JP3524159B2 - Mriシステムでのプレスキャン - Google Patents

Mriシステムでのプレスキャン

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JP3524159B2
JP3524159B2 JP16162994A JP16162994A JP3524159B2 JP 3524159 B2 JP3524159 B2 JP 3524159B2 JP 16162994 A JP16162994 A JP 16162994A JP 16162994 A JP16162994 A JP 16162994A JP 3524159 B2 JP3524159 B2 JP 3524159B2
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scan
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    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
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    • G01R33/565Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities
    • G01R33/56554Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities caused by acquiring plural, differently encoded echo signals after one RF excitation, e.g. correction for readout gradients of alternating polarity in EPI

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の分野は核磁気共鳴イメー
ジング(MRI)方法およびシステムである。更に詳し
く述べると、本発明は渦電流によって生じる画像アーチ
ファクトを減らすための高速スピンエコーパルス系列
(シーケンス)の補償に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人体組織のような物質に一様な磁界(分
極磁界Bo )が加えられたとき、組織内のスピンの個々
の磁気モーメントはこの分極磁界と揃おうとするが、そ
れを中心としてそれらの特性ラーモア周波数でランダム
な順序に歳差運動を行う。その場合、x−y平面内にあ
ってラーモア周波数に近い周波数の磁界(励起磁界B
1)を物質すなわち組織に加えることにより、正味の整
列したモーメントMzをx−y平面まで回転すなわち傾
けて、正味の横磁気モーメントMtを作成することがで
きる。励起信号B1 の終了後に、励起されたスピンが信
号を放出する。この“MR”信号を受けて処理すること
により、画像が形成できる。
【0003】画像作成のためにこれらの信号を利用する
とき、磁界勾配(Gx、GyおよびGz)が用いられ
る。通常、イメージングすべき領域(関心のある領域)
は、使用している特定の局部化法に応じて磁界勾配を変
える一連の測定サイクルによってスキャンされる。結果
として得られる受信したNMR信号の組をディジタル化
し処理することにより、多数の周知の再構成手法の内の
一つを使って画像が再構成される。
【0004】医用画像を作成するために現在使用されて
いる殆どのNMRスキャンでは、必要なデータを取得す
るために何分もかかる。このスキャン時間の短縮は考慮
すべき重要な点である。スキャン時間が短縮されると、
患者のスループットが増大し、患者の快適さが増し、体
動(モーション)アーチファクトの減少により画像品質
が向上するからである。ある種のパルス系列では、繰返
し時間(TR:repetition time)が非
常に短いので、分単位でなく秒単位で完全なスキャンを
行うことができる。
【0005】これらの1つが、高速取得緩和強調(RA
RE:Rapid Acquisition Rela
xation Enhanced)系列である。このR
ARE系列については、マグネティック・レゾナンス・
イン・メディシン誌第3巻(1986)823−833
頁所載のジェー・ヘニグ他による論文「RAREイメー
ジング:臨床MR用高速イメージング法」(RARE
Imaging:AFast Imaging Met
hod for Clinical MR)に述べられ
