JPH10275266A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

Info

Publication number
JPH10275266A
JPH10275266A JP8169297A JP8169297A JPH10275266A JP H10275266 A JPH10275266 A JP H10275266A JP 8169297 A JP8169297 A JP 8169297A JP 8169297 A JP8169297 A JP 8169297A JP H10275266 A JPH10275266 A JP H10275266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
terminal device
display
unit
information terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8169297A
Other languages
English (en)
Inventor
Midori Goto
みどり 後藤
Yuichi Togashi
雄一 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8169297A priority Critical patent/JPH10275266A/ja
Publication of JPH10275266A publication Critical patent/JPH10275266A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は閉鎖的だった仕切られた空間に様々な情
報を表示することによって、ユーザフレンドリな空間に
変え、より自然なマンマシンインタフェースが実現でき
る情報端末装置を提供する。 【解決手段】銀行などの金融機関において、接客操作面
2における操作案内に基づく利用者の操作により入金取
引や出金取引などの通貨の取引を自動的に行なう自動取
引装置において、該自動取引装置の本体1の側部に各種
情報を表示するパネル状の表示装置10を設け、この表
示装置10に文字や画像を用いて操作案内に対応する情
報を表示するとともに、これと同時に操作案内説明員の
映像を実写やアニメーションなどによって表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、銀行な
どの金融機関において、利用者の操作により入金取引や
出金取引などの通貨の取引を自動的に行なう自動取引装
置などの情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、たとえば、銀行などの金融機関に
おいて、現金自動支払機や現金自動預出金機などの自動
取引装置の普及は目覚ましく、銀行営業店業務の70%
近くを自動取引装置で処理するまでになっている。その
ために、当初は単純な入金や出金取引だけであったもの
が、振込み、振替取引や、公共料金の収受取引など、よ
り複雑な取引に業務が拡大されている。
【0003】このような自動取引装置において、接客面
の操作部を操作するとき、隣から容易に操作状況を覗き
見ることができる。現状では、これを防ぐために、たと
えば、機械の間を離して設置したり、仕切り板を置いた
りしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機械の間を空
けて設置しても、横を向けば隣の人の操作状況が容易に
覗き見える。また、仕切り板は視線を妨げるには効果的
だが、それ自体はただの板であり、何の情報も発信しな
い。また、仕切り板に囲まれた空間は閉鎖的である。
【0005】たとえば、銀行などにおいて、この種の自
動取引装置を利用しているとき、操作方法がわからず、
きょろきょろしている人を良く見かける。こういう場
合、現状では近くの係員が近寄って行き、説明をしなが
ら操作の手助けをする。これには、人間にマンツーマン
で説明してもらえるという利点はあるものの、係員や周
囲に自分がどのような操作をしているかがわかってしま
うという欠点がある。
【0006】そこで、本発明は、従来は閉鎖的だった仕
切られた空間に様々な情報を表示することによって、ユ
ーザフレンドリな空間に変え、より自然なマンマシンイ
ンタフェースが実現できる情報端末装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報端末装置
は、操作部を有し、この操作部において表示される操作
案内に基づき利用者が所定の操作を行なうことにより、
その操作に応じた所定の動作を行なう情報端末装置にお
いて、該情報端末装置の本体の近傍に設けられ、各種情
報を表示する表示装置と、この表示装置に前記操作案内
に対応する情報を表示するよう前記表示装置を制御する
表示制御手段とを具備している。
【0008】また、本発明の情報端末装置は、操作部を
有し、この操作部において表示される操作案内に基づき
利用者が所定の操作を行なうことにより、その操作に応
じた所定の動作を行なう情報端末装置において、該情報
端末装置の本体の近傍に設けられ、各種情報を表示する
表示装置と、この表示装置に表示するための各種情報を
