JPH10277006A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置Info
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- JPH10277006A JPH10277006A JP9092373A JP9237397A JPH10277006A JP H10277006 A JPH10277006 A JP H10277006A JP 9092373 A JP9092373 A JP 9092373A JP 9237397 A JP9237397 A JP 9237397A JP H10277006 A JPH10277006 A JP H10277006A
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Abstract
て生じる不必要な磁場分布に起因する画質劣化を低減す
るようにした磁気共鳴イメージング装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 対象核種を含んだ分子の拡散による横磁
化スピンの位相ずれを強調するため、高周波反転パルス
(180度パルス)の前後両側に、印加時間と強度が等
しい一対の傾斜磁場パルスを付加的な傾斜磁場パルスと
して印加する。この付加的な傾斜磁場パルスによって生
じる不必要な磁場分布による画質劣化を補正するため、
補正用傾斜磁場パルスdGcp及び補正用オフセット傾斜磁
場dGoffsetを印加し、エコー信号の受信検波時における
中心周波数をdf0 だけシフトさせる。
Description
ング装置(以下、MRI装置と称する)に関する。
いて代表的な2種類の撮影法である、スピンエコー法
(SE法)およびエコープラナイメージング法(Echo P
lanar Imaging 法:EPI法)のパルスシーケンスを示
す図である。これらの撮影法は、繰り返し時間(T
R)、エコー時間(TE)を適当に設定することによ
り、T1、T2対象核種自体の密度等を画像の信号値に
反映させることができる。さらに、励起パルスの印加か
らエコーデータ収集までの間に、付加的な傾斜磁場パル
スを印加することによって画像に特定の情報を与えるこ
とも行われている。
を示す。図14(b)は各画像ピクセル内の対象核種を
含んだ分子の微細な動きによる横磁化スピンの位相ずれ
を強調するための付加的な傾斜磁場パルスであるモーシ
ョンプロービンググラジエント(Motion Probing Gradi
ent 、以下、MPG)パルスを示している。このMPG
パルスは、参考文献(Stejscal EO, Tanner JE. Spin d
iffusion measurements: spin echoes in the presence
of a time dependent field gradient, J. ofchemical
physics, 1965, 42: 288-299)等に開示されている
が、対象核種を含んだ分子の拡散による横磁化スピンの
位相ずれを強調するため、高周波反転パルス(180度
パルス)の前後両側に印加される、印加時間と強度が等
しい一対の傾斜磁場パルスである。
によって同一ボクセル内の分子の微細な動きによる横磁
化スピンの位相ずれを強調する撮影法は、IVIM(In
traVoxel Incoherent Motion )イメージングと称され
ている。
例して横磁化スピンの位相を変化させるための付加的な
傾斜磁場パルスであるフローエンコードグラジエント
(FlowEncode Gradient、以下、FEG)パルスを示し
ている。このようなFEGパルスを用いる撮影法につい
ては、米国特許第4,516,075号明細書(Mora
n)に記載されている。
にあたっては、画像の分解能、断面方向とは独立に、観
察しようとする撮影対象の速度、方向に応じて、その方
向および強度を設定する。したがって、このような付加
的な傾斜磁場パルスは、周波数エンコード方向、位相エ
ンコード方向、スライス方向のいずれでも、それらの任
意の比率の組み合わせでもよい。
場パルスは、目的とする撮影対象の速度が遅い場合、画
像化に必要な傾斜磁場とは独立に傾斜磁場強度を大きく
