JPH10278616A - 作業機の変速操作装置 - Google Patents

作業機の変速操作装置

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JPH10278616A
JPH10278616A JP9090496A JP9049697A JPH10278616A JP H10278616 A JPH10278616 A JP H10278616A JP 9090496 A JP9090496 A JP 9090496A JP 9049697 A JP9049697 A JP 9049697A JP H10278616 A JPH10278616 A JP H10278616A
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JP
Japan
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lever
shift
speed change
steering
hydraulic
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Application number
JP9090496A
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English (en)
Inventor
Shiro Okuda
史郎 奥田
Takuji Segawa
卓二 瀬川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変容量型の油圧ポンプと可変容量型の油圧
モータとを備えた静油圧式無段変速装置に対する変速操
作性を向上する。 【解決手段】 可変容量型の油圧ポンプPと可変容量型
の油圧モータMとを備えた静油圧式無段変速装置Hを走
行変速装置として設けてある作業機において、一本の変
速操作レバー31を設け、前記油圧ポンプPの容量変更
用レバー90を前記変速操作レバー31にその変速操作
レバー31の操作範囲の全域において連動させる第1連
動機構41を設け、前記油圧モータMの容量変更用レバ
ー92を前記変速操作レバー31にその変速操作レバー
31の操作範囲のうち高速域でのみ連動させる第2連動
機構93を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変容量型の油圧
ポンプと可変容量型の油圧モータとを備えた静油圧式無
段変速装置を走行変速装置として設けてあるコンバイン
など作業機の変速操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可変容量型の油圧ポンプと可変容量型の
油圧モータとを備えた静油圧式無段変速装置を走行変速
装置として設けてあるコンバインなど作業機には、油圧
ポンプを主変速装置とし、油圧モータを副変速装置とし
て、副変速装置を低速側に変速操作した状態で主変速装
置を変速操作することにより低速域での走行変速を行
い、副変速装置を高速側に変速操作した状態で主変速装
置を変速操作することにより高速域での走行変速を行う
ものがある。
【0003】そして、主変速装置と副変速装置とを変速
操作するに、従来では、主変速装置に対する主変速操作
レバーと副変速装置に対する副変速操作レバーとを設け
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、主変速装置、副変速装置のいずれを変
速操作する場合にも、変速操作レバーの選択を強いられ
て、変速操作にまごつき易く、操作性の面で改善の余地
があった。
【0005】本発明の目的は、可変容量型の油圧ポンプ
と可変容量型の油圧モータとを備えた静油圧式無段変速
装置に対する変速操作性を向上する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0007】〔特徴〕可変容量型の油圧ポンプと可変容
量型の油圧モータとを備えた静油圧式無段変速装置を走
行変速装置として設けてある作業機において、一本の変
速操作レバーを設け、前記油圧ポンプの容量変更用レバ
ーを前記変速操作レバーにその変速操作レバーの操作範
囲の全域において連動させる第1連動機構を設け、前記
油圧モータの容量変更用レバーを前記変速操作レバーに
