JPH09253068A - 傾斜磁場パルスの設定方法および磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents

傾斜磁場パルスの設定方法および磁気共鳴イメージング方法

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JPH09253068A
JPH09253068A JP8064857A JP6485796A JPH09253068A JP H09253068 A JPH09253068 A JP H09253068A JP 8064857 A JP8064857 A JP 8064857A JP 6485796 A JP6485796 A JP 6485796A JP H09253068 A JPH09253068 A JP H09253068A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】GMN用やフローエンコード用の傾斜磁場パル
スを使用する場合、高次の運動モーメントによる位相項
を補償でき且つエコー時間TEを最短化。 【解決手段】傾斜磁場パルスとして極性反転する1番目
から4番目までの台形波パルスを与え、第1台形波パル
スの振幅g,パルス幅t,及びパルス傾斜度kを初期値
として与え、第1から第4台形波パルスまでのそれぞれ
のパルス期間b・t,b・t,…を決める複数のパ
ルス幅係数b,b,…を既知とし、かつ第2以降の
台形波パルスの振幅a・g,a・g,…を決める傾
斜磁場強度係数a,a,…を未知とするパラメータ
を与えた上で、MR信号の位相項の式における各運動モ
ーメント毎の位相値を傾斜磁場パルスの使用目的に応じ
た所望値に制御又は補償するように位相項に関係する式
を解析的に解き、解析結果を満足させる第4台形波パル
スまでのパルス期間を規定するパルス幅係数bが最小
となるものを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被検体の原子核スピ
ンの磁気共鳴(MR)現象を利用した磁気共鳴イメージ
ング(MRI)に関し、特に、グラジェント・モーメン
ト・ナリング(GMN)用およびフローエンコード用の
傾斜磁場パルスの設定方法および磁気共鳴イメージング
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の医用分野における磁気共鳴イメー
ジングでは、被検体が置かれる3次元空間の位置情報を
MR信号に付加するために、その3次元空間に設定され
た、スライス方向、位相エンコード方向、読出し方向に
傾斜磁場パルスを印加するパルスシーケンスが多用され
ている。
【0003】被検体の画像化しようとする領域に血流な
ど動く物質が在る場合、傾斜磁場中を原子核スピンが移
動することに因る動きの効果が生じる。この動きの効果
は通常のMRI像においては画像上にアーチファクトを
生じさせる一因になる。アーチファクトの少ないMRI
像を得たいとする要請から、傾斜磁場パルスは、また、
グラジェント・モーメント・ナリング(Gradient Momen
t Nulling :GMN)法(例えば、Pradip M. Pattany
et al., "Motion Artifact Suppression Tech-nique (M
AST) for MR Imaging", Journal of Computer Assisted
Tomography, 11(3):369-377, May/June 1987)を実施
できるパルスであることが望ましい。
【0004】このGMN法を実施するための傾斜磁場パ
ルスは原子核スピンの0次(位置)モーメントを制御す
るとともに、1次以上の運動モーメントによる位相項を
零に補償しようとするものである。
【0005】一方、磁気共鳴イメージング(MRI)に
おける血流などのフローイメージングは、上記動きの効
果を利用するものである。MRIにおけるフローイメー
ジングの画像化法には大きく分けて、縦磁化の振幅によ
るもの(振幅法、あるいはtime-of-flight法)と、横磁