する必要がある。特にMPGは傾斜磁場強度を極力大き
くする必要があり、使用する装置の最大傾斜磁場強度の
MPGを数十ミリ秒印加する場合もある。このような付
加的な傾斜磁場パルスを印加すると、これによって生じ
る渦磁場を補償する渦磁場補償回路の調整ずれなどの影
響によって、エコー収集中において撮像に不必要な磁場
分布が生じるという問題点がある。不必要な磁場分布の
発生によって、画像の歪み、シフト、ぼけ、あるいは画
像の位相成分の変化等が起こることが数多く報告されて
いる。
おいては、体動、CSF(脳脊髄液)や、血流等の拍動
によって生じるアーチファクトを低減するため前述のE
PIが広く普及しているが、EPIはその原理上、前述
のような不完全性に対し特に敏感なシーケンスであるた
め、上述したような不必要な磁場分布の発生は特に深刻
な問題となっている。例えばMPGを利用した場合、撮
像に用いられる傾斜磁場は大きいので、一般に渦電流が
少ないとされているシールド型傾斜磁場コイルでさえも
渦電流は無視できない。残存する渦電流が少なくても、
EPIにおいては顕著な画像の歪みを引き起こす。この
ことは、参考文献(Correction for Distortion of ima
ges used to calculate the Apparent Diffusion Coeff
icient Proc .of the 4th Annual Meeting ,Internat
ional Society of Magnetic Resonance in Medicine ,
1996 No.1335)に開示されている。このため、例えばM
PGを印加して得られた画像と、MPGを印加しないで
得られた画像とでは、画像の歪み方やシフトが異なって
くる。したがって、双方の画像を比較する場合に、対応
する位置を特定しにくい、あるいは双方の画像を重ねあ
わせて表示することができないなどの不都合が生じてし
まう。
によって生じる不必要な磁場分布は、傾斜磁場コイルの
製造上の誤差(より詳しくは、このような誤差は断面方
向に現れる)によるものでもある。したがって、その磁
場分布及び強度は各装置毎に異なる。このため、大量に
生産される商用のMRI装置にとっては装置毎の画質の
ばらつきをひきおこすため品質管理の上で問題となる。
要となるエコー以外に余分なエコーデータを補正データ
として収集し、さまざまな不完全性を補正する場合があ
る。しかしながら、強力な付加的傾斜磁場パルスにより
生じる不必要な磁場分布によって補正用エコーデータの
信号値が低下してしまう。このためゴーストなどの画像
のアーチファクトが増加し、補正の精度が低下するとい
う問題点がある。
的な傾斜磁場パルスを印加することによって不必要な磁
場分布が生じ、これにより画像の歪み、位置のシフト、
補正用エコーデータの信号値低減によるアーチファクト
等の画質劣化を引き起こすという問題点がある。
たものであり、付加的な傾斜磁場パルスの印加によって
生じる不必要な磁場分布に起因する画質劣化を低減する
ようにした磁気共鳴イメージング装置を提供することを
目的とする。
達成するため本発明の磁気共鳴イメージング装置は次の
ように構成されている。 (1)本発明の磁気共鳴イメージング装置は、画像化に
必要な傾斜磁場以外に付加的な傾斜磁場パルスを印加す
る磁気共鳴イメージング装置において、前記付加的な傾
斜磁場パルスの印加によって生じる画質劣化を補正する
ための補正用傾斜磁場を印加する補正用傾斜磁場印加手
段を具備する。 (2)本発明の磁気共鳴イメージング装置は、画像化に
必要な傾斜磁場以外に付加的な傾斜磁場パルスを印加す
る磁気共鳴イメージング装置において、前記付加的な傾
斜磁場パルスの印加によって生じる画質劣化を補正する
ため、再構成後の画像を変形あるいはシフトさせる画像
処理手段を具備する。
の実施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係るM
RI装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
ガントリ20内には静磁場磁石1、X軸・Y軸・Z軸傾
斜磁場コイル2、及び送受信コイル3が設けられる。送
受信コイル3はガントリ内に埋め込まれるのではなく、
寝台13の天板内に埋め込まれるか、あるいは被検体に