記憶している記憶手段と、前記表示装置に表示する情報
を前記利用者が選択する選択手段と、この選択手段で選
択された情報を前記記憶手段から検索し、それを前記表
示装置に表示する表示制御手段とを具備している。
【0009】さらに、本発明の情報端末装置は、操作部
を有し、この操作部において表示される操作案内に基づ
き利用者が所定の操作を行なうことにより、その操作に
応じた所定の動作を行なう情報端末装置において、該情
報端末装置の本体の近傍に設けられ、各種情報を表示す
る表示装置と、前記利用者の該情報端末装置の過去の利
用状況を調査する調査手段と、この調査手段の調査結果
に基づき前記利用者に適切と思われる前記操作案内に対
応する情報を決定する決定手段と、この決定手段で決定
された情報を前記表示手段に表示する表示制御手段とを
具備している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る情報
端末装置の一例として自動取引装置(たとえば、銀行の
営業店に設置され、入金、出金、振込、振替、残高照
会、通帳記入などの取引が可能な現金自動預出金機)の
外観を示すものである。図1において、本体1の前面に
は、操作部としての略L字形状の接客操作面2が形成さ
れている。接客操作面2の垂直面2aには、紙幣を多数
枚一括して投入し得るとともに、放出された紙幣を一括
して受取る、開閉可能な蓋体を有する紙幣口3、およ
び、硬貨を多数枚一括して投入し得るとともに、放出さ
れた硬貨を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有する硬
貨口4、取引媒体としての磁気通帳を受入れる通帳口
5、暗証番号や口座番号などが記録されている取引媒体
としての磁気カード、あるいは、振込取引時の振込券を
受入れるとともに、取引内容を印字したレシート(明細
票)を排出するカード口6、および、利用者に対する音
声案内のためのスピーカ7などが設けられている。
【0011】接客操作面2の水平面2bには、表面に指
を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状の
透明な面状のXYマトリクススイッチ方式のタッチパネ
ル8が設けられているとともに、その下面に相対向して
表示手段としてのカラー液晶表示装置9が設けられてい
てる。
【0012】カラー液晶表示装置9は、操作案内手順、
その他の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報
によって画面にカラーで表示し、利用者の操作を誘導す
るとともに、取引に必要な各種取引情報を入力するため
の数字、片仮名文字、英文字などの各種操作キーを表示
し、この表示された操作キーに対応するタッチパネル8
のセグメント部位を指で触れることにより、所望のキー
入力(各種取引情報の入力など)を行なうことができる
ようになっている。
【0013】一方、本体1の内部には、通帳口5と対応
して通帳プリンタユニット11が、カード口6と対応し
てカードリーダ・レシートプリンタユニット12が、紙
幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口4
と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設けら
れている。また、筐体1内の下部には、本装置の制御を
司る制御ユニット15が設けられている。
【0014】本体1の例えば左側部には、隣接機器との
仕切り板を兼ねたパネル状の表示装置10が垂直状態に
設けられている。表示装置10は、各種情報をカラーで
表示するもので、この例ではカラー液晶表示装置を用い
ているが、その外、プラズマディスプレイ、プロジェク
タやCRT表示装置などであってもよく、一般的なパー
ソナルコンピュータの画像と同等の画像を表示すること
ができるものであればよい。
【0015】また、使用しないときには、たたんだり外
したりして邪魔にならないように収納することができる
ようにしてもよい。また、液晶表示装置の場合は、通常
バックライトを設けるが、文字情報のみを扱うシステム
などにおいては、バックライトを設けないこともでき
る。この場合、透過にできるので、非使用時および仕切
り板として使用したくない場合(実際の係員が横に立っ
て説明したいときなど)には、片付ける必要がない。
【0016】さらに、本例では、表示装置10を本体1
の左側部に設置したが、表示装置10の設置位置は、本
体1の左側部に限らず、右側部、両側部、前部など、任
意である。
【0017】図2は、上記した自動取引装置の全体的な
構成を概略的に示すもので、タッチパネル8、液晶表示
装置9、表示装置10、通帳プリンタユニット11、カ
ードリーダ・レシートプリンタユニット12、紙幣入出
金ユニット13、硬貨入出金ユニット14、音声案内ユ
ニット16、タッチパネル制御部21、表示制御部2
2、表示制御部23、記憶手段としての記憶部24、記
憶手段としてのハードディスク装置25、伝送制御部2
6、および、これら全体の制御を司る主制御部27など
によって構成される。
【0018】通帳プリンタユニット11は、通帳口5か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行なうとともに、必要に応じて該通