化の位相によるもの(位相法)の2種類がある。それぞ
れ長所短所はあるが、特に、頭蓋内血管のような内径1
mm以下の細かい血管の造影には位相法が適している。
【0006】位相法は、静止スピンによる位相シフトと
運動スピンによる位相シフトの差が傾斜磁場中で有意と
なる現象を利用したもので、その位相シフト差が一般に
運動スピンのモーメント(例えば、速度)に比例するの
で、定量性も兼備えている。この位相法では、本来、振
幅情報は無関係であるが、位相の計算精度を上げるには
信号のS/N比向上が不可欠なので、エコー時間TEを
できるだけ短くしてS/N比を上げる必要がある。
【0007】この位相法を実施するには、傾斜磁場パル
スの使用上の一態様を成すフローエンコードパルスを用
いる。フローエンコードパルスは原子核スピンの特定の
運動モーメント(例えば速度)による位相項のみを制御
し、それ以外の位相項は補償する(零にする)ことで血
流イメージングを行おうとするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】血流が血管狭窄部や血
管分岐部などの断面積が変わる部位を通って流れる場
合、それらの部位では流れの方向や流速が複雑に変化す
るので、観測される位相シフト量には、1次モーメント
である速度の位相項だけでなく、高次のモーメント(加
速度項以上)が加算されることになる。このため、グラ
ジェンド・モーメント・ナリング(GMN)法を精度良
く実施したり、血流速度を高精度に測定するには、その
高次モーメントによる位相項を補償する必要があり、そ
のためには、高次の傾斜磁場パルスを用いなくてはなら
ない。高次の傾斜磁場パルスを用いるということは、G
MN用のパルスやフローエンコードパルスの極性反転数
がより増えて、全体のパルス長が時間方向により伸びる
ので、必然的にTEも長くなり、MR信号の振幅値が下
がることに因り、S/N比の向上にも限界があった。つ
まり、位相の計算精度にも限界があり、画質や流速測定
の精度が思うように上がらず、信頼性にも不満が残って
いた。
【0009】そこで、本発明の目的は、GMN用やフロ
ーエンコード用の傾斜磁場パルスを使用する場合、高次
の運動モーメントによる位相項を補償でき、且つ、エコ
ー時間TEを最短化できる傾斜磁場パルスの解析的な設
定方法および磁気共鳴イメージング方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、この発明の傾斜磁場パルスの設定方法は、磁気共鳴
(MR)イメージングのためのパルスシーケンスに組み
込まれる傾斜磁場パルスとして時間的に前後して極性反
転する1番目から複数番目までの3つ以上の台形波パル
スを与え、この第1番目の台形波パルスの振幅g,パル
ス幅t,及び極性反転側のパルス傾斜度kを初期値とし
て与え、この第1番目から複数番目の台形波パルスまで
のそれぞれのパルス期間b・t,b・t,…を決め
る複数のパルス幅係数b,b,…を既知とし、かつ
第2番目以降の台形波パルスの振幅a・g,a
g,…を決める傾斜磁場強度係数a,a,…を未知
とするパラメータを与えるステップと、MR信号S
(t)の位相項φ(t)の少なくとも静止している原子
核スピンによる位相項φ0 (t)、速度モーメントを有
する原子核スピンによる位相項φ1 (t)、及び加速度
モーメントを有する原子核スピンによる位相項φ
2 (t)の各値を前記傾斜磁場パルスの使用目的に応じ
た所望値に制御又は補償するように上記位相項φ(t)
に関係する式を解析的に解くステップと、この解析結果
を満足させる前記複数のパルス幅係数b,b,…の
組み合わせの中で最終番目の台形波パルスまでのパルス
期間を規定する前記パルス幅係数が最小となるものを選
択するステップと、を備えたものである。
【0011】また、本発明の磁気共鳴イメージング方法
は、上述の如く設定した傾斜磁場パルスをパルスシーケ
ンスに組み込んでイメージングする方法を採る。
【0012】
【発明の実施の形態】最初に、本発明に係るGMN用お
よびフローエンコード用の傾斜磁場パルスの解析的な設
