JPH10227469A - 脱臭機能付家電装置 - Google Patents

脱臭機能付家電装置

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JPH10227469A
JPH10227469A JP9033935A JP3393597A JPH10227469A JP H10227469 A JPH10227469 A JP H10227469A JP 9033935 A JP9033935 A JP 9033935A JP 3393597 A JP3393597 A JP 3393597A JP H10227469 A JPH10227469 A JP H10227469A
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JP
Japan
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deodorizing
photocatalyst
photocatalytic
deodorizing function
light
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JP9033935A
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English (en)
Inventor
Toru Yamaguchi
徹 山口
Takumi Oikawa
巧 及川
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、装置内に光源ランプを設けること
が不要で装置性能の低下及び騒音悪化がもたらされるこ
となく高い脱臭性能を長期間にわたって保持することを
目的とする。 【解決手段】 筐体1内に吸い込まれる空気の流路に、
吸着した臭気成分を光励起により分解脱臭する光触媒脱
臭体6を配置し、該光触媒脱臭体6に外部からの光を導
入照射する光導入手段8を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒脱臭体によ
る脱臭機能の付いた例えば空気調和装置等の脱臭機能付
家電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の脱臭機能付家電装置を、光触媒を
有する空気調和装置を例にとり、図7を用いて説明する
(特開平1−234729号公報)。同図は空気調和装
置の室内ユニットを示しており、筐体21の内部に、熱
交換器22、ファン23及び風向板24が配設され、さ
らに熱交換器22の背面側に、ハニカム状構造体に光触
媒層を形成した脱臭剤25とその光触媒層を励起するた
めの強い紫外線を発する光源ランプ26が設けられてい
る。そしてファン23の作動により、筐体21の上部か
ら吸い込まれた室内の空気は熱交換器22で熱交換され
た後、その空気中の臭気成分が脱臭剤25に吸着され、
熱交換された清浄な空気が室内に放出される。脱臭剤2
5に吸着された臭気成分は、光源ランプ26からの紫外
線により光触媒層を光励起することで分解され、脱臭機
能が長期間にわたり保持されるようになっている。上記
と類似の技術が特開昭62−255741号公報にも開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和装置にあっては、強い紫外線を発する光源ラン
プが、筐体内における熱交換器とファンとの間に設けら
れていたため、その光源ランプが筐体内で流体抵抗とな
り、性能低下及び騒音悪化の原因になるという問題点が
あった。また光源ランプからは強い紫外線が発生するた
め、筐体材料として一般的に使用されているプラスチッ
クの変色、劣化を引き起こし、さらには、室内に紫外線
が漏れないように複雑な構造がとられていたため、製造
性及びコストの面でも問題点が多かった。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
装置内に光源ランプを設けることが不要で装置性能の低
下及び騒音悪化がもたらされることなく多くの臭気成分
について高い脱臭性能を長期間にわたって保持すること
ができ、さらにはメンテナンス容易で長寿命化を実現す
ることができる脱臭機能付家電装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、筐体内に吸い込まれる空気
の流路に、吸着した臭気成分を光励起により分解脱臭す
る光触媒脱臭体を配置し、該光触媒脱臭体に外部からの
光を導入照射する光導入手段を設けてなることを要旨と
