JPH10276319A - 画像形成装置及び画像形成装置制御用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
画像形成装置及び画像形成装置制御用プログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH10276319A JPH10276319A JP9080233A JP8023397A JPH10276319A JP H10276319 A JPH10276319 A JP H10276319A JP 9080233 A JP9080233 A JP 9080233A JP 8023397 A JP8023397 A JP 8023397A JP H10276319 A JPH10276319 A JP H10276319A
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- Japan
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- image forming
- image
- range
- data
- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像データの描画範囲がプリント範囲を越え
る場合でも、適切に画像形成を行うことのできる画像形
成装置を提供することを課題としている。 【解決手段】 印刷データのページメモリへの展開処理
時に、当該印刷データの描画範囲(ddx,ddy)を
計算し、当該描画範囲(ddx,ddy)を印刷可能範
囲(dx,dy)の単位で分割し、印刷データ原点を移
動しながら、複数ページに印刷することにより、全描画
範囲について印刷を行う。
る場合でも、適切に画像形成を行うことのできる画像形
成装置を提供することを課題としている。 【解決手段】 印刷データのページメモリへの展開処理
時に、当該印刷データの描画範囲(ddx,ddy)を
計算し、当該描画範囲(ddx,ddy)を印刷可能範
囲(dx,dy)の単位で分割し、印刷データ原点を移
動しながら、複数ページに印刷することにより、全描画
範囲について印刷を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等のホスト装置あるいは他の画像形成装置からデ
ータを受信して画像を形成する画像形成装置、及び当該
画像形成装置の制御用のプログラムを記録した記録媒体
の技術分野に関するものである。
ュータ等のホスト装置あるいは他の画像形成装置からデ
ータを受信して画像を形成する画像形成装置、及び当該
画像形成装置の制御用のプログラムを記録した記録媒体
の技術分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等に接続
されるプリンタとしては、1ページ毎にプリントを行う
レーザプリンタ等のページプリンタが一般に用いられて
いる。
されるプリンタとしては、1ページ毎にプリントを行う
レーザプリンタ等のページプリンタが一般に用いられて
いる。
【0003】このプリンタを用いる場合には、パーソナ
ルコンピュータ等のホスト装置上で起動されるプリンタ
ドライバが、印刷情報を一旦プリントコマンド(ページ
記述言語)に翻訳し、プリンタへ送信する方式と、ホス
ト装置側で印刷情報をビットマップデータあるいはラン
レングスデータ等に展開し、プリンタへ当該ビットマッ
プデータあるいはランレングスデータ等を送信する方式
が採用されている。
ルコンピュータ等のホスト装置上で起動されるプリンタ
ドライバが、印刷情報を一旦プリントコマンド(ページ
記述言語)に翻訳し、プリンタへ送信する方式と、ホス
ト装置側で印刷情報をビットマップデータあるいはラン
レングスデータ等に展開し、プリンタへ当該ビットマッ
プデータあるいはランレングスデータ等を送信する方式
が採用されている。
【0004】前者の方式を採用する場合には、プリンタ
側で受け取ったプリントコマンドを理解してビットマッ
プへ展開するためにプリンタ側に高い処理能力を持った
CPUを備える必要があり、後者の方式を採用する場合
には、プリンタは簡単なイメージの点描だけを行うの
で、プリンタ側に高い処理能力を持ったCPUを備える
必要がない。
側で受け取ったプリントコマンドを理解してビットマッ
プへ展開するためにプリンタ側に高い処理能力を持った
CPUを備える必要があり、後者の方式を採用する場合
には、プリンタは簡単なイメージの点描だけを行うの
で、プリンタ側に高い処理能力を持ったCPUを備える
必要がない。
【0005】しかし、いずれの方式を用いた場合でも、
プリンタへのデータの送信は1ページ単位で行われ、プ
リンタは指定されたサイズの紙に1ページ単位のデータ
のプリントを行うようになっている。
プリンタへのデータの送信は1ページ単位で行われ、プ
リンタは指定されたサイズの紙に1ページ単位のデータ
のプリントを行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプリンタにおいては、図5(A)に示すように、最
大プリントサイズがA4サイズであるにも拘わらず、A
4サイズよりも大きな描画範囲を有する画像データを送
信してしまった場合には、描画範囲がプリント範囲を越
えるため、図5(B)に示すように、プリント可能な範
囲しか印刷されなかった。
来のプリンタにおいては、図5(A)に示すように、最
大プリントサイズがA4サイズであるにも拘わらず、A
4サイズよりも大きな描画範囲を有する画像データを送
信してしまった場合には、描画範囲がプリント範囲を越
えるため、図5(B)に示すように、プリント可能な範
囲しか印刷されなかった。
【0007】また、前記画像データの全描画範囲につい
てプリントさせようとする場合には、ユーザー側が描画
範囲を所定範囲毎に分割し、プリンタに送信する必要が
あった。
てプリントさせようとする場合には、ユーザー側が描画
範囲を所定範囲毎に分割し、プリンタに送信する必要が
あった。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、画像データの描画範囲がプリント範囲を越え
る場合でも、適切に画像形成を行うことのできる画像形
成装置、及び当該画像形成装置の制御用のプログラムを
記録した記録媒体を提供することを課題としている。
のであり、画像データの描画範囲がプリント範囲を越え
る場合でも、適切に画像形成を行うことのできる画像形
成装置、及び当該画像形成装置の制御用のプログラムを
記録した記録媒体を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像形
成装置は、前記課題を解決するために、画像記述データ
を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した画
像記述データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶した前記画像記述データに基づいて描画データを生成
するデータ解析手段と、前記データ解析手段により生成
された描画データに基づいて記録材上に画像を形成する
画像形成手段と、前記描画データの描画範囲が、予め設
定された記録材一頁分の画像形成範囲を越える場合に
は、該画像形成範囲に収まるように前記描画範囲を分割