帳への印字を行なう。
【0019】カードリーダ・レシートプリンタユニット
12は、カード口6から受入れた磁気カードあるいは振
込券の磁気ストライプに対してデータの読取りあるいは
書込みを行なう。また、取引内容を印字したレシートを
発行し、カード口6から排出する。
【0020】紙幣入出金ユニット13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0021】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0022】音声案内ユニット16は、前記スピーカ7
から音声により利用者の操作を誘導する案内を行なう。
タッチパネル制御部21は、前記タッチパネル8を制御
する。表示制御部22は、前記液晶表示装置9を制御す
る。表示制御部23は、前記表示装置10を制御する。
【0023】記憶部24は、各種データの記憶に用いら
れるとともに、本装置の運用に係る処理手順のプログラ
ムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、本装
置の稼働状況の記録などを行なう。ハードディスク装置
25は、表示装置10に表示するための各種情報などが
記憶される。
【0024】伝送制御部26は、通信回線28を介して
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ29とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ29とオンライン交信するようになっている。
【0025】主制御部27は、記憶部24内のプログラ
ム情報を参照しつつ、タッチパネル8、液晶表示装置
9、表示装置10、各ユニット11〜14,16、およ
び、伝送制御部26を制御して、入金あるいは出金な
ど、所定の取引動作を行なわしめる。
【0026】次に、上記のような構成において第1の実
施の形態に係る処理を説明する。たとえば、銀行などに
おいて、この種の自動取引装置を利用しているとき、操
作方法がわからず、きょろきょろしている人を良く見か
ける。こういう場合、現状では近くの係員が近寄って行
き、説明をしながら操作の手助けをする。これには、人
間にマンツーマンで説明してもらえるという利点はある
ものの、係員や周囲に自分がどのような操作をしている
かがわかってしまうという欠点がある。
【0027】そこで、第1の実施の形態では、利用者が
説明を必要とする場合には仕切り板を兼ねた表示装置1
0に説明員の映像を表示し、画像で操作の説明を行なう
ものである。この場合、本体1の側部に係員の映像を表
示するため、あたかも係員が横に立って説明を行なって
いるかのような、自然なマンマシンインタフェースが実
現できる。
【0028】以下、具体的な処理を図3に示すフローチ
ャートを参照して説明する。タッチパネル8において、
最後に入力を受け付けたときから時間を計測し、一定時
間が経過した場合には、利用者が操作手順の途中で止ま
っているものとみなし、説明員の映像を表示装置10に
表示し、表示装置9を用いて利用者に対し説明が必要か
どうかを尋ね、必要であれば表示装置10に操作案内を
表示し、操作手順の説明を開始する。なお、表示装置9
に「説明」ボタンが表示されるようになっていて、この
「説明」ボタンが押下され、説明を促された場合も同様
である。
【0029】このときの説明員の映像は、実写やコンピ
ュータグラフィック、アニメーションなどである。これ
らの映像は、コンピュータグラフィックなどであると、
多くの場合、大容量のメモリおよびハードディスクを消
費するとともに、ホストコンピュータ29からダウンロ
ードすると時間がかかることを考慮して、本装置のハー
ドディスク装置25に常駐されている。
【0030】ただし、ベクトルベースのアニメーション
やVRML(ネットワーク上で3次元データを表示する
ための仕様)などの軽いデータ形式であれば、ホストコ
ンピュータ29側のハードディスク装置においておき、
リクエストがあったときに送ることも可能である。この
場合、ホストコンピュータ29側で一括して映像を管理
するので、多様な映像を送ることができるし、変更が容
易となる。また、定期的に情報が更新されていれば、利
用者は利用する度に変化のある映像を楽しむことができ
る。
【0031】また、個々の自動取引装置に一度送られた
情報は、ハードディスク装置25などに保存されるよう
になっていれば、次回からは高速に表示することが可能
である。
【0032】また、大容量の情報をホストコンピュータ
29からダウンロードする必要がある場合には、ダウン
ロード中には、ハードディスク装置25に記憶されてい
る情報を表示しておくこともできる。
【0033】さらに、映像のみでは説明するのに無理が
あるので、説明する文章が必要である。したがって、表
示装置10に字幕で流したり、音声で伝えるようになっ
ている。この場合、自動取引装置などの情報端末装置の
場合には、取引きの内容を他人に知られたくないという
心配があるため、音声は備え付けのイヤホンや受話器な
どから音声が聞こえるようにもできる。
【0034】なお、上記ベクトルベースのアニメーショ
ンとは、ピクセルベース(画素の集まりで表現される
絵)のアニメーションに対して、ベクトルベースは特徴
点の座標値などの数値的なパラメータによって構成され