その変速操作レバーの操作範囲のうち高速域でのみ連動
させる第2連動機構を設けてある点にある。
【0008】〔作用〕本第1発明によるときは、第1連
動機構を設けて、油圧ポンプの容量変更用レバーを変速
操作レバーにその変速操作レバーの操作範囲の全域にお
いて連動させ、第2連動機構を設けて、油圧モータの容
量変更用レバーを前記変速操作レバーにその変速操作レ
バーの操作範囲のうち高速域でのみ変速操作レバーの高
速側への移動により容量変更用レバーが高速側に可逆的
に作動する状態で連動させるようにしてあるから、変速
操作レバーを中低速域で操作することにより、油圧モー
タを低速側に作動させた状態を維持して油圧ポンプの容
量を変更することによる中低速域での走行変速を行える
一方、変速操作レバーを高速域で操作することにより、
油圧モータを高速側に作動させて油圧ポンプの容量を変
更することによる高速域での走行変速を行える。
【0009】〔効果〕従って、本第1発明によれば、一
本の変速操作レバーの変速操作により、中低速域での走
行変速と、高速域での走行変速とを行えて、変速する
際、変速操作レバーの選択が不要で、変速操作の操作性
を向上できるようになった。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係る作業機の一
例としての全稈投入型コンバインの全体側面が、また、
図2にその平面がそれぞれ示されている。このコンバイ
ンは、左右一対のクローラ走行装置2L,2Rを備えた
本機1にキャビン付きの操縦部3、エンジン4を収容し
た原動部5、軸流型の脱穀装置6、および、穀粒タンク
7を搭載するとともに、この本機1の前部に刈取り前処
理部8を昇降駆動自在に連結して構成されている。
【0011】刈取り前処理部8は、バリカン型の刈取り
装置9、刈取り穀稈を刈り幅中間に集めるオーガ10、
集めた穀稈を脱穀装置6に供給するフィードコンベア1
1、等を備えており、フィードコンベア11の基端Xを
中心にして油圧シリンダ12によって刈取り前処理部8
全体が上下に揺動駆動されるように本機1に連結されて
いる。また、この刈取り前処理部8の前側上部には、植
立穀稈を後方に掻き込み起立させるように回転駆動され
る掻き込みリール13が付設されている。そして、前端
に掻き込みリール13を横水平に支架したリール支持ア
ーム14が、油圧シリンダ15により上下揺動自在、か
つ、油圧シリンダ16により伸縮自在に構成されてお
り、これら油圧シリンダ15,16によって掻き込みリ
ール13の上下位置および前後位置を任意に調節できる
ように構成されている。
【0012】前記操縦部3には、図4,図7に示すよう
に、運転座席17、その前部に立設された操作塔18、
運転座席17の左側に配備された操作盤19が設けら
れ、これらがキャビン20によって覆われている。
【0013】キャビン20のフロントガラス20aは、
図3に示すように、床面から天井まで全面透視可能に構
成されており、このフロントガラス20aの下部前方の
見通しを妨げないように、前記操作塔18は両脚の間に
入る程度に幅狭く構成されている。また、操作塔18
は、図5,図6に示すように、床面上の固定ベース21
に対して支点Yを中心に前後に揺動調節可能に支持され
た、いわゆるチルトハンドル構造になっており、フロン
トガラス20aに作用するワイパー22の駆動部23が
固定ベース21に備えられている。そして、図4〜図7
に示すように、この操作塔18の上面には、回転式のス
テアリングハンドル24が備えられるとともに、操作塔
18の左側面の上下にはハンドアクセルレバー25、走
行停止用ペダル26、このペダル26を踏み込み位置で
固定する駐車ロックレバー27が備えられ、操作塔18
の右側面には、掻き込みリール13に対するリール操作
レバー28、操作塔18を任意のチルト角に固定するチ
ルトレバー29、キースイッチ30が備えられている。
また、操作盤19には、走行変速を行う変速操作レバー
31の他に、脱穀装置6への動力を断続する脱穀クラッ
チレバー33、刈取り前処理部7への動力を断続する刈
取りクラッチレバー34、各種の操作スイッチ類、計器
類、などが備えられている。
【0014】前記変速操作レバー31は、左右向き軸芯
周りに前後揺動自在に支持されている。
【0015】図3に、伝動系の概略が示されている。エ
ンジン4の出力は二系統に分岐され、一方の伝動系で脱