し、前記画像形成手段により全描画範囲に対して画像形
成を行わせる画像形成制御手段とを備えたことを特徴と
する。
成装置は、前記課題を解決するために、画像記述データ
を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した画
像記述データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶した前記画像記述データに基づいて描画データを生成
するデータ解析手段と、前記データ解析手段により生成
された描画データに基づいて記録材上に画像を形成する
画像形成手段と、前記描画データの描画範囲が、予め設
定された記録材一頁分の画像形成範囲を越える場合に
は、該画像形成範囲に収まるように前記描画範囲を分割
し、前記画像形成手段により全描画範囲に対して画像形
成を行わせる画像形成制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0010】請求項1に記載の画像形成装置によれば、
受信手段により受信された画像記述データは、記憶手段
に記憶された後、データ解析手段により解析され、この
解析の結果、描画データが生成される。生成された描画
データは、画像形成手段により記録材上に顕像化される
ことになるが、画像形成制御手段は、前記描画データの
描画範囲が、予め設定された記録材一頁分の画像形成範
囲を越える場合には、該画像形成範囲に収まるように前
記描画範囲を分割し、前記画像形成手段により全描画範
囲に対して画像形成を行わせる。その結果、前記描画デ
ータは、描画範囲の大きさに拘わらず、確実に画像形成
される。
受信手段により受信された画像記述データは、記憶手段
に記憶された後、データ解析手段により解析され、この
解析の結果、描画データが生成される。生成された描画
データは、画像形成手段により記録材上に顕像化される
ことになるが、画像形成制御手段は、前記描画データの
描画範囲が、予め設定された記録材一頁分の画像形成範
囲を越える場合には、該画像形成範囲に収まるように前
記描画範囲を分割し、前記画像形成手段により全描画範
囲に対して画像形成を行わせる。その結果、前記描画デ
ータは、描画範囲の大きさに拘わらず、確実に画像形成
される。
【0011】請求項2に記載の画像形成装置は、前記請
求項1に記載の画像形成装置において、前記画像形成制
御手段は、前記画像形成を開始する前記描画データの座
標位置を、前記画像形成範囲分移動させることを特徴と
する。
求項1に記載の画像形成装置において、前記画像形成制
御手段は、前記画像形成を開始する前記描画データの座
標位置を、前記画像形成範囲分移動させることを特徴と
する。
【0012】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
前記画像形成制御手段は、前記描画データの描画範囲
が、予め設定された記録材一頁分の画像形成範囲を越え
る場合には、該画像形成範囲に収まるように前記描画範
囲を分割し、前記画像形成を開始する前記描画データの
座標位置を、前記画像形成範囲分移動させるので、全描
画範囲が重複することなく前記画像形成範囲毎に確実に
画像形成されることになる。
前記画像形成制御手段は、前記描画データの描画範囲
が、予め設定された記録材一頁分の画像形成範囲を越え
る場合には、該画像形成範囲に収まるように前記描画範
囲を分割し、前記画像形成を開始する前記描画データの
座標位置を、前記画像形成範囲分移動させるので、全描
画範囲が重複することなく前記画像形成範囲毎に確実に
画像形成されることになる。
【0013】請求項3に記載の画像形成装置は、前記請
求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
前記画像記述データには、画像データと、該画像データ
を拡大させる画像拡大命令データとが含まれていること
を特徴とする。
求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
前記画像記述データには、画像データと、該画像データ
を拡大させる画像拡大命令データとが含まれていること
を特徴とする。
【0014】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
前記データ解析手段により解析される前記画像記述デー
タには、画像データと、該画像データを拡大させる画像
拡大命令データとが含まれ、解析の結果として当該画像
データが当該画像拡大命令データに基づいて拡大される
ことになる。そして、更にその拡大の結果、前記描画デ
ータの描画範囲が、予め設定された記録材一頁分の画像
形成範囲を越える場合には、前記画像形成制御手段によ
り、上述のような描画範囲の分割が行われ、拡大された
画像データが確実に画像形成されることになる。
前記データ解析手段により解析される前記画像記述デー
タには、画像データと、該画像データを拡大させる画像
拡大命令データとが含まれ、解析の結果として当該画像
データが当該画像拡大命令データに基づいて拡大される
ことになる。そして、更にその拡大の結果、前記描画デ
ータの描画範囲が、予め設定された記録材一頁分の画像
形成範囲を越える場合には、前記画像形成制御手段によ
り、上述のような描画範囲の分割が行われ、拡大された
画像データが確実に画像形成されることになる。
【0015】請求項4に記載の画像形成装置は、前記請
求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装
置において、前記画像形成範囲は、当該画像形成装置に
おける最大画像形成範囲であることを特徴とする。
求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装
置において、前記画像形成範囲は、当該画像形成装置に
おける最大画像形成範囲であることを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
前記描画データの描画範囲が、当該画像形成装置におけ
る最大画像形成範囲である画像形成範囲を越える場合で
も、上述のような描画範囲の分割による画像形成が行わ
れるので、描画データの欠落が防止される。
前記描画データの描画範囲が、当該画像形成装置におけ
る最大画像形成範囲である画像形成範囲を越える場合で
も、上述のような描画範囲の分割による画像形成が行わ
れるので、描画データの欠落が防止される。
【0017】請求項5に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体は、前記課題を解決するため
に、外部より受信した画像記述データから描画データを
生成させ、生成させた描画データに基づいて記録材上に
画像を形成させる画像形成装置制御用のプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムは、コンピュータに、前記描画データの
描画範囲が予め設定された記録材一頁分の画像形成範囲
を越えるか否かを判別させ、越える場合には前記画像形
成範囲に収まるように前記描画範囲を分割させ、分割さ
せた描画範囲毎に画像形成を行わせることを特徴とす
る。
グラムを記録した記録媒体は、前記課題を解決するため
に、外部より受信した画像記述データから描画データを
