JPH10276977A - 内視鏡の洗浄装置 - Google Patents

内視鏡の洗浄装置

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JPH10276977A
JPH10276977A JP9086998A JP8699897A JPH10276977A JP H10276977 A JPH10276977 A JP H10276977A JP 9086998 A JP9086998 A JP 9086998A JP 8699897 A JP8699897 A JP 8699897A JP H10276977 A JPH10276977 A JP H10276977A
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JP
Japan
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endoscope
cleaning
fluorescent dye
liquid
solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP9086998A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Morizumi
雅明 森住
Mitsuo Kondo
光夫 近藤
Eiji Mori
英次 森
Naotake Mimori
尚武 三森
Osamu Kobayashi
理 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡の外表面を洗浄度合い検出用染料液で着
色した後、内視鏡の外表面を洗浄液で所定時間洗浄し、
洗浄後に、染料液が内視鏡の外表面に残存しているか否
かを検出することにより、内視鏡の外表面の洗浄度合い
を検出する。 【解決手段】洗浄度合い用染料液で内視鏡16の外表面
全体を着色する。洗浄液で内視鏡16の外表面を所定時
間洗浄する。洗浄後に、内視鏡16の外表面に染料液が
付着しているか否かを検出し、染料液が除去されている
場合には、洗浄処理を終了し、染料液が残存している場
合には洗浄処理を継続して所定時間行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡の洗浄装置に
係り、特に内視鏡の手元操作部や挿入部等の外表面を洗
浄する内視鏡の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内視鏡の洗浄装置は、内視鏡を洗
浄装置の洗浄槽に収納し、この洗浄槽に設けられたノズ
ルから洗浄液を内視鏡の外表面に所定時間噴射すること
により洗浄を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡の洗浄装置は、洗浄効果を洗浄時間により判断し
ているので、内視鏡の汚れが無くなったか否かを確認す
ることができないという欠点がある。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、内視鏡が確実に洗浄さ
れたか否かを確認することができる内視鏡の洗浄装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、内視鏡の外表面を染料液で染色する染色
手段と、該内視鏡の外表面を洗浄液で所定時間洗浄する
洗浄手段と、洗浄後に前記染料液が該内視鏡の外表面に
付着しているか否かを検出することにより、内視鏡の外
表面の洗浄度合いを検出できる検出手段を備えているこ
とを特徴としている。
【0005】本発明によれば、まず、洗浄前に、洗浄度
合い検出用染料液で内視鏡の外表面全体を染色する。次
に、洗浄液で内視鏡の外表面を所定時間洗浄する。次い
で、洗浄後に、内視鏡の外表面に染料液が付着している
か否かを検出する。これにより、本発明は、内視鏡が確
実に洗浄されたか否かを確認することができる。また、
本発明は、前記染料液が除去されていると、確実に洗浄
が終了したと判断して洗浄処理を終了する。一方、染料
液が付着していると、確実に洗浄されていないと判断し
て洗浄処理を継続して所定時間行う。このような工程を
染料液が除去されるまで繰り返して行うと、内視鏡を確
実に洗浄することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る内視鏡の洗浄装置の好ましい実施の形態について詳述
する。図1は、本発明に係る内視鏡の洗浄装置が適用さ
れた内視鏡洗浄装置10の外観を示す斜視図である。同
図に示す内視鏡洗浄装置10は箱型に形成され、装置本
体12と上蓋14とから構成される。装置本体12の上
面には、内視鏡16を洗浄する洗浄槽18が形成され
る。この洗浄槽18内には円柱型のスプリンクラー装置
20が設けられ、スプリンクラー装置20には洗浄液用
ノズル22が設けられている。内視鏡16は、前記スプ
リンクラー装置20を囲むように、その挿入部16Aと
結束部16Bとを湾曲させて前記洗浄槽18内に収納さ
れたのち、前記洗浄液用ノズル22から噴射される洗浄
液によって洗浄される。また、洗浄槽18の近傍には、
洗浄度合い検出用の染料液である蛍光染料液(例えばロ
ーダミンB水溶液)を噴射する染料液用ノズル24が設
けられる。この染料液用ノズル24は、洗浄槽18に向
けて一ケ所乃至、複数ケ所設置され、前記蛍光染料液を
洗浄槽18内に均一に噴霧する。これにより、前記内視
鏡16の外表面が前記蛍光染料液によって均一に着色さ
れる。
【0007】一方、上蓋14は、図示しないヒンジを介
して前記装置本体12に開閉自在に設けられる。この上
蓋14には、覗き窓であるガラス窓26が設けられ、ま
た紫外線ランプ28が上蓋14の内側に取り付けられて
いる。次に、前記洗浄装置10による内視鏡16の洗浄