穀装置6と刈取り前処理部8が駆動され、他方の伝動系
で左右のクローラ走行装置2L,2Rが駆動される。
【0016】つまり、分岐されたエンジン出力の一部は
脱穀装置6に伝達され、そこで更に分岐されてフィード
コンベア11の基端軸11aに伝達されるとともに、基
端軸11aを経てカウンター軸35に伝達され、このカ
ウンター軸35からベルト無段変速式のリール変速機構
36を介して掻き込みリール13の駆動軸13aに動力
伝達されるとともに、カウンター軸35から分岐した動
力で刈取り装置9とオーガ10が駆動されるようになっ
ている。そして、前記リール変速機構36は、電動シリ
ンダなどのアクチュエータ37によって変速操作される
ようになっている。
【0017】左右のクローラ走行装置2L,2Rはそれ
ぞれ独立的に静油圧式無段変速装置(HST)H(以下
左右のものを区別するためにHL,HRと記載する。)
で駆動されるようになっている。各静油圧式無段変速装
置HL,HRは、エンジン出力で駆動されるアキシャル
プランジャ式可変容量型の一対の油圧ポンプP(以下左
右のものを区別するためPL,PRと記載する。)と、
これらそれぞれに連通接続されたアキシャルプランジャ
式可変容量型の油圧モータM(同様に、左右のものを区
別するために以下ML,MRと記載する。)とからな
り、各油圧モータML,MRの出力が減速ケース38
L,38Rを介して各クローラ走行装置2L,2Rの駆
動輪39L,39Rに伝達されるようになっている。
【0018】そして、前記変速操作レバー31の左右向
き軸芯周りでの前後揺動操作によって各油圧ポンプP
L,PRの斜板の角度を変更して油圧ポンプPL,PR
からの圧油吐出方向および圧油吐出量を調節することで
無段の前後進主変速を行い、油圧モータML,MRの斜
板の角度を変更してモータ容量を調節することにより無
段の副変速を行うように構成されている。つまり、油圧
ポンプPL,PRが主変速装置であり、油圧モータM
L,MRが副変速装置である。
【0019】また、前記ステアリングハンドル24を左
右に回動操作することで、両油圧ポンプPL,PRから
の圧油吐出状態に差異をつけて左右油圧モータML,M
Rに速度差に与えて機体操向を行うようになっており、
前記変速操作レバー31およびステアリングハンドル2
4と油圧ポンプPL,PRに備えた斜板角変更用の変速
操作軸(トラニオン軸)40L,40Rに固着の容量変
更用レバー90(以下左右のものを区別するために90
L,90Rと記載する。)とを連係する変速操向操作機
構41が床面下方に固定配備されている。この変速操向
操作機構41が、前記容量変更用レバー90L,90R
を変速操作レバー31にその変速操作レバー31の操作
範囲の全域において連動させる第1連動機構である。
【0020】以下、前記変速操向操作機構41の構造を
図9〜図14に基づいて説明する。
【0021】変速操向操作機構41のケース42には、
主変速操作軸43が左右水平に支承され、この主変速操
作軸43の一端と変速操作レバー31の基部部材31b
とが、操作リンク機構44を介して連動連結され、変速
操作レバー31の前後揺動に連動して主変速操作軸43
が回転操作されるようになっている。
【0022】主変速操作軸43と、これに並行にケース
に支架したガイド軸45に亘って、左右一対のスライド
部材46L,46Rが左右に平行スライド可能に外嵌装
着されるとともに、主変速操作軸43にスプライン外嵌
装着された左右一対の操作アーム47L,47Rが各ス
ライド部材46L,46Rの外側部位に位置させて配備
され、主変速操作軸43に外嵌装着した圧縮コイルバネ
48によって左右の操作アーム47L,47Rおよびス
ライド部材46L,46Rがそれぞれ中央側にスライド
付勢されている。そして、各スライド部材46L,46
Rがケース42に固定されたストッパ49に接当して、
その中央側へのスライド限界が規制されている。
【0023】各スライド部材46L,46Rの下部には
前後向きの支点Z1 ,Z2 周りに天秤状に回動自在に横
長のステアリングカム50L,50Rが連結され、この
ステアリングカム50L,50Rと前記操作アーム47
L,47Rとがロッド51で連動連結されている。ま
た、ケース42の前壁42aには、左右一対のステアリ
ングアーム52L,52Rがステアリング操作軸53
L,53Rを介して回動自在に取付けられるとともに、