生成させ、生成させた描画データに基づいて記録材上に
画像を形成させる画像形成装置制御用のプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記プログラムは、コンピュータに、前記描画データの
描画範囲が予め設定された記録材一頁分の画像形成範囲
を越えるか否かを判別させ、越える場合には前記画像形
成範囲に収まるように前記描画範囲を分割させ、分割さ
せた描画範囲毎に画像形成を行わせることを特徴とす
る。
【0018】請求項5に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、外部から受信された画像記述データに
基づいて描画データを生成させ、生成させた描画データ
に基づいて記録材上への画像形成を行わせるが、前記描
画データの描画範囲が、予め設定された記録材一頁分の
画像形成範囲を越える場合には、該画像形成範囲に収ま
るように前記描画範囲を分割させ、全描画範囲に対して
画像形成を行わせるので、前記描画データは、描画範囲
の大きさに拘わらず、確実に画像形成される。
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、外部から受信された画像記述データに
基づいて描画データを生成させ、生成させた描画データ
に基づいて記録材上への画像形成を行わせるが、前記描
画データの描画範囲が、予め設定された記録材一頁分の
画像形成範囲を越える場合には、該画像形成範囲に収ま
るように前記描画範囲を分割させ、全描画範囲に対して
画像形成を行わせるので、前記描画データは、描画範囲
の大きさに拘わらず、確実に画像形成される。
【0019】請求項6に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体は、前記請求項5に記載の画
像形成装置制御用のプログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記プログラムが、コンピュータに、前記画像形
成を開始させる前記描画データの座標位置を、前記画像
形成範囲分移動させることを特徴とする。
グラムを記録した記録媒体は、前記請求項5に記載の画
像形成装置制御用のプログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記プログラムが、コンピュータに、前記画像形
成を開始させる前記描画データの座標位置を、前記画像
形成範囲分移動させることを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせ
ることにより、前記描画データの描画範囲が、予め設定
された記録材一頁分の画像形成範囲を越える場合には、
該画像形成範囲に収まるように前記描画範囲を分割さ
せ、前記画像形成を開始する前記描画データの座標位置
を、前記画像形成範囲分移動させるので、全描画範囲が
重複することなく前記画像形成範囲毎に確実に画像形成
されることになる。
グラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせ
ることにより、前記描画データの描画範囲が、予め設定
された記録材一頁分の画像形成範囲を越える場合には、
該画像形成範囲に収まるように前記描画範囲を分割さ
せ、前記画像形成を開始する前記描画データの座標位置
を、前記画像形成範囲分移動させるので、全描画範囲が
重複することなく前記画像形成範囲毎に確実に画像形成
されることになる。
【0021】請求項7に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体は、前記請求項5または請求
項6に記載の画像形成装置制御用のプログラムを記録し
た記録媒体において、前記プログラムが、コンピュータ
に、前記画像記述データ内における画像データと該画像
データを拡大させる画像拡大命令データとを解析させる
ことを特徴とする。
グラムを記録した記録媒体は、前記請求項5または請求
項6に記載の画像形成装置制御用のプログラムを記録し
た記録媒体において、前記プログラムが、コンピュータ
に、前記画像記述データ内における画像データと該画像
データを拡大させる画像拡大命令データとを解析させる
ことを特徴とする。
【0022】請求項7に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記画像記述データを解析させると、
前記画像データが前記画像拡大命令データに基づいて拡
大されることになる。そして、更にその拡大の結果、前
記描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一頁
分の画像形成範囲を越える場合には、前記画像形成制御
手段により、上述のような描画範囲の分割が行われ、拡
大された画像データが確実に画像形成されることにな
る。
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記画像記述データを解析させると、
前記画像データが前記画像拡大命令データに基づいて拡
大されることになる。そして、更にその拡大の結果、前
記描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一頁
分の画像形成範囲を越える場合には、前記画像形成制御
手段により、上述のような描画範囲の分割が行われ、拡
大された画像データが確実に画像形成されることにな
る。
【0023】請求項8に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体は、前記請求項5乃至請求項
7のいずれか一項に記載の画像形成装置制御用のプログ
ラムを記録した記録媒体において、前記プログラムが、
コンピュータに、画像形成範囲として、当該画像形成装
置における最大画像形成範囲に画像を形成させることを
特徴とする。
グラムを記録した記録媒体は、前記請求項5乃至請求項
7のいずれか一項に記載の画像形成装置制御用のプログ
ラムを記録した記録媒体において、前記プログラムが、
コンピュータに、画像形成範囲として、当該画像形成装
置における最大画像形成範囲に画像を形成させることを
特徴とする。
【0024】請求項8に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記描画データの描画範囲が、当該画
像形成装置における最大画像形成範囲である画像形成範
囲を越える場合でも、上述のような描画範囲の分割によ
る画像形成が行われるので、描画データの欠落が防止さ
れる。
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記描画データの描画範囲が、当該画
像形成装置における最大画像形成範囲である画像形成範
囲を越える場合でも、上述のような描画範囲の分割によ
る画像形成が行われるので、描画データの欠落が防止さ
れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を添付図面の図1乃至図4に基づいて説明する。
態を添付図面の図1乃至図4に基づいて説明する。
【0026】図1は本発明の一実施形態における画像形
成装置の主要部の概略構成を示すブロック図である。
成装置の主要部の概略構成を示すブロック図である。
【0027】本実施形態の画像形成装置としてのプリン