定方法を基本概念、4次傾斜磁場パルス、および解法例
の順に説明する。なお、この設定方法では血流イメージ
ングのためのフローエンコード用傾斜磁場パルス(フロ
ーエンコードパルス)について例示するが、通常のMR
I像を得るときのGMN用傾斜磁場パルスについても、
制御および補償する位相項のモーメント次数が異なって
くるだけであって、同様に解析的に設定できるものであ
る。
【0013】[1]基本概念 一般に、tを時間、rをスピンの位置ベクトルと置いた
時、MR信号S(t)は次のように平衡磁化ベクトルM
o(r)、位相項φ(t)、およびスピン−スピン緩和
時間T2で決まる減衰項の積の体積積分として表わせ
る。なお、以下の説明では、各積分範囲のtはエコー時
間TEと置ける。
【0014】
【数1】
【0015】さらに、位相項φ(t)は傾斜磁場パルス
の時間関数ベクトルである傾斜磁場G(t)とrとの内
積の時間積分として次のように表わせる。
【0016】
【数2】
【0017】以下の解析の簡単化のため、x方向成分の
みを考えれば、位相項φx(t)は
【数3】 となる。x(t)を次のようにテーラー展開すると、
【数4】
【0018】したがって、式(3)は次式のように表わ
せる。
【0019】
【数5】
【0020】位相法の基本アイデアであるMoran 等によ
るフローエンコードパルスは静止スピンの位相シフト量
φ0(t)を0にして(補償して)、φ(t) 以降の位相シ
フト情報により動きのある血流のみを抽出したもので、
一般にバイポーラ・グラジェント・パルス:Bipolar Gr
adient Pulse(以下、BGPと記す)と呼ばれている
(図1(a)参照)。この手法は後にDumoulin等により
種々のアプリケーションに展開されている。
【0021】さて、ここで血流速度の定量性を考える上
で問題となるのは、血管狭窄部や血管分岐部のように血
流の加速度成分以上のモーメントが無視できない領域に
おいて、上記のBGPでは、φ(t) ,φ(t) が観測
されるべき速度位相シフトφ(t) に加算されるため、
定量性が無くなることである。また、MRA(MRアン
ギオグラフィ)においても、上記の場合、φ(t) のコ
ヒーレンス性が無くなるとも解釈できるので、いわゆる
flow void 現象の原因ともなる。
【0022】したがって、図1(b),(c)のような
3次(triple)、4次(quadruple)の傾斜磁場パルス
を用いてφ(t) ,φ(t) を補償する必要がある。そ
れぞれのパルスをスピンの位相の制御といった観点から
考えると、以下のようにまとめることができる。
【0023】(1)bipolar の場合:φ(t) ,φ
(t) の値を制御できるが、φ(t) は補償できない。 (2)tripleの場合:φ(t) ,φ(t) ,φ(t) の
値を制御できるが、φ(t) は補償できない。 (3)quadruple の場合:φ(t) ,φ(t) ,φ
(t) ,φ(t) の値を制御できるが、φ(t) は補償
できない。
【0024】図1から容易に分るように、エコー時間T
Eは高次のパルスほど大きくなるので、式(1)から信
号S(TE)の強度が小さくなりS/N比が低下してし
まう。したがって、いずれの場合も、傾斜磁場システム
の電気的特性(傾斜磁場強度、パルスの立上がり時間)
の範囲内で、TEの最小化が要求される。そこで次に4
次の台形傾斜磁場パルスにおけるパラメータ設定と解析
手法について詳述する。
【0025】[2]4次傾斜磁場パルス 図2,3にスライス傾斜磁場と読出し傾斜磁場方向での
3種類のフローエンコードパルスを示す。図1と異な
り、実際の傾斜磁場パルスでは傾斜磁場システムの電気
的特性から、有限のパルス立上り時間が存在するので、
図のように傾斜磁場パルスの形状は台形となる。図の斜
線部分、すなわち図2では選択励起パルスの後半部分以
降、図3では傾斜磁場パルスのエコー信号までの前半部
分がフローエンコードに寄与する。このようにフローエ
ンコード用傾斜磁場パルスと、選択励起パルス、又は読
み出し傾斜磁場パルスを重ねることによりTEを短くす
