JPH10277630A - パイプ材の塑性加工方法 - Google Patents
パイプ材の塑性加工方法Info
- Publication number
- JPH10277630A JPH10277630A JP9096662A JP9666297A JPH10277630A JP H10277630 A JPH10277630 A JP H10277630A JP 9096662 A JP9096662 A JP 9096662A JP 9666297 A JP9666297 A JP 9666297A JP H10277630 A JPH10277630 A JP H10277630A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- die
- pipe material
- pressing member
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C1/00—Manufacture of metal sheets, metal wire, metal rods, metal tubes by drawing
- B21C1/16—Metal drawing by machines or apparatus in which the drawing action is effected by other means than drums, e.g. by a longitudinally-moved carriage pulling or pushing the work or stock for making metal sheets, bars, or tubes
- B21C1/22—Metal drawing by machines or apparatus in which the drawing action is effected by other means than drums, e.g. by a longitudinally-moved carriage pulling or pushing the work or stock for making metal sheets, bars, or tubes specially adapted for making tubular articles
- B21C1/24—Metal drawing by machines or apparatus in which the drawing action is effected by other means than drums, e.g. by a longitudinally-moved carriage pulling or pushing the work or stock for making metal sheets, bars, or tubes specially adapted for making tubular articles by means of mandrels
- B21C1/26—Push-bench drawing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Of Metal (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パイプ材の塑性加工に当って連続した一連の
加工手段により短時間でしかも歩留りよく作ることがで
きるようにする。 【解決手段】 パイプ素材であるワーク２の基端を押圧
部材１で押しながら先端をダイス５のテーパ穴６に押し
付け、テーパ穴６と押圧部材１に設けた保持部７とでワ
ーク２の両端を位置決めしてダイス５との芯出しを行う
と共に、押圧部材１でワーク２を押し続けながら押圧部
材１を貫通してワーク２内の先端手前まで挿入しておい
た芯金３の先端とダイス５のテーパ穴６とでワーク２の
先端を芯金３の先端に沿い内方へと絞って鍔状の係止面
８を形成し、続いて、押圧部材１と芯金３の一体的な押
し進めとそれに続く芯金３のみの押し進めに伴い、芯金
３とワーク２の係止面８との係合およびワーク２と芯金
３との間の摩擦抵抗でワーク２をダイス５の内部へと押
し込み、ワーク２の内径を芯金３で規制しつつ外径をダ
イス５で絞って押し抜く。
加工手段により短時間でしかも歩留りよく作ることがで
きるようにする。 【解決手段】 パイプ素材であるワーク２の基端を押圧
部材１で押しながら先端をダイス５のテーパ穴６に押し
付け、テーパ穴６と押圧部材１に設けた保持部７とでワ
ーク２の両端を位置決めしてダイス５との芯出しを行う
と共に、押圧部材１でワーク２を押し続けながら押圧部
材１を貫通してワーク２内の先端手前まで挿入しておい
た芯金３の先端とダイス５のテーパ穴６とでワーク２の
先端を芯金３の先端に沿い内方へと絞って鍔状の係止面
８を形成し、続いて、押圧部材１と芯金３の一体的な押
し進めとそれに続く芯金３のみの押し進めに伴い、芯金
３とワーク２の係止面８との係合およびワーク２と芯金
３との間の摩擦抵抗でワーク２をダイス５の内部へと押
し込み、ワーク２の内径を芯金３で規制しつつ外径をダ