タは、プリンタコントローラ1と画像形成手段としての
プリンタエンジン2とを備え、プリンタコントローラ1
は、コンピュータ3にネットワーク等を介して接続され
ている。
タは、プリンタコントローラ1と画像形成手段としての
プリンタエンジン2とを備え、プリンタコントローラ1
は、コンピュータ3にネットワーク等を介して接続され
ている。
【0028】前記プリンタコントローラ1には、前記コ
ンピュータ3との接続を実現する入出力インターフェー
ス4と、エミュレーションプログラム、及びプリンタ全
体を制御する制御プログラム、並びに文字等のフォント
データを格納するROM(記録媒体)5と、ROM5に
記憶されたエミュレーションプログラム、及び前記制御
プログラムを実行するCPU6と、印刷ジョブデータを
記憶する受信バッファ、あるいはページメモリとして機
能し、エミュレーションプログラム、あるいは制御プロ
グラムで使用する各種パラメータ等を記憶する記憶手段
としてのRAM7と、プリンタエンジン2との通信を行
うプリンタエンジンインターフェース8と、RAM7の
記憶容量を補うハードディスク9と、ハードディスク9
との接続を行うためのハードディスクインターフェース
10等を備えている。なお、前記入出力インターフェー
ス4、ROM5、CPU6、RAM7、プリンタエンジ
ンインターフェース8、及びハードディスクインターフ
ェース10は、バス11を介して相互に接続されてい
る。本実施形態では、ROM5内にエミュレーションプ
ログラム、プリンタ全体を制御する制御プログラム、及
び文字等のフォントデータを記録することとしたが、ハ
ードディスク内に記録し、必要に応じてRAM7上に読
み出すように構成することも可能である。また、記録媒
体としては、本実施形態ではROM5が相当している
が、この形態の他には、エミュレーションプログラムや
制御プログラムをフロッピィーディスクやCD−ROM
に記録させておき、プリンタコントローラにこれらの読
み取りドライブ装置を接続し、プリンタコントローラの
ROMにはフロッピィーディスクやCD−ROMの読み
取りプログラムを記録させておき、フロッピィーディス
クやCD−ROMから制御プログラム等を読み出してコ
ントローラを制御させるようにすることも可能である。
この場合、フロッピィーディスクやCD−ROMが記録
媒体に相当する。また、他のプリンタやホストコンピュ
ータから制御プログラムをインストールして動作させる
こともできる。この場合は、他のプリンタやホストコン
ピュータの制御プログラムを記録したメモリが本発明の
記録媒体に相当するのである。
ンピュータ3との接続を実現する入出力インターフェー
ス4と、エミュレーションプログラム、及びプリンタ全
体を制御する制御プログラム、並びに文字等のフォント
データを格納するROM(記録媒体)5と、ROM5に
記憶されたエミュレーションプログラム、及び前記制御
プログラムを実行するCPU6と、印刷ジョブデータを
記憶する受信バッファ、あるいはページメモリとして機
能し、エミュレーションプログラム、あるいは制御プロ
グラムで使用する各種パラメータ等を記憶する記憶手段
としてのRAM7と、プリンタエンジン2との通信を行
うプリンタエンジンインターフェース8と、RAM7の
記憶容量を補うハードディスク9と、ハードディスク9
との接続を行うためのハードディスクインターフェース
10等を備えている。なお、前記入出力インターフェー
ス4、ROM5、CPU6、RAM7、プリンタエンジ
ンインターフェース8、及びハードディスクインターフ
ェース10は、バス11を介して相互に接続されてい
る。本実施形態では、ROM5内にエミュレーションプ
ログラム、プリンタ全体を制御する制御プログラム、及
び文字等のフォントデータを記録することとしたが、ハ
ードディスク内に記録し、必要に応じてRAM7上に読
み出すように構成することも可能である。また、記録媒
体としては、本実施形態ではROM5が相当している
が、この形態の他には、エミュレーションプログラムや
制御プログラムをフロッピィーディスクやCD−ROM
に記録させておき、プリンタコントローラにこれらの読
み取りドライブ装置を接続し、プリンタコントローラの
ROMにはフロッピィーディスクやCD−ROMの読み
取りプログラムを記録させておき、フロッピィーディス
クやCD−ROMから制御プログラム等を読み出してコ
ントローラを制御させるようにすることも可能である。
この場合、フロッピィーディスクやCD−ROMが記録
媒体に相当する。また、他のプリンタやホストコンピュ
ータから制御プログラムをインストールして動作させる
こともできる。この場合は、他のプリンタやホストコン
ピュータの制御プログラムを記録したメモリが本発明の
記録媒体に相当するのである。
【0029】以上のようなシステムにおいては、CPU
6による制御の下でコンピュータ3から入出力インター
フェース4を介してプリンタコントローラ1で受信され
る印刷ジョブデータは、記憶手段としてのRAM7内の
受信バッファに記憶され、あるいはRAM7内の受信バ
ッファに十分な容量がなければ、ハードディスク9内に
受信バッファ用の領域が確保され、そこに記憶される。
そして、印刷ジョブデータを記憶後、プリンタコントロ
ーラ1内のCPU6がROM5に予め記憶されたエミュ
レーションプログラムを実行することにより受信バッフ
ァとしてのRAM7あるいはハードディスク9内に記憶
している印刷ジョブデータを読み出し、印刷ジョブデー
タを解析してページメモリへの展開処理を行う。このペ
ージメモリ内に展開された結果は、プリンタエンジンイ
ンターフェース8を介してプリンタエンジン2に送ら
れ、プリンタエンジン2で印刷され、出力される。この
ように本実施形態においては、CPU6が、画像記述デ
ータを受信する受信手段、及び画像記述データに基づい
て描画データを生成するデータ解析手段として機能して
いる。
6による制御の下でコンピュータ3から入出力インター
フェース4を介してプリンタコントローラ1で受信され
る印刷ジョブデータは、記憶手段としてのRAM7内の
受信バッファに記憶され、あるいはRAM7内の受信バ
ッファに十分な容量がなければ、ハードディスク9内に
受信バッファ用の領域が確保され、そこに記憶される。
そして、印刷ジョブデータを記憶後、プリンタコントロ
ーラ1内のCPU6がROM5に予め記憶されたエミュ
レーションプログラムを実行することにより受信バッフ
ァとしてのRAM7あるいはハードディスク9内に記憶
している印刷ジョブデータを読み出し、印刷ジョブデー
タを解析してページメモリへの展開処理を行う。このペ
ージメモリ内に展開された結果は、プリンタエンジンイ
ンターフェース8を介してプリンタエンジン2に送ら
れ、プリンタエンジン2で印刷され、出力される。この
ように本実施形態においては、CPU6が、画像記述デ
ータを受信する受信手段、及び画像記述データに基づい
て描画データを生成するデータ解析手段として機能して
いる。
【0030】このような構成は従来のプリンタにおいて
も同様に備えられていたが、従来においては、印刷ジョ
ブデータに基づく描画範囲が、印刷可能範囲を越える場
合には、印刷可能範囲を越える範囲については印刷する
ことができなかった。
も同様に備えられていたが、従来においては、印刷ジョ
ブデータに基づく描画範囲が、印刷可能範囲を越える場