ることができる。但し、この部分である位相シフトが生
じるので、実際のパルス設定では、その位相シフトが実
効的に0となるように図の破線の位置を調整する。
【0026】Bipolar (2次)及びTriple(3次)は、
Quadruple (4次)の場合の特殊ケースと考えることが
できるので、以下では4次の傾斜磁場パルスについての
み説明を行う。
【0027】図4に設計に用いるパラメータを示す(図
4はスライス方向の場合だが、読み出し方向では左右逆
になるだけであるので、以下の解析がそのまま利用でき
る)。与えられる条件と設計パラメータは次のようにな
る(図参照)。
【0028】
【外1】
【0029】さて、フローエンコードを行なうためには
速度モーメントのみの位相シフト量φ1 を制御し、他の
モーメントによる位相を補償しなくてはならない。その
ためには、上記のパラメータを用いて式(5)の積分計
算を行い、運動スピンの各モーメントに対応する位相シ
フトφ,φ,φを求めて、次の連立方程式を解く
ことが第1の問題となる。
【0030】
【数6】
【0031】位相法では本来、振幅情報は関係しない
が、位相計算の精度について信号のS/Nが問題となる
ので、TEを最小化しなくてはならない。したがって、
図4から明らかなように、上式を満たすbの中で、最
小のbを見出すことが第2の問題となる。
【0032】以上の2つの問題を解くに当たっては、傾
斜磁場コイル・アンプ系の電気的性による条件と画像撮
影設定による条件が前記「条件」に付加される。次に上
記の解法例を述べる。
【0033】[3]解法例 図5のようにパラメータを定める。位相計算の際の積分
は台形傾斜磁場パルスの基本関数(図6)である。
【0034】
【数7】 を用いて、第1、および第2以降の台形部分の積分関数
を各々part(t,p,t1,t2,t3,g),trapint(t,p,t0,t1,t2,t
3,g)として以下のように定義する。
【0035】
【数8】
【数9】
【0036】この2つの関数により位相φ(n=0,
1,2:モーメント数)は
【数10】 と計算できる。与えられた初期条件tをパルスの立上り
時間gkの倍数としてu・gkと置換える。図4、図5
から上記のパラメータは以下のように置換えられる。
【0037】
【数11】
【数12】
【0038】式(10)の積分計算、式(12)の置換
によりφ,φ,φはそれぞれ以下のように整理で
きる。
【0039】
【数13】
【数14】
【数15】
【0040】式(13),(14),(15)について
式(6)の連立方程式を解く場合、パルス幅係数b
,bが与えられたとして、傾斜磁場強度係数
,a,aを未知数と考える。その解を以下に示
す。
【0041】
【数16】 ここで、
【数17】
【数18】 ここで、
【数19】
【数20】 ここで、
【数21】
【数22】
【数23】
【0042】前ページの各パラメータに対する条件は数
式上は図5、および式(12)より以下の通りとなる。
【0043】
【数24】
【0044】さらに、傾斜磁場システム固有の制限値か
ら以下の制限条件が加わる。
【0045】
【数25】
【数26】
【0046】
【数27】 ここで、Max《list》はlist中の最大値を示す。
【0047】実際の計算ではb,b,bを(2
4)式の条件を利用して次のように置換え、
【数28】
【0048】係数Δb,Δb,Δbの組合せに対
して前記の条件を満たすa,a,aを求める。次
に、それらの組合せの中で、Δb+Δb+Δb
最小となる1つの組合せを探索する手順をとる。
【0049】3次、および2次のフローエンコード・パ
ルスは図4において、それぞれ(a=0),(a
0とa=0)の4次のフローエンコード・パルスの特
殊ケースと考えられるので、上記手法は、3次、および
2次のフローエンコード・パルスにも、そのまま適用で
きる。
【0050】次いで、本発明の一つの実施形態を図面を
参照して説明する。
【0051】この実施形態にかかる磁気共鳴イメージン
グ装置の概略構成を図7に示す。この磁気共鳴イメージ
ング装置は、静磁場発生用の磁石部と、静磁場に位置情