各ステアリングアーム52L,52Rの遊端に備えたロ
ーラ54が、各ステアリングカム50L,50Rに形成
されたカム溝55に係入されている。そして、左右のス
テアリング操作軸53L,53Rがリンク機構56L,
56Rを介して前記油圧ポンプPL,PRの変速操作軸
40L,40Rにそれぞれ各別に連動連結されている。
【0024】また、左右のスライド部材46L,46R
の間には、前記主変速操作軸43とガイド軸45に亘っ
てスライド自在に外嵌されたシフト部材57が配備さ
れ、このシフト部材57の下部にラックギヤ58が固設
されるとともに、ケース2の上下壁に亘って支架した縦
回転軸59に、前記ラックギヤ58に咬合するピニオン
ギヤ60が備えられている。前記縦回転軸59とステア
リングハンドル24から下方に延出されたハンドル軸6
1とがジョイント70を介して連結され、ステアリング
ハンドル24の左右への回動操作に伴う縦回転軸59の
正または逆回動によってシフト部材57が左または右に
シフト操作され、これに伴ってスライド部材46L,4
6Rの内の一方が圧縮コイルバネ48に抗して外方にス
ライド操作されるようになっている。
【0025】次に、前記変速操向操作機構41の作動に
ついて、図14および図15〜図19に基づいて説明す
る。
【0026】〔中立停止〕図14,図15は、ステアリ
ングハンドル24を直進位置に、かつ、変速操作レバー
31を中立位置Nにそれぞれ操作位置させた状態が示さ
れている。この状態では、操作アーム47L,47Rが
共に前向き水平姿勢にあり、左右のステアリングカム5
0L,50Rはそれぞれ水平にあり、両油圧ポンプP
L,PRはそれぞれ中立となる。この場合、ステアリン
グハンドル24を左右に回動操作しても、両油圧ポンプ
PL,PRが操作されることはない。例えば、図14,
図15の状態でステアリングハンドル24を左方に回動
操作すると、ラック・ピニオン作動によってシフト部材
57が図14中のa方向にシフト操作され、左側の油圧
ポンプPLに対応するスライド部材46Lと操作アーム
47Lとが圧縮コイルバネ48に抗して外側にスライド
操作され、これに伴ってステアリングカム50Lも同方
向に水平シフト操作される。この際、ステアリングカム
50Lが水平姿勢であるために、このステアリングカム
50Lのカム溝55にローラ54を介して係合されたス
テアリングアーム52Lは、水平姿勢のカム溝55内で
ローラ54が移動してその係合位置を変えるだけとな
り、ステアリングアーム52Lが回動操作されることは
ない。従って、変速操作レバー31を中立位置Nに操作
位置させた状態では、ステアリングハンドル24を左右
に回動操作しても左右の油圧ポンプPL,PRはそれぞ
れ中立位置に維持される。
【0027】〔直進前進〕ステアリングハンドル24が
直進位置にある状態で変速操作レバー31を中立位置N
から前進側に操作すると、図16に示すように、左右の
スライド部材46L,46Rがストッパ49によって位
置規制された中立位置にある状態で、主変速操作軸43
が図14中のf方向に回動操作され、左右の操作アーム
47L,47Rが共に同方向に同量だけ揺動操作され
る。これによって左右のステアリングカム50L,50
Rが各支点Z1 ,Z2 周りに同角度だけ回動操作され、
これに係合されているステアリングアーム52L,52
Rが揺動操作されてステアリング操作軸53L,53R
が同量回動操作される。これによって両油圧ポンプP
L,PRの変速操作軸40L,40Rが前進側に同量づ
つ操作され、左右のクローラ走行装置2L,2Rが同速
で正転駆動され、本機1が直進前進する。
【0028】なお、図8に示すように、ステアリングハ
ンドル24が直進位置にあると、前記ハンドル軸61の
下部に備えた山形の突起62が操作塔18に取付けられ
たスイッチ63に接触操作して、操作塔18の上面に備
えた直進表示ランプ(直進表示手段)64を点灯作動さ
せるように構成されており、この直進表示ランプ64の
点灯を視認することで直進状態にあることを容易に認識
することができるようになっている。
【0029】また、左右のステアリング操作軸53L,
53Rと油圧ポンプPL,PRの変速操作軸40L,4
0Rとを連動連結するリンク機構56L,56Rにおい
て、変速範囲調整と直進調整とを行うようになってい
る。つまり、図9に示すように、ステアリング操作軸5
