JPH10277366A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH10277366A
JPH10277366A JP9086759A JP8675997A JPH10277366A JP H10277366 A JPH10277366 A JP H10277366A JP 9086759 A JP9086759 A JP 9086759A JP 8675997 A JP8675997 A JP 8675997A JP H10277366 A JPH10277366 A JP H10277366A
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JP
Japan
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deodorizing filter
blower fan
ultraviolet rays
deodorizing
lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP9086759A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Hanada
英一郎 花田
Taro Kuroda
太郎 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音を上げることなく、光触媒面に、より強
い紫外線を照射し、良好な脱臭性能を得る。 【解決手段】 光触媒を担持した脱臭フィルタ3から送
風ファン7までの風路の内壁をほぼ覆うように設けた第
1の光反射板11と、紫外線を照射する電灯4の反脱臭
フィルタ側を覆うように電灯の近傍に設けた第2の光反
射板12とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光触媒を用いた
脱臭フィルタを備えた空気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光触媒を利用した脱臭方法は、特開平3
−94814号公報,特開平7−24256号公報など
に開示されている。図3は、こうした光触媒利用の脱臭
方法を空気清浄機に応用した例を示す平面断面図であ
る。図において、1は吸い込み口、2は除塵フィルタ、
3は脱臭フィルタであり、不織布3a,3bに臭い吸着
材3cが挟み込まれている。不織布3bの表面には光触
媒が担持されている。4は紫外線を照射する電灯、5は
紫外線の反射板、6は送風機に設けた送風ファン用モー
タ、7は送風ファン、8は合成樹脂製の送風路ケージン
グ、8aは送風路ケージングに送風ファン用モータを取
り付ける固定部である。図4は、図3の空気清浄機内部
の風の流れを示す縦断面図であり、9は吹き出し口であ
る。
【0003】次に、動作について説明する。送風ファン
用モータ6が駆動し、送風ファン7が回転すると、吸い
込み口1から空気が吸い込まれる。この空気は、除塵フ
ィルタ2を通過する時、塵,ホコリ,タバコの煙などが
取り除かれ浄化される。次に、吸着材3cを通過する
時、タバコの臭いなどが吸着され取り除かれる。
【0004】ところで、タバコの臭い成分のうち、アル
デヒド類などは吸着されにくい成分であるが、こうした
成分の除去に光触媒が有効に働く。すなわち、電灯4か
ら照射された紫外線が不織布3bの表面の光触媒に到達
すると、光触媒作用で酸化力の強い反応基(OHラジカ
ルなど)が生成され、この反応基がアルデヒド類などを
酸化分解し無臭化するのである。
【0005】反射板5は光触媒に、より多くの紫外線が
あたるように、紫外線を反射するとともに、送風路ケー
ジング8が紫外線により劣化することを防ぐ働きも合わ
せ持つ。除塵,脱臭された空気は送風ファン7部を通
り、吹き出し口9から機外に排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の空気清浄機には以下のような問題があった。反
射板5を表面に備える送風路ケージング8と、脱臭フィ
ルタ3を構成する不織布3bの間隔1を狭めると、通風
抵抗が大きくなり、これに打ち勝つよう送風ファン用モ
ータ6を高回転で回さねばならないため、騒音が大きく
なる。ところが、十分な間隔を設けると、電灯4から出
て、反射板5で反射され不織布3b表面の光触媒に到達
する光の経路(図3中のk)が長くなり、光触媒に到達
する光の強度が弱くなり、脱臭力が低下する。
【0007】また、送風ファン用モータ固定部8aを、
反射板5で覆うと、反射板の形状が複雑になり、高価に
なるため、送風ファン用モータ固定部8aはむき出しで
あるが、この部分に照射された紫外線(図3中の矢印m
で示したもの)は固定部8aに吸収され、無駄になるば
かりか、固定部8aの合成樹脂材を劣化させるので、送
風ファン用モータ6の取付強度が低下する。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、騒音を上げることなく、
光触媒面により強い紫外線を照射し、良好な脱臭性能を
得ることを目的としており、さらにまた、送風ファン用
モータを取りつける固定部の紫外線による劣化を防止す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る空気清
浄機は、光触媒を担持した脱臭フィルタと、この脱臭フ
ィルタに紫外線を照射する電灯と、前記脱臭フィルタに
空気を送給するための送風ファンと、脱臭フィルタから
送風ファンまでの風路の内壁をほぼ覆うように設けた第
1の光反射板と、電灯の反脱臭フィルタ側を覆うように
電灯の近傍に設けた第2の光反射板とを備えたものであ
る。
【0010】第2の発明に係る空気清浄機は、送風ファ
ン用モータの固定部が、送風ファンによって電灯の紫外
線から遮蔽されているものである。
【0011】第3の発明に係る空気清浄機は、送風ファ
ンの、送風ファン用モータ回転軸との固定部近傍であっ
て、電灯の紫外線があたる側に第3の光反射板を持つも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図面に
従って説明する。図1は、この発明による空気清浄機の
要部縦断面図である。図1において、3は脱臭フィル
タ、4は紫外線を照射する電灯、6は送風機に設けた送
風ファン用モータ、7は送風ファン、8は合成樹脂製の
送風路ケージングである。10は除塵フィルタと光触媒
を担持した脱臭フィルタ3を内包するフィルタ部であ