報を付加するための傾斜磁場部と、MR信号受信用の送
受信部と、システムコントロール及び画像再構成を担う
制御・演算部とを備えている。
【0052】磁石部は、例えば超電導方式の磁石1と、
この磁石1に電流を供給する静磁場電源2とを備え、被
検体Pが遊挿される円筒状の開口部のZ軸方向に静磁場
0を発生させる。なお、この磁石部には、一次のシミ
ング用のシムコイル14が設けられ、このシムコイル1
4に供給する電流を調整することで、シミングが行える
ようになっている。
【0053】傾斜磁場部は、磁石1に組み込まれたX、
Y、Z軸方向の3組の傾斜磁場コイル3x〜3zと、こ
の傾斜磁場コイル3x〜3zに電流を供給する傾斜磁場
電源4と、この電源4を制御するためのシーケンサ5内
の傾斜磁場シーケンサ5aとを備える。この傾斜磁場シ
ーケンサ5aはコンピュータを備え、装置全体のコント
ローラ6(コンピュータを搭載)からGMN法やフロー
エンコードを実施するFE法、SE法などに係る収集パ
ルスシーケンスを指令する信号を受ける。これにより、
傾斜磁場シーケンサ5aは、指令されたパルスシーケン
スにしたがってX、Y、Z軸方向の各傾斜磁場の印加及
びその強度を制御し、それらの傾斜磁場が静磁場H0
重畳可能になっている。この実施形態では、互いに直交
する3軸の内のZ軸方向の傾斜磁場をスライス用傾斜磁
場GS とし、X軸方向のそれを読出し用傾斜磁場GR
し、さらにY軸方向のそれを位相エンコード用傾斜磁場
E とする。
【0054】送受信部は、磁石1内の撮影空間にて被検
体Pの近傍に配設される高周波コイル7と、このコイル
7に接続された送信機8T及び受信機8Rと、この送信
機8T及び受信機8Rの動作を制御するためのシ−ケン
サ5内のRFシーケンサ5b(コンピュータを搭載)と
を備える。この送信機8T及び受信機8Rは、RFシー
ケンサ5bの制御のもと、核磁気共鳴(NMR)を励起
させるためのプリパルスやラーモア周波数のRF電流パ
ルスを高周波コイル7に供給する一方、高周波コイル7
が受信したMR信号(高周波信号)を受信し、各種の信
号処理を施して、対応するデジタル信号を形成するよう
になっている。
【0055】さらに、制御・演算部は、上述したコント
ローラ6のほか、受信機8Rで形成されたMR信号のデ
ジタルデータを入力し、画像データを演算する演算ユニ
ット10と、演算した画像データを保管する記憶ユニッ
ト11と、画像を表示する表示器12と、入力器13と
を備えている。演算ユニット10は、具体的には、メモ
リ空間であるフーリエ空間への実測データの配置、画像
再構成のためのフーリエ変換などの処理を行う。コント
ローラ6は傾斜磁場シーケンサ5a及びRFシーケンサ
5bの同期をとりながら、両者の動作内容及び動作タイ
ミングを制御する。
【0056】上述のシーケンサ5から指令される4次の
フローエンコードパルスを読出し傾斜磁場パルスGrに
適用した場合のパルスシーケンス(FE法)を図8に示
し、そのときの位相ダイヤグラムを図9に示す。図8に
示すように、RF信号とともにスライス用傾斜磁場パル
スGsが被検体に印加された後、位相エンコード用傾斜
磁場パルスGeが印加される。この位相エンコード用傾
斜磁場パルスGeと並行して読出し用傾斜磁場パルスG
rの印加が開始される。
【0057】読出し用傾斜磁場パルスGrは4次のフロ
ーエンコードパルスGfeを最初に含んでいる。このフ
ローエンコードパルスGfeは最初、正極性側から立上
がり、その後、負、正、負と3度極性反転する4つの台
形波パルス1〜4から成る。前述したパルス設定方法に
したがって、4つの台形波パルス1〜4の面積比は原子
核スピンの0次(静止)の運動モーメント及び2次(加
速度)の運動モーメントに拠る位相を補償し(0に
し)、且つ1次(速度)の運動モーメントに拠る位相が
血流をエンコードできるように傾斜磁場強度、面積比な
どが設定されるとともに、4つの台形波パルス1〜4の
時間幅「b×t」を決めるパルス幅係数bが最小と
なるように設定されている。
【0058】このため4つの台形波パルス1〜4によっ
て被検体内の血流の原子核スピンは、図9の位相ダイヤ