イス５で絞って押し抜く。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイスに向って
パイプ素材を押し込みつつ芯金とダイスによってパイプ
素材の内外径を所定の寸法に押し抜き成型するパイプ材
の塑性加工方法に関する。
パイプ素材を押し込みつつ芯金とダイスによってパイプ
素材の内外径を所定の寸法に押し抜き成型するパイプ材
の塑性加工方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からこの種のパイプ材の塑性加工方
法としては、例えば、図６に示すように、先づ、押圧部
材ａを貫通してパイプ素材であるワークｂの内径寸法に
適合した外径をもつ保持用の芯金ｃを挿通する。
法としては、例えば、図６に示すように、先づ、押圧部
材ａを貫通してパイプ素材であるワークｂの内径寸法に
適合した外径をもつ保持用の芯金ｃを挿通する。
【０００３】そして、この保持用芯金ｃにワークｂを挿
し込んでセットし、当該保持用の芯金ｃでワークｂを保
持しつつ口絞り用ダイスｄに対して芯出しを行う。
し込んでセットし、当該保持用の芯金ｃでワークｂを保
持しつつ口絞り用ダイスｄに対して芯出しを行う。
【０００４】しかる後に、保持用の芯金ｃをガイド面と
してワークｂの基端を押圧部材ａで押し、ワークｂの先
端を口絞り用のダイスｄのテーパ穴ｅに押し付け、口絞
り用のダイスｄのテーパ穴ｅによりワークｂの先端を内
方へとテーパ状に変形させて内面に係止面ｆを備えるテ
ーパ部ｈを形成する。
してワークｂの基端を押圧部材ａで押し、ワークｂの先
端を口絞り用のダイスｄのテーパ穴ｅに押し付け、口絞
り用のダイスｄのテーパ穴ｅによりワークｂの先端を内
方へとテーパ状に変形させて内面に係止面ｆを備えるテ
ーパ部ｈを形成する。
【０００５】続いて、押圧部材ａを後退させて係止面ｆ
を作ったワークｂを取り出し、今度は、図７に示すよう
に、上記ワークｂを仕上がり内径寸法に適合する外径を
もった内径制限用の芯金ｇにセットしてテーパ状の係止
面ｆを当該芯金ｇの先端で押し、ワークｂの先端にある
テーパ部ｈを外径絞り用のダイスｉのテーパ穴ｊに押し
付けて芯出しを行う。
を作ったワークｂを取り出し、今度は、図７に示すよう
に、上記ワークｂを仕上がり内径寸法に適合する外径を
もった内径制限用の芯金ｇにセットしてテーパ状の係止
面ｆを当該芯金ｇの先端で押し、ワークｂの先端にある
テーパ部ｈを外径絞り用のダイスｉのテーパ穴ｊに押し
付けて芯出しを行う。
【０００６】次いで、この状態から芯金ｇの先端とワー
クｂの係止面ｆとの係合により、また以後はこれに芯金
ｇの外周面とワークｂの内周面との間の摩擦抵抗が加わ
った状態で芯金ｇによりワークｂをダイスｉの内部へと
押し込み、芯金ｇの外周面でワークｂの内径を制限しつ
つ外径をダイスｉで絞って図８のようにダイスｉから押
し抜く。
クｂの係止面ｆとの係合により、また以後はこれに芯金
ｇの外周面とワークｂの内周面との間の摩擦抵抗が加わ
った状態で芯金ｇによりワークｂをダイスｉの内部へと
押し込み、芯金ｇの外周面でワークｂの内径を制限しつ
つ外径をダイスｉで絞って図８のようにダイスｉから押
し抜く。
【０００７】このようにして、パイプ素材であるワーク
ｂを所定の内外径を有するパイプ材ｋの製品に塑性加工
する方法が知られている。
ｂを所定の内外径を有するパイプ材ｋの製品に塑性加工
する方法が知られている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来のパイプ材の塑性加工方法によっては、内径制限
用の芯金ｇと外径絞り用のダイスｉによってパイプ材ｋ
を塑性加工する後段での加工工程に先立って、保持用芯
金ｃと口絞り用ダイスｄとでワークｂの先端内周面にテ
ーパ状の係止面ｆを作る前段での前工程を必要とする。
な従来のパイプ材の塑性加工方法によっては、内径制限
用の芯金ｇと外径絞り用のダイスｉによってパイプ材ｋ
を塑性加工する後段での加工工程に先立って、保持用芯
金ｃと口絞り用ダイスｄとでワークｂの先端内周面にテ
ーパ状の係止面ｆを作る前段での前工程を必要とする。
【０００９】この場合、前段での前工程と後段での加工
工程とでは、芯金をワークｂの保持用芯金ｃから内径制
限用の芯金ｇに替えると共に、ダイスも口絞り用ダイス
ｄから外径絞り用のダイスｉに替える必要がある。
工程とでは、芯金をワークｂの保持用芯金ｃから内径制
限用の芯金ｇに替えると共に、ダイスも口絞り用ダイス
ｄから外径絞り用のダイスｉに替える必要がある。
【００１０】そのために、これら前段での前工程と後段
での加工工程を連続した一連の塑性加工として行うこと
ができず、その結果、ワークｂを製品のパイプ材ｋに塑
性加工するに当って多くの手数と時間とを要し、かつ、
工程数も多くなって不経済となることからどうしてもコ
スト高とならざるを得ない。
での加工工程を連続した一連の塑性加工として行うこと
ができず、その結果、ワークｂを製品のパイプ材ｋに塑
性加工するに当って多くの手数と時間とを要し、かつ、
工程数も多くなって不経済となることからどうしてもコ
スト高とならざるを得ない。
