JPH10274916A - 動画ホログラム書き換え表示方法並びに装置 - Google Patents

動画ホログラム書き換え表示方法並びに装置

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JPH10274916A
JPH10274916A JP7962397A JP7962397A JPH10274916A JP H10274916 A JPH10274916 A JP H10274916A JP 7962397 A JP7962397 A JP 7962397A JP 7962397 A JP7962397 A JP 7962397A JP H10274916 A JPH10274916 A JP H10274916A
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JP
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amplitude data
positive
data
hologram
amplitude
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Application number
JP7962397A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Horikoshi
力 堀越
Kazuto Higuchi
和人 樋口
Takaaki Akimoto
高明 秋本
Satoshi Suzuki
智 鈴木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複素振幅データを保持しなくても干渉縞書き
変えができ、必要な記憶容量及び伝送容量を削減できる
ホログラム表示方法と装置を提供する。 【解決手段】 干渉縞を複素振幅データとして計算し、
これを濃淡値の正値振幅データに変換し、その変換の際
の変換パラメータを保持して、正値の振幅データと変換
パラメータを表示装置側に伝送する。表示装置側では、
正値の振幅データを表示することで、ホログラムとして
立体像を見ることができる。ここで、移動物体等、ホロ
グラム表示空間内に変位部分が発生した場合、当該物体
についてのみ同様に正値振幅データと変換パラメータを
逐次表示装置側へ伝送する。表示装置側では、送られて
きた正値振幅データを、変換パラメータを用いて正負振
幅を有する干渉縞に再変換し、既に表示している正値振
幅データも同じく再変換し、再変換された干渉縞同士の
加減演算を行って、干渉縞合成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機ホログラム
として生成された干渉縞を電子ディスプレイなどの表示
装置に表示し、この干渉縞を書き変えることにより動画
ホログラムを実現するためのホログラムデータの書き変
え技術に関する。
【0002】
【従来の技術】物体からの光の波面を計算により求め、
ある特定の面上での波面の干渉縞を計算機で求める計算
機ホログラムでは、従来、計算時は波面を複素振幅で表
し、実際にディスプレイに表示する際に、ディスプレイ
の表示できる階調(例えば256階調)に変換して表示
している。
【0003】つまり、物体光をE、参照光をRとすると
き、これらの光の和の二乗を求める。
【0004】 │E+R│2=│E│2+│R│2+Re[ER’]+Im[E’R]…(1) ただし、R’,E’はR,Eの共役複素数、Reは実数
部を表す記号、Imは虚数部を表す記号ある。そして、
実数部のみを取り出し、正の値のみの振幅に変換するこ
とで、濃淡情報として記述し、ホログラム(即ち干渉
縞)として表示することができる。
【0005】ところが、一度このような処理を施すと、
干渉縞のデータは、正の値のみになってしまっているた
め、新たな物体の波面を合成しようとする場合、位相差
による干渉が正確に表示できず、干渉縞の合成ができな
くなる。そこで通常、干渉縞の生成には、複素振幅値の
データを保持し、複素振幅同士の合成を行なうといった
方法がとられている。
【0006】しかし、ホログラムのデータ量は膨大であ
り、上記のような干渉縞書き変えを行なうために複素振
幅値のデータを保持するには、膨大な記憶容量が必要と
される。これは、干渉縞表示のためには、画索幅数ミク
ロン以下の解像度が必要であることに起因する。一例を
示すと、仮に1ミクロンピッチの画面(1インチサイ
ズ)を想定しても、20320×15240画素が必要
になり、これだけの画像を記憶するためには、約310
MBもの記憶容量が必要になる。また、ホログラムの計
