JPH10277290A - 洗濯機注湯装置 - Google Patents

洗濯機注湯装置

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JPH10277290A
JPH10277290A JP9106636A JP10663697A JPH10277290A JP H10277290 A JPH10277290 A JP H10277290A JP 9106636 A JP9106636 A JP 9106636A JP 10663697 A JP10663697 A JP 10663697A JP H10277290 A JPH10277290 A JP H10277290A
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JP
Japan
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hot water
washing machine
temperature
water
pouring
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Application number
JP9106636A
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English (en)
Inventor
Fumio Kondo
文夫 近藤
Yasushi Koketsu
安司 纐纈
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の不注意による洗濯機への高温湯の供
給を防止する。 【解決手段】 水流スイッチ69により洗濯機90への
通水を検出すると、温度センサ70により洗濯機90に
通水される湯温を検出する。この検出温度が50℃以上
の場合には(S8:YES)、スタートランプを点滅さ
せると共に(S9)、ブザーを鳴らして(S10)報知
する。そのため、使用者は給湯リモコン50の設定温度
が高温であることに気付いて、設定温度を下げるといっ
た対処をすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機注湯装置に関
し、詳しくは給湯器から出湯される湯の供給機能を備え
た洗濯機注湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、浴槽内の残り湯や給湯器から
出湯された湯を洗濯機に注湯するための洗濯機注湯装置
が知られている。このような洗濯機注湯装置において、
例えば給湯器からの湯により洗濯する場合には、洗濯機
注湯装置に接続される注湯リモコンから湯洗い開始操作
を行なうことにより、給湯器から洗濯機への出湯流路を
開閉する開閉弁を開く。そのため洗濯機の水電磁弁が開
弁すると、給湯器に通水されて燃焼動作を開始し、設定
温度に加熱された湯が洗濯機に供給される。そのため特
に冬場の水温が低い時期には、水道水をそのまま供給す
る場合に比べて洗剤を溶けやすくして汚れ落ちの効果を
高くすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給湯器
の出湯温度は給湯器に接続される給湯リモコンで設定さ
れるため、給湯リモコンで高温設定されていることを使
用者が気付かずに、注湯リモコンにより湯洗い開始操作
を行なうと、洗濯機には給湯リモコンで設定された高温
の湯が供給されてしまう。一般に洗濯機に供給される湯
の温度は50℃以下と指定されており、このような高温
の湯が供給されると洗濯機が故障してしまう恐れがある
と共に、衣類も傷みやすくなる。本発明の洗濯機注湯装
置は上記課題を解決し、使用者の不注意による洗濯機へ
の高温湯の供給を防止することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載の洗濯機注湯装置は、給湯器から出湯
された湯、或は水、或は浴槽内の残り湯の何れかを外部
操作に基づいて選択的に洗濯機へ供給する洗濯機注湯装
置において、上記洗濯機に供給される湯の温度を検出す
る温度検出手段と、上記温度検出手段による検出温度が
所定値以上の場合に報知する報知手段とを備えたことを
要旨とする。
【0005】上記課題を解決する本発明の請求項2記載
の洗濯機注湯装置は、給湯器から出湯された湯、或は
水、或は浴槽内の残り湯の何れかを外部操作に基づいて
選択的に洗濯機へ供給する洗濯機注湯装置において、上
記洗濯機に供給される湯の温度を検出する温度検出手段
と、上記温度検出手段による検出温度が所定値以上の場
合には、上記洗濯機に供給される湯に水を混合して供給