3L,53Rに設けたアーム65L,65Rと連係ロッ
ド66L,66Rとがアーム長手方向に沿う長孔67
L,67Rを介して連係されており、この連係位置を調
整することで、ステアリング操作軸53L,53Rの回
動に対する変速操作軸40L,40Rの回動範囲の調
整、つまり変速範囲の調整が可能となっている。また、
図10に示すように、油圧ポンプPL,PRの変速操作
軸40L,40Rに連動連結される連係ロッド68L,
68Rにターンバックル69L,69Rがそれぞれ備え
られ、この連係ロッド68L,68Rを伸縮調整して、
直進操作状態における両油圧ポンプPL,PRの吐出油
量の差異を無くすことで直進性を確保することができる
ようになっているのである。
【0030】〔直進後進〕ステアリングハンドル24が
直進位置にある状態で変速操作レバー31を中立位置N
から後進側に操作すると、図17に示すように、左右の
スライド部材46L,46Rがストッパ49によって位
置規制された中立位置にある状態で、主変速操作軸43
が図14中のr方向に回動操作され、左右の操作アーム
47L,47Rが共に同方向に同量だけ揺動操作され
る。これによって左右のステアリングカム50L,50
Rが支点Z1 ,Z2 周りに同角度だけ回動操作され、こ
れに係合されているステアリングアーム52L,52R
が揺動操作されてステアリング操作軸53L,53Rが
同量回動操作される。これによって両油圧ポンプPL,
PRの変速操作軸40L,40Rが逆転側に同量づつ操
作され、左右のクローラ走行装置2L,2Rが同速で逆
転駆動され、本機1が直進後進する。
【0031】〔前進旋回〕上記した直進前進からステア
リングハンドル24を、例えば左方に回動操作すると、
ラック・ピニオン作動によってシフト部材57が図14
中のa方向にシフト操作され、左側の油圧ポンプPLに
対応するスライド部材46Lと操作アーム47Lとが圧
縮コイルバネ48に抗して外側にスライド操作される。
これに伴って図18に示すように、スライド部材46L
のスライド変位に伴ってステアリングカム50Lがa方
向に移動操作されるが、この際、ステアリングカム50
Lは傾斜姿勢に回動されているので、傾斜したカム溝5
5にローラ54を介して係合されているステアリングア
ーム52Lは相対的に水平姿勢側に回動操作される。つ
まり、左側の油圧ポンプPLのみが中立側に操作され、
左右クローラ走行装置2L,2Rに速度差がもたらされ
て本機1が左方に旋回してゆく。そして、ステアリング
ハンドル24を左方に回動操作する程、左側の油圧ポン
プPLの中立側への操作量が多くなり、左右クローラ走
行装置2L,2Rの速度差が大きくなって機体旋回力が
次第に大きくなってゆく。また、左側の油圧ポンプPL
が完全に中立にまで操作されると、左側のクローラ走行
装置2Lを停止して右側のクローラ走行装置2Rのみを
正転駆動しての旋回、いわゆる信地旋回状態となる。そ
して、更にステアリングハンドル24を左方に大きく回
動操作すると、ステアリングアーム52Lのローラ54
が支点Z2 を越えて反対側に相対移動することになり、
ステアリングアーム52Lは水平姿勢を越えて反対方向
に回動操作され、左側の油圧ポンプPLが逆転側に操作
されることになる。つまり、左側のクローラ走行装置2
Lを逆転して右側のクローラ走行装置2Rを正転駆動し
ての急旋回、いわゆる超信地旋回状態がもたらされる。
【0032】〔後進旋回〕上記した直進後進からステア
リングハンドル24を例えば左方に回動操作すると、前
進旋回の場合と同様に、左側のクローラ走行装置2Lの
油圧ポンプPLのみが中立側に向けて方向に操作され、
大きい旋回操作が加えられると油圧ポンプPLが中立ま
で、あるいは中立を越えて正転側にまで操作され、信地
旋回状態や超信地旋回状態による左方旋回がもたらされ
るのである。
【0033】また、前記油圧モータML,MRに対する
変速操作機構は、図14に示すように、油圧モータM
L,MRの斜板角変更軸91(以下左右のものを区別す
るために91L,91Rと記載する。)に固着の容量変
更用レバー92(同様に左右のものを区別するために9
2L,92Rと記載する。)を前記変速操作レバー31
にその変速操作レバー31の操作範囲のうち前進高速域
でのみ変速操作レバー31の高速側への揺動に伴い高速
側に作動するように連動させる第2連動機構93を設け
て構成されている。