グラムに示す如く順次エンコードされ、4つ目の台形波
パルス4の印加後は、1次(速度)の運動モーメントに
拠る位相φが流れに応じた制御値P1を採り、それ以
外のモーメントに拠る位相φ、φ=0となる。この
ため、血流をその速度にしたがってフローエンコードで
きる。
【0059】フローエンコードパルスGfeによるフロ
ーエンコードの後、読出し用のパルスGr′が加わり、
そのパルスGr′の途中のエコーピーク時に位相が揃っ
てFE法に係るエコー信号が収集される。このエコー信
号は、高周波コイル7、受信機8Rを介してデジタル量
の信号として演算ユニット10に送られ、フーリエ変換
法にしたがって画像再構成される。
【0060】このため、血管に分岐部、狭窄部などが在
って、原子核スピンの2次モーメント以上の運動成分を
無視できない血流においても、2次モーメントの高次の
モーメントによる位相項を補償できるとともに、4次の
フローエンコードパルスは最短時間で終わる。このた
め、エコー時間TE自体も与えられた撮影条件下で最短
になることから、収集するエコー信号の振幅が、1次モ
ーメントのみを補償する場合に比べてもそれほど低下せ
ず、高い値に維持できる。この結果、速度成分に対する
アーチファクトを減らす一方で、S/N比が改善し、位
相の演算精度が上がって、血流速度の測定精度、信頼性
を向上させることができる。
【0061】なお、本発明者の評価によれば、前述した
解析的なフローエンコードパルス(傾斜磁場パルス)の
最適設定によって、エコー時間TEは従来の最適設定を
しない場合に比べて約半分程度になることが分かってい
る。
【0062】本発明に係る別の実施形態として、本発明
の傾斜磁場パルスを4次のグラジェント・モーメント・
ナリング(GMN)用パルスとして読出し方向に適用し
たパルスシーケンス(FE法)の例を図10に示す。こ
のGMN用パルスにも前述した解析的な設定法を適用す
ることで、静止スピン以外の、1次モーメント以降の位
相を補償できる一方で、やはりエコー時間TEを最短化
させることができる。したがって、画像上のアーチファ
クトを減らすことができ、かつS/N比を上げて画質を
向上させることができる。
【0063】本発明に係るさらに別の実施形態として、
図11には3次のフローエンコードパルスを読出し方向
にて実施した場合のパルスシーケンス(FE法)を、図
12には3次のGMN用パルスを読出し方向にて実施し
た場合のパルスシーケンス(FE法)をそれぞれ示す。
これらの3次のフローエンコードパルス及びGMN用パ
ルスも前述した方法により解析的に設定しておくこと
で、それらのパルス本来の位相制御・補償機能を果たす
と同時に、エコー時間TEを最短化でき、前述のS/N
比向上に伴う効果を得ることができ、また撮影時間も減
少させることできる。
【0064】なお、本発明に係る位相制御・補償用のG
MN用パルス、フローエンコードパルスは共に、上述し
た読出し方向の磁場に適用する場合のほか、スライス方
向、位相エンコード方向の傾斜磁場にも同様に適用する
ことができる。
【0065】また、上記実施形態はパルス傾斜度kが一
定の場合であるが、パルスの立上り時間が一定の場合
も、同様に適用することができる。
【0066】また、本発明を実施可能な磁気共鳴イメー
ジング法のパルスシーケンスは前述したFE法に限定さ
れず、SE法であってもよい。
【0067】さらに、以上の傾斜磁場パルスの解折的な
設定はMRI装置とは別体のコンピュータを用いて行っ
てもよいし、MRI装置のコントローラ部分を使って設
定してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る傾斜
磁場パルスの設定方法及び磁気共鳴イメージング法によ
れば、グラジェント・モーメント・ナリング(GMN)
法又はフローエンコード法に適用する傾斜磁場パルスと
して時間的に前後して極性反転する1番目から複数番目
までの3つ以上の台形波パルスを与え、第1番目の台形
波パルスの振幅g,パルス幅t,及び極性反転側のパル
ス傾斜度k、または立上り時間を初期値として与え、第
