は、その上面26でボルト27により橋桁7の上側シュ
ー28の下面29に固着されている。
【0018】免震支承6は、橋脚2に対する橋桁7の水
平方向Hの相対的な変位で、弾性を具備するゴム層16
の機能により、同じく水平方向H、換言すれば剪断方向
に弾性的に撓み得るように、すなわち弾性的に可撓とな
っている。なお、支承としては、上記の免震支承6に代
えて、その他の支承、例えば反力分散ゴム支承であって
もよく、また、支承本体11に一個又は複数個の鉛支柱
(鉛プラグ)が埋め込まれた免震支承であってもよい。
【0019】免震支承6に固定、支持された本例の橋桁
7は、コンクリート製の橋桁本体31と、橋桁本体31
の下面32に、下面29が露出して埋設、固定された上
記の上側シュー28と、橋桁本体31内に埋設された鋼
製のガイド部材33と、免震支承6の上面26から突出
する剪断キー8の一端側34の形状に相補的な形状を有
した凹所35とを具備している。上側シュー28は、橋
桁本体31に埋め込まれたアンカーボルト36により橋
桁本体31に固定されている。本例の凹所35は、上側
シュー28及びガイド部材33のそれぞれに、それぞれ
互いに連通されて形成された貫通孔37及び38からな
る。なお、橋桁本体31内に埋め込まれて貫通孔38の
一端を閉鎖した蓋板39は、橋桁7のプレキャストの際
に、貫通孔38にコンクリートが流れ込まないようにす
るために用いられたものであり、これを用いないで橋桁
7をプレキャストし得る場合には、蓋板39は必要でな
い。橋桁7は、通常、好ましくは、工場等においてプレ
キャストされて製造され、その後、橋1の構築現場に搬
入される。
【0020】剪断キー8は、免震支承6の上面26から
突出して、上方の先端51に向かうに従って徐々に縮径
された、本例では截頭円錐形の一端側34と、上側フラ
ンジ12及び上側厚肉補強鋼板18のそれぞれに、それ
ぞれ互いに連通して穿たれた貫通孔53及び穴54から
なる免震支承6の上面側の凹所55に嵌入された他端側
56とを具備している。剪断キー8において、凹所55
に嵌入された他端側56と、上側シュー28の貫通孔3
7を貫通する部位57とは、円柱状に形成されている。
なお、剪断キー5の一端側34は、本例のように截頭円
錐形であってもよいが、これに代えて、半球状又は円錐
状などの他の形状であってもよい。また、免震支承6を
介在させて橋桁7を橋脚2に架設する際に、凹所35と
一端側34との嵌合を容易にするために、剪断キー5の
少なくとも一端側34の截頭円錐の表面58及び及び橋
桁7の凹所35の表面61のうちのいずれか少なくとも
一方に、滑りをよくする低摩擦材からなる被覆を形成し
ておいてもよい。
【0021】以上のような橋1は、図2及び図3をも参
照して以下のようにして、免震支承6を介在させて橋桁
7が橋脚2に架設されて、構築される。
【0022】すなわち、まず、上面26及び下面22を
有し、少なくとも水平方向Hに可撓な免震支承6であっ
て、先端51に向かうに従って徐々に縮径された剪断キ
ー8の一端側34が該上面26から突出するようにし
て、当該剪断キー8の他端側56が上面26側の凹所5
5に嵌入されてなる免震支承6を準備する。
【0023】この準備された免震支承6の下面22を、
アンカーボルト3により橋脚2の上面4に固定された下
側シュー5の上面24にボルト23により固定し、これ
により、免震支承6をその下面22側において橋脚2に
固定する。なお、この固定の際にボルト23を用いる代
わりに、溶接により免震支承6の下面22を下側シュー
5の上面24に固定してもよい。この固定においてボル
ト23を用いる場合には、下側シュー5にボルト螺合孔
を、下側フランジ10にボルト挿通孔を夫々予め形成し
ておく。
【0024】一方、免震支承6の上面26から突出する
剪断キー8の一端側34の形状に相補的な形状を有した
凹所35を下面32に有した橋桁7を、プレキャストに
より製造して準備する。
【0025】この準備された橋桁7を、図2に示すよう
に、クレーンなどにより免震支承6上に配し、免震支承
6の上面26から突出する剪断キー8の一端側34と橋
桁7の凹所35とがほぼ対面するようにして、免震支承
6上に配された橋桁7を下降させて、図3に示すよう
に、橋桁7の下面32を免震支承6の上面26に配す
る。
【0026】橋桁7の下面32を免震支承6の上面26
に配する前に、剪断キー8の一端側34の表面58及び
橋桁7の凹所35の表面61のうちのいずれか少なくと
も一方に、グリスなどの低摩擦剤を塗布しておいてもよ
い。
【0027】その後、上側フランジ12の上面26をボ
ルト27により橋桁7の上側シュー28の下面28に固
着し、これにより免震支承6の上面26を、上側シュー
28の下面29に固定して、免震支承6を橋桁7に固定
する。ボルト27による固定ができるように、上側シュ
ー28にボルト螺合孔を、上側フランジ12にボルト挿
通孔を予め形成しておく。なお、この固定の際にボルト
27を用いる代わりに、溶接により免震支承6の上面2
6を上側シュー28の下面29に固定してもよい。以上
の架設方法により、図1に示す橋1を構築することがで
きる。
【0028】以上の架設方法では、免震支承6の支承中
心71と橋桁7の支点中心72とににおいて水平方向の
若干の誤差Δ、例えば±10mm程度の誤差Δがあって
も、剪断キー8の一端側34の橋桁7の凹所35への嵌
合において、橋桁7の支点中心72が免震支承6の支承
中心71に一致するように、橋桁7が水平方向Hに移動
されて、橋桁7の支点中心72の位置が調整される。な
お、調整後には、図3に示すように、免震支承6には、
橋桁7の自重に従う水平方向H(剪断方向)の撓みが生
じる。免震支承6及び橋桁7等の大きさ、自重にもよる
が、上記のような若干の誤差Δに基づく場合には、この
撓みは問題とならない。
【0029】本架設方法によれば、橋桁7の架設前に免