する。この構成により、光触媒脱臭体を本体から取り外
しを行うことなく筐体内に吸い込まれた空気中の臭気成
分が光触媒脱臭体に吸着されて清浄な空気が室内に放出
される。光触媒脱臭体に吸着された臭気成分は、光導入
手段により、太陽光及び室内灯などの外部からの光が光
触媒脱臭体に積極的に照射されることで、酸化分解さ
れ、脱臭機能の再生がより早く、且つ十分に行われる。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の脱臭機能付家電装置において、前記光導入手段は、前
記空気の吸込み口近傍に設置した反射板であることを要
旨とする。この構成により、確実に、より多くの太陽光
及び室内灯などの外部からの光が光触媒脱臭体に積極的
に照射されて、脱臭機能の再生がより早く、且つ十分に
行われる。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の脱臭機能付家電装置において、前記反射板の反射面は
凹面であることを要旨とする。この構成により、より一
層多くの太陽光及び室内灯などの外部からの光が光触媒
脱臭体に効率的に照射されて、脱臭機能の再生がより一
層早く、且つ十分に行われる。
【0008】請求項4記載の発明は、筐体内に吸い込ま
れる空気の流路に、吸着した臭気成分を光励起により分
解脱臭する光触媒脱臭体を着脱可能に配置し、前記光触
媒脱臭体は取り外した状態で外部の光を照射し、脱臭機
能の再生を行うように構成してなることを要旨とする。
この構成により、従来の脱臭機構のように使い捨てとす
ることなく、再利用が可能となり、環境面から有利な脱
臭機能を構成できる。更により多くの太陽光及び室内灯
などの外部からの光が光触媒脱臭体に照射されて、脱臭
機能の再生がより早く、且つ十分に行われる。
【0009】請求項5記載の発明は、筐体内に吸い込ま
れる空気の流路に、吸着した臭気成分を光励起により分
解脱臭する光触媒脱臭体を配置し、非稼動時に前記筐体
を構成するパネル本体を開き、前記光触媒脱臭体に外部
の光を照射して脱臭機能の再生を行うように構成してな
ることを要旨とする。この構成により、影になる部分が
なくなって、より多くの外部からの光が光触媒脱臭体に
照射され、脱臭機能の再生がより早く、且つ十分に行わ
れる。
【0010】請求項6記載の発明は、筐体内に吸い込ま
れる空気の流路に、吸着した臭気成分を光励起により分
解脱臭する光触媒脱臭体を配置し、非稼動時に前記空気
を吸い込む吸込みグリルを開き、前記光触媒脱臭体に外
部の光を照射して脱臭機能の再生を行うように構成して
なることを要旨とする。この構成により、より多くの外
部からの光が光触媒脱臭体に照射され、脱臭機能の再生
がより早く、且つ十分に行われる。
【0011】請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至
6の何れかに記載の脱臭機能付家電装置において、前記
光触媒脱臭体における光触媒脱臭剤には、酸化チタン微
粒子を用いてなることを要旨とする。この構成により、
酸化チタン微粒子が用いられた光触媒脱臭体は、その表
面において臭気成分を吸着する機能をもつとともに、そ
の光触媒反応は非常に強い酸化力をもち、室内灯などの
比較的弱い紫外光で活性化されて吸着された臭気成分を
酸化分解する。
【0012】請求項8記載の発明は、上記請求項1乃至
6の何れかに記載の脱臭機能付家電装置において、前記
光触媒脱臭体における光触媒脱臭剤には、酸化チタン微
粒子と活性炭の混合体を用いてなることを要旨とする。
この構成により、酸化チタン微粒子と活性炭の混合体が
用いられた光触媒脱臭体は、活性炭の物理的な強い吸着
作用と酸化チタン光触媒の化学的な強い酸化分解作用に
より、より多くの種類の臭気物質について高い脱臭性能
を得ることが可能となる。即ち、酸化チタン光触媒の弱
点である中性臭気物質(例えばイソプレン等)の脱臭、
吸着スピードが遅いことを活性炭がカバーし、活性炭の
弱点である極性の強い臭気物質(例えばアンモニア等)
の脱臭を酸化チタン光触媒でカバーするというように、
双方の弱点を補うことが可能となる。
【0013】請求項9記載の発明は、上記請求項8記載
の脱臭機能付家電装置において、前記活性炭の混合比は
80重量%以下であることを要旨とする。この構成によ
り、酸化チタン光触媒が太陽光又は室内灯などの外部か
らの光を利用して脱臭機能の再生を行うためには、所要
量が必要であることから、活性炭の量は80重量%以下
に抑えられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
図である。本実施の形態乃至後述する第5の実施の形態
は空気調和装置に適用されている。まず本実施の形態の