るため、小容量である。
【0035】次に、第2の実施の形態に係る処理を説明
する。現状では、自動取引装置がセンタのホストコンピ
ュータ29と情報のやり取りを行なっているときなど、
次の操作を待機しているとき、利用者はただぼんやりと
仕切りの間の狭い空間で待たなければならない。
【0036】そこで、第2の実施の形態では、このよう
な場合、利用者の好む情報や映像を表示装置10に表示
するものである。たとえば、その表示する情報や映像
は、リラックスするようなパノラマの風景映像であった
り、為替相場など、利用者が興味を持つ情報などであ
る。
【0037】以下、具体的な処理を図4に示すフローチ
ャートを参照して説明する。たとえば、処理中画面な
ど、利用者を長く待たせる場合には、表示装置9を用い
て利用者の希望する情報を尋ね、利用者がタッチパネル
8において選択する情報を認識し、選択された情報をハ
ードディスク装置25から検索して、表示装置10に表
示する。
【0038】表示する情報の種類は、風景など実写の映
像、アニメーション、過去の取引状況、為替相場など、
表示装置10に表示可能な情報である。これらの情報の
項目を表示装置10に表示し、タッチパネル8から利用
者の選択を受け付ける。ただし、あまりにも選択肢が多
いと利用者の混乱を招くので、選択肢は数種類にとど
め、常時その内容を入れ替えるようにもできる。無論、
これらの表示を全く必要としない、従来通りのインタフ
ェースを好む利用者は、情報非表示の選択も行なえるこ
とは勿論である。
【0039】ここで表示する情報や映像は、第1の実施
の形態と同様、本装置のハードディスク装置25にあら
かじめ格納されている。なお、映像など容量の大きいも
のは本装置のハードディスク装置25に、為替情報など
容量の小さいものや定期的に更新されるものはホストコ
ンピュータ29のハードディスク装置に格納するように
してもよい。
【0040】ここで、利用者が選択した情報の種類をホ
ストコンピュータ29に送って記憶しておくことによ
り、利用者ごとのカスタマイズが可能である。すなわ
ち、同一利用者の次回の利用の際には、記憶しておいた
分類の情報が自動的に選択される。この場合、たとえ
ば、識別情報が10番の利用者は、前回の利用時に風景
画像を選択した記録が残っていたとすると、次回の利用
時にも同じ風景画像、または、それに準ずる画像を自動
的に選択して表示するものである。
【0041】このとき、この情報がハードディスク装置
25にあれば、それを使用することによって高速に表示
できる。このように、自動的に選択・表示が行なわれる
が、このときにも表示装置10には選択画面を表示して
おけば、利用者はいつでも情報の分類を変更することが
できる。
【0042】次に、第3の実施の形態に係る処理を説明
する。過去に全く自動取引装置を利用したことがなかっ
たり、非常に久しぶりに利用する場合などは、利用者が
その操作方法に戸惑うことが予想される。そこで、第3
の実施の形態では、利用者の過去の利用状況によって、
適切と思われる情報を自動的に表示装置10に表示する
ものである。
【0043】以下、具体的な処理を図5に示すフローチ
ャートを参照して説明する。たとえば、銀行の自動取引
装置の場合、利用者は、まず磁気カードや通帳などを挿
入するが、通帳プリンタユニット11あるいはカードリ
ーダ・レシートプリンタユニット12において磁気カー
ドや通帳から読取った利用者識別情報(たとえば、暗証
番号)を基にホストコンピュータ29に問い合わせるこ
とにより、その利用者の過去の取引状況を調査する。こ
の調査の結果、過去に取引を行なったことがなかった
り、一定期間操作を行なっていなかったという結果がで
た場合、この利用者は本取引に関する操作方法に慣れて
いないのではないかと推測する。
【0044】そこで、第1の実施の形態で示したよう
に、説明が必要かを利用者に尋ね、必要であれば表示装
置10に説明員の映像や操作案内を表示して、操作手順
の説明を行なう。
【0045】また、たとえば、視覚障害者や年配者の場
合には、視覚が劣ることが考えられるので、文字の大き
い表示画面や、コントラストの強いデザイン画面や、よ
り立体的に見える3次元画面を選択して表示することも
可能である。このとき、音を鳴らしたり、画面を点滅し
たりなどして、注意を引くことも必要である。
【0046】このように、上記実施の形態によれば、手
元だけでなく左右または前方に仕切り板を兼ねたパネル
状の表示設置を設置し、これに文字情報、映像、アニメ
ーションなど様々な情報を表示することによって、あた
かも係員が横に立って説明を行なっているかのような、
より自然でユーザフレンドリなマンマシンインタフェー
スが実現できる。
【0047】また、利用者の過去の利用状況によって適
切な情報を表示したり、利用者の好みを登録して次回の
使用時に自動的に同様の情報を表示するなど、利用者ご
とのカスタマイズも可能となり、非常に便利なものとな
る。
【0048】なお、前記実施の形態では、主に銀行など
の金融機関において用いられる自動取引装置に適用した
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、たとえば、利用者の操作により各種券類を自
動的に販売する自動券売機や、利用者の操作により各種
ゲームを行なうゲーム端末装置などにも同様に適用でき
