JPH10278951A - プルオープンキャップ - Google Patents

プルオープンキャップ

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JPH10278951A
JPH10278951A JP9098472A JP9847297A JPH10278951A JP H10278951 A JPH10278951 A JP H10278951A JP 9098472 A JP9098472 A JP 9098472A JP 9847297 A JP9847297 A JP 9847297A JP H10278951 A JPH10278951 A JP H10278951A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱風消毒、熱水消毒に耐え得るポリプロピレ
ン共重合体樹脂を母材としたプルオープンキャップ(ヒ
ンジキャップ)一体化キャップの提供。 【解決手段】 MFR(230℃ 21.18N)3〜
100g/10分のポリプロピレン共重合体樹脂100
重量部、MFR(190℃ 21.18N)5〜50g
/10分、密度0.910〜0.930g/cm3 の直
鎖状低密度ポリエチレン樹脂25〜100重量部あるい
は、MFR3〜100g/10分のポリプロピレン共重
合体樹脂100重量部、MFR5〜50g/10分、前
記密度の前記ポリエチレン樹脂25〜100重量部、特
定の滑剤0.10〜1.00重量部からなるプルオープ
ンキャップ(ヒンジキャップ)一体化キャップ。 【効果】 所定方法の試験でプルオープン性、熱変形温
度、ヒンジキャップヒネリ強度、金型離形性のいずれも
良好。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プルオープン性
(易引抜性)を有するポリプロピレン樹脂製プルオープ
ンキャップに関する。さらに詳しくは、ポリプロピレン
樹脂の特定の共重合体と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
をブレンドすることによりプルオープン性を有する熱変
形温度の高いプルオープンキャップを提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】医療用、食品用のプルオープンキャップ
に高圧法低密度ポリエチレン樹脂若しくは、直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂が使用されているのは公知の事実で
あり、また、特開平2−45362で直鎖状低密度ポリ
エチレン樹脂にポリプロピレン樹脂をブレンドしたヒン
ジ付きプルオープンキャップが報告されている。
【0003】しかしながら、公知の高圧法低密度ポリエ
チレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、あるいは
特開平2−45362で示される直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂にポリプロピレン樹脂をブレンドしたヒンジ付
きプルオープンキャップはプルオープン性は良好である
が、熱変形温度が低く熱風消毒、熱水消毒に適さない欠
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者はプルオープ
ン性を有し、熱風消毒、熱水消毒に耐えうるポリプロピ
レン樹脂を母材としたプルオープンキャップを提供する
ために鋭意研究した。その結果、特定のポリプロピレン
樹脂共重合体に直鎖状低密度ポリエチレン樹脂をブレン
ドした組成物を使用することにより、プルオープン性を
有し熱風消毒、熱水消毒に耐え得るプルオープンキャッ
プが得られ、更には前記組成物に適量の滑剤を混合する
ことにより金型離形性が改善することを見い出し、この
知見にもとづいて本発明を完成した。以上の記述から明
らかなように、本発明の目的はプルオープン性を有し、
熱風消毒、熱水消毒に耐え得るポリプロピレン樹脂を母
材としたプルオープンキャップを提供するもので、点滴
容器などの医療用、料理酒、サラダ油,ゴマ油などの食
用油、醤油、ソース、酢、ミリン、ポンズ、各種ドレッ
シング、果実飲料などの食品用のプルオープン性を有す
るプルオープンキャップ、あるいはプルオープンキャッ
プ−ヒンジキャップの一体キャップに好適に使用するこ
とができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を有
する。
【0006】(1)メルトフローレート(230℃ 2
1.18N)3〜100g/10分のポリプロピレン共
重合体樹脂100重量部、メルトフローレート(190
℃ 21.18N)5〜50g/10分、密度0.91
0〜0.930g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン
樹脂70〜100重量部からなり、かつ、熱変形温度
(樹脂組成物の射出成形品をJISK7207により荷
重0.45MPaで測定した値)が70℃以上である樹
脂組成物を射出成形してなるプルオープンキャップ。
【0007】(2)ポリプロピレン共重合体樹脂が、プ
ロピレン−エチレンのブロック共重合体であり、エチレ
ン量が8〜15重量%でブロックコポリマー中のランダ
ムコポリマー部含有割合が18〜30%、密度が0.8
95〜0.910g/cm3 である前記(1)記載のプ
ルオープンキャップ。
【0008】(3)ポリプロピレン共重合体樹脂が、プ
ロピレン−エチレンのランダム共重合体であり、エチレ
ン量が2.5〜5.5重量%、密度が0.895〜0.