震支承6を橋脚2に固定し得るため、この固定作業を広
いスペースで行うことができ、ボルト締め作業、場合に
より溶接作業を極めて簡単、容易且つ迅速に行うことが
でき、また溶融亜鉛メッキ処理などをも容易に行うこと
ができる。更に、多数の仮受けジャッキ、ジャッキ反力
ジグ等を用いることなしに橋桁7を橋脚2に架設するも
できるので、時間短縮、コスト低下を大幅に達成するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、支承の水
平方向の可撓性を利用して、架設後の多少の水平方向の
支承の撓みを許容し、而して、支承と橋桁との位置合わ
せを簡単に行い得、しかも架設時間を短縮することがで
き、著しいコスト低減を図ることのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の架設方法を用いて
構築された橋の断面図である。
【図2】図1に示す橋の構築に用いられる架設方法の説
明図である。
【図3】図1に示す橋の構築に用いられる架設方法の説
明図である。
【符号の説明】
2 橋脚 7 剪断キー 6 橋桁 8 免震支承

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面及び下面を有しており、少なくとも
    水平方向に可撓な支承であって、先端に向かうに従って
    徐々に縮径された剪断キーの一端側が該上面から突出す
    るようにして、当該剪断キーの他端側が上面側に嵌入さ
    れてなる支承を、その下面側において下部構造体に固定
    する段階と、支承の上面から突出する剪断キーの一端側
    の形状に相補的な形状を有した凹所を下面に有した橋桁
    を予め準備する段階と、この準備された橋桁を支承上に
    配する段階と、支承の上面から突出する剪断キーの一端
    側と橋桁の凹所とがほぼ対面するようにして、支承上に
    配された橋桁を下降させて、橋桁の下面を支承の上面に
    配する段階とを具備する橋桁架設方法。
  2. 【請求項2】 剪断キーの一端側は、半球状、円錐状又
    は截頭円錐状に形成されている請求項1に記載の橋桁架
    設方法。
  3. 【請求項3】 剪断キーの少なくとも一端側の表面及び
    橋桁の凹所の表面のうちのいずれか少なくとも一方は、
    低摩擦材により被覆されている請求項1又は2に記載の
    橋桁架設方法。
  4. 【請求項4】 橋桁の下面を支承の上面に配する段階前
    に、剪断キーの一端側の表面及び橋桁の凹所の表面のう
    ちのいずれか少なくとも一方に、低摩擦剤を塗布する段
    階を具備する請求項1から3のいずれか一項に記載の橋
    桁架設方法。
  5. 【請求項5】 下部構造体の上面に下側シューを固定す
    る段階を具備し、支承の下面を下側シューの上面に固定
    して、これにより支承を下部構造体に固定する請求項1
    から4のいずれか一項に記載の橋桁架設方法。
  6. 【請求項6】 橋桁の下面を支承の上面に配する段階の
    後に、支承を橋桁に固定する段階を具備する請求項1か
    ら5のいずれか一項に橋桁架設方法。
  7. 【請求項7】 橋桁は、コンクリート製の橋桁本体と、
    この橋桁本体の下面に、下面が露出して埋設、固定され
    た上側シューと、橋桁本体内に埋設されたガイド部材と
    を具備しており、凹所は、上側シュー及びガイド部材に
    互いに連通されて形成された貫通孔からなる請求項1か
    ら6のいずれか一項に記載の橋桁架設方法。
  8. 【請求項8】 支承の上面を、上側シューの下面に固定
    し、これにより支承を橋桁に固定する請求項7に記載の
    橋桁架設方法。
  9. 【請求項9】 橋桁は、プレキャストされてなる請求項
    1から8のいずれか一項に記載の橋桁架設方法。
  10. 【請求項10】 支承が、免震支承又は反力分散ゴム支
    承である請求項1から9のいずれか一項に記載の橋桁架
    設方法。
  11. 【請求項11】 下部構造体は、橋脚又は橋台である請
    求項1から10のいずれか一項に記載の橋桁架設方法。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれか一項に記
    載の橋桁架設方法に用いるための支承。
  13. 【請求項13】 上面及び下面を有してなる支承であっ
    て、先端に向かうに従って徐々に縮径された剪断キーの
    一端側が該上面から突出するようにして、当該剪断キー
    の他端側が上面側に嵌入されてなる請求項13に記載の
    支承。
  14. 【請求項14】 剪断キーの一端側は、半球状、円錐状
    又は截頭円錐状に形成されている、請求項13に記載の
    支承。
  15. 【請求項15】 剪断キーの少なくとも一端側の表面
    は、低摩擦材により被覆されている請求項13又は14
    に記載の支承。
  16. 【請求項16】 請求項1から11のいずれか一項に記
    載の橋桁架設方法に用いるためのプレキャストされた橋
    桁。
  17. 【請求項17】 下面に凹所を有してなる請求項16に
    記載の橋桁。
  18. 【請求項18】 コンクリート製の橋桁本体と、この橋
    桁本体の下面に、下面が露出して埋設、固定された上側
    シューと、橋桁本体内に埋設されたガイド部材とを具備
    しており、凹所は、上側シュー及びガイド部材に互いに
    連通されて形成された貫通孔からなる請求項17に記載
    の橋桁。
  19. 【請求項19】 請求項1から11のいずれか一項に記
    載の橋桁架設方法によって架設された橋。
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