算では、各画素毎に、全ての物体からの波面を計算する
ため、必要な計算量は膨大であるという問題がある。さ
らに、干渉縞生成装置と表示装置が離れていて、干渉縞
のデータを伝送する必要がある場合は、一フレームあた
り、上記の例では310MB相当が必要であり、リアル
タイム動画を実現するためには、数十GBオーダの大容
量のホログラムデータ(映像データ)を毎秒伝送しなけ
ればならないという問題があった。
【0007】そこで、従来手法の応用として考えられる
方法は、変化部分のみを書き変えるという方法である
が、上述のように表示装置に対応した濃淡表現になって
いる干渉縞に対しては干渉合成を行なうことができない
ため、変換以前の大容量のデータを保持しておく必要が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術またはその応用により動画ホログラムを表示するため
には、大容量のメモリあるいは伝送路が必要であった。
これは、従来の映像伝送方法(干渉縞の濃淡情報を伝送
する方法)では、伝送先で部分書き変えができないた
め、ホログラムを毎秒、全面書き変える必要があること
に起因する。また、干渉縞の部分的な書き変えを可能に
するためには、変換以前の複素振幅の大容量データを保
持していればならないことに起因する。つまり、元の複
素振幅データを保持しておけば、書き変え部分の干渉縞
の加減算を行なうことで、容易に移動物体の表示は可能
となる。
【0009】しかしながら、上記従来のホログラム表示
技術においては、ホログラムとして表示装置に表示する
段階で、正負の振幅値を有する干渉縞は正の値の濃淡表
示に変換してしまうため、干渉縞の合成が、波面の加減
算処理で行うことができなくなり、干渉縞の部分書き換
えが出来ないという問題がある。例えば、図3に示すよ
うに、本来34に示すような正負の振幅値を持つ波面で
あっても、振幅値を正の値としたときの31のような波
面を干渉縞として利用する。そのため、31の波面と3
2の波面を合成すると、33の波面で示すように、振幅
幅は2aとなってしまう。一方、階調を正の値にする以
前の波面でつまり、34及び35の波面で合成すると、
36のようになり、この波面を正の値のみに変換すると
37のように、合成後の階調レベルはaということにな
る。このように、同じ波面の合成であっても、振幅値が
異なるということは、干渉縞の結果も異なるということ
であり、正の値への変化後のデータだけでは、正確な干
渉縞の合成ができていない。
【0010】本発明は、上述したような従来技術が有す
る問題点に鑑みてなされたもので、複素振幅のデータを
保持していなくとも、干渉縞の書き変えを行ない、必要
な記憶容量並びに伝送容量を削減することができる動画
ホログラム書き換え表示方法並びに装置を提供すること
を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の方法として、本発明は、動画ホログラムを表示するた
めの方法であって、表示対象空間内の物体からの光と参
照光の干渉縞を複素振幅データとして求める過程と、前
記求めた複素振幅データから正値のみの振幅データに変
換するとともに、前記変換のためのパラメータを保持す
る過程と、干渉縞書き換え時に、前記正値の振幅データ
を前記保持されたパラメータを用いて正負値の振幅デー
タに再変換して干渉縞合成を行なう過程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0012】あるいは、表示対象空間内の物体からの光
と参照光の干渉縞を複素振幅データとして求める過程
と、前記求めた複素振幅データから正値のみの振幅デー
タに変換するとともに、前記変換のためのパラメータを
保持する過程と、前記変換された正値の振幅データ並び
に前記保持されたパラメータを表示手段へ伝送する過程
と、前記表示手段側にて、干渉縞書き換え時に、前記伝
送された正値の振幅データを前記伝送されたパラメータ
を用いて正負値の振幅データに再変換して干渉縞合成を
行なう過程と、を有することを特徴とする。
【0013】同じく上記課題を解決するための装置とし
て、本発明は、ホログラムを書き換え可能な表示手段に
表示する装置であって、表示対象空間内の物体からの光
と参照光の干渉縞を複素振幅データとして計算する手段
と、前記計算された複素振幅データを正値のみの振幅デ
ータに変換する手段と、前記変換のためのパラメータを
保持する手段と、前記変換された正値の振幅データを前
記保持されたパラメータを用いて正負値の振幅データに
再変換する手段と、干渉縞書き換え時に、前記再変換さ
れた正負値の振幅データにより干渉縞合成を行う手段
と、を備えることを特徴とする。