合には、印刷可能範囲を越える範囲については印刷する
ことができなかった。
【0031】そこで、本実施形態では、CPU6を更に
画像形成制御手段として機能させ、描画範囲が印刷可能
範囲を越える場合には、当該描画範囲を印刷可能範囲毎
に分割し、この分割数から印刷の繰り返し回数を決定
し、ページ送りを行いながら、当該繰り返し回数分の印
刷を行うことで、全描画範囲について印刷を行うことと
した。
画像形成制御手段として機能させ、描画範囲が印刷可能
範囲を越える場合には、当該描画範囲を印刷可能範囲毎
に分割し、この分割数から印刷の繰り返し回数を決定
し、ページ送りを行いながら、当該繰り返し回数分の印
刷を行うことで、全描画範囲について印刷を行うことと
した。
【0032】以下、図2のフローチャート、図3及び図
4の模式図に基づいて本実施形態における具体的な印刷
処理について説明する。
4の模式図に基づいて本実施形態における具体的な印刷
処理について説明する。
【0033】まず、コンピュータ3から入出力インター
フェース4を介して受信した印刷ジョブデータは、RA
M7内の受信バッファに記憶される(ステップS1)。
RAM7内の受信バッファに十分な容量がなければ、ハ
ードディスク9内に受信バッファ用の領域が確保され、
そこに記憶される。
フェース4を介して受信した印刷ジョブデータは、RA
M7内の受信バッファに記憶される(ステップS1)。
RAM7内の受信バッファに十分な容量がなければ、ハ
ードディスク9内に受信バッファ用の領域が確保され、
そこに記憶される。
【0034】次に、印刷ジョブデータを記憶後、ROM
5に予め記憶されたエミュレーションプログラムをプリ
ンタコントローラ1内のCPU6が実行することにより
受信バッファとしてRAM7あるいはハードディスク9
内に記憶している印刷ジョブデータを読み出し、印刷ジ
ョブデータを解析してページメモリへの展開処理を行う
(ステップS2)。
5に予め記憶されたエミュレーションプログラムをプリ
ンタコントローラ1内のCPU6が実行することにより
受信バッファとしてRAM7あるいはハードディスク9
内に記憶している印刷ジョブデータを読み出し、印刷ジ
ョブデータを解析してページメモリへの展開処理を行う
(ステップS2)。
【0035】この展開処理は、図3に示すように用紙の
幅方向をX方向、排紙方向をY方向として、印刷ジョブ
データの描画範囲を、ページメモリのX方向アドレスと
Y方向アドレス(ddx,ddy)により計算しながら
行われる。ここではアドレスで計算を行うが、ポイン
ト、ドット等の単位で計算を行っても良い。
幅方向をX方向、排紙方向をY方向として、印刷ジョブ
データの描画範囲を、ページメモリのX方向アドレスと
Y方向アドレス(ddx,ddy)により計算しながら
行われる。ここではアドレスで計算を行うが、ポイン
ト、ドット等の単位で計算を行っても良い。
【0036】このようにしてページメモリ内に展開され
た結果は、プリンタエンジンインターフェース8を介し
てプリンタエンジン2に送られ、プリンタエンジン2で
印刷され、出力される(ステップS3)。
た結果は、プリンタエンジンインターフェース8を介し
てプリンタエンジン2に送られ、プリンタエンジン2で
印刷され、出力される(ステップS3)。
【0037】そして、1ページの印刷出力終了後、図3
(A)に示す印刷基準点と図3(B)に示す印刷データ
の原点を一致させた場合に、前記描画範囲(ddx,d
dy)が用紙の印刷可能範囲(dx,dy)を越えるか
否かを判定する(ステップS4)。
(A)に示す印刷基準点と図3(B)に示す印刷データ
の原点を一致させた場合に、前記描画範囲(ddx,d
dy)が用紙の印刷可能範囲(dx,dy)を越えるか
否かを判定する(ステップS4)。
【0038】その結果、印刷ジョブデータの描画範囲
が、図3(A)に示す印刷可能範囲(dx,dy)内に
収まり、印刷可能範囲を越えていない場合には、受信バ
ッファとしてのRAM7に記憶された印刷ジョブデータ
を削除して(ステップS5)、処理を終了する。
が、図3(A)に示す印刷可能範囲(dx,dy)内に
収まり、印刷可能範囲を越えていない場合には、受信バ
ッファとしてのRAM7に記憶された印刷ジョブデータ
を削除して(ステップS5)、処理を終了する。
【0039】しかしながら、図3(B)に示すように、
印刷ジョブデータの描画範囲(ddx,ddy)が、印
刷可能範囲(dx,dy)を越える場合には、まず、Y
方向における印刷の繰り返し回数cyを計算するため、
描画範囲のY方向データddYを印刷可能範囲のY方向
データで除算する(ステップS6)。なお、本実施形態
においては、端数を切り上げる処理を行っている。ステ
ップS6中、「ceil」は端数を切り上げる処理を意
味する(以下、同様)。
印刷ジョブデータの描画範囲(ddx,ddy)が、印
刷可能範囲(dx,dy)を越える場合には、まず、Y
方向における印刷の繰り返し回数cyを計算するため、
描画範囲のY方向データddYを印刷可能範囲のY方向
データで除算する(ステップS6)。なお、本実施形態
においては、端数を切り上げる処理を行っている。ステ
ップS6中、「ceil」は端数を切り上げる処理を意
味する(以下、同様)。
【0040】この段階では、印刷が開始されておらず、
Y方向における印刷の繰り返し回数cyは正であるため
(ステップS7;YES)、次に、X方向における印刷
繰り返し回数cxを計算する(ステップS8)。この計
算は描画範囲のX方向データddxを印刷可能範囲のX
方向データdxで除算することにより行い、Y方向の場
合と同様に端数は切り上げている。
Y方向における印刷の繰り返し回数cyは正であるため
(ステップS7;YES)、次に、X方向における印刷
繰り返し回数cxを計算する(ステップS8)。この計
算は描画範囲のX方向データddxを印刷可能範囲のX
方向データdxで除算することにより行い、Y方向の場
合と同様に端数は切り上げている。
【0041】前記繰り返し回数cxを算出した段階で
は、印刷は開始されておらず、前記繰り返し回数cxは
正であるため(ステップS9;YES)、cx,cyの
値をceil(ddx/dx)、ceil(ddy/d
y)と比べ(ステップS10)、それぞれ等しければ処
理はステップS14に移行する。等しい場合は、1ペー
ジ目を意味し、1ページ目に関しては処理を終えており
(ステップS2,S3)、再び印刷処理をする必要がな
いためである。
は、印刷は開始されておらず、前記繰り返し回数cxは
正であるため(ステップS9;YES)、cx,cyの
値をceil(ddx/dx)、ceil(ddy/d
y)と比べ(ステップS10)、それぞれ等しければ処
理はステップS14に移行する。等しい場合は、1ペー
ジ目を意味し、1ページ目に関しては処理を終えており
(ステップS2,S3)、再び印刷処理をする必要がな
いためである。
【0042】次に、X方向の印刷繰り返し回数cxをデ
ィクリメントし(ステップS14)、繰り返し回数分の
印刷が終了したら、Y方向の繰り返し回数cyをディク
リメントし、その結果が正である場合、即ち印刷を繰り
返す場合には(ステップS9;YES)、印刷基準点を
図3(C)に示すように、印刷可能範囲のX方向データ
dx分だけ移動して2ページ目の印刷データ原点と一致
させ(ステップS11)、受信バッファとしてのRAM
7に記憶した印刷ジョブデータを読み出し、ページメモ