910g/cm3 である前記(1)記載のプルオープン
キャップ。
【0009】(4)ポリプロピレン共重合体樹脂が、プ
ロピレン−エチレン−ブテン−1のランダム共重合体で
あり、エチレン量が2.5〜5.5重量%、ブテン−1
量が1.0〜3.0重量%、密度が0.895〜0.9
10g/cm3 である前記(1)記載のプルオープンキ
ャップ。
【0010】(5)ポリプロピレン共重合体樹脂に1,
3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼ
ンあるいは2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサンを添加した前記(1)記載のプ
ルオープンキャップ。
【0011】(6)前記(1)に記載の樹脂組成物に更
に滑剤として脂肪酸エステル類、脂肪族アルコール類、
脂肪酸ジアルカノールアミド類、脂肪族ジアルカノール
アミン類若しくは高級脂肪酸アマイド類を0.10〜
1.00重量部添加したプルオープンキャップ。
【0012】(7)前記(1)〜(6)の何れか1項に
記載の樹脂組成物を射出成形してなる成形品をポリプロ
ピレン樹脂容器の開口部に超音波接着若しくは熱溶着し
てなるプルオープンキャップ。
【0013】(8)前記(1)〜(6)の何れか1項記
載の樹脂組成物を射出成形してなる事を特徴とするプル
オープンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に用いるポリプロピレン共
重合体樹脂としては、プルオープン性、熱変形温度の面
からメルトフローレート(230℃ 21.18N)3
〜100g/10分、好ましくは10〜70g/10分
のポリプロピレン共重合体樹脂であって、ポリプロピレ
ンを主成分とするプロピレンーエチレンのブロック共重
合体でありエチレン量が8〜15重量%でブロックコポ
リマー中のランダムコポリマー部含有割合が18〜30
%、密度が0.895〜0.910g/cm3 であり、
また該ブロック共重合体に1,3−ビス(t−ブチルパ
ーオキシイソプロピル)ベンゼン(POX1)あるいは
2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン(POX2)を適量添加したものでもよ
い。また、ポリプロピレンランダム共重合体樹脂とし
て、ポリプロピレンを主成分とするエチレン量2.5〜
5.5重量%、密度0.895〜0.910g/cm3
のプロピレン−エチレンランダム共重合体、あるいはエ
チレン量2.5〜5.5重量%、ブテン−1量が1.0
〜3.0重量%、密度0.895〜0.910g/cm
3 のプロピレン−エチレン−ブテン−1のランダム共重
合体であり、また該ランダム共重合体に(POX1)、
(POX2)を添加したものでもよい。また、本発明に
用いる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂はプルオープン性
は勿論のこと、熱変形温度の面からメルトフローレート
(190℃ 21.18N)5〜50g/10分、好ま
しくは10〜40g/10分、密度が0.910〜0.
930g/cm3 である。
【0015】また、本発明に用いる滑剤としては、グリ
セリンモノパルミテート、グリセリンモノステアレー
ト、グリセリンモノオレート、グリセリンモノラウレー
ト、ブチルラウレート、ブチルステアレート、デシルラ
ウレート、デシルステアレート、ラウリルステアレー
ト、ステアリルステアレートなどの脂肪酸エステル類、
デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルア
ルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールな
どの脂肪族アルコール類、ベヘニン酸ジエタノールアミ
ド、オレイン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエ
タノールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミド、ラ
ウリン酸ジエタノールアミド、カプリン酸ジエタノール
アミド、カプリル酸ジエタノールアミドなどの脂肪酸ジ
アルカノールアミド類、ベヘニルジエタノールアミン、
オレイルジエタノールアミン、ステアリルジエタノール
アミン、ミリスチルジエタノールアミン、ラウリルジエ
タノールアミン、デシルジエタノールアミン、オクチル
ジエタノールアミン、ヘキシルジエタノールアミンなど
の脂肪族ジアルカノールアミン類、オレイン酸アマイ
ド、エルカ酸アマイドなどの高級脂肪酸アマイド類を挙
げることができる。これらの滑剤は、プルオープンキャ
ップあるいはプルオープンキャップ−ヒンジキャップの
一体キャップ成形時のキャップおよびプルリング(引抜
きのつかみ部)の金型からの離形効果を高めるもので、
副次的効果として添加する種類により帯電防止効果もあ
る。配合量はポリプロピレン共重合体樹脂と直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂の混合した樹脂組成物100重量部
に対しそれぞれ0.1〜1.0重量部、好ましくは0.
3〜0.6重量部であり、この中の1種類あるいは2種
類以上を混合して使用してもよい。
【0016】本発明のプルオープンキャップには、本発
明の効果を損なわない範囲内、すなわち50重量%未満
好ましくは30重量%以下で、低密度ポリエチレン、エ
チレン−プロピレンラバー、スチレン−ブタジエンラバ
ー、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体お
よびその部分鹸化物、無機充填剤(タルク、マイカ、ガ
ラス繊維、ワラストナイト、ゼオライト、炭酸カルシウ
ム、水酸化マグネシウムなど)、光安定剤、ジアリール
ペンタエリスリトールフォスファイトのようなリン系酸
化防止剤、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−
ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタンのようなフェノール系酸化防止剤、高級
脂肪酸カルシウムのような中和剤、アンチブロッキング
剤、1,3,2,4−ジベンジリデンソルビトール、
1,3,2,4−ジ(パラメチルベンジリデン)ソルビ
トール、1,3,2,4−ジ(パラエチルベンジリデ
ン)ソルビトール、1,3,2,4−ジ(2,4−ジメ
チルベンジリデン)ソルビトールなどの透明化剤、アル
ミニウムビス(p−t−ブチルベンゾート)ヒドロキ
シ、ソジウム−ビス(p−t−ブチルフェニル)フォス
フェート、ソジウム−2,2’−メチレン−ビス(4,
6−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフェートなどの造
核剤、ラジカル発生剤および各種カプリング剤(シラン
系、チタネート系、ボロン系、アルミネート系)を添加
することができる。
【0017】本発明のプルオープンキャップあるいはプ
ルオープンキャップ−ヒンジキャップの一体キャップを
成形するための樹脂組成物は、メルトフローレート(2
30℃ 21.18N)が3〜100g/10分のポリ
プロピレン共重合体樹脂、メルトフローレート(190
℃ 21.18N)が5〜50g/10分の直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂、あるいは、メルトフローレート
(230℃ 21.18N)が3〜100g/10分の