【0014】あるいは、表示対象空間内の物体からの光
と参照光の干渉縞を複素振幅データとして計算する手段
と、前記計算された複素振幅データを正値のみの振幅デ
ータに変換する手段と、前記変換のためのパラメータを
保持する手段と、前記変換された正値の振幅データと前
記保持されたパラメータを送受信する手段と、前記送受
信する手段により受信した正値の振幅データを該受信し
たパラメータを用いて正負値の振幅データに再変換する
手段と、干渉縞書き換え時に、前記再変換された正負値
の振幅データにより干渉縞合成を行う手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0015】本発明では、複素振幅として計算された干
渉縞のデータを濃淡値に変換する際の、変換パラメータ
を保持し、表示手段側に伝送する必要がある場合には濃
淡値のデータと変換パラメータを同時に伝送する。表示
手段側では、濃淡情報を表示することで、ホログラムと
して立体像を見ることができる。また、移動物体等、ホ
ログラム表示空間内に変位部分が発生すると、当該物体
の干渉縞を生成し、この干渉縞から、濃淡値並びに変換
パラメータを逐次表示手段側へ送る。表示手段側は、送
られてきた濃淡情報を変換パラメータを用いて、元の干
渉縞に変換し、正負振幅を有する干渉縞どうしの加減演
算を行うようにする。正の値のみに変換された干渉縞デ
ータどうしでは、波面の干渉を正確に生成させることは
出来ないが、正負の値に変換することで、大容量の正負
値の干渉縞データを保持することなく波面の合成を加算
処理のみで行うことを可能とし、膨大な記憶容量の必要
をなくす。また、変更対象部分のみを干渉縞計算対象と
することで、計算量を大幅に削減可能とする。また、正
の値の干渉縞データと、変換パラメータを同時に伝送す
ることで、伝送先において、容易に干渉縞を合成できる
ようにし、書き変え部分のみの干渉縞とそのパラメータ
を送信すれば良いようにすることで、大容量の伝送路の
必要をなくす。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施形
態例を説明する。
【0017】図1は、本発明の方法での一実施形態例を
示すフローチャートであって、(a)は干渉縞生成装置
側の処理手順を、(b)は表示装置側の処理手順を示
す。
【0018】始めに、干渉縞生成装置側の処理手順につ
いて述べる。まず、表示対象物による光の波面の干渉縞
を計算し、複素振幅のデータを求める(ステップ10
1)。次に、複素振幅から実部を取り出し、正負の値を
有するデータとして計算された振幅をAとする。この振
幅Aに変換パラメータ(例えば、バイアスα1を加え
て、全て正の値になるようなバイアス値)を決定する
(ステップ102)。送信するホログラムデータとし
て、正の振幅データApを生成し(ステップ103)、
ホログラムデータとして、正の振幅の干渉縞データ(濃
淡情報)と、バイアスα1を同時伝送する(ステップ1
07)。また、表示対象物に変化が生じた場合(例え
ば、ある物体が移動した場合、変形した場合など)は、
再度ステップ101から104の処理を繰り返す(ステ
ップ108)。追加データの場合(ステップ104)、
追加データのフラグを立てて(ステップ105)、逐次
ホログラムデータの伝送を行う(ステップ107)。
【0019】続いて、表示装置側の手順について述べ
る。表示装置側では、ホログラムデータを受信すると
(ステップ110)、正の振幅データと変換パラメータ
を分離し(ステップ111)、ホログラム表示装置に表
示する(ステップ117)。このとき、追加データのフ
ラグが立っている場合(ステップ112)、表示装置側
は、既に表示している干渉縞Apを、同時に送られてき
た変換パラメータα1を用いて、正負値を持つ波面情報
(干渉縞)Aに再変換し(ステップ113)、追加デー
タの干渉縞Bpも同様に同時に伝送されてきた変換パラ
メータα2を用いて正負値を持つ波面情報(干渉縞)B
に再変換し(ステップ114)、2つの再変換された波
面情報A,Bを合成して新しい干渉縞Cを生成する(ス
テップ115)。つまり、干渉縞A,Bの各画素の振幅
a,bについて、新しい干渉縞Cの画素の振幅値cを c=(a−α1)+(b−α2) …(2) により計算する。
【0020】次に、干渉縞Cの全ての値が正になるよう
なバイアスα3を求めるとともに(ステップ116)、
正の振幅データCpを新しい表示データとして表示する
(ステップ117)。以上のステップを繰り返すこと
で、逐次新しい干渉縞を逐次書き変え、動画ホログラム
を実現する。
【0021】上記の例は、伝送する振幅データのダイナ
ミックレンジが広くとれる場合、つまり、各画素当たり