リへの展開処理を行う(ステップS12)。そして、ペ
ージメモリへ展開された結果を、プリンタエンジンイン
ターフェース8を介してプリンタエンジン2に転送し、
印刷出力する(ステップS13)。これにより、まず、
図4に示す2ページ目の画像が印刷されることになる。
その結果、図4に示すように、2ページ目の画像が印刷
される。
ィクリメントし(ステップS14)、繰り返し回数分の
印刷が終了したら、Y方向の繰り返し回数cyをディク
リメントし、その結果が正である場合、即ち印刷を繰り
返す場合には(ステップS9;YES)、印刷基準点を
図3(C)に示すように、印刷可能範囲のX方向データ
dx分だけ移動して2ページ目の印刷データ原点と一致
させ(ステップS11)、受信バッファとしてのRAM
7に記憶した印刷ジョブデータを読み出し、ページメモ
リへの展開処理を行う(ステップS12)。そして、ペ
ージメモリへ展開された結果を、プリンタエンジンイン
ターフェース8を介してプリンタエンジン2に転送し、
印刷出力する(ステップS13)。これにより、まず、
図4に示す2ページ目の画像が印刷されることになる。
その結果、図4に示すように、2ページ目の画像が印刷
される。
【0043】2ページ目の印刷終了後に再びX方向の印
刷繰り返し回数cxをディクリメントするが(ステップ
S14)、図3に示す例ではここで印刷繰り返し回数c
xの値が負になるので(ステップS9;NO)、次に、
Y方向の繰り返し回数cyをディクリメントする(ステ
ップS15)。つまり、印刷データの原点をY方向につ
いては固定した状態で、X方向に移動させながら、全繰
り返し回数分の印刷を行うのである。そして、X方向に
おける全繰り返し回数分の印刷が終了すると、印刷デー
タの原点をY方向に移動させるために、Y方向の繰り返
し回数cyをディクリメントするのである(ステップS
15)。
刷繰り返し回数cxをディクリメントするが(ステップ
S14)、図3に示す例ではここで印刷繰り返し回数c
xの値が負になるので(ステップS9;NO)、次に、
Y方向の繰り返し回数cyをディクリメントする(ステ
ップS15)。つまり、印刷データの原点をY方向につ
いては固定した状態で、X方向に移動させながら、全繰
り返し回数分の印刷を行うのである。そして、X方向に
おける全繰り返し回数分の印刷が終了すると、印刷デー
タの原点をY方向に移動させるために、Y方向の繰り返
し回数cyをディクリメントするのである(ステップS
15)。
【0044】その結果、前記繰り返し回数cyが正であ
る場合には(ステップS7;YES点)、再びX方向へ
の印刷繰り返し回数cxを計算し(ステップS8)、印
刷基準点を図3(C)に示すように印刷可能範囲のY方
向データdy分だけ移動させ、当該印刷繰り返し回数c
x分の印刷を上述と同様に行う(ステップS9〜ステッ
プS14)。これにより、図4に示すように3ページ目
の画像と4ページ目の画像の印刷が行われる。
る場合には(ステップS7;YES点)、再びX方向へ
の印刷繰り返し回数cxを計算し(ステップS8)、印
刷基準点を図3(C)に示すように印刷可能範囲のY方
向データdy分だけ移動させ、当該印刷繰り返し回数c
x分の印刷を上述と同様に行う(ステップS9〜ステッ
プS14)。これにより、図4に示すように3ページ目
の画像と4ページ目の画像の印刷が行われる。
【0045】以上のような処理をY方向への印刷繰り返
し回数cyの値が負になるまで繰り返すことにより(ス
テップS7;NO)、全描画範囲についての印刷が行わ
れることになるので、受信バッファとしてのRAM7に
記憶された印刷ジョブデータを削除して(ステップS
5)、処理を終了する。
し回数cyの値が負になるまで繰り返すことにより(ス
テップS7;NO)、全描画範囲についての印刷が行わ
れることになるので、受信バッファとしてのRAM7に
記憶された印刷ジョブデータを削除して(ステップS
5)、処理を終了する。
【0046】本実施形態では、X方向への印刷繰り返し
回数cx及びY方向への印刷繰り返し回数cy共に、
「2」であるので、印刷データの描画範囲は4分割され
て印刷され、図4に示すように、4ページに分割されて
印刷が行われることになる。
回数cx及びY方向への印刷繰り返し回数cy共に、
「2」であるので、印刷データの描画範囲は4分割され
て印刷され、図4に示すように、4ページに分割されて
印刷が行われることになる。
【0047】以上説明したように、本発明によれば、印
刷可能範囲を越える描画範囲の印刷データをホスト装置
からプリンタに送信した場合でも、自動的に全描画範囲
について印刷が行われるため、ユーザーが期待した通り
の印刷結果を得ることができる。
刷可能範囲を越える描画範囲の印刷データをホスト装置
からプリンタに送信した場合でも、自動的に全描画範囲
について印刷が行われるため、ユーザーが期待した通り
の印刷結果を得ることができる。
【0048】なお、本実施形態では、ホスト装置からプ
リンタへ印刷データを送信する場合について説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、他のプリン
タから同様の印刷データが送信された場合でも同様の処
理により対処することができる。
リンタへ印刷データを送信する場合について説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、他のプリン
タから同様の印刷データが送信された場合でも同様の処
理により対処することができる。
【0049】また、本実施形態では、印刷データの描画
範囲が当初から印刷可能範囲を越える場合についてのみ
説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、拡
大印刷のコマンドをホスト装置等から送信し、プリンタ
側において拡大印刷コマンドを実行した結果、描画範囲
が印刷可能範囲を越える場合でも、上述と同様の処理を
行うことができる。
範囲が当初から印刷可能範囲を越える場合についてのみ
説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、拡
大印刷のコマンドをホスト装置等から送信し、プリンタ
側において拡大印刷コマンドを実行した結果、描画範囲
が印刷可能範囲を越える場合でも、上述と同様の処理を
行うことができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一
頁分の画像形成範囲を越える場合には、該画像形成範囲
に収まるように前記描画範囲を分割し、全描画範囲に対
して画像形成を行わせるようにしたので、使用者が描画
範囲の設定を誤った場合でも確実に画像形成を行うこと
ができる。また、使用者が予め描画範囲を分割する必要
がないので、迅速に所望の画像を得ることができる。
ば、描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一
頁分の画像形成範囲を越える場合には、該画像形成範囲
に収まるように前記描画範囲を分割し、全描画範囲に対
して画像形成を行わせるようにしたので、使用者が描画
範囲の設定を誤った場合でも確実に画像形成を行うこと
ができる。また、使用者が予め描画範囲を分割する必要
がないので、迅速に所望の画像を得ることができる。
【0051】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