ポリプロピレン共重合体樹脂、メルトフローレート(1
90℃ 21.18N)が5〜50g/10分の直鎖状
低密度ポリエチレン樹脂、滑剤、および必要に応じて上
述の各種添加剤の所定量を通常の混合装置、例えばヘン
シェルミキサー(商品名)、スーパーミキサー、リボン
ブレンダー、タンブラーミキサー、バンバリーミキサ
ー、などを用いて混合し、単軸、若しくは2軸の押出
機、ロールなどで溶融混練温度150〜300℃、好ま
しくは180〜250℃で溶融混練ペレタイズすること
によって得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれによって限定される
ものではない。なお、実施例および比較例で用いた評価
方法は次の方法によった。 1)ポリプロピレン樹脂のメルトフローレート(230
℃ 21.18N):JIS K6758に準拠。 2)ポリエチレン樹脂のメルトフローレート(190℃
21.18N):JIS K6760に準拠。 3)プルオープン性:単軸造粒機を用い、溶融混練温度
220℃で造粒を行ったペレットを用い、射出成形機で
丸型のプルトップキャップ(直径30mm、高さ18m
m、肉厚1.2mm、引き裂き部肉厚0.2mm、プル
リング外径17mm)を成形し、温度23±2℃、湿度
50±5%の恒温室に48時間静置した後引っ張り試験
機を用い引き裂き強度を測定する、その値が4kg未満
を良品、4kg以上を不良と判定した。 4)熱変形温度:JIS K7207に準拠して測定を
行い荷重0.45MPaで測定して測定値が70℃未満
を不良、70℃以上を良好と判定した。 5)金型離形性:単軸造粒機を用い、溶融混練温度22
0℃で造粒を行ったペレットを用い、射出成形機で丸型
のプルトップキャップ(直径30mm、高さ18mm、
肉厚1.2mm、引き裂き部肉厚0.2mm、プルリン
グ外径17mm)を成形し、プルリングが金型の固定側
に残った場合、あるいは固定側に引っ張られプルオープ
ンキャップが一部でも引き裂かれた場合を不良、支障な
く金型から離形した場合を良好と判定した。 6)ヒンジ強度:ヒンジ厚み0.2mmの3点ヒンジキ
ャップを成形し、トルクメーターにキャップを固定し蓋
部分を垂直に立てた後右回転させヒネリ強度を測定す
る。測定値が2.5kgf−cmを良好、2.5kgf
−cm未満を不良と判定した。
【0019】実施例1〜8 実施例1〜4ではポリプロピレン共重合体樹脂として、
それぞれメルトフローレート(230℃ 21.18
N)50g/10分、エチレン量9%、ランダムコポリ
マー含有割合19%、密度0.901g/cm3 のプロ
ピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂
1)100重量部を使用した。更に実施例1ではメルト
フローレート(190℃ 21.18N)20g/10
分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(PE樹脂1)25重量部、実施例2ではメル
トフローレート(190℃ 21.18N)20g/1
0分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエ
チレン樹脂(PE樹脂1)100重量部を添加し、実施
例3ではメルトフローレート(190℃21.18N)
20g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低
密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)25重量部に滑剤
としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.30
重量部を使用した。また、実施例4ではメルトフローレ
ート(190℃ 21.18N)20g/10分、密度
0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
(PE樹脂1)100重量部に滑剤としてグリセリンモ
ノステアレート(滑剤A)0.30重量部を使用した。
更に実施例1〜4のそれぞれに酸化防止剤としてトリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト
(リン酸防)0.05重量部、テトラキス[メチレン−
3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防A)0.
05重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム0.
10重量部を後述の表1に記載の配合割合でタンブラー
ミキサーに入れ、10分間混合したのち、該混合物を口
径45mmの単軸押し出し機を用いて、溶融混練温度2
20℃で押し出しペレタイズした。実施例5〜8では、
ポリプロピレン共重合体樹脂として、メルトフローレー
ト(230℃ 21.18N)30g/10分、エチレ
ン量2.6%、密度0.900g/cm3 のプロピレン
−エチレンランダム共重合体ペレット(PP樹脂2)1
00重量部を使用した。更に、実施例5ではメルトフロ
ーレート(190℃ 21.18N)20g/10分、
密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン
樹脂(PE樹脂1)25重量部、実施例6ではメルトフ
ローレート(190℃ 21.18N)20g/10
分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(PE樹脂1)100重量部を添加し、実施例
7ではメルトフローレート(190℃ 21.18N)
20g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低
密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)25重量部に滑剤
としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.30
重量部、実施例8ではメルトフローレート(190℃2
1.18N)20g/10分、密度0.920g/cm
3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)10
0重量部に滑剤としてグリセリンモノステアレート(滑
剤A)0.30重量部を使用した。更に実施例5〜8の
それぞれに酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)0.05
重量部、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ
−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート]メタン(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤と
してステアリン酸カルシウム0.10重量部を混合し実
施例1〜4に準拠して溶融混練しペレタイズした。実施
各例で得られたペレットを用いて、プルオープン性、熱
変形温度、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度の評
価を行った。その結果をまとめて表1に示した。
【0020】
【表1】
【0021】実施例9〜16 実施例9〜12では、ポリプロピレン共重合体樹脂とし
て、それぞれメルトフローレート(230℃ 21.1
8N)10g/10分、エチレン量5.2%、密度0.