する水混合手段とを備えたことを要旨とする。
【0006】上記課題を解決する本発明の請求項3記載
の洗濯機注湯装置は、給湯器から出湯された湯、或は
水、或は浴槽内の残り湯の何れかを外部操作に基づいて
選択的に洗濯機へ供給する洗濯機注湯装置において、上
記洗濯機に供給される湯の温度を検出する温度検出手段
を備え、上記温度検出手段による検出温度が所定値以上
の場合には、上記洗濯機への湯の供給を中止することを
要旨とする。
【0007】上記課題を解決する本発明の請求項4記載
の洗濯機注湯装置は、請求項1,2又は3記載の洗濯機
注湯装置において、上記温度検出手段に代えて、上記給
湯器から設定温度データを読み出す温度読出手段を備え
たことを要旨とする。
【0008】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
洗濯機注湯装置は、給湯器から出湯された湯、或は水、
或は浴槽内の残り湯の何れかを外部操作に基づいて選択
的に洗濯機へ供給する。外部操作により給湯器からの湯
を選択すると、給湯器側で設定された温度に加熱された
湯が洗濯機に供給される。ここで、設定温度が高温の場
合には、洗濯機やその中の衣類に悪影響を及ぼす恐れが
あるが、洗濯機に供給される湯の温度が所定値以上の場
合には報知するため、高温の湯が洗濯機に供給されてい
ることを使用者に知らせることができる。
【0009】上記構成を有する本発明の請求項2記載の
洗濯機注湯装置は、給湯器から出湯された湯、或は水、
或は浴槽内の残り湯の何れかを外部操作に基づいて選択
的に洗濯機へ供給する。外部操作により給湯器からの湯
を選択すると、給湯器側で設定された温度に加熱された
湯が洗濯機に供給される。ここで、設定温度が高温の場
合には、洗濯機やその中の衣類に悪影響を及ぼす恐れが
あるが、洗濯機に供給される湯の温度が所定値以上の場
合には水を混合して供給するため、洗濯機に供給される
湯の温度を下げることができる。
【0010】上記構成を有する本発明の請求項3記載の
洗濯機注湯装置は、給湯器から出湯された湯、或は水、
或は浴槽内の残り湯の何れかを外部操作に基づいて選択
的に洗濯機へ供給する。外部操作により給湯器からの湯
を選択すると、給湯器側で設定された温度に加熱された
湯が洗濯機に供給される。ここで、設定温度が高温の場
合には、洗濯機やその中の衣類に悪影響を及ぼす恐れが
あるが、洗濯機に供給される湯の温度が所定値以上の場
合には湯の供給を中止するため、洗濯機に高温の湯が供
給されることを防ぐことができる。
【0011】上記構成を有する本発明の請求項4記載の
洗濯機注湯装置は、給湯器の設定温度データを読み出す
ことにより、給湯器から洗濯機に供給される湯の温度が
高温であるかどうかを予め判断することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の洗濯機注湯装
置の好適な実施例について説明する。図1は、本発明の
一実施例としての洗濯機注湯装置を備えた洗濯機への注
湯システムの概略構成図である。この注湯システムは大
別して給湯器付風呂釜10と、洗濯機注湯装置60とに
より構成される。
【0013】給湯器付風呂釜10は、通水される水を加
熱して出湯する出湯部20と、浴槽3内の湯を循環させ
て追い焚きする循環加熱部30と、これらを制御する給
湯コントローラ40とからなる。
【0014】出湯部20は、水道管1に接続される給水
路21と、給水路21から供給される水をバーナ22の
燃焼熱により加熱する熱交換器23と、熱交換器23で
加熱された湯を送り出す流路となる出湯路24とを備
え、出湯路24は台所やシャワー等に湯を供給するため
の外部出湯管2に接続される。
【0015】循環加熱部30は、浴槽3に戻り流路4と
往き流路5とを介して接続される循環路31と、浴槽水
を循環路31に循環させるためのポンプ32と、循環さ
れる浴槽水をバーナ33の燃焼熱により加熱する熱交換
器34とを備える。また、出湯部20の出湯路24と循
環加熱部30の循環路31とは給水弁35を備えた落込
み流路36で接続され、浴槽3への出湯を可能としてい
る。
【0016】給湯コントローラ40は、図示しない周知
の算術論理演算回路を構成するCPU,RAM,ROM
と、各種センサからの信号を入力する入力インタフェー
スと、各種アクチュエータに駆動信号を出力する出力イ
ンタフェース等から構成される。また、設定温度の設定
等の外部操作を行なうための給湯リモコン50が接続さ
れる。
【0017】給湯リモコン50は設定温度を38℃〜4
8℃,50℃,60℃といった範囲で設定することがで
きる。そして給湯コントローラ40は、出湯部20の出
湯温度を給湯リモコン50で設定された設定温度に近づ
けるようにバーナ22の燃焼量を制御するといった出湯