ている。RARE系列はカー・パーセル・マイボーム・
ギル(CPMG:Carr−Purcell−Meib
oom−Gill)系列から作成されたRF再集束され
たエコーを使用する高速スピンエコー系列である。この
ような高速スピンエコー(FSE:fast spin
echo)スキャンでは、急速に変化する磁界勾配に
よって誘導される渦電流に起因する画像アーチファクト
が非常に生じやすい。勾配パルス補償手法は殆どのMR
Iパルス系列で遂行されるスキャンに適しているが、F
SEスキャンを行うMRIスキャナの10%から20%
が観測可能な画像アーチファクトを生じることがわかっ
た。
【0006】
【発明の概要】本発明は、FSEパルス系列を調節し
て、MRIスキャナで生じる位相誤差を小さくするため
に、FSEスキャンの前に行われるプレスキャン(pr
escan)プロセスを提供する。更に詳しく述べる
と、プレスキャンには、FSEパルス系列を使用してM
Rデータを取得すること、取得されたMRデータの中の
少なくとも2つのエコー信号の各々に対して位相プロフ
ィールを計算すること、2つの位相プロフィールの間の
位相差値の大きさを小さくするようにFSEパルス系列
の中のRFパルスの相対位相を調節すること、および位
相差値が予め設定された値より小さくなるまでこれらの
ステップを繰り返すことが含まれる。
【0007】本発明の一般的な目的は、FSEパルス系
列の中のRFパルスの相対位相を調節することにより、
FSEスキャンの位相誤差を小さくすることである。本
発明のもう一つの側面は、FSEパルス系列の中の磁界
勾配を調節することにより一次位相誤差を小さくするこ
とである。2つの位相プロフィールの傾斜の差を用い
て、読出し勾配に対する調節分を計算し、傾斜差が予め
設定された値より小さくなるまで上記プロセスを繰り返
す。
【0008】
【好ましい実施例の説明】まず図1は、本発明を含む好
ましいMRIシステムの主要構成要素を示したものであ
る。システムの動作はキーボード制御パネル102およ
びディスプレイ104を含む操作卓100から制御され
る。操作卓100はリンク116を介して、別個のコン
ピュータシステム107と通信する。これにより操作者
は、スクリーン104上の画像の作成およびディスプレ
イを制御することができる。コンピュータシステム10
7には、画像プロセッサモジュール106、CPUモジ
ュール108、およびメモリモジュール113が含まれ
ている。コンピュータシステム107は、画像データお
よびプログラムを記憶するために、ディスク記憶装置お
よびテープ駆動装置112に結合されている。またコン
ピュータシステム107は高速直列リンク115を介し
て別個のシステム制御器122と通信する。
【0009】システム制御器122には、CPUモジュ
ール119およびパルス発生器モジュール121が含ま
れている。パルス発生器モジュール121は直列リンク
125を介して操作卓100に接続される。このリンク
125を介して、遂行すべきスキャン系列を示す指令が
操作者からシステム制御器122に送られる。これらの
指令に応動して、パルス発生器モジュール121が、R
F励起パルスのタイミング、強さおよび形状、ならびに
データ取得窓のタイミングおよび長さを示すデータを作
成する。また、パルス発生器モジュール121は一組の
勾配増幅器127に接続されて、スキャンの間に作成す
べき勾配パルスのタイミングおよび形状を制御する。パ
ルス発生器モジュール121は生理機能データ取得制御
器129から患者データも受ける。生理機能データ取得
制御器129は患者に接続された多数の異なるセンサか
らの信号を受ける。また、パルス発生器モジュール12
1はスキャン室インタフェース回路133に接続されて
いる。スキャン室インタフェース回路133は患者の状
態および磁石システムに関連する種々のセンサから信号
を受ける。またスキャン室インタフェース回路133を
介して、スキャンのため患者を所望の位置に動かすため
の指令が患者位置決めシステム134に送られる。
【0010】パルス発生器モジュール121によって作
成される勾配波形はGx増幅器、Gy増幅器およびGz
増幅器で構成される勾配増幅システム127に印加され
る。各増幅器は全体を139で表わした勾配コイル集合
体の中の対応する勾配コイルを励起することにより、取
得されたMR信号を位置符号化するために使用される磁
界勾配を形成する。勾配コイル集合体139は磁石集合
体141の一部を構成する。磁石集合体141には、分
極磁界用磁石140および全身用RFコイル152も含
まれる。
【0011】システム制御器122の中のトランシーバ
