JPH1027940A - 半導体レーザー装置 - Google Patents

半導体レーザー装置

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JPH1027940A
JPH1027940A JP8183001A JP18300196A JPH1027940A JP H1027940 A JPH1027940 A JP H1027940A JP 8183001 A JP8183001 A JP 8183001A JP 18300196 A JP18300196 A JP 18300196A JP H1027940 A JPH1027940 A JP H1027940A
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Japan
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type
layer
semiconductor laser
laser device
substrate
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JP8183001A
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Inventor
Masahiro Kume
雅博 粂
Yuzaburo Ban
雄三郎 伴
Yoshihiro Hara
義博 原
Akihiko Ishibashi
明彦 石橋
Nobuyuki Kamimura
信行 上村
Yoshiteru Hasegawa
義晃 長谷川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作電圧が低く、活性層に平行方向のレーザ
ー光が屈折率分布で閉じ込められて、単一モードで連続
発振する低しきい値の半導体レーザー装置を実現する。 【解決手段】 MOVPE法を用い、まずp型SiC基
板302上に、p型AlNバッファー層303からn型
AlGaNクラッド層306までの各層を結晶成長す
る。次に結晶成長後SiO2膜311をCVD法により
全面に堆積し、ホトリソグラフィとエッチングによりス
トライプ状のリッジ310を形成する。再びMOVPE
法により、絶縁層307を成長する。この時、SiO2
膜上には結晶成長せずにリッジの両側のみを絶縁層で埋
めることが出来る。最後に、SiO2膜をエッチングで
除去した後もう一度MOVPE法によりn型GaNコン
タクト層308を結晶成長し、n側電極309とp型基
板側電極301を蒸着して半導体レーザーが完成する。
p型SiC基板を用いて、基板と反対側のn側の電極を
形成する半導体層をn型とすることにより、接触抵抗を
小さくでき、動作電流の低減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の光
情報処理装置に用いられる、半導体レーザー装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの密度を上げるためにはレー
ザー光源の波長を短くすることが必要であり、そのため
に半導体レーザーの短波長化が進められてきた。現在波
長780nmのGaAlAs赤外半導体レーザーがCD
に用いられており、更に高密度のDVDには波長650
nmのInGaAlP赤色半導体レーザーが用いられ
る。DVDの密度を更に上げ高品質の画像を記録するH
D−DVDには紫色の半導体レーザーが必要であり、こ
れを実現出来る半導体材料としてGaN系の化合物半導
体が有望である。
【0003】図9に従来のGaN系の発光素子の構造図
を示す(特開平7−162038号公報)。図9に示す
ようにサファイア基板90上にMOVPE法によりGa
N層91を堆積した後、1000℃に昇温し、TMA、
TMG、SiH4及びNH3を用いてn−AlGaNク
ラッド層92を堆積する。次に温度を700℃に下げ、
TMI、TMG及びNH3を用いてInGaN活性層9
3を堆積した後、再び1000℃に昇温し、TMA、T
MG、Cp2Mg及びNH3を用いてp−AlGaNク
ラッド層94を堆積する。
【0004】次に、n−AlGaNクラッド層92、I
nGaN活性層93、p−AlGaNクラッド層94の
一部をドライエッチングし、n−GaN層91、及びp
−AlGaN層94上にそれぞれn型電極95、p型電
極96を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す従来のGa
N系発光素子は、LEDである。レーザーを実現するた
めには、レーザー発振領域(活性領域)の電流密度を数
KA/cm2程度まで高くする必要があるため、図8に
示すように、注入電流を幅数μmのストライプ領域に制
限する必要がある。図9に示す従来のGaN系発光素子
において、電流を狭窄するためにp型半導体層94とp
型電極96の接触面積を小さくすると、p型半導体と電
極の接触抵抗が大きいために、この部分で数10Ω以上
の抵抗分がレーザーダイオードに直列に加わってしま