る。11は脱臭フィルタから送風機までの風路の内壁を
ほぼ覆うように設けた第1の光反射板、12は電灯の反
脱臭フィルタ側を覆うように電灯の近傍に設けた第2の
光反射板、8bは機体背面側の送風路ケージングへの送
風ファン用モータ固定部、13は送風ファン7の、送風
ファン用モータ回転軸との固定部、14は固定部13近
傍を覆う第3の光反射板である。
【0013】図2は、この発明による空気清浄機の平面
断面図である。図において、1は吸い込み口、2は除塵
フィルタである。3は脱臭フィルタであり、不織布3
a,3bに臭い吸着材3cが挟み込まれている。不織布
3bの表面には光触媒が担持されている。4は紫外線を
照射する電灯、6は送風ファン用モータ、7は送風ファ
ン、8は合成樹脂製の送風路ケージングである。11は
脱臭フィルタ3から送風機までの風路の内壁をほぼ覆う
ように設けた第1の光反射板、12は電灯の反脱臭フィ
ルタ側を覆うように電灯の近傍に設けた第2の光反射
板、14は固定部13近傍を覆う第3の光反射板であ
る。
【0014】次に、上記構成における作用を、図1にお
いて説明する。電灯4から、脱臭フィルタ3側に発せら
れた紫外線は矢印nのように進み、光触媒面に到達し、
反応基を生成させ、脱臭に寄与する。電灯4から、反脱
臭フィルタ側を覆うように電灯の近傍に設けられた第2
の光反射板12の方に発せられた紫外線は矢印pのよう
に反射し、光触媒面に到達する。この経路pは、図3に
示す反射経路kに比べて、格段に短く、従って、強度の
強い反射紫外線が触媒面に到達するため、良好な脱臭性
能を得られる。また、この第2の光反射板12を設けた
ことで、光触媒面への照射紫外線の強度を強くすること
ができたために、第1の光反射板11を表面に備える送
風路ケージング8と脱臭フィルタを構成する不織布3b
の間隔は広くとっても差し支えないので、通風抵抗が下
がり、騒音値を低くできる。第2の光反射板は電灯の近
傍を覆う小さなものであるから通風抵抗はほとんど増加
しない。
【0015】光触媒面に到達した紫外線はすべて吸収さ
れるのではなく、一部は図1の矢印qのように光触媒面
で反射し、送風路ケージング8側に向かう。この紫外線
を反射させ光触媒面に送り返し、より多くの紫外線を光
触媒面にあてるために、第1の光反射板11が働く。
【0016】また、送風ファン用モータ固定部8bは送
風ファン7によって、電灯4の紫外線から遮蔽されてい
るので、紫外線による合成樹脂劣化に起因する、モータ
の取付強度低下が起らない。
【0017】また、第3の光反射板14は、光触媒面で
反射し、送風ファンの方に向かってくる紫外線を図1中
の矢印rのように反射するので、紫外線をより一層有効
利用でき脱臭力が向上する。さらに、この第3の反射板
14は送風ファンの重要部分である送風ファン用モータ
回転軸との固定部13の紫外線による劣化を防止する働
きも合わせ持つ。
【0018】
【発明の効果】第1の発明によれば、光触媒を担持した
脱臭フィルタから送風ファンまでの風路の内壁をほぼ覆
うように設けた第1の光反射板と、この脱臭フィルタの
紫外線を照射する電灯の反脱臭フィルタ側を覆うように
電灯の近傍に第2の光反射板とを設けたので、送風ファ
ンの送風量を大きくすることなく、騒音を小さく保った
状態で、光触媒面により強い紫外線を照射することがで
き、良好な脱臭性能が得られる。
【0019】第2の発明によれば、送風ファン用モータ
の固定部が、送風ファンによって、電灯の紫外線から遮
蔽されているので、送風ファン用モータを取りつける固
定部の紫外線による劣化を防止することができる。
【0020】第3の発明によれば、送風ファンの、送風
ファン用モータ回転軸との固定部近傍であって、電灯の
紫外線があたる側に第3の光反射板を設けたので、光触
媒面に、より多くの紫外線を照射することができ、良好
な脱臭性能が得られるとともに、送風ファンの送風ファ
ン用モータ回転軸との固定部の紫外線による劣化を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す空気清浄機の
要部縦断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す空気清浄機の
平面断面図である。
【図3】 従来の空気清浄機を示す平面断面図である。
【図4】 従来の空気清浄機を示す縦断面図である。
【符号の説明】
3 脱臭フィルタ、4 電灯、6 送風ファン用モー
タ、7 送風ファン、8b 送風ファン用モータの固定
部、11 第1の光反射板、12 第2の光反射板、1
3 送風ファンの送風ファン用モータ回転軸との固定
部、14 第3の光反射板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光触媒を担持した脱臭フィルタと、この
    脱臭フィルタに紫外線を照射する電灯と、前記脱臭フィ
    ルタに空気を送給するための送風ファンと、脱臭フィル
    タから送風ファンまでの風路の内壁をほぼ覆うように設
    けた第1の光反射板と、電灯の反脱臭フィルタ側を覆う
    ように電灯の近傍に設けた第2の光反射板とを備えたこ
    とを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 送風ファン用モータの固定部は、送風フ
    ァンによって電灯の紫外線から遮蔽されていることを特
    徴とする請求項1項に記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 送風ファンの、送風ファン用モータ回転
    軸との固定部近傍であって、電灯の紫外線があたる側に
    第3の光反射板を備えたことを特徴とする請求項2項に
    記載の空気清浄機。
JP9086759A 1997-04-04 1997-04-04 空気清浄機 Pending JPH10277366A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6884399B2 (en) 2001-07-30 2005-04-26 Carrier Corporation Modular photocatalytic air purifier
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WO2024043535A1 (ko) * 2022-08-23 2024-02-29 삼성전자주식회사 환기 장치

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