モジュール150がパルスを発生する。これらのパルス
は、RF増幅器151によって増幅され、送/受スイッ
チ154によってRFコイル152に結合されることに
より、RF励起磁界B1 を形成する。患者の中の励起さ
れた核が放射するMR信号は、同じRFコイル152に
よって検知し、送/受スイッチ154を介して前置増幅
器153に結合することができる。送/受スイッチ15
4はパルス発生器モジュール121からの信号によって
制御されて、送信モードの間はRF増幅器151をコイ
ル152に電気的に接続し、受信モードの間は前置増幅
器153をコイル152に接続する。
【0012】RFコイル152によってピックアップさ
れたMR信号は、トランシーバモジュール150によっ
てフィルタリング、復調、ディジタル化され、システム
制御器の中のメモリモジュール160に転送される。ス
キャンが完了し、メモリモジュール160にデータアレ
ー全体が取得されると、アレープロセッサ161はデー
タをフーリエ変換して、画像データのアレーを作成す
る。この画像データは直列リンク115を介してコンピ
ュータシステム107に送られ、そこでディスクメモリ
111に記憶される。
【0013】特に図2に示すように、本発明の実施例を
実行するために用いられる高速スピンエコーMRパルス
系列は16個のMRエコー信号が取得される2DFTの
RARE系列である。わかりやすくするため、図2には
4個のエコー信号301−304だけが示されている
が、その他に12個のエコー信号が発生されて取得され
ることがわかる。これらのMRエコー信号を発生させる
には、90°RF励起パルス305をGzスライス選択
勾配パルス306が存在する状態で印加し、患者を通る
スライス内で横方向磁化を生じさせる。この横方向磁化
は16個の選択的な180°のRF再集束パルス307
の各々により再集束される。これにより、Gx読出し勾
配パルス308が存在する状態で取得されるMRスピン
エコー信号301−304が作成される。各MRスピン
エコー信号301−304はそれぞれのGy位相符号化
パルス309−313により個別に位相符号化される。
各位相符号化パルスの大きさは異なっており、256個
の値を歩進することにより完全な1スキャンの間に25
6個の個別ビュー(view)が取得される。各信号の
256個のサンプルをディジタル化することにより各M
Rスピンエコー信号が取得される。その結果、1つの画
像に対するスキャンの完了時に、取得されたデータに二
次元(2D)のフーリエ変換を行うことにより、256
×256画素の画像が作成される。
【0014】図2のFSEパルス系列は、単一のエコー
列(すなわち「ショット」)の中の多数のビューを符号
化するためにCPMG(Carr−Purcell−M
eiboom−Gill)エコー列を使用する。これら
のエコー信号は、正しく空間情報を符号化すべきであ
り、また破線315で示されるT2 減衰曲線にほぼ従わ
なければならない場合には、位相を付加しなければなら
ない。エコー信号に望ましくない位相シフトがあると、
再構成された画像にゴースト、ぼやけおよび信号損失が
生じる。このような位相シフトは、たとえば勾配磁界に
影響を及ぼす渦電流、患者の体動、システムの誤った校
正、および符号化誤りから生じることがある。このよう
な位相シフトは空間的に独立(すなわち零次)であるか
も知れないし、あるいはシステムのアイソセンタ(is
ocennter)から位置の関数(すなわち一次以
上)として変化するかも知れない。本発明の発見によれ
ば、零次と一次の位相誤差はプレスキャンプロセスの間
に測定することができ、またこれらの望ましくない位相
シフトによって生じる画像アーチファクトが実質的に無
くなるようにFSEパルス系列を変形することができ
る。
【0015】本発明の実施例のFSEスキャンは図1の
MRシステムが実行するプログラムの指示のもとで遂行
される。次に述べるように、プレスキャンはFSEスキ
ャンの直前に遂行され、そしてプレスキャンには、必要
な補正情報を集めるように変形された一連のFSEパル
ス系列の実行が含まれる。次に、この補正情報を使用す
ることにより、スキャンの間に使用されるFSEパルス
系列を変更して、MRデータを取得し、これから正確な
画像を再構成することができる。
【0016】特に図2および図3を参照して説明する。
プレスキャンプロセスの第1のステップは、勾配309
−313(好ましい実施例ではGy)を位相符号化する
ことなくFSEパルス系列を実行し、プロセスブロック
401に示されるように最初の2つのエコー信号301
および302を取得することである。スキャンの各スラ
イスに対してこの変形FSEパルス系列が繰り返され、