温制御を行なう。
【0018】洗濯機注湯装置60は、水道管1に接続さ
れる水供給路61と外部出湯管2に接続される湯供給路
62とを備え、それぞれの流路を開閉する給水電磁弁6
3と給湯電磁弁64とを備える。水供給路61と湯供給
路62とはそれぞれの電磁弁63,64の下流側で合流
し、縁切り弁としてのホッパー65を介して主流路66
に接続される。また、往き流路5と主流路66とを接続
する浴槽水供給路68を形成し、往き流路5の浴槽水供
給路68との分岐部には循環加熱部30からの浴槽水の
流路を浴槽3側或は主流路66側の何れかに切替える切
替弁67が設けられる。また主流路66の浴槽水供給路
68との合流部より下流側には、通水を検出するための
水流スイッチ69と、水温を検出するための温度センサ
70とが設けられ、更にその下流側で洗濯機90に注湯
するための注湯路91に接続される。また、これらを制
御する注湯コントローラ71を備える。
【0019】注湯コントローラ71は、図示しない周知
の算術論理演算回路を構成するCPU,RAM,ROM
と、各種センサからの信号を入力する入力インタフェー
スと、各種アクチュエータに駆動信号を出力する出力イ
ンタフェース等から構成される。また、注湯モードの切
替え等の外部操作を行なうための注湯リモコン80が接
続される。
【0020】注湯リモコン80は、洗濯機注湯装置60
の電源となる運転スイッチと、注湯モードを選択するた
めの選択スイッチと、選択された注湯モード等を表示す
るための表示パネルと、注湯動作を開始させるためのス
タートスイッチとを備える。注湯モードは、洗濯機90
の洗い動作とすすぎ動作とでのそれぞれの注湯源を、
水,湯,残り湯の何れかから選択して組合わせたもので
ある。例えば、洗い動作時には残り湯,すすぎ動作時に
は水をそれぞれ注湯したい場合には、選択スイッチによ
り残り湯洗い/水すすぎモードを選択する。
【0021】また、注湯コントローラ71と給湯コント
ローラ40とは通信線72で接続され、残り湯洗いモー
ドの選択の有無を表わす接点情報を注湯コントローラ7
1から給湯コントローラ40に送信する。このように、
単に接点情報を送るだけであるため、簡単な構成により
通信することができる。また給湯コントローラ40は、
残り湯洗いモードの選択時にポンプ32を駆動させるこ
とで、浴槽3内の残り湯を洗濯機90へ供給する。
【0022】ここで、水,湯,残り湯のそれぞれの注湯
制御について説明する。水洗いモードでは、給湯電磁弁
64を閉弁し、切替弁67を浴槽3側に切替えた状態
で、給水電磁弁63を開弁する。そのため、洗濯機90
の水電磁弁92が開弁すると、水道管1からの水が水供
給路61,主流路66,注湯路91を流れて洗濯機90
に供給される。
【0023】湯洗いモードでは、給水電磁弁63を閉弁
し、切替弁67を浴槽3側に切替えた状態で、給湯電磁
弁64を開弁する。そのため、洗濯機90の水電磁弁9
2が開弁すると、給湯器付風呂釜10の出湯部20に通
水されてバーナ22の燃焼動作を開始し、給湯リモコン
50により設定された温度の湯が外部出湯管2,湯供給
路62,主流路66,注湯路91を流れて洗濯機90に
供給される。
【0024】残り湯洗いモードでは、給水電磁弁63,
給湯電磁弁64を閉弁し、切替弁67を主流路66側に
切替える。このとき、給湯コントローラ40は通信線7
2により残り湯洗いモードであると判断し、ポンプ32
を駆動させる。そのため、浴槽3内の残り湯は循環路3
1,浴槽水供給路68,主流路66,注湯路91を流れ
て洗濯機90に供給される。
【0025】次に、湯洗いモードにおける注湯コントロ
ーラ71の行なう制御処理について、図2のフローチャ
ートを用いて説明する。注湯リモコン80の運転スイッ
チがオンされ、湯洗いモードが選択された状態でスター
トスイッチが押されると(S1)、注湯リモコン80の
スタートランプを点灯させ(S2)給湯電磁弁64を開
弁する(S3)。ここで、給湯電磁弁64を開弁したに
もかかわらず水流スイッチ69により通水が検出されな
い場合には(S4:NO)、洗濯機90の水電磁弁92
が閉弁していると考えられるため、洗濯機90による洗
い動作が開始されるまで所定時間(本実施例では17時
間)待機する(S5)。ここで長時間待機するのは、全
自動洗濯機の予約タイマーによる使用が考えられるため
である。そして、所定時間(17時間)経過しても通水
が検出されない場合には(S5:YES)、使用者の誤
操作であったと判断し、給湯電磁弁64を閉じ(S
6)、スタートランプを消灯させて(S7)制御を終了
する。
【0026】一方、ステップ4において通水が検出され
た場合には、洗濯機90の水電磁弁92が開弁して洗い
動作が開始されたと判断し、温度センサ70により洗濯