方法について、図2に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0008】まず、洗浄装置10の上蓋14を開いて内
視鏡16を洗浄装置10の洗浄槽18内にセットする
(ステップ100)。次に、洗浄槽18に設けられた染
料液用ノズル24から蛍光染料液を内視鏡16に向けて
所定時間噴射して(ステップ200)、内視鏡16の外
表面全域を蛍光染料液で着色する。そして、これと同時
に、洗浄槽18の図示しない排出口を開放して、洗浄槽
18に溜まった蛍光染料液を排出する(ステップ30
0)。なお、この洗浄装置10では、前記蛍光染料液を
循環使用するため、前記排出口から流出した蛍光染料液
を溜めるタンクと、このタンクに溜まった蛍光染料液を
染料液用ノズル24に供給するポンプとを備えている。
【0009】次いで、洗浄槽18に設けられたスプリン
クラー装置20の洗浄液用ノズル22から、界面活性剤
や水等の洗浄液を内視鏡16に向けて噴射して、内視鏡
16の洗浄を開始する(ステップ400)。そして、洗
浄槽18の前記排出口を開放して、洗浄槽18に溜まっ
た洗浄染料液を含む洗浄液を排出する(ステップ50
0)。
【0010】所定時間経過後、スプリンクラー装置20
を停止して洗浄を一時停止する。そして、洗浄装置10
の上蓋14に設けられた紫外線ランプ28を点灯して
(ステップ600)、内視鏡16を照明する。この時
に、作業者は、上蓋14のガラス窓26から内視鏡12
を目視して、蛍光染料液が内視鏡12の外表面に付着し
ているか否かを確認する(ステップ700)。即ち、蛍
光染料液が付着している場合には、紫外線ランプ28の
紫外光によって蛍光染料が蛍光を発して、内視鏡16の
外表面上で光るので容易に確認できる。
【0011】そして、蛍光染料液が内視鏡16の外表面
上で確認されない場合には、確実に洗浄が終了したと判
断して洗浄処理を終了する。この内視鏡16は、後工程
で乾燥され(ステップ800)、これで1本の内視鏡の
洗浄乾燥処理が終了する(ステップ900)。一方、蛍
光染料液が内視鏡16の外表面上で確認された場合に
は、確実に洗浄されていないため、洗浄を継続して所定
時間行う(ステップ400)。そして、蛍光染料液が除
去されるまで、前記ステップ400〜700までの工程
を繰り返して行う。
【0012】したがって、本実施の形態では、洗浄度合
い検出用の染料液である蛍光染料液で内視鏡16を着色
し、洗浄後に蛍光染料液が付着しているか否かを確認す
るようにしたので、内視鏡16が確実に洗浄されたか否
かを確認することができる。また、本実施の形態では、
前記蛍光染料液が除去されるまで洗浄を継続して行うよ
うにしたので、内視鏡16を確実に洗浄することができ
る。
【0013】なお、本実施の形態では、洗浄度合い検出
用の染料液として紫外線で光る蛍光染料液を適用した
が、これに限られるものではなく、例えば、可視光線で
視認可能な蛍光染料液を使用しても良い。また、本実施
例では、作業者の目視検査で蛍光染料液の付着を確認す
るようにしたが、これに限られるものではない。例え
ば、蛍光染料液を撮像する撮像手段(例えば、CCDや
撮像管)を洗浄装置10に設け、この撮像手段で蛍光染
料液が撮像されなくなるまで、前記フローチャートのス
テップ400〜700までの工程を繰り返して行う。こ
れにより、内視鏡16の洗浄を自動化することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
の洗浄装置によれば、洗浄度合い検出用染料液で内視鏡
の外表面全体を着色した後、洗浄液で内視鏡の外表面を
所定時間洗浄し、洗浄後に、内視鏡の外表面に染料液が
付着しているか否かを検出するようにしたので、内視鏡
が確実に洗浄されたか否かを確認することができる。
【0015】また、本発明では、染料液が除去されてい
る場合には洗浄処理を終了し、染料液が付着している場
合には洗浄処理を継続して所定時間行い、このような工
程を染料液が除去されるまで繰り返して行うようにした
ので、内視鏡を確実に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡の洗浄装置が適用された内視鏡
洗浄装置の斜視図
【図2】内視鏡の洗浄装置を示すフローチャート
【符号の説明】
10…内視鏡洗浄装置 12…装置本体 14…上蓋 16…内視鏡 18…洗浄槽 22…洗浄液用ノズル 24…染料液用ノズル 28…紫外線ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三森 尚武 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 小林 理 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の外表面を染料液で染色する染色手
    段と、該内視鏡の外表面を洗浄液で所定時間洗浄する洗
    浄手段と、洗浄後に前記染料液が該内視鏡の外表面に付
    着しているか否かを検出することにより、内視鏡の外表
    面の洗浄度合いを検出できる検出手段を備えていること
    を特徴とする内視鏡の洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記内視鏡の洗浄装置において、洗浄後に
    前記染料液が内視鏡の外表面に付着している場合には洗
    浄処理を所定時間継続して行い、前記染料液が除去され
    ている場合には洗浄処理を終了することを特徴とする請
    求項1記載の内視鏡の洗浄装置。
JP9086998A 1997-04-04 1997-04-04 内視鏡の洗浄装置 Pending JPH10276977A (ja)

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Cited By (5)

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