直に装着されてもよい。また、送受信コイルの代わりに
送信、受信専用の別々のコイルを用いてもよい。静磁場
発生装置としての静磁場磁石1は例えば超電導コイル、
または常伝導コイルを用いて構成される。X軸・Y軸・
Z軸傾斜磁場コイル2はX軸傾斜磁場Gx、Y軸傾斜磁
場Gy、Z軸傾斜磁場Gzを発生するためのコイルであ
る。送受信コイル3はスライスを選択するための選択励
起パルスとしての高周波(RF)パルスを発生し、かつ
磁気共鳴により発生した磁気共鳴信号(MR信号)を検
出するために使用される。寝台13の天板上に載置され
た被検体Pはガントリ20内のイメージング可能領域
(イメージング用磁場が形成される球状の領域であり、
この領域内でのみ診断が可能となる)に挿入される。
動される。送受信コイル3はRF送信時には送信器5に
より駆動され、かつ磁気共鳴信号の検出時には受信器6
に結合される。X軸・Y軸・Z軸傾斜磁場コイル2はX
軸傾斜磁場電源7、Y軸傾斜磁場電源8、Z軸傾斜磁場
電源9により駆動される。
8、Z軸傾斜磁場電源9、送信器5はシーケンサ10に
より所定のシーケンスに従って駆動され、X軸傾斜磁場
Gx、Y軸傾斜磁場Gy、Z軸傾斜磁場Gz、高周波
(RF)パルスを、後述する所定のパルスシーケンスで
発生する。この場合、X軸傾斜磁場Gx、Y軸傾斜磁場
Gy,Z軸傾斜磁場Gzは主として、例えば位相エンコ
ード用傾斜磁場Gpe 、読出し用傾斜磁場Gro 、スライス
用傾斜磁場Gss としてそれぞれ使用される。コンピュー
タシステム11はシーケンサ10を駆動制御するととも
に、受信器6で受信される磁気共鳴信号を取り込んで所
定の信号処理を施すことにより、被検体の断層像を生成
し、表示部12で表示する。
シーケンスを示したものである。図2(a)は、RF送
信パルス及びエコー(echo)、スライス選択用傾斜磁場
Gss、読出し用傾斜磁場Gro 、位相エンコード用傾斜磁
場Gpe をそれぞれ示している。また、図2(b)は、付
加的な傾斜磁場パルスの一例としてのモーションプロー
ビンググラジエントパルスGMo を示している。このGMo
は、対象核種を含んだ分子の拡散による横磁化スピンの
位相ずれを強調するため、高周波反転パルス(180度
パルス)の前後両側に、印加時間と強度が等しい一対の
傾斜磁場パルスとして加えられる。なお、付加的な傾斜
磁場パルスには、当該モーションプロービンググラジエ
ントパルスGMo や、図13に示したフローエンコードパ
ルスGfeといった複数種類のものがあるが、これらは
撮影目的に応じて使い分けることができる。
p、図2(d)は補正用オフセット傾斜磁場dGoffset、
図2(e)は受信検波時の中心周波数のずれdf0 をそれ
ぞれ示している。
MRI装置における撮影手順を示すフローチャートであ
る。同図に示す通り、従来の撮影手順においては、まず
断面方向、TR、TE、スライス枚数などのスキャン条
件の設定、および前述の付加的な傾斜磁場パルスを入れ
る方向及び強度の設定を行う(ステップS100)。通
常は、このような設定は操作者が行う。かかる設定に従
って、ステップS101においてスキャンを実行(ステ
ップS101)し、さらに画像の再構成及び画像の表示
を行う(ステップS102)。
撮影手順を示すフローチャートである。同図に示すよう
に、まずステップS1において、付加的な傾斜磁場パル
スにより発生する不必要な磁場分布を補正する際に用い
られるパラメータ群を測定する。しかる後、図3に示し
た従来の撮影手順と同様に、スキャン条件の設定、およ
び付加的な傾斜磁場パルスを入れる方向及び強度の設定
を行う(ステップS2)。次に、この設定情報を元に付
加的な傾斜磁場パルスによって発生する不必要な磁場分
布を推定(ステップS3)し、補正用オフセット傾斜磁
場、補正用傾斜磁場パルス、及びエコー信号受信検波時
の中心周波数の強度、方向等を与える補正用データを算
出する(ステップS4)。補正用データの算出方法につ
いては後述する。そしてこれらの結果をもとにスキャン
を実行(ステップS5)し、画像の再構成及び表示を行
う(ステップS6)。すなわちステップS5において
は、図2 のパルスシーケンスに従い、モーションプロー
ビンググラジエントパルスGMo が付加的な傾斜磁場パル
スとして印加されると共に、この付加的な傾斜磁場パル