い、動作電圧の著しい上昇を招いてしまう。
【0006】そこで本発明は、電流狭窄構造を有して
も、半導体と電極の接触抵抗を低く抑える事が出来、動
作電圧の上昇を抑えて余分な発熱を少なくして高温でも
連続発振が可能なGaN系半導体レーザー装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明のGaN系半導体レーザーではp型のSiCやp型
のZnO基板を用いて、AlGaInN半導体の多層膜
よりなるレーザー構造を作製する。この場合基板と反対
側の、電極とのコンタクトをとる半導体層の導電型はn
型となる。n型GaNやn型InGaNは電極との間の
接触抵抗をp型との場合の100分の1以下にすること
が出来る。これにより動作電圧の低減が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の第1の実施の形態を図1を用
いて説明する。
【0009】(0001)面から[11−20]方向に
3.5度傾斜したp型SiC基板102上にp型AlN
バッファー層103(厚さ20nm)、p型Al0.2
Ga0.8Nクラッド層104(厚さ1μm)、In
0.1Ga0.9N活性層105(厚さ10nm)、n
型Al0.2Ga0.8Nクラッド層106(厚さ1μ
m)、n型GaNコンタクト層107がある。
【0010】コンタクト層上には、開口部の幅が5μm
のSiO2膜108(厚さ400nm)があり、基板側
にはAl電極101、SiO2膜上にはTi/Au電極
109(どちらも厚さ400nm)がある。n型GaN
コンタクト層107とn側Ti/Au電極109の接触
している部分は幅5μmであるが、n型GaNとTiと
の接触抵抗は10−4Ωcm2で、p型GaNとNiの
接触抵抗の100分の1程度なので、レーザーの共振器
長が500μmの時のコンタクト抵抗は4Ωになる。す
なわち、100mAの動作電流時でコンタクト抵抗によ
る動作電圧の上昇分はたかだか0.4Vに抑えられるこ
とになる。
【0011】本実施例では、(0001)面から[11
−20]方向に3.5度傾斜したSiC基板を用いてい
るが、これは、基板上にMOVPE法によって堆積する
AlGaInN膜の表面の平坦性を良くするためであ
る。傾斜角が2度から12度までの範囲の基板を用いる
ことによって、平坦性の良い膜が得られる。なお、(0
001)面から2度以下のずれの基板を用いてもよい。
【0012】本発明の別の実施例では、基板102にp
型ZnOを用いる。ZnOもGaNと格子定数が近いの
で、MOVPEにより結晶成長を行うことが出来る。ま
た、電気絶縁膜としてSiO2を用いたが、SiNやA
l2O3やポリイミドを用いることも出来る。
【0013】活性層としては、In0.1Ga0.9N
膜を用いたが、GaNガイド層(厚さ100nm)/I
n0.03Ga0.97Nバリア層(厚さ5nm)/I
n0.15Ga0.85Nウエル層(厚さ3nm)/I
n0.03Ga0.97Nバリア層(厚さ5nm)/G
aNガイド層(厚さ100nm)から構成される単一量
子井戸(SQW)構造であってもよい。また、上記SQ
W構造でIn0.15Ga0.85Nウエル層が複数あ
って、ウエル層の間にIn0.03Ga0.97Nバリ
ア層がある多重量子井戸(MQW)構造でもよい。
【0014】本発明の別の実施例では、バッファー層1
03とp型クラッド層104の間にp型In0.05G
a0.95Nバッファー層(厚さ50nm)を入れてい
る。この層は、基板102とバッファー層103の界面
に格子定数の違いから発生する転位が活性層の方に進行
するのを阻止する働きがある。また、InGaNはAl
GaNよりもやわらかいので、歪を緩和してクラックが
はいるのを防止することが出来る。このInGaNバッ
ファー層はp型クラッド層の間にあってもよい。
【0015】更に、n型コンタクト層107にはn型I
nGaN層やn型GaN層とn型InGaN層の2層構
造を用いることも出来る。
【0016】図2に本発明の第1の実施の形態の半導体
レーザーの製造工程図を示す。結晶成長はMOVPE法
を用い、まず図2(a)に示すようにp型SiC基板1
02上に、p型AlNバッファー層103からn型Ga
Nコンタクト層107までの各層を結晶成長する。
【0017】次に図2(b)に示すように結晶成長後S
iO2膜108をCVD法により全面に堆積し、図2
(c)に示すようにホトリソグラフィとエッチングによ
りストライプ状の開口部110を形成する。
【0018】最後に、n側電極109とp型基板側電極
101を蒸着して半導体レーザーが完成する。
【0019】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
の形態を図3を用いて説明する。
【0020】基板302としては第1の実施の形態と同
様に(0001)面から[11−20]方向に3.5度
傾斜したp型SiC基板を用い、p型バッファー層30
3から活性層305までは第1の実施の形態と同様であ
る。活性層上のn型クラッド層306の厚さは1μmで
あるが、幅5μmのリッジ310の部分以外は厚さ0.