900g/cm3 のプロピレン−エチレンランダム共重
合体ペレット(PP樹脂3)100重量部を使用した。
また、実施例9ではメルトフローレート(190℃ 2
1.18N)20g/10分、密度0.920g/cm
3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)25
重量部、実施例10ではメルトフローレート(190℃
21.18N)20g/10分、密度0.920g/
cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)
100重量部を添加し、実施例11ではメルトフローレ
ート(190℃ 21.18N)20g/10分、密度
0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
(PE樹脂1)25重量部に滑剤としてグリセリンモノ
ステアレート(滑剤A)0.30重量部、実施例12で
はメルトフローレート(190℃ 21.18N)20
g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)100重量部に滑剤と
してグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.30重
量部を使用した。更に実施例9〜12のそれぞれに酸化
防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)フォスファイト(リン酸防)0.05重量部、テト
ラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル
−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤としてステアリ
ン酸カルシウム0.10重量部を混合した。また、実施
例13〜16では、ポリプロピレン共重合体樹脂とし
て、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3
0g/10分、エチレン量4.5%、ブテン−1量2.
7%、密度0.900g/cm3 のプロピレン−エチレ
ン−ブテン−1のランダム共重合体ペレット(PP樹脂
4)100重量部を使用した。実施例13ではメルトフ
ローレート(190℃ 21.18N)20g/10
分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(PE樹脂1)25重量部、実施例14ではメ
ルトフローレート(190℃ 21.18N)20g/
10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリ
エチレン樹脂(PE樹脂1)100重量部を混合し、実
施例15ではメルトフローレート(190℃ 21.1
8N)20g/10分、密度0.920g/cm3 の直
鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)25重量部
に滑剤としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)
0.30重量部、実施例16ではメルトフローレート
(190℃ 21.18N)20g/10分、密度0.
920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(P
E樹脂1)100重量部に滑剤としてグリセリンモノス
テアレート(滑剤A)0.30重量部を使用した。更に
実施例13〜16のそれぞれに酸化防止剤としてトリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト
(リン酸防)0.05重量部、テトラキス[メチレン−
3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防A)0.
05重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム0.
10重量部を混合し実施例1〜4に準拠して溶融混練し
ペレタイズした。以上の実施各例で得られたペレットを
用いて、プルオープン性、熱変形温度、金型離形性、ヒ
ンジキャップヒネリ強度の評価を行った。その結果をま
とめて表2に示した。。
【0022】
【表2】
【0023】比較例1〜8 比較例1〜4では、ポリプロピレン樹脂として、メルト
フローレート(230℃ 21.18N)25g/10
分、密度0.901g/cm3 のプロピレン単独重合体
ペレット(PP樹脂5)100重量部を使用した。更
に、比較例1ではメルトフローレート(190℃ 2
1.18N)20g/10分、密度0.920g/cm
3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)25
重量部、比較例2ではメルトフローレート(190℃
21.18N)20g/10分、密度0.920g/c
m3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)1
00重量部を添加し、比較例3ではメルトフローレート
(190℃ 21.18N)20g/10分、密度0.
920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(P
E樹脂1)25重量部に滑剤としてグリセリンモノステ
アレート(滑剤A)0.30重量部、比較例4ではメル
トフローレート(190℃21.18N)20g/10
分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(PE樹脂1)100重量部に滑剤としてグリ
セリンモノステアレート(滑剤A)0.30重量部を混
合した。比較例5〜8では、ポリプロピレン樹脂とし
て、メルトフローレート(230℃ 21.18N)5
0g/10分、エチレン量6%、ランダムコポリマー含
有割合12%、密度0.901g/cm3 のプロピレン
−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂6)1
00重量部に比較例5ではメルトフローレート(190
℃ 21.18N)20g/10分、密度0.920g
/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂
1)25重量部、比較例6ではメルトフローレート(1
90℃ 21.18N)20g/10分、密度0.92
0g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹
脂1)100重量部を添加し、比較例7ではメルトフロ
ーレート(190℃ 21.18N)20g/10分、
密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン
樹脂(PE樹脂1)25重量部に滑剤としてグリセリン
モノステアレート(滑剤A)0.30重量部、比較例8
ではメルトフローレート(190℃ 21.18N)1
0g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)100重量部に滑剤
としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.30
重量部を使用した。更に比較例1〜8のそれぞれに酸化
防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)フォスファイト(リン酸防)0.05重量部、テト
ラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル
−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤としてステアリ
ン酸カルシウム0.10重量部を表3に記載の配合割合
でタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、
実施例1〜4に準拠して溶融混練しペレタイズした。以
上の比較各例で得られたペレットを用いて、プルオープ
ン性、熱変形温度、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ
強度の評価を行った。その結果をまとめて表3に示し
た。
【0024】
【表3】
【0025】実施例17〜20 本発明の滑剤効果を明らかにするために実施例17〜2
0の試験を行った。ポリプロピレン共重合体樹脂とし
て、メルトフローレート(230℃ 21.18N)5
0g/10分、エチレン量9%、ランダムコポリマー含
有割合19%、密度0.901g/cm3 のプロピレン
−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹脂1)1
00重量部を使用した。更に実施例17では、メルトフ
ローレート(190℃ 21.18N)20g/10
分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(PE樹脂1)25重量部に滑剤としてグリセ
リンモノステアレート(滑剤A)0.10重量部、実施
例18では、メルトフローレート(190℃ 21.1
8N)20g/10分、密度0.920g/cm3 の直
鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)70重量部
に滑剤としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)
1.00重量部、実施例19では、メルトフローレート
(190℃ 21.18N)10g/10分、密度0.