スによって生じる不必要な磁場分布による画質劣化を補
正するため、補正用傾斜磁場パルスdGcp及び補正用オフ
セット傾斜磁場dGoffsetが印加され、エコー信号の受信
検波時における中心周波数がdf0 だけシフトされる。
れるパラメータ群は、撮影の度に毎回測定する必要はな
い。例えば装置の据え付け時に1度だけ測定した結果を
次回以降の撮影で使用するようにしても良い。
正処理をパルスシーケンス自体で行うものとなってお
り、エコーデータの後処理や再構成処理には従来から知
られている計算法を利用すれば良い。尚、このような補
正処理はパルスシーケンス自体の変更を伴わない他の実
現方法によって行うことも可能である。すなわち、再構
成画像の変形、周波数エンコード方向のシフト、位相エ
ンコード方向のシフトによって当該補正処理を実現して
も良い。特に再構成画像の処理による補正処理について
は第3実施形態において説明する。
ためのパラメータとの関係について説明する。補正のた
めのパラメータとは、付加的な傾斜磁場パルスに応じた
補正用データ、すなわち補正用オフセット傾斜磁場、補
正用傾斜磁場パルス、エコー受信検波時における中心周
波数のシフト量を与えるものである。
ジエントGMo 、あるいはGfe (図13参照)の大きさを
示すベクトルGaddを次式(1)のように表記する。
なお、以下では「* (識別子)」によってベクトルを表
記する。例えばベクトルGaddは* Gaddと表記す
る。
数エンコード方向、位相エンコード方向、スライス方向
における傾斜磁場強度[T/m] である。図2に示した補正
用オフセット傾斜磁場のベクトルを* dGoffset
と表記し、補正用傾斜磁場パルスのベクトルを* dGc
pと表記し、エコー受信時の中心周波数のベクトルをdf
0 [Hz]と表記する。傾斜磁場系は3チャンネルの傾斜磁
場によって規定するのが一般的である。各チャネルの傾
斜磁場は互いに直交し、その磁場強度(通常は静磁場方
向成分)は1次勾配を呈する。
pは、それぞれ使用する傾斜磁場系のチャンネルごとの
要素を持つベクトルであって、x 、y 、z の3チャンネ
ルからなるものとして規定する。次式(2)は* dGo
ffset及び* dGcpを示す。
それぞれx、y、zチャンネルの補正用オフセット傾斜
磁場の強度[T/m] であり、dGcp,x、dGcp,y、dGcp,zは、
それぞれx、y、zチャンネルの補正用傾斜磁場パルス
の強度[T/m] である。
Goffset、* dGcp、df0との対応は、次式
(3)に示す通りである。 * dGoffset=−k Goffset ・R・* Gadd * dGcp=−k Gcp ・R・* Gadd df0 =−k f ・*Gadd …(3) ただし、Rはオブリーク角度を示す3行×3列の回転行
列であって、パルスシーケンスの各チャンネルの傾斜磁
場強度Gro 、Gpe 、Gss と、物理的な傾斜磁場系の各チ
ャンネルの傾斜磁場強度Gx、Gy、Gzとの対応を与えるも
のであって、次式(4)に示す通りである。
を示す行列であって、次式(5)に示す通りである。
加した場合にi方向に発生する1次の磁場成分の大きさ
を表し、時間的に一定であって空間的には一次の磁場成
分を有する補正用オフセット傾斜磁場を規定する。
加した場合にi方向に発生する傾斜磁場の時間積分値の
ずれ量の、傾斜磁場強度への換算値を表し、励起からエ
コー収集の期間で特定の時間だけ印加され、その強度の
時間積分値がゼロとはならない補正用傾斜磁場パルスを
規定する。
加した場合に発生する0次の磁場成分から換算されるエ
コー信号検波時の中心周波数のずれを表し、当該中心周
波数のシフト量を規定する。
の補正用の係数行列として上記補正用のパラメータが事
前に求められていれば、付加的な傾斜磁場の大きさおよ
び方向が決定されると、補正用傾斜磁場(補正用傾斜磁
場パルスおよび補正用オフセット傾斜磁場)や受信中心
周波数(エコー信号の受信検波時における中心周波数)
のシフト量を算出できる。
化に関係する、補正用傾斜磁場や受信中心周波数によっ
て補正を行う場合について説明したが、補正の手段とし
てはこれらに限定されず、付加的な傾斜磁場と補正量と
の間で対応関係があれば、その他の補正手段によって
も、本実施形態と同様に補正を行うことができる。