【0034】前記油圧モータML,MRは低速状態に付
勢されている。前記第2連動機構93は、変速操作レバ
ー31に、容量変更用レバー92L,92Rを連動連結
する連動ロッド94L,94Rを設け、この連動ロッド
94L,94Rのうち変速操作レバー31に付設の連動
ピン95L,95Rを挿通させる連動孔96L,96R
をロッド長手方向に沿った長孔に形成することで構成さ
れている。つまり、変速操作レバー31が中立位置Nを
含む前進中低速域及び後進域で揺動するときは、連動ピ
ン95L,95Rが連動孔96L,96Rに沿って移動
することで連動ロッド94L,94Rの変速操作レバー
31への連動を断って容量変更用レバー92L,92R
の変速操作レバー31への連動を断ち、変速操作レバー
31が前進高速域で揺動するときは、連動ピン95L,
95Rの連動孔96L,96R端部への係合で連動ロッ
ド94L,94Rを変速操作レバー31に連動させて容
量変更用レバー92L,92Rを変速操作レバー31に
連動させるようになっている。
【0035】従って、変速操作レバー31の前進中低速
域及び後進域での揺動では、油圧ポンプPL,PRのみ
が操作され、変速操作レバー31の前進高速域での揺動
では、油圧ポンプPL,PR及び油圧モータML,MR
がともに操作され、その結果、変速操作レバー31の揺
動に伴う前進走行速度は、図20に示すように変化す
る。つまり、変速操作レバー31の前進中低速域及び後
進域での揺動では、油圧ポンプPL,PRの容量変更の
みによる変速が行われ、変速操作レバー31の前進高速
域での揺動では、油圧ポンプPL,PRの容量変更及び
油圧モータML,MRの容量変更による変速が行われ
る。
【0036】前記減速ケース38L,38Rには、内装
バネで制動作動し、圧油供給によって制動解除するネガ
ティーブブレーキ73がそれぞれ備えられている。この
ネガティーブブレーキ73への圧油給排制御は前記制御
弁機構74を介して行われるものであり、通常は圧油が
供給されて制動解除されている。また、この制御弁機構
74には、ポンプ駆動系に設けたベルトテンション式の
走行クラッチ75を入り切り操作する油圧シリンダ76
にも接続されている。
【0037】図5に示すように、前記走行停止用ペダル
26にリンク機構77を介して連係した天秤揺動式の操
作アーム77aが、変速操作レバー31から延出された
2本の牽制ロッド78にストローク吸収用の長孔79を
介して連動連結されており、走行停止用ペダル26を踏
み込み操作すると、変速位置にある変速操作レバー31
が一方の牽制ロッド78の突き上げによって強制的に中
立に復帰させるように構成され、これによって機体が停
止するよう構成されている。
【0038】また、走行停止用ペダル26の踏み込みが
スイッチ80で検知されるようになっている。このスイ
ッチ80は前記制御弁機構74に接続されており、スイ
ッチ80によってペダル踏み込みが検知されると、走行
クラッチ75を操作する油圧シリンダ76に制御弁機構
74を介して圧油が供給され、両油圧ポンプPL,PR
の駆動が断たれるとともに、ネガティーブブレーキ73
から排油されて左右のクローラ操向装置2L,2Rに制
動がかけられる。そして、駐車ロックレバー27を操作
して走行停止用ペダル26を踏み込み位置に固定するこ
とで、左右クローラ走行装置2L,2Rを制動状態に保
持した駐車ブレーキ状態がもたらされるようになってい
る。
【0039】ここで、走行停止用ペダル26の支点Qは
固定ベース21側に位置固定状態で設けられている。つ
まり、操作塔18の左側壁面にチルト支点Yを中心とす
る円弧状の長孔81が形成され、この長孔81内に支点
Qが位置固定状態で臨設され、操作塔18が前後に角度
調節されても、支点Qが長孔81内を相対移動するだけ
であり、走行停止用ペダル26は操作塔18の左外側に
おいて位置および姿勢が変わることなく配備されてい
る。
【0040】また、図4および図14に示すように、変
速操作レバー31のグリップ31aには、中立復帰型の
一対のスイッチ操作部82,83が左右に並設されてい
る。一方のスイッチ操作部82は刈取り前処理部8を昇
降する前記油圧シリンダ12に対する電磁制御弁(図示
せず)を操作するものであり、また、他方のスイッチ操
作部83は、掻き込みリール13を上下位置調節する油
圧シリンダ15に対する電磁制御弁(図示せず)を操作