のビット数が多くなるため、比較的伝送容量に余裕があ
る場合である。
【0022】しかし、伝送容量が少ない場合、一画素当
たりの情報量も限定しなければならない。例えば、表示
装置側では256階調しか表示できない場合、干渉縞の
振幅データの最大値M並びに最小値Lを求める。次に、
複素振幅データを256レベルに正規化する。例えば、
正規化以前の振幅レベルfを正規化後、g濃淡レベルに
なったとすると、変換式は、次式になる g=256(f+│L│)/(M−L) …(3) 次に、表示装置に送る干渉縞としては、正規化後の振幅
データと同時に、前述のM,Lを附属パラメータとして
添付して送信するようにする。
【0023】表示装置側では、送られてきた振幅データ
をホログラム表示装置に表示し、立体映像を生成する。
【0024】以上のような処理並びに変換パラメータを
加え、波面の合成の際に元の正負の振幅データへの再変
換時に利用することで、伝送容量の制約の中で、ホログ
ラムデータを送受信することが出来る。
【0025】次に、上述のような特徴部分を実行する本
発明の動画ホログラム表示装置の一実施形態例を述べ
る。
【0026】図2は、本発明による装置の一実施形態例
を示したブロック図であり、21は干渉縞計算手段、2
2は変換パラメータ決定手段、23はホログラムデータ
生成手段、24は伝送手段であり、ホログラム生成装置
を構成している。また、25は受信手段、26はホログ
ラムデータ保持手段、27はホログラム合成手段、28
はホログラム表示手段であり、表示装置を構成してい
る。29は、上記のホログラム生成装置と表示装置を接
続する伝送路である。
【0027】干渉縞計算手段21により計算された干渉
縞は、変換パラメータ決定手段22にて正値の振幅に変
換するための変換パラメータ値を決定する。ホログラム
データ生成手段23では、正値の振幅データに変換し、
変換パラメータを添付して、ホログラムデータを生成す
る。ホログラムデータは、伝送手段24および伝送路2
9を通して受信手段25へ送られる。
【0028】以上のように構成された表示装置の動作を
説明する。受信手段25では、振幅データ並びにバイア
スを読み取り、これらをホログラムデータ保持手段26
に転送するとともに、干渉縞のデータをホログラム表示
手段28に送り、表示手段28では、当該装置の階調幅
に変換して表示する。
【0029】干渉計算手段21にて、新たに、書き換え
部分の干渉縞が計算されると、正値の振幅データ、変換
パラメータ並びに追加データのフラグを立てて、ホログ
ラムデータとして伝送される。
【0030】受信手段25で追加データであることを検
出すると、ホログラムデータ保持手段26では、先に送
られてきている振幅データを保持していた変換パラメー
タを使って、正負の振幅データに再変換し、同様に新た
に送られてきたデータも正負の振幅データに変換する。
干渉縞合成手段27では、この2つの振幅データを加算
し、正の振幅データを生成すると共に、正値にするため
の新しい変換パラメータを記憶する。正値の振幅データ
は表示手段28に送られて、干渉縞が書き換えられる。
【0031】以上の処理を繰り返すことで、動画ホログ
ラムが実現できる。
【0032】上述のような制御態様をとれば、伝送すべ
きデータとしては、変位空間に対応する一部分の干渉縞
のみを伝送することで、ホログラム全体の書き換えがで
きることになる。
【0033】なお、上記実施形態例では、変換パラメー
タとして、バイアス、正規化の上下限値を用いている
が、正負の値を有する波面と正値のみの波面との変換、
逆変換が可能なようにパラメータを選定すればよく、パ
ラメータの種類は特定されない。また、上記では、干渉
縞生成装置と表示装置が離れていて、伝送を行う例を示
したが、干渉縞生成手段と表示手段が一体の装置であっ
ても適用可能であることは明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、大
容量の複素振幅データを保持することなしに、容易に干
渉縞の書き換えが可能になり、記憶容量が削減できる。
【0035】また、変化のあった物体のみが、追加デー
タとしての干渉縞計算対象であるため、演算量が大幅に
低減でき、より高速に動画が表示できる。
【0036】また、送信データとしては、従来の映像デ
ータに対応する正の値のみの振幅データ並びに、変換パ
ラメータを同時に伝送するだけで、伝送先で容易に干渉
縞の書き換えが可能になる。
【0037】また、部分書き換えが可能であるため、伝
送するデータは、全画面ではなく、変更部分のみの伝送
でよく、伝送容量を削減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は、本発明の方法の一実施形態