そしてプロセスブロック402に示されるように取得さ
れたエコー信号301および302のすべてが読出し軸
(好ましい実施例ではx軸)に沿ってフーリエ変換され
る。結果として得られる各スライス位置での「投影(p
rojection)」は読出し軸(x軸)に沿った位
置でのIとQの大きさの値のアレー(配列)であり、こ
れらを用いて次式のように各位置でのエコー信号の位相
を計算する。
【0017】 φ=tan-1(I/Q) (1) 第1のエコー信号301に対するこれらの位相値のプロ
ットが、たとえば図5の破線403で示されており、ま
た、第2のエコー信号302に対する位相値が破線40
4で示されている。スキャンの各スライスに対して、同
様の「位相プロフィール」が計算される。
【0018】特に図3および図5を参照して説明する。
プロセスブロック405で示されるステップは、読出し
勾配のアイソセンタでの2つのエコー信号301と30
2の間の位相差(△φo )を計算するものである。この
位相差△φo が予め設定された値(たとえば、0.5°
または1.0°)より小さければ、零次補正は必要でな
く、プロセスは前進する。位相差△φo が予め設定され
た値より小さくなければ、判定ブロック406でプロセ
スはループを戻って、プロセスブロック407で位相補
正計算が行われる。零次位相誤差を補正するために、測
定された位相差△φo のほぼ半分に等しい補正値が計算
され、この角度が180°のRF再集束パルス307の
各々に加算されて、90°RF励起パルス305に対す
るそれらの位相を変更する。FSEパルス系列のこの変
更はスキャンの各スライスに対してプロセスブロック4
08で行われる。
【0019】次に、各スライスに対して、変更後のFS
Eパルス系列で再びプレスキャンが行われる。各スライ
スの位相差が判定ブロック406で試験される予め設定
された値以内になるまで、プロセスが繰り返される。各
スライスの位相差が予め設定された値以内になると、各
スライスに対するFSEパルス系列は、スライス選択軸
(好ましい実施例ではz軸)に沿った零次位相シフトお
よび一次位相シフトを補正するのに充分なだけ変更され
たことになる。
【0020】図3および図5により、説明を続ける。プ
ロセスブロック410でプロセスが続行され、読出し勾
配軸に沿った一次位相シフトについてスライス毎にFS
Eパルス系列の補正が行われる。更に詳しく述べると、
第1のエコー信号301の位相プロフィール403の傾
斜(dφ1 /dx)および第2のエコー信号302の位
相プロフィール404の傾斜(dφ2 /dx)が計算さ
れ、これらの傾斜の間の差(△dφ/dx)が決定され
る。判定ブロック411で示されるように、この差が予
め設定された限界を超える場合には、プレスキャンはル
ープを戻って、そのスライスに対するFSEパルス系列
が更に変更される。プロセスブロック412で、読出し
勾配磁界の変更を行うために、傾斜差(△dφ/dx)
を磁気回転比γ(たとえば、4257Hz/ガウス)で
割ることにより読出し勾配に対する補正値が計算され
る。プロセスブロック413に示されるように、この計
算された勾配磁界調節分がFSEパルス系列の読出し勾
配位相外しパルス414(図2)に加算される。次に、
各スライスに対する傾斜差△dφ/dxが判定ブロック
411で試験される予め設定された値より低くなるま
で、プレスキャンは繰り返される。
【0021】このように、スライス選択軸および読出し
勾配軸に沿った零次位相シフトおよび一次位相シフトを
補正するように、各々の別個のスライスに対するFSE
パルス系列が調節される。これらの補正は殆どの用途お
よび殆どのMRIシステムに対して適していることがわ
かったが、画像品質を更に向上するために、より以上の
補正を加えてもよい。
【0022】特に図4および図5を参照して説明する。
位相符号化勾配Gyによって生じる渦電流による零次位
相シフトも、本発明を使用して補正することができる。
プロセスブロック420に示すように、スキャンのスラ
イス毎に2つの取得が行われる。第1の取得は、上記の
ように、そして位相符号化勾配無しに調節されたFSE
パルス系列を用いる。この第1の取得では、第1のエコ
ー信号301だけが取得される。第2の取得の間、第1
の位相符号化パルス309およびその巻戻し(rewi
nder)パルス309aが印加されるが、後続の位相
符号化パルスは印加されず、第2のエコー信号302が
取得される。次に、上記で行われたようにプロセスブロ
ック421で、取得されたエコー信号はともに読出し軸
に沿ってフーリエ変換され、位相プロフィール403お
よび404が計算される。プロセスブロック422で、