920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(P
E樹脂1)100重量部に滑剤としてグリセリンモノス
テアレート(滑剤A)0.10重量部、実施例20で
は、メルトフローレート(190℃ 21.18N)1
0g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)100重量部に滑剤
としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)1.00
重量部使用した。更に実施例17〜20のそれぞれに酸
化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)フォスファイト(リン酸防)0.05重量部、テト
ラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル
−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤としてステアリ
ン酸カルシウム0.10重量部を混合した。
【0026】実施例21〜27 さらに、実施例21〜24ではポリプロピレン共重合体
樹脂として、メルトフローレート(230℃ 21.1
8N)50g/10分、エチレン量9%、ランダムコポ
リマー含有割合19%、密度0.901g/cm3 のプ
ロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(PP樹
脂1)100重量部、メルトフローレート(190℃
21.18N)20g/10分、密度0.920g/c
m3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)6
0重量部使用した。更に実施例21では滑剤として脂肪
族アルコール類のステアリルアルコール(滑剤B)を
0.30重量部、実施例22では脂肪酸ジアルカノール
アミド類のラウリン酸ジエタノールアミド(滑剤C)
0.30重量部、実施例23では脂肪族ジアルカノール
アミン類のステアリルジエタノールアミン(滑剤D)
0.30重量部、実施例24では高級脂肪酸アマイド類
のオレイン酸アマイド(滑剤E)0.30重量部を混合
した。滑剤の効果をよりいっそう明らかにするため滑剤
を併用した実施例25〜27の試験を行った。ポリプロ
ピレン共重合体樹脂として、メルトフローレート(23
0℃ 21.18N)50g/10分、エチレン量9
%、ランダムコポリマー含有割合19%、密度0.90
1g/cm3 のプロピレン−エチレンブロック共重合体
ペレット(PP樹脂1)100重量部、ポリエチレン樹
脂としてメルトフローレート(190℃ 21.18
N)20g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)60重量部使
用した。更に実施例25では滑剤として脂肪酸エステル
類のグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.15重
量部、脂肪族アルコール類のステアリルアルコール(滑
剤B)0.15重量部を併用した。実施例26では脂肪
酸ジアルカノールアミド類のラウリン酸ジエタノールア
ミド(滑剤C)0.15重量部、脂肪族ジアルカノール
アミン類のステアリルジエタノールアミン(滑剤D)
0.15重量部を併用した。実施例27では脂肪族アル
コール類のステアリルアルコール(滑剤B)0.15重
量部、高級脂肪酸アマイド類のオレイン酸アマイド(滑
剤E)0.15重量部使用した。更に実施例27、28
のそれぞれについて酸化防止剤としてトリス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)
0.05重量部、テトラキス[メチレン−3−(3’,
5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート]メタン(フェ酸防A)0.05重量部、
中和剤としてステアリン酸カルシウム0.10重量部を
それぞれ混合した、表5に記載の配合割合でタンブラー
ミキサーに入れ、10分間混合したのち、実施例1〜4
に準拠して溶融混練しペレタイズした。実施各例で得ら
れたペレットを用いて、プルオープン性、熱変形温度、
金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度の評価を行っ
た。その結果を実施例17〜24を表4に、実施例25
〜27を表5に示した。
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】実施例28 ポリプロピレン共重合体樹脂としてメルトフローレート
(230℃ 21.18N)3g/10分、エチレン量
9%、ランダムコポリマー含有割合19%、密度0.9
01g/cm3 のプロピレン−エチレンブロック共重合
体ペレット(PP樹脂7)100重量部、ポリエチレン
樹脂としてメルトフローレート(190℃ 21.18
N)20g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)60重量部に
滑剤としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.
30重量部、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)0.0
5重量部、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−
ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタン(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤
としてステアリン酸カルシウム0.10重量部を混合し
た。
【0030】実施例29 ポリプロピレン共重合体樹脂としてメルトフローレート
(230℃ 21.18N)100g/10分、エチレ
ン量9%、ランダムコポリマー含有割合19%、密度
0.901g/cm3 のプロピレン−エチレンブロック
共重合体ペレット(PP樹脂8)100重量部、ポリエ
チレン樹脂としてメルトフローレート(190℃ 2
1.18N)20g/10分、密度0.920g/cm
3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)60
重量部に滑剤としてグリセリンモノステアレート(滑剤
A)0.30重量部、酸化防止剤としてトリス(2,4
−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸
防)0.05重量部、テトラキス[メチレン−3−
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防A)0.05
重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム0.10
重量部を混合した。
【0031】実施例30,31 ポリプロピレン共重合体樹脂としてメルトフローレート
(230℃ 21.18N)50g/10分、エチレン
量9%、ランダムコポリマー含有割合19%、密度0.
901g/cm3 のプロピレン−エチレンブロック共重
合体ペレット(PP樹脂1)100重量部に実施例30
では、ポリエチレン樹脂としてメルトフローレート(1
90℃ 21.18N)5g/10分、密度0.920
g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂
2)60重量部、実施例31ではポリエチレン樹脂とし
てメルトフローレート(190℃ 21.18N)50
g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂(PE樹脂3)60重量部にそれぞれ
滑剤としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.
30重量部、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)0.0
5重量部、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−
ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタン(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤
としてステアリン酸カルシウム0.10重量部を混合し
た。表5に記載の配合割合でタンブラーミキサーに入
れ、10分間混合したのち、実施例1〜4に準拠して溶
融混練しペレタイズした。実施各例で得られたペレット
を用いて、プルオープン性、熱変形温度、金型離形性、
ヒンジキャップヒネリ強度の評価を行った。その結果を
まとめて表5に示した。
【0032】比較例9〜19 実施効果を明らかにするために比較例9〜19の試験を
行った。ペレット化は表6および表7に記載の配合割合
でタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、
比較例1〜4に準拠して溶融混練しペレタイズした。比
較例9、10はポリプロピレン共重合体樹脂としてメル
トフローレート(230℃ 21.18N)50g/1
0分、エチレン量9%、ランダムコポリマー含有割合1
9%、密度0.901g/cm3 のプロピレン−エチレ
ンブロック共重合体ペレット(PP樹脂1)100重量
部を使用した。更に比較例9では、ポリエチレン樹脂と
してメルトフローレート(190℃21.18N)20
g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)15重量部、比較例1
0では、ポリエチレン樹脂としてメルトフローレート
(190℃ 21.18N)20g/10分、密度0.