いて説明する。図5は、k Goffset 、k f の各要素を求
める手順を示すフローチャート、図6は、k Gcp の各要
素を求める手順を示すフローチャートである。
める手順は次の通りである。まずステップS11におい
て撮影の断面方向を設定する。通常では、直交3断面
(アキシャル、コロナル、サジタル)の3断面のうちい
ずれかを設定することが一般である。この撮影断面方向
が設定された状態で、付加的な傾斜磁場パルスを印加し
て画面内の磁場分布Aを測定する(ステップS12)。
130号公報、あるいは特開昭63−259481号公
報等により提案されているエコータイムの異なる2種類
の画像を撮影し、その2画像の位相差により磁場分布を
測定する方法を用いることができるが、その他にも数多
くの方法が提案されており、どのような方法を用いても
よい。
態で、付加的な傾斜磁場パルスを印加しないで画面内の
磁場分布Bを測定する(ステップS13)。次に、磁場
分布A、Bの差の分布を算出(ステップS14)し、こ
の磁場分布の差の分布をもとにリード、エンコード方向
の位相の1次成分、0次成分を算出(ステップS15)
する。そして、この位相成分の1 次成分、0次成分をも
とに、k Goffset 、kf の一部の要素の値を求める(ス
テップS16)。この一連の手続きは、補正パラメータ
の全ての係数が求められるまで、すなわち測定するk
Goffset 、k f の各要素が全て求められるまで、断面方
向又は付加的な傾向磁場パルスの方向を変えて繰り返す
(ステップS17)。ただし、補正パラメータ要素のう
ちいくつかはほぼ0であったり、装置毎のバラツキが小
さい要素がある場合、その要素の測定は省略しても良
い。
は、次の通りである。まず、ステップS21おいて撮影
の断面方向を設定する。かかる断面方向は、通常では、
直交3断面(アキシャル、コロナル、サジタル)の3断
面のうちいずれかを設定することが一般的であるが、こ
こでは図5のステップS11と同一の方向を設定する。
で、付加的な傾向磁場パルスを印加して画像Aを撮影す
る(ステップS22)。この場合の撮影方法は、補正対
象撮像方法自体あるいはこれと同等のものを用いる。さ
らに、この撮影断面方向が設定された状態で、付加的な
傾斜磁場パルスを印加しないで画像Bを撮影する(ステ
ップS23)。次に、画像A、Bの位相成分の差の分布
を算出(ステップS24)し、この位相成分の差の分布
をもとにリード、エンコード方向の位相の1次成分、0
次成分を算出する(ステップS25)。そして、この位
相の1次成分、0次成分をもとに、k Gcp の一部の要素
の値を求める(ステップS26)。この一連の手続き
は、補正用パラメータk Gcp の各要素が全て求められる
まで、断面方向または付加的な傾向磁場パルスの方向を
変えて繰り返す(ステップS27)。ただし、ステップ
S17と同様に、補正用パラメータの要素のうち、ほぼ
0であったり装置毎のバラツキが小さい要素については
測定を省略してもよい。
る手順の第1の変形例を示すフローチャート、図8は、
k Gcp の各要素を求める手順の第1の変形例を示すフロ
ーチャートである。
める手順の第1の変形例は次の通りである。まず、ステ
ップS31において撮影の断面方向を設定する。ここで
は、図5のステップS11の手順と同様に、直交3断面
(アキシャル、コロナル、サジタル)の3断面のうちい
ずれかを設定する。
を印加する場合としない場合の画像の歪み、位置の歪
み、位置のシフトを比較(ステップS35)しながら、
設定された断面方向に対応する補正パラメータの要素値
を変更(ステップS32)し、画像の歪み、位置のシフ
トが最小となる点を求めることにより適正な要素値を求
めるものである。なお、ステップS33は、付加的な傾
斜磁場パルスを印加した場合の撮影において画像Aを再
構成する手順を示し、ステップS34は、付加的な傾斜
磁場パルスを印加しない場合において画像Bを再構成す
る手順を示す。ステップS35においては、再構成画像
A、Bをもとに上記画像の歪み、位置のシフトを算出す
る。
Goffset 、k f の各要素が全て求められるまで、断面方
向あるいは付加的な傾斜磁場パルスの方向を変えて繰り
返す(ステップS36)。ただし、ステップS17と同
様に、補正用パラメータの要素のうち、ほぼ0であった