【００１１】しかも、最終製品としての加工後における
パイプ材ｋの先端内外部にはテーパ状の部分ｍ（図８参
照）が残るために、最終製品として不必要なこの部分ｍ
を切断して破棄する必要があり、その結果、パイプ素材
としての歩留りも悪くなるという欠点を有していた。
パイプ材ｋの先端内外部にはテーパ状の部分ｍ（図８参
照）が残るために、最終製品として不必要なこの部分ｍ
を切断して破棄する必要があり、その結果、パイプ素材
としての歩留りも悪くなるという欠点を有していた。
【００１２】したがって、この発明の目的は、連続した
一連の加工手段によってパイプ材の塑性加工を行うこと
ができ、しかも、仕上り製品として不必要な部分をも極
力短く或いは無しとして、パイプ素材としての歩留りを
も向上させることのできるパイプ材の塑性加工方法を提
供することである。
一連の加工手段によってパイプ材の塑性加工を行うこと
ができ、しかも、仕上り製品として不必要な部分をも極
力短く或いは無しとして、パイプ素材としての歩留りを
も向上させることのできるパイプ材の塑性加工方法を提
供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、パイプ素材であるワークの基端を押圧部材で押しな
がら先端を外径絞り用のダイスのテーパ穴に押し付け、
テーパ穴と押圧部材に設けた保持部とでワークの両端を
位置決めしつつ外径絞り用のダイスとの芯出しを行うと
共に、押圧部材によってワークを押し続けながら当該押
圧部材を貫通してワーク内の先端手前まで挿入しておい
た内径制限用の芯金の先端と外径絞り用のダイスのテー
パ穴とでワークの先端を芯金の先端に沿い内方へと絞っ
て鍔状の係止面を形成し、続いて、押圧部材と芯金の一
体的な押し進めとそれに続く芯金のみの押し進めに伴い
芯金とワークの係止面との係合およびワークと芯金との
間の摩擦抵抗によってワークをダイスの内部へと押し込
み、ワークの内径を芯金で制限しつつ外径をダイスで絞
って押し抜き、パイプ素材であるワークを連続して所定
の内外径を有するパイプ材の製品に塑性加工することに
より達成される。
は、パイプ素材であるワークの基端を押圧部材で押しな
がら先端を外径絞り用のダイスのテーパ穴に押し付け、
テーパ穴と押圧部材に設けた保持部とでワークの両端を
位置決めしつつ外径絞り用のダイスとの芯出しを行うと
共に、押圧部材によってワークを押し続けながら当該押
圧部材を貫通してワーク内の先端手前まで挿入しておい
た内径制限用の芯金の先端と外径絞り用のダイスのテー
パ穴とでワークの先端を芯金の先端に沿い内方へと絞っ
て鍔状の係止面を形成し、続いて、押圧部材と芯金の一
体的な押し進めとそれに続く芯金のみの押し進めに伴い
芯金とワークの係止面との係合およびワークと芯金との
間の摩擦抵抗によってワークをダイスの内部へと押し込
み、ワークの内径を芯金で制限しつつ外径をダイスで絞
って押し抜き、パイプ素材であるワークを連続して所定
の内外径を有するパイプ材の製品に塑性加工することに
より達成される。
【００１４】すなわち、上記のようにしてパイプ素材で
あるワークを所定の内外径を有するパイプ材の製品に塑
性加工することにより、芯金とダイスを替えることなく
連続した一連の加工手段を用いて多くの手数と時間とを
要することなく、かつ、少ない工程数でパイプ材の塑性
加工を行うことが可能になる。
あるワークを所定の内外径を有するパイプ材の製品に塑
性加工することにより、芯金とダイスを替えることなく
連続した一連の加工手段を用いて多くの手数と時間とを
要することなく、かつ、少ない工程数でパイプ材の塑性
加工を行うことが可能になる。
【００１５】また、塑性加工後におけるパイプ材の先端
内部には、鍔状の部分が残るだけであるので場合によっ
てはそのまま使用し得るばかりでなく、この部分を切断
して使用するとしても当該切断部の長さを極めて短くで
き、パイプ素材としての歩留りを著しく向上させること
ができる。
内部には、鍔状の部分が残るだけであるので場合によっ
てはそのまま使用し得るばかりでなく、この部分を切断
して使用するとしても当該切断部の長さを極めて短くで
き、パイプ素材としての歩留りを著しく向上させること
ができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基いてこの発明
の好ましい実施の形態を説明する。
の好ましい実施の形態を説明する。
【００１７】すなわち、この発明にあっては、図１に示
すように、押圧部材１を貫通してパイプ素材であるワー
ク２の仕上がり内径寸法に適合する外径をもった内径制
限用の芯金３を挿通し、この芯金３にワーク２を先端に
非挿通部分４を残して挿し込んでセットする。
すように、押圧部材１を貫通してパイプ素材であるワー
ク２の仕上がり内径寸法に適合する外径をもった内径制
限用の芯金３を挿通し、この芯金３にワーク２を先端に
非挿通部分４を残して挿し込んでセットする。
【００１８】そして、この状態から外径絞り用のダイス
５側へと向って押圧部材１を芯金３と共に押し進め、当
該押圧部材１によりワーク２の基端を押して先端をダイ
ス５のテーパ穴６に押し付け、これらダイス５のテーパ