機90に通水される湯温を検出する。この検出温度が5
0℃以上の場合には(S8:YES)、スタートランプ
を点滅させると共に(S9)、ブザーを鳴らして(S1
0)報知する。そのため、使用者は給湯リモコン50の
設定温度が高温であることに気付いて、設定温度を下げ
るといった対処をすることができる。その後も検出温度
のチェックを継続するが、水流スイッチ69により通水
が検出されない状態が所定時間(本実施例では2分間)
継続した時点で(S11:YES)、洗濯機90の洗い
動作が終了したと判断して給湯電磁弁64を閉じ(S1
2)、洗濯機90のすすぎ動作に対応した注湯制御を行
なうためのすすぎモードに移る(S13)。つまり、水
電磁弁92の所定時間(2分間)以上継続した閉弁状態
を検出することで、洗濯機90が洗い動作を終了して排
水動作を行ない、すすぎ動作に移ったと判断するのであ
る。ここで、所定時間(2分間)としているのは、洗濯
機90の洗い動作において、水電磁弁92の開閉により
断続的な注湯制御が行なわれる場合にすすぎ動作に移っ
たと誤判定しないようにするためである。また、所定時
間(2分間)継続した通水無し状態が得られない場合に
も(S11:NO)、通水開始から所定時間(本実施例
では10分間)経過した時点で(S14:YES)、洗
濯機90の洗い動作が終了していると判断してすすぎモ
ードに移る(S13)。そのため、洗濯機90ではすす
ぎ動作に移っているにもかかわらず、所定時間(2分
間)継続した通水なし状態が検出できなかった場合に
も、確実にすすぎモードに移すことができる。
【0027】以上説明したように、本実施例の洗濯機注
湯装置60は、洗濯機90に供給される湯の温度が50
℃以上の場合に報知することで、給湯リモコン50で高
温設定されていることを使用者に気付かせて対処するよ
うに促すことができる。また、洗濯機90への注湯動作
は設定温度で継続するため、使用者が故意に高温設定で
使用している場合にも使い勝手を損なわない。更に、浴
槽水の供給のために給湯付風呂釜10のポンプ32を利
用するため、構成を簡単にしてコストを低減することが
できる。加えて、温度センサ70による検出温度のチェ
ックを通水動作中常に行なうことで、運転開始時の出湯
温度の上昇や設定温度の変更等に対しても確実に判定す
ることができる。
【0028】また、所定時間(2分間)継続した通水な
し状態を検出することにより洗濯機90で洗い動作から
すすぎ動作に移ったと判断することで、洗濯機90の洗
い動作時に水電磁弁92の開閉により断続的な注湯制御
がなされても洗い動作が終了したと誤判断することを少
なくすることができる。更に、通水から所定時間(10
分間)経過した場合には洗濯機90で洗い動作からすす
ぎ動作に移ったと判断することで、洗濯機90がすすぎ
動作を行なっているにもかかわらずすすぎモードに移ら
ないといった不具合を少なくすることができる。
【0029】尚、本実施例では温度センサ70の検出温
度が50℃以上の場合には報知を行なったが、次の様な
構成であってもよい。まず1つめの例として、温度セン
サ70の検出温度が50℃以上の場合には給水電磁弁6
3も開弁し、湯と水とを混合した状態で供給するように
してもよい。このような制御を行なうことにより、使用
者の手を煩わせることなく洗濯機90に供給される湯の
温度を下げて動作を継続させることができるため、使い
勝手がよい。また2つめの例として、温度センサ70の
検出温度が50℃以上の場合には給水電磁弁63を閉弁
して注湯動作を中止し、エラー表示や報知をするように
してもよい。このような制御を行なうことにより、即座
に湯の供給を止めることができるため、洗濯機90や衣
類にかかる負担を最小限に抑えることができ、また使用
者は設定温度を再設定することで所望の温度で洗濯する
ことができる。
【0030】また、本実施例では温度センサ70により
洗濯機90に供給される湯温を検出したが、これに限っ
たものではなく、例えば温度センサを備えない場合にも
給湯コントローラ40から注湯コントローラ71により
設定温度データを読み出す構成であってもよい。このよ
うな構成によれば、設定温度データを読み出すだけでよ
いため簡易的な通信により実現でき、温度センサ70を
用いない分装置のコストを低減することができる。また
設定温度を予め判定できるため、高温設定されている状
態で湯洗いする場合には、予め水を混合したり注湯を禁
止したりするといった対処や、高温設定である旨の報知
をすることができ、使用者の不注意で洗濯機に高温の湯
が供給されることを確実に防ぐことができる。
【0031】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の洗濯機注湯装置によれば、洗濯機に供給される湯