1番目から複数番目の台形波パルスまでのそれぞれのパ
ルス期間b・t,b・t,…を決める複数のパルス
幅係数b,b,…を既知とし、かつ第2番目以降の
台形波パルスの振幅a・g,a・g,…を決める傾
斜磁場強度係数a,a,…を未知とするパラメータ
を与え、MR信号S(t)の位相項φ(t)の少なくと
も静止している原子核スピンによる位相項φ0 (t)、
速度モーメントを有する原子核スピンによる位相項φ1
(t)、及び加速度モーメントを有する原子核スピンに
よる位相項φ2 (t)の各値を所望値に制御又は補償す
るように位相項φ(t)に関係する式を解析的に解き、
この解析結果を満足させる複数のパルス幅係数b,b
,…の組み合わせの中で最終番目の台形波パルスまで
のパルス期間を規定するパルス幅係数が最小となるもの
を選択するようにしたため、グラジェント・モーメント
・ナリング時やフローエンコード時に、原子核スピンの
高次の運動モーメントに対する位相補償を行うことがで
きるとともに、エコー時間を最短化でき、エコー信号の
振幅低下を抑えてS/N比を従来よりも向上させ、MR
画像の画質向上、及び、測定精度の高いフローイメージ
ング、流速測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2次、3次、及び4次の傾斜磁場パルスを説明
する波形図。
【図2】2次、3次、及び4次のフローエンコードパル
スをスライス方向に適用したときの波形図。
【図3】2次、3次、及び4次のフローエンコードパル
スを読出し方向に適用したときの波形図。
【図4】4次の傾斜磁場パルスを設計するときの波形全
体を規制するパラメータを説明する図。
【図5】4次の傾斜磁場パルスを設計するときの傾斜磁
場強度係数を時間変化とともに説明する図。
【図6】傾斜磁場パルスを設計するときの基本関数を説
明する図。
【図7】本発明の一実施形態に係るイメージング方法を
実施する磁気共鳴イメージング装置の全体ブロック図。
【図8】同実施形態に係るパルスシーケンスの一例を示
す波形図。
【図9】各次数のモーメントの位相の変化を示す位相ダ
イヤグラム。
【図10】パルスシーケンスのほかの例を示す波形図。
【図11】パルスシーケンスのさらにほかの例を示す波
形図。
【図12】パルスシーケンスのさらにほかの例を示す波
形図。
【符号の説明】
1 磁石 2 静磁場電源 3x…3z 傾斜磁場コイル 4 傾斜磁場電源 5 シーケンサ 6 コントローラ 7 高周波コイル 8T 送信機 8R 受信機 10 演算ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気共鳴(MR)イメージングのための
    パルスシーケンスに組み込まれる傾斜磁場パルスを設定
    する方法において、 前記傾斜磁場パルスとして時間的に前後して極性反転す
    る1番目から複数番目までの3つ以上の台形波パルスを
    与え、この第1番目の台形波パルスの振幅g,パルス幅
    t,及び極性反転側のパルス傾斜度k、または立上り時
    間を初期値として与え、この第1番目から複数番目の台
    形波パルスまでのそれぞれのパルス期間b・t,b
    ・t,…を決める複数のパルス幅係数b,b,…を
    既知とし、かつ第2番目以降の台形波パルスの振幅a
    ・g,a・g,…を決める傾斜磁場強度係数a,a
    ,…を未知とするパラメータを与えるステップと、 MR信号S(t)の位相項φ(t)の少なくとも静止し
    ている原子核スピンによる位相項φ0 (t)、速度モー
    メントを有する原子核スピンによる位相項φ1(t)、
    及び加速度モーメントを有する原子核スピンによる位相
    項φ2 (t)の各値を前記傾斜磁場パルスの使用目的に
    応じた所望値に制御又は補償するように上記位相項φ
    (t)に関係する式を解析的に解くステップと、 この解析結果を満足させる前記複数のパルス幅係数
    ,b,…の組み合わせの中で最終番目の台形波パ
    ルスまでのパルス期間を規定する前記パルス幅係数が最