穴６と押圧部材１に設けた保持部７とでワーク２とダイ
ス５の芯出しを行いつつ、ワーク２の先端部分をダイス
５のテーパ穴６で芯金３の先端面に沿い内方へと鍔状に
絞って係止面８を形成する。
５側へと向って押圧部材１を芯金３と共に押し進め、当
該押圧部材１によりワーク２の基端を押して先端をダイ
ス５のテーパ穴６に押し付け、これらダイス５のテーパ
穴６と押圧部材１に設けた保持部７とでワーク２とダイ
ス５の芯出しを行いつつ、ワーク２の先端部分をダイス
５のテーパ穴６で芯金３の先端面に沿い内方へと鍔状に
絞って係止面８を形成する。
【００１９】これに続いて、次には図２のように、押圧
部材１と芯金３の押し進めに伴ってワーク２をダイス５
の内部へと押し込み、仕上がり内径寸法に適合する外径
をもつ芯金３でワーク２の内径を制限しつつ外径をダイ
ス５で絞っていく。
部材１と芯金３の押し進めに伴ってワーク２をダイス５
の内部へと押し込み、仕上がり内径寸法に適合する外径
をもつ芯金３でワーク２の内径を制限しつつ外径をダイ
ス５で絞っていく。
【００２０】しかも、その途中からは、芯金３の先端と
ワーク２の係止面８との係合に加えワーク２の内周面と
芯金３の外周面との間の摩擦抵抗をも利用してワーク２
を芯金３によりダイス５の内部へと押し込み、先と同様
にしてワーク２の内径を芯金３で制限しつつ外径をダイ
ス５で絞ってダイス５から押し抜く。
ワーク２の係止面８との係合に加えワーク２の内周面と
芯金３の外周面との間の摩擦抵抗をも利用してワーク２
を芯金３によりダイス５の内部へと押し込み、先と同様
にしてワーク２の内径を芯金３で制限しつつ外径をダイ
ス５で絞ってダイス５から押し抜く。
【００２１】このようにして、芯金３とダイス５を替え
ることなくしかも連続した一連の塑性加工手段によって
パイプ素材であるワーク２を、図３のように所定の内外
径を有するパイプ材９の製品に塑性加工するのである。
ることなくしかも連続した一連の塑性加工手段によって
パイプ素材であるワーク２を、図３のように所定の内外
径を有するパイプ材９の製品に塑性加工するのである。
【００２２】これによって、塑性加工を連続した一連の
加工手段として多くの手数と段取り替えのための時間と
を要することなく、かつ、少ない工程数でパイプ材９の
塑性加工を行うことが可能になる。
加工手段として多くの手数と段取り替えのための時間と
を要することなく、かつ、少ない工程数でパイプ材９の
塑性加工を行うことが可能になる。
【００２３】また、塑性加工後のパイプ材９の先端には
内部に鍔状の部分１０が残るだけであるので、例えば、
図４のように、当該部分１０を削り取って拡径部１１と
したパイプ材９ａを使用する場合や、図５のように、ね
じ切り部１２として使用するパイプ材９ｂの場合にはそ
のまま使用することができる。
内部に鍔状の部分１０が残るだけであるので、例えば、
図４のように、当該部分１０を削り取って拡径部１１と
したパイプ材９ａを使用する場合や、図５のように、ね
じ切り部１２として使用するパイプ材９ｂの場合にはそ
のまま使用することができる。
【００２４】しかも、この部分１０を切断して使用する
場合にあっても当該部分１０の切断長さが短くなること
から、パイプ素材としての歩留りを著しく向上させるこ
とができる。
場合にあっても当該部分１０の切断長さが短くなること
から、パイプ素材としての歩留りを著しく向上させるこ
とができる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、この発明によるパイプ材
の塑性加工方法によれば、塑性加工手段を連続した一連
の加工手段として多くの手数と段取り替えのための時間
とを要することなく、かつ、少ない工程数でパイプ材の
塑性加工を行うことができ、しかも、仕上り製品として
不必要な部分をも極力短く或いは無しとして、パイプ素
材としての歩留りをも向上させることが可能になる。
の塑性加工方法によれば、塑性加工手段を連続した一連
の加工手段として多くの手数と段取り替えのための時間
とを要することなく、かつ、少ない工程数でパイプ材の
塑性加工を行うことができ、しかも、仕上り製品として
不必要な部分をも極力短く或いは無しとして、パイプ素
材としての歩留りをも向上させることが可能になる。
【図１】この発明によるパイプ材の塑性加工方法を実施
する際の前段での塑性加工手段を示す工程図である。
する際の前段での塑性加工手段を示す工程図である。
【図２】同上、加工途中における塑性加工手段を示す工
程図である。
程図である。
【図３】同じく、後段での塑性加工手段を示す工程図で
ある。
ある。
【図４】この発明を用いて塑性加工を施したパイプ材の
使用例を示す断面図である。
使用例を示す断面図である。
【図５】同様に、この発明を用いて塑性加工を施したパ
イプ材の他の使用例を示す断面図である。
イプ材の他の使用例を示す断面図である。
【図６】従来から使用されているパイプ材の塑性加工方
法を実施する際の前段での塑性加工手段を示す工程図で
ある。
法を実施する際の前段での塑性加工手段を示す工程図で
ある。
【図７】同上の加工途中における塑性加工手段を示す工
程図である。
程図である。