x軸アイソセンタでの位相差(△φo )が2つの位相プ
ロフィール403および404から再び決定される。そ
して、これが判定ブロック423で、予め定められた設
定値を超えた場合には、補正が行われる。調節が必要な
場合には、プロセスブロック424で位相補正値が計算
される。この位相補正値はほぼ測定された位相差の半分
(△φo /2)であり、これがプロセスブロック425
で印加されることにより、RF再集束パルス307に対
する90°RF励起パルス305の位相がシフトされ
る。すべての対応するFSEパルス系列が判定ブロック
423で試験される設定値内の位相差を生じるまで、ス
キャンのスライス毎に16のショットの各々に対してこ
の位相調節が行われる。
【0023】本発明のもう一つの側面は、FSEスキャ
ンを調節することにより、再構成された画像からアーチ
ファクトを除去することである。FSEパルス系列に対
する上記の調節は、CPMGエコー列に対する正しい位
相関係が維持されるようにすることにより、FSEパル
ス系列によって作成されるMR信号を変更する。後続の
調節はFSEスキャンで作成される基礎をなすMR信号
に影響を及ぼさないが、画像品質を改善する。後で説明
するように、FSEスキャンに対するこれらの調節は、
再構成された画像を改善し、取得されたMRIデータに
対する別の後処理ステップを必要としない。
【0024】図4を参照して説明する。上記のように変
更されたFSEパルス系列の各々で、16個のエコーの
完全なショットが取得される。プロセスブロック430
に示されるように、位相符号化勾配Gyをターンオフし
た状態で、この取得が行われる。プロセスブロック43
1に示されるように、取得されたエコーの一次元フーリ
エ変換が行われ、変換されたIおよびQの各サンプル値
の位相(φ)が計算される。ショット内の各エコーの、
結果として得られる位相プロフィールから、読出し勾配
アイソセンタでの位相がプロセスブロック432で決定
され、その結果がFSEパルス系列に対して記憶され
る。スキャンの間にFSEパルス系列が再実施されると
き、エコー信号を受信している間に、この「交差」位相
値を用いてトランシーバモジュール150(図1)の中
の受信器の基準位相をオフセットする。その結果、受信
された各エコー信号の位相は、その位相プロフィールが
読出し勾配アイソセンタと交差するとき位相プロフィー
ルが零を通過するような量だけ、シフトされる。したが
って、ショット内の各エコーの位相は、それらの位相プ
ロフィールがアイソセンタとの交差点で同じ(好ましい
実施例では零)になるように調節される。
【0025】図4を参照して、説明を続行する。プレス
キャンプロセスの最終ステップは、プロセスブロック4
33に示すように各エコー信号の位相プロフィールの傾
斜を計算することである。次に、それらの傾斜を共通基
準値に変化させる読出し勾配調節分が計算される。この
基準傾斜は、ショット内の16個のエコー信号の位相プ
ロフィールの傾斜を平均することにより計算される。上
記のように読出し勾配調節分が計算されるが、これはプ
ロセスブロック434に示されるように調節されている
エコー信号に対応する特定の読出し勾配パルス308に
印加される。たとえば図2で、各取得の前に読出し勾配
パルス308に読出し勾配調節分435を加え、エコー
信号302の取得の後に勾配パルス308から同じ調節
分436を減じることにより、エコー信号302が調節
される。プロセスブロック440に示すようにスキャン
の間に、調節されたFSEパルス系列を使用するとき、
読出し勾配磁界の中の零次および一次の摂動によって生
じるアーチファクトが実質的に無い画像がプロセスブロ
ック441で再構成される。
【0026】上記の実施例で多数の変更が可能であるこ
とは明らかである。たとえば、特定の用途では上記の調
節のすべてが必要とされないことがある。このような場
合、プレスキャンは短縮することができる。また、本発
明を多重スライス2DFTスキャンについて説明してき
たが、本発明は3DFTスキャンにも適用できる。エコ
ー毎の信号位相のシフトは通常、エコー振幅の変動より
ずっと厳しいが、本発明を用いて振幅変動による誤差を
補正することも可能である。このような場合、予想され
るエコー信号振幅の変動がプレスキャンプロセスの間に
測定され、ショット内の各エコー信号に対して利得補正
値が記憶される。スキャンの間に、これらの利得補正値
がトランシーバ150に印加されることにより、ショッ
ト内の各エコー信号を受けるたびに、受信器の利得が調
節される。また本発明の実施例は、空間的に独立な項と
線形項の和として記述される位相誤差を補正する。より