2μmになっており、リッジの両側には絶縁性ZnO半
導体層307があり、電流がリッジの部分にのみ流れる
ようにしている。リッジ310及び絶縁性半導体層30
7の上にはn型GaNコンタクト層308があり、電極
301、309がある。
【0021】絶縁層307にはAlNを用いることも出
来る。ZnO、AlN共に屈折率がn型Al0.2Ga
0.8Nクラッド層よりも小さいので、活性層のリッジ
方向の屈折率がリッジ直下で高くなり、屈折率差により
光をリッジの部分に閉じ込めることが出来る。
【0022】図4に本発明の第2の実施の形態の半導体
レーザーの製造工程図を示す。結晶成長はMOVPE法
を用い、まず図4(a)に示すようにp型SiC基板3
02上に、p型AlNバッファー層303からn型Al
GaNクラッド層306までの各層を結晶成長する。
【0023】次に図4(b)に示すように結晶成長後S
iO2膜311をCVD法により全面に堆積し、ホトリ
ソグラフィとエッチングによりストライプ状のリッジ3
10を形成する。
【0024】次に再びMOVPE法により、絶縁層30
7を成長する。この時、図4(c)に示すようにSiO
2膜上には結晶成長せずにリッジの両側のみを絶縁層で
埋めることが出来る。
【0025】最後に、SiO2膜をエッチングで除去し
た後もう一度MOVPE法によりn型GaNコンタクト
層308を結晶成長し、n側電極309とp型基板側電
極301を蒸着して半導体レーザーが完成する。
【0026】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態では、図5に示すようにリッジの中にn型クラッド層
506とn型コンタクト層508を含んでおり、リッジ
510の両側には第2の実施例と同様に絶縁性半導体層
507がある。
【0027】第3の実施例では、第2の実施例に比べて
MOVPEの回数を1回減らせる利点がある。すなは
ち、図6の製造工程図に示すように、リッジ形成後のM
OVPEは1回ですむことになる。但し、n側電極と接
する部分の面積が第2の実施例よりも狭くなるので、コ
ンタクト抵抗は増大する。
【0028】図7に本発明の実施の形態1の半導体レー
ザーの特性を示す。図7は本発明の半導体レーザー装置
の電流−電圧及び電流−光出力特性であり、比較のため
に、比較例として図8に示す半導体レーザーの特性を示
してある。
【0029】比較図の構造は、図8に示すように、n型
SiC基板802を用い、その上にAlNバッファー層
803を有している。バッファー層803上には、n型
AlGaNクラッド層804、InGaN活性層80
5、p型AlGaNクラッド層806、p型GaNコン
タクト層807がある。p側電極809には、Ni/A
uを用いている。808は電流をストライプ上に狭窄す
るためのSiO2膜である。以上のように、比較例は、
本発明の実施の形態1の構造でnとpを逆転させた構造
となっている。
【0030】図7より、本発明の実施例の半導体レーザ
ーの動作電圧は、比較例の半導体レーザーの45Vから
10Vまで大幅に低減していることがわかる。比較例の
構造では、p型GaNとNiの接触抵抗が10−2Ωc
m2と大きく、コンタクト抵抗が400Ωにもなってし
まうからである。レーザーのしきい電流も下がっている
のは、コンタクト抵抗による発熱も少なくなっているた
めである。また、光出力の熱飽和も起こりにくく、高出
力まで直線性の良い光出力が得られている。
【0031】本発明の第2および第3の実施の形態によ
る半導体レーザーでは、屈折率差により光をリッジの直
下の活性層に閉じ込めているため、更にしきい電流を低
減出来ると共に、放射されるレーザー光の強度分布が単
峰性の単一横モードにすることが出来る。単一横モード
の光分布は光ディスク等のレーザー光を回折限界まで絞
り込んで用いる場合には絶対必要な特性である。
【0032】活性層にSQWやMQW構造を用いると活
性層内の発光効率が更に良くなり、しきい電流を低減す
ることが出来る。また、しきい電流の温度依存性を小さ
くすることが出来、高温での動作温度範囲を拡大するこ
とが出来る。
【0033】n側電極と接するコンタクト層にGaNの
代わりにInGaNを用いると更に接触抵抗を低く出来
る効果がある。n型In0.5Ga0.5NとTiとの
接触抵抗は10−5Ωcm2まで低減される。
【0034】InGaNバッファー層を導入する効果
は、転位を活性層に及ぼさないことであり、レーザーの
ライフを延ばすことに貢献する。また、レーザー結晶の
組立実装時の機械的や熱的歪により結晶にクラックが入
って特性が劣化するのを防ぐのにも有効である。
【0035】
【発明の効果】本発明の半導体レーザー装置は、p型S
iCやp型ZnO基板を用いることによって、電流狭窄
構造を有するn側の電極をn型GaNとの間に形成する
ことができ、大幅に動作電圧を低減することが出来て高
信頼性の高密度光ディスク用光源として用いることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体レーザーの
構造を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態の半導体レーザーの
製造工程を示す図
【図3】本発明の第2の実施の形態の半導体レーザーの
構造を示す図
【図4】本発明の第2の実施の形態の半導体レーザーの
製造工程を示す図