構成を説明すると、図1は、空気調和装置の室内機を示
しており、1は筐体、1aは筐体を構成する前面パネル
であり、筐体1前面の前面吸込み口部分に前面吸込みグ
リル2aが配設され、筐体1上部の上部吸込み口部分に
上部吸込みグリル2bが配設されている。筐体下部の吹
出し口部分には吹出し方向を可変するための風向板3が
取り付けられている。また、筐体1内部には、前面及び
上部の各吸込みグリル2a,2bに対向するように、熱
交換器4が配設され、その熱交換器4の背面側に、ファ
ン5が配設されている。そして、熱交換器4における吸
込みグリル2a,2b側の面に光触媒脱臭体としての光
触媒脱臭フィルタ6が配設され、この光触媒脱臭フィル
タ6に太陽光又は蛍光灯などの外部からの光を導入照射
する光導入手段としての反射板8が上部吸込みグリル2
bの近傍に設置されている。光触媒脱臭フィルタ6にお
ける光触媒脱臭剤には、酸化チタン微粒子又は酸化チタ
ン微粒子と活性炭との混合体が用いられている。酸化チ
タン微粒子は、粒径が1μm以下でないと再生能力が低
下する。また、酸化チタン微粒子と活性炭との混合体で
は、光触媒が太陽光又は蛍光灯などの外部からの光を利
用して再生を行うためには、ある程度の量が必要である
ことから、活性炭の量は80重量%以下に抑えられてい
る。
【0016】次に、上述のように構成された脱臭機能付
空気調和装置の作用を説明する。ファン5の作動により
前面吸込みグリル2a及び上部吸込みグリル2bを経て
筐体1内に吸い込まれた室内の空気は、その空気中の臭
気成分が光触媒脱臭フィルタ6に吸着され、熱交換器4
で熱交換されて、熱交換された清浄な空気が室内に放出
される。このように、光触媒脱臭剤として酸化チタン微
粒子が用いられた光触媒脱臭フィルタ6は、その表面に
おいて臭気成分を吸着する機能をもつとともに、その光
触媒反応は非常に強い酸化力をもち、比較的弱い紫外光
で活性化されて表面に吸着された臭気成分を酸化分解す
る機能をもっている。このため、反射板8により、より
多くの太陽光及び蛍光灯などの外部からの光を光触媒脱
臭フィルタ6に積極的に照射することで、本体外に光触
媒脱臭フィルタ6を取り出すことなく脱臭機能の再生が
より早く、且つ十分に行われる。光触媒脱臭剤として酸
化チタン微粒子と活性炭との混合体を用いたときは、活
性炭の物理的な強い吸着作用と酸化チタン光触媒の化学
的な強い酸化分解作用により、より多くの種類の臭気物
質について高い脱臭性能を得ることが可能となる。即
ち、光触媒の弱点である中性臭気物質(例えばイソプレ
ン等)の脱臭、吸着スピードが遅いことを活性炭がカバ
ーし、活性炭の弱点である極性の強い臭気物質(例えば
アンモニア等)の脱臭を光触媒でカバーするというよう
に、双方の欠点を補うことが可能となる。
【0017】図2には、本発明の第2の実施の形態を示
す。本実施の形態は、反射板8aの反射面が凹面になっ
ている。反射板8aの反射面を凹面とすることで、より
一層多くの太陽光及び蛍光灯などの外部からの光が光触
媒脱臭フィルタ6に効率的に照射され、脱臭機能の再生
がより一層早く、且つ十分に行われる。
【0018】図3には、本発明の第3の実施の形態を示
す。本実施の形態は、光触媒脱臭フィルタ7が筐体1内
に着脱可能に設置されている。光触媒脱臭フィルタ7の
脱臭機能の再生を同図(b)に示すように、取り外した
状態で行うことで、より多くの太陽光又は蛍光灯などの
外部からの光を光触媒脱臭フィルタ7に照射して、脱臭
機能の再生をより早く、且つ十分に行うことが可能とな
る。このような取り外し型の脱臭フィルタであっても、
光触媒を利用した脱臭フィルタであるため、使い捨ての
必要がない。
【0019】図4には、本発明の第4の実施の形態を示
す。本実施の形態は、空気調和装置の非稼動時に、筐体
1を構成する前面パネル1a近傍のパネル本体を開き、
太陽光又は蛍光灯などの外部からの光を光触媒脱臭フィ
ルタ6に照射して、脱臭機能の再生を行うようにしたも
のである。9はプレフィルタである。この構成により、
影になる部分がなくなってより多くの外部からの光が光
触媒脱臭フィルタ6に照射され、脱臭機能の再生がより
早く、且つ十分に行われる。
【0020】図5には、本発明の第5の実施の形態を示
す。本実施の形態は、空気調和装置の非稼動時に、前面
吸込みグリル2cを略半分程度開き、太陽光又は蛍光灯
などの外部からの光を光触媒脱臭フィルタ6に照射し
て、脱臭機能の再生を行うようにしたものである。この
構成により、より多くの外部からの光が光触媒脱臭フィ
ルタ6に照射され、脱臭機能の再生がより早く、且つ十
分に行われる。
【0021】図6には、本発明の第6の実施の形態を示