高次の空間依存性を有する位相誤差も、その高次の項を
規定する適当な勾配コイルがMRシステムの中に存在す
れば、本発明を使用して補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるMRIシステムのブロック図で
ある。
【図2】本発明のプレスキャンの間に使用されるFSE
パルス系列をグラフ的に表した波形図である。
【図3】本発明のプレスキャンプロセスのフローチャー
トである。
【図4】本発明のプレスキャンプロセスのフローチャー
トである。
【図5】本発明に従ってFSEパルス系列に対して行う
調節を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
301−304 MRスピンエコー信号 305 90°RF励起パルス 307 RF再集束パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RF励起パルスによりRF磁界が形成さ
    れ、その後に一連のRF再集束パルスが続き、取得する
    エコー信号を空間的に符号化するために磁界勾配が印加
    されるような高速スピンエコーパルス系列を使用して、
    スキャンを行うことによりMRデータを取得する磁気共
    鳴イメージングシステムで、上記スキャンを行う前に高
    速スピンエコーパルス系列を調節するための方法に於い
    て、 A) 高速スピンエコーパルス系列を使用することによ
    取得されたMRデータ内の2つのエコー信号の各々に
    対して位相プロフィールを計算するステップ、 ) 高速スピンエコーパルス系列の中のRF励起パル
    スとRF再集束パルスの相対位相を調節することによ
    り、2つの位相プロフィールの間の位相差値の大きさを
    小さくするステップ、および ) 位相差値の大きさが予め設定された値より小さく
    なるまで、高速スピンエコーパルス系列を使用すること
    により新たに取得したMRデータについてステップAお
    よびBを繰り返すステップを含むことを特徴とするプレ
    スキャン。
  2. 【請求項2】 更に、)高速スピンエコーパルス系列
    の中の磁界勾配の値を調整することにより、2つの位相
    プロフィールの傾斜の差を小さくするステップ、および ) 2つの位相プロフィールの傾斜の差が予め設定さ
    れた値より小さくなるまで高速スピンエコーパルス系列
    を使用することにより新たに取得したMRデータについ
    ステップAおよびDを繰り返すステップを含む請求項
    記載の方法
  3. 【請求項3】 スキャンの間に高速スピンエコーパルス
    系列によって作成される磁界勾配が、各エコー信号の取
    得の間に作成される読出し磁界勾配、および各エコー信
    号の前に作成される位相符号化勾配を含み、上記MRデ
    ータが取得される間に位相符号化勾配が作成されない請
    求項1記載の方法
  4. 【請求項4】 スキャンの間に高速スピンエコーパルス
    系列によって作成される磁界勾配が、各エコー信号の取
    得の間に作成される読出し磁界勾配、および各エコー信
    号の前に作成される位相符号化勾配を含み、上記2つの
    エコー信号の位相プロフィールの一方が位相符号化さ
    れ、他方の位相プロフィールが位相符号化されないよう
    に、位相符号化勾配が上記MRデータが取得される間
    作成される請求項1記載の方法
  5. 【請求項5】 スキャンの間に一組の高速スピンエコー
    パルス系列を用いて対応する一組の画像が取得される場
    合、上記組の中の各高速スピンエコーパルス系列を使用
    してステップA、BおよびCが遂行される請求項1記載
    の方法
  6. 【請求項6】 更に、) スピンエコーパルス系列に
    よって作成される各エコー信号に対して位相プロフィー
    ルを計算するステップ、および ) 各エコー信号に対してその対応する位相プロフィ
    ールから受信器位相シフトを計算するステップを含み、
    スキャンの間に上記受信器位相シフトを使用することに
    より、各エコー信号の取得の際のトランシーバの位相が
    調節される請求項1記載の方法
  7. 【請求項7】 更に、)各エコー信号の位相プロフィ
    ールの傾斜から各エコー信号に関連する読出し勾配に対
    する調節分を計算するステップを含む請求項6記載の方
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