するものであり、変速操作レバー31を操作して機体走
行速度を加減しながら刈取り前処理部8をスイッチ操作
部82の操作によって昇降することができるとともに、
スイッチ操作部83の操作によって掻き込みリール13
の上下位置調節も行うことができるのである。
【0041】前記リール操作レバー28は、中立復帰付
勢された十字操作型レバーに構成されて、上下および前
後方向の操作がその基部に設けたスイッチ機構86で検
知されるようになっている。ここで、リール操作レバー
28が上方に操作されている間、リール変速機構36の
アクチュエータ37がリール回転速度を増速する方向に
作動し、リール操作レバー28が下方に操作されている
間、アクチュエータ37が減速方向に作動するようにな
っている。また、リール操作レバー28が後方に操作さ
れている間、前記支持アーム14を伸縮する油圧シリン
ダ16が電磁制御弁(図示せず)を介して短縮作動して
掻き込みリール13が後方に位置変更され、リール操作
レバー28が前方に操作されている間、前記支持アーム
14が油圧シリンダ16によって伸長作動されて、掻き
込みリール13が前方に位置変更されるようになってい
る。
【0042】〔別実施形態〕上記実施の形態では、左右
のクローラ走行装置2L,2Rそれぞれに対応する静油
圧式無段変速装置HL,HRを設け、これらの油圧ポン
プPL,PR及び油圧モータML,MRを操作するよう
にしたが、左右のクローラ走行装置2L,2Rに対して
一つの静油圧式無段変速装置Hを設け、この静油圧式無
段変速装置Hの油圧ポンプP及び油圧モータMを操作す
るようにして実施しても良い。
【0043】上記実施の形態では、第1連動機構41及
び第2連動機構93として、機械的に連動させるものを
示しが、第1連動機構41及び第2連動機構93は、電
気的に連動させるものであっても良い。
【0044】上記実施の形態では、第2連動機構93と
して、変速操作レバー31の前進高速域でのみその変速
操作レバー31に容量変更用レバー92を連動させるも
のを示したが、第2連動機構93としては、変速操作レ
バー31の後進高速域でも変速操作レバー31に容量変
更用レバー92を連動させるものであっても良い。
【0045】上記実施の形態では、コンバインへの適用
例を示したが、本発明は、トラクタなど各種の作業機に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの全体平面図
【図3】伝動系の概略図
【図4】操縦部の正面図
【図5】操縦部の一部を示す側面図
【図6】操作塔の一部を切り欠いた後面図
【図7】操縦部の平面図
【図8】直進検出手段の一例を示す平面図
【図9】変速操作機構の正面図
【図10】変速操作構造の機体右側からの側面図
【図11】変速操作機構の縦断側面図
【図12】変速操作機構の縦断正面図
【図13】変速操作機構の一部を示す平面図
【図14】変速操作機構全体を機体前方から見た概略斜
視図
【図15】変速操作機構の中立停止状態を示す概略正面
【図16】変速操作機構の直進前進状態を示す概略正面
【図17】変速操作機構の直進後進状態を示す概略正面
【図18】変速操作機構の前進での左旋回状態を示す概
略正面図
【図19】変速操作機構の後進での左旋回状態を示す概
略正面図
【図20】変速操作レバーの操作量と走行速度との関係
を示すグラフ
【符号の説明】
P 油圧ポンプ M 油圧モータ H 静油圧式無段変速装置 31 変速操作レバー 41 第1連動機構 90 容量変更用レバー 92 容量変更用レバー 93 第2連動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量型の油圧ポンプと可変容量型の
    油圧モータとを備えた静油圧式無段変速装置を走行変速
    装置として設けてある作業機において、一本の変速操作
    レバーを設け、前記油圧ポンプの容量変更用レバーを前
    記変速操作レバーにその変速操作レバーの操作範囲の全
    域において連動させる第1連動機構を設け、前記油圧モ
    ータの容量変更用レバーを前記変速操作レバーにその変
    速操作レバーの操作範囲のうち高速域でのみ連動させる
    第2連動機構を設けてある作業機の変速操作装置。
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