920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(P
E樹脂1)150重量部を使用し、また、それぞれ滑剤
としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.30
重量部、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブ
チルフェニル)フォスファイト(リン酸防)0.05重
量部、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−
t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト]メタン(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤とし
てステアリン酸カルシウム0.10重量部を混合した。
比較例11、12では、ポリプロピレン共重合体樹脂と
して、メルトフローレート(230℃ 21.18N)
30g/10分、エチレン量2.6%、密度0.900
g/cm3 のプロピレン−エチレンランダム共重合体ペ
レット(PP樹脂2)100重量部を使用した。更に比
較例11ではポリエチレン樹脂としてメルトフローレー
ト(190℃21.18N)20g/10分、密度0.
920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(P
E樹脂1)15重量部、比較例12では、ポリエチレン
樹脂としてメルトフローレート(190℃ 21.18
N)20g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)150重量部
を使用した。また、それぞれ滑剤としてグリセリンモノ
ステアレート(滑剤A)0.30重量部、酸化防止剤と
してトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォス
ファイト(リン酸防)0.05重量部、テトラキス[メ
チレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防
A)0.05重量部、中和剤としてステアリン酸カルシ
ウム0.10重量部を混合した。比較例13,14で
は、ポリプロピレン共重合体樹脂として、メルトフロー
レート(230℃ 21.18N)10g/10分、エ
チレン量5.2%、密度0.900g/cm3 のプロピ
レン−エチレンランダム共重合体ペレット(PP樹脂
3)100重量部を使用した。更に、比較例13ではポ
リエチレン樹脂としてメルトフローレート(190℃2
1.18N)20g/10分、密度0.920g/cm
3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)15
重量部、比較例14では、ポリエチレン樹脂としてメル
トフローレート(190℃ 21.18N)20g/1
0分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエ
チレン樹脂(PE樹脂1)150重量部を使用した。ま
た、それぞれ滑剤としてグリセリンモノステアレート
(滑剤A)0.30重量部、酸化防止剤としてトリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト
(リン酸防)0.05重量部、テトラキス[メチレン−
3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防A)0.
05重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム0.
10重量部を混合した。比較例15,16では、ポリプ
ロピレン共重合体樹脂として、メルトフローレート(2
30℃ 21.18N)30g/10分、エチレン量
4.5%、ブテン−1量2.7%、密度0.900g/
cm3 のプロピレン−エチレン−ブテン−1のランダム
共重合体ペレット(PP樹脂4)100重量部を使用し
た。更に、比較例15ではポリエチレン樹脂としてメル
トフローレート(190℃21.18N)20g/10
分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(PE樹脂1)15重量部、比較例16では、
ポリエチレン樹脂としてメルトフローレート(190℃
21.18N)20g/10分、密度0.920g/
cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)
150重量部を使用した。また、それぞれ滑剤としてグ
リセリンモノステアレート(滑剤A)0.30重量部、
酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル)フォスファイト(リン酸防)0.05重量部、テ
トラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチ
ル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタ
ン(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤としてステア
リン酸カルシウム0.10重量部を混合した。そして表
6に記載の配合割合でタンブラーミキサーに入れ、10
分間混合したのち、実施例1〜4に準拠して溶融混練し
ペレタイズした。以上の比較各例で得られたペレットを
用いて、プルオープン性、熱変形温度、金型離形性、ヒ
ンジキャップヒネリ強度の評価を行った。その結果をま
とめて表6に示した。
【0033】
【表6】
【0034】比較例17〜19 比較例17ではポリプロピレン樹脂として、メルトフロ
ーレート(230℃21.18N)25g/10分、密
度0.901g/cm3 のプロピレン単独重合体ペレッ
ト(PP樹脂5)100重量部にポリエチレン樹脂とし
てメルトフローレート(190℃ 21.18N)20
g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)150重量部を使用し
た。また、比較例18はメルトフローレート(230℃
21.18N)50g/10分、エチレン量6%、ラ
ンダムコポリマー含有割合12%、密度0.901g/
cm3 のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレッ
ト(PP樹脂6)100重量部にポリエチレン樹脂とし
てメルトフローレート(190℃ 21.18N)20
g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)150重量部を使用し
た。また両比較例のそれぞれに酸化防止剤としてトリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト
(リン酸防)0.05重量部、テトラキス[メチレン−
3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防A)0.
05重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウム0.