    小となるものを選択するステップと、を備えた傾斜磁場
    パルスの設定方法。
  2. 【請求項2】 前記傾斜磁場パルスは、速度モーメント
    を有する原子核スピンによる位相項φ1 (t)以外の位
    相項を補償するフローエンコードパルスである請求項1
    記載の傾斜磁場パルスの設定方法。
  3. 【請求項3】 前記フローエンコードパルスは前記台形
    波パルスの数が3つである3次のフローエンコードパル
    スであって、前記選択ステップで選択する前記パルス幅
    係数は第3番目の台形波パルスに対するパルス幅係数b
    である請求請2記載の傾斜磁場パルスの設定方法。
  4. 【請求項4】 前記フローエンコードパルスは前記台形
    波パルスの数が4つである4次のフローエンコードパル
    スであって、前記選択ステップで選択する前記パルス幅
    係数は第4番目の台形波パルスに対するパルス幅係数b
    である請求請2記載の傾斜磁場パルスの設定方法。
  5. 【請求項5】 前記傾斜磁場パルスは、静止している原
    子核スピンによる位相項φ0 (t)以外の位相項を補償
    するグラジェント・モーメント・ナリング(GMN)用
    パルスである請求項1記載の傾斜磁場パルスの設定方
    法。
  6. 【請求項6】 前記グラジェント・モーメント・ナリン
    グ(GMN)用パルスは前記台形波パルスの数が3つで
    ある3次のフローエンコードパルスであって、前記選択
    ステップで選択する前記パルス幅係数は第3番目の台形
    波パルスに対するパルス幅係数bである請求請5記載
    の傾斜磁場パルスの設定方法。
  7. 【請求項7】 前記グラジェント・モーメント・ナリン
    グ(GMN)用パルスは前記台形波パルスの数が4つで
    ある4次のフローエンコードパルスであって、前記選択
    ステップで選択する前記パルス幅係数は第4番目の台形
    波パルスに対するパルス幅係数bである請求請5記載
    の傾斜磁場パルスの設定方法。
  8. 【請求項8】 前記フローエンコードパルス及びグラジ
    ェント・モーメント・ナリング(GMN)用パルスはス
    ライス方向、位相エンコード方向、又はリード方向にお
    ける磁場による空間位置情報の印加に適用した請求請2
    又は5記載の傾斜磁場パルスの設定方法。
  9. 【請求項9】 傾斜磁場パルスを含むパルスシーケンス
    を用いて被検体の磁気共鳴(MR)イメージングを行う
    イメージング方法において、 前記傾斜磁場パルスは、時間的に前後して極性反転する
    1番目から複数番目までの3つ以上の台形波パルスを与
    え、この第1番目の台形波パルスの振幅g,パルス幅
    t,及び極性反転側のパルス傾斜度k、または立上り時
    間を初期値として与え、この第1番目から複数番目の台
    形波パルスまでのそれぞれのパルス期間b・t,b
    ・t,…を決める複数のパルス幅係数b,b,…を
    既知とし、かつ第2番目以降の台形波パルスの振幅a
    ・g,a・g,…を決める傾斜磁場強度係数a,a
    ,…を未知とするパラメータを与え、 MR信号S(t)の位相項φ(t)の少なくとも静止し
    ている原子核スピンによる位相項φ0 (t)、速度モー
    メントを有する原子核スピンによる位相項φ1(t)、
    及び加速度モーメントを有する原子核スピンによる位相
    項φ2 (t)の各値を前記傾斜磁場パルスの使用目的に
    応じた所望値に制御又は補償するように上記位相項φ
    (t)に関係する式を解析的に解き、 この解析結果を満足させる前記複数のパルス幅係数
    ,b,…の組み合わせの中で最終番目の台形波パ
    ルスまでのパルス期間を規定する前記パルス幅係数が最
    小となるものを選択する、ことにより設定したパルスで
    あることを特徴とした磁気共鳴イメージング方法。
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