り装置毎のバラツキが小さい要素については測定を省略
してもよい。
第1の変形例も図6とほぼ同様の手順であり、次の通り
である。まず、ステップS41において撮影の断面方向
を設定する。
を印加する場合としない場合の画像のエコーピークの時
刻ずれを比較(ステップS45)しながら、設定された
断面方向に対応する補正パラメータの要素値を変更(ス
テップS42)し、エコーピークの時刻ずれが最小とな
る点を求めることにより適正な要素値を求めるものであ
る。ただし、この方法はk Gcp のうち対角要素であるβ
xx、βyy、βzzしか求められない簡略化された方法であ
る。例えばステップS41でリード方向がXチャンネル
に対応するような断面方向を設定した場合、ステップS
42で変更すべき補正パラメータの要素値はβxxであ
る。なお、ステップS43は、付加的な傾斜磁場パルス
を印加して1回の励起分(1ショット分)のエコーデー
タAを収集する手順を示す。なお、ここでは付加的な傾
斜磁場パルスを読出し方向に沿って印加する。またステ
ップS44は、付加的な傾斜磁場パルスを追加しないで
1回の励起分のエコーデータBを収集する手順を示す。
この方法は、k Gcp の対応する要素の値を変えながら、
エコーA、Bのピーク時刻が一致する点を求めるもので
ある。
Gcp のうち全ての対角要素が求められるまで、断面方向
と付加的な傾斜磁場パルスの方向を変えて繰り返す(ス
テップS46)。さらに、測定しなかった非対角要素
(例えばβxy,βyz等)については全て0とする(ステ
ップS47)。
態を説明する。図9は、第2実施形態に係るパルスシー
ケンスを示す図、図10はk Goffset 、k f 、k Gcp
の各要素を求める手順を示すフローチャートである。
ケンスにおいては、第1番目のエコーは励起パルスから
RF反転パルスまでの時間とRF反転パルスから第1エ
コーまでの時間が等しい、いわゆるハーンエコーの時刻
を中心として収集され、第2番目のエコーはハーンエコ
ーの時刻から、例えば5ms程度ずれた時刻を中心とし
て収集される。
同様にして撮影断面を設定(ステップS51)した後、
付加的な傾斜磁場を印加して、図9に示したパルスシー
ケンスに従ったスキャンを実行する。第1エコーで得ら
れた画像をE1,on、第2エコーで得られた画像をE
2,onとする(ステップS52)。
いで同様のスキャンを実行する。このスキャンでは、第
1エコーで得られた画像をE1,off 、第2エコーで得
られた画像をE2,off とする(ステップS53)。
相差画像、すなわちE1,on−E1,offを求め
る。この第1の位相差画像は、付加的な傾斜磁場パルス
によって発生した傾斜磁場のモーメント量に比例した位
相を有しており、この画像の位相の1次成分に基づいて
k Gcp の対応する要素を求めることができる(ステップ
S54)。
相差画像、すなわち各画像の対応するピクセルの位相に
ついて(E2,on−E1,on)−(E2,off−
E1,off)を求める。この第2の位相差画像は、付
加的な傾斜磁場パルスによって発生した磁場分布に比例
した位相を有しており、この画像の位相の1次成分から
k Goffset の要素を求めることができ、0次成分からk
f の要素を求めることができる(ステップS55)。
メータの全ての要素を求めるものであるが、撮影に関係
する要素のみを測定するようにして速やかに実際の撮影
に移行することとし、測定時間の短縮を図ることも可能
である。
る。上記第2実施形態のパルスシーケンスにおいては、
第1番目のエコーをハーンエコーの時刻を中心として収
集し、第2番目のエコーをハーンエコーの時刻から、例
えば5ms程度ずれた時刻を中心として収集するものと
して説明したが、第1番目のエコーをハーンエコーの時
刻とは異なる時刻を中心として収集し、第2番目のエコ
ーもハーンエコー時刻とは無関係な時刻において収集し
ても良いし、また、RF反転パルスを用いないでエコー
時間の異なる2つのエコーを収集するようにしてもよ
い。
を印加してスキャンを実行し、第1のエコー時刻を中心
として第1のエコーを収集し、これにより得られた画像
をE1,onとし、第2のエコー時刻を中心として第2の
エコーを収集し、これにより得られた画像をE2,onと
する。次に、付加的な傾斜磁場パルスを印加しないで同