10重量部を混合した。比較例19ではメルトフローレ
ート(190℃ 21.18N)20g/10分、密度
0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
(PE樹脂1)100重量部を単独で使用し、酸化防止
剤としてn−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート
(フェ酸防B)0.03重量部、中和剤としてステアリ
ン酸カルシウム0.10重量部を混合した後、実施例1
〜4に準拠して溶融混練しペレタイズした。比較各例で
得られたペレットを用いて、プルオープン性、熱変形温
度、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度の評価を行
った。その結果をまとめて表7に示した。
【0035】実施例32、33 実施例32、33ではポリプロピレン共重合体樹脂とし
て、メルトフローレート(230℃ 21.18N)3
0g/10分、エチレン量2.6%、密度0.900g
/cm3 のプロピレン−エチレンランダム共重合体ペレ
ット(PP樹脂2)100重量部を使用した。更に実施
例32ではポリエチレン樹脂としてメルトフローレート
(190℃21.18N)20g/10分、密度0.9
20g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE
樹脂1)25重量部、透明化剤の1,3,2,4−ジ−
(パラメチルベンジリデン)ソルビトール0.30重量
部を使用した。また、実施例33では、ポリエチレン樹
脂としてメルトフローレート(190℃ 21.18
N)20g/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)100重量
部、透明化剤の1,3,2,4−ジ−(パラメチルベン
ジリデン)ソルビトール0.30重量部にそれぞれ滑剤
としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.30
重量部を使用した。酸化防止剤としてトリス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)
0.05重量部、テトラキス[メチレン−3−(3’,
5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート]メタン(フェ酸防A)0.05重量部、
中和剤としてステアリン酸カルシウム0.10重量部を
混合した。表7に記載の配合割合でタンブラーミキサー
に入れ、10分間混合したのち、実施例1〜4に準拠し
て溶融混練しペレタイズした。実施各例で得られたペレ
ットを用いて、プルオープン性、熱変形温度、金型離形
性、ヒンジキャップヒネリ強度の評価を行った。その結
果をまとめて表7に示した。
【0036】実施例34〜36 本発明の樹脂組成物に1,3−ビス(t−ブチルパーオ
キシイソプロピル)ベンゼン(POX1)を混合した。
実施例34ではポリプロピレン共重合体樹脂として、メ
ルトフローレート(230℃ 21.18N)10g/
10分、エチレン量5.2%、密度0.900g/cm
3 のプロピレン−エチレンランダム共重合体ペレット
(PP樹脂3)100重量部にポリエチレン樹脂として
メルトフローレート(190℃ 21.18N)20g
/10分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポ
リエチレン樹脂(PE樹脂1)60重量部を混合した。
更に滑剤としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)
0.30重量部、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ
−t−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)
0.05重量部、テトラキス[メチレン−3−(3’,
5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート]メタン(フェ酸防A)0.05重量部、
中和剤としてステアリン酸カルシウム0.10重量部さ
らに1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン(POX1)0.02重量部を混合した。
実施例35ではポリプロピレン共重合体樹脂として、メ
ルトフローレート(230℃ 21.18N)30g/
10分、エチレン量4.5%、ブテン−1量2.7%、
密度0.900g/cm3 のプロピレン−エチレンラン
ダム共重合体ペレット(PP樹脂4)100重量部にポ
リエチレン樹脂としてメルトフローレート(190℃
21.18N)20g/10分、密度0.920g/c
m3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)6
0重量部を混合した。更に滑剤としてグリセリンモノス
テアレート(滑剤A)0.30重量部、酸化防止剤とし
てトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスフ
ァイト(リン酸防)0.05重量部、テトラキス[メチ
レン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート]メタン(フェ酸防
A)0.05重量部、中和剤としてステアリン酸カルシ
ウム0.10重量部さらに1,3−ビス(t−ブチルパ
ーオキシイソプロピル)ベンゼン(POX1)0.02
重量部を混合した。実施例36ではポリプロピレン共重
合体樹脂として、メルトフローレート(230℃ 2
1.18N)3g/10分、エチレン量9%、ランダム
コポリマー含有割合19%、密度0.901g/cm3
のプロピレン−エチレンブロック共重合体ペレット(P
P樹脂7)100重量部にポリエチレン樹脂としてメル
トフローレート(190℃ 21.18N)20g/1
0分、密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポリエ
チレン樹脂(PE樹脂1)60重量部を混合した。更に
滑剤としてグリセリンモノステアレート(滑剤A)0.
30重量部、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイト(リン酸防)0.0
5重量部、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−
ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタン(フェ酸防A)0.05重量部、中和剤
としてステアリン酸カルシウム0.10重量部さらに
1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベ
ンゼン(POX1)0.02重量部を混合した。実施例
34〜36の各混合物を表7に記載の配合割合でそれぞ
れタンブラーミキサーに入れ、10分間混合したのち、
実施例1〜4に準拠して溶融混練しペレタイズした。実
施各例で得られたペレットを用いて、プルオープン性、
熱変形温度、金型離形性、ヒンジキャップヒネリ強度の
評価を行った。その結果をまとめて表7に示した。
【0037】
【表7】
【0038】表1、表2から明らかなように、本発明の
ポリプロピレン共重合体樹脂組成物を用いた実施例1、
2、5、6および9、10、13、14で得られたプル
オープンキャップは、良好なプルオープン性、熱変形温
度およびヒンジキャップヒネリ強度を示し、実施例3、
4、7、8および11、12、15、16で得られたプ
ルオープンキャップは良好なプルオープン性、熱変形温
度、ヒンジキャップヒネリ強度と優れた金型離形性を示
す。表3に示す本発明の範囲からはずれたポリプロピレ