例を示すフローチャートである。
【図2】本発明の装置の一実施形態例を示すブロック図
である。
【図3】(a),(b)は、波面の合成方法を説明した
図である。
【符号の説明】
21…干渉縞計算手段 22…変換パラメータ決定手段 23…ホログラムデータ生成手段 24…伝送手段 25…受信手段 26…ホログラムデータ保持手段 27…ホログラム合成手段 28…ホログラム表示手段 31,32…正値の振幅を有する波面 33…波面31と32を足し合わせた場合の波面 34,35…正負値の振幅を有する波面 36…波面34と35を足し合わせた波面 37…36の波面を振幅aを有する波面を正値に変換し
た場合の波面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 智 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画ホログラムを表示するための方法で
    あって、 表示対象空間内の物体からの光と参照光の干渉縞を複素
    振幅データとして求める過程と、 前記求めた複素振幅データから正値のみの振幅データに
    変換するとともに、前記変換のためのパラメータを保持
    する過程と、 干渉縞書き換え時に、前記正値の振幅データを前記保持
    されたパラメータを用いて正負値の振幅データに再変換
    して干渉縞合成を行なう過程と、 を有することを特徴とする動画ホログラム書き換え表示
    方法。
  2. 【請求項2】 動画ホログラムを表示するための方法で
    あって、 表示対象空間内の物体からの光と参照光の干渉縞を複素
    振幅データとして求める過程と、 前記求めた複素振幅データから正値のみの振幅データに
    変換するとともに、前記変換のためのパラメータを保持
    する過程と、 前記変換された正値の振幅データ並びに前記保持された
    パラメータを表示手段へ伝送する過程と、 前記表示手段側にて、干渉縞書き換え時に、前記伝送さ
    れた正値の振幅データを前記伝送されたパラメータを用
    いて正負値の振幅データに再変換して干渉縞合成を行な
    う過程と、 を有することを特徴とする動画ホログラム書き換え表示
    方法。
  3. 【請求項3】 ホログラムを書き換え可能な表示手段に
    表示する装置であって、 表示対象空間内の物体からの光と参照光の干渉縞を複素
    振幅データとして計算する手段と、 前記計算された複素振幅データを正値のみの振幅データ
    に変換する手段と、 前記変換のためのパラメータを保持する手段と、 前記変換された正値の振幅データを前記保持されたパラ
    メータを用いて正負値の振幅データに再変換する手段
    と、 干渉縞書き換え時に、前記再変換された正負値の振幅デ
    ータにより干渉縞合成を行う手段と、 を備えることを特徴とする動画ホログラム書き換え表示
    装置。
  4. 【請求項4】 ホログラムを書き換え可能な表示手段に
    表示する装置であって、 表示対象空間内の物体からの光と参照光の干渉縞を複素
    振幅データとして計算する手段と、 前記計算された複素振幅データを正値のみの振幅データ
    に変換する手段と、 前記変換のためのパラメータを保持する手段と、 前記変換された正値の振幅データと前記保持されたパラ
    メータを送受信する手段と、 前記送受信する手段により受信した正値の振幅データを
    該受信したパラメータを用いて正負値の振幅データに再
    変換する手段と、 干渉縞書き換え時に、前記再変換された正負値の振幅デ
    ータにより干渉縞合成を行う手段と、 を備えることを特徴とする動画ホログラム書き換え表示
    装置。
JP7962397A 1997-03-31 1997-03-31 動画ホログラム書き換え表示方法並びに装置 Pending JPH10274916A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064956A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Toshiba Corp ホログラム作製方法および作製装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013064956A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Toshiba Corp ホログラム作製方法および作製装置

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