様のスキャンを実行し、このスキャンでは、第1のエコ
ー時刻を中心として第3のエコーを収集し、これにより
得られた画像をE1,off とし、第2のエコー時刻を中
心として第4のエコーを収集し、これにより得られた画
像をE2,offとする。
上述と同様で良い。なお、本実施形態において用いられ
ている位相差を求める演算として、次式(6)のものを
用いてもよい。
形態を説明する。上記第1及び第2実施形態は、不必要
な磁場分布の補正処理をパルスシーケンス自体で行うも
のであったが、このような補正処理はパルスシーケンス
自体の変更を伴わない他の実現方法によって行うことも
可能であることについては既に述べた。
変更を伴わず、再構成画像の処理によって上記補正処理
を行うものである。図11は、第3実施形態における上
記補正処理の手順を示すフローチャートである。
同様に、測定された不必要な磁場分布のパラメータ群を
用い、画像再構成後の処理により画像の歪みを補正す
る。まず、図11に示すように、補正パラメータの測定
を行う(ステップS61)。次に、スキャン条件の設定
及び必要ならば付加的な傾斜磁場パルスの方向、強度の
設定を行う(ステップS62)。この設定に従い、スキ
ャンを実行する(ステップS63)。ただし、上記補正
処理のためにパルスシーケンス自体の修正は行わない。
データに関する再構成処理により補正前の画像を作成す
る(ステップS64)。次に、測定した補正パラメータ
とスキャンの種類やエコー間隔などのスキャン時の条件
により、画像の歪み、シフトの大きさを推定し、これに
より画像を補正する(ステップS65)。そして最終的
には、補正された画像を出力画像として表示(ステップ
S66)するか、あるいは記憶媒体に保存する。
理をより具体的に説明すると、付加的な傾斜磁場による
中心周波数のずれがdf[Hz]である場合、撮像法がスピン
エコー法であって、エコーデータ収集期間がT[s]とする
ならば、画像の位置ずれ量はリード方向(周波数方向)
にdf・Tピクセルとなる。したがって、リード方向の低周
波側にdf・Tピクセルだけ画像を移動させればよい。その
他の要素についても同様に処理することができる。な
お、本発明は上述した実施形態に限定されず、種々変形
して実施可能である。
付加的な傾斜磁場を印加することによって生じる画像の
歪み、位置のずれを抑制することができる。また、画像
の位相成分の変化が少ない画像を得ることができ、これ
により位相補正の精度を向上することが可能となるため
アーチファクトを低減できる。また、装置毎(より詳し
くは断面毎)で画質のばらつきを抑えることができ、こ
れにより高品質の磁気共鳴イメージング装置を提供でき
る。
ング装置のハードウェア構成を示すブロック図。
における撮影手順を示すフローチャート。
ト。
素を求める手順を示すフローチャート。
手順を示すフローチャート。
素を求める手順の第1の変形例を示すフローチャート。
手順の第1の変形例を示すフローチャート。
を示す図。
Gcp の各要素を求める手順を示すフローチャート。
る補正処理の手順を示すフローチャート。
ンスを示す図。
のパルスシーケンスを示す図。
する示す図。
Claims (12)
- 【請求項1】 画像化に必要な傾斜磁場以外に付加的な
傾斜磁場パルスを印加する磁気共鳴イメージング装置に
おいて、前記付加的な傾斜磁場パルスの印加によって生
じる画質劣化を補正するための補正用傾斜磁場を印加す
る補正用傾斜磁場印加手段を具備することを特徴とする
磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項2】前記補正用傾斜磁場印加手段は、前記付加
的な傾斜磁場パルスの大きさ、あるいは方向に応じて前
記補正用傾斜磁場の大きさ、あるいは方向を変化させる
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージン
グ装置。 - 【請求項3】 画像化に必要な傾斜磁場以外に付加的な
傾斜磁場パルスを印加する磁気共鳴イメージング装置に
おいて、前記付加的な傾斜磁場パルスの印加によって生
じる画質劣化を補正するため、前記画像化におけるエコ
ー信号検波の中心周波数を変更する周波数変更手段を具
備することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項4】 前記周波数変更手段は、前記付加的な傾
斜磁場パルスの大きさ、あるいは方向に応じて前記中心
周波数を変更することを特徴とする請求項3に記載の磁
気共鳴イメージング装置。 - 【請求項5】 画像化に必要な傾斜磁場以外に付加的な
傾斜磁場パルスを印加する磁気共鳴イメージング装置に
おいて、前記付加的な傾斜磁場パルスの印加によって生
じる画質劣化を補正するため、再構成後の画像を変形あ
るいはシフトさせる画像処理手段を具備する磁気共鳴イ
メージング装置。 - 【請求項6】 前記画像処理手段は、前記付加的な傾斜
磁場パルスの大きさ、あるいは方向に応じて前記再構成
後の画像を変形あるいはシフトさせることを特徴とする
請求項5に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項7】 前記付加的な傾斜磁場パルスを印加して
第1の磁場分布を測定する第1測定手段と、前記付加的
な傾斜磁場パルスを印加しないで第2の磁場分布を測定
する第2測定手段と、前記第1、第2の磁場分布に基づ
いて前記画質劣化を補正するための補正量を算出する補
正量算出手段とをさらに具備することを特徴とする請求
項1又は3又は5に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項8】 前記付加的な傾斜磁場パルスを印加して
第1の位相画像を収集する第1収集手段と、前記付加的
な傾斜磁場パルスを印加しないで第2の位相画像を収集
する第2収集手段と、前記第1、第2の位相画像に基づ
いて前記画質劣化を補正するための補正量を算出する補
正量算出手段とをさらに具備することを特徴とする請求
項1又は3又は5に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項9】 前記付加的な傾斜磁場パルスを印加して
第1のエコー信号を収集する第1収集手段と、前記付加
的な傾斜磁場パルスを印加しないで第2のエコー信号を
収集する第2収集手段と、前記第1、第2のエコー信号
に基づいて前記画質劣化を補正するための補正量を算出
する補正量算出手段とをさらに具備することを特徴とす
る請求項1又は3又は5に記載の磁気共鳴イメージング
装置。 - 【請求項10】 前記付加的な傾斜磁場パルスを印加し
て、ハーンエコーの時刻をエコー中心とする第1エコー
及び当該ハーンエコーの時刻以外をエコー中心とする第
2エコーを収集する第1収集手段と、前記付加的な傾斜
磁場パルスを印加しないで、ハーンエコーの時刻をエコ
ー中心とする第3エコー及び当該ハーンエコーの時刻以
外をエコー中心とする第4エコーを収集する第2収集手
段と、前記第1及び第2と、前記第3及び第4エコーと
から前記画質劣化を補正するための補正量を算出する算
出手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1又
は3又は5に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項11】 前記付加的な傾斜磁場パルスを印加し
て、第1のエコー時刻を中心の時刻とする第1エコー及
び第2のエコー時刻を中心の時刻とする第2エコーを収
集する第1収集手段と、前記付加的な傾斜磁場パルスを
印加しないで、前記第1のエコー時刻を中心時刻とする
第3エコー及び前記第2のエコー時刻を中心の時刻とす
る第4エコーを収集する第2収集手段と、前記第1及び
第2エコーと、前記第3及び第4エコーとから前記画質
劣化を補正するための補正量を算出する算出手段とをさ
らに具備することを特徴とする請求項1又は3又は5に
記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項12】 前記算出手段により算出された補正量
を記憶する記憶手段をさらに具備し、撮影毎に前記付加
的な傾斜磁場パルスにより生じる誤差磁場分布を測定せ
ずに補正が行われることを特徴とする請求項8又は9又
は10又は11に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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