ン樹脂単独重合体、エチレン量が8重量部未満、ランダ
ムコポリマー部含有割合が18%未満のポリプロピレン
共重合体樹脂のプロピレン−エチレンブロックコポリマ
ーを使用した比較例1〜8の樹脂組成物で得られたプル
オープンキャップはヒンジキャップヒネリ強度は良好で
あるがプルオープン性、熱変形温度、金型離形性のいず
れか一つ以上の項目が不良である。表4の実施例17〜
20で示すようにプルオープンキャップの樹脂組成物が
本発明の範囲内で且つ、滑剤の混合量も本発明の範囲内
であればプルオープン性、熱変形温度、金型離形性、ヒ
ンジキャップヒネリ強度の優れたプルオープンキャップ
が得られる。又、表4、表5の実施例21〜27で示す
ようにプルオープンキャップの樹脂組成物が本発明の範
囲内であり、本発明で示す滑剤を使用すれば単独使用で
も混合使用でも効果が変わることはなく優れた金型離形
性が得られる。また表5の実施例28、29に示す通り
ブロックコポリマーの樹脂組成およびメルトフローレー
トが本発明の範囲内であればその効果が損なわれること
はなく、実施例30、31で示すように直鎖状低密度ポ
リエチレン樹脂のメルトフローレートが本発明の範囲内
であれば実施例3、4と同様に優れたプルオープンキャ
ップが得られる。表6、表7の比較例9〜18で示すよ
うに本発明のポリプロピレン共重合体樹脂を使用しても
直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹脂1)の添加量
が本発明の範囲外であればプルオープン性、熱変形温度
のいずれかの項目が不良になり優れたプルオープンキャ
ップは得られず、また、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
(PE樹脂1)が本発明の添加量を越えた場合はヒンジ
キャップヒネリ強度も低下する。表7の比較例19で示
されるように、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(PE樹
脂1)単独使用ではプルオープン性、金型離形性は良好
であるが熱変形温度、ヒンジキャップヒネリ強度が不良
である。表7の実施例32、33では本発明のプルオー
プンキャップの樹脂組成物にソルビトール系透明化剤
1,3,2,4−ジ−(パラメチルベンジリデン)ソル
ビトールを混合しているが、樹脂組成物が本発明の範囲
内であればその効果が損なわれることはなく、良好なプ
ルオープン性、熱変形温度、ヒンジキャップヒネリ強度
と優れた金型離形性が得られた。また、表7の実施例3
4〜36では本発明のプルオープンキャップの樹脂組成
物に1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン(POX1)を混合しているが、樹脂組成
物が本発明の範囲内であればその効果が損なわれること
はなく、良好なプルオープン性、熱変形温度、ヒンジキ
ャップヒネリ強度と優れた金型離形性が得られることが
確認された。
【0039】以上の記述から明らかなように、本発明の
ポリプロピレン共重合体樹脂を母材としたプルオープン
キャップは良好なプルオープン性,熱変形温度,金型離
形性およびヒンジキャップ一体キャップとした場合、良
好なヒネリ強度を有するキャップで点滴容器などの医療
用をはじめとして料理酒、サラダ油、ゴマ油などの食用
油、醤油、ソース、酢、ミリン、ポンズ、各種ドレッシ
ング、果実飲料などの食品用のプルオープン性を有する
プルオープンキャップ、あるいはプルオープン−ヒンジ
キャップの一体キャップに好適に使用することができ
る。
【0040】
【発明の効果】上述したように本発明のポリプロピレン
共重合体樹脂を母材としたプルオープンキャップは、プ
ルオープン性、熱変形温度、金型離形性およびヒンジキ
ャップとの一体化キャップとした場合のヒネリ強度が著
しく向上したキャップになるので、特定用途における実
用上の価値は大である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メルトフローレート(230℃ 21.
    18N)3〜100g/10分のポリプロピレン共重合
    体樹脂100重量部、メルトフローレート(190℃
    21.18N)5〜50g/10分、密度0.910〜
    0.930g/cm3 の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
    25〜100重量部からなり、かつ、熱変形温度(樹脂
    組成物の射出成形品をJISK7207により荷重0.
    45MPaで測定した値)が70℃以上である樹脂組成
    物を射出成形してなるプルオープンキャップ。
  2. 【請求項2】 ポリプロピレン共重合体樹脂が、プロピ
    レン−エチレンのブロック共重合体であり、エチレン量
    が8〜15重量%でブロックコポリマー中のランダムコ
    ポリマー部含有割合が18〜30%、密度が0.895
    〜0.910g/cm3 である請求項1記載のプルオー
    プンキャップ。
  3. 【請求項3】 ポリプロピレン共重合体樹脂が、プロピ
    レン−エチレンのランダム共重合体であり、エチレン量
    が2.5〜5.5重量%、密度が0.895〜0.91
    0g/cm3 である請求項1記載のプルオープンキャッ
    プ。
  4. 【請求項4】 ポリプロピレン共重合体樹脂が、プロピ
    レン−エチレン−ブテン−1のランダム共重合体であ
    り、エチレン量が2.5〜5.5重量%、ブテン−1量
    が1.0〜3.0重量%、密度が0.895〜0.91
    0g/cm3 である請求項1記載のプルオープンキャッ
    プ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の樹脂組成物に更に、
    1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベ
    ンゼンあるいは2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(t−
    ブチルパーオキシ)ヘキサンを添加した樹脂組成物を射
    出成形してなる事を特徴とするプルオープンキャップ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の樹脂組成物に更に滑剤
    として脂肪酸エステル類、脂肪族アルコール類、脂肪酸
    ジアルカノールアミド類、脂肪族ジアルカノールアミン
    類若しくは高級脂肪酸アマイド類を0.10〜1.00
    重量部添加した樹脂組成物を射出成形してなる事を特徴
    とするプルオープンキャップ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1項記載の樹脂組
    成物を射出成形してなる成形品をポリプロピレン樹脂容
    器の開口部に超音波接着若しくは熱溶着してなるプルオ
    ープンキャップ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6の何れか1項記載の樹脂組
    成物を射出成形してなる事を特徴とするプルオープンキ
    ャップ−ヒンジキャップの一体キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255319A (ja) * 2007-03-12 2008-10-23 Japan Polypropylene Corp プロピレン樹脂組成物およびその成形品
WO2022030330A1 (ja) * 2020-08-06 2022-02-10 凸版印刷株式会社 射出成形体及びその製造方法並びにヒンジキャップ及びタンパーエビデンスキャップ

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