す。本実施の形態は、空気清浄機に適用されている。筐
体11前面の吸込み口部分に吸込みグリル12が配設さ
れ、その上、下に吹出し口が形成されている。吸込みグ
リル12の直ぐ背面側に光触媒脱臭フィルタ13が配設
されている。14はファンである。そして、ファン14
の作動により吸込みグリル12を経て筐体11内に吸い
込まれた室内の空気は、その空気中の臭気成分が光触媒
脱臭フィルタ13に吸着されて、清浄な空気が室内に放
出されるようになっている。吸込みグリル12の直ぐ背
面側に光触媒脱臭フィルタ13が配設されていること
で、太陽光又は蛍光灯などの外部からの光が光触媒脱臭
フィルタ13に照射されて、脱臭機能の再生が行われる
が、例えば、上記第5の実施の形態のように、脱臭機能
の再生時に、吸込みグリル12を開くようにすれば、よ
り多くの外部からの光が光触媒脱臭フィルタ13に照射
されて、脱臭機能の再生がより早く、且つ十分に行われ
る。
【0022】なお、上述の各実施の形態では、空気調和
装置又は空気清浄機に適用した場合について述べたが、
ファンヒーター等のその他の家電装置にも適用すること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、筐体内に吸い込まれる空気の流路に、吸着
した臭気成分を光励起により分解脱臭する光触媒脱臭体
を配置し、該光触媒脱臭体に外部からの光を導入照射す
る光導入手段を設けたため、光導入手段により、太陽光
及び室内灯などの外部からの光が光触媒脱臭体に積極的
に照射されて脱臭機能の再生が行われるので、装置内に
光源ランプを設けることが不要となり、装置性能の低下
及び騒音悪化がもたらされることがなく、さらにはメン
テナンス容易で長寿命化を達成することができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、前記光導入
手段は、前記空気の吸込み口近傍に設置した反射板とし
たため、確実に、より多くの太陽光及び室内灯などの外
部からの光を光触媒脱臭体に積極的に照射させることが
できて、脱臭機能の再生を、より早く、且つ十分に行わ
せることができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、前記反射板
の反射面は凹面としたため、より一層多くの太陽光及び
室内灯などの外部からの光を光触媒脱臭体に効率的に照
射させることができて、脱臭機能の再生を、より一層早
く、且つ十分に行わせることができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、筐体内に吸
い込まれる空気の流路に、吸着した臭気成分を光励起に
より分解脱臭する光触媒脱臭体を着脱可能に配置し、前
記光触媒脱臭体は取り外した状態で外部の光を照射し、
脱臭機能の再生を行うように構成したため、より多くの
太陽光及び室内灯などの外部からの光を光触媒脱臭体に
照射させることができて、脱臭機能の再生を、より早
く、且つ十分に行わせることができる。
【0027】請求項5記載の発明によれば、筐体内に吸
い込まれる空気の流路に、吸着した臭気成分を光励起に
より分解脱臭する光触媒脱臭体を配置し、非稼動時に前
記筐体を構成するパネル本体を開き、前記光触媒脱臭体
に外部の光を照射して脱臭機能の再生を行うように構成
したため、脱臭機能の再生時には、影になる部分がなく
なり、より多くの外部からの光を光触媒脱臭体に照射さ
せることができて、脱臭機能の再生を、より早く、且つ
十分に行わせることができる。
【0028】請求項6記載の発明によれば、筐体内に吸
い込まれる空気の流路に、吸着した臭気成分を光励起に
より分解脱臭する光触媒脱臭体を配置し、非稼動時に前
記空気を吸い込む吸込みグリルを開き、前記光触媒脱臭
体に外部の光を照射して脱臭機能の再生を行うように構
成したため、より多くの外部からの光を光触媒脱臭体に
照射させることができて、脱臭機能の再生をより早く、
且つ十分に行わせることができる。
【0029】請求項7記載の発明によれば、前記光触媒
脱臭体における光触媒脱臭剤には、酸化チタン微粒子を
用いたため、臭気成分を光触媒脱臭体に効果的に吸着さ
せることができるとともに、室内灯などの比較的弱い紫
外光で、光触媒脱臭体の脱臭機能の再生を行わせること
ができる。
【0030】請求項8記載の発明によれば、前記光触媒
脱臭体における光触媒脱臭剤には、酸化チタン微粒子と
活性炭の混合体を用いたため、活性炭の物理的な強い吸
着作用と酸化チタン光触媒の化学的な強い酸化分解作用
により、より多くの種類の臭気物質について高い脱臭性
能と、外部からの光によるその脱臭性能の再生機能を得
ることができる。
【0031】請求項9記載の発明によれば、前記活性炭