る。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、従
来は閉鎖的だった仕切られた空間に様々な情報を表示す
ることによって、ユーザフレンドリな空間に変え、より
自然なマンマシンインタフェースが実現できる情報端末
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動取引装置の外観
構成を示す斜視図。
【図2】自動取引装置の全体的な構成を概略的に示すブ
ロック図。
【図3】第1の実施の形態に係る処理を説明するフロー
チャート。
【図4】第2の実施の形態に係る処理を説明するフロー
チャート。
【図5】第3の実施の形態に係る処理を説明するフロー
チャート。
【符号の説明】
1……本体、2……接客操作面(操作部)、3……紙幣
口、4……硬貨口、5……通帳口、6……カード口、7
……音声案内用のスピーカ、8……タッチパネル、9…
…カラー液晶表示装置、10……表示装置、11……通
帳プリンタユニット、12……カードリーダ・レシート
プリンタユニット、13……紙幣入出金ユニット、14
……硬貨入出金ユニット、15……制御ユニット、16
……音声案内ユニット、21……タッチパネル制御部、
22……表示制御部、23……表示制御部、24……記
憶部、25……ハードディスク装置、26……伝送制御
部、27……主制御部、28……通信回線、29……ホ
ストコンピュータ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部を有し、この操作部において表示
    される操作案内に基づき利用者が所定の操作を行なうこ
    とにより、その操作に応じた所定の動作を行なう情報端
    末装置において、 該情報端末装置の本体の近傍に設けられ、各種情報を表
    示する表示装置と、 この表示装置に前記操作案内に対応する情報を表示する
    よう前記表示装置を制御する表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記表示装置に対
    し、文字や画像を用いて前記操作案内に対応する情報を
    表示するとともに、これと同時に操作案内説明員の映像
    を実写やアニメーションなどによって表示するよう制御
    することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記表示装置はパネル状に形成されてい
    て、該情報端末装置の本体の側部に隣接機器との仕切り
    板を兼ねて設置されることを特徴とする請求項1記載の
    情報端末装置。
  4. 【請求項4】 操作部を有し、この操作部において表示
    される操作案内に基づき利用者が所定の操作を行なうこ
    とにより、その操作に応じた所定の動作を行なう情報端
    末装置において、 該情報端末装置の本体の近傍に設けられ、各種情報を表
    示する表示装置と、 この表示装置に表示するための各種情報を記憶している
    記憶手段と、 前記表示装置に表示する情報を前記利用者が選択する選
    択手段と、 この選択手段で選択された情報を前記記憶手段から検索
    し、それを前記表示装置に表示する表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段による表示情報の選択、お
    よび、前記表示制御手段によるその選択された情報の表
    示制御は、前記操作部において利用者が次の操作を待機
    している期間に行なわれることを特徴とする請求項4記
    載の情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段で選択された表示情報を記
    憶しておき、同一利用者が次回の利用の際にはその記憶
    しておいた表示情報が自動的に選択されることを特徴と
    する請求項4記載の情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記表示装置はパネル状に形成されてい
    て、該情報端末装置の本体の側部に隣接機器との仕切り
    板を兼ねて設置されることを特徴とする請求項4記載の
    情報端末装置。
  8. 【請求項8】 操作部を有し、この操作部において表示
    される操作案内に基づき利用者が所定の操作を行なうこ
    とにより、その操作に応じた所定の動作を行なう情報端
    末装置において、 該情報端末装置の本体の近傍に設けられ、各種情報を表
    示する表示装置と、 前記利用者の該情報端末装置の過去の利用状況を調査す
    る調査手段と、 この調査手段の調査結果に基づき前記利用者に適切と思
    われる前記操作案内に対応する情報を決定する決定手段
    と、 この決定手段で決定された情報を前記表示手段に表示す
    る表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする情報端末装置。
  9. 【請求項9】 前記過去の利用状況とは、特定の操作を
    過去に行なったことがあるか、あるいは、一定期間操作
    を行なったことがないかである請求項8記載の情報端末