【図5】本発明の第3の実施の形態の半導体レーザーの
構造を示す図
【図6】本発明の第3の実施の形態の半導体レーザーの
製造工程を示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態の半導体レーザーの
特性を示す図
【図8】比較例の半導体レーザーの構造を示す図
【図9】従来の半導体発光素子の構造を示す図
【符号の説明】
101 p側Al電極 102 p型SiC基板 103 p型AlNバッファー層 104 p型AlGaNクラッド層 105 InGaN活性層 106 n型AlGaNクラッド層 107 n型GaNコンタクト層 108 SiO2膜 109 n型Ti/Au電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 明彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 上村 信行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 長谷川 義晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型SiC基板または、p型ZnO基板
    上のAlxGayIn1- x-yN半導体の多層膜により構成
    されることを特徴とする半導体レーザー装置。
  2. 【請求項2】 p型SiC基板または、p型ZnO基板
    上にp型AlxGa1-xNバッファー層、p型AlyGa
    1-yNクラッド層、InzGa1-zN活性層、n型Aly
    1-yNクラッド層、n型GaNコンタクト層があるこ
    とを特徴とする半導体レーザー装置。
  3. 【請求項3】 p型SiC基板または、p型ZnO基板
    上にp型AlxGa1-xNバッファー層、p型AlyGa
    1-yNクラッド層、InzGa1-zN活性層、n型Aly
    1-yNクラッド層、n型GaNコンタクト層があり、
    該コンタクト層上にストライプ状の開口部を有する電気
    絶縁性の材料からなる層を有することを特徴とする半導
    体レーザー装置。
  4. 【請求項4】 電気絶縁性材料がSiO2、SiN、A
    23またはポリイミドからなることを特徴とする請求
    項3に記載の半導体レーザー装置。
  5. 【請求項5】 p型SiC基板または、p型ZnO基板
    上にp型AlxGa1-xNバッファー層、p型AlyGa
    1-yNクラッド層、InzGa1-zN活性層、n型Aly
    1-yNクラッド層があり、該n型クラッド層にストラ
    イプ状にリッジがあり、該リッジの底辺は前記活性層に
    達しておらず、前記リッジの両側には、絶縁性の半導体
    層があり、更に前記リッジ及び絶縁性半導体層上にn型
    GaNコンタクト層があることを特徴とする半導体レー
    ザー装置。
  6. 【請求項6】 p型SiC基板または、p型ZnO基板
    上にp型AlxGa1-xNバッファー層、p型AlyGa
    1-yNクラッド層、InzGa1-zN活性層、n型Aly
    1-yNクラッド層、n型GaNコンタクト層があり、
    該n型コンタクト層にストライプ状にリッジがあり、該
    リッジの底辺は前記n型コンタクト層を突き抜けている
    が前記活性層には達しておらず、前記リッジの両側に
    は、絶縁性の半導体層があることを特徴とする半導体レ
    ーザー装置。
  7. 【請求項7】 絶縁性の半導体層がZnO、またはAl
    Nからなることを特徴とする、請求項5または6に記載
    の半導体レーザー装置。
  8. 【請求項8】 p型SiC基板または、p型ZnO基板
    表面が(0001)面からある方向に2〜12度の範囲
    で傾斜していることを特徴とする、請求項1、2、3、
    5、または6に記載の半導体レーザー装置。
  9. 【請求項9】 InzGa1-zN活性層が基板側より、G
    aNガイド層、InaGa1-aNバリア層、InbGa1-b
    Nウエル層、InaGa1-aNバリア層、GaNガイド層
    から構成されていることを特徴とする、請求項1、2、
    3、5、または6に記載の半導体レーザー装置。
  10. 【請求項10】 InGaNウエル層が複数のInGa
    Nバリア層とInGaNウエル層を交互に積層したもの
    からなることを特徴とする請求項9に記載の半導体レー
    ザー装置。
  11. 【請求項11】 p型バッファー層とp型クラッド層の
    間あるいは、p型クラッド層の間にp型InGaNバッ
    ファー層を有していることを特徴とする、請求項1、
    2、3、5、または6に記載の半導体レーザー装置。
  12. 【請求項12】 n型コンタクト層がn型InGaN
    層、または基板側よりn型GaN層とn型InGaN層
    の2層より構成されていることを特徴とする、請求項
    1、2、3、5、または6に記載の半導体レーザー装
    置。
  13. 【請求項13】 p型基板上のAlxGayIn1-x-y
    半導体の多層膜により構成されることを特徴とする半導
    体レーザー装置。
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