の混合比は80重量%以下としたため、酸化チタン光触
媒に活性炭を混合させても、太陽光又は室内灯などの外
部からの光を利用して光触媒脱臭体の脱臭機能の再生を
確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱臭機能付家電装置の第1の実施
の形態の内部構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の内部構成を示す図
である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の要部を示す図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態の内部構成を示す図
である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の内部構成を示す図
である。
【図6】本発明の第6の実施の形態の内部構成を示す図
である。
【図7】従来の空気調和装置の内部構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 2a 前面吸込みグリル 2b 上部吸込みグリル 2c 装置の非稼動時に略半分程度が開く前面吸込みグ
リル 4 熱交換器 6,7 光触媒脱臭フィルタ(光触媒脱臭体) 8 反射板(光導入手段) 8a 反射面が凹面の反射板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に吸い込まれる空気の流路に、吸
    着した臭気成分を光励起により分解脱臭する光触媒脱臭
    体を配置し、該光触媒脱臭体に外部からの光を導入照射
    する光導入手段を設けてなることを特徴とする脱臭機能
    付家電装置。
  2. 【請求項2】 前記光導入手段は、前記空気の吸込み口
    近傍に設置した反射板であることを特徴とする請求項1
    記載の脱臭機能付家電装置。
  3. 【請求項3】 前記反射板の反射面は凹面であることを
    特徴とする請求項2記載の脱臭機能付家電装置。
  4. 【請求項4】 筐体内に吸い込まれる空気の流路に、吸
    着した臭気成分を光励起により分解脱臭する光触媒脱臭
    体を着脱可能に配置し、前記光触媒脱臭体は取り外した
    状態で外部の光を照射し、脱臭機能の再生を行うように
    構成してなることを特徴とする脱臭機能付家電装置。
  5. 【請求項5】 筐体内に吸い込まれる空気の流路に、吸
    着した臭気成分を光励起により分解脱臭する光触媒脱臭
    体を配置し、非稼動時に前記筐体を構成するパネル本体
    を開き、前記光触媒脱臭体に外部の光を照射して脱臭機
    能の再生を行うように構成してなることを特徴とする脱
    臭機能付家電装置。
  6. 【請求項6】 筐体内に吸い込まれる空気の流路に、吸
    着した臭気成分を光励起により分解脱臭する光触媒脱臭
    体を配置し、非稼動時に前記空気を吸い込む吸込みグリ
    ルを開き、前記光触媒脱臭体に外部の光を照射して脱臭
    機能の再生を行うように構成してなることを特徴とする
    脱臭機能付家電装置。
  7. 【請求項7】 前記光触媒脱臭体における光触媒脱臭剤
    には、酸化チタン微粒子を用いてなることを特徴とする
    請求項1乃至6の何れかに記載の脱臭機能付家電装置。
  8. 【請求項8】 前記光触媒脱臭体における光触媒脱臭剤
    には、酸化チタン微粒子と活性炭の混合体を用いてなる
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の脱臭
    機能付家電装置。
  9. 【請求項9】 前記活性炭の混合比は80重量%以下で
    あることを特徴とする請求項8記載の脱臭機能付家電装
    置。
JP9033935A 1997-02-18 1997-02-18 脱臭機能付家電装置 Pending JPH10227469A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003090594A (ja) * 2001-09-20 2003-03-28 Fujitsu General Ltd 空気調和機
US7070671B2 (en) 2000-07-28 2006-07-04 Fujitsu Limited Manufacturing method and apparatus for magnetic head sliders

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