前記描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一
頁分の画像形成範囲を越える場合には、該画像形成範囲
に収まるように前記描画範囲を分割し、前記画像形成を
開始する前記描画データの座標位置を、前記画像形成範
囲分移動させるので、全描画範囲を重複させることなく
前記画像形成範囲毎に確実に画像形成することができ、
また、記憶手段の記憶領域を有効に使用するので、記憶
手段の必要な容量を低減することができる。
前記描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一
頁分の画像形成範囲を越える場合には、該画像形成範囲
に収まるように前記描画範囲を分割し、前記画像形成を
開始する前記描画データの座標位置を、前記画像形成範
囲分移動させるので、全描画範囲を重複させることなく
前記画像形成範囲毎に確実に画像形成することができ、
また、記憶手段の記憶領域を有効に使用するので、記憶
手段の必要な容量を低減することができる。
【0052】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
画像記述データには、画像データと、該画像データを拡
大させる画像拡大命令データとが含まれ、解析の結果と
して当該画像データが当該画像拡大命令データに基づい
て拡大され、その拡大の結果、前記描画データの描画範
囲が、予め設定された記録材一頁分の画像形成範囲を越
える場合には、前記描画範囲の分割が行われので、拡大
された画像データを確実に画像形成することができる。
また、使用者が拡大時に描画範囲の再設定を行う必要が
ないので、迅速に所望の画像を得ることができる。
画像記述データには、画像データと、該画像データを拡
大させる画像拡大命令データとが含まれ、解析の結果と
して当該画像データが当該画像拡大命令データに基づい
て拡大され、その拡大の結果、前記描画データの描画範
囲が、予め設定された記録材一頁分の画像形成範囲を越
える場合には、前記描画範囲の分割が行われので、拡大
された画像データを確実に画像形成することができる。
また、使用者が拡大時に描画範囲の再設定を行う必要が
ないので、迅速に所望の画像を得ることができる。
【0053】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
前記描画データの描画範囲が、当該画像形成装置におけ
る最大画像形成範囲である画像形成範囲を越える場合で
も、上述のような描画範囲の分割による画像形成が行わ
れるので、使用者が描画範囲の設定を誤った場合でも、
描画データの欠落を確実に防止することができる。
前記描画データの描画範囲が、当該画像形成装置におけ
る最大画像形成範囲である画像形成範囲を越える場合で
も、上述のような描画範囲の分割による画像形成が行わ
れるので、使用者が描画範囲の設定を誤った場合でも、
描画データの欠落を確実に防止することができる。
【0054】請求項5に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記描画データの描画範囲が、予め設
定された記録材一頁分の画像形成範囲を越える場合に
は、該画像形成範囲に収まるように前記描画範囲を分割
させ、全描画範囲に対して画像形成を行わせるので、描
画範囲の大きさに拘わらず、確実に画像形成を行うこと
ができる。また、使用者が描画範囲の設定を誤った場合
でも確実に画像形成を行わせることができる。更に、使
用者が予め描画範囲を分割する必要がないので、迅速に
所望の画像を形成させることができる。
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記描画データの描画範囲が、予め設
定された記録材一頁分の画像形成範囲を越える場合に
は、該画像形成範囲に収まるように前記描画範囲を分割
させ、全描画範囲に対して画像形成を行わせるので、描
画範囲の大きさに拘わらず、確実に画像形成を行うこと
ができる。また、使用者が描画範囲の設定を誤った場合
でも確実に画像形成を行わせることができる。更に、使
用者が予め描画範囲を分割する必要がないので、迅速に
所望の画像を形成させることができる。
【0055】請求項6に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせ
ることにより、前記描画データの描画範囲が、予め設定
された記録材一頁分の画像形成範囲を越える場合には、
該画像形成範囲に収まるように前記描画範囲を分割さ
せ、前記画像形成を開始する前記描画データの座標位置
を、前記画像形成範囲分移動させるので、全描画範囲を
重複させることなく前記画像形成範囲毎に確実に画像形
成することができ、また、記憶手段の記憶領域を有効に
使用するので、記憶手段の必要な容量を低減することが
できる。
グラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせ
ることにより、前記描画データの描画範囲が、予め設定
された記録材一頁分の画像形成範囲を越える場合には、
該画像形成範囲に収まるように前記描画範囲を分割さ
せ、前記画像形成を開始する前記描画データの座標位置
を、前記画像形成範囲分移動させるので、全描画範囲を
重複させることなく前記画像形成範囲毎に確実に画像形
成することができ、また、記憶手段の記憶領域を有効に
使用するので、記憶手段の必要な容量を低減することが
できる。
【0056】請求項7に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記画像記述データを解析させると、
前記画像データが前記画像拡大命令データに基づいて拡
大されることになる。そして、更にその拡大の結果、前
記描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一頁
分の画像形成範囲を越える場合には、前記画像形成制御
手段により、上述のような描画範囲の分割が行われ、拡
大された画像データを確実に画像形成することができ
る。また、使用者が拡大時に描画範囲の再設定を行う必
要がないので、迅速に所望の画像を形成させることがで
きる。
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記画像記述データを解析させると、
前記画像データが前記画像拡大命令データに基づいて拡
大されることになる。そして、更にその拡大の結果、前
記描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一頁
分の画像形成範囲を越える場合には、前記画像形成制御
手段により、上述のような描画範囲の分割が行われ、拡
大された画像データを確実に画像形成することができ
る。また、使用者が拡大時に描画範囲の再設定を行う必
要がないので、迅速に所望の画像を形成させることがで
きる。
【0057】請求項8に記載の画像形成装置制御用プロ
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記描画データの描画範囲が、当該画
像形成装置における最大画像形成範囲である画像形成範
囲を越える場合でも、上述のような描画範囲の分割によ
る画像形成が行われるので、使用者が描画範囲の設定を