の温度が所定値以上の場合には報知することで、給湯器
側で高温設定されていることを使用者に気付かせて対処
するように促すことができる。また、洗濯機への湯の供
給は設定温度で継続するため、使用者が故意に高温設定
で使用している場合にも使い勝手を損なわない。
【0033】更に、本発明の請求項2記載の洗濯機注湯
装置によれば、洗濯機に供給される湯の温度が所定値以
上の場合には水を混合して供給することで、供給される
湯の温度を下げて洗濯機に高温の湯が供給され続けるこ
とを防ぐことができる。また使用者の手を煩わせること
なく洗濯機に供給される湯の温度を下げて動作を継続さ
せることができるため、使い勝手がよい。
【0034】更に、本発明の請求項3記載の洗濯機注湯
装置によれば、洗濯機に供給される湯の温度が所定値以
上の場合には湯の供給を中止するため、洗濯機や衣類に
かかる負担を最小限に抑えることができる。また使用者
は給湯器側で設定温度を設定しなおすことで所望の温度
で洗濯することができる。
【0035】更に、本発明の請求項4記載の洗濯機注湯
装置によれば、設定温度データを読み出すだけでよいた
め簡易的な通信により実現でき、湯温を検出するための
温度センサを設ける必要がない分装置のコストを低減す
ることができる。また予め湯温を判定できるため、使用
者の不注意で高温の湯が洗濯機に流れることを確実に防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての洗濯機注湯装置を備えた洗濯
機への注湯システムの概略構成図である。
【図2】湯洗いモードにおける注湯コントローラの行な
う制御処理を表わすフローチャートである。
【符号の説明】
10…給湯器付風呂釜、 20…出湯部、 30…循環
加熱部、40…給湯コントローラ、 50…給湯リモコ
ン、 60…洗濯機注湯装置、61…水供給路、 62
…湯供給路、 63…給水電磁弁、64…給湯電磁弁、
66…主流路、 68…浴槽水供給路、69…水流ス
イッチ、 70…温度センサ、 71…注湯コントロー
ラ、80…注湯リモコン、 90…洗濯機。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器から出湯された湯、或は水、或は
    浴槽内の残り湯の何れかを外部操作に基づいて選択的に
    洗濯機へ供給する洗濯機注湯装置において、 上記洗濯機に供給される湯の温度を検出する温度検出手
    段と、 上記温度検出手段による検出温度が所定値以上の場合に
    報知する報知手段とを備えたことを特徴とする洗濯機注
    湯装置。
  2. 【請求項2】 給湯器から出湯された湯、或は水、或は
    浴槽内の残り湯の何れかを外部操作に基づいて選択的に
    洗濯機へ供給する洗濯機注湯装置において、 上記洗濯機に供給される湯の温度を検出する温度検出手
    段と、 上記温度検出手段による検出温度が所定値以上の場合に
    は、上記洗濯機に供給される湯に水を混合して供給する
    水混合手段とを備えたことを特徴とする洗濯機注湯装
    置。
  3. 【請求項3】 給湯器から出湯された湯、或は水、或は
    浴槽内の残り湯の何れかを外部操作に基づいて選択的に
    洗濯機へ供給する洗濯機注湯装置において、 上記洗濯機に供給される湯の温度を検出する温度検出手
    段を備え、 上記温度検出手段による検出温度が所定値以上の場合に
    は、上記洗濯機への湯の供給を中止することを特徴とす
    る洗濯機注湯装置。
  4. 【請求項4】 上記温度検出手段に代えて、上記給湯器
    から設定温度データを読み出す温度読出手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載の洗濯機注湯装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110048460A1 (en) * 2009-09-02 2011-03-03 Bsh Bosch Und Siemens Hausgerate Gmbh Dishwasher and appropriate control method

Cited By (2)

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US20110048460A1 (en) * 2009-09-02 2011-03-03 Bsh Bosch Und Siemens Hausgerate Gmbh Dishwasher and appropriate control method
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