【図８】同じく、後段での塑性加工手段を示す工程図で
ある。
ある。
１ 押圧部材 ２ パイプ素材であるワーク ３ 内径制限用の芯金 ４ 芯金に対するワークの非挿通部分 ５ 外径絞り用のダイス ６ ダイスのテーパ穴 ７ 押圧部材におけるワーク基端の保持部 ８ ワークの先端内部に作られる鍔状の係止面 ９ パイプ材 １０ 鍔状の部分
Claims (1)
- 【請求項１】 パイプ素材であるワークの基端を押圧部
材で押しながら先端を外径絞り用のダイスのテーパ穴に
押し付け、テーパ穴と押圧部材に設けた保持部とでワー
クの両端を位置決めしつつ外径絞り用のダイスとの芯出
しを行うと共に、押圧部材によってワークを押し続けな
がら当該押圧部材を貫通してワーク内の先端手前まで挿
入しておいた内径制限用の芯金の先端と外径絞り用のダ
イスのテーパ穴とでワークの先端を芯金の先端に沿い内
方へと絞って鍔状の係止面を形成し、続いて、押圧部材
と芯金の一体的な押し進めとそれに続く芯金のみの押し
進めに伴い芯金とワークの係止面との係合およびワーク
と芯金との間の摩擦抵抗によってワークをダイスの内部
へと押し込み、ワークの内径を芯金で制限しつつ外径を
ダイスで絞って押し抜き、パイプ素材であるワークを連
続して所定の内外径を有するパイプ材の製品に塑性加工
することを特徴とするパイプ材の塑性加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9096662A JPH10277630A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パイプ材の塑性加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9096662A JPH10277630A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パイプ材の塑性加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10277630A true JPH10277630A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14171039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9096662A Pending JPH10277630A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | パイプ材の塑性加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10277630A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014205187A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-10-30 | トヨタ自動車株式会社 | 中空押出成形装置及び中空押出成形方法 |
| CN104936714A (zh) * | 2012-10-12 | 2015-09-23 | 曼彻斯特铜产品有限责任公司 | 挤压机模具组件 |
| KR20200061057A (ko) * | 2018-11-23 | 2020-06-02 | 주식회사전우정밀 | 파이프 폐쇄 성형 방법 및 장치 |
| CN112170607A (zh) * | 2020-08-25 | 2021-01-05 | 重庆志齐机械制造有限公司 | 一种减震器定位管的冷加工工艺 |
| CN112642871A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-13 | 滕广涛 | 一种中央空调铜管成型加工机械及成型加工方法 |
| CN115106468A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-09-27 | 重庆创精温锻成型有限公司 | 薄壁内花键管的冷挤压成型工艺 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9096662A patent/JPH10277630A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104936714A (zh) * | 2012-10-12 | 2015-09-23 | 曼彻斯特铜产品有限责任公司 | 挤压机模具组件 |
| CN104936714B (zh) * | 2012-10-12 | 2018-02-23 | 曼彻斯特铜产品有限责任公司 | 挤压机模具组件 |
| JP2014205187A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-10-30 | トヨタ自動車株式会社 | 中空押出成形装置及び中空押出成形方法 |
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