    装置。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段は、前記表示装置に
    対し、文字や画像を用いて前記操作案内に対応する情報
    を表示するとともに、これと同時に操作案内説明員の映
    像を実写やアニメーションなどによって表示するよう制
    御することを特徴とする請求項8記載の情報端末装置。
  11. 【請求項11】 前記表示装置はパネル状に形成されて
    いて、該情報端末装置の本体の側部に隣接機器との仕切
    り板を兼ねて設置されることを特徴とする請求項8記載
    の情報端末装置。
JP8169297A 1997-03-31 1997-03-31 情報端末装置 Pending JPH10275266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169297A JPH10275266A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 情報端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169297A JPH10275266A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 情報端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10275266A true JPH10275266A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13753424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8169297A Pending JPH10275266A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 情報端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10275266A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244158A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Teraoka Seiko Co Ltd セルフスキャニングシステム
JP2009157693A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Canon It Solutions Inc データ入力装置、データ入力方法、そのプログラムおよび記憶媒体
JP2009301098A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244158A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Teraoka Seiko Co Ltd セルフスキャニングシステム
JP2009157693A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Canon It Solutions Inc データ入力装置、データ入力方法、そのプログラムおよび記憶媒体
JP2009301098A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101290698A (zh) 自动交易装置
JPH10275266A (ja) 情報端末装置
JPH1055468A (ja) 自動取引システム及び自動取引装置
JPH11283080A (ja) 自動取引装置およびその制御方法
JP4752091B2 (ja) 自動取引装置の案内表示装置
JPH10105782A (ja) 自動取引装置並びに自動取引装置における操作画面表示方法
JPH1027275A (ja) 自動取引装置における操作画面表示方法
JPH05266304A (ja) 現金自動預払機
KR19990037852A (ko) 동전지급이가능한은행거래처리장치및그방법
JP2005115679A (ja) 自動取引装置
JPH1063880A (ja) 接客装置
KR100564017B1 (ko) 별도의 광고표시부를 구비한 금융자동화기기
JP2000172945A (ja) 自動取引装置、自動取引システムおよび自動取引装置の問合せ処理方法
JPH0877273A (ja) 自動取引装置
JP2855029B2 (ja) 自動取引装置の振込入力選択方法
JP2007087097A (ja) 自動取引装置
WO2001061661A1 (fr) Dispositif pour transactions automatiques
JPH0887644A (ja) 自動取引装置
JPH09231445A (ja) 自動取引装置
JPH10188082A (ja) 自動取引システムおよび取引方法
JPH10261133A (ja) 自動取引装置およびその制御方法
JPH0793433A (ja) 自動取引装置
JPH10171576A (ja) 情報入力装置および自動取引装置
JP2000067303A (ja) 自動取引装置
JPH0793438A (ja) 自動取引装置