誤った場合でも、描画データの欠落を確実に防止するこ
とができる。
グラムを記録した記録媒体を、コンピュータに読み取ら
せることにより、前記描画データの描画範囲が、当該画
像形成装置における最大画像形成範囲である画像形成範
囲を越える場合でも、上述のような描画範囲の分割によ
る画像形成が行われるので、使用者が描画範囲の設定を
誤った場合でも、描画データの欠落を確実に防止するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態におけるプリンタの概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】図1のプリンタにおける印刷処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】図1のプリンタにおける印刷可能範囲、描画範
囲、並びに移動させる印刷データの原点位置の例を示す
模式図である。
囲、並びに移動させる印刷データの原点位置の例を示す
模式図である。
【図4】図1のプリンタにおける印刷結果の一例を示す
模式図である。
模式図である。
【図5】従来のプリンタにおける印刷結果の一例を示す
模式図である。
模式図である。
1…プリンタコントローラ 2…プリンタエンジン 3…コンピュータ 4…入出力インターフェース 5…ROM 6…CPU 7…RAM 8…プリンタエンジンインターフェース 9…ハードディスク 10…ハードディスクインターフェース 11…バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06T 3/40 H04N 1/393 H04N 1/21 G06F 15/64 340B 1/393 15/66 355A
Claims (8)
- 【請求項1】 画像記述データを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した画像記述データを記憶する
記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した前記画像記述データに基づいて
描画データを生成するデータ解析手段と、 前記データ解析手段により生成された描画データに基づ
いて記録材上に画像を形成する画像形成手段と、 前記描画データの描画範囲が、予め設定された記録材一
頁分の画像形成範囲を越える場合には、該画像形成範囲
に収まるように前記描画範囲を分割し、前記画像形成手
段により全描画範囲に対して画像形成を行わせる画像形
成制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記画像形成制御手段は、前記画像形成
を開始する前記描画データの座標位置を、前記画像形成
範囲分移動させることを特徴とする請求項1に記載の画
像形成装置。 - 【請求項3】 前記画像記述データには、画像データ
と、該画像データを拡大させる画像拡大命令データとが
含まれていることを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記画像形成範囲は、当該画像形成装置
における最大画像形成範囲であることを特徴とする請求
項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装
置。 - 【請求項5】 外部より受信した画像記述データから描
画データを生成させ、生成させた描画データに基づいて
記録材上に画像を形成させる画像形成装置制御用のプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であって、前記プログラムは、コンピュータに、 前記描画データの描画範囲が予め設定された記録材一頁
分の画像形成範囲を越えるか否かを判別させ、 越える場合には前記画像形成範囲に収まるように前記描
画範囲を分割させ、 分割させた描画範囲毎に画像形成を行わせる、 ことを特徴とする画像形成装置制御用プログラムを記録
した記録媒体。 - 【請求項6】 前記プログラムは、コンピュータに、前
記画像形成を開始させる前記描画データの座標位置を、
前記画像形成範囲分移動させることを特徴とする請求項
5に記載の画像形成装置制御用プログラムを記録した記
録媒体。 - 【請求項7】 前記プログラムは、コンピュータに、前
記画像記述データ内における画像データと該画像データ
を拡大させる画像拡大命令データとを解析させることを
特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装
置制御用プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項8】 前記プログラムは、コンピュータに、画
像形成範囲として、当該画像形成装置における最大画像
形成範囲に画像を形成させることを特徴とする請求項5
乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置制御
用プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9080233A JPH10276319A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 画像形成装置及び画像形成装置制御用プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9080233A JPH10276319A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 画像形成装置及び画像形成装置制御用プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10276319A true JPH10276319A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13712638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9080233A Pending JPH10276319A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 画像形成装置及び画像形成装置制御用プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10276319A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013197683A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び画像処理プログラム |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9080233A patent/JPH10276319A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013197683